JP2736023B2 - バイブレータ取付構造、バイブレータ取付用保持具、および、バイブレータ取付方法 - Google Patents

バイブレータ取付構造、バイブレータ取付用保持具、および、バイブレータ取付方法

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JP2736023B2 JP6326200A JP32620094A JP2736023B2 JP 2736023 B2 JP2736023 B2 JP 2736023B2 JP 6326200 A JP6326200 A JP 6326200A JP 32620094 A JP32620094 A JP 32620094A JP 2736023 B2 JP2736023 B2 JP 2736023B2
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイブレータ取付構
造、バイブレータ取付用保持具、および、バイブレータ
取付方法に関し、詳しくは、呼出信号に応じてページ
ャ、携帯電話機等の可般型端末を振動させるバイブレー
タにおけるバイブレータ取付構造、バイブレータ取付用
保持具、および、バイブレータ取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ページャ、携帯電話機等の可般型端末に
おいては、着信をユーザに知らせるために携帯電話機等
の筐体を振動させるバイブレータが使用される場合があ
る。このバイブレータは、例えば会議中のように呼び出
し音を鳴動させることができないような場合に、特に有
用なものである。
【0003】一般に、バイブレータは、モータ、およ
び、モータ回転軸に取り付けられた分銅等を備え、分銅
を回転させることにより振動を発生させるよう構成され
ている。そして、このバイブレータは、携帯電話機等の
筐体内部若しくは基板上に直接取り付けられ、分銅の回
転により生じた振動を筐体に伝達する構成となってい
た。例えば、特開平6−125294号公報、および、
特開平1−58261号公報に示されたバイブレータの
取り付け構造にあっては、プラスチックケース(筐体)
の内側にモータ保持部が形成され、このモータ保持部に
バイブレータが取り付けられていた。特開平5−115
80号公報に示されたバイブレータの取り付け構造にあ
っては、保持具によりバイブレータを筐体内部のプリン
ト基板に固定していた。したがって、携帯電話機等にバ
イブレータを取り付ける際には、ユーザ等は筐体を分解
した後でなければ、バイブレータの取り付けを行うこと
はできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のバイブレータ取り付け構造は以下に示すように数々
の問題を抱えていた。
【0005】第1に、携帯電話機購入後に、ユーザ自身
がバイブレータを取り付けるのは極めて煩雑な作業を必
要としていた。警音の機能のみで十分なユーザにとって
は、バイブレータの機能は必ずしも必要であるとは限ら
ない。このため、バイブレータの機能を必要とするユー
ザのみにバイブレータをオプションとして販売し、バイ
ブレータの取り付けをユーザ自身により行わせることが
できれば便利である。ところが、上述した従来のバイブ
レータ取り付け構造は、バイブレータが筐体内部に取り
付けられる構成になっているため、ユーザが筐体を分解
した後でなければバイブレータを取り付けることはでき
ない。したがって、ユーザがバイブレータの取付作業を
行うのは極めて困難であった。
【0006】第2に、モータ回転軸の変形等の重大な事
故が発生していた。バイブレータの振動を大きくするた
めには、モータ回転軸に取り付ける分銅の重量を大きく
する必要がある。ところが、重量の大きな分銅を取り付
けた場合には、落下等の衝撃によりモータ回転軸が弾性
限界を超えて変形し、モータ回転軸が屈曲した状態のま
まとなる場合がある。一方、モータ回転軸の変形を回避
するためには、分銅の重量を軽減しなければならない。
ところが、軽量の分銅によっては大きな振動を発生させ
ることは困難であり、比較的に重量の重い携帯電話機を
十分に振動させることはできない。
【0007】第3に、モータの脱落という問題が発生し
ていた。従来より、モータ取付作業を簡便にするため
に、筐体もしくは保持具に形成された凹部(収容部)に
ネジ等を用いることなくモータをはめ込んでいた。とこ
ろが、モータ周囲の空間は開かれていた(モータの脱落
を防止する部材がモータ脱落方向に存在しなかった)た
め、ユーザが携帯電話機を誤って落下させたような場合
に、落下の衝撃によりモータが凹部から脱落する事故が
発生していた。
【0008】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、バイブレータ取付作業負担の軽
