JPH11274825A - アンテナ取付装置 - Google Patents

アンテナ取付装置

Info

Publication number
JPH11274825A
JPH11274825A JP7178698A JP7178698A JPH11274825A JP H11274825 A JPH11274825 A JP H11274825A JP 7178698 A JP7178698 A JP 7178698A JP 7178698 A JP7178698 A JP 7178698A JP H11274825 A JPH11274825 A JP H11274825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
vehicle body
antenna base
washer
body panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7178698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3956473B2 (ja
Inventor
Taiji Sato
大治 佐藤
Norifumi Ogawa
伯文 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP07178698A priority Critical patent/JP3956473B2/ja
Publication of JPH11274825A publication Critical patent/JPH11274825A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3956473B2 publication Critical patent/JP3956473B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1207Supports; Mounting means for fastening a rigid aerial element
    • H01Q1/1214Supports; Mounting means for fastening a rigid aerial element through a wall
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • H01Q1/325Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle
    • H01Q1/3275Adaptation for use in or on road or rail vehicles characterised by the location of the antenna on the vehicle mounted on a horizontal surface of the vehicle, e.g. on roof, hood, trunk

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体パネルを変形させることなく確実に挟持
するとともに、アンテナを防水シール性良く車体パネル
に取り付けるようにするようにし、かつ、アンテナベー
スを車体パネルに対して仮止めすること。 【解決手段】 アンテナ取付装置は、車体パネル4をア
ンテナベース3とワッシャ6とにより挟持し、車体に取
り付けてる。上記アンテナベース3に突部3aを設ける
一方、上記ワッシャ6に上記突部3aに対応する突起6
aを設けている。上記突部3aは、その長軸が上記取付
ネジ部を中心とする円の接線の方向にほぼ沿うよう配置
される長円形状である。一方、合成樹脂材製のインシュ
レータ12に上記車体パネル4裏面から係合し、上記ア
ンテナベースを仮止め状態に位置決めするための仮止め
爪11を設け、アンテナを作業性良く確実に取り付けれ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アンテナ取付装
置に関するものであり、特に自動車の車体パネルに取り
付けられるアンテナのアンテナ取付装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来技術】従来、例えば、特開平8−237014号
公報に開示されているように、アンテナベースの取付ネ
ジ部を車体パネルを貫通させ、該車体パネルをアンテナ
ベースと上記取付ネジ部に螺合されるナットのワッシャ
とにより挟持し、アンテナを車体に取り付けるようにし
たものが提案されている。
【0003】この従来のものでは、上記ワッシャのアン
テナベースに対するガタをなくし、上記車体パネルをア
