JPH02140002A

JPH02140002A - バンド型アンテナ装置

Info

Publication number: JPH02140002A
Application number: JP26202489A
Authority: JP
Inventors: Kimito Horie; 公人堀江
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-10-09
Filing date: 1989-10-09
Publication date: 1990-05-29
Anticipated expiration: 2010-01-18
Also published as: JPH073924B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明はラジオウォッチやデレピウォッチ等のリストウ
ォッチ等に用いることができるバンド型アンテナ装置に
関する。

〔従来技術〕

近年、ラジオウォッチやテレビウＡツチが出現するに至
って、通常唯一人間が肌身に装身する電子装置としての
りストウＡツヂがますま１“高機能の度合を高めている
。しかし、その附属装置であるところのイ（フボーンや
アンテナは携帯性に乏しかったり、不便であったりして
いる。例えばラジオウォッチでは、それがＡＭ放送の場
合にはアンテナは省略され、その受信は全く同調回路に
依存しているし、それがＦＭＭ送の場合には別途外部に
アンテナを用意しているのが通常である。また、テレビ
ウォッチに至っては、アンテナを含む主要回路の大部分
は別装置によって、リストウォッチの部分は単なる表示
装置として使われている場合がある。

さて、人間が都市を歩行してラジオ放送やテレビ放送を
受信する際、都市の雑音は、騒音と電波雑音の両方が混
然としている。従って、前者に対してはイヤホーンが、
後者に対してはアンテナがその雑音を除去するのに単尺
な役割を果している。

特にアンテナは、その受信周波数が高ければ高い程電波
が直進的性質を強めるので、指向性を持つか、共振波長
に近い長さを持つことが望ましい。

しかし、共振波長は周波数が低い程長いので、共振波長
に近い長さのアンテナをリス１−ウォッチに附属させる
ことは困難であるとともに若しく便利さを欠くことにな
る。例えば９００　Ｍ　Ｉ−ｌ　ｚの周波数は１波長３
３ｍであり、３３　ｃｍのアンテナをリス１〜ウオツチ
に附ＲさＵることは不可能である。

（発明の目的〕本発明は上記事情を考慮してなされたしので、リストウ
ォッチに装置づ゛ることができ、携帯性を有し、十分な
共振長と指向性を有するバンド型アンテナ装置を提供す
ることを目的とする。

〔発明の概要〕

上記目的を達成Ｊ−るために本発明によるバンド型アン
テナ装置は、柔軟性を右する金属板を内部に埋め込んだ
樹脂性バンドと、この樹脂性バンドの一端に形成され前
記金属板に電気的接続されたコネクタと、このコネクタ
に接続されたアンテナ回路とを備えたことを特徴とする
。

〔発明の実施例〕

本発明の一実浦例にＪ：るバンド型アンテナ装置を第１
図と第２図に示す。第１図は本実施例によるバンド型ア
ンテナ装置を′ｊＡ着したリスｌ−ウォッチを示したも
のであり、バンドの片側は説明のために省略しＣある。

第１図（ａ）はこのリストウォッチの背面図であり、第
１図（ｂ）は側面図である。リストウォッチの本体１に
は、バンド部２が取り付りられている。

バンド部２は本体１に近い程その幅が広く形成されてい
る。バンド部２どおしを結合させるために複数の孔３が
形成され、また本体１と機械的に結合させ、かつ可動と
づるために金属軸４を通すめたの孔（省略）が一端にお
いている。また本体１は竜頭５と裏蓋６どコネクタ用メ
ス型金具７を有し、さらに窪み８が形成されている。

バンド部２にはアンテナの一部を構成する十分に薄く柔
軟な金属板９と、その延長上に孔３を運用して形成され
た金属板１０が内部に埋め込まれており、また一端にコ
ネクタ用オス型金具１１が形成されている。本体１及び
バンド部２はｌ１ｔｉｆ損失が少ないポリスチレンなど
の材質が望ましい。

特にバンド部２は十分な可どう性をもつものであるが、
中心部に薄い板状金属片９を有しても、なＪ３十分な柔
軟性を保持し、バンドとしての働きを損なわないように
形成されている。

バンド部２の端に形成された舌片１２は本発明に特有な
構造を有し、アンテナの一部である板状金属片９と、そ
れを終端りるコネクタ用オス型金具１１を内部に有し、
本体１の内部に形成されているアンテナ回路と電気的か
つ機械的に結合され、かつ着脱可能である。また舌片１
２は、リストウォッチが腕に装着された際に障害となら
ないように本体１に形成された窪み８に半分埋め込まれ
ている。また舌片１２が伸び縮みづることにより本体１
に対してバンド部２がスムーズに回転するようになって
いる。