減、モータ回転軸の変形防止、および、モータの脱落防
止を実現可能なバイブレータ取付構造、バイブレータ取
付用保持具、および、バイブレータ取付用筐体を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記第1の課題を解決するためのものであって、可般型
端末の外表を構成する筐体と、この筐体に形成された窓
部と、筐体を振動させるバイブレータと、バイブレータ
を保持するとともに、上記窓部に嵌合するバイブレータ
取付用保持具とを備えたバイブレータ取付構造である。
【0010】請求項2記載の発明は、上記第3の課題を
解決するためのものであって、上記バイブレータ取付用
保持具は、その断面が略コの字型の挟持部を備え、この
挟持部は上記バイブレータを挟持可能であるとともに、
上記窓部は、当該挟持部の開口部に対向する壁部を有す
る請求項1記載のバイブレータ取付構造である。
【0011】請求項3記載の発明は、上記第2の課題を
解決するためのものであって、モータ、および、その回
転軸に取り付けられた分銅を備えたバイブレータを、可
般型端末に取り付けるバイブレータ取付用保持具におい
て、上記バイブレータ取付用保持具は、上記回転軸の端
部が遊嵌する孔が形成された軸受を有することを特徴と
するバイブレータ取付用保持具である。
【0012】請求項4記載の発明は、上記第2の課題を
解決するためのものであって、上記軸受の上記孔の半径
は、上記回転軸の弾性限界量よりも小さく、かつ、上記
回転軸の回転時における偏心量よりも大きいことを特徴
とする請求項3記載のバイブレータ取付用保持具であ
る。
【0013】請求項5記載の発明は、上記第1ないし第
3の課題を解決するためのものであって、上記バイブレ
ータは、モータ、および、その回転軸に取り付けられた
分銅を備え、上記バイブレータ取付用保持具は、上板
と、この上板に対して鉛直に延びた側板と、この側板に
対して鉛直に延びるとともに上記上板と平行な底板と、
上記回転軸の端部が遊嵌する孔が形成された軸受板とを
備え、上記上板および上記底板により上記モータを挟持
し、上記窓部は、上記上板、上記側板、および、上記底
板により囲まれた空間を閉止する壁部と、上記モータの
ワイヤを収容するワイヤ収容部とを有する請求項1記載
のバイブレータ取付構造である。
【0014】請求項6記載の発明は、上記第1の課題を
解決するためのものであって、可般型端末の筐体の窓部
を閉止する閉止部材を、筐体から取り外し、上記筐体を
振動させるバイブレータを保持したバイブレータ取付用
保持具を、上記窓部に嵌入するとともに、このバイブレ
ータ取付用保持具を上記窓部に固定し、この窓部を上記
閉止部材により閉止するバイブレータ取付方法である。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明において、例えばユーザが
可般型端末を購入した後に、バイブレータの機能を必要
としたとする。この場合には、ユーザは、筐体を分解す
ることなく、筐体に形成された窓部に、バイブレータを
保持したバイブレータ取付用保持具を嵌入すれば足り
る。すなわち、筐体を分解する作業労力を必要としない
ため、ユーザはバイブレータの取付作業を容易に行うこ
とができる。また、バイブレータがモータおよび分銅等
により構成されているような場合には、バイブレータの
形状は複雑化なものとなるため、バイブレータ単体を筐
体に取り付けるのは困難を伴う。ところが、窓部に嵌入
し易い形状のバイブレータ取付用保持具にバイブレータ
を予め取り付けておくことにより、バイブレータ取付作
業を容易にすることができる。さらに、複雑な形状のバ
イブレータをバイブレータ取付用保持具により覆い、こ
のバイブレータ取付用保持具を窓部に取付可能とするこ
とにより、筐体窓部の形状を簡略化することができる。
この結果、筐体成形用の金型作成費用を低減することが
可能である。
【0016】請求項2記載の発明において、バイブレー
タ取付用保持具のうち、断面が略コの字型の挟持部はバ
イブレータを挟持する。そして、この挟持部の開口部
(バイブレータが露出する側)は、筐体窓部の壁部に対
向している。このため、落下等の衝撃によりバイブレー
タが挟持部の開口部から脱落しようとしても、開口部に
対向する壁部によりバイブレータの脱落は制止される。
すなわち、本発明によれば、バイブレータの脱落を防止
することが可能である。
【0017】請求項3記載の発明において、分銅が取り
付けられたモータ回転軸の端部は、軸受に形成された孔
に遊嵌している。このため、落下等により、モータの回
転軸が変形したとしても、回転軸の端部は上記孔の内壁
に当たるため、回転軸が弾性限界を超えて変形すること
はない。すなわち、回転軸の変形は、上記孔の内壁によ
り制止される。したがって、本発明によれば、落下時等
