JP2003143798A - 超小型振動モータ組立体 - Google Patents

超小型振動モータ組立体

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JP2003143798A
JP2003143798A JP2001339949A JP2001339949A JP2003143798A JP 2003143798 A JP2003143798 A JP 2003143798A JP 2001339949 A JP2001339949 A JP 2001339949A JP 2001339949 A JP2001339949 A JP 2001339949A JP 2003143798 A JP2003143798 A JP 2003143798A
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vibration motor
electrode
microminiature
wiring board
elastic holder
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JP2001339949A
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English (en)
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Masayuki Eguchi
昌行 江口
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CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
CI Kasei Co Ltd
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 印刷配線板に設けられた電極と超小型振動
モータの電極との取り付けが容易な電極の構造。 【解決手段】 本発明の超小型振動モータにおける電極
は、L字型電極に導出されている。印刷配線板の電極と
前記L字型電極とは、コイルバネからなる導電部材によ
って接続されている。また、前記超小型振動モータは、
弾性ゴムからなるホルダーに包まれる。また、前記ホル
ダーは、前記コイルバネが前記超小型振動モータの電極
とL字型電極とを接続するコイルバネが挿入できる孔を
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、ペー
ジャ、あるいは電子腕時計のような呼び出し、または時
報の伝達を必要とする携帯無線機器における振動発生装
置を構成する超小型振動モータ組立体に関するものであ
る。また、本発明は、超小型振動モータをプリント配線
基板の電極に取り付ける際に、取り付け易く、電気的接
続が容易な超小型振動モータ組立体に関するものであ
る。さらに、本発明は、超小型振動モータをプリント配
線基板に取り付けた際に、振動に対して安定した取り付
けることができると共に、薄型の超小型振動モータ組立
体に関するものである。なお、本発明でいう上記ページ
ャは、携帯している者に対して音または振動により、メ
ッセージが伝送されていることを知らせる一方向のも
の、あるいは双方向の送受信が可能なものを含む。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機、ページャ、あるいは
電子腕時計等のような呼び出し、または時報の伝達を必
要とする携帯無線機器、あるいは携帯用電子機器は、多
数普及されるようになってきた。たとえば、携帯電話機
は、モータの回転軸に取り付けられた高比重合金からな
る偏心した振動子から構成される振動発生装置が取り付
けられており、上記モータの回転により回転軸に取り付
けられた偏心した振動子を回転させている。このような
携帯電話機は、呼び出し音の代わりに携帯者の身体に上
記振動子の振動を伝え、呼び出しのあったことを知ら
せ、周囲の者に不快感を与えない。
【0003】また、本出願人と富士高分子工業株式会社
との共同出願にかかる特開平11−136327号公報
(出願日平成9年10月30日)には、超小型振動モー
タの電極と、プリント配線基板に設けられた電極との電
気的接続をコイル状バネによって行われていることが記
載されている。そして、前記コイル状バネは、これらを