ンテナベースとワッシャとにより確実に挟持するため、
上記アンテナベースにワッシャに向けて突出する複数の
突部を設ける一方、上記ワッシャに上記アンテナベース
の突部に対応する複数の突起を設け、これら突部と突部
とで上記車体パネルを挟持するようにしている。
【0004】さらに、特開平10−22718号公報に
開示されているように、ワッシャ付きナット(上記取付
ネジ部に螺合するナット,上記ワッシャを一体化したも
の)を螺合する作業性を向上させるため、上記アンテナ
ベースを車体パネルに仮止めするようにしたものが提案
されている。
【0005】この従来のものでは、アンテナベースの取
付ネジ部にリン青銅等の弾性材によって形成される引掛
け片爪をカシメ止めし、上記アンテナベースを仮止め状
態に位置決めするための仮止め爪を設け、アンテナの組
み付けが一人作業で行なえるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したワッシャ付き
ナットには、アンテナベースの取付ネジ部に嵌合する回
り止め用の嵌合片を設け、上記ナットを螺合する作業時
上記突部と突起とに位置ズレが生じないようにしてい
る。しかしながら、その位置ズレを実質的にゼロにする
ことはできず、上記突部と突起とは、取付ネジ部を中心
としてある程度回転方向に相対的に変位する。このた
め、上記突部が従来のように円形を基調とする形状で
は、車体パネルを変形もしくは損傷させることなく確実
に挟持することと、アンテナを防水シール性良く車体パ
ネルに取り付けることとを両立させることが困難であ
る。
【0007】すなわち、前者の要求を満たすためには、
上記した突部と突起との間に位置ズレが生じても突部か
ら突起が外れないように突部を大型にすれば良いが、こ
のように突部を大型化すれば、上記取付ネジ部の根元部
との間隔が十分保てず、この部分のシール性が低下し後
者の要求が満足できない。
【0008】一方、上記した仮止め構造によれば、仮止
め爪をカシメ止め等により製作せねばならずその構造が
複雑で、また、リン青銅のような特殊な弾性材を必要と
し製作費用が高騰する嫌みがある。
【0009】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするとことは、車体パネルを変形も
しくは損傷させることなく確実に挟持するとともに、ア
ンテナを防水シール性良く車体パネルに取り付けるよう
にすることである。
【0010】また、この発明の他の目的とするところ
は、アンテナベースを車体パネルに対して仮止めし、ア
ンテナの組み付け作業性が低下するのを防止することに
ある。さらにまた、この発明の目的とするところは、車
体パネルを変形もしくは損傷させることなく確実に挟持
するとともに、アンテナを防水シール性良く車体パネル
に取り付けるようにするようにし、かつ、アンテナベー
スを車体パネルに対して仮止めし、アンテナの組み付け
作業性が低下するのを防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の上述の課題を
解決するための課題解決手段は、請求項1に記載された
発明のように、アンテナベースに車体パネルを貫通する
取付ネジ部を設け、上記車体パネルをアンテナベースと
上記取付ネジ部に螺合されたナットのワッシャとにより
挟持し、アンテナを車体に取り付けるようにしたアンテ
ナ取付装置において、上記アンテナベースにワッシャに
向けて突出する複数の突状部を設ける一方、上記ワッシ
ャに上記アンテナベースの突状部に対応する複数の突状
部を設け、上記アンテナベースもしくはワッシャの突状
部は、その長軸が上記取付ネジ部を中心とする円の接線
の方向にほぼ沿うよう配置される非円形に設定されてい
るものである。
【0012】ここにおいて、上記非円形の突状部は請求
項2に記載された発明のように、長円もしくは楕円形状
に設定することが好ましい。一方、この発明の上述の課
題を解決するための課題解決手段は、請求項3に記載さ
れた発明のように、アンテナベースに車体パネルを貫通
する取付ネジ部を設け、上記車体パネルをアンテナベー
スと上記取付ネジ部に螺合されるナットのワッシャとに
より挟持し、アンテナを車体に取り付けるようにしたア
ンテナ取付装置において、上記アンテナベースに挿通さ
れて、一端がアンテナ素子に接続されるケーブルの電気
的接続状態を良好にするための合成樹脂材製のインシュ
レータを設け、このインシュレータに上記車体パネル裏
面から係合し、上記アンテナベースを仮止め状態に位置
決めするための仮止め爪を設けたものである。
【0013】ここにおいて、上記仮止め爪としては請求
項4に記載されたように、上記合成樹脂材製のインシュ
レータにより形成された第1の仮止め爪に加え、上記車
体パネルにその裏面から係合し該アンテナベースを仮止
め状態に位置決めするよう上記アンテナベースの取付ネ