における回転軸の破損等を回避することができる。一
方、通常使用時においては、回転軸の端部は、上記孔の
内壁に接触しないため、回転軸と内壁との摩擦音の発生
を防止することができる。
【0018】請求項4記載の発明において、軸受の孔の
半径は回転軸の弾性限界量よりも小さいため、落下時に
おいてモータの回転軸が弾性限界を超えて変形するのを
阻止することができる。また、軸受の孔の半径は、回転
時における回転軸の偏心量よりも大きいため、通常の回
転時において回転軸が孔の内壁に接触することはない。
これにより、回転軸と内壁との摩擦音の発生を防止する
ことができる。
【0019】請求項5記載の発明において、モータをバ
イブレータ取付用保持具に予め取り付け、このバイブレ
ータ取付用保持具を筐体の窓部に嵌入することにより、
バイブレータ取付作業を容易にすることができる。ま
た、バイブレータを筐体の窓部に嵌入した状態において
は、上板、側板、底板により囲まれた空間は窓部の内壁
により閉止される。このため、上板および底板により挟
持されたモータの脱落を防止することが可能である。さ
らに、モータの回転軸の端部は、軸受板の孔に遊嵌して
いる。よって、落下等の衝撃により回転軸が変形したと
しても、回転軸の端部は上記孔の内壁に接触するため、
回転軸が弾性限界を超えて変形することはない。また、
モータのワイヤをワイヤ収容部に収容することにより、
ワイヤが筐体とバイブレータ保持具とに挟まれる等の事
故を回避することができる。
【0020】請求項6記載の発明いおいて、例えばユー
ザは、可般型端末の筐体の窓部を閉止する閉止部材を筐
体から取り外し、バイブレータを保持したバイブレータ
取付用保持具を上記窓部に嵌入する。そして、ユーザ
は、このバイブレータ取付用保持具を上記窓部に固定
し、窓部を閉止部材により閉止する。本発明によれば、
筐体を分解する作業労力を必要としないため、ユーザは
バイブレータの取付作業を容易に行うことができる。ま
た、バイブレータの形状が複雑なためにバイブレータ単
体を筐体に取り付けるのが困難な場合であっても、バイ
ブレータ取付用保持具にバイブレータを予め取り付けて
おくことにより、ユーザはバイブレータ取付作業を容易
に行うことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例を参照し
て説明する。
【0022】(第1実施例) (構成)図1は、本発明の第1実施例に係るバイブレー
タ取り付け構造を備えた携帯電話機(可般型端末)1の
外観図である。詳しくは、図1の(A)は携帯電話機1
の正面図であり、図1の(B)は携帯電話機1の側面図
である。この図において、筐体12は箱型をなし、筐体
正面部12aと筐体背面部12bとに分割可能である。
筐体12の内部には電子部品が実装されたプリント基
板、筐体12を振動させるバイブレータ等が設けられて
いる。筐体12の上部には電波の送受信を行うアンテナ
13が設けられている。また、筐体12の正面には電気
信号を音響信号に変換するスピーカ14、相手先電話コ
ード等を表示する表示部15、送信先電話コード等を入
力するためのプッシュスイッチ16、電話コード等を書
き込むためのインデックスカバー(閉止部材)17、音
響信号を電気信号に変換するマイク18が配設されてい
る。
【0023】インデックスカバー17は矩形の板状をな
し、その表面には透明な樹脂板が張られている。透明な
樹脂板の裏側には、電話コード等を書き込むための用紙
が設けられている。このように構成されたインデックス
カバー17は、筐体12の窓部に着脱自在にはめ込まれ
ている。すなわち、このインデックスカバー17は、ユ
ーザによって自由に着脱されるものである。筐体12に
おけるインデックスカバー17の下部(内側)には、バ
イブレータ収容部が形成されている。したがって、ユー
ザは、インデックスカバー17を外すことにより、バイ
ブレータ収容部にバイブレータを取り付けることが可能
である。
【0024】図2は、本実施例に係るバイブレータ取り
付け構造の概要を表す図である。また、図3は、同バイ
ブレータ取り付け構造の断面図である。これらの図にお
いて、筐体12に形成されたバイブレータ収容部120
は、矩形の窓のうちの対向する2辺から筐体12内部に
向けてそれぞれ延在した板状の壁部121、122と、
ワイヤ31を収容するためのワイヤ収容部123と、バ
イブレータ取付用保持具2をネジ止めするためのネジ止
め部124、125とを備えて構成されている。また、
バイブレータ取付用保持具2は、所定厚さ(例えば、
0.3mm)の金属板を所定形状に屈曲して構成され、
モータ3を保持しながら筐体12に固定されるものであ
る。モータ3の回転軸には、断面が半円の形状をなす2
つの分銅4が並んで固着されている。モータ3の回転軸
