JPS6349735Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6349735Y2 JPS6349735Y2 JP17788883U JP17788883U JPS6349735Y2 JP S6349735 Y2 JPS6349735 Y2 JP S6349735Y2 JP 17788883 U JP17788883 U JP 17788883U JP 17788883 U JP17788883 U JP 17788883U JP S6349735 Y2 JPS6349735 Y2 JP S6349735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultrasonic transducer
- housing case
- ultrasonic
- metal film
- transmitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 11
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の分野)
本考案は、送波用超音波振動子により、空間に
超音波を送波し、反射物体よりのその反射波を受
波用超音波振動子により受波するとともに該受波
用超音波振動子からのその受波出力により反射物
体の存在検出もしくはその反射物体までの距離測
定を行なう反射型超音波送受波器に係り、特にそ
のヘツド構造に関する。
超音波を送波し、反射物体よりのその反射波を受
波用超音波振動子により受波するとともに該受波
用超音波振動子からのその受波出力により反射物
体の存在検出もしくはその反射物体までの距離測
定を行なう反射型超音波送受波器に係り、特にそ
のヘツド構造に関する。
(従来技術とその問題点)
この種の反射型超音波送受波器を使用して物体
を検知する原理的な構成を第1図を参照して説明
する。第1図において、駆動回路1および送波用
超音波振動子2により空間へ送波された超音波
は、反射物体3により反射され、受波用超音波振
動子4により受波されて増幅器5により増幅され
る。そして、この増幅器5の出力は検波器6およ
びシユミツト回路7を経た後、パワー回路8によ
り、無接点出力やリレー駆動などの所定の出力と
して用いられるようになつている。ところで、こ
のような送波用超音波振動子と受波用超音波振動
子とを収納したヘツド構造としては第2図に示す
ものが知られている。このヘツド構造は第2図に
示すようにハウジングケース9に一体に形成され
た支持体10上に送波用超音波振動子2および受
波用超音波振動子4を単に接着したものである。
ところが、第2図のヘツド構造では、送波用超音
波振動子2からの超音波による振動がハウジング
ケース9内の支持体10を漏洩伝播し、受波用超
音波振動子4への出力となつて現われる、いわゆ
る干渉波が存在する。この干渉波は、この超音波
送受波器のヘツド構造においては、不要なもので
あり、反射物体3が存在しない場合は、理想的に
はゼロである方が好ましい。この第2図に示すヘ
ツド構造の前記した欠点を解消するために実願昭
57−55886号(実開昭58−158378号)が出願され
ている。この出願に係る従来例は第3図に示すよ
うな構造を有している。第3図に示す従来例のも
のは、ハウジングケース9に第2図のような支持
体10を設けず、これの代わりに送波用超音波振
動子2からの漏洩振動を吸収できる弾性吸収体1
1を設けている。この弾性吸収体11により前記
の漏洩振動は吸収される。しかしながら、第3図
の従来例のヘツド構造では、送波用超音波振動子
2および受波用超音波振動子4のいずれもが電磁
シールドされていないので、前記受波用超音波振
動子4の感度が高いことから、外部からのノイズ
信号に対しては非常に誤動作し易い構造となつて
いる。
を検知する原理的な構成を第1図を参照して説明
する。第1図において、駆動回路1および送波用
超音波振動子2により空間へ送波された超音波
は、反射物体3により反射され、受波用超音波振
動子4により受波されて増幅器5により増幅され
る。そして、この増幅器5の出力は検波器6およ
びシユミツト回路7を経た後、パワー回路8によ
り、無接点出力やリレー駆動などの所定の出力と
して用いられるようになつている。ところで、こ
のような送波用超音波振動子と受波用超音波振動
子とを収納したヘツド構造としては第2図に示す
ものが知られている。このヘツド構造は第2図に
示すようにハウジングケース9に一体に形成され
た支持体10上に送波用超音波振動子2および受
波用超音波振動子4を単に接着したものである。
ところが、第2図のヘツド構造では、送波用超音
波振動子2からの超音波による振動がハウジング
ケース9内の支持体10を漏洩伝播し、受波用超
音波振動子4への出力となつて現われる、いわゆ
る干渉波が存在する。この干渉波は、この超音波
送受波器のヘツド構造においては、不要なもので
あり、反射物体3が存在しない場合は、理想的に
はゼロである方が好ましい。この第2図に示すヘ
ツド構造の前記した欠点を解消するために実願昭
57−55886号(実開昭58−158378号)が出願され
ている。この出願に係る従来例は第3図に示すよ
うな構造を有している。第3図に示す従来例のも
のは、ハウジングケース9に第2図のような支持
体10を設けず、これの代わりに送波用超音波振
動子2からの漏洩振動を吸収できる弾性吸収体1
