JPH06153451A - 防水型振動モータと同モータを搭載する腕時計型振動報知装置 - Google Patents
防水型振動モータと同モータを搭載する腕時計型振動報知装置Info
- Publication number
- JPH06153451A JPH06153451A JP31665292A JP31665292A JPH06153451A JP H06153451 A JPH06153451 A JP H06153451A JP 31665292 A JP31665292 A JP 31665292A JP 31665292 A JP31665292 A JP 31665292A JP H06153451 A JPH06153451 A JP H06153451A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration motor
- water
- cylindrical case
- motor
- wrist watch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単な防水型振動モータと同モータを
搭載するにあたって特別に空間を配慮することなくコン
パクトにした日常生活防水機能を有する腕時計型振動報
知装置の提供。 【構成】 有底円筒ケースの底部に突き出し部を設ける
と共に、内部に偏心ロータを格納し、少なくとも1個の
突き出し端子を配したブラケットを柔軟性部材を介して
前記円筒ケースの開口部に嵌着した防水型振動モータで
あって、突き出し部と突き出し端子を給電電極とし、同
モータは少なくとも一端に弾性体を介してバンド取付け
部に前記突き出し部と突き出し端子で支持された腕時計
型振動報知装置である。
搭載するにあたって特別に空間を配慮することなくコン
パクトにした日常生活防水機能を有する腕時計型振動報
知装置の提供。 【構成】 有底円筒ケースの底部に突き出し部を設ける
と共に、内部に偏心ロータを格納し、少なくとも1個の
突き出し端子を配したブラケットを柔軟性部材を介して
前記円筒ケースの開口部に嵌着した防水型振動モータで
あって、突き出し部と突き出し端子を給電電極とし、同
モータは少なくとも一端に弾性体を介してバンド取付け
部に前記突き出し部と突き出し端子で支持された腕時計
型振動報知装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、腕時計型ページャ
(商品名ポケットベル)又は目覚ましなどの肌に直接ふ
れることのある機器の無音報知源として便利な防水型振
動モータと同モータを搭載する腕時計型報知装置に関す
る。
(商品名ポケットベル)又は目覚ましなどの肌に直接ふ
れることのある機器の無音報知源として便利な防水型振
動モータと同モータを搭載する腕時計型報知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】振動体付腕時計として本出願人は先に実
願昭63−104470号に示すように腕時計本体に振
動源を内蔵してしまうものを提案している。そして振動
発生源としての偏平コアレス振動モータも現在では直径
絵18mm、厚み3mm程度のものが実用化されはじめ
ているが、腕時計本体に内蔵してしまう場合、やはり時
計本来の機能を発揮させる各部品の他に、ページャ(無
線呼び出し装置)機能を有する部品も必要となるので、
必然的に腕時計の形が維持できず、かなり大きなものに
なってしまい体裁が悪い。
願昭63−104470号に示すように腕時計本体に振
動源を内蔵してしまうものを提案している。そして振動
発生源としての偏平コアレス振動モータも現在では直径
絵18mm、厚み3mm程度のものが実用化されはじめ
ているが、腕時計本体に内蔵してしまう場合、やはり時
計本来の機能を発揮させる各部品の他に、ページャ(無
線呼び出し装置)機能を有する部品も必要となるので、
必然的に腕時計の形が維持できず、かなり大きなものに
なってしまい体裁が悪い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような事情に鑑
み、振動体を腕時計本体より外し、側方へ添設する構造
のものが考えられるが、外方に添設させる場合は、配置
空間に特別な工夫がいると共に、むき出しになって肌に
直接ふれるため、洗顔時の水滴や汗などの影響をさける
必要がある。
み、振動体を腕時計本体より外し、側方へ添設する構造
のものが考えられるが、外方に添設させる場合は、配置
空間に特別な工夫がいると共に、むき出しになって肌に
直接ふれるため、洗顔時の水滴や汗などの影響をさける
必要がある。
【0004】この発明は、上記のような課題を簡単な構
成により解決したもので、構造が簡単な防水型振動モー
タと簡単な構成で、同モータを搭載する空間を特別配慮
する必要のない腕時計型振動報知装置を提供しようとす
るものである。
成により解決したもので、構造が簡単な防水型振動モー
タと簡単な構成で、同モータを搭載する空間を特別配慮
する必要のない腕時計型振動報知装置を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の防水型振動モ
ータは、有底円筒ケースの底部に突き出し部を設けると
共に、内部に偏心ロータを格納し、少なくとも1個の突
き出し端子を配したブラケットを柔軟性部材を介して前
記円筒ケースの開口部に嵌着したもので、好ましくは、
前記突き出し部と突き出し端子を給電電極とし、上記振
動モータを搭載する腕時計型振動報知装置は、上記のよ
うな振動モータを、少なくとも一端に弾性体を介してバ
ンド取付け部に前記突き出し部と突き出し端子で支持さ
れるようにしたものである。
ータは、有底円筒ケースの底部に突き出し部を設けると
共に、内部に偏心ロータを格納し、少なくとも1個の突
き出し端子を配したブラケットを柔軟性部材を介して前
記円筒ケースの開口部に嵌着したもので、好ましくは、