ジ部の根元部に第2の係止爪を設け、これら第1,第2
の係止爪を上記取付ネジ部を挟む位置に設けるようにす
ることができる。
【0014】さらにまた、この発明の上述の課題を解決
するための課題解決手段は、請求項5記載された発明の
ように、アンテナベースに車体パネルを貫通する取付ネ
ジ部を設け、上記車体パネルをアンテナベースと上記取
付ネジ部に螺合されるナットのワッシャとにより挟持
し、アンテナを車体に取り付けるようにしたアンテナ取
付装置において、上記アンテナベースにワッシャに向け
て突出する複数の突状部を設ける一方、上記ワッシャに
上記アンテナベースの突状部に対応する複数の突状部を
設け、上記アンテナベースもしくはワッシャの突状部
は、その長軸が上記取付ネジ部を中心とする円の接線の
方向にほぼ沿うよう配置される非円形に設定され、か
つ、上記アンテナベースに挿通されて、一端がアンテナ
素子に接続されるケーブルの電気的接続状態を良好にす
るための合成樹脂材製のインシュレータを設け、このイ
ンシュレータに上記車体パネル裏面から係合し、上記ア
ンテナベースを仮止め状態に位置決めするための仮止め
爪を設けたものである。
【0015】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1ないし図7はこの発明の実施形
態を示しており、アンテナケース1は、アンテナ素子2
が装着され内部に分波器、アンプ、合波器等を内蔵して
いる。上記アンテナ素子2は例えば電話帯、FM帯、及
びAM帯の3波を受信できる。上記アンテナケース1は
ダイキャスト等により作製された金属製のアンテナベー
ス3を介して自動車ルーフの車体パネル4に取り付けら
れている。該車体パネル4とアンテナベース3との間に
はシールラバー5が介設されている。上記アンテナベー
ス3の下面から車体パネル4を貫通して、外周にネジの
形成されている取付ネジ部3aが突出するよう形成され
ている。
【0016】上記アンテナベース3は底面が楕円状とさ
れ、例えば4つの突部3bが形成されており、この突部
3bは後述するワッシャ6の上端に形成されている突起
6bに対向する位置に形成されている。上記突部3b
は、その形状が長円形状に設定され、頂面が平面上に形
成されている。すなわち、図6に示すように、その長軸
が上記取付ネジ部3aを中心とする円(図6の円Y)の
接線の方向にほぼ沿うよう配置される長円形状に設定さ
れている。なお、この形状は、その長軸が上記と同様に
配置されている楕円であっても良い。
【0017】上記シールラバー5には、突部3bにそれ
ぞれ対応する位置に孔が開口され、その孔を囲む内外の
環状の凸部5a,5bが車体パネル4表面に当設するよ
うに形成されている。
【0018】上記アンテナベース3の取付ネジ部3aに
はスリット3cが設けられており、上記アンテナ素子2
に先端が接続されたケーブル7が、スリット3cから横
方向に引き出されている。
【0019】上記ワッシャ6は上端に車体パネル4に向
かう複数個、例えば4個の先の尖った突起6bを有して
いる。上記ワッシャ6は、回動可能にナット8が取り付
けており、ワッシャ6内に嵌合片9が装着されて、ワッ
シャ6、ナット8、及び嵌合片9が一体化されてワッシ
ャ6付きナット8とされている。
【0020】上記ナット8は、外形が六角形状とされ、
その内周には取付ネジ部3aに螺合するナット・ネジが
形成され、一面において前記したワッシャ6と回転自在
に連結されている。上記嵌合片9は、スリット3cに係
合する。
【0021】このように、上記アンテナベース3は、車
体パネル4を複数の突部3bと上記取付ネジ部3aに螺
合されるナット8のワッシャ6の突起6bとにより挟持
しアンテナを車体に取り付けている。
【0022】また、上記車体パネル4を貫通して下面か
ら突出する上記アンテナベース3の取付ネジ部3aの根
元部に、該車体パネル4にその裏面から係合し、上記ア
ンテナベース3を仮止め状態に位置決めする第1の係止
爪10が設けられている。さらに、この第1の係止爪1
0とにより上記取付ネジ部3aの根元部を挟む位置に上
記と同様の第2の係止爪11が設けらている。
【0023】この第2の係止爪11は、ケーブル7アン
テナ素子2に電気的に良好に接続するための合成樹脂製
の弾性材のインシュレータ12に設けら、車体パネル4
の裏面から係合し、上記アンテナベース3を仮止め状態
に位置決めする。すなわち、上記インシュレータ12の
ヘッド部12aの上記アンテナベース3のスリット3c
と対応する位置に上記第2の係止爪11が設けられてい
る。
【0024】次ぎに、上記のごとく構成した実施形態の
作用について説明する。アンテナを車体パネル4に組み
付ける際、まずアンテナベース3の取付ネジ部3aを車
体パネル4にその貫通孔に貫通させて、該車体パネル4
上にアンテナベース3を載置する。この状態で、第1の