は、分銅4の重心から外れた位置を貫通しているため、
分銅の回転とともにモータ3に振動が発生する。モータ
3から延びた2本のリード線31の一端にはコネクタ3
2が取り付けられている。このコネクタ32は、プリン
ト基板19上に実装されたコネクタ受け33に挿入され
ている。
【0025】続いて、バイブレータ取付用保持具2の構
成を図4、図5、図6を参照しながら説明する。図4
は、モータ3を取り付ける前のバイブレータ取付用保持
具2の斜視図、図5はモータ3を取り付けた後のバイブ
レータ取付用保持具2の斜視図である。また、図6の
(A)はバイブレータ取付用保持具2の上面図、同図の
(B)はバイブレータ取付用保持具2の正面図、同図の
(C)はバイブレータ取付用保持具2の裏面図、同図の
(D)はバイブレータ取付用保持具2を矢印Dから見た
側面図、同図の(E)はバイブレータ取付用保持具2の
点E−E’の断面図、同図の(F)はバイブレータ取付
用保持具2の点F−F’の断面図、同図の(G)はバイ
ブレータ取付用保持具2の点G−G’の断面図である。
【0026】これらの図から確認できるように、バイブ
レータ取付用保持具2は、長方形をなす上板20と、上
板20に鉛直に設けられた側板21と、上板20に平行
な底板23と、側板21に鉛直に設けられた軸受板22
と、上板20の両端部に形成された半円状の取付板2
4、25とを備えて構成されている。また、図6の
(F)(G)に示されるように、上板20、側板21、
底板23の断面は、略コの字型をなしている。
【0027】上板20の略中央には、上板20に対する
モータ3の高さ(位置)を調整するための矩形の凸部
(しぼり)204がモータ3側に向かって突出して形成
され、凸部の両端にはモータ3を支持するための爪20
1、202が屈曲して形成されている。また、上板20
の長手方向に亘って細長状の凸部203がモータ3側に
向かって突出して形成されている。このように、凸部2
03を形成することにより、上板20の長手方向の曲げ
強度を高めることが可能となる。
【0028】上板20の2つの短辺には、バイブレータ
取付用保持具2を筐体12にネジ止めするための取付板
24、25が設けられている。また、この取付板の略中
央には、ネジ止め用の孔241、251が形成されてい
る。したがって、ユーザは、孔241、251にネジ5
を挿入し、ネジ5を筐体12のネジ止め部124、12
5に締め付けることにより、モータ3とともにバイブレ
ータ取付用保持具2を筐体12に取り付けることができ
る。
【0029】側板21の中央には、矩形の凸部211が
内側(モータ3が取り付けられる側)に向かって突出し
て形成されている。この凸部211は上記凸部204と
同様に側板21に対するモータ3の高さを定めるための
ものである。底板23の端部233は、その断面が
「く」の字型に屈曲して構成されている。これにより、
モータ3を上板20と底板23との間に挿入する作業が
容易になる。また、底板23には、モータ3を保持する
ための爪231、232が形成されている。これらの爪
231、232に加えて、上記上板20の爪201、2
02により、モータ3を確実に保持することが可能とな
る。
【0030】側板21の端部には側板21に鉛直な軸受
板22が設けられ、軸受板22の略中央には円形孔22
1が形成されている。この円形孔221の直径はモータ
3の回転軸33の直径よりも大きいため、回転軸33の
先端を円形孔221に挿通した場合に、通常は回転軸3
3は円形孔221内壁に接触しない。ところが、携帯電
話機等を落下したような場合には、分銅4が取り付けら
れた回転軸33は変形しようとする。このとき、回転軸
33の先端は円形孔221の内壁に当たるため、回転軸
33が弾性限界を超えて変形することはない。これによ
り、落下時等における回転軸33の破損等を回避するこ
とが可能となる。
【0031】以上のように構成されたバイブレータ取付
用保持具2にモータ3を取り付ける際には、図4および
図5に示すように、回転軸33の先端を円形孔221に
挿通(遊嵌)し、モータ3本体を上板20と底板23と
の間に挟み込む。すると、モータ3本体は、4つの爪2
01、202、231、232によりバイブレータ取付
用保持具2に確実に固定される。
【0032】続いて、図7を参照しながら、バイブレー
タ取り付け用の筐体2の構成を説明する。図7の(A)
は、筐体12のうちの筐体正面部12aの一部を示す正
面図である。また、同図の(B)は同図(A)中のB−
B’における断面図、同図の(C)は同図(A)中のC
−C’における断面図、同図の(D)は同図(A)中の
D−D’における断面図をそれぞれ示している。
【0033】これらの図に示されるように、筐体正面部
12aの下部には、矩形の窓を備えたバイブレータ収容
部120が形成されている。また、このバイブレータ収