前記突き出し部と突き出し端子を給電電極とし、上記振
動モータを搭載する腕時計型振動報知装置は、上記のよ
うな振動モータを、少なくとも一端に弾性体を介してバ
ンド取付け部に前記突き出し部と突き出し端子で支持さ
れるようにしたものである。
【0006】
【作用】この発明の防水型振動モータは柔軟性部材によ
りモータ内部に水などの浸入を防ぐことができる。この
モータをバンド取付け部に配したので配置空間に特別な
配慮が必要となるし、弾性体を介しての接触音が軽減さ
れる。
りモータ内部に水などの浸入を防ぐことができる。この
モータをバンド取付け部に配したので配置空間に特別な
配慮が必要となるし、弾性体を介しての接触音が軽減さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の構成を図面に示す実施例に
基づき説明する。図1は本発明の防水型振動モータの要
部断面図であって、1は直径5〜6mm程度の有底円筒
ケースであり、底部に突き出し部2を設けている。この
突き出し部2の内側はシャフト3が嵌着される凹所2a
となっている。シャフト3には偏心軸受部4、4を介し
て偏心ロータRが回転自在に支承される。
基づき説明する。図1は本発明の防水型振動モータの要
部断面図であって、1は直径5〜6mm程度の有底円筒
ケースであり、底部に突き出し部2を設けている。この
突き出し部2の内側はシャフト3が嵌着される凹所2a
となっている。シャフト3には偏心軸受部4、4を介し
て偏心ロータRが回転自在に支承される。
【0008】偏心ロータRは、シャフト3に固着された
円筒マグネット5の外周に配した円筒コアレス巻線6
と、このコアレス巻線6の両端は、前記偏心軸受部4、
4を介して樹脂製ホルダ7、8で保持されており、コン
ミテータ9を一方に固着させている。なお、図中Eは偏
心おもりであり、Sは空孔である。
円筒マグネット5の外周に配した円筒コアレス巻線6
と、このコアレス巻線6の両端は、前記偏心軸受部4、
4を介して樹脂製ホルダ7、8で保持されており、コン
ミテータ9を一方に固着させている。なお、図中Eは偏
心おもりであり、Sは空孔である。
【0009】一方、前記シャフト3の他端は、樹脂製ブ
ラケット10に固着される。この樹脂製ブラケット10
には金属製の突き出し端子11が一体にアウトサート成
形され、前記コンミテータ9に摺接させたブラシ12の
基端がターミナル13を圧入させることによって結線さ
れている。
ラケット10に固着される。この樹脂製ブラケット10
には金属製の突き出し端子11が一体にアウトサート成
形され、前記コンミテータ9に摺接させたブラシ12の
基端がターミナル13を圧入させることによって結線さ
れている。
【0010】この樹脂製ブラケット10は、前記有底円
筒ケース1の開口部に柔軟性部材としてのゴムリング1
4を介して嵌着されて縁をおり曲げてかしめられ、この
一部に他方のブラシ15がスポットされたターミナル1
6の先端が半田付等により結線されている。
筒ケース1の開口部に柔軟性部材としてのゴムリング1
4を介して嵌着されて縁をおり曲げてかしめられ、この
一部に他方のブラシ15がスポットされたターミナル1
6の先端が半田付等により結線されている。
【0011】このようにしたので、樹脂製ブラケットの
突き出し端子11と、有底円筒ケース1が給電電極を兼
ねることになる。
突き出し端子11と、有底円筒ケース1が給電電極を兼
ねることになる。
【0012】また、ゴムリング14によりモータ内部に
水の浸入が妨げられるので、簡易防水機能を有し、肌に
直接ふれても問題がなくなる。
水の浸入が妨げられるので、簡易防水機能を有し、肌に
直接ふれても問題がなくなる。
【0013】図2は上記防水型振動モータを搭載した腕
時計型振動報知装置の要部平面図である。腕時計17の
ケース17aに一体のバンド取付け部の一方18各腕1
8a、18bの基端側には前記防水型振動モータの突き
出し部2、付き出し端子部11がそれぞれ遊嵌する凹所
19、20が一方の凹所19はそのままで、他方の凹所
20は、絶縁体21を介して設けられている。凹所20
には奥に本体から引き出された電極片22が配される。
すなわち、凹所20側は+給電端子となりケース全体が
一電極となっている。
時計型振動報知装置の要部平面図である。腕時計17の
ケース17aに一体のバンド取付け部の一方18各腕1
8a、18bの基端側には前記防水型振動モータの突き
出し部2、付き出し端子部11がそれぞれ遊嵌する凹所
19、20が一方の凹所19はそのままで、他方の凹所
20は、絶縁体21を介して設けられている。凹所20
には奥に本体から引き出された電極片22が配される。
すなわち、凹所20側は+給電端子となりケース全体が
一電極となっている。
【0014】バンド取付け部18の各腕18a、18b
の先端には通常のバンド取付け用ピン23が挿着される
穴24、25があり、このピン23を介して金属バンド
Bが取付けられる。
の先端には通常のバンド取付け用ピン23が挿着される
穴24、25があり、このピン23を介して金属バンド
Bが取付けられる。
【0015】一方、バンド取付け部の他方31には、超
小型電池26が前記のバンド取付け部と同様な電極構成
でバンド取付け用ピン27と共に配される。
小型電池26が前記のバンド取付け部と同様な電極構成
でバンド取付け用ピン27と共に配される。
【0016】図中、28は文字盤であり、タイマーやペ
ージャ機能表示部29等が配されている。また、30は
ブラケット側に配したゴム質の弾性体で凹所20に水分
が浸入するのを防ぐ働きと共に、この防水型振動モータ
を突き出し部で取り付けする際のスナップアクション機
能をも有する。
ージャ機能表示部29等が配されている。また、30は
ブラケット側に配したゴム質の弾性体で凹所20に水分
が浸入するのを防ぐ働きと共に、この防水型振動モータ
を突き出し部で取り付けする際のスナップアクション機
能をも有する。
【0017】