収納する部分を備えたホルダーによって保持されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯無線機器あ
るいは携帯用電子機器に用いる超小型振動モータは、モ
ータハウジングの直径が4mm以下のものが要求される
ようになってきた。しかし、超小型振動モータは、直径
が小さくなるに従い、量産ができず、手作業に頼る部分
が多くなってきた。超小型振動モータの電極から導出さ
れる配線をプリント配線基板の電極に接続する半田付け
作業は、熟練者であっても、時間と根気の必要な作業で
ある。
【0005】近年、超小型振動モータは、振動するた
め、半田付けをしない方がよい部分がある。たとえば、
超小型振動モータの電極部分とプリント配線基板の電極
部分とは、振動が伴うため単に接触だけの方が良い。そ
こで、前記接触部分には、バネが用いられている。
【0006】上記従来例は、たとえば、特開2001−
37150号公報がある。前記公報に記載されている技
術は、折り曲げ部を有する板バネによって、超小型振動
モータの電極とプリント配線基板の電極とを電気的に接
続している。このような取り付けは、半田付けがなく、
超小型振動モータの振動を吸収することができる。しか
し、前記公報の技術は、板バネおよびホルダーの形状が
複雑になるという問題があった。また、前記公報の技術
は、板バネによってプリント配線基板の電極と電気的に
接続しているため、バネ圧によって超小型振動モータの
取り付けの向きが変わるという問題があった。
【0007】本出願人および富士高分子工業株式会社
は、前記問題点を解決するために、前記特開平11−1
36327号を出願した。前記公報には、超小型振動モ
ータの電極とプリント配線基板の電極とをコイル状バネ
によって電気的に接続されていることが記載されてい
る。そして、前記コイル状バネは、ホルダーに設けられ
た収納部によって保持されている。前記コイル状バネに
設けられた収納部は、超小型振動モータを収納する収納
部の下に突出されている。
【0008】前記のように突出されているコイル状バネ
収納部は、振動装置の高さを高くして、電子機器の厚さ
を薄くすることができないという新しい欠点を有した。
すなわち、超小型振動モータの直径が4mm以下に作製
できるようになっても、前記コイル状バネを保持するホ
ルダーの高さが高い場合、電子機器全体の厚さを薄くす
ることができない。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、プリント配線基板の電極上に安定した取り
付け、および電気的に優れた接続ができる超小型振動モ
ータ組立体を提供することを目的とする。本発明は、超
小型振動モータを支えるホルダーの構造および形状を簡
単にして、前記取り付けおよび接続に伴う問題点を解決
した超小型振動モータ組立体を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】(第1発明)以上のよう
な課題を解決するために、本発明の超小型振動モータ組
立体は、超小型振動モータの電極とプリント配線基板の
電極との接続を容易にするものであり、一方に振動子
を、他方に少なくとも二つの電極を有する超小型振動モ
ータと、前記超小型振動モータの電極に取り付けられた
L字型電極と、前記L字型電極と前記プリント配線基板
の電極とを接続する導電部材からなるコイル状バネと、
前記超小型振動モータを覆うと共に、前記コイル状バネ
が挿入される孔を有する断面形状が略正方形からなる有
底筒状弾性ホルダーとから構成されていることを特徴と
する。
【0011】(第2発明)本発明の超小型振動モータ組
立体は、有底筒状弾性ホルダーの底部で、コイル状バネ
の上端部が位置する近傍に窓が設けられていることを特
徴とする。(第3発明)本発明の超小型振動モータ組立
体において、コイル状バネは、上端部において太くなっ
ていることを特徴とする。
【0012】(第4発明)本発明の超小型振動モータ組
立体は、コイル状バネの両端部において、前記L字型電
極と前記プリント配線基板の電極とが接触による接続で
あることを特徴とする。
【0013】(第5発明)本発明の超小型振動モータ組
立体において、コイル状バネが前記有底筒状弾性ホルダ
ーから突出する長さは、所定の接触圧が得られる程度あ
ることを特徴とする。
【0014】(第6発明)本発明の超小型振動モータ組
立体において、有底筒状弾性ホルダーは、断面が略正方