容部120は、上述したように、矩形の窓のうちの対向
する2つの長辺から筐体12内部に向けてそれぞれ延在
した板状の壁部121、122と、ワイヤ31を収容す
るためのワイヤ収容部123と、バイブレータ取付用保
持具2をネジ止めするためのネジ止め部124、125
等を備えている。ワイヤ収容部123は、その断面がL
字型をなす板状体123a(図7の(C)を参照)と、
板状体123aおよび壁面121により形成された溝の
一方の開口部を閉止する板123bとにより構成されて
いる。このワイヤ収容部123には、モータ3から延び
たワイヤ31が折り畳まれながら収容される。これによ
り、長く延びたワイヤ31の一部がバイブレータ取付用
保持具2と筐体12との間に挟まれるのを回避すること
ができ、ワイヤ31の断線事故を未然に防止することが
可能となる。
【0034】ネジ止め部124、125の内部には、ナ
ット126、127が埋設されている。仮に、ネジ5を
筐体12に直接取り付けた場合には、バイブレータ取り
付けのためにユーザがネジ5の着脱を繰り返すことによ
り、筐体12側のネジ山が破壊されるおそれがある。と
ころが、本実施例に示されるように、ナット126、1
27にネジ5を取り付けることにより、筐体12側のネ
ジ山の破壊を回避することができる。また、バイブレー
タを筐体12に確実に取り付けることが可能となるとい
う利点も生じる。
【0035】図7の(E)はインデックスカバー17の
裏面図である。このインデックスカバー17は長方形の
板状をなし、その短辺には突起171が形成されてい
る。この突起171は、ネジ止め部124、125と筐
体正面部12a表面との空隙128(図2)にはめ込ま
れる。このように、ユーザはネジ等を用いることなくイ
ンデックスカバー17の着脱を行うことができる。
【0036】図10は、軸受板22および回転軸33を
表す図である。この図に示されるように、円形孔221
の半径は、回転軸33の弾性限界量に比べて小さく、か
つ、分銅4が取り付けられた回転軸33の回転時におけ
る偏心量よりも大きくなっている。例えば、外径0.8
mmの回転軸33の弾性限界量が1.32mmであり
(図11の(B))、かつ、回転軸33の偏心量が1m
mより小さい場合には、円形孔221の半径を約1mm
(内径2mm)に設定するのが望ましい。これにより、
落下時において回転軸33が弾性限界を超えて変形する
のを回避することができる。また、回転軸33の通常の
回転時において、回転軸33は円形孔221内壁に接触
することがないため、回転軸33と円形孔221内壁と
摩擦音の発生を防止することができる。
【0037】回転軸33の弾性限界量は、例えば図11
の(A)の測定方法により測定することが可能である。
以下に、弾性限界量の測定方法を説明する。この図にお
いて、先ず、バイス11aから回転軸33先端までの長
さが12.3mmとなるよう、回転軸33をバイス11
aにより保持する。そして、回転軸33の略中央(回転
軸33先端から6mmの位置)に加重Fを徐々に加え、
回転軸33の弾性限界が生じる直前の加重Fの値を測定
する。また、このときの回転軸33の先端部の変形量
(弾性限界量x)を、ディジタルハイトゲージ(高さ測
定器)11bにより測定する。但し、加重Fの値が”
0”のときの変形量が0.05mm以内である場合に
は、この変形量は誤差範囲であるとみなし、回転軸33
の変形は生じていないものとする。以上の測定方法によ
り、外径0.8mm、材質SUS420J2、硬度60
0(HV)の回転軸33に対して測定を行った。この測
定結果を図11の(B)に示す。この図に示されるよう
に、加重Fが2.96Kg(平均値)において、弾性限
界量xが1.32mmとなることが確認できる。
【0038】(作用)以上のように構成されたバイブレ
ータ取付構造において、先ず、モータ3をバイブレータ
取付用保持具2に取り付ける際には、モータ3の回転軸
33の端部を軸受板22の円形孔221に挿通しなが
ら、モータ3を上板20と底板23との間に挟み込む
(図4、図5)。モータ3は爪201、202、23
1、232により固定されるため、モータ3の脱落等を
回避することができる。なお、ユーザには、このように
ユニット化したバイブレータ(バイブレータ取付用保持
具2に取り付けられた状態のモータ3)を提供するのが
望ましい。これにより、バイブレータ輸送時における回
転軸33の破損等の事故を防止することができる。
【0039】ユーザが、バイブレータを内蔵していない
携帯電話機等を購入後に、バイブレータの機能を必要と
した場合には、ユニット化したバイブレータを購入す
る。そして、ユーザは、筐体12からインデックスカバ
ー17を取り外すとともに、バイブレータ取付用保持具
2の上板20と略同一形状の板金(未図示)を取り外
す。この板金はネジ5によりネジ止め部124、125
