JP2001037147A - モータ用端子 - Google Patents

モータ用端子

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JP2001037147A
JP2001037147A JP2000173026A JP2000173026A JP2001037147A JP 2001037147 A JP2001037147 A JP 2001037147A JP 2000173026 A JP2000173026 A JP 2000173026A JP 2000173026 A JP2000173026 A JP 2000173026A JP 2001037147 A JP2001037147 A JP 2001037147A
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JP
Japan
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motor
terminal
output shaft
rear end
circuit board
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JP2000173026A
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English (en)
Inventor
Noboru Ubukawa
生川昇
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Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、特に、モータを機器内に組み込む
際、回路基板上で安定して載置させるようにしたモータ
用端子を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明を用いたモータ1は、モータ本体
Aの前端から出力軸3を突出させてなるモータ1におい
て、モータ本体Aには、外部から所定の電圧を供給する
ターミナル8を有し、このターミナル8の接地部14
は、モータ本体Aの胴部2側で後端に近接させて配置さ
せると共に、出力軸3に対して略直交する方向に弾性力
を有する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータ用端子に係
り、特に、携帯通信機器(例えば携帯電話)に内蔵させ
て、呼び出し機能の振動発生源として利用される小型の
モータ用端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術として、実
公昭62−23248号公報や特開平11−13690
1号公報がある。前者の公報によれば、モータブラシに
電流を供給するモータ端子は可撓性を有し、この弾性反
撥力を積極的に利用する技術が提案されている。また、
後者の公報に記載された小型モータ100は、図6に示
すように、携帯電話等の通信機器に対して組み込み易く
したものであり、出力軸103には分銅104が固定さ
れ、モータ100の胴部100aには、前方に延びる通
電端子102がブラケット105を介して固定されてい
る。バネ板からなるこのような通電端子102を利用す
ると、回路基板101にモータ100を固定させる際
に、半田付けの必要がなく、生産能率の向上が図られ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のモータには、次のような課題が存在している。
すなわち、図6に示すように、機器の組立てにおいて、
回路基板101上にモータ100を置いた場合、通電端
子102が斜め前方に延びているので、端子102の前
端が回路基板101に接地することになり、モータ10
0の重量バランスからいっても、不安定な状態でモータ
100が回路基板101上に置かれることになる。そし
て、携帯電話等の組立て作業を行う際、携帯電話等の蓋
によってモータ100を上から押さえ込むことが必要が
あるが、図6の状態で組立て作業が行われると、上方か
らの押え込み力(矢印参照)によりモータ100が図面
左方へズレ、回路基板101上の所定の電気接点101
aから端子102が外れてしまう虞れがあり、組立て作
業性に劣っているといった問題点がある。
【0004】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、特に、モータを機器内に組み込む際、回
路基板上で安定して載置させるようにしたモータ用端子
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
モータ用端子は、外部から所定の電圧を供給するモータ
用端子であって、この端子の接地部は、モータ本体の胴
部側で後端に近接させて配置させると共に、出力軸に対
して略直交する方向に弾性力を有することを特徴とす
る。
【0006】この端子を適用したモータにおいては、タ
ーミナルの接地部をモータ本体の胴部側に配置させると
同時に、出力軸と対向させるようにモータ本体の後端に
配置させている。この発明は、モータの組み込み時にお
いて、回路基板上の所定箇所にターミナルの接地部が導
通接触するように、回路基板上にモータが置かれること