形に近い6面体からなることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1発明)第1発明は、携帯電
話機、ページャ、あるいは電子腕時計のような呼び出
し、または時報の伝達を必要とする携帯無線機器におけ
る振動発生装置を構成する超小型振動モータ組立体であ
る。第1発明の超小型振動モータ組立体は、一つのチッ
プ型電子部品として扱う際に、プリント配線基板の電極
に対する取り付けが容易であり、しかも振動に対して安
定した接触が得られる。
【0016】超小型振動モータは、一方に偏心した形状
の高比重合金からなる振動子を備え、他方に少なくとも
二つの電極が設けられている。前記電極には、L字型電
極が半田付けされている。導電部材からなるコイル状バ
ネは、前記L字型電極と前記プリント配線基板の電極と
を電気的に接続する。また、有底筒状弾性ホルダーは、
超小型振動モータを横方向から挿入できる筒状挿入部
と、垂直方向に前記コイル状バネを収納する孔とが設け
られている。本明細書における有底筒状弾性ホルダーの
「弾性」は、弾性を有するゴムまたは樹脂、あるいは、
軟質の樹脂からなる。
【0017】前記超小型振動モータは、前記有底筒状弾
性ホルダーによって覆われると共に、前記コイル状バネ
を前記垂直方向に設けられた孔に収納することによっ
て、前記L字型電極と接触状態にする。前記有底筒状弾
性ホルダーの形状は、断面が略正方形に近くする。すな
わち、前記L字型電極の長さを短くすると共に、超小型
振動モータを収納する部分の下部を少し厚くする程度
で、高さの低いホルダーができる。前記のような形状に
した有底筒状弾性ホルダーは、前記超小型振動モータを
安定してプリント配線基板に取り付けることができると
共に、前記L字型電極とプリント配線基板の電極との電
気的接続をコイル状バネを介して安定して容易に行うこ
とができる。
【0018】(第2発明)第2発明は、有底筒状弾性ホ
ルダーの底部で、コイル状バネの上端部が位置する近傍
に窓が設けられている。垂直方向に形成されている孔に
装着されたコイル状バネは、前記窓を介してその上端部
近傍が見える。また、前記窓は、前記コイル状バネと前
記L字型電極との接触具合等を見ることができる。ま
た、前記孔は、前記有底筒状弾性ホルダーに程よい弾性
を与え、超小型振動モータを前記有底筒状弾性ホルダー
に容易に挿入できるようにしている。
【0019】(第3発明)第3発明は、コイル状バネの
上端部を太くしている。前記コイル状バネは、前記窓か
ら垂直の孔に通した後、前記太い部分が窓に係るように
する。その後、有底筒状弾性ホルダーに超小型振動モー
タを挿入して、前記L字型電極の下部と前記コイル状バ
ネの太い部分とが電気的に接触する。前記コイル状バネ
の上部を太くすることで、安定した取り付けおよび良好
な電気的接触を同時に達成することができる。
【0020】(第4発明)第4発明は、前記コイル状バ
ネの両端部において、半田付けではなく、弾性接触によ
って電気的に接続されている。すなわち、半田付けと異
なり、前記弾性接触による電気的接続は、振動子の振動
に対しても追随性が良く、長い経年変化によっても接触
状態を良好に保つことができる。
【0021】(第5発明)第5発明は、コイル状バネを
前記有底筒状弾性ホルダーから突出させている。そし
て、前記突出しているコイル状バネの長さは、プリント
配線基板に設けられた電極に対する接触圧が所定の圧力
になるように決められる。したがって、前記有底筒状弾
性ホルダーをプリント配線基板の電極上に置き、電子機
器の蓋を締めるだけで、超小型振動モータの電極と、前
記プリント配線基板の電極とは、所定の圧力で良好な電
気的接続が可能になる。
【0022】(第6発明)第6発明は、前記有底筒状弾
性ホルダーの断面が略正方形に近い6面体から構成され
ている。前記有底筒状弾性ホルダーは、前記プリント配
線基板の電極上に載置すると、一方のコイル状バネが圧
縮されて水平に置かれる。第6発明において、前記有底
筒状弾性ホルダーは、プリント配線基板上に安定して載
置できると共に、プリント配線基板の電極と電気的に良
好な接触状態を保ちながら、長期間にわたって安定な電
気的接続が可能となる。したがって、本発明は、経年変
化によっても、振動に対して安定して電気的接続が可能
であると共に、取り付けに際しても容易である。
【0023】
【実施例】図1は本発明の一実施例で、超小型振動モー
タを説明するための正面図である。図2は本発明の一実
施例で、超小型振動モータを説明するための下面図であ
る。図3(イ)および(ロ)は本発明の一実施例で、超