1を設けている。この弾性吸収体11により前記
の漏洩振動は吸収される。しかしながら、第3図
の従来例のヘツド構造では、送波用超音波振動子
2および受波用超音波振動子4のいずれもが電磁
シールドされていないので、前記受波用超音波振
動子4の感度が高いことから、外部からのノイズ
信号に対しては非常に誤動作し易い構造となつて
いる。
(考案の目的)
本考案は、前記した漏洩振動による干渉波をな
くすとともに、外部ノイズ信号に対しても誤動作
にないようにすることを目的とする。
くすとともに、外部ノイズ信号に対しても誤動作
にないようにすることを目的とする。
(考案の構成と効果)
本考案は、このような目的を達成するために、
送波用超音波振動子と受波用超音波振動子との収
納用空間を備えたハウジングケースを有し、この
ハウジングケースの前記収納用空間の内周面には
電磁シールド用の金属膜を形成するとともに、該
ハウジングケースの前記各収納用空間内に送波用
超音波振動子と受波用超音波振動子とを所定間隔
離隔して配置し、前記両超音波振動子とハウジン
グケースの内周面との間には超音波吸収性と導電
性とを有する介装部材を設け、前記金属膜をアー
ス用端子に接続するようにしている。したがつ
て、本考案によれば、送波用超音波振動子と受波
用超音波振動子との間には超音波吸収性の介装部
材が挿入されているので、送波用超音波振動子か
らの漏洩振動が該介装部材により吸収されて受波
用超音波振動子に伝播することはなく、また両超
音波振動子はいずれも金属膜により電磁シールド
されているので外部ノイズ信号があつてもこの外
部ノイズ信号によりこの超音波振動子が誤動作す
ることがなくなり、確実なかつ信頼性に優れた超
音波送受波器のヘツド構造を提供することができ
る。
送波用超音波振動子と受波用超音波振動子との収
納用空間を備えたハウジングケースを有し、この
ハウジングケースの前記収納用空間の内周面には
電磁シールド用の金属膜を形成するとともに、該
ハウジングケースの前記各収納用空間内に送波用
超音波振動子と受波用超音波振動子とを所定間隔
離隔して配置し、前記両超音波振動子とハウジン
グケースの内周面との間には超音波吸収性と導電
性とを有する介装部材を設け、前記金属膜をアー
ス用端子に接続するようにしている。したがつ
て、本考案によれば、送波用超音波振動子と受波
用超音波振動子との間には超音波吸収性の介装部
材が挿入されているので、送波用超音波振動子か
らの漏洩振動が該介装部材により吸収されて受波
用超音波振動子に伝播することはなく、また両超
音波振動子はいずれも金属膜により電磁シールド
されているので外部ノイズ信号があつてもこの外
部ノイズ信号によりこの超音波振動子が誤動作す
ることがなくなり、確実なかつ信頼性に優れた超
音波送受波器のヘツド構造を提供することができ
る。
(実施例の説明)
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。第4図は、この実施例に係る超音
波送受波器のヘツド構造の断面図である。この実
施例の超音波送受波器のヘツド構造40は、送波
用超音波振動子41と受波用超音波振動子42と
の収納用空間43,44を備え、かつ絶縁材料で
構成されたハウジングケース45を有する。この
ハウジングケース45の前記収納用空間43,4
4の各内周面46,47には電磁シールド用の銅
やニツケル等の金属膜48がメツキ形成される。
該ハウジングケース45の前記各収納用空間4
3,44内に送波用超音波振動子41と受波用超
音波振動子42とが所定間隔離隔して配置され
る。前記両超音波振動子41,42とハウジング
ケース45の内周面46,47との間には超音波
吸収性と導電性とを有する導電ゴム等の介装部材
49,50が設けられる。前記金属膜48はネジ
切りされたアース用端子51に接続される。52
は、ハウジングケース45と同一の材料で構成さ
れた支持体である。ハウジングケース45の両端
部45a,45bには突起45c,45dがそれ
ぞれ形成される。前記支持体52は、ハウジング
ケース45に形成された各突起45c,45dが
前記支持体52に超音波融着により固定されるこ
とにより、ハウジングケース45に取り付けられ
る。このアース用端子51は、ハウジングケース
45の中央部45eにインサート成形される。こ
のアース用端子51はまた、図示しないリード線
等により第1図の回路の接地端子に接続される。
したがつて、この実施例によれば、受波用超音波
振動子42は、超音波を有する介装部材49,5
0が両超音波振動子41,42の周囲に設けられ
ているので、送波用超音波振動子41からの漏洩
振動が受波用超音波振動子42に伝播することが
なくなる。また、電磁シールド用の金属膜48で
両超音波振動子41,42は覆われるとともに、
その金属膜48はアース用端子51に接続されて
いるので、外部ノイズ信号が到来してもこの外部
ノイズ信号により各超音波振動子41,42が誤
動作することがなくなる。
細に説明する。第4図は、この実施例に係る超音
波送受波器のヘツド構造の断面図である。この実
施例の超音波送受波器のヘツド構造40は、送波
用超音波振動子41と受波用超音波振動子42と
の収納用空間43,44を備え、かつ絶縁材料で
構成されたハウジングケース45を有する。この
ハウジングケース45の前記収納用空間43,4
4の各内周面46,47には電磁シールド用の銅
やニツケル等の金属膜48がメツキ形成される。