を意図した創作である。すなわち、回路基板上にモータ
を置いた場合に、ターミナルに弾性力をもたせている関
係上、モータが回路基板上で安定していることが必要と
なり、これを解決するために、出力軸に対向させるよう
にターミナルの接地部を、モータ本体の後端近傍に配置
させ、回路基板上でモータの支持バランスをとり、モー
タ1の据わりを良好にした。更に、モータの前方で高速
回転する出力軸自体の回転バランスを保つ上でも、モー
タ本体の後端にターミナルの接地部をもってくること
は、非常に有意義である。
【0007】請求項2記載のモータ用端子において、弾
性材の折り曲げにより形成されていて、モータ本体から
延びて出力軸に対して略平行に延在する第1の部分と、
第1の部分の先端からU字状の折り曲げ部を介して第1
部分に略平行に延在させる第2の部分と、第2の部分の
後端から外方に向けて湾曲突出させて、接地部を形成さ
せた第3の部分とを備えると好ましい。このような構成
を採用した場合、簡単な構造で安価にターミナルを形成
することができ、結果的に製造コストの低減が図られる
ことになる。
【0008】請求項3記載のモータ用端子において、端
子は、モータ本体の胴体部分に突出される出力軸に固定
された分銅と高さが近似するようにさせると好ましい。
このような構成を採用した場合、振動モータとして適切
に構成させることができ、携帯電話等の通信機器にモー
タを組み込むことが容易となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の端子を
適用したモータの好適な一実施形態について詳細に説明
する。
【0010】図1〜図4に示すように、モータ1は、コ
アードモータからなると共に、直径約4mmで長さ約1
0mmの円筒形状の金属製モータケース(胴部)2をも
ったモータ本体Aを備え、小型化が図られている。モー
タケース2の内壁面には、N,S極をもった永久磁石か
らなる固定子が固定され、モータケース2の内部には、
鉄芯にコイルが巻かれた回転子が収容されている。この
回転子の中心には、軸受で支持された出力軸3が固定さ
れ、この出力軸3の先端部は、モータケース2の前端部
分を貫通するように延在する。
【0011】更に、モータケース2内において、出力軸
3の後端には整流子が固定され、この整流子には一対の
ブラシが摺動接触している。各ブラシには、板状の端子
4が固定され、各端子4の後端は、モータケース2の後
端に固定されたブラケット5から突出させている。そし
て、出力軸3の先端部分には、略半円柱状の分銅6がカ
シメられ、若しくは圧入され、分銅6は、出力軸3に偏
心固定されている。従って、出力軸3の回転力で分銅6
を振り回すことによって、モータケース2自体を振動さ
せることができる。このような分銅付きモータ1は、携
帯用小型無線呼出器や携帯電話等でその筐体を振動させ
て、利用者に着信を呼びかける場合に利用される。
【0012】ここで、モータ本体Aには、端子4と回路
基板7の所定の電気接点との電気的接続をワンタッチで
可能ならしめるためのターミナル8が設けられている。
各ターミナル8は、それぞれの端子4に対応して設けら
れ、外部からの所定の電圧をブラシに印加させるための
ものである。各ターミナル8の基端は各端子4に半田S
を介してモータ本体Aに固定されている。そして、ター
ミナル8は、薄いバネ板から形成され、ターミナル8自
体にバネ性をもたせている。
【0013】従って、図1に示すように、モータ1を回
路基板7上に配置させ、その状態で、図示しない機器の
蓋などによって、矢印Z方向にモータ1を上から押さえ
込むような組み込み作業が可能になる。この場合、二点
鎖線で示すように、ターミナル8が弾性変形し、所定の
付勢力をもった状態で、ターミナル8と回路基板7の電
気接点との接続が確実になされる。
【0014】このターミナル8は、薄いバネ板の折り曲
げ加工により形成される。このターミナル8は、図1及
び図5に示すように、モータ本体Aの端子4に半田Sを
介して固定される取付け部分10を有し、この取付け部
分10は、ブラケット5の端面に沿うようにして径方向
に延びている。更に、ターミナル8は、この取付け部分
10の下端で内方(分銅6に向かう側)に向けて直角に
折り曲げられた第1の部分11を有し、この第1の部分
11は、モータケース2の周面に沿うように、出力軸3
に対して略平行に延在する。
【0015】また、ターミナル8は、第1の部分11の
前端をU字状に折り返した折り曲げ部位Bを介して第1
の部分11に略平行に延在させる第2の部分12を有し
ている。この第2の部分12は、第1の部分11の略半
分近くまで延在する。ターミナル8は、第2の部分12
の後端から外方に向け突出させるように折り曲げた第3
の部分13を有している。更に、第3の部分13の後端
に形成した湾曲部13aの頂部には、表面にAuメッキ
処理がなされた接地部14が膨出形成され、このような
接地部14によって、回路基板7の所定の電気接点との
電気的接続を確実にする。
【0016】このような折り返しによって形成させたタ
ーミナル8は、モータケース2の後端において、モータ
ケース2から径方向に突出する脚部17のスリット17
a(図2参照)内に収容され、スリット17aから第3
の部分13を露出させている。その結果、取り扱う際に