小型振動モータを説明するための左側面図および右側面
図である。
【0024】図1ないし図3において、超小型振動モー
タ本体11は、一方に高比重合金からなる偏心した振動
子10を有する。前記振動子10には、二つの突起部1
7、17′と、その間に溝16が設けられている。超小
型振動モータの回転軸19は、前記溝16の上部から載
置された後、前記突起部17、17′の両側からカシメ
ることにより、カシメ部18を形成して取り付けられ
る。
【0025】前記超小型振動モータ本体11の他方にエ
ンドプレート12が設けられている。前記エンドプレー
ト12には、超小型振動モータのリード線(図示されて
いない)が導出されて半田付け部15、15′を構成し
ている。前記半田付け部15、15′には、長さが短い
L字型電極13、13′が半田付けされている。また、
前記L字型電極13、13′は、その下部に導電部材か
らなるコイル状バネ14、14′が取り付けられてい
る。
【0026】前記L字型電極13、13′の底部は、超
小型振動モータ本体11のケース下部より短くすること
が望ましい。前記L字型電極13、13′の長さを短く
することによって、前記コイル状バネ14、14′を収
納する垂直の孔を長く、後述のホルダー全体の高さを低
くすることができる。
【0027】図4は本発明の一実施例で、超小型振動モ
ータを保持する有底筒状弾性ホルダーを説明するための
正面図である。図5は本発明の一実施例で、超小型振動
モータを保持する有底筒状弾性ホルダーを説明するため
の下面図である。図6(イ)および(ロ)は本発明の一
実施例で、超小型振動モータを保持する有底筒状弾性ホ
ルダーを説明するための左側面図および右側面図であ
る。
【0028】図4ないし図6において、有底筒状弾性ホ
ルダー41は、たとえば、前記超小型振動モータを左側
部から挿入するモータ本体挿入部411と、有底筒状弾
性ホルダー41の底で、L字型電極13、13′の底部
近傍から下に向けて垂直なコイル状バネ挿入孔413、
413′とが設けられている。前記コイル状バネ14、
14′は、前記コイル状バネ挿入孔413、413′に
収納される。また、前記有底筒状弾性ホルダー41の底
部(図4における右側部)には、前記超小型振動モータ
本体11あるいは前記コイル状バネ14、14′が見え
ると共に、挿入し易いようにする窓412が設けられて
いる。
【0029】前記有底筒状弾性ホルダー41は、その断
面が略正方形に近い6面体からなっている。前記有底筒
状弾性ホルダー41における底部の厚さは、上部および
周囲と比較して、やや厚めになっている。このように底
部における厚さは、前記コイル状バネ14、14′を収
納するコイル挿入孔413、413′の長さを長くする
ことができ、コイル状バネ14、14′を安定に取り付
けることができる。
【0030】前記略正方形に近い6面体からなる形状
は、前記有底筒状弾性ホルダー41をプリント配線基板
上に水平に保持した状態で前記コイル状バネ14、1
4′とプリント配線基板の電極とを安定した接触状態に
保持することができる。前記有底筒状弾性ホルダー41
は、L字型電極の高さを低くして、前記コイル状バネ1
4、14′を収納するコイル状バネ挿入孔143、14
3′に程良い長さにしたため、全体として高さを低くす
ることができるようになった。
【0031】図7は本発明の一実施例で、超小型振動モ
ータを有底筒状弾性ホルダーで保持した状態を説明する
ための正面図である。図8は本発明の一実施例で、超小
型振動モータを有底筒状弾性ホルダーで保持した状態を
説明するための下面図である。図9(イ)および(ロ)
は本発明の一実施例で、超小型振動モータを有底筒状弾
性ホルダーで保持した状態を説明するための左側面図お
よび右側面図である。図10は本発明の一実施例で、図
7の一部を切り欠いた正面図である。
【0032】図7ないし図10において、有底筒状弾性
ホルダー41のモータ本体挿入部411内には、超小型
振動モータが収納されており、その振動子10が見え
る。また、プリント配線基板の電極と接するコイル状バ
ネ14、14′は、その端部が有底筒状弾性ホルダー4
1から突出している。前記コイル状バネ14、14′の
突出部は、その長さによって、プリント配線基板の電極
に対する接触圧が決められる。すなわち、図7ないし図
10の状態は、超小型振動モータと有底筒状弾性ホルダ
ー41とから構成される超小型振動モータ組立体42で
ある。
【0033】図11(イ)は本発明の一実施例をプリン