係止爪10と第2の係止爪11が車体パネル4の裏面か
ら係合する状態となり、アンテナベース3は仮止め状態
に位置決めされる。この第1の係止爪10,第2の係止
爪11と車体パネル4との係合に関しては、先ず、アン
テナベース3を斜めにして第1の係止爪10と車体パネ
ル4とを係合させた後、第2の係止爪11を該爪を構成
する合成樹脂製の弾性材のインシュレータ12の弾性変
形により、第2の係止爪11と車体パネル4とを係合さ
せて上記仮止め状態にする。
【0025】この後、アンテナベース3は一人作業で車
体パネル4に取り付けることができる。上記第1,2の
係止爪10,11により確実に仮止め状態とされたアン
テナベース3にワッシャ付きナット8を上記アンテナベ
ース3の取付ネジ部3aの下端面にセットし、取付ネジ
部3aのスリット3cに上記嵌合片9を嵌合させ、この
状態でナット8を回転して上記取付ネジ部3aに螺合し
ていくと、ワッシャ6は嵌合片9の作用により回り止め
されて同じ位置を維持しながら上昇していく。そして、
ワッシャ6の上端に形成されている突起6bが車体パネ
ル4の下面に食い込むようになると、アンテナベース3
とワッシャ付きナット6により車体パネル4が挟持され
てアンテナ素子2を備えるアンテナケース1が取り付け
られるようになる。
【0026】また、嵌合片9はスリット3cに密着する
よう嵌合されるようになるため、ワッシャ6のアンテナ
ベース3に対する回動方向のガタをなくするものである
が、該ガタつきをゼロにすることはできず、上記の螺合
過程において突部3bと突起6bとは、取付ネジ部3a
を中心としてある程度回転方向に相対的に変位する。
【0027】しかしながら、本実施形態において上記突
部3bは、その長軸が上記取付ネジ部3aを中心とする
円の接線の方向にほぼ沿うよう配置される長円形状に形
成されてため、これから突起6bの先端が外れることが
なく確実に車体パネル4を挟持することができる。該突
部3bに対して突起6bの先端が外れると、薄板で形成
されている自動車ルーフの車体パネル4が変形もしくは
損傷されてしまうが、上記のように突部3bに対して突
起6bの先端が外れることがなく、車体パネル4の変形
もしくは損傷を防止することができる。
【0028】アンテナの車体パネル4への組み付け作業
は、上記ワッシャ6付きナット8の螺じ込みを完了して
終了するが、上記アンテナベース3と車体パネル4との
防水シールはそれらの間に介設された上記シールラバー
5により防水シールされる。本実施形態において上記突
部3bは、その長軸が上記取付ネジ部3aを中心とする
円の接線の方向にほぼ沿うよう配置される長円形状に形
成されてため、上記突部3bと取付ネジ部3aの根元部
との間隔Xが充分とれ上記シールラバー5の特に防水シ
ールのための内側の凸部5bはその幅を大きでき、アン
テナを防水シール性良く車体パネル4に取り付けるよう
にすることができる。
【0029】上記した実施形態において、上記アンテナ
ベース3aに設けられ、ワッシャ6に向けて突出する複
数の突状部としての上記突部3bは、頂面が平面上に形
成されている一方、上記ワッシャ6に該アンテナベース
3の突状部に対応する複数の突状部としての先の尖った
突起6bを設けているが、この関係を逆にしても良い。
また、上記突状部は頂面がともに平面状のものであって
も良い。
【0030】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載されたアン
テナ取付装置によれば、アンテナベースに車体パネルを
貫通する取付ネジ部を設け、上記車体パネルをアンテナ
ベースと上記取付ネジ部に螺合されたナットのワッシャ
とにより挟持し、アンテナを車体に取り付けるようにし
たアンテナ取付装置において、上記アンテナベースにワ
ッシャに向けて突出する複数の突状部を設ける一方、上
記ワッシャに上記アンテナベースの突状部に対応する複
数の突状部を設け、上記アンテナベースもしくはワッシ
ャの突状部を、その長軸が上記取付ネジ部を中心とする
円の接線の方向にほぼ沿うよう配置される非円形に設定
するようにしたので、車体パネルを変形もしくは損傷さ
せることなく確実に挟持するとともに、アンテナを防水
シール性良く車体パネルに取り付けることが可能であ
る。
【0031】請求項2に記載されたアンテナ取付装置に
よれば、上記非円形の形状を、長円もしくは楕円形状に
設定するようにしたので、上記の効果を得る現実的な構
造とできる。
【0032】さらに、請求項3に記載されたアンテナ取
付装置によれば、アンテナベースに車体パネルを貫通す
る取付ネジ部を設け、上記車体パネルをアンテナベース
と上記取付ネジ部に螺合されるナットのワッシャとによ
り挟持し、アンテナを車体に取り付けるようにしたアン
テナ取付装置において、上記アンテナベースに挿通され
て、一端がアンテナ素子に接続されるケーブルの電気的