に取り付けられており、板金とともに取り外されたネジ
5はユーザがバイブレータを取り付ける際に使用され
る。
【0040】そして、ユーザは、モータ3側のコネクタ
32をプリント基板19上のコネクタ受け33に挿入す
る。これにより、モータ3に電力が供給可能な状態にな
る(図3)。また、ユーザは、ワイヤ31をワイヤ収容
部123に収容し、バイブレータをバイブレータ収容部
120に収容する。続いて、ユーザは、ネジ5を用いて
保持部2のネジ止め板24、25を筐体12側のネジ止
め部124、125に固定する。これにより、バイブレ
ータが筐体12に確実に固定される。最後に、ユーザが
インデックスカバー17を筐体12にはめ込むことによ
り、バイブレータの取り付け作業が終了する。
【0041】上述したように、本実施例にあっては、筐
体12に、バイブレータを収容するためのバイブレータ
収容部12が形成されている。このため、ユーザは、筐
体12を分解することなく、バイブレータ収容部120
にバイブレータを取り付けることができ、バイブレータ
取り付けに要する労力を軽減することが可能となる。ま
た、バイブレータがモータ3および分銅4等により構成
されているような場合には、バイブレータの形状は複雑
なものとなる。ユーザが、このようなバイブレータ単体
を比較的に狭いバイブレータ収容部内において取付作業
を行うのは困難を伴う。ところが、バイブレータ収容部
120に嵌入し易い形状のバイブレータ取付用保持具に
バイブレータを予め取り付けておくことにより、バイブ
レータ取付作業を容易に行うことができる。
【0042】さらに、筐体に取り付け易い形状のバイブ
レータ取付用保持具2を用いることにより、筐体12の
バイブレータ収容部120の形状を簡略化することがで
きる。この結果、筐体12成形用の金型作成費用を低減
することが可能となる。さらに、モータ3およびバイブ
レータ取付用保持具2を一体化することにより、ユーザ
に提供する際の流通コストの低減等を図ることも可能と
なる。
【0043】また、保持部2のうちの上板20は筐体正
面部12aと一体となり、上板20表面と筐体正面部1
2a表面とは連続した滑らかな面を構成している。この
ため、上板20の上に電話コード等が記載された用紙
(インデックス)を載置したとしても、用紙に歪み等が
生じるのを防止することができる。
【0044】また、バイブレータ取付用保持具2に保持
されたモータ3は、バイブレータ単体においては落下等
により図5に示される矢印5Aの側に向けて脱落するお
それがある。ところが、バイブレータをバイブレータ収
容部120に収容した場合に、モータ3の矢印5Aの側
には内壁121(ワイヤ収容部123)が位置する。こ
のため、携帯電話機等の落下等により、モータ3に衝撃
が加わったとしても、モータ3がバイブレータ取付用保
持具2から矢印5Aの方向に脱落するのを防止すること
ができる。
【0045】さらに、モータ3の回転軸33の端部は、
円形孔221に挿通している。したがって、携帯電話機
等が落下、分銅4の重量により回転軸33が変形したと
しても、回転軸33の端部は円形孔221内壁に接触す
るため、回転軸33が弾性限界を超えて変形することは
ない。このため、落下等による回転軸33の破損を防止
することができる。また、従来に比べて重い分銅4を回
転軸33に取り付けることができるため、より大きな振
動を発生させることが可能となる。なお、円形孔221
の半径は、回転時における回転軸4の偏心量よりも大き
いため、通常は回転軸33の端部は円形孔221内壁に
接触することはない。よって、回転軸33が円形孔22
1に接触しながら回転することによる異音の発生を回避
することができる。
【0046】(第2実施例)本実施例の構成は、バイブ
レータ取付用保持具を除いて第1実施例の構成と略同様
である。したがって、バイブレータ取付用保持具を中心
に本実施例の構成を説明する。図8は、第2実施例に係
るバイブレータ取付用保持具を表している。詳しくは、
同図の(A)はバイブレータ取付用保持具80の上面
図、同図の(B)はバイブレータ取付用保持具80の側
面図、同図の(C)はバイブレータ取付用保持具80の
正面図である。このバイブレータ取付用保持具80は上
板81と、側板82、83と、取付板84、85とを備
えて構成されている。略長方形の上板81には、軸受板
811が鉛直方向に向かって形成されている。軸受板8
11の中央には、モータ3の回転軸の直径よりも大きな
円形孔812が形成されている。また、2枚の側板8
2、83は、上板81から鉛直方向に向かって形成さ
れ、それぞれが2つの爪を有している。モータ3は、側
板82、83に設けられた合計4個の爪により固定され
る。上板81の両端には取付板84、85が設けられ、
それぞれの取付板84、85の中央にはネジ止め用の円
形孔が形成されている。