該ハウジングケース45の前記各収納用空間4
3,44内に送波用超音波振動子41と受波用超
音波振動子42とが所定間隔離隔して配置され
る。前記両超音波振動子41,42とハウジング
ケース45の内周面46,47との間には超音波
吸収性と導電性とを有する導電ゴム等の介装部材
49,50が設けられる。前記金属膜48はネジ
切りされたアース用端子51に接続される。52
は、ハウジングケース45と同一の材料で構成さ
れた支持体である。ハウジングケース45の両端
部45a,45bには突起45c,45dがそれ
ぞれ形成される。前記支持体52は、ハウジング
ケース45に形成された各突起45c,45dが
前記支持体52に超音波融着により固定されるこ
とにより、ハウジングケース45に取り付けられ
る。このアース用端子51は、ハウジングケース
45の中央部45eにインサート成形される。こ
のアース用端子51はまた、図示しないリード線
等により第1図の回路の接地端子に接続される。
したがつて、この実施例によれば、受波用超音波
振動子42は、超音波を有する介装部材49,5
0が両超音波振動子41,42の周囲に設けられ
ているので、送波用超音波振動子41からの漏洩
振動が受波用超音波振動子42に伝播することが
なくなる。また、電磁シールド用の金属膜48で
両超音波振動子41,42は覆われるとともに、
その金属膜48はアース用端子51に接続されて
いるので、外部ノイズ信号が到来してもこの外部
ノイズ信号により各超音波振動子41,42が誤
動作することがなくなる。
第1図は、反射型超音波送受波器を使用して物
体を検知する原理を説明するための構成図、第2
図は、従来例の断面図、第3図は、他の従来例の
断面図、第4図は本考案の実施例の断面図であ
る。 40は反射型超音波送受波器のヘツド構造、4
1は送波用超音波振動子、42は受波用超音波振
動子、45はハウジングケース、46,47はハ
ウジングケース45の内周面、48は電磁シール
ド用の金属膜、49,50は介装部材、51はア
ース用端子。
体を検知する原理を説明するための構成図、第2
図は、従来例の断面図、第3図は、他の従来例の
断面図、第4図は本考案の実施例の断面図であ
る。 40は反射型超音波送受波器のヘツド構造、4
1は送波用超音波振動子、42は受波用超音波振
動子、45はハウジングケース、46,47はハ
ウジングケース45の内周面、48は電磁シール
ド用の金属膜、49,50は介装部材、51はア
ース用端子。
Claims (1)
- 送波用超音波振動子と受波用超音波振動子との
収納用空間を備えたハウジングケースを有し、こ
のハウジングケースの前記収納用空間の内周面に
は電磁シールド用の金属膜を形成するとともに、
該ハウジングケースの前記各収納用空間内に送波
用超音波振動子と受波用超音波振動子とを所定間
隔離隔して配置し、前記両超音波振動子とハウジ
ングケースの内周面との間には超音波吸収性と導
電性とを有する介装部材を設け、前記金属膜をア
ース用端子に接続してなる反射型超音波送受波器
のヘツド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17788883U JPS6083979U (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 反射型超音波送受波器のヘツド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17788883U JPS6083979U (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 反射型超音波送受波器のヘツド構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6083979U JPS6083979U (ja) | 1985-06-10 |
JPS6349735Y2 true JPS6349735Y2 (ja) | 1988-12-21 |
Family
ID=30386358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17788883U Granted JPS6083979U (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 反射型超音波送受波器のヘツド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6083979U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8527277D0 (en) * | 1985-11-06 | 1985-12-11 | Formula Systems Ltd | Proximity detector |
JP6706882B2 (ja) * | 2015-01-20 | 2020-06-10 | シャープ株式会社 | 自走式掃除機 |
-
1983
- 1983-11-16 JP JP17788883U patent/JPS6083979U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6083979U (ja) | 1985-06-10 |
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