JP3863149B2 - 軸固定型モータと同モータの製造方法 - Google Patents

軸固定型モータと同モータの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3863149B2
JP3863149B2 JP2004037246A JP2004037246A JP3863149B2 JP 3863149 B2 JP3863149 B2 JP 3863149B2 JP 2004037246 A JP2004037246 A JP 2004037246A JP 2004037246 A JP2004037246 A JP 2004037246A JP 3863149 B2 JP3863149 B2 JP 3863149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
rotor
case
fixed
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004037246A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005102466A (ja
Inventor
忠男 山口
悟 下瀬川
健太郎 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
Priority to JP2004037246A priority Critical patent/JP3863149B2/ja
Publication of JP2005102466A publication Critical patent/JP2005102466A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3863149B2 publication Critical patent/JP3863149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

この発明は、移動体通信装置の無音報知手段等に用いて好適なもので軸固定型モータと同モータの製造方法の改良に係り、特に薄型な軸方向空隙型モータに採用して好適なものに関する。
移動体通信装置の無音報知手段として遠心力振動を利用した振動モータがある。このような振動モータは、通常回転型筒型モータの出力軸に断面が銀杏の葉のような形状の偏心ウエイトを取り付けたものがある。また、軸方向空隙型の扁平なモータでは、内蔵するロータ自体で遠心力振動を発生するものを本願出願人らは提案している。ロータ内蔵型振動モータは、出力軸が不要なので、軸回転型から近年では軸受を1個削除できる軸固定型にしたものが賞用されている。このような軸固定型として通常は、マグネットの厚み分を利用してブラケットにバーリング孔を設けて軸の基端を圧入し、ケース側で該軸の他端を受けるようにしている。(特許文献1参照)
さらに、本願出願人らは、ケースにバーリング孔を設けて軸の基端を圧入し、該軸の他端を支持しないでフリーにしたものを提案している。(特許文献2参照)
このような構成のものはモータ自体の厚みが許容されればよいが、モータサイズが直径で10mm、厚みが2mm程度のものが要求されるようになると、このようなロータの中にバーリング孔を設けて保持する構成は実現できないので、今度は軸の固定手段に溶接する必要がある。この軸固定に溶接による技術として本出願人らはロータ装着後にケース外方から軸の先端をレーザなどで溶接する構造を開示している。このようなものは、モータ自体の厚みがあるものでは、内蔵するロータに影響があまりでないが、薄型になると、いくらレーザによる局所溶接でも、ロータの損傷は避けられないし、溶接時の溶けた滓がケースから内方に延びて空隙が犠牲になってしまうことが判明した。特に軸の先端をはめ込む透孔の部分の厚みがケースの板厚程度で、軸のケース間に隙間があったり(特許文献3)、軸とケースの透孔が同一なもので挿入部分が少ないもの(特許文献4)では、ケースが溶けたとき、その滓が内部に進入しやすいのでこの対策が望まれていた。
特許第3261329号公報 特許第2872623号公報 特開2001−78407号公報 特開2003−219602号公報