【0047】このように構成されたバイブレータ取付用
保持具80において、モータ3は2枚の側板82、83
に挟まれた状態で保持される。モータ3の回転軸33の
端部は、軸受板811の円形孔812に挿通している。
但し、上述した第1実施例と同様に、回転軸31先端は
円形孔812内壁には接触していない。本実施例の他の
構成については、第1実施例に係る構成と略同様であ
る。したがって、本実施例によっても、第1実施例に係
る効果と略同様の効果を得ることが可能である。但し、
バイブレータ取付用保持具80は、第1実施例に係る底
板23を備えていないため、モータ3は上板81から下
方(筐体12内部側)に脱落するおそれがある。このた
め、筐体12またはプリント基板19に、モータ3の脱
落を防止するような部材を形成することが望ましい。な
お、本実施例および、後述の第3実施例は、本発明の請
求項4には該当していない。
【0048】(第3実施例)本発明の第3実施例を図9
を参照しながら説明する。図9は、第3実施例に係るバ
イブレータ取付用保持具を表している。詳しくは、同図
の(A)はバイブレータ取付用保持具90の上面図、同
図の(B)はバイブレータ取付用保持具90の側面図、
同図の(C)はバイブレータ取付用保持具90の正面図
である。このバイブレータ取付用保持具90は上板91
と、側板92、93と、取付板94、95とを備えて構
成されている。本実施例に係るバイブレータ取付用保持
具90が第2実施例に係るバイブレータ取付用保持具8
0と異なる点は、側板92、93に形成された爪の個数
が合計2個であること、および、上板91に爪913が
形成されていること等である。したがって、モータ3
は、側板92、93に形成された2個の爪と上板91に
形成された爪913とにより固定される。他の構成およ
び効果については、第2実施例に係る構成および効果と
略同様である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を得ることが可能である。
【0050】第1に、バイブレータの取付作業を容易に
行うことが可能となる。本発明によれば、ユーザは、筐
体を分解することなく、筐体に形成された窓部に、バイ
ブレータを保持したバイブレータ取付用保持具を嵌入す
れば足りる。すなわち、筐体を分解する作業労力を必要
としないため、ユーザはバイブレータの取付作業を容易
に行うことができる。また、バイブレータがモータおよ
び分銅等により構成されているような場合には、バイブ
レータの形状は複雑なものとなるため、バイブレータ単
体を筐体に取り付けるのは困難を伴う。ところが、窓部
に嵌入し易い形状のバイブレータ取付用保持具にバイブ
レータを予め取り付けておくことにより、バイブレータ
取付作業を容易に行うことができる。また、バイブレー
タ取付用保持具を筐体に取り付け易い形状にすることに
より、筐体の窓部(バイブレータが取り付けられる部
分)の形状を簡略化できる。この結果、筐体成形用の金
型作成費用を低減することも可能である。また、バイブ
レータ取付用保持具が筐体窓部に嵌入することにより、
バイブレータ取付用保持具と筐体外表とは略連続した平
面を形成する。このため、例えば、窓部をインデックス
カバーの下部に形成したような場合には、電話コード等
を記載するインデックス(用紙)を平坦な平面上に載置
することができ、インデックスに歪み等が発生するのを
防止することができる。
【0051】第2に、モータ回転軸の破損を防止するこ
とが可能となる。本発明にあっては、分銅が取り付けら
れたモータ回転軸の端部は、軸受に形成された孔に遊嵌
している。すなわち、軸受の孔の半径は回転軸の弾性限
界量よりも小さい。このため、落下等により、モータの
回転軸が変形したとしても、回転軸の端部は上記孔の内
壁に当たるため、回転軸が弾性限界を超えて変形するこ
とはない。したがって、本発明によれば、落下時等にお
ける回転軸の破損等を回避することができる。一方、軸
受の孔の半径は回転軸の偏心量よりも大きいため、通常
使用時においては、回転軸の端部は上記孔の内壁に接触
することはない。このため、回転軸と内壁との摩擦音の
発生を防止することができる。
【0052】第3に、落下時の衝撃等に起因するバイブ
レータの脱落を回避することができる。上述したよう
に、バイブレータ取付用保持具のうち、断面が略コの字
型の挟持部はバイブレータを挟持する。そして、この挟
持部の開口部(バイブレータが露出する側)は、筐体窓
部の壁部に対向している。このため、落下等の衝撃によ
りバイブレータが挟持部の開口部から脱落しようとして
も、開口部に対向する壁部によりバイブレータの脱落は
制止される。すなわち、本発明によれば、バイブレータ
の脱落を防止することが可能である。
【0053】さらに、本発明にあっては、モータのワイ