ト配線基板に取り付けた状態を示す右側面図であり、
(ロ)は本発明の他の実施例をプリント配線基板に取り
付けた状態を示す右側面図である。図11(イ)におい
て、プリント配線基板1211には、配線基板用電極1
212、1212′が設けられている。前記L字型電極
13、13′に取り付けまたは接触しているコイル状バ
ネ14、14′は、超小型振動モータ組立体42を上部
から下部に向けて押し付けるようにすることによって、
配線基板用電極1212、1212′と電気的に接触す
る。前記超小型振動モータ組立42体は、コイル状バネ
14、14′のみが突出しているため、この部分が弾性
によって短くなり、所定の接触圧を維持し、安定な状態
で電子機器内に収納される。
【0034】図11(ロ)において、(イ)と異なる所
は、コイル状バネ14、14′が段付きコイル状バネ1
213となっている点である。前記段付きコイル状バネ
1213は、超小型振動モータ本体11側が下部より太
くなり、段部1214、1214′を構成している。ま
た、前記段部1214、1214′の大きさは、略前記
窓412に等しく、L字型電極13、13′に取り付け
た際に、前記窓412に嵌合できる。
【0035】たとえば、前記段付きコイル状バネ121
3は、予め前記窓412から挿入し、その後、超小型振
動モータ本体11をモータ本体挿入部411から挿入し
て、L字型電極13、13′に接触させる。前記段付き
コイル状バネ1213の他方は、前記有底筒状弾性ホル
ダー41から外部に突出している。
【0036】以上、本実施例を詳述したが、前記本実施
例に限定されるものではない。そして、特許請求の範囲
に記載された本発明を逸脱することがなければ、種々の
設計変更を行うことが可能である。本発明において、超
小型振動モータは、周知または公知のものであり、いず
れにも限定されない。たとえば、モータハウジングは、
円筒型、あるいは断面が小判型とすることもできる。
【0037】本発明において、有底筒状弾性ホルダーの
材質は、明細書において言及されていないが、公知また
は周知の材料で、超小型振動モータおよびコイル状バネ
を保持するのに都合のよい弾性を有する部材であれば、
特に限定されない。また、コイル状バネの材質は、明細
書において言及されていないが、公知または周知の材料
で、導電性と弾性を兼ねたものであれは、特に限定され
ない。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、超小型振動モータ、有
底筒状弾性ホルダー、およびコイル状バネが一体となっ
た超小型振動モータ組立体を構成することで、超小型振
動モータの電極とプリント配線基板の電極とが電気的お
よび機械的に安定して取り付けられるようになった。
【0039】本発明によれば、L字型電極を短くすると
共に、コイル状バネを収納する部分を所定の長さとした
ため、有底筒状弾性ホルダーの断面形状が略正方形に近
い形にすることができ、全体で高さを低くすることがで
きた。すなわち、超小型振動モータの直径を短くするこ
とで、電子機器の厚さを薄くすることができるようにな
った。
【0040】本発明によれば、超小型振動モータが断面
略正方形に近い有底筒状弾性ホルダーに収納されてお
り、かつ、前記有底筒状弾性ホルダーから垂直方向に突
出しているコイル状バネを備えているため、前記超小型
振動モータ組立体をプリント配線基板の電極上に載置す
るだけで、安定した取り付けおよび電気的接触圧を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例で、超小型振動モータを説明
するための正面図である。
【図2】本発明の一実施例で、超小型振動モータを説明
するための下面図である。
【図3】(イ)および(ロ)は本発明の一実施例で、超
小型振動モータを説明するための左側面図および右側面
図である。
【図4】本発明の一実施例で、超小型振動モータを保持
する有底筒状弾性ホルダーを説明するための正面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例で、超小型振動モータを保持
する有底筒状弾性ホルダーを説明するための下面図であ
る。
【図6】(イ)および(ロ)は本発明の一実施例で、超
小型振動モータを保持する有底筒状弾性ホルダーを説明
するための左側面図および右側面図である。
【図7】本発明の一実施例で、超小型振動モータを有底
筒状弾性ホルダーで保持した状態を説明するための正面
図である。