このような振動モータは携帯電話機等の移動体通信装置に搭載される場合、サイズが極限まで薄くかつ小型化が要求され、偏心ロータを構成する軸も0.6mm以下のものが採用せざるを得ないようになっているので、耐衝撃性に十分配慮しなくてはならない。したがって、軸はハウジング、特にマグネット、ブラシなどの厚み要素がないケース側に溶着などの確実な固定手段を採用する必要がある。しかしながら、ハウジング、特にブラケットに固定した軸にロータを回転自在に組み込みした後から該ケースの外方から軸の先端を溶接する場合は、たとえレーザースポットのような局所溶接にしても、ケース自体が薄いため内蔵するスラストワッシャ、ロータ等が加熱損傷するおそれがある。
この発明の目的は、溶接による軸固定方式の改良するもので、ハウジングの一方に特殊な形状の凹所を設けて溶接滓が内部に進入するのを防ぐと共に、この凹所に軸の端部をロータ装着前に溶接固定しておくことによって内蔵するロータの損傷を防止すると共に、組み付け作業が簡単にできるようにし、モノコック構造に構成して耐衝撃性を改善した軸固定型モータを得ようとするものである。
上記課題を解決するには、請求項1に示すようにケースとブラケットからなるハウジングに軸を介して回転自在にロータが装着されたもので、該ロータは前記ハウジングのいずれか一方に付勢された軸方向空隙型モータにおいて、該ロータを回転自在に支承する軸は第1端部が付勢される側のハウジングの中央にに配した凹所にはめ込まれて外方からレーザー溶接で該ハウジングに前記ロータが格納される前に固定され、該軸の第2端部から前記ロ−タが軸受を介して回転自在に装着され、該軸の第2端部が前記他方のハウジングの中央に設けた凹所にはめ込まれ、前記ハウジングの一方が開口縁でハウジングの他方に取り付けられたもので、前記付勢される側のハウジングの中央にに配した凹所は軸の端面に接する部分の少なくとも一部が閉じられているもので達成できる。
具体的には、請求項2、3に示す発明のように前記ロータは複数個の空心電機子コイルと、該空心電機子コイルの少なくとも一部が載置された印刷配線板からなる整流子基材と、タングステン合金からなる偏心ウエイトと、これらを一体に成形する樹脂と、回転中心に配された軸受とが備えられ、ハウジングは前記軸の第1端部が固定されたケースと、前記軸の第2端部がはめ込まれる凹所を中心に設けたハウジングの一方を構成するブラケットとからなり、該ブラケットには前記ロータを軸方向空隙を介して駆動するマグネットと、該マグネットの内径部で前記整流子基材に摺接させることによって前記ロータをハウジングの他方を構成するケース側に付勢させる一対のブラシと、該ブラシの基部が植設され、一部が前記マグネットの下方を横断して側方に給電端子として導出されたフレキシブルベースとが備えられたものか、前記ロータはリング状マグネットと、このマグネットにヨーク板を介して配された偏心ウエイトと、前記マグネットの内側に配された軸受とが備えられ、前記ハウジングは前記軸の第1端部が固定されたブラケットと、前記軸の第2端部がはめ込まれる凹所を中心に設けたハウジングの一方を構成するケースとからなり、前記ブラケットには前記軸の第1端部が溶接によって固定され、前記ロータを駆動するステータとして該ブラケットに添設されたステータベースと、該ステータベースの前記凹所の周囲に配された複数個の空心電機子コイルと、該空心電機子コイルを駆動させる駆動部材と、側方から前記駆動部材に電力を供給する給電端子とが備えられたもので達成できる。
これらは、具体的には請求項4に示すように前記軸の第2端部もレーザー溶接で固定され、前記ケースの開口縁とブラケットもレーザー溶接で取り付けられているものがよい。
そして、このようなモータを製造するには、請求項5に示す発明のようにケースとブラケットからなるハウジングの一方の中心にジグを利用して軸の第1端部をレーザー溶接で固定する工程;その後、ロータを前記軸の第2端部から回転中心に配した軸受を介して回転自在に装着する工程;その後、前記軸の第2端部をハウジングの他方に設けた凹所にはめ込んでハウジングの一方と他方を組みあわせ、ケースの開口縁をブラケットに取り付ける工程とからなるもので達成できる。
請求項1の発明によれば、先にハウジングの一方に軸の端部をレーザー溶接しておくことによって、内蔵するロータの損傷を防止すると共に、軸とハウジングとの接触ノイズが生ずるおそれがなく、組み付け作業も一方からできるので簡単にでき、自動組立もできるようになり、前記凹所は軸の端面の少なくとも一部が閉じられていて、軸の端部は突部で囲われているので、溶接時の滓はハウジング内部に進入が避けられ、良好な設計空隙が得られる。
請求項2の発明によれば、軸溶接型ながらも装着前に軸を溶接するものであるから、組み込み後に溶接するときに発生する溶接滓などの空隙を悪化させる問題がなく、ロータを装着するにあたってロータの損傷を防止すると共に、回転時の振動による軸とケースとのチャタリング等の接触ノイズが生ずるおそれがなく、組み付け作業が簡単にできる軸方向空隙型コアレス振動モータが得られる。