破損し易いターミナル8全体を露出させることなく、電
気的接合に必要な部分の目視が容易になり、機器への組
み込み作業性の向上が図られる。
【0017】このように、ターミナル8の接地部14
は、モータ本体Aのモータケース2(胴部)側で後端に
近接させて設けられると共に、出力軸3に対して略直交
する方向に弾性力を有することとなる。また、折り曲げ
形成されたターミナル8の採用により、簡単な構造で安
価にターミナルを形成することができ、結果的に製造コ
ストの低減が図られることになる。
【0018】そして、モータ1を携帯電話等の機器に組
み込む際、回路基板7上にモータ1を置くと、モータ1
や分銅6の重さにより、第3の部分13が第1の部分1
1に近づくようにターミナル8が変形する。このよう
に、出力軸3に対向させるように、ターミナル8の接地
部14を、モータ本体Aの後端近傍に配置させること
で、回路基板7上におけるモータ1の支持バランスを良
好にすることができ、モータ1の据わりが極めて良くな
る。更に、モータ1の前方で高速回転する出力軸3自体
の回転バランスを保つ上でも、ターミナル8の接地部1
4をモータ本体Aの後端に配置させることは、有意義で
ある。
【0019】なお、モータ本体Aは、図2及び図3の二
点鎖線で示すようにゴム製のホルダ16によって覆われ
ている。これによって、モータ1が分銅6によって振動
する際に、機器の筐体から不必要な振動音が発生しない
ようにしている。そして、ターミナル8の第3の部分1
3は、ホルダ16に形成したスリット状の溝16aを介
して外部に露出させている。
【0020】
【発明の効果】本発明によるモータ用端子は、以上のよ
うに構成されているため、次のような効果を得る。すな
わち、モータ本体の前端から出力軸を突出させてなるモ
ータにおいて、モータ本体には、外部から所定の電圧を
供給するターミナルを有し、このターミナルの接地部
は、モータ本体の胴部側で後端に近接させて配置させる
と共に、出力軸に対して略直交する方向に弾性力を有す
ることにより、モータを機器内に組み込む際、回路基板
上でモータを安定して載置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータ用端子の実施形態を示す側
面図である。
【図2】図1のモータの底面図である。
【図3】図1のモータの正面図である。
【図4】図1のモータの背面図である。
【図5】本発明のモータに適用させるターミナルを示す
斜視図である。
【図6】従来のモータを示す側面図である。
【符号の説明】
1…モータ、2…モータケース(胴部)、3…出力軸、
6…分銅、8…ターミナル、11…第1の部分、12…
第2の部分、13…第3の部分、14…接地部、A…モ
ータ本体、B…折り曲げ部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から所定の電圧を供給するモータ用
    端子であって、この端子の接地部は、モータ本体の胴部
    側で後端に近接させて配置させると共に、前記出力軸に
    対して略直交する方向に弾性力を有することを特徴とす
    るモータ用端子。
  2. 【請求項2】 弾性材の折り曲げにより形成されてい
    て、前記モータ本体から延びて前記出力軸に対して略平
    行に延在する第1の部分と、前記第1の部分の先端から
    U字状の折り曲げ部を介して前記第1部分に略平行に延
    在させる第2の部分と、前記第2の部分の後端から外方
    に向けて湾曲突出させて、前記接地部を形成させた第3
    の部分とを備えたことを特徴とする請求項1記載のモー
    タ用端子。
  3. 【請求項3】 前記端子は、モータ本体の胴体部分に突
    出される出力軸に固定された分銅と高さが近似するよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は2記載のモータ用
    端子。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6563242B2 (en) * 2000-02-18 2003-05-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Slim motor and devices mounting the same motor
US6764332B2 (en) 2002-01-29 2004-07-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Battery-driven equipment having a low-profile vibrator
EP1463180A1 (en) * 2001-12-04 2004-09-29 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Small-sized motor, small-sized vibration motor, and portable information device
CN101997354A (zh) * 2009-08-21 2011-03-30 三星电机株式会社 用于振动电机的端子

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