JP2517952Y2 - 超音波装置 - Google Patents

超音波装置

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JP2517952Y2
JP2517952Y2 JP7270990U JP7270990U JP2517952Y2 JP 2517952 Y2 JP2517952 Y2 JP 2517952Y2 JP 7270990 U JP7270990 U JP 7270990U JP 7270990 U JP7270990 U JP 7270990U JP 2517952 Y2 JP2517952 Y2 JP 2517952Y2
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ultrasonic
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hole
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浩 潟上
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株式会社カンセイ
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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば自動車に取付けられて、該車体と他
の車体、あるいは建造物等との距離を検知する超音波式
距離センサ等に使用される超音波装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来のこの種の超音波装置の構造としては、第2図及
び第3図に示す如き構造のものがある。すなわち、1は
その超音波装置であって、2はロアハウジング、3はア
ッパハウジングであって、そのロアハウジング2には超
音波素子取付孔4が形成されている。この超音波素子取
付孔4には、超音波素子の防振及び保持のためのゴム製
ホーン5が嵌着されており、このゴム製ホーン5内には
超音波素子6が嵌着されている。このゴム製ホーン5の
内部に嵌着されている超音波素子6の背面は、超音波吸
音のためのゴム製スペーサ7で受けている。8はロアハ
ウジング2内に取付けられているプリント基板であっ
て、このプリント基板上の処理回路(図示せず)にはリ
ード線9を介して前記の超音波素子6に接続される。10
はロウハウジング2内に充填されたモールド部材、11は
アッパハウジング3に取付けられた電線引出し用のグロ
メットを示す。このように構成されている超音波装置1
は取付ねじ12によって車体13に固定され、このとき前記
ゴム製ホーン5の先端部は、車体に固定されたバンパー
14に穿設されている透孔15内に嵌合保持されるように構
成されている。16は透孔15の孔縁に嵌着されている可撓
弾性のゴム製化粧用リングを示す。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このように構成されている超音波装置
1にあっては、該超音波装置1を車体13に、取付ねじ12
によって固定(取付け)するとき、ゴム製ホーン5の中
心軸が、バンパー14に設けられている透孔15の中心軸と
合致させることにより、そのゴム製ホーン5を変形する
ことなく超音波装置1を固定することができるが、例え
ば超音波装置1取付部と、車体13取付部との間に取付け
寸法誤差があると、ゴム製ホーン5の中心軸と透孔15の
中心軸とを合致させることができず、これが原因で両中
心軸が偏心する結果第2図の鎖線で示す如くゴム製ホー
ン5の開口形状が変形し、精度の高い距離検出ができ
ず、距離測定性能が低下するという問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本考案はかかる問題点に着目してなされたものであっ
て、バンパーに設けた透孔にホーンを嵌合するとき、寸
法誤差等により、その透孔の中心軸とホーンの中心軸と
が偏心状態で嵌合されたとしても、そのホーンの口形が
変形されることがないようにするため、ホーンの周囲に
硬質円筒部材を被着してなる超音波装置を提供すること
にある。
[実施例] 以下に本考案を第1図に示す実施例に基いて詳細に説
明するが、本実施例の構造と従来例で説明した構造との
同一部分は、従来例で使用した符号を付して、その同一
構造部分の説明は省略する。
すなわち本実施例にあっては、ゴム製ホーン5の外周
面、特にホーン5の開口部を形成する外周面に、そのホ
ーン5形状の変形を阻止するための硬質円筒部材17を被
着しているものである。
このようにゴム製ホーン5の外周囲に、そのホーン5
の特に開口形状の変形を阻止するための円筒部材17を被
着したものであるから、その超音波装置1の車体13への
取付特に、その取付部の寸法誤差によりゴム製ホーン5
の中心軸と、透孔15の中心軸とが合致せず偏心状態とな
ってホーン5の一部に、その中心軸方向へ押される外力
が作用しても、そのホーン5は円筒部材17の作用により
変形されることがなく、そのホーン5の開口形状が正規
の形状で保持されるため、このホーン5の開口部を経て
伝播される超音波に悪影響が及ぼされることなく、測定
信頼性に優れた超音波装置が提供できるものである。
[考案の効果] 以上のように本考案は、超音波素子6と、該超音波素
子6の前面側に設けられ、上記超音波素子6から発生さ
れる超音波の伝播経路を形成するための軟質ホーン5と
を備えてなる超音波装置において、前記軟質ホーン5
は、その外周囲が硬質筒部材17で保護されている超音波
装置であるから、これによれば、その超音波装置を例え
ば車体等に取付けるとき、その取付部の形状的寸法誤差
により、そのホーン5の外側部に固定物との当接による
変形外力が作用しても、そのホーン5は円筒部材17の作
用により変形されることがなく、そのホーン5の開口形
状が正規の形状で保持されるため、このホーン5の開口
部を経て伝播される超音波に悪影響が及ぼされることな
く、測定信頼性に優れた超音波装置が提供できるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなる超音波装置の実施例を示した要
部断面説明図、第2図は従来例の断面図、第3図は従来
例の要部拡大断面図である。 17……硬質円筒部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波素子(6)と、該超音波素子(6)
    の前面側に設けられ、上記超音波素子(6)から発生さ
    れる超音波の伝播経路を形成するための軟質ホーン
    (5)とを備えてなる超音波装置において、前記軟質ホ
    ーン(5)は、その外周囲が硬質筒部材(17)で保護さ
    れていることを特徴とする超音波装置。
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JP5156461B2 (ja) * 2008-04-15 2013-03-06 本田技研工業株式会社 車両用センサの取付構造

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