請求項3の発明によれば、同様に軸方向空隙型ブラシレス振動モータが得られる。
請求項4の発明によれば、各組み合わせ部分がレーザー溶接によってモノコック構造に構成されるので細手の軸、薄手のハウジングからなるものでも強度が十分あり、耐衝撃性が改善され、ロータ組み込み完成後にハウジングの他方を溶接するものであってもロータとハウジングは空隙が十分あるので、空隙に影響が出る問題がなくなる。
請求項5の発明によれば、先に軸の第1端部を付勢される側のハウジングに溶接することによって内蔵するロータの損傷を防止すると共に、組み付け作業が簡単にでき、モノコック構造に構成されるので強度が十分あり、耐衝撃性が改善される製造方法が得られる。
ケースとブラケットからなるハウジングにロータが格納されたもので、該ロータを回転自在に支承する軸はロータ装着前に第1端部が前記ケースの中央にレーザー溶接されることによってケースに固定され、該軸に前記ロ−タが軸受を介して回転自在に装着され、この軸の第2端部が前記ブラケットの中央に設けた透孔にはめ込まれてブラケットにレーザー溶接され、前記ケースは開口縁で該ブラケットにレーザー溶接で取り付けられた。
図1において(a)は、本発明の軸固定型モータのケースと軸の組立を説明する断面図であり、(b)は、同ケースと軸を使用した軸方向空隙型コアレス振動モータの組立斜視図である。(実施例1)
図2は図1のモータの縦断面図である。
図3は、本発明の軸方向空隙型ブラシレス振動モータの縦断面図である。(実施例2)
図1(a)において、軸1は直径0.5〜0.6mm、長さ2mmの細手ステンレス材からなり、ジグAの中心孔Aaにはめ込まれる。軸1とケース2は直角度、平行度を出すために該ジグAの外周は組み込まれるケース2の内周にほぼ一致し、ジグの平面と軸装着孔の直角度は極めて精度が出ているものである。該ケース2は中心に軸1の第1端部1aが入る凹所2aが設けられる。該凹所2aは軸とほぼ同寸となっていてその周囲にはプレス加工によって内側に突き出された同心の突部2bが設けられると共に、先端に軸の第1端部1aを周囲から覆うように平坦に形成して中心に軸径より小径の透孔2dが空けられている。該ケース2をジグAにはめ込み、凹所2aに前記軸の第1端部1aがはめ込まれて先端が平坦部より突き出ないようになっていて前記透孔2dにレーザ照射することによって該第1端部1aをこの透孔2dの部分で溶接L1する。このようにすることによって、ケースと軸が一体化されるが、ジグAによって軸とケース天井部の直角度、軸とケース内径部の平行度及び固定された軸の長さが一定に維持できる。
このように準備されたケースと軸は、同図(b)のようにして軸方向空隙型コアレス振動モータに組み立てられる。すなわち、軸1が準備されたケース2は反対にされ、ジグ(図示せず)等にはめ込み、2枚の摺動性のよいワッシャPが軸1に第2端部1bから遊嵌され、その上からロータRが軸受Rbを介して回転自在に軸1に第2端部1bに装着される。
さらに、ブラシ、マグネットなどを配して準備されたブラケット3がバーリング状透孔3aを介して前記軸1の第2端部1bにはめ込まれることによってモータとして仮組み立てされる。
その後、ケース2の開口縁2cとブラケット3の外周をレーザー溶接することによって完成するのである。
このように一方方向から組み立てることができるので、自動組立も容易にできる。
次に、上述の各部材の構造は、図2に示すモータ完成状態で説明する。
前記ブラケット3は中心に凹所としてバーリング状の透孔3aが設けられ、この周囲にリング状の軸方向空隙型マグネット4が配され、該マグネット4の内径部にブラシ5、5の基端が配されたフレキシブルベース6が接着で載置され、その一部が細長く延長されて前記マグネット4の下方を通って側方に導出され、ブラケット3から突き出された長方形状舌片3b上で給電端子6aを構成している。ここで前記ブラケット3には、前記マグネットを横断する部分に細長い角形の透孔3cが空けられて、前記フレキシブルベースの一部はこの透孔3cを通って再度ブラケット上面に引き上げられるようになっている。したがって、フレキシブルベース6の実質的な厚みが無視できる。前記軸の第2端部は、より強度を向上させるために前記ブラケット3の透孔3aにレーザ溶接L2される。
