JPH073924B2 - バンド型アンテナ装置 - Google Patents

バンド型アンテナ装置

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JPH073924B2
JPH073924B2 JP1262024A JP26202489A JPH073924B2 JP H073924 B2 JPH073924 B2 JP H073924B2 JP 1262024 A JP1262024 A JP 1262024A JP 26202489 A JP26202489 A JP 26202489A JP H073924 B2 JPH073924 B2 JP H073924B2
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band
antenna
wristwatch
antenna device
pair
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公人 堀江
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公人 堀江
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はラジオウォッチやテレビウォッチ等のリストウ
ォッチ等に用いることができるバンド型アンテナ装置に
関する。
〔従来技術〕
近年、ラジオウォッチやテレビウォッチが出現するに至
って、通常唯一人間が肌身に装身する電子装置としての
リストウォッチがますます高機能の度合を高めている。
しかし、その附属装置であるところのイヤホーンやアン
テナは携帯性に乏しかったり、不便であったりしてい
る。例えばラジオウォッチでは、それがAM放送の場合に
はアンテナは省略され、その受信は全く同調回路に依存
しているし、それがFM放送の場合には別途外部にアンテ
ナを用意しているのが通常である。また、テレビウォッ
チに至っては、アンテナを含む主要回路の大部分は別装
置によって、リストウォッチの部分は単なる表示装置と
して使われている場合がある。
さて、人間が都市を歩行してラジオ放送やテレビ放送を
受信する際、都市の雑音は、騒音と電波雑音の両方が混
然としている。従って、前者に対してはイヤホーンが、
後者に対してはアンテナがその雑音を除去するのに重要
な役割を果している。特にアンテナは、その受信周波数
が高ければ高い程電波が直進的性質を強めるので、指向
性を持つか、共振波長に近い長さを持つことが望まし
い。しかし、共振波長は周波数が低い程長いので、共振
波長に近い長さのアンテナをリストウォッチに附属させ
ることは困難であるとともに著しく便利さを欠くことに
なる。例えば900MHzの周波数は1波長30cmであり、33cm
のアンテナをリストウォッチに附属させることは不可能
である。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、リストウ
ォッチに装備することができ、携帯性を有し、十分な共
振長と指向性を有するバンド型アンテナ装置を提供する
ことを目的とする。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために本発明によるバンド型アンテ
ナ装置は、柔軟性を有する金属板を内部に埋め込んだ樹
脂性バンドと、この樹脂性バンドの一端に形成され前記
金属板に電気的接続されたコネクタと、このコネクタに
接続されたアンテナ回路とを備えたことを特徴とする。
〔発明の実施例〕
本発明の一実施例によるバンド型アンテナ装置を第1図
と第2図に示す。第1図は本実施例によるバンド型アン
テナ装置を装着したリストウォッチを示したものであ
り、バンドの片側は説明のために省略してある。第1図
(a)はこのリストウォッチの背面図であり、第1図
(b)は側面図である。リストウォッチの本体1には、
バンド部2が取り付けられている。
バンド部2は本体1に近い程その幅が広く形成されてい
る。バンド部2どおしを結合させるために複数の孔3が
形成され、また本体1と機械的に結合させ、かつ可動と
するために金属軸4を通すめたの孔(省略)が一端にあ
いている。また本体1は竜頭5と裏蓋6とコネクタ用メ
ス型金具7を有し、さらに窪み8が形成されている。
バンド部2にはアンテナの一部を構成する十分に薄く柔
軟な金属板9と、その延長上に孔3を迂回して形成され
た金属板10が内部に埋め込まれており、また一端にコネ
クタ用オス型金具11が形成されている。本体1及びバン
ド部2は誘電損失が少ないポリスチレンなどの材質が望
ましい。特にバンド部2は十分な可とう性をもつもので
あるが、中心部に薄い板状金属片9を有しても、なお十
分な柔軟性を保持し、バンドとしての働きを損なわない
ように形成されている。
バンド部2の端に形成された舌片12は本発明に特有な構
造を有し、アンテナの一部である板状金属片9と、それ
を終端するコネクタ用オス型金具11を内部に有し、本体
1の内部に形成されているアンテナ回路と電気的かつ機
械的に結合され、かつ着脱可能である。また舌片12は、
リストウォッチが腕に装着された際に障害とならないよ
うに本体1に形成された窪み8に半分埋め込まれてい
る。また舌片12が伸び縮みすることにより本体1に対し
てバンド部2がスムーズに回転するようになっている。
即ち、本体1とバンド2が一体的に形成されていた従来
の技術に比べて、軸4による機械的接続と舌片12による
電気的接続の双方を有することにより舌片12に対する機
械的負担を軽減し、かつ従来のリストウオッチの如くバ
ンドを鋭角的に回転できる利点を維持できる効果を伴
う。なお、舌片12の伸び縮みとは、機械的伸縮の意味で
あり、舌片12の端から端までの距離が変化することを言