接続状態を良好にするための合成樹脂材製のインシュレ
ータを設け、このインシュレータに上記車体パネル裏面
から係合し、上記アンテナベースを仮止め状態に位置決
めするための仮止め爪を設るようにしたので、別体の特
殊な弾性材を製作し、この仮止め爪をカシメ止めにより
取り付ける複雑な構造を必要とせず、製作費用を安価に
することができる。
【0033】請求項4に記載されたアンテナ取付装置に
よれば、仮止め爪として、上記合成樹脂材製のインシュ
レータにより形成された第1の仮止め爪に加え、上記車
体パネルにその裏面から係合し該アンテナベースを仮止
め状態に位置決めするよう上記アンテナベースの取付ネ
ジ部の根元部に第2の係止爪を設け、これら第1,第2
の係止爪は上記取付ネジ部を挟む位置に設たので、確実
にアンテナベースを車体パネルに仮止め状態に位置決め
することができる。
【0034】一方、請求項5に記載されたアンテナ取付
装置によれば、アンテナベースに車体パネルを貫通する
取付ネジ部を設け、上記車体パネルをアンテナベースと
上記取付ネジ部に螺合されるナットのワッシャとにより
挟持し、アンテナを車体に取り付けるようにしたアンテ
ナ取付装置において、上記アンテナベースにワッシャに
向けて突出する複数の突状部を設ける一方、上記ワッシ
ャに上記アンテナベースの突状部に対応する複数の突状
部を設け、上記アンテナベースもしくはワッシャの突状
部は、その長軸が上記取付ネジ部を中心とする円の接線
の方向にほぼ沿うよう配置される非円形に設定され、か
つ、上記アンテナベースに挿通されて、一端がアンテナ
素子に接続されるケーブルの電気的接続状態を良好にす
るための合成樹脂材製のインシュレータを設け、このイ
ンシュレータに上記車体パネル裏面から係合し、上記ア
ンテナベースを仮止め状態に位置決めするための仮止め
爪を設るようにしたので、車体パネルを変形もしくは損
傷させることなく確実に挟持するとともに、アンテナを
防水シール性良く車体パネルに取り付けることが可能で
あり、かつ、別体の特殊な弾性材を製作し、この仮止め
爪をカシメ止めにより取り付ける複雑な構造を必要とせ
ず、製作費用を安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るアンテナ取付装置の
側面図である。
【図2】同アンテナ取付装置の斜視図である。
【図3】同アンテナ取付装置の組み付け状態を示す図で
ある。
【図4】同アンテナ取付装置に使用されるワッシャ付き
ナットの斜視図である。
【図5】同アンテナ取付装置に使用されるアンテナベー
ス他主要部品の組立図である。
【図6】図5の底面図である。
【図7】同アンテナ取付装置に使用されるインシュレー
タの組み立て状態を示す図である。
【符号の簡単な説明】
1…アンテナケース 2…アンテナ素子 3…アンテナベース 3a…取付ネジ部 3b…突部 4…車体パネル 5…シールラバー 6…ワッシャ 6b…突起 8…ナット 9…嵌合片 10,11…係止爪 12…インシュレータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナベースに車体パネルを貫通す
    る取付ネジ部を設け、上記車体パネルをアンテナベース
    と上記取付ネジ部に螺合されたナットのワッシャとによ
    り挟持し、アンテナを車体に取り付けるようにしたアン
    テナ取付装置において、 上記アンテナベースにワッシャに向けて突出する複数の
    突状部を設ける一方、上記ワッシャに上記アンテナベー
    スの突状部に対応する複数の突状部を設け、上記アンテ
    ナベースもしくはワッシャの突状部は、その長軸が上記
    取付ネジ部を中心とする円の接線の方向にほぼ沿うよう
    配置される非円形に設定されていることを特徴とするア
    ンテナ取付装置。
  2. 【請求項2】 上記非円形の突状部が、長円もしくは
    楕円形状に設定されていることを特徴とする請求項1に
    記載されたアンテナ取付装置。
  3. 【請求項3】 アンテナベースに車体パネルを貫通す
    る取付ネジ部を設け、上記車体パネルをアンテナベース
    と上記取付ネジ部に螺合されるナットのワッシャとによ
    り挟持し、アンテナを車体に取り付けるようにしたアン
    テナ取付装置において、 上記アンテナベースに挿通されて、一端がアンテナ素子
    に接続されるケーブルの電気的接続状態を良好にするた
    めの合成樹脂材製のインシュレータを設け、このインシ
    ュレータに上記車体パネル裏面から係合し、上記アンテ
    ナベースを仮止め状態に位置決めするための仮止め爪を
    設けたことを特徴とするアンテナ取付装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載されたアンテナ取付装