一方、マグネット4の磁力を受けるロータは、印刷配線板からなる平板コミュテータ7と、この平板コミュテータ7の他側に載置された複数個の空心電機子コイル8‥‥と、中心に配された前記軸受Rbと、この軸受Rbを介して前記空心電機子コイル8‥‥の反対側に設けられたタングステン合金からなる偏心ウエイトWが一体に樹脂Jで成形されて振動モータ用として偏心ロータRとなっている。該偏心ロータRは、前記ブラシの摺接圧でケース側に付勢され、この偏心ロータRが格納されたケース2は開口縁が前記ブラケットに少なくとも3カ所でレーザ溶接Yされることによって取り付けられる。
ここでより強度を得るために軸1の第2端部1bをレーザ溶接で前記ブラケット3のバーリング状の透孔3aにレーザ溶接しても良い。このようにモータ完成後にブラケット外方からレーザ溶接しても、偏心ロータRと透孔のあるバーリング部分は隔離されているので溶接による影響は出ない。このように構成された軸方向空隙型コアレス振動モータは、偏心ロータRがケース側に摺接するものであっても、完成後に軸の第1端部を溶接する方式でないため、溶接によるワッシャP等のロータ部材が損傷するおそれがない。
次に、ブラシレスモータに採用したものを示す。図3において、軸を固定するにあたって今度は軸1の第1端部1aは、ハウジングの一方を構成するヨークブラケット33の中心に設けた凹所33aに先にレーザ溶接L2される。この凹所33aは、ちょうど前記実施例のケース2と同様に、とほぼ同寸となっていてその周囲にはプレス加工によって内側に突き出された同心の突部33bが設けられると共に、先端に軸の第1端部1aを周囲から覆うように平坦に形成して中心に軸径より小径の透孔33eが空けられている。
このように固定した軸1の周囲には、前記ヨークブラケット33上でステータベース34が添設され、さらにこのステータベース34上に設けた巻線型空心電機子コイル8、ホールセンサHおよび図示しない駆動回路部材と、外部へ導出された一対の給電端子33dからなるステータSを構成している。
前記軸1に第2端部1bから回転自在に装着されるロータは偏心しているもので、この偏心したロータR1を構成する一部材であるヨーク板9には軸方向空隙型マグネット44が接着される。このヨーク板9は、前記軸方向空隙型マグネット44の磁界を受ける平坦部9hとこの平坦部9hに一体の外径側垂下部9aと内径側垂下部9bを有し、前記軸方向空隙型マグネット44は平坦部9hとこの平坦部9hに一体の外径側垂下部9aによって強い接着力を得ている。弧状の偏心ウエイトW1が固着される前記ヨーク板9の外径側垂下部9aには、舌片9cがさらに一体に水平に法線方向外方に突き出されると共に、フランジ9dが前記内径側垂下部9bから水平に内方に突き出され、前記舌片9cに偏心ウエイトW1がろう付、接着などで配着され、前記内径側フランジ9dに鍔付き焼結含油軸受Rcを内径側垂下部9bの一部をカシメることによって取り付けたものである。このようにすれば、弧状の偏心ウエイトW1を舌片9cにろう付あるいは接着で前記平坦部9hとマグネット44面から軸方向に出ないように固定して偏心ロータR1として容易に構成できる。
このように構成した偏心ロータR1は、少なくとも2枚のスラストワッシャS1を介して前記固定された軸1に回転自在に装着される。この偏心ロータR1を覆うカバーとして機能する薄い非磁性ステンレス製のケース22が被せられ、その開口部で前記ヨークブラケットにレーザー溶接Yで取り付けられる。このケース22は基本的には図1のケース2と同等となるものである。前記軸の第2端部11bがはめ込まれる凹所22aは、ちょうど前記実施例のケース2と同様に軸とほぼ同寸となっていてその周囲にはプレス加工によって内側に突き出された同心の突部22bが設けられると共に、先端に軸の第2端部1bを周囲から覆うように平坦に形成され、中心に軸径より小径の透孔22dが空けられている。この透孔22dの部分で前記偏心ロータを組み込み後、外方から軸の第2端部1bを前記透孔22dにレーザー溶接L1する。ここで、このような軸方向空隙型スロットレスブラシレスモータの場合は、ロータはマグネットによってステータ側に付勢されるのでロータとケースとは隔離されることになり、ロータ組み込み後に溶接してもロータ側に影響が出ないことになる。したがって、このように溶接によってモノコック構造に組み立てられるので、細手の軸、薄手のブラケット、ケースなどの部材を使用しても強度が十分得られることになる。ステータベース34上に設けた巻線型空心電機子コイル8、ホールセンサHおよび図示しない駆動回路部材などからなるステータSをケース22の内部に格納することによってモータ外部へは一対の給電端子33dを導出するだけでよいので、ブラシレスモータでありながら通常の直流モータと同様に取り扱うことができる。