【図8】本発明の一実施例で、超小型振動モータを有底
筒状弾性ホルダーで保持した状態を説明するための下面
図である。
【図9】(イ)および(ロ)は本発明の一実施例で、超
小型振動モータを有底筒状弾性ホルダーで保持した状態
を説明するための左側面図および右側面図である。
【図10】本発明の一実施例で、図7の一部を切り欠い
た正面図である。
【図11】(イ)は本発明の一実施例をプリント配線基
板に取り付けた状態を示す右側面図であり、(ロ)は本
発明の他の実施例をプリント配線基板に取り付けた状態
を示す右側面図である。
【符号の説明】
10・・・振動子 11・・・超小型振動モータ本体 12・・・エンドプレート 13、13′・・・L字型電極 14、14′・・・コイル状バネ 15、15′・・・半田付け部 16・・・溝 17、17′・・・突起部 18・・・カシメ部 19・・・回転軸 41・・・有底筒状弾性ホルダー 411・・・モータ本体挿入部 412・・・窓 413、413′・・・コイル状バネ挿入孔 42・・・超小型振動モータ組立体
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/12 H05K 7/12 Q Fターム(参考) 4E353 AA21 BB02 BB05 CC02 CC16 CC31 CC36 DD08 DD11 DD16 DD17 DR02 DR27 DR36 DR42 GG01 GG06 GG30 5D107 BB08 CC09 DD09 5H605 AA08 BB05 CC02 CC03 CC06 CC10 EA05 EC07 EC08 GG01 5H607 AA12 BB01 DD09 DD10 DD15 EE57

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超小型振動モータの電極とプリント配線基
    板の電極との接続が容易な超小型振動モータ組立体にお
    いて、 一方に振動子を、他方に少なくとも二つの電極を有する
    超小型振動モータと、前記超小型振動モータの電極に取
    り付けられたL字型電極と、 前記L字型電極と前記プリント配線基板の電極とを接続
    する導電部材からなるコイル状バネと、 前記超小型振動モータを覆うと共に、前記コイル状バネ
    が挿入される孔を有する断面形状が略正方形からなる有
    底筒状弾性ホルダーと、 から構成されていることを特徴とする超小型振動モータ
    組立体。
  2. 【請求項2】前記有底筒状弾性ホルダーの底部で、コイ
    ル状バネの上端部が位置する近傍に窓が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載された超小型振動モー
    タ組立体。
  3. 【請求項3】 前記コイル状バネは、上端部において太
    くなっていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載された超小型振動モータ組立体。
  4. 【請求項4】前記コイル状バネの両端部において、前記
    L字型電極と前記プリント配線基板の電極とが接触によ
    る接続であることを特徴とする請求項1ないし請求項3
    のいずれか1項に記載された超小型振動モータ組立体。
  5. 【請求項5】前記コイル状バネが前記有底筒状弾性ホル
    ダーから突出する長さは、所定の接触圧が得られる程度
    あることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    か1項に記載された超小型振動モータ組立体。
  6. 【請求項6】前記有底筒状弾性ホルダーは、断面が略正
    方形に近い6面体からなることを特徴とする請求項1な
    いし請求項5のいずれか1項に記載された超小型振動モ
    ータ組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195376A (ja) * 2006-01-23 2007-08-02 Shicoh Eng Co Ltd 振動モータ及び振動機器
US8508955B2 (en) 2010-06-18 2013-08-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic apparatus

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