【発明の効果】この発明の防水型振動モータは上記のよ
うにゴムリングにより密封できるので、肌に直接ふれて
も汗などの浸入が防げ、日常生活的防水効果を有し、こ
のモータを搭載した腕時計型振動報知装置全体も日常生
活的防水機能を有することになる。
うにゴムリングにより密封できるので、肌に直接ふれて
も汗などの浸入が防げ、日常生活的防水効果を有し、こ
のモータを搭載した腕時計型振動報知装置全体も日常生
活的防水機能を有することになる。
【0018】しかも、この腕時計型振動報知装置への防
水型振動モータを搭載させる手段として、バンド取付け
部分を利用したので、バンドだけを全体的に少し短くす
るだけで腕時計本体を大きくする必要がなく、体裁がよ
い。
水型振動モータを搭載させる手段として、バンド取付け
部分を利用したので、バンドだけを全体的に少し短くす
るだけで腕時計本体を大きくする必要がなく、体裁がよ
い。
【図1】本発明の防水型振動モータの一実施例の要部横
断面図である。
断面図である。
【図2】本発明の同モータを搭載した腕時計型振動報知
装置の要部平面図である。
装置の要部平面図である。
1 有底円筒ケース 2 突き出し部 R 偏心ロータ 10 ブラケット 11 突き出し端子 14 ゴムリング 18 バンド取付け部 30 弾性体
Claims (3)
- 【請求項1】 有底円筒ケースの底部に突き出し部を設
けると共に、内部に偏心ロータを格納し、少なくとも1
個の突き出し端子を配したブラケットを柔軟性部材を介
して前記円筒ケースの開口部に嵌着した防水型振動モー
タ。 - 【請求項2】 前記突き出し部と突き出し端子を給電電
極とした請求項1記載の防水型振動モータ。 - 【請求項3】 上記防水型振動モータは少なくとも一端
に弾性体を介してバンド取付け部に前記突き出し部と突
き出し端子で支持された腕時計型振動報知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31665292A JP3291333B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 防水型振動モータを搭載する腕時計型振動報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31665292A JP3291333B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 防水型振動モータを搭載する腕時計型振動報知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06153451A true JPH06153451A (ja) | 1994-05-31 |
JP3291333B2 JP3291333B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=18079407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31665292A Expired - Fee Related JP3291333B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 防水型振動モータを搭載する腕時計型振動報知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3291333B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4817576A (en) * | 1986-12-05 | 1989-04-04 | Nippondenso Co., Ltd. | Vaporized fuel control apparatus for internal combustion engines |
KR19990050512A (ko) * | 1997-12-17 | 1999-07-05 | 이형도 | 원통형 진동 모터 |
JP2002350574A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-12-04 | Tokyo Shinyu:Kk | バイブレ−ション機能付き腕時計 |
WO2008075617A1 (ja) * | 2006-12-18 | 2008-06-26 | A & A Corporation | 偏心旋回駆動装置 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP31665292A patent/JP3291333B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4817576A (en) * | 1986-12-05 | 1989-04-04 | Nippondenso Co., Ltd. | Vaporized fuel control apparatus for internal combustion engines |
KR19990050512A (ko) * | 1997-12-17 | 1999-07-05 | 이형도 | 원통형 진동 모터 |
JP2002350574A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-12-04 | Tokyo Shinyu:Kk | バイブレ−ション機能付き腕時計 |
WO2008075617A1 (ja) * | 2006-12-18 | 2008-06-26 | A & A Corporation | 偏心旋回駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3291333B2 (ja) | 2002-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |