JP2720508B2 - 携帯情報機器用アンテナバンドの固定装置 - Google Patents

携帯情報機器用アンテナバンドの固定装置

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JP2720508B2
JP2720508B2 JP7902689A JP7902689A JP2720508B2 JP 2720508 B2 JP2720508 B2 JP 2720508B2 JP 7902689 A JP7902689 A JP 7902689A JP 7902689 A JP7902689 A JP 7902689A JP 2720508 B2 JP2720508 B2 JP 2720508B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、通信電波を送受信する機能を付加したアン
テナ付き携帯情報機器用バンドと外装ケースとの固定方
法に関する。
[従来の技術] 第7図に示す特開63−227203のように、ケース61の側
壁61aに嵌合しリード線62を貫通する中断体63と、ケー
ス61とバンド65を連結する係合部材64と、アンテナ68を
備えたバンド65とから成り、前記中断体63はケース61と
の間にOリング67を配した防水構造をなし、前記係合部
材64はケース61側面に当接してバンドの動きを規制する
ストッパー64aとコネクター収納窓と、該収納窓に収納
されるコネクターと該コネクター周囲に配設したOリン
グと、前記コネクターを挟持するアンテナ端子とリード
端子とから構成されてムーブメント66に導通が取られる
構造であり、かつバンド65とケース61とが防水性を有し
交換可能とした構成であった。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来技術では以下のような問題点を有
している。
ケースからバンドを脱着するときにリード線の脱着、
ケースとハンドの係合部材の脱着等バンド交換時の操作
部が多く作業工数がかかりわずらわしいと同時に、バン
ド交換後の品質性能が低下する原因となる。
中断体中央部の穴部に於て、リード線の脱着に特別な
技術及び治工具が必要であり、量産性が低下すると共に
アフターサービスの対応が容易にとれない。
アンテナ付きバンドにより腕に携帯する場合、バンド
係合軸を回転中心に作動してリード線に折り曲げの反復
作動が起こり、加工硬化によるリード線の断線が発生し
易く、致命的欠陥につながる恐れがある。
バンドとケースの嵌合部分が複雑な構造となっている
ため、部品点数が多く各部品製造上工数が多くかかりコ
ストアップとなると共に、品質確保の上からも複雑な管
理が必要となる。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは従来からの携帯時計としてのバ
ンドの特性、品質、機能、アフターサービス性等を有し
ていると共に、送受信アンテナ機能をも確実に内装ムー
ブメントに継導するバンド固定装置を提供するところに
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明の携帯情報機器用アンテナバンドの固定装置
は、導電性金属薄板を一体的に形成した合成樹脂から成
るアンテナバンドと、前記アンテナバンドを嵌合係止す
る合成樹脂から成る外装ケースと、前記アンテナバンド
に一体的に構成した導電性金属薄板同志を導電性金属中
留めにより導通結合し、ループ状アンテナが構成できる
ようにした携帯情報機器の外装ケースとアンテナバンド
固定部に於て、アンテナバンドに一体成形した前記導電
性金属薄板の外装ケースへの固定側の先端部に、ネジ固
定用の逃げ穴を有しアンテナバンド端面より外側に突出
するよう構成した、もしくは他の導電性金属薄板をアン
テナバンド端面より外側に突出するよう係合固着したア
ンテナバンドと、外装ケース下側面部に相対するよう2
カ所配設した前記アンテナバンドの突出部に係合する凹
部及び、凹部のへこみ面の一部と外装ケース内部に一端
が突出するよう構成した導通部材を外装ケースと一体成
形もしくは後組みが可能となるよう配設し、外装ケース
の該凹部に固定ネジによりアンテナバンドを嵌合係止す
ると同時に、導電性金属中留めを介してループ状アンテ
ナの電気的信号を内装ムーブメントに、また内装ムーブ
メントからの信号をループ状アンテナへ電気的導通が取
れるよう構成したことを特徴とする。
[実施例] 実施例1 第1図は本発明の特徴を表わす組立断面図であって、
導通部材を一体成形した外装ケースにガラス部を組み込
み、さらにアンテナバンドをネジ止め嵌合係止して構成
部品の導電部材部が導通継結した状態を示すとともに、
裏ぶたをネジ止めし携帯用情報機器とした外装ケースを
示し、第2図のA−A断面部を示す。第2図は外装ケー
スにアンテナバンドを取り付けた状態を示す組立平面図
を示し、導通部材、アンテナバンドのエンドピース部及
び固定ネジ、裏ぶた固定ネジ等の位置関係を示す。第3
図は第2図に於けるB−B断面図を示し、アンテナバン
ド嵌合係止部の防水構造部の断面を示す。
以下実施例1について詳細な説明を行う。第1図に於
て外装ケース1のガラス部は、防水部材3に径方向に締
め代を持たせガラス2を挟持して放水構造をなしてい
る。
外装ケース1の内側部には、相対する方向に2カ所、
導電材料からなりかつバネ性を有する接点分6aを有する
内装ムーブメント6を内設可能な形状に形成してある。
該外装ケース1の前記接点部6aに各々対応する位置に、
非磁性体でかつ導電性の高いステンレス、銅、ベリリウ
ム銅、りん青銅、アルミニウム、金、銀、パラジウム等
の導電性金属、非金属、又は貴金属で、表面には耐食
性、導電性品質を向上させるために電解、無電解法によ
り金、銀、パラジウム、ロジウム等の表面処理が一層も
しくは二層以上構成せしめ、アンテナバンド5からの電
気的信号を内装ムーブメント6の接点6aに導通させるた
めの導通部材8が、外装ケース1に一体的にインサート
成形されている。このとき導通部材8の導通部の一部
は、内装ムーブメント6の接点6aとの接点部は8a、及び
アンテナバンド5との接点部は8bのように、外装ケース
1に一体成形時該接するケースの面より突出するよう配
設し、確実な導通が取られるようにしてある。さらに該
突出部8aの先端形状は内装ムーブメント6の接点6aがバ
ネ性を有し左右に作動することにより接し点が変動して
も確実な導通が取られるようアール形状としてある。ま
た導通部材8の外装ケース1へのインサート部外周8cに
は、固定力及び入水防止のために接触面積を広くするロ
ーレット加工もしくは溝入れ加工等を施してもよい。さ
らに一体成形後境界面部に接着剤塗布をして固定力、耐
水性の向上を期すれば完全である。
さらに外装ケース1の導通部材8の近傍にはアンテナ
バンド5の嵌合係止部5bを係合するための側面視が凹形
の溝部1aを配設してあると共に、アンテナバンド5をネ
ジ止め係止するための下穴を前記導通部材8の近傍に外
装ケース1の一体成形時に配設してある。
さらに外装ケース1の下面にケース内形と相似形もし
くは下面外形より小さく裏ぶた固定ネジのネジ下穴より
内側の範囲内に、裏ぶた4との防水性を確保するための
防水部材10を配設する溝1cを形成し、前記外装ケース1
におけるガラス部と合わせた外装ケースとしての防水構
造を構成してある。
次にアンテナバンド5は、非磁性体でかつ導電性の高
いステンレス、銅、ベリリウム銅、りん青銅、アルミニ
ウム、金、銀、パラジウム等の導電性金属、非金属、又
は貴金属で、表面には耐食性、導電性品質を向上させる
ために電解、無電解法により金、銀、パラジウム、ロジ
ウム等の表面処理が一層もしくは二層以上構成せしめた
導電性金属薄板5aと溶接、ろう付け、ネジ止め固定等に
より一体的に形成した前記導電性金属薄板5aと同仕様か
らなる嵌合係止用エンドピース部5bとから成り、該一体
形成部材5a,5bは合成樹脂から成るバンド本体5内に一
体的に成形されている。
さらに外装ケース1に嵌合係止する端の一部には、エ
ンドピース部5bの全周を取り囲む5c部を成形し、外装ケ
ース1の凹部1a部に嵌合時該凹部1aと裏ぶた4の相対面
とによる防水性を保てるようにし、アンテナバンド嵌合
係止部よりの入水を防止できるように防水構造にしてあ
る。
又、アンテナバンド5の他方の端には、導電性中留め
との電気的導通が可能となるよう前記導電性金属薄板5a
の一部に複数カ所露出部5dを構成してある。
以上の各構成部品による本発明による装置は、ガラス
部を組み立てた外装ケース1に、内装ムーブメント6を
2カ所の導通部材8にムーブメントの接点部6aが接する
よう外装ケース1の下側面より組み込み、更に外装ケー
ス1の凹部にアンテナバンド5を同様に下側面より仮組
し固定ネジ9により外装ケース1に嵌合係止する。前記
の組立によりアンテナバンド5内の導電性金属薄板5a〜
エンドピース5b〜導通部材8〜ムーブメント6の接点部
6a〜ムーブメント6までが導通継結される。その後外装
ケース1の下面部に構成した防水部材入り溝1cに防水10
を挿入し、裏ぶた4を複数本の裏ぶた固定ネジ7により
外装ケース1に係合固定することにより、ガラス部、ア
ンテナバンド嵌合係止部、裏ぶた部等に於て防水構造を
有するアンテナバンド付き携帯用情報機器を提供するこ
とができた。
第2図は前記第1図に基ずく組立平面図であり、各構
成部品の位置関係を示すが、アンテナバンド固定部を中
心に説明する。外装ケース11に一体的に構成した導通部
材18は図示の位置に相対し2カ所構成されている。アン
テナバンド15に一体的に構成したエンドピース15bは、
斜線交錯部に於て導電性金属薄板15aと溶接、ろう付
け、ネジ固定等により係合固着されて導通可能状態とな
っている。該エンドピース15bの他方の端には一方向に
つき2カ所のアンテナバンド固定ネジ19用のネジ逃げ穴
が配設してあり、該ネジ逃げ穴を介して外装ケース11に
嵌合係止されている。この場合エンドピース15bが充分
な強度を有している場合は、1カ所につき1本の固定ネ
ジでもよい。
裏ぶた14は図示の形状をしており、外装ケース11の下
面側に構成した防水部材20の外側に複数本構成した裏ぶ
た固定ネジ17により外装ケース11の下側よりネジ止め係
止されると共に、防水構造をもなしている。
以上の構成により各構成部品に於ける導通継路は図中
斜線のごとくとなり、特に斜線交錯部より構成部品間の
導通が取られ内装ムーブメント16の接点部16aを介して
内装ムーブメント16に導通継結される。
第3図は第2図に於けるB−B断面の側面視であり、
外装ケース21の下面側に構成した凹溝部21aにアンテナ
バンドのエンドピース部25bの外周部に部分的に構成し
た囲み部25cが係合され、裏ぶた24を下側よりネジ止め
係止した時に防水部材として機能し、防水構造を成して
いる状態を示す。
実施例2 第4図は他の実施例を示す組立断面図であり、基本的
構成は前記実施例1と同様である。ただし導通部材を後
組方式に改造した実施例である。以下実施例1との相違
点について詳細に説明をする。外装ケースに内設する導
通部材を外装ケース成形後に後組可能に構成し、外装ケ
ースの成形性向上を図ったものである。つまり組立時、
外装ケース31の下側から導通部材38aを挿入係合後、外
装ケース31の内側横方向より他の導通部材38bを挿入係
合して導通部材部を構成する。次にアンテナバンド35の
エンドピース部35bをネジ止め係合することにより、導
通部材38aは外装ケース31内に係止されると共に、内装
ムーブメント36の接点36aのバネ性により導通部材38bも
導通部材38aに押し付け係止され実施例1と同様の導通
継結が得られる。又防水構造も同様に得られるため、前
記実施例1と同様の携帯情報機器としての外装ケースが
提供できることとなる。
実施例3 第5図は他の実施例を示す組立断面図であり、基本的
構成は前記実施例1と同様であるが、アンテナバンドの
エンドピース部材を排除し一体的に成形した導電性金属
薄板にエンドピース部の機能を持たせるように改善した
ものであり、第6図のC−C断面を示す。第6図は第5
図の組立平面図を示す。以下実施例1との相違点につい
て詳細な説明をする。
外装ケース41の凹溝部41aの中央部に2カ所のバンド
エンドピース部厚みと同等以下の突出量を持つ突出部を
設け、アンテナバンド45を嵌合係止する際の位置決めを
し易くすると共にアンテナバンド45が引っ張られた際の
固定力増強を図った。
アンテナバンド45の一体的に成形した導電性金属薄板
45aは外装ケース45への嵌合係止側の端を嵌合端面より
突出させ、導通部材48との接触面部45c及び前記外装ケ
ース41の凹溝部に設置した突出部41bの係合穴部、固定
ネジ用下穴を除き、突出部全体をバンド本体部の一部と
して成形による取り囲みを構成してある。
以上のように構成した外装ケース41とアンテナバンド
45に於て、外装ケース41の下側面よりアンテナバンド45
を外装ケース41の凹溝部41aに構成した突出部41bと、該
突出部41bにアンテナバンド45の逃げ穴を係合させた後
バンド固定ネジ49により外装ケース41とアンテナバンド
45を嵌合係止する。このとき導通部材48と導電性金属薄
板45aとの導通はアンテナバンド固定ネジ49用下穴の近
傍部に設けた接触面部45cにより行なわれ、実施例1と
同様の特性が得られる。
第6図は第5図に基ずいた組立平面図であり、各構成
部品の位置関係を示す。ただし裏ぶた部の防水部材形状
は第2図と同様であり省略してある。外装ケース51の凹
溝部51aに設けた突出部51bは本発明は2カ所にしたが、
1カ所以上でもその機能は効かすことができるため、モ
デルの形状に合わせ対処すればよい。又アンテナバンド
55の固定ネジ59は本発明は3カ所構成し、外装ケース51
への固定部強度が合成樹脂のため低下するのを防止して
いるが、充分な強度が確保されている場合は1カ所以上
あればよい。以上の構成により各構成部品に於ける導通
経路は図中の斜線部のようになり、特に斜線交錯部より
構成部品間の導通が取られると共に、前記実施例1,2と
同様の特性を持つ携帯情報機器用の外装ケースが提供で
きる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、従来技術と比較し
次のような効果が得られた。
アンテナバンドに於ける導電性金属薄板のケースへの
固定側の先端部に、ネジ固定用の逃げ穴を構成しアンテ
ナバンドをネジ止め式にしたことにより構造が簡素化さ
れ、簡単にアンテナバンドがケースに係合固定できるた
め、組立性の向上、脱着時の作業性が向上したので、量
産性に優れるとともに、アフターサービス性も向上する
という効果がある。
ケース端部に相対するよう2カ所配設した該アンテナ
バンドの突出部に係合する凹部及び、凹部のへこみ面の
一部とケース内部に一端が突出するよう構成した導通部
材をケースと一体成形もしくは、後組可能となるよう構
成したことにより、リード線を不要としたため導通経路
上で可動部を排除でき、アンテナバンドから内装ムーブ
メントまでの導通が確実に確保できた。さらにアンテナ
バンド固定部における長期信頼性の向上も図られるとい
う効果がある。
外装ケースへの凹溝部を設けたアンテナバンドのエン
ドピース部の一部にバンド本体の一部による取り囲み部
を構成し、該取り囲み部と係合するよう構成したので、
裏ぶたを組み立てた場合に下側より圧縮され4方向が密
着するので、アンテナバンド部での防水性が確保され嵌
合係止部からの入水を防止できるという効果がある。
外装ケースへのアンテナバンド嵌合係止構造をネジ固
定式にしたので、アンテナバンド固定の構造が簡素化さ
れたため、部品点数の低減及び部品形状も簡素化が図ら
れ、各部品の製造が容易となるとともに、高品質で低価
格の部品供給が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1に於ける第2図のA−A断面
図。第2図は外装ケースにアンテナバンドを取り付けた
状態を示す組立平面図。第3図は外装ケースにアンテナ
バンドを嵌合係止し防水構造を成した状態を示す第2図
に於けるB−B断面図。第4図は本発明の他の実施例2
に於ける断面図。第5図は本発明の他の実施例3に於け
る第6図のC−C断面図。第6図は実施例3に於ける外
装ケースにアンテナバンドを取り付けた状態を示す平面
図。第7図は従来技術に於ける断面図。 1,11,21,31,41,51,61:外装ケース 2,12:ガラス 3,13:ガラス部用防水部材 4,14,24:裏ぶた 5,15,25,35,45,55,65:アンテナバンド 6,16,36,66:ムーブメント 7,17:裏ぶた固定ネジ 8,18,38,48,58:導通部材 9,19,49,59:アンテナバンド固定ネジ 10,20:裏ぶた部防水部材 62:リード線 63:中断体 64:係合部材 67:Oリング 68:アンテナ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性金属薄板を一体的に形成した合成樹
    脂から成るアンテナバンドと、前記アンテナバンドを嵌
    合係止する合成樹脂から成る外装ケースと、前記アンテ
    ナバンドに一体的に構成した導電性金属薄板同志を導電
    性金属中留めにより導通結合し、ループ状アンテナが構
    成できるようにした携帯情報機器の外装ケースとアンテ
    ナバンド固定部に於て、アンテナバンドに一体成形した
    前記導電性金属薄板の外装ケースへの固定側の先端部
    に、ネジ固定用の逃げ穴を有しアンテナバンド端面より
    外側に突出するよう構成した、もしくは他の導電性金属
    薄板をアンテナバンド端面より外側に突出するよう係合
    固着したアンテナバンドと、外装ケース下側面部に相対
    するよう2カ所配設した前記アンテナバンドの突出部に
    係合する凹部及び、凹部のへこみ面の一部と外装ケース
    内部に一端が突出するよう構成した導通部材を外装ケー
    スと一体成形もしくは後組みが可能となるよう配設し、
    外装ケースの該凹部に固定ネジによりアンテナバンドを
    嵌合係止すると同時に、導電性金属中留めを介してルー
    プ状アンテナの電気的信号を内装ムーブメントに、また
    内装ムーブメントからの信号をループ状アンテナへ電気
    的導通が取れるよう構成したことを特徴とする携帯情報
    機器用アンテナバンドの固定装置。
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