う。
第1図(b)に示すように、本体1の内部のアンテナ回
路の主要部として、ローディングコイル13と、高周波電
源若しくは同調回路14が各々直列にコネクタ用メス型金
具7と接続されている。ローディングコイル13はアンテ
ナの共振長を伸ばすためのものである。フェライト15は
ローディングコイル13に装荷してアンテナ全体の共振周
波数を下げるのに使われる。
第2図は実際に腕にこのリストウォッチを装着した際に
ループアンテナを構成する様子を電気回路として模式的
に示したものである。第2図において参照番号16により
示す領域は、第1図の本体1の領域を示している。第1
図のメス型金具7及びオス型金具11による結合は参照番
号17で示すような状態である。
第1図のバンド型アンテナ装置を構成する板状金属板9
及び10は、第2図ではループアンテナの素子18として表
わされている。
第1図の板状金属板10は、1対のバンドが孔3を用いて
結合されたとき、高周波的信号に対する短絡部19を構成
する。即ち、二枚の金属板が空間的に対向して配置され
たことによりコンデンサを形成し、そのインピーダンス
が高周波的信号に対して非常に小さくなることから、あ
たかも短絡したと同じような状況を生じる。この結果、
一対の腕バンドが互いに孤立した場合と比べると、アン
テナとしての共振周波数を著しく低下させることができ
る。従って、第2図全体は、腕の太さに応じた電気的に
閉じたループアンテナとなり、その指向性は紙面垂直に
利得をもつ。人体は損失のある誘電体として共振周波数
に影響するが、周波数の低い場合は余り問題とならな
い。フェライト15は腕の太さに応じたアンテナの共振周
波数の微調整として利用することもできる。
リストウォッチが更なる機能、例えば電波の送信装置と
しての機能を要求された場合には、本実施例によるバン
ド型アンテナ装置は本質的に重要な役割を果す。なぜな
らばリストウォッチは小型であるが故に微弱電波の送信
しかできず、アンテナの指向性や共振特性が有効な放射
電力を生成することになるからである。リストウォッチ
による微弱電波の放射は、その送信をコードによって間
欠的にすれば、大幅に電力の消費を減少させることがで
き、小型電池による駆動も可能である。
上記実施例ではローディングコイル13とフェライト15は
本体1に設けられたが、バンド部2に設けてもよい。ま
た上記実施例ではリストウォッチのバンドを利用した
が、ヘッドフォンのバンドのような他のバンドを利用し
てもよい。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によれば、リストウォッチが電波の送
受信機能を有する場合でも、別段の附属用アンテナを用
いることなく、外観を従来のリストウォッチとほぼ同一
のままにすることができる。したがってリストウォッチ
の多機能化、例えば個人識別機能やポケットベルの機能
の追加が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるバンド型アンテナ装置
を示す図、第2図は同バンド型アンテナ装置を実際に腕
に装着した際にループアンテナを構成する様子を示した
図である。 1……リストウォッチの本体、2……バンド部、3……
結合用孔、4……接続用金具、5……竜頭、6……裏
蓋、7……メス型金具、8……窪み、9……金属板、10
……金属板、11……オス型金具、12……舌片、13……ロ
ーディングコイル、14……高周波電源又は同調回路、15
……フェライト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リストウオッチ型携帯機器本体(1)と 金属板(9、10)を内部に有する一対の腕バンド(2)
    とを有し、 前記一対の腕バンド(2)の一端において 前記本体(1)と前記一対の腕バンド(2)とがそれぞ
    れ機械的に接続され、かつ、 前記本体(1)内部に設けられたアンテナ回路(13、1
    4、15)の2つの端子と 前記一対の腕バンド(2)の金属板(9、10)とがそれ
    ぞれ電気的に接続され、 前記一対の腕バンド(2)の他端において 前記腕バンド(2)が相互に重ね合わされることにより 前記金属板(9、10)同士が容量的結合を有することを
    特徴とするバンド型アンテナ装置。
JP1262024A 1989-10-09 1989-10-09 バンド型アンテナ装置 Expired - Lifetime JPH073924B2 (ja)

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JP1262024A JPH073924B2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 バンド型アンテナ装置

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JP60020117A Division JPH073923B2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06 バンド型アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02140002A JPH02140002A (ja) 1990-05-29
JPH073924B2 true JPH073924B2 (ja) 1995-01-18

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JPH02140002A (ja) 1990-05-29

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