JP3510804B2 - 細筒型コアレスモータ - Google Patents

細筒型コアレスモータ

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JP3510804B2
JP3510804B2 JP30534998A JP30534998A JP3510804B2 JP 3510804 B2 JP3510804 B2 JP 3510804B2 JP 30534998 A JP30534998 A JP 30534998A JP 30534998 A JP30534998 A JP 30534998A JP 3510804 B2 JP3510804 B2 JP 3510804B2
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忠男 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯無線通信装
置の無音報知手段などに用いられる細筒型コアレスモー
タの改良に係り、特に搭載時の占有容積を少なくできる
ようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来より図4の斜視図に示すように
円筒型直流モータMの出力軸Sに断面が半月型の偏心ウ
エイトWを取り付けて回転時にこの偏心ウエイトに発生
する遠心力により振動を発生させ、この振動による無音
報知手段として用いられるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなモータM
は、図5に示すように通常印刷配線板Pなどに寝かせて
半田付けされて用いるためにホルダHがさらに取り付け
られる。このようにホルダHを取り付けるために占有容
積が大きくなってしまう嫌いがある。また、最近の携帯
機器はチップ型電子部品類をリフロー半田によって一括
して印刷配線板に搭載させてしまう構成が多用されてい
るが、モータのようにリフローをすることができないも
のは、後半田付けせざるを得ず、組立加工上手間がかか
る問題がある。
【0004】この発明の目的は、モータの実質的な外径
を大にしてしまうようなホルダなどを用いないようにし
て搭載時の占有容積を少なくするように取り付けできる
ようにした細筒型コアレスモータを提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記のような
問題点を解決するには、請求項1に示すように、両端が
開口された筒型ケース(1)と、このケースの一方の開
口縁に配された樹脂製エンドブラケット(2)でハウジ
ング(0)を構成し、セット側において取り付け脚部
(3b)と給電端子部(9)によって寝かせて載置して
なる細筒型小形コアレスモータであって、前記筒型ケー
スの他方の開口縁にモータ内部へ延在するマグネットホ
ルダ(3)が溶接部分(3a)で固着され ており、この
マグネットホルダの内側に焼結含油軸受(5)が格納さ
れ、この軸受格納部分に続いてやや細いリターンパス部
(3c)に円筒型マグネット(4)が装着され、前記軸
受に軸(6)が装着され、この軸に前記円筒型マグネッ
トと前記筒型ケースとの空隙に円筒コアレスロータ
(7)がコミュテータ(10)を介して配され、このコ
ミュテータにブラシ(10)を介して通電する給電端子
部(9)が前記樹脂製エンドブラケット端面から該エン
ドブラケットの平面視で外径から出ないように、かつ、
樹脂製エンドブラケットの端部の外周のところで折り曲
げられて軸方向に突き出され、前記マグネットホルダの
端部から一体に平面視で前記ケースの外径から出ないよ
うに、かつ、取り付け用脚部(3b)が前記ケースの外
周のところで折り曲げられて軸方向に突き出され、これ
らの給電端子部と取り付け用脚部を利用して印刷配線板
上に半田付で載置され、前記軸受から突き出された出力
軸(6a)に偏心ウエイト(11)が取り付けられたも
ので達成できる。これにより搭載時の占有容積を少なく
でき、平面視で取り付け脚部給電端子ともハウジング外
径より出ないので占有外径を大にすることなく取り付け
できる。 また、請求項2に示すように前記偏心ウエイ
トには前記取り付け用脚部が逃げる段部が形成された
てもよい。このようにすると、偏心ウエイトの回転に取
り付け用脚部が邪魔にならないので、偏心ウエイトは取
り付け脚部を逃げなくて済み、全体として軸方向の長さ
が犠牲にならない
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態とし
て出力軸に偏心ウエイト配した細筒型コアレス振動モー
タの要部縦断面図、図2は同モータの平面図、そして図
3は通常回転型コアレスモータの要部縦断面図である。
【0007】図1〜図3において、ハウジング0は4m
m程度の直径を有する円筒状のケース1とこのケース1
の開口部に嵌着された摺動性樹脂からなるエンドブラケ
ット2で構成され、このケース1の反エンドブラケット
側端部1aには、内蔵した円筒型マグネットのリターン
パスプレートを兼ねるマグネットホルダ3が外方よりス
ポット溶接されている。このマグネットホルダ3のスポ
ット溶接部分3aはさらに一部を延設してケース1の外
径のところで軸方向に折り曲げて印刷配線板などに半田
付けされるような取り付け用脚部3bにしたものであ
る。この取り付け用脚部3bは、図2に示すようにケー
ス1の外径より出ないようになっている。この取り付け
用脚部3bのケース内部のリターンパスプレート部3c
には円筒型マグネット4が前記ケースとの間に所定の空
隙を介して固着されており、スポット溶接部分3aの内
側に含油軸受5が格納され、前記摺動性樹脂からなるエ
ンドブラケット2の軸受孔2aとともに軸6を回転自在
に支承させている。この軸6には、前記円筒型マグネッ
ト4の磁界を受けるコアレス巻き線からなる円筒型ロー
タ7が前記空隙内において回転時に当たらないように端
部に取り付けられた円筒型コミュテータ8を介して固着
されている。この円筒型コミュテータ8には、前記エン
ドブラケット2に配した給電端子9に基部をスポット溶
接した一対のブラシ10が適切な押圧力で摺接されてい
る。 前記給電端子9は、図2に示すようにケース1の
外径より出ないように1対設けられ、かつ、エンドブラ
ケット2より軸方向外方に突き出されて前述の取り付け
用脚部3bと対応して同様に折り曲げられて取り付けと
給電端子9となっている。前記出力軸6の出力側6aに
は、前記取り付け用脚部3bを逃げるために切り欠き段
部11aを設けた偏心ウエイト11がカシメ等により固
着され、回転時に遠心力により振動を得るようになって
いる。
【0008】上記の実施の形態は、偏心ウエイトを有す
る振動モータを示したが、図3に示すようにギヤ(図示
せず)などを取り付けてなる通常回転型モータにも利用
できる。なお。この場合偏心ウエイトがないだけで他は
同一のため同符号を付してその説明を省略する。
【0009】
【発明の効果】この発明は、上記の請求項1のようにし
たので、これにより搭載時の占有容積を少なくでき、外
径を大にすることなく取り付けできる また、請求項2
に示すようにこの偏心ウエイトに前記取り付け用脚部が
逃げる段差部を形成したものにすれば、偏心ウエイトの
回転に取り付け用脚部が邪魔にならないので全体として
軸方向の長さが犠牲になることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施の形態として出力軸に偏
心ウエイト配した細筒型コアレス振動モータの要部縦断
面図である。
【図2】
細筒型コアレス振動モータの平面図であ
る。
【図3】この発明の第二の実施の形態として通常回転型
コアレスモータの要部縦断面図である。
【図4】従来の同モータの斜視図である。
【図5】従来の同モータの使用状態を説明する正面図で
ある。
【符号の説明】
0 ハウジング 1 円筒状のケース 2 エンドブラケット 3 マグネットホルダ 3b 取り付け用脚部 4 円筒型マグネット 5 含油軸受 6 軸 7 円筒型ロータ 8 円筒型コミュテータ 9 給電端子 10 一対のブラシ 11 偏心ウエイト 11a 段部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が開口された筒型ケース(1)と、
    このケースの一方の開口縁に配された樹脂製エンドブラ
    ケット(2)でハウジング(0)を構成し、セット側に
    おいて取り付け脚部(3b)と給電端子部(9)によっ
    て寝かせて載置してなる細筒型小形コアレスモータであ
    って、前記筒型ケースの他方の開口縁にモータ内部へ延
    在するマグネットホルダ(3)が溶接部分(3a)で固
    着されており、このマグネットホルダには前記溶接部分
    (3a)の内側で焼結含油軸受(5)が格納され、この
    軸受格納部分に続いてやや細いリターンパス部(3c)
    に円筒型マグネット(4)が装着され、前記軸受に軸
    (6)が装着され、この軸に前記円筒型マグネットと前
    記筒型ケースとの空隙に円筒コアレスロータ(7)がコ
    ミュテータ(10)を介して配され、このコミュテータ
    にブラシ(10)を介して通電する給電端子部(9)が
    前記樹脂製エンドブラケット端面から該エンドブラケッ
    トの平面視で外径から出ないように、かつ、樹脂製エン
    ドブラケットの端部の外周のところで折り曲げられて軸
    方向に突き出され、前記マグネットホルダの端部から一
    体に平面視で前記ケースの外径から出ないように、か
    つ、取り付け用脚部(3b)が前記ケースの外周のとこ
    ろで折り曲げられて軸方向に突き出され、これらの給電
    端子部と取り付け用脚部を利用して印刷配線板上に半田
    付で載置され、前記軸受から突き出された出力軸(6
    a)に偏心ウエイト(11)が取り付けられた細筒型コ
    アレスモータ。
  2. 【請求項2】 前記偏心ウエイト(11)には前記取り
    付け用脚部(3b)が逃げる段部(11a)が形成され
    請求項1に記載の細筒型コアレスモータ。
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