上記の実施例は、コアレス、ブラシレスとも振動モータにしたもので説明したが、軸固定型は出力軸がモータより突き出ていないので、たとえば、特許第3398546号に示すような通常回転型ギヤードモータに応用できる。
前記凹所として軸の端面の一部を塞ぐようにした小径の透孔からなるものを示したが、透孔に替わりプレス加工によって軸の端面を受ける部分を薄く潰して全部塞ぐように袋型にし、外方からこの薄い部分を通して軸の先端もろともレーザで溶接させるようにしても良い。
また、レーザ溶接はロータが付勢される方のみに該ロータを組み込み前にするものであれば、他方は圧入でも構成させることができる。
(a)は本発明の軸固定型モータのケースと軸の組立を説明する断面図であり、(b)は同ケースと軸を使用した軸方向空隙型コアレス振動モータの組立斜視図である。(実施例1) 図1のモータの縦断面図である。 本発明の軸方向空隙型ブラシレス振動モータの縦断面図である。(実施例2)
符号の説明
1 軸
2、22 ケース
3、33 ブラケット
34 ステータベース
4、44 軸方向空隙型マグネット
5 ブラシ
6 フレキシブルベース
7 平板コミュテータ
8 空心電機子コイル
9 ヨーク板
R、R1、偏心ロータ

Claims (5)

  1. ケースとブラケットとからなるハウジングに軸を介して回転自在にロータが装着されたもので、該ロータは前記ハウジングのいずれか一方に付勢された軸方向空隙型モータにおいて、該ロータを回転自在に支承する軸は第1端部が付勢される側のハウジングの中央に配した凹所にはめ込まれて外方からレーザー溶接によって前記ロータが格納される前に固定され、該軸の第2端部から前記ロ−タが軸受を介して回転自在に装着され、該軸の第2端部が前記他方のハウジングの中央に設けた凹所にはめ込まれ、前記ハウジングの一方が開口縁でハウジングの他方に取り付けられたもので、前記付勢される側のハウジングの中央にに配した凹所は軸の端面に接する部分の少なくとも一部が閉じられている軸固定型モータ。
  2. 前記ロータは複数個の空心電機子コイルと、該空心電機子コイルの少なくとも一部が載置された印刷配線板からなる整流子基材と、タングステン合金からなる偏心ウエイトと、これらを一体に成形する樹脂と、回転中心に配された軸受とが備えられ、ハウジングは前記軸の第1端部が固定されたケースと、前記軸の第2端部がはめ込まれる凹所を中心に設けたハウジングの一方を構成するブラケットとからなり、該ブラケットには前記ロータを軸方向空隙を介して駆動するマグネットと、該マグネットの内径部で前記整流子基材に摺接させることによって前記ロータをハウジングの他方を構成するケース側に付勢させる一対のブラシと、該ブラシの基部が植設され、一部が前記マグネットの下方を横断して側方に給電端子として導出されたフレキシブルベースとが備えられた請求項1に記載の軸固定型モータ。
  3. 前記ロータはリング状マグネットと、このマグネットにヨーク板を介して配された偏心ウエイトと、前記マグネットの内側に配された軸受とが備えられ、前記ハウジングは前記軸の第1端部が固定されたブラケットと、前記軸の第2端部がはめ込まれる凹所を中心に設けたハウジングの一方を構成するケースとからなり、前記ブラケットには前記軸の第1端部が溶接によって固定され、前記ロータを駆動するステータとして該ブラケットに添設されたステータベースと、該ステータベースの前記凹所の周囲に配された複数個の空心電機子コイルと、該空心電機子コイルを駆動させる駆動部材と、側方から前記駆動部材に電力を供給する給電端子とが備えられた請求項1に記載の軸固定型モータ。
  4. 前記軸の第2端部もレーザー溶接で固定され、前記ケースの開口縁とブラケットもレーザー溶接で取り付けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸固定型モータ。
  5. ケースとブラケットからなるハウジングの一方の中心にジグを利用して軸の第1端部をレーザー溶接で固定する工程;その後、ロータを前記軸の第2端部から回転中心に配した軸受を介して回転自在に装着する工程;その後、前記軸の第2端部をハウジングの他方に設けた凹所にはめ込んでハウジングの一方と他方を組みあわせ、ケースの開口縁をブラケットに取り付ける工程とからなる軸固定型モータの製造方法。
JP2004037246A 2003-08-18 2004-02-13 軸固定型モータと同モータの製造方法 Expired - Fee Related JP3863149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004037246A JP3863149B2 (ja) 2003-08-18 2004-02-13 軸固定型モータと同モータの製造方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003294115 2003-08-18
JP2004037246A JP3863149B2 (ja) 2003-08-18 2004-02-13 軸固定型モータと同モータの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005102466A JP2005102466A (ja) 2005-04-14
JP3863149B2 true JP3863149B2 (ja) 2006-12-27

Family

ID=34466916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004037246A Expired - Fee Related JP3863149B2 (ja) 2003-08-18 2004-02-13 軸固定型モータと同モータの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3863149B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005102466A (ja) 2005-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7132770B2 (en) Axial-air-gap brushless vibration motor containing drive circuit
JP4073451B2 (ja) 軸方向空隙型ブラシレス振動モータ
KR100431061B1 (ko) 진동모터
JP2004236390A (ja) 小型ブラシレスモータ
JP3560606B1 (ja) 駆動回路が内蔵されたステータと同ステータを備えた軸方向空隙型ブラシレスモータ
JPH10248203A (ja) コアード型ブラシレス振動モータ
JP3354856B2 (ja) 伝達手段を備えたブラシレスモータ
KR20010078118A (ko) 비원형 편평 모터와 그 제조 방법
JP2005027484A (ja) ステータと同ステータを備えた軸方向空隙型ブラシレスモータ
JP3863149B2 (ja) 軸固定型モータと同モータの製造方法
JP4067556B2 (ja) 薄型ステータと同ステータを備えた軸方向空隙型ブラシレス振動モータ
JP2010200513A (ja) 軸方向空隙型コアレス振動モータ及び無線通信装置
JP2010154636A (ja) 偏心ロータと同ロータを備えた小型ブラシレス振動モータ
JP3894368B2 (ja) モータ用電機子、同電機子を備えた軸方向空隙型モータ
JP3796238B2 (ja) モールド型偏心ロータと同ロータを備えた軸方向空隙型コアレス振動モータ
JP4781709B2 (ja) モータ
JP4714815B2 (ja) Dc三相ブラシレスモータ
JP3537816B1 (ja) ホールセンサと駆動回路が内蔵されたステータと同ステータを備えた軸方向空隙型ブラシレスモータ
JP4748754B2 (ja) 偏心部をもつモータおよびそれに用いる整流子
JP3627906B2 (ja) 樹脂軸受部を備えた整流子と同整流子を用いた軸固定型モータ
JP6049678B2 (ja) モータ
JP3938397B2 (ja) ステータと同ステータを備えた軸方向空隙型ブラシレスモータ
JP2009005491A (ja) 軸方向空隙型コアレス振動モータ
JP3616085B2 (ja) 偏心ロータと同偏心ロータを備えた軸方向空隙型ブラシレス振動モータ
US20050099074A1 (en) Axial air-gap vibration motor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060811

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20060829

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20060922

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees