JPS6216695Y2 - - Google Patents

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JPS6216695Y2
JPS6216695Y2 JP1978010254U JP1025478U JPS6216695Y2 JP S6216695 Y2 JPS6216695 Y2 JP S6216695Y2 JP 1978010254 U JP1978010254 U JP 1978010254U JP 1025478 U JP1025478 U JP 1025478U JP S6216695 Y2 JPS6216695 Y2 JP S6216695Y2
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JP
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vibrating body
impedance
electrode
circuit
voltage
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JP1978010254U
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JPS54114508U (ja
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は水中音響探知装置において超音波を送
波及び受波する複合型送受波器に関する。
従来、送受波器は一般に送波時点と受波時点が
重複しない条件を生かして1個の振動子で送波用
と受波用を兼ねていた。しかし送波用振動子は大
きな電力を入れる目的から低インピーダンスの方
が印加電圧を低くとれて好ましいのに反し、受波
用振動子は高インピーダンスの方が高感度が得ら
れて好ましいという矛盾があつた。即ち構造的に
は兼用して1個分ですませると電気的には両者の
性能間に妥協を計らなければならない欠点があつ
た。
この欠点を解決するために、第1図で示すよう
に振動体2の中間部に略直角方向に放射状に振動
体1を設け、各振動体1,2各々別個に最適イン
ピーダンスの設定を可能とした複合型送受波器が
本考案者により提案されている。しかしこの送受
波器は受波出力を増幅する増幅器までの間隔が近
い場合は非常に有効であつたが、遠い場合長いケ
ーブルによつて伝送しなければならずケーブルの
浮遊容量等のために電圧が低下してしまうと言う
難点があつた。尚第1図中、2′は輻射面、3,
4は電極、5〜8は端子、9はケースを各々示
す。
本考案の目的は受波出力をケーブルによつて遠
くまで伝送するのに適した複合型送受波器を提供
することにある。
本考案によれば、第1の振動体の中間部に略直
角方向に第2の振動体を放射状に一体成形した振
動子と、前記第2の振動体用の電極と外部接続端
子との間に接続される前記電極に生ずる過電圧を
吸収する保護回路及び前記電極からの出力電圧を
低下させることなく出力側のインピーダンスを低
くするインピーダンス変換回路とを具備して成る
ことを特徴とする複合型送受波器が得られる。
次に本考案の実施例について第2図を参照して
説明する。第2図は複合型送受波器の断面と付加
回路をブロツクで示してある。従来の複合型送受
波器が第1図に示すように、縦型の振動体2と円
板状の振動体1の一体化された部分と端子7,
8,5,6及び破線で示したケース9とからなる
のに対し、本考案の複合型送受波器は第2図に示
すように、振動体1の電極3,4と端子5,6の
間に保護回路11とインピーダンス変換回路10
が接続された構成となつている。
次にその作用を説明するため、先ず音波を受波
する場合を考える。輻射面2′に音圧が加わる
と、その圧力に応じて振動体2が縦振動する。こ
の縦振動は振動体1の方に振動方向が変換され電
極3,4間に受波音圧に対応した出力電圧が現わ
れる。この電極3,4間の電気的インピーダンス
は送波用の振動体2の電極間インピーダンスとは
無関係に高くとれるため、出力電圧は振動体2だ
けで送受兼用させる構造のものに比べ非常に大き
な出力電圧が得られる。この電圧を直ぐに増幅器
に入力して増幅する場合は高感度の受波器として
有効に利用される。しかし実用上はしばしば数
100mのケーブルを介して増幅器に接続する場合
に遭遇しこの場合ケーブルのインピーダンスが電
極間インピーダンスに比し低いためケーブル内で
電圧が低下してしまう問題があつた。このことを
解決するのがインピーダンス変換器10である。
即ち出力電圧をほとんど低下させることがなく、
しかもインピーダンスは低くなる(例えば1/50
0)ようなインピーダンス変換回路を電極3,4
と出力端子5,6間に挿入すればよい。第3図は
インピーダンス変換回路の一例としてのエミツタ
ーホロワー回路である。
次に振動体2に共振周波数の送信電圧を端子
7,8に加えた場合を考えると振動体2の振動振
幅は受波時の振動振幅に比べ10の数乗倍も大きい
ことが普通である。このため送信時には振動体1
の電極3,4間にも送信電圧を同等あるいはそれ
以上の電圧が現われることがある。従つて前述の
インピーダンス変換回路10が直接接続されてい
ると、この回路は損傷してしまう。保護回路11
はその損傷を防止するために挿入する高電圧のみ
抑圧する回路である。第4図は保護回路11の一
例である。なお、この回路は電源線に信号を重畳
する回路になつていてケーブルの線心数と端子数
を少なくするように構成した回路例である。
以上説明したように、本考案によれば簡単な保
護回路とインピーダンス変換回路を内蔵させるこ
とにより受波感度が良好でかつ長いケーブルで伝
送しても感度の低下が少ない複合型送受波器を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構造を示す断面図、第2図は本
考案による実施例を示す断面図、第3図はインピ
ーダンス変換回路の一例を示す図、第4図は保護
回路の一例を示す図である。 1……振動体、2……振動体、2′……輻射
面、3,4……電極、5,6……端子、7,8…
…端子、9……ケース、10……インピーダンス
変換回路、11……保護回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の振動体の中間部に略直角方向に第2の振
    動体を放射状に一体成形した振動子と、前記第2
    の振動体用の電極と外部接続端子との間に接続さ
    れる前記電極に生ずる過電圧を吸収する保護回路
    及び前記電極からの出力電圧を低下させることな
    く出力側のインピーダンスを低くするインピーダ
    ンス変換回路とを具備して成ることを特徴とする
    複合型送受波器。
JP1978010254U 1978-01-30 1978-01-30 Expired JPS6216695Y2 (ja)

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JPS54114508U JPS54114508U (ja) 1979-08-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5418929Y2 (ja) * 1974-10-14 1979-07-14

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JPS54114508U (ja) 1979-08-11

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