ヤを収容するワイヤ収容部が形成されているため、ワイ
ヤがバイブレータ取付用保持具と筐体窓部に挟まれ、そ
して切断する等の事故を未然に防止することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る携帯電話機の外観図
である。
【図2】本発明の第1実施例に係るバイブレータ取付構
造の概要を表す図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るバイブレータ取付構
造の断面図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るバイブレータ取付用
保持具の斜視図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るバイブレータ取付用
保持具の斜視図である。
【図6】本発明の第1実施例に係るバイブレータ取付用
保持具の詳細を説明するための図である。
【図7】本発明の第1実施例に係るバイブレータ収容部
の詳細を説明するための図である。
【図8】本発明の第2実施例に係るバイブレータ取付用
保持具を表す図である。
【図9】本発明の第3実施例に係るバイブレータ取付用
保持具を表す図である。
【図10】本発明の第1実施例に係る軸受板と回転軸と
を表す図である。
【図11】本発明の第1実施例に係る回転軸の弾性限界
の測定方法、および、測定結果を表す図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機(可般型端末) 2、80、90 バイブレータ保持具 3 モータ(バイブレータ) 4 分銅(バイブレータ) 12 筐体 17 インデックスカバー(閉止部材) 20 上板 21 側板 22 軸受板(軸受け) 23 底板 31 ワイヤ 120 バイブレータ収容部(窓部) 121 内壁(壁部) 123 ワイヤ収容部(ワイヤ収容部、壁部) 221、812 円形孔(孔)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−281630(JP,A) 特開 平4−281629(JP,A) 特開 平6−224816(JP,A) 特開 平8−111961(JP,A) 特開 平8−154118(JP,A) 特開 平8−155391(JP,A) 登録実用新案3007418(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可般型端末の外表を構成する筐体と、 この筐体に形成された窓部と、 筐体を振動させるバイブレータと、 バイブレータを保持するとともに、上記窓部に嵌合する
    バイブレータ取付用保持具とを備えたバイブレータ取付
    構造。
  2. 【請求項2】 上記バイブレータ取付用保持具は、その
    断面が略コの字型の挟持部を備え、この挟持部は上記バ
    イブレータを挟持可能であるとともに、 上記窓部は、当該挟持部の開口部に対向する壁部を有す
    る請求項1記載のバイブレータ取付構造。
  3. 【請求項3】 モータ、および、その回転軸に取り付け
    られた分銅を備えたバイブレータを、可般型端末に取り
    付けるバイブレータ取付用保持具において、 上記バイブレータ取付用保持具は、上記回転軸の端部が
    遊嵌する孔が形成された軸受を有することを特徴とする
    バイブレータ取付用保持具。
  4. 【請求項4】 上記軸受の上記孔の半径は、上記回転軸
    の弾性限界量よりも小さく、かつ、上記回転軸の回転時
    における偏心量よりも大きいことを特徴とする請求項3
    記載のバイブレータ取付用保持具。
  5. 【請求項5】 上記バイブレータは、モータ、および、
    その回転軸に取り付けられた分銅を備え、 上記バイブレータ取付用保持具は、上板と、 この上板に対して鉛直に延びた側板と、 この側板に対して鉛直に延びるとともに上記上板と平行
    な底板と、 上記回転軸の端部が遊嵌する孔が形成された軸受板とを
    備え、上記上板および上記底板により上記モータを挟持
    し、 上記窓部は、上記上板、上記側板、および、上記底板に
    より囲まれた空間を閉止する壁部と、 上記モータのワイヤを収容するワイヤ収容部とを有する
    請求項1記載のバイブレータ取付構造。
  6. 【請求項6】 可般型端末の筐体の窓部を閉止する閉止
    部材を、筐体から取り外し、 上記筐体を振動させるバイブレータを保持したバイブレ
    ータ取付用保持具を、上記窓部に嵌入するとともに、こ
    のバイブレータ取付用保持具を上記窓部に固定し、 この窓部を上記閉止部材により閉止するバイブレータ取
    付方法。
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