第１図（ｂ）に示すように、本体１の内部のアンテナ回
路の主要部として、ローディングコイル１３と、高周波
電源若しくは同調回路１４が各々直列にコネクタ用メス
型金具７と接続されている。

ローディングコイル１３はアンテナの共振長を伸ばすた
めのものである。フェライ１〜１５はローデインクコイ
ル１３に装置してアンテナ全体の共振周波数を下げるの
に使われる。

第２図は実際に腕にこのリストウォッチを装着した際に
ループアンテナを構成する様子を電気回路として模式的
に示したものである。第２図において参照番号１６によ
り示す領域は、第１図の本体１の領域を示している。第
１図のメス型金具７及びオス型金具１１による結合は参
照番号１７で示すような状態である。

第１図のバンド型アンテナ装置を構成する根状金属板９
及び１０は、第２図ではループアンテナの素子１８とし
て表わされている。

第１図の板状金属板１０は、１対のバンドが孔３を用い
て結合されたとき、高周波的信号に対する短絡部１９を
構成覆る。従って、第２目金体は、腕の太さに応じたル
ープアンテナとなり、その指向性）よ紙面垂直に利得を
もつ。人体は損失のある誘電体として共振周波数に影響
するが、周波数の低い場合は余り問題とイ１らない。フ
ェライト１５は腕の太さに応じたアンテナの共振周波数
の微調整として利用１′ることもできる。

リス１〜ウオツヂが更なる機能、例えば電波の送信装置
としての機能を要求された場合には、木実温間によるバ
ンド型アンテナ装置は本質的に重要な役割を果１゜なぜ
ならばリス１−ウォッチは小型であるが故に微弱電波の
送信しかできず、アンテナの指向性や共１５ｖＪ性が有
効な放射電力を生成することになるからである。リス１
〜ウオツヂによる微弱電波の放射は、その送信をコード
によって間欠的にすれば、大幅に電力の消費を減少させ
ることができ、小型電池による駆動も可能である。

上記実施例ではローディングコイル１３とフェライト１
５は本体１に設けられたが、バンド部２に設置ノでもよ
い。また上記実施例ではリストウォッチのバンドを利用
したが、ヘッドフォンのバンドのような他のバンドを利
用してもよい。

〔発明の効果〕

以上の通り本発明によれば、リストウォッチが電波の送
受信別能を有する場合でも、別設の附属用アンテナを用
いることなく、外観を従来のりストウォッチとほぼ同一
のままにづることができる。

したがってリストウォッチの多曙能化、例えば個人識別
機能やポケットベルの機能の追加が可能である。

蔓　２　図

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の−・実施例によるバンド型アンテナ装
置を示寸図、第２図は同バンド型アンテナ装置を実際に
腕に装着した際にループアンテナを構成する様子を示し
た図である。１・・・リストウォッチの本体、２・・・バンド部、３
・・・結合用孔、４・・・接続用金具、５・・・竜頭、
６・・・裏蓋、７・・・メス型金具、８・・・窪み、９
・・・金属板、１０・・・金属板、１１・・・オス型金
具、１２・・・舌片、１３・・・ローディングコイル、
１４・・・高周波電源又は同調回路、１５・・・フェラ
イト。

Claims

【特許請求の範囲】１、柔軟性を有する金属板を内部に埋め込んだ樹脂性バ
ンドと、この樹脂性バンドの一端に形成され前記金属板
に電気的接続されたコネクタと、このコネクタに接続さ
れたアンテナ回路とを備えたことを特徴とするバンド型
アンテナ装置。２、特許請求の範囲第１項記載の装置において、前記ア
ンテナ回路は、前記コネクタに接続されたローディング
コイルと、このローディングコイルに接続された高周波
電源とを有することを特徴とするバンド型アンテナ装置
。３、特許請求の範囲第１項記載の装置において、前記ア
ンテナ回路は、前記コネクタに接続されたローディング
コイルと、このローディングコイルに接続された同調回
路とを有することを特徴とするバンド型アンテナ装置。４、特許請求の範囲第２項又は第３項記載の装置におい
て、前記アンテナ回路は、前記ローディングコイルに装
置されたフェライトを有することを特徴とするバンド型
アンテナ装置。５、特許請求の範囲１項乃至第４項のいずれかに記載の装置において、前記樹脂性バンドの前記一
端には前記コネクタと独立した機械的接続部が形成され
ていることを特徴とするバンド型アンテナ装置。