JP3291333B2 - 防水型振動モータを搭載する腕時計型振動報知装置 - Google Patents

防水型振動モータを搭載する腕時計型振動報知装置

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JP3291333B2
JP3291333B2 JP31665292A JP31665292A JP3291333B2 JP 3291333 B2 JP3291333 B2 JP 3291333B2 JP 31665292 A JP31665292 A JP 31665292A JP 31665292 A JP31665292 A JP 31665292A JP 3291333 B2 JP3291333 B2 JP 3291333B2
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忠男 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、腕時計型ページャ
(商品名ポケットベル)又は目覚ましなどの肌に直接ふ
れることのある機器の無音報知源として便利な防水型振
動モータを備えた腕時計型報知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】振動体付腕時計として本出願人は先に実
願昭63−104470号に示すように腕時計本体に振
動源を内蔵してしまうものを提案している。そして振動
発生源としての偏平コアレス振動モータも現在では直径
18mm、厚み3mm程度のものが実用化されはじめて
いるが、腕時計本体に内蔵してしまう場合、やはり時計
本来の機能を発揮させる各部品の他に、ページャ(無線
呼び出し装置)機能を有する部品も必要となるので、必
然的に腕時計の形が維持できず、かなり大きなものにな
ってしまい体裁が悪い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような事情に鑑
み、振動体を腕時計本体より外し、側方へ添設する構造
のものが考えられるが、外方に添設させる場合は、配置
空間に特別な工夫がいると共に、むき出しになって肌に
直接ふれるため、洗顔時の水滴や汗などの影響をさける
必要がある。
【0004】この発明は、上記のような課題を簡単な構
成により解決したもので、構造が簡単な防水型振動モー
タを備え、簡単な構成で、同モータを搭載する空間を特
別配慮する必要のない腕時計型振動報知装置を提供しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するに
は、円筒ケース(1)の底部に内側から突起部(2)を
外方に突き出すように設け、前記軸に偏心ロータ(R)
回転自在に装着し、前記ケースの開口他端部にゴム製
の防水リング(14)を介してブラケット(10)を装
着し、このブラケットで前記軸の他端を受けるように
し、前記偏心ロータにコミュテータ(9)を介して電力
を与える一対のブラシの少なくとも一方のブラシ(1
2)を突き出し端子(11)に接続し、この突き出し端
子(11)を前記ブラケットから軸方向外方に突き出す
ように配すると共に他方のブラシ(15)を前記ケース
の開口他端部に接続させることにより前記突起部と突き
出し端子をそれぞれ一対の給電電極とした防水型振動モ
ータを、腕時計ケース(17a)から突き出された取付
け部(18a)に、少なくとも片側に弾性体(30)を
介し、前記突起部と突き出し端子とで少なくとも一方に
絶縁体(21)を介して支持されば達成できる。
【0006】
【作用】この発明の防水型振動モータは、ゴム製リング
によってモータ内部に水などの浸入を防ぐことができ、
ケースから突き出した取付け部に配したので腕時計本体
に配置する空間を特別に配慮する必要なく、弾性体を介
しているので振動による接触音が軽減される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の構成を図面に示す実施例に
基づき説明する。図1は本発明の一部材である防水型振
動モータの要部断面図であって、1は直径5〜6mm程
度の円筒ケースであり、底部に、このケース自体で内側
に軸が圧入された突起部2を軸方向外方に突き出しする
ことにより設けている。この突起部2の内側はシャフト
3が嵌着される凹所2aとなっている。シャフト3には
偏心軸受部4、4を介して偏心ロータRが回転自在に支
承される。
【0008】偏心ロータRは、シャフト3に固着された
円筒マグネット5の外周に配した円筒コアレス巻線6
と、このコアレス巻線6の両端は、前記偏心軸受部4、
4を介して樹脂製ホルダ7、8で保持されており、コン
ミテータ9を一方に固着させている。なお、図中Eは偏
心おもりであり、Sは空孔である。
【0009】一方、前記シャフト3の他端は、樹脂製ブ
ラケット10に固着される。この樹脂製ブラケット10
には金属製の突き出し端子11が軸方向外方に突き出さ
れるように一体にアウトサート成形され、この突き出し
端子11は前記コンミテータ9に摺接させたブラシ12
の基端がターミナル13を圧入させることによって結線
されている。
【0010】この樹脂製ブラケット10は、前記円筒ケ
ース1の開口部にゴム製の防水リング14を介して嵌着
され、縁を折り曲げてかしめられ、この円筒ケース1の
開口部の一部に、他方のブラシ15がスポットされたタ
ーミナル16の先端が半田付等により結線されている。
【0011】このようにしたので、樹脂製ブラケットの
突き出し端子11と、円筒ケース1の突起部2が給電電
極を兼ねることになる。
【0012】また、ゴムリング14によりモータ内部に
水の浸入が妨げられるので、簡易防水機能を有し、肌に
直接ふれても問題がなくなる。
【0013】図2は上記防水型振動モータを備えた腕時
計型振動報知装置の要部平面図である。腕時計17のケ
ース17aに一体のバンド取付け部の一方18各腕18
a、18bの基端側には、前記防水型振動モータの突き
出し部2、突き出し端子部11がそれぞれ遊嵌する凹所
19、20が一方の凹所19はそのままで、他方の凹所
20は、絶縁体21を介して設けられている。凹所20
には奥に本体から引き出された電極片22が配される。
すなわち、凹所20側は+給電端子となりケース全体が
一電極となっている。なお、凹所19にも絶縁体を介し
て取り付けることもできる。
【0014】バンド取付け部18の各腕18a、18b
の先端には通常のバンド取付け用ピン23が挿着される
穴24、25があり、このピン23を介して金属バンド
Bが取付けられる。
【0015】一方、バンド取付け部の他方31には、超
小型電池26が前記のバンド取付け部と同様な電極構成
でバンド取付け用ピン27と共に配される。
【0016】図中、28は文字盤であり、タイマーやペ
ージャ機能表示部29等が配されている。また、30は
ブラケット側に配したゴム製の弾性体で凹所20に水分
が浸入するのを防ぐ働きと共に、この防水型振動モータ
を突き出し部で取り付けする際のスナップアクション機
能をも有し、さらに振動によるケースとの打撃音がでな
いようにするものである。なお、この弾性体は前記凹所
19側に配してもよい。
【0017】
【発明の効果】この発明の防水型振動モータは上記のよ
うにゴム製の防水リングにより密封できるので、肌に直
接ふれても汗などの浸入が防げ、日常生活的防水効果を
有し、ケースの外方に配したので腕時計本体に配置する
空間を特別に配慮する必要となく、弾性体を介している
ので振動による接触音が軽減される。このモータを備え
た腕時計型振動報知装置全体も日常生活的防水機能を有
するものにできる。
【0018】しかも、この腕時計型振動報知装置への防
水型振動モータを搭載させる手段としてバンド取付け部
分を利用したものでは、バンドだけを全体的に少し短く
するだけで腕時計本体を大きくする必要がなく体裁がよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水型振動モータの一実施例の要部横
断面図である。
【図2】本発明の同モータを搭載した腕時計型振動報知
装置の要部平面図である。
【符号の説明】
1 円筒ケース 2 突起部 R 偏心ロータ 10 ブラケット 11 突き出し端子 14 ゴム製の防水リング 18 バンド取付け部 30 弾性体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒ケース(1)の底部に内側から突起
    部(2)を外方に突き出すように設け、前記軸に偏心ロ
    ータ(R)を回転自在に装着し、前記ケースの開口他端
    部にゴム製の防水リング(14)を介してブラケット
    (10)を装着し、このブラケットで前記軸の他端を受
    けるようにし、前記偏心ロータにコミュテータ(9)を
    介して電力を与える一対のブラシの少なくとも一方のブ
    ラシ(12)を突き出し端子(11)に接続し、この突
    き出し端子(11)を前記ブラケットから軸方向外方に
    突き出すように配すると共に他方のブラシ(15)を前
    記ケースの開口他端部に接続させることにより前記突起
    部と突き出し端子をそれぞれ一対の給電電極とした防水
    型振動モータを、腕時計ケース(17a)から突き出さ
    れた取付け部(18a)に、少なくとも片側に弾性体
    (30)を介し、前記突起部と突き出し端子とで少なく
    とも一方に絶縁体(21)を介して支持させたことを特
    徴とする防水型振動モータを搭載する腕時計型振動報知
    装置。
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KR19990050512A (ko) * 1997-12-17 1999-07-05 이형도 원통형 진동 모터
JP3935384B2 (ja) * 2001-03-23 2007-06-20 株式会社東京信友 バイブレ−ション機能付き腕時計
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