    置において、 上記仮止め爪として、上記合成樹脂材製のインシュレー
    タにより形成された第1の仮止め爪に加え、上記車体パ
    ネルにその裏面から係合し該アンテナベースを仮止め状
    態に位置決めするよう上記アンテナベースの取付ネジ部
    の根元部に第2の係止爪が設けられ、これら第1,第2
    の係止爪は上記取付ネジ部を挟む位置に設けられている
    ことを特徴とするアンテナ取付装置。
  5. 【請求項5】 アンテナベースに車体パネルを貫通す
    る取付ネジ部を設け、上記車体パネルをアンテナベース
    と上記取付ネジ部に螺合されるナットのワッシャとによ
    り挟持し、アンテナを車体に取り付けるようにしたアン
    テナ取付装置において、 上記アンテナベースにワッシャに向けて突出する複数の
    突状部を設ける一方、上記ワッシャに上記アンテナベー
    スの突状部に対応する複数の突状部を設け、上記アンテ
    ナベースもしくはワッシャの突状部は、その長軸が上記
    取付ネジ部を中心とする円の接線の方向にほぼ沿うよう
    配置される非円形に設定され、かつ、上記アンテナベー
    スに挿通されて、一端がアンテナ素子に接続されるケー
    ブルの電気的接続状態を良好にするための合成樹脂材製
    のインシュレータを設け、このインシュレータに上記車
    体パネル裏面から係合し、上記アンテナベースを仮止め
    状態に位置決めするための仮止め爪を設けたことを特徴
    とするアンテナ取付装置。
JP07178698A 1998-03-20 1998-03-20 アンテナ取付装置 Expired - Fee Related JP3956473B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07178698A JP3956473B2 (ja) 1998-03-20 1998-03-20 アンテナ取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07178698A JP3956473B2 (ja) 1998-03-20 1998-03-20 アンテナ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11274825A true JPH11274825A (ja) 1999-10-08
JP3956473B2 JP3956473B2 (ja) 2007-08-08

Family

ID=13470616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07178698A Expired - Fee Related JP3956473B2 (ja) 1998-03-20 1998-03-20 アンテナ取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3956473B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001043226A1 (fr) * 1999-12-07 2001-06-14 Nippon Antena Kabushiki Kaisha Ensemble a ecrou pour montage d'antenne
JP2004500771A (ja) * 2000-03-03 2004-01-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 車両アンテナを固定するための装置
JPWO2005051720A1 (ja) * 2003-11-25 2007-06-21 原田工業株式会社 車両用ルーフアンテナ取付け装置
JP2011512113A (ja) * 2009-01-20 2011-04-14 カレアロ アンテネ エス.ピー.エー. アンテナを支持面に固定する改良された装置およびその固定装置によりアンテナを組み付ける方法
KR101154071B1 (ko) 2011-03-31 2012-06-11 주식회사 에이스테크놀로지 루프 안테나 체결 장치
CN107611558A (zh) * 2017-08-02 2018-01-19 广东盛路通信科技股份有限公司 车载顶置天线的定位安装结构
CN107645030A (zh) * 2016-07-21 2018-01-30 三美电机株式会社 天线安装部件及天线装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018184022A (ja) 2017-04-24 2018-11-22 ミツミ電機株式会社 アンテナ取付部品及びアンテナ装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001043226A1 (fr) * 1999-12-07 2001-06-14 Nippon Antena Kabushiki Kaisha Ensemble a ecrou pour montage d'antenne
