JPS6245194Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6245194Y2
JPS6245194Y2 JP18531882U JP18531882U JPS6245194Y2 JP S6245194 Y2 JPS6245194 Y2 JP S6245194Y2 JP 18531882 U JP18531882 U JP 18531882U JP 18531882 U JP18531882 U JP 18531882U JP S6245194 Y2 JPS6245194 Y2 JP S6245194Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
watch
band
case
antenna
spring bar
Prior art date
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Application number
JP18531882U
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English (en)
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JPS5989291U (ja
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案はラジオ受信機を備えた腕時計に関す
る。
〔従来技術〕
近年、電子腕時計の多機能化が進み、時計ケー
ス内部にラジオ受信機を組み込んだラジオ付電子
腕時計が考えられている。そして、この種のもの
は、受信アンテナを、例えば、特開昭55−91237
号公報に記載されているように腕時計ケースの内
部に配置したり、或いは、実開昭57−132283号公
報に記載されているように腕時計バンド内部に取
付けるようにしている。
〔従来技術の問題点〕
然しながら受信アンテナを時計ケース内部に取
付ける構成のものにおいては、時計モージユール
を実装するスペースのほかにアンテナを実装する
スペースを必要とする為に、時計ケースが大きく
なり、また、アンテナと時計ケースとの接近によ
り時計回路から発せられたノイズを拾い易く、更
に、時計ケースとしてプラスチツクケースしか使
えなかつた。また、受信アンテナを時計バンド内
部に配置する構成のものにあつては、時計バンド
が厚くなるばかりか、全体的に硬くなつてしまい
曲げにくくなるので腕に装着することが困難にな
る欠点があり、またバンド全体が重くなり、その
為、腕時計ケースとバンドとが外れやすくなる欠
点や、更には、アンテナ自体が不良になつたとき
アンテナの交換が困難であるといつた欠点があつ
た。
〔考案の目的〕
この考案は上述した事情を背景になされたもの
で、その目的は、アンテナを含むラジオ受信機を
組み込んでも小型化が計れるばかりか、極めて容
易にアンテナを着脱することができるラジオ付腕
時計を提供することにある。
〔考案の要点〕
この考案は、上述した目的を達成するために、
ラジオ受信用のフエライトアンテナを時計ケース
外部の時計バンド取付部に設けた点を要旨とする
ものである。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に示す一実施例に基づい
て具体的に説明する。図中1は、腕時計ケース2
に時計バンド3を取り付けるバンド取付部で、周
知の構成からなる為、図面上概略的に示したが、
時計バンド3の先端部が環状に折曲形成されて成
る円筒係止部にバネ棒4を挿通し、このバネ棒4
の両端部を時計ケースの延出部2a,2aに夫々
形成したバネ棒係止用の穴に係合する構成となつ
ている。
このように構成されたバンド取付部1には、受
信用のフエライトアンテナ5が設けられている。
すなわち、フエライトアンテナ5は、平偏状の円
柱を成すもので、その軸心部には、バネ棒4を挿
通するための貫通孔5aが形成されている。そし
て、フエライトアンテナ5は時計バンド3の先端
部に設けられた上記円筒係止部内に収納され、そ
の貫通孔5aに挿通したバネ棒4によつて保持さ
れている。
このようにバンド取付部1に設けられたフエラ
イトアンテナ5は、バネ棒4、リード線6,6を
介してモジユール7内の回路基板(図示せず)に
電気的に接続されている。この場合、時計ケース
2の延出部2a,2aに夫々形成されたバネ棒係
止用の穴の内部には、対応するリード線6,6に
接続されている端子電極T1,T2が夫々配設さ
れ、バネ棒4が上記穴に係合している状態におい
て、その両端部が対応する上記端子電極T1,T2
に接触するようになつている。なお、バネ棒4は
金属性で、フエライトアンテナ5と上記端子電極
T1,T2とを電気的に接続する接続ピンとしても
使用されるものである。
上記モジユール7内の回路基板には、時計回路
と共にラジオ回路を有し、ラジオ受信機がモジユ
ール7に内蔵された構成となつている。なお、図
中、8はモジユール7の支持部材、9は、モジユ
ール7の取付部材、10は裏蓋、11はパツキン
を示す。
上述のように構成されたラジオ付腕時計によれ
ば、時計ケース2の外部であるバンド取付部1に
フエライトアンテナ5を取り付けたから、その
分、時計ケース2を小型化することができる。ま
た、フエライトアンテナ5に、バネ棒が取り付け
られる挿通項5aを形成して時計バンド3の上記
円筒係止部内に収納して時計ケース2に取り付け
るようにしたから、その取付けが確実なものとな
るばかりか、外観的にも体裁が良く、しかも実装
スペースの点においても有利である。更に、時計
バンド3の取り付け、取り外しの際に、フエライ
トアンテナ5も容易に取り付け、取り外すことが
できるので、部品交換が容易となる。また、時計
回路等のモジユール構成部品から距離的に離すこ
とができるので、フエライトアンテナ5へのノイ
ズを減少させ、受信感度を向上させることができ
る。更にまた、時計ケース2の外部にフエライト
アンテナ5を取り付ける構成のため、時計ケース
としてメタルケースの使用も可能となる。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、こ
の考案を逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能であり、例えば、フエライトアンテナの形
状、バンド取付部の構造等は上記実施例に限定さ
れず、要は、バンド取付部にフエライトアンテナ
を設けるようにすればよい。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明した如く、時計バンド取
付用バネ棒4が装着される延出部2aが形成され
た腕時計ケース2と、前記バネ棒が挿通される挿
通孔5aが形成され前記バネ棒を前記延出部に取
り付けることにより前記腕時計ケースに取り付け
られるフエライトアンテナ5と、前記腕時計ケー
ス内部に配置され前記フエライトアンテナと電気
的接続されるラジオ回路7とからなるものであ
り、フエライトアンテナに形成した挿通孔に配置
されるバネ棒によつて時計バンドと共に腕時計ケ
ースに取り付けるようにしたので、時計バンド、
フエライトアンテナの取付けが確実なものとな
り、又時計バンドを取り外すだけでアンテナの交
換もでき、更には、腕時計ケース内や時計バンド
の腕装着部分にアンテナを実装しなくてすむの
で、腕時計ケースを小型化でき、又、バンドの腕
への装着にも何ら影響を与えないと言う優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は、
要部の概略断面図、第2図は要部の概略平面図で
ある。 1……バンド取付部、2……時計ケース、3…
…時計バンド、5……フエライトアンテナ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 時計バンド取付用バネ棒が装着される延出部が
    形成された腕時計ケースと、 前記バネ棒が挿通される挿通孔が形成され前記
    バネ棒を前記延出部に取り付けることにより前記
    腕時計ケースに取り付けられるフエライトアンテ
    ナと、 前記腕時計ケース内部に配置され前記フエライ
    トアンテナと電気的接続されるラジオ回路とから
    なるラジオ付腕時計。
JP18531882U 1982-12-09 1982-12-09 ラジオ付腕時計 Granted JPS5989291U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18531882U JPS5989291U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 ラジオ付腕時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18531882U JPS5989291U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 ラジオ付腕時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5989291U JPS5989291U (ja) 1984-06-16
JPS6245194Y2 true JPS6245194Y2 (ja) 1987-12-02

Family

ID=30400575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18531882U Granted JPS5989291U (ja) 1982-12-09 1982-12-09 ラジオ付腕時計

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JP (1) JPS5989291U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5989291U (ja) 1984-06-16

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