US6554555B2 (en) 1999-12-07 2003-04-29 Nippon Antena Kabushiki Kaisha Antenna-mounting nut
JP2004500771A (ja) * 2000-03-03 2004-01-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 車両アンテナを固定するための装置
JPWO2005051720A1 (ja) * 2003-11-25 2007-06-21 原田工業株式会社 車両用ルーフアンテナ取付け装置
JP4680776B2 (ja) * 2003-11-25 2011-05-11 原田工業株式会社 車両用ルーフアンテナ取付け装置
JP2011512113A (ja) * 2009-01-20 2011-04-14 カレアロ アンテネ エス.ピー.エー. アンテナを支持面に固定する改良された装置およびその固定装置によりアンテナを組み付ける方法
KR101154071B1 (ko) 2011-03-31 2012-06-11 주식회사 에이스테크놀로지 루프 안테나 체결 장치
CN107645030A (zh) * 2016-07-21 2018-01-30 三美电机株式会社 天线安装部件及天线装置
CN107611558A (zh) * 2017-08-02 2018-01-19 广东盛路通信科技股份有限公司 车载顶置天线的定位安装结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP3956473B2 (ja) 2007-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2924561B2 (ja) バッテリー・ターミナル
US6702612B2 (en) Terminal connecting device
US6222123B1 (en) Low cost error proofing cap assembly
JP2000006655A (ja) 樹脂ウインドの端子固定構造
JP2592690Y2 (ja) 端子金具
WO2005031915A1 (ja) 自動車用アンテナ
JP2010170778A (ja) コネクタの取付構造
JPH11274825A (ja) アンテナ取付装置
JP2531970Y2 (ja) 車両用灯具のコネクタ保持構造
JPH09289054A (ja) 端子金具の組付け構造
JPH09306558A (ja) ソレノイドユニット
JP2574806Y2 (ja) コネクタ
EP0758802B1 (en) Antenna mounting device
JP2000211666A (ja) 防水ケ―ス
US20060056911A1 (en) Fixing device for fixing an object to a fixing plate and antenna apparatus using the fixing device
JP3349407B2 (ja) バッテリ用接続具
JP2018182494A (ja) アンテナ取付装置、アンテナ装置の取付方法
JPH08293300A (ja) バッテリー端子
JP3662460B2 (ja) ルーフトリム取付用ブラケット
JPS6226146A (ja) 車両用アンテナの取付け構造
JP4061236B2 (ja) 自動車用アンテナ
JPH09161867A (ja) 端子金具の組付け構造
JP3101932B2 (ja) アンテナ
JP2720508B2 (ja) 携帯情報機器用アンテナバンドの固定装置
JP3546436B2 (ja) 低周波治療器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050128

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110518

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120518

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130518

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140518

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees