JP2009005491A - 軸方向空隙型コアレス振動モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】偏心ウエイトの取り付け構造に工夫を加え、薄型ながら強度を十分に確保させる。
【解決手段】複数の巻線型空心電機子コイル3A、3B、3Cと、一面に巻線型空心電機子コイルの端末が結線されると共に他面側にコミュテータCが配された印刷配線板1と、印刷配線板1の中心に配された軸受2と、偏心ウエイト4とが樹脂5で一体化されたものであり、偏心ウエイト4の一部を印刷配線板1に半田4bで固定することで偏心ウエイト4の抜け止め手段としている。
【選択図】図1
【解決手段】複数の巻線型空心電機子コイル3A、3B、3Cと、一面に巻線型空心電機子コイルの端末が結線されると共に他面側にコミュテータCが配された印刷配線板1と、印刷配線板1の中心に配された軸受2と、偏心ウエイト4とが樹脂5で一体化されたものであり、偏心ウエイト4の一部を印刷配線板1に半田4bで固定することで偏心ウエイト4の抜け止め手段としている。
【選択図】図1
Description
この発明は、移動体通信装置の無音報知手段等に用いて好適なもので軸方向空隙型ロータと同ロータを備えた軸方向空隙型コアレス振動モータの改良に係り、特に偏心ウエイトの取り付け構造に関する。
移動体通信装置の無音報知手段として遠心力振動を利用した振動モータがある。このような振動モータは、通常回転型筒型モータの出力軸に断面が銀杏の葉のような形状の偏心ウエイトを取り付けたものがある。また、軸方向空隙型の扁平なモータでは、内蔵するロータ自体で遠心力振動を発生するものを本出願人らは提案している。ロータ内蔵型振動モータは、出力軸が不要なので、軸回転型から近年では軸受を1個削除できる軸固定型にしたものが賞用されている。このような軸固定型として通常は、マグネットの厚み分を利用してブラケットにバーリング孔を設けて軸の一端を圧入することによって固定し、ケース側で該軸の他端を受けるようにしている。(特許文献1参照)
さらに、本出願人らは、ケースにバーリング孔を設けて軸の一端を圧入して固定し、該軸の他端を支持しないでフリーにしたものを提案している。(特許文献2参照)
また、最近の小型化志向に伴い軸方向空隙型振動モータで必要とされる遠心力振動を得るには、ロータにタングステン合金製の偏心ウエイトを付加する必要がある。(特許文献3参照)
特許第3261329号公報
特許第2872623号公報
特許第3948626号公報
さらに、本出願人らは、ケースにバーリング孔を設けて軸の一端を圧入して固定し、該軸の他端を支持しないでフリーにしたものを提案している。(特許文献2参照)
また、最近の小型化志向に伴い軸方向空隙型振動モータで必要とされる遠心力振動を得るには、ロータにタングステン合金製の偏心ウエイトを付加する必要がある。(特許文献3参照)
また、このような扁平なロータは、一般的に、印刷配線板の一側に複数の巻線型空心電機子コイルを配置してこの空心電機子コイルの反対側、すなわち、軸方向空隙型のマグネットに対向するようにコミュテータを配する構成が採用されている。
しかしながら、最近の携帯機器の薄型化志向により、搭載される無音報知源として機能させる振動モータも厚み2mm程度の極めて薄型が要求されるようになると、重心移動手段としてタングステン合金製の偏心ウエイトの耐衝撃強度を確保するために工夫が必要となる。すなわち、偏心ウエイト自体も薄型にする必要があり、タングステン合金からなる粉末を圧縮成形するにあたって細部に粉末が行き渡らない問題があって、この偏心ウエイトを樹脂で一体化するための抜け止め手段の形成が難しくなる。
この発明の目的は、偏心ウエイトの取り付け構造に工夫を加え、薄型ながら強度を十分に確保できる軸方向空隙型偏心ロータにするものである。
しかしながら、最近の携帯機器の薄型化志向により、搭載される無音報知源として機能させる振動モータも厚み2mm程度の極めて薄型が要求されるようになると、重心移動手段としてタングステン合金製の偏心ウエイトの耐衝撃強度を確保するために工夫が必要となる。すなわち、偏心ウエイト自体も薄型にする必要があり、タングステン合金からなる粉末を圧縮成形するにあたって細部に粉末が行き渡らない問題があって、この偏心ウエイトを樹脂で一体化するための抜け止め手段の形成が難しくなる。
この発明の目的は、偏心ウエイトの取り付け構造に工夫を加え、薄型ながら強度を十分に確保できる軸方向空隙型偏心ロータにするものである。
上記課題を解決するには、請求項1に示すように、複数の巻線型空心電機子コイルと、一面に前記巻線型空心電機子コイルの端末が結線されると共に他面側にコミュテータが配された印刷配線板と、該印刷配線板の中心に配された軸支承部と、偏心ウエイトとが樹脂で一体化されたもので、前記偏心ウエイトの一部が前記印刷配線板に半田付けで固定されたもので達成できる。
さらに具体的には、請求項2、3に示すように、前記印刷配線板は一面に複数のセグメントが印刷形成されたコミュテータであって、他面に前記偏心ウエイトの一部が半田付けされたものか、プレス加工された複数のセグメントからなるコミュテータが備えられたもので、該セグメントは平面状摺接部が備えられて前記印刷配線板に結線されるとともに、前記印刷配線板には、さらに前記巻線型空心電機子コイルの端末結線ランドと、該端末結線ランドに接続された複数の透孔とが備えられ、前記コミュテータの反対側で前記偏心ウエイトの一部が半田付けされ、前記印刷配線板の少なくとも一部が樹脂内に埋め込まれているものがよい。
このような軸方向空隙型ロータを使用してモータにするには、請求項4に示すように請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸方向空隙型ロータと、該ロータに電力を供給する正負のブラシと、該ブラシの周囲に配され前記ロータに磁力を供給するマグネットと、軸を介して前記ロータを回転自在に格納したハウジングが備えられたもので達成できる。
さらに具体的には、請求項2、3に示すように、前記印刷配線板は一面に複数のセグメントが印刷形成されたコミュテータであって、他面に前記偏心ウエイトの一部が半田付けされたものか、プレス加工された複数のセグメントからなるコミュテータが備えられたもので、該セグメントは平面状摺接部が備えられて前記印刷配線板に結線されるとともに、前記印刷配線板には、さらに前記巻線型空心電機子コイルの端末結線ランドと、該端末結線ランドに接続された複数の透孔とが備えられ、前記コミュテータの反対側で前記偏心ウエイトの一部が半田付けされ、前記印刷配線板の少なくとも一部が樹脂内に埋め込まれているものがよい。
このような軸方向空隙型ロータを使用してモータにするには、請求項4に示すように請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸方向空隙型ロータと、該ロータに電力を供給する正負のブラシと、該ブラシの周囲に配され前記ロータに磁力を供給するマグネットと、軸を介して前記ロータを回転自在に格納したハウジングが備えられたもので達成できる。
請求項1の発明によれば、偏心ウエイトは半田付けによって印刷配線基板に固定されるので衝撃時の抜け止め強度が確保でき、さらに、抜け止め手段の樹脂部分の厚みが十分となって耐衝撃性が確保される。
請求項2の発明によれば、上述の効果に加えて印刷配線板がコミュテータをかねているので部品点数が増加することがない。
請求項3の発明によれば、コミュテータを厚手の平板型にできるので長寿命が期待でき、印刷配線板も樹脂で保護されるので、強度が確保できる。
請求項4の発明によれば薄型ながら耐衝撃性が確保された軸方向空隙コアレス型振動モータが得られる。
請求項2の発明によれば、上述の効果に加えて印刷配線板がコミュテータをかねているので部品点数が増加することがない。
請求項3の発明によれば、コミュテータを厚手の平板型にできるので長寿命が期待でき、印刷配線板も樹脂で保護されるので、強度が確保できる。
請求項4の発明によれば薄型ながら耐衝撃性が確保された軸方向空隙コアレス型振動モータが得られる。
巻線型空心電機子コイルと、一面に前記巻線型空心電機子コイルの端末が結線されると共に他面にコミュテータが配された印刷配線板と、該印刷配線板の中心に配された軸支承部と、偏心ウエイトとが樹脂で一体化されたもので、前記偏心ウエイトは一部で前記印刷配線板に半田付けで固定されたものである。
図1は、本発明の軸方向空隙型ロータを備えた軸方向空隙型コアレスモータの断面図である(実施例1)。図2は、図1のロータの底部側から見た平面図である。図3は、図1のロータ部分の平面図である。図4は、図1の変形例の要部断面図である(実施例2)。
この発明の軸方向空隙型ロータとしてここでは振動発生用として偏心ロータからなるもので説明する。
図1乃至図3において、ガラスクロスエポキシ基板からなる印刷配線板1は、拡開した扇形に形成され中心に軸支承部として軸受2が配されている。この軸受2の外方の一面側において6極のセグメントランド1sが形成され、表面に数ミクロンの金メッキが施されコミュテータCを形成している。このコミュテータCのセグメントランド1sは、スルーホール1hを介して対向するセグメントランド同士をショートする結線ランド1kで接続している。その外方には、後述の空心電機子コイル3A、3Bおよび3Cの巻き始め端末a、bおよびcが安全に導出されるように3個の長孔1tがコイル内径に至るまで形成されている。この印刷配線板1の他側には、コミュテータセグメントの残りの対向するセグメントをショートする結線ランドがスルーホール1hを介して形成され、この結線ランドなどを利用して隣り合ったセグメント間に火花消去用印刷抵抗rが形成される。
図1乃至図3において、ガラスクロスエポキシ基板からなる印刷配線板1は、拡開した扇形に形成され中心に軸支承部として軸受2が配されている。この軸受2の外方の一面側において6極のセグメントランド1sが形成され、表面に数ミクロンの金メッキが施されコミュテータCを形成している。このコミュテータCのセグメントランド1sは、スルーホール1hを介して対向するセグメントランド同士をショートする結線ランド1kで接続している。その外方には、後述の空心電機子コイル3A、3Bおよび3Cの巻き始め端末a、bおよびcが安全に導出されるように3個の長孔1tがコイル内径に至るまで形成されている。この印刷配線板1の他側には、コミュテータセグメントの残りの対向するセグメントをショートする結線ランドがスルーホール1hを介して形成され、この結線ランドなどを利用して隣り合ったセグメント間に火花消去用印刷抵抗rが形成される。
各空心電機子コイル3A、3B、3Cの反対側に位置する偏心ウエイト4が中心側に延設した舌片4aで印刷配線板1に他面側に半田4bで固定され、これに軸受2が格納され各空心電機子コイル3A、3Bおよび3C、偏心ウエイト4と共に樹脂5で一体成形され偏心ロータRが完成する。ここでは耐衝撃性を確保するため樹脂による補強部5aが後述のマグネット12側のデットスペースに垂下させ、この補強部5aに各空心電機子コイル3A、3Bおよび3Cの巻き終わり端末1dを保護するようになっている。また一面側の空心電機子コイル側は理解の便宜上から故意に樹脂を除いてある。
このように構成した偏心ロータRは、ケース6とブラケット7からなるハウジングHに軸8を介して回転自在に格納されるのであるが、軸8は予めケース6の中心に形成された浅いバーリング孔6aに一端がはめ込まれ、外方からレーザスポットL1で固定され、偏心ロータRは、スラストワッシャ6bを介して軸8に他端側から回転自在に装着される。
ブラケット7には、中心に軸8の他端が装着されるバーリング孔7aが立ち上げられ、外周の一部に給電端子保持部7bが形成され、中間に後述のブラシベース10の給電端子逃げとして角孔7cが設けられる。前記バーリング孔7aの周囲にはブラシ9の基端が植設されたブラシベース10が添設され、さらにブラシ9の周囲に薄いリング状マグネット12が接着され、空隙を介して前記偏心ロータRに対向させている。このマグネット12を横断して前記ブラシベース10の給電端子10aがケース6の側方に導出される際に、角孔7cに逃げるので、結果的には給電端子10aを導出するに当たってはブラケット7の厚み内に収まってしまうことになり、このようにすることによって軸方向空隙型振動モータとして極めて薄型に構成でき、ケース6とブラケット7を組み付けするに当たってはレーザ溶接L3によれば、全体としてモノコック構造となり極めて強固にでき、衝撃強度が確保できる。
図4に示すものは、偏心ロータの変形例で、限られた空隙の中で空心コイルの厚みを増加すると共に、コミュテータとして長寿命を図るためにコミュテータセグメント片13の表面に貴金属をクラッドした厚手の平板型にしたもので、すなわち、印刷配線板11は空心電機子コイル33と重畳しないように配され、一面に半田付けで固着される。この半田付けに際しては各結線ランドの位置を見直し半田ランドを確保して印刷配線板11に平面の摺接部の裏側で直接半田接合したものである。このようにすると、コミュテータセグメント片13は実質的にロータ下面から突き出ないように設定でき、ブラシの摺接たわみストロークを十分に確保できる。なお、前述実施例1と同一な部材は同一符号を付してその説明は省略する。
ここでも偏心ウエイト4は、内方に突き出された舌片4aでこの印刷配線板11の他面に半田4bで固定される。この舌片4aと印刷配線板11とも空心電機子コイル33の厚み内となるように樹脂55で一体化される。ここでは、偏心ウエイトの舌片も樹脂の中に十分含ませることができる。印刷配線板11と空心電機子コイル33は重畳してないので、所要の空隙内で空心電機子コイルは印刷配線板の厚み分厚みを増大させることができ、十分な起動トルクが確保できる。なお、上述では、コミュテータ片は各部材を樹脂成形した後から、植設するものを示したが、金型の精度、コミュテータ片の取り付け精度が十分得られれば、先にセットした後一体成形してもよい。
1 印刷配線板
1d 巻き終わり端末
1h スルーホール
1k 結線ランド
1s セグメントランド
1t 長孔
2 軸受
3A 空心電機子コイル
3B 空心電機子コイル
3C 空心電機子コイル
4 偏心ウエイト
4a 舌片
4b 半田
5 樹脂
5a 補強部
6 ケース
6a バーリング孔
6b スラストワッシャ
7 ブラケット
7a バーリング孔
7b 給電端子保持部
7c 角孔
8 軸
9 ブラシ
10 ブラシベース
10a 給電端子
11 印刷配線板
12 マグネット
13 コミュテータセグメント片
33 空心電機子コイル
55 樹脂
a 巻き始め端末
b 巻き始め端末
c 巻き始め端末
C コミュテータ
r 火花消去用印刷抵抗
H ハウジング
L1 レーザスポット
L3 レーザ溶接
R 偏心ロータ
1d 巻き終わり端末
1h スルーホール
1k 結線ランド
1s セグメントランド
1t 長孔
2 軸受
3A 空心電機子コイル
3B 空心電機子コイル
3C 空心電機子コイル
4 偏心ウエイト
4a 舌片
4b 半田
5 樹脂
5a 補強部
6 ケース
6a バーリング孔
6b スラストワッシャ
7 ブラケット
7a バーリング孔
7b 給電端子保持部
7c 角孔
8 軸
9 ブラシ
10 ブラシベース
10a 給電端子
11 印刷配線板
12 マグネット
13 コミュテータセグメント片
33 空心電機子コイル
55 樹脂
a 巻き始め端末
b 巻き始め端末
c 巻き始め端末
C コミュテータ
r 火花消去用印刷抵抗
H ハウジング
L1 レーザスポット
L3 レーザ溶接
R 偏心ロータ
この発明は、移動体通信装置の無音報知手段等に用いて好適なもので軸方向空隙型ロータと同ロータを備えた軸方向空隙型コアレス振動モータの改良に係り、特に偏心ウエイトの取り付け構造に関する。
移動体通信装置の無音報知手段として遠心力振動を利用した振動モータがある。このような振動モータは、通常回転型筒型モータの出力軸に断面が銀杏の葉のような形状の偏心ウエイトを取り付けたものがある。また、軸方向空隙型の扁平なモータでは、内蔵するロータ自体で遠心力振動を発生するものを本出願人らは提案している。ロータ内蔵型振動モータは、出力軸が不要なので、軸回転型から近年では軸受を1個削除できる軸固定型にしたものが賞用されている。このような軸固定型として通常は、マグネットの厚み分を利用してブラケットにバーリング孔を設けて軸の一端を圧入することによって固定し、ケース側で該軸の他端を受けるようにしている。(特許文献1参照)
さらに、本出願人らは、ケースにバーリング孔を設けて軸の一端を圧入して固定し、該軸の他端を支持しないでフリーにしたものを提案している。(特許文献2参照)
また、最近の小型化志向に伴い軸方向空隙型振動モータで必要とされる遠心力振動を得るには、ロータにタングステン合金製の偏心ウエイトを付加する必要がある。(特許文献3参照)
特許第3261329号公報
特許第2872623号公報
特許第3948626号公報
さらに、本出願人らは、ケースにバーリング孔を設けて軸の一端を圧入して固定し、該軸の他端を支持しないでフリーにしたものを提案している。(特許文献2参照)
また、最近の小型化志向に伴い軸方向空隙型振動モータで必要とされる遠心力振動を得るには、ロータにタングステン合金製の偏心ウエイトを付加する必要がある。(特許文献3参照)
また、このような扁平なロータは、一般的に、印刷配線板の一側に複数の巻線型空心電機子コイルを配置してこの空心電機子コイルの反対側、すなわち、軸方向空隙型のマグネットに対向するようにコミュテータを配する構成が採用されている。
しかしながら、最近の携帯機器の薄型化志向により、搭載される無音報知源として機能させる振動モータも厚み2mm程度の極めて薄型が要求されるようになると、重心移動手段としてタングステン合金製の偏心ウエイトの耐衝撃強度を確保するために工夫が必要となる。すなわち、モータの薄型化には、偏心ウエイト自体も薄型にする必要があり、タングステン合金からなる粉末を圧縮成形することによって偏心ウエイトを製造するにあたっては細部に粉末が行き渡らない問題があって、この偏心ウエイトを樹脂で一体化するに当たって樹脂の中に埋め込まれる抜け止め手段の形成が難しくなる。
この発明の目的は、偏心ウエイトの取り付け構造に工夫を加え、薄型ながら強度を十分に確保できる軸方向空隙型偏心ロータにするものである。
しかしながら、最近の携帯機器の薄型化志向により、搭載される無音報知源として機能させる振動モータも厚み2mm程度の極めて薄型が要求されるようになると、重心移動手段としてタングステン合金製の偏心ウエイトの耐衝撃強度を確保するために工夫が必要となる。すなわち、モータの薄型化には、偏心ウエイト自体も薄型にする必要があり、タングステン合金からなる粉末を圧縮成形することによって偏心ウエイトを製造するにあたっては細部に粉末が行き渡らない問題があって、この偏心ウエイトを樹脂で一体化するに当たって樹脂の中に埋め込まれる抜け止め手段の形成が難しくなる。
この発明の目的は、偏心ウエイトの取り付け構造に工夫を加え、薄型ながら強度を十分に確保できる軸方向空隙型偏心ロータにするものである。
上記課題を解決するには、請求項1に示すように、複数の巻線型空心電機子コイルと、一面に前記巻線型空心電機子コイルの端末が結線された印刷配線板と、該印刷配線板に一部を半田付けすることによって固定された偏心ウエイトとが樹脂で一体化され、前記印刷配線板にコミュテータが備えられると共に、中心に軸支承部が備えられたもので達成できる。
さらに具体的には、請求項2、3に示すように、前記コミュテータは前記印刷配線板の一面に複数のセグメントが印刷形成されたもので、他面に前記偏心ウエイトの一部が半田付けされたものか、前記印刷配線板は前記空心電機子コイルに重畳しないように形成され、該印刷配線板に前記偏心ウエイトの一部が半田付けされ、少なくとも前記印刷配線板の少なくとも一部が樹脂内に埋め込まれ、前記コミュテータはプレス加工された貴金属からなる摺接部を有する複数のセグメントを備えたもので、前記印刷配線板に半田接続されているものがよい。
このような軸方向空隙型ロータを使用してモータにするには、請求項4に示すように請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸方向空隙型ロータと、該ロータに電力を供給する正負のブラシと、該ブラシの周囲に配され前記ロータに磁力を供給するマグネットと、軸を介して前記ロータを回転自在に格納したハウジングが備えられたもので達成できる。
さらに具体的には、請求項2、3に示すように、前記コミュテータは前記印刷配線板の一面に複数のセグメントが印刷形成されたもので、他面に前記偏心ウエイトの一部が半田付けされたものか、前記印刷配線板は前記空心電機子コイルに重畳しないように形成され、該印刷配線板に前記偏心ウエイトの一部が半田付けされ、少なくとも前記印刷配線板の少なくとも一部が樹脂内に埋め込まれ、前記コミュテータはプレス加工された貴金属からなる摺接部を有する複数のセグメントを備えたもので、前記印刷配線板に半田接続されているものがよい。
このような軸方向空隙型ロータを使用してモータにするには、請求項4に示すように請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸方向空隙型ロータと、該ロータに電力を供給する正負のブラシと、該ブラシの周囲に配され前記ロータに磁力を供給するマグネットと、軸を介して前記ロータを回転自在に格納したハウジングが備えられたもので達成できる。
請求項1の発明によれば、偏心ウエイトは半田付けによって印刷配線基板に固定されるので衝撃時の抜け止め強度が確保でき、さらに、抜け止め手段の樹脂部分の厚みが十分となって耐衝撃性が確保される。
請求項2の発明によれば、上述の効果に加えて印刷配線板がコミュテータをかねているので部品点数が増加することがない。
請求項3の発明によれば、コミュテータを厚手の平板型にできるので長寿命が期待でき、印刷配線板も樹脂で保護され、印刷配線板があたかも骨幹となるように機能するので、強度が十分に確保できる。
請求項4の発明によれば薄型ながら耐衝撃性が確保された軸方向空隙コアレス型振動モータが得られる。
請求項2の発明によれば、上述の効果に加えて印刷配線板がコミュテータをかねているので部品点数が増加することがない。
請求項3の発明によれば、コミュテータを厚手の平板型にできるので長寿命が期待でき、印刷配線板も樹脂で保護され、印刷配線板があたかも骨幹となるように機能するので、強度が十分に確保できる。
請求項4の発明によれば薄型ながら耐衝撃性が確保された軸方向空隙コアレス型振動モータが得られる。
巻線型空心電機子コイルと、一面に前記巻線型空心電機子コイルの端末が結線されると共に他面にコミュテータが配された印刷配線板と、該印刷配線板の中心に配された軸支承部と、偏心ウエイトとが樹脂で一体化されたもので、前記偏心ウエイトは一部で前記印刷配線板に半田付けで固定されたものである。
図1は、本発明の軸方向空隙型ロータを備えた軸方向空隙型コアレスモータの断面図である(実施例1)。図2は、図1のロータの底部側から見た平面図である。図3は、図1のロータ部分の平面図である。図4は、図1の変形例の要部断面図である(実施例2)。
この発明の軸方向空隙型ロータとしてここでは振動発生用として偏心ロータからなるもので説明する。
図1乃至図3において、ガラスクロスエポキシ基板からなる印刷配線板1は、拡開した扇形に形成され中心に軸支承部として軸受2が配されている。この軸受2の外方の一面側において6極のセグメントランド1sが形成され、表面に数ミクロンの金メッキが施されコミュテータCを形成している。このコミュテータCのセグメントランド1sは、スルーホール1hを介して対向するセグメントランド同士をショートする結線ランド1kで接続している。その外方には、後述の空心電機子コイル3A、3Bおよび3Cの巻き始め端末a、bおよびcが安全に導出されるように3個の長孔1tがコイル内径に至るまで形成されている。この印刷配線板1の他側には、コミュテータセグメントの残りの対向するセグメントをショートする結線ランドがスルーホール1hを介して形成され、この結線ランドなどを利用して隣り合ったセグメント間に火花消去用印刷抵抗rが形成される。
図1乃至図3において、ガラスクロスエポキシ基板からなる印刷配線板1は、拡開した扇形に形成され中心に軸支承部として軸受2が配されている。この軸受2の外方の一面側において6極のセグメントランド1sが形成され、表面に数ミクロンの金メッキが施されコミュテータCを形成している。このコミュテータCのセグメントランド1sは、スルーホール1hを介して対向するセグメントランド同士をショートする結線ランド1kで接続している。その外方には、後述の空心電機子コイル3A、3Bおよび3Cの巻き始め端末a、bおよびcが安全に導出されるように3個の長孔1tがコイル内径に至るまで形成されている。この印刷配線板1の他側には、コミュテータセグメントの残りの対向するセグメントをショートする結線ランドがスルーホール1hを介して形成され、この結線ランドなどを利用して隣り合ったセグメント間に火花消去用印刷抵抗rが形成される。
各空心電機子コイル3A、3B、3Cの反対側に位置する偏心ウエイト4が中心側に延設した舌片4aで印刷配線板1に他面側に半田4bで固定され、これに軸受2が格納され各空心電機子コイル3A、3Bおよび3C、偏心ウエイト4と共に樹脂5で一体成形され偏心ロータRが完成する。ここでは耐衝撃性を確保するため樹脂による補強部5aが後述のマグネット12側のデットスペースに垂下させ、この補強部5aに各空心電機子コイル3A、3Bおよび3Cの巻き終わり端末1dを保護するようになっている。また一面側の空心電機子コイル側は理解の便宜上から故意に樹脂を除いてある。
このように構成した偏心ロータRは、ケース6とブラケット7からなるハウジングHに軸8を介して回転自在に格納されるのであるが、軸8は予めケース6の中心に形成された浅いバーリング孔6aに一端がはめ込まれ、外方からレーザスポットL1で固定され、偏心ロータRは、スラストワッシャ6bを介して軸8に他端側から回転自在に装着される。
ブラケット7には、中心に軸8の他端が装着されるバーリング孔7aが立ち上げられ、外周の一部に給電端子保持部7bが形成され、中間に後述のブラシベース10の給電端子逃げとして角孔7cが設けられる。前記バーリング孔7aの周囲にはブラシ9の基端が植設されたブラシベース10が添設され、さらにブラシ9の周囲に薄いリング状マグネット12が接着され、空隙を介して前記偏心ロータRに対向させている。このマグネット12を横断して前記ブラシベース10の給電端子10aがケース6の側方に導出される際に、角孔7cに逃げるので、結果的には給電端子10aを導出するに当たってはブラケット7の厚み内に収まってしまうことになり、このようにすることによって軸方向空隙型振動モータとして極めて薄型に構成でき、ケース6とブラケット7を組み付けするに当たってはレーザ溶接L3によれば、全体としてモノコック構造となり極めて強固にでき、衝撃強度が確保できる。
図4に示すものは、偏心ロータの変形例で、限られた空隙の中で空心コイルの厚みを増加すると共に、コミュテータとして長寿命を図るためにコミュテータセグメント片13の表面に貴金属をクラッドした厚手の平板型コミュテータにしたもので、すなわち、印刷配線板11は空心電機子コイル33と重畳しないように該空心電機子コイル33の内側に配され、一面に前記平板型コミュテータが半田付けで固着される。偏心ウエイト4は、内方に突き出された舌片4aでもってこの印刷配線板11の他面に半田4b付され、この舌片4aと印刷配線板11とも空心電機子コイル33の厚み内となるように樹脂55で一体化される。ここでは、偏心ウエイトの舌片4aも樹脂55の中に十分含ませることができる。この半田付けに際しては各結線ランドの位置を見直し半田ランドを確保して印刷配線板11に平面の摺接部の裏側で直接半田接合したものである。このようにすると、コミュテータセグメント片13は実質的にロータ下面から突き出ないように設定できるため、ブラシ9の摺接たわみストロークを十分に確保できる。なお、その他の部材は、前述実施例1と同一なものは同一符号を付してその説明は省略する。
このようにすると、印刷配線板11と空心電機子コイル33は重畳してないので、所要の空隙内で空心電機子コイルは印刷配線板の厚み分厚みを増大させることができ、十分な起動トルクが確保できる。なお、上述では、コミュテータ片は各部材を樹脂成形した後から、植設するものを示したが、金型の精度、コミュテータ片の取り付け精度が十分得られれば、先にセットした後一体成形してもよい。
1 印刷配線板
1d 巻き終わり端末
1h スルーホール
1k 結線ランド
1s セグメントランド
1t 長孔
2 軸受
3A 空心電機子コイル
3B 空心電機子コイル
3C 空心電機子コイル
4 偏心ウエイト
4a 舌片
4b 半田
5 樹脂
5a 補強部
6 ケース
6a バーリング孔
6b スラストワッシャ
7 ブラケット
7a バーリング孔
7b 給電端子保持部
7c 角孔
8 軸
9 ブラシ
10 ブラシベース
10a 給電端子
11 印刷配線板
12 マグネット
13 コミュテータセグメント片
33 空心電機子コイル
55 樹脂
a 巻き始め端末
b 巻き始め端末
c 巻き始め端末
C コミュテータ
r 火花消去用印刷抵抗
H ハウジング
L1 レーザスポット
L3 レーザ溶接
R 偏心ロータ
1d 巻き終わり端末
1h スルーホール
1k 結線ランド
1s セグメントランド
1t 長孔
2 軸受
3A 空心電機子コイル
3B 空心電機子コイル
3C 空心電機子コイル
4 偏心ウエイト
4a 舌片
4b 半田
5 樹脂
5a 補強部
6 ケース
6a バーリング孔
6b スラストワッシャ
7 ブラケット
7a バーリング孔
7b 給電端子保持部
7c 角孔
8 軸
9 ブラシ
10 ブラシベース
10a 給電端子
11 印刷配線板
12 マグネット
13 コミュテータセグメント片
33 空心電機子コイル
55 樹脂
a 巻き始め端末
b 巻き始め端末
c 巻き始め端末
C コミュテータ
r 火花消去用印刷抵抗
H ハウジング
L1 レーザスポット
L3 レーザ溶接
R 偏心ロータ
上記課題を解決するには、請求項1に示すように、複数の巻線型空心電機子コイルと、前記巻線型空心電機子コイルの端末が結線された印刷配線板と、主要部分が前記印刷配線板と重畳しないようになっており、該主要部分から突き出されて内方に延設されたもので前記空心電機子コイルの厚み内となる舌片が備えられ、該舌片が前記印刷配線板と重畳されて半田付けすることによって固定されたタングステン合金製偏心ウエイトとが前記舌片を覆うように樹脂で一体化され、さらに、前記印刷配線板に複数のセグメントからなるコミュテータが備えられると共に、中心に軸支承部が備えられたもので達成できる。
さらに具体的には、請求項2、3に示すように、前記コミュテータは前記印刷配線板の一面に複数のセグメントが印刷形成されたもので、前記偏心ウエイトは前記印刷配線板の他面に前記舌片を半田付けすることによって固定されたものか、前記印刷配線板は前記空心電機子コイルに重畳しないように形成され、前記コミュテータはプレス加工された貴金属からなる摺接部を有する複数のセグメントを備えたもので、前記印刷配線板の一面に半田接続され、前記偏心ウエイトは前記印刷配線板の他面に前記舌片を半田付けすることによって固定されているものがよい。
このような軸方向空隙型ロータを使用してモータにするには、請求項4に示すように請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸方向空隙型ロータと、該ロータに電力を供給する正負のブラシと、該ブラシの周囲に配され前記ロータに磁力を供給するマグネットと、軸を介して前記ロータを回転自在に格納したハウジングが備えられたもので達成できる。
さらに具体的には、請求項2、3に示すように、前記コミュテータは前記印刷配線板の一面に複数のセグメントが印刷形成されたもので、前記偏心ウエイトは前記印刷配線板の他面に前記舌片を半田付けすることによって固定されたものか、前記印刷配線板は前記空心電機子コイルに重畳しないように形成され、前記コミュテータはプレス加工された貴金属からなる摺接部を有する複数のセグメントを備えたもので、前記印刷配線板の一面に半田接続され、前記偏心ウエイトは前記印刷配線板の他面に前記舌片を半田付けすることによって固定されているものがよい。
このような軸方向空隙型ロータを使用してモータにするには、請求項4に示すように請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸方向空隙型ロータと、該ロータに電力を供給する正負のブラシと、該ブラシの周囲に配され前記ロータに磁力を供給するマグネットと、軸を介して前記ロータを回転自在に格納したハウジングが備えられたもので達成できる。
請求項1の発明によれば、偏心ウエイトは舌片でもって半田付けによって印刷配線基板に固定されるので衝撃時の抜け止め強度が確保でき、さらに、抜け止め手段の樹脂部分の厚みが十分となって耐衝撃性が確保される。
請求項2の発明によれば、上述の効果に加えて印刷配線板がコミュテータをかねているので部品点数が増加することがない。
請求項3の発明によれば、印刷配線板と空心電機子コイルは重畳してないので、空心電機子コイルは印刷配線板の厚み分だけその厚みを増大させることができるため、十分な起動トルクが確保できる。また、コミュテータを厚手の平板型にできるので長寿命が期待でき、印刷配線板も樹脂で保護され、印刷配線板があたかも骨幹となるように機能するので、強度が十分に確保できる。
請求項4の発明によれば薄型ながら耐衝撃性が確保された軸方向空隙コアレス型振動モータが得られる。
請求項2の発明によれば、上述の効果に加えて印刷配線板がコミュテータをかねているので部品点数が増加することがない。
請求項3の発明によれば、印刷配線板と空心電機子コイルは重畳してないので、空心電機子コイルは印刷配線板の厚み分だけその厚みを増大させることができるため、十分な起動トルクが確保できる。また、コミュテータを厚手の平板型にできるので長寿命が期待でき、印刷配線板も樹脂で保護され、印刷配線板があたかも骨幹となるように機能するので、強度が十分に確保できる。
請求項4の発明によれば薄型ながら耐衝撃性が確保された軸方向空隙コアレス型振動モータが得られる。
この発明は、移動体通信装置の無音報知手段等に用いて好適なもので軸方向空隙型ロータと同ロータを備えた軸方向空隙型コアレス振動モータの改良に係り、特に偏心ウエイトの取り付け構造に関する。
移動体通信装置の無音報知手段として遠心力振動を利用した振動モータがある。このような振動モータは、通常回転型筒型モータの出力軸に断面が銀杏の葉のような形状の偏心ウエイトを取り付けたものがある。また、軸方向空隙型の扁平なモータでは、内蔵するロータ自体で遠心力振動を発生するものを本出願人らは提案している。ロータ内蔵型振動モータは、出力軸が不要なので、軸回転型から近年では軸受を1個削除できる軸固定型にしたものが賞用されている。このような軸固定型として通常は、マグネットの厚み分を利用してブラケットにバーリング孔を設けて軸の一端を圧入することによって固定し、ケース側で該軸の他端を受けるようにしている。(特許文献1参照)
さらに、本出願人らは、ケースにバーリング孔を設けて軸の一端を圧入して固定し、該軸の他端を支持しないでフリーにしたものを提案している。(特許文献2参照)
また、最近の小型化志向に伴い軸方向空隙型振動モータで必要とされる遠心力振動を得るには、ロータにタングステン合金製の偏心ウエイトを付加する必要がある。(特許文献3参照)
特許第3261329号公報
特許第2872623号公報
特許第3948626号公報
さらに、本出願人らは、ケースにバーリング孔を設けて軸の一端を圧入して固定し、該軸の他端を支持しないでフリーにしたものを提案している。(特許文献2参照)
また、最近の小型化志向に伴い軸方向空隙型振動モータで必要とされる遠心力振動を得るには、ロータにタングステン合金製の偏心ウエイトを付加する必要がある。(特許文献3参照)
また、このような扁平なロータは、一般的に、印刷配線板の一側に複数の巻線型空心電機子コイルを配置してこの空心電機子コイルの反対側、すなわち、軸方向空隙型のマグネットに対向するようにコミュテータを配する構成が採用されている。
しかしながら、最近の携帯機器の薄型化志向により、搭載される無音報知源として機能させる振動モータも厚み2mm程度の極めて薄型が要求されるようになると、重心移動手段としてタングステン合金製の偏心ウエイトの耐衝撃強度を確保するために工夫が必要となる。すなわち、モータの薄型化には、偏心ウエイト自体も薄型にする必要があり、タングステン合金からなる粉末を圧縮成形することによって偏心ウエイトを製造するにあたっては細部に粉末が行き渡らない問題があって、この偏心ウエイトを樹脂で一体化するに当たって樹脂の中に埋め込まれる抜け止め手段の形成が難しくなる。
この発明の目的は、偏心ウエイトの取り付け構造に工夫を加え、薄型ながら強度を十分に確保できる軸方向空隙型偏心ロータにするものである。
しかしながら、最近の携帯機器の薄型化志向により、搭載される無音報知源として機能させる振動モータも厚み2mm程度の極めて薄型が要求されるようになると、重心移動手段としてタングステン合金製の偏心ウエイトの耐衝撃強度を確保するために工夫が必要となる。すなわち、モータの薄型化には、偏心ウエイト自体も薄型にする必要があり、タングステン合金からなる粉末を圧縮成形することによって偏心ウエイトを製造するにあたっては細部に粉末が行き渡らない問題があって、この偏心ウエイトを樹脂で一体化するに当たって樹脂の中に埋め込まれる抜け止め手段の形成が難しくなる。
この発明の目的は、偏心ウエイトの取り付け構造に工夫を加え、薄型ながら強度を十分に確保できる軸方向空隙型偏心ロータにするものである。
上記課題を解決するには、請求項1に示すように中心に配された軸支承部と、該軸支承部の径方向外方に配された複数の巻線型空心電機子コイルと、一面側に複数のセグメントが印刷形成されたコミュテータが備えられると共に他面側に前記電機子コイルが配され、該電機子コイルの各端末が他面側で結線された印刷配線板と、前記印刷配線板と重畳しない主要部と、前記印刷配線板と他面側で重畳し該主要部から内方に突き出された該主要部分より薄い舌片とが備えられたタングステン合金製偏心ウエイトと、前記舌片を覆うようにこれらを一体化する樹脂とが備えられ、前記偏心ウエイトは前記舌片でもって前記印刷配線板の他面側に半田付けすることによって前記印刷配線板に固定され、前記印刷配線板には前記空心電機子コイル片を横切るように外径から内径に至る長孔が形成され、前記樹脂の一部は前記印刷配線板に一面側外周で垂下する補強部として形成され、該補強部に前記空心電機子コイルの巻き終わり端末が埋め込まれて他面側で結線されるようにして軸方向空隙型偏心ロータに構成したもので、該偏心ロータが軸を介して回転自在に支承されたケースとブラケットとからなるハウジングと、前記軸の周囲で前記ブラケットに添設され、該ブラケットに形成された給電端子逃げを介してケース側方に給電端子が導出されたブラシベースと、該ブラシベースに植設され前記ロータに電力を供給する正負のブラシと、前記ブラシの周囲に配されて前記ロータに磁力を供給するマグネットとが備えられたもので達成できる。
別の構成として請求項2に示すように中心に配された軸支承部と、該軸支承部の径方向外方に配された巻線型空心電機子コイルと、該コイルと前記軸支承部と間に該コイルと平面視で重ならないように形成され、該コイルの厚み内になるように配されたもので、一面側にロータ下面から突きでないようにした複数のセグメントが備えられた印刷配線板と、前記印刷配線板と重畳しない主要部と、前記印刷配線板と他面側で重畳し該主要部から内方に突き出された該主要部より薄い舌片とが備えられたタングステン合金製偏心ウエイトと、前記舌片を覆うようにこれらを一体化する樹脂とが備えられ、前記偏心ウエイトは前記舌片でもって前記印刷配線板の他面側に半田付けすることによって前記印刷配線板に固定されて軸方向空隙型偏心ロータとして構成されたもので、該偏心ロータが軸を介して回転自在に支承されたケースとブラケットとからなるハウジングと、前記軸の周囲で前記ブラケットに添設され、該ブラケットに形成された給電端子逃げを介してケース側方に給電端子が導出されたブラシベースと、該ブラシベースに植設され前記ロータに電力を供給する正負のブラシと、前記ブラシの周囲に配されて前記ロータに磁力を供給するマグネットとが備えられたものでも達成できる。
別の構成として請求項2に示すように中心に配された軸支承部と、該軸支承部の径方向外方に配された巻線型空心電機子コイルと、該コイルと前記軸支承部と間に該コイルと平面視で重ならないように形成され、該コイルの厚み内になるように配されたもので、一面側にロータ下面から突きでないようにした複数のセグメントが備えられた印刷配線板と、前記印刷配線板と重畳しない主要部と、前記印刷配線板と他面側で重畳し該主要部から内方に突き出された該主要部より薄い舌片とが備えられたタングステン合金製偏心ウエイトと、前記舌片を覆うようにこれらを一体化する樹脂とが備えられ、前記偏心ウエイトは前記舌片でもって前記印刷配線板の他面側に半田付けすることによって前記印刷配線板に固定されて軸方向空隙型偏心ロータとして構成されたもので、該偏心ロータが軸を介して回転自在に支承されたケースとブラケットとからなるハウジングと、前記軸の周囲で前記ブラケットに添設され、該ブラケットに形成された給電端子逃げを介してケース側方に給電端子が導出されたブラシベースと、該ブラシベースに植設され前記ロータに電力を供給する正負のブラシと、前記ブラシの周囲に配されて前記ロータに磁力を供給するマグネットとが備えられたものでも達成できる。
請求項1の発明によれば、偏心ウエイトは舌片でもって半田付けによって印刷配線板に固定されるので、印刷配線板で支えられことによって衝撃時の抜け止め強度が確保でき、抜け止め手段の樹脂部分の厚みが十分となって樹脂の耐衝撃性が確保される。印刷配線板と舌片が樹脂内で骨幹として機能することになるので衝撃時に樹脂の割れが生じなく、ブラケットに配した給電端子逃げによってマグネット厚みが犠牲にならないようにハウジング側方に導出でき、印刷配線板がコミュテータをかねているので部品点数が増加してしまうおそれがない。また、長孔に巻線型空心電機子コイルの巻き始め各端末を逃がすことができるので、射出成型時に前記端末は断線がでなくなり、補強部によって巻線型空心電機子コイルの各巻き終わり端末が保護されるので、やはり射出成型時に断線が出なくなる。
請求項2の発明によれば、印刷配線板は軸支承部と空心電機子コイルの間に配されるので、空心電機子コイルと平面視で重畳しないことになり、空心電機子コイルは印刷配線板の厚み分だけその厚みを増大させることができるため、十分な起動トルクが確保できる。また、コミュテータとしてプレス加工された貴金属からなる摺接部を有する複数のセグメントを備えたものでは、摺接部を十分に厚くできるので長寿命が期待でき、前記摺接部の軸方向反対側で前記印刷配線板に半田接続され、樹脂内に埋め込まれているので、空隙を広げるロスがなく、コミュテータはロータ下面から突き出ていないので、ブラシ撓み量も十分確保できる。印刷配線板も樹脂で保護され、舌片と印刷配線板があたかも樹脂で一体化するにあたって骨幹となるように機能するので樹脂の強度が十分に確保できる。
請求項2の発明によれば、印刷配線板は軸支承部と空心電機子コイルの間に配されるので、空心電機子コイルと平面視で重畳しないことになり、空心電機子コイルは印刷配線板の厚み分だけその厚みを増大させることができるため、十分な起動トルクが確保できる。また、コミュテータとしてプレス加工された貴金属からなる摺接部を有する複数のセグメントを備えたものでは、摺接部を十分に厚くできるので長寿命が期待でき、前記摺接部の軸方向反対側で前記印刷配線板に半田接続され、樹脂内に埋め込まれているので、空隙を広げるロスがなく、コミュテータはロータ下面から突き出ていないので、ブラシ撓み量も十分確保できる。印刷配線板も樹脂で保護され、舌片と印刷配線板があたかも樹脂で一体化するにあたって骨幹となるように機能するので樹脂の強度が十分に確保できる。
中心に配された軸支承部と、該軸支承部の径方向外方に配された複数の巻線型空心電機子コイルと、一面側に複数のセグメントが印刷形成されたコミュテータが備えられると共に他面側に前記電機子コイルが配され、該電機子コイルの各端末が他面側で結線された印刷配線板と、前記印刷配線板と重畳しない主要部と、前記印刷配線板と他面側で重畳し該主要部から内方に突き出された該主要部より薄い舌片とが備えられたタングステン合金製偏心ウエイトと、前記舌片を覆うようにこれらを一体化する樹脂とが備えられ、前記偏心ウエイトは前記舌片でもって前記印刷配線板の他面側に半田付けすることによって前記印刷配線板に固定され、前記印刷配線板には前記空心電機子コイル片を横切るように外径から内径に至る長孔が形成され、前記樹脂の一部は前記印刷配線板に一面側外周で垂下する補強部として形成され、該補強部に前記空心電機子コイルの巻き終わり端末が埋め込まれて他面側で結線されるようにして軸方向空隙型偏心ロータに構成したもので、該偏心ロータが軸を介して回転自在に支承されたケースとブラケットとからなるハウジングと、前記軸の周囲で前記ブラケットに添設され、該ブラケットに形成された給電端子逃げを介してケース側方に給電端子が導出されたブラシベースと、該ブラシベースに植設され前記ロータに電力を供給する正負のブラシと、前記ブラシの周囲に配されて前記ロータに磁力を供給するマグネットとが備えられた。
図1は、本発明の軸方向空隙型ロータを備えた軸方向空隙型コアレスモータの断面図である(実施例1)。図2は、図1のロータの底部側から見た平面図である。図3は、図1のロータ部分の平面図である。図4は、図1の変形例の要部断面図である(実施例2)。
この発明の軸方向空隙型偏心ロータを図1乃至図3で説明する。ガラスクロスエポキシ基板からなる印刷配線板1は、拡開した扇形に形成され、中心に軸支承部として軸受2が配されている。この軸受2の外方の一面側において6極のセグメントランド1sが形成され、表面に数ミクロンの金メッキが施されてコミュテータCを形成している。このコミュテータCのセグメントランド1sは、スルーホール1hを介して対向するセグメントランド同士をショートする結線ランド1kで接続している。その外方には、後述の空心電機子コイル3A、3Bおよび3Cの巻き始め端末a、bおよびcが安全に導出されるように3個の長孔1tがコイル片を横切るようにコイル外径からコイル内径に至るまで形成されている。この印刷配線板1の他側には、コミュテータセグメントの残りの対向するセグメントをショートする結線ランドがスルーホール1hを介して形成され、この結線ランドなどを利用して隣り合ったセグメント間に火花消去用印刷抵抗rが形成される。
各空心電機子コイル3A、3B、3Cの反対側に位置する偏心ウエイト4が中心側に延設した舌片4aで印刷配線板1に他面側に半田4bで固定され、これに軸受2が格納され各空心電機子コイル3A、3Bおよび3C、偏心ウエイト4と共に樹脂5で一体成形され偏心ロータRが完成する。ここでは耐衝撃性を確保するため樹脂による補強部5aが後述のマグネット12側のデットスペースに垂下させ、この補強部5aに各空心電機子コイル3A、3Bおよび3Cの巻き終わり端末1dを保護するようになっている。また一面側の空心電機子コイル側は理解の便宜上から故意に樹脂を除いてある。
このように構成した偏心ロータRは、ケース6とブラケット7からなるハウジングHに軸8を介して回転自在に格納されるのであるが、軸8は予めケース6の中心に形成された浅いバーリング孔6aに一端がはめ込まれ、外方からレーザスポットL1で固定され、偏心ロータRは、スラストワッシャ6bを介して軸8に他端側から回転自在に装着される。
ブラケット7には、中心に軸8の他端が装着されるバーリング孔7aが立ち上げられ、外周の一部に給電端子保持部7bが形成され、中間に後述のブラシベース10の給電端子逃げとして角孔7cが設けられる。前記バーリング孔7aの周囲にはブラシ9の基端が植設されたブラシベース10が添設され、さらにブラシ9の周囲に薄いリング状マグネット12が接着され、空隙を介して前記偏心ロータRに対向させている。このマグネット12を横断して前記ブラシベース10の給電端子10aがケース6の側方に導出される際に、角孔7cに逃げるので、結果的には給電端子10aを導出するに当たってはブラケット7の厚み内に収まってしまうことになり、このようにすることによって軸方向空隙型振動モータとして極めて薄型に構成でき、ケース6とブラケット7を組み付けするに当たってはレーザ溶接L3によれば、全体としてモノコック構造となり極めて強固にでき、衝撃強度が確保できる。
図4に示すものは、偏心ロータの変形例で、限られた空隙の中で空心コイルの厚みを増加すると共に、コミュテータとして長寿命を図るためにコミュテータセグメント片13の表面に貴金属をクラッドした厚手の平板型コミュテータにしたもので、すなわち、印刷配線板11は空心電機子コイル33と重畳しないように該空心電機子コイル33の内側に配され、一面に前記平板型コミュテータが半田付けで固着される。偏心ウエイト4は、内方に突き出された舌片4aでもってこの印刷配線板11の他面に半田4b付され、この舌片4aと印刷配線板11とも空心電機子コイル33の厚み内となるように樹脂55で一体化される。ここでは、偏心ウエイトの舌片4aも樹脂55の中に十分含ませることができる。この半田付けに際しては各結線ランドの位置を見直し半田ランドを確保して印刷配線板11に平面の摺接部の裏側で直接半田接合したものである。このようにすると、コミュテータセグメント片13は実質的にロータ下面から突き出ないように設定できるため、ブラシ9の摺接たわみストロークを十分に確保できる。なお、その他の部材は、前述実施例1と同一なものは同一符号を付してその説明は省略する。
このようにすると、印刷配線板11と空心電機子コイル33は重畳してないので、所要の空隙内で空心電機子コイルは印刷配線板の厚み分厚みを増大させることができ、十分な起動トルクが確保できる。なお、上述では、コミュテータ片は各部材を樹脂成形した後から、植設するものを示したが、金型の精度、コミュテータ片の取り付け精度が十分得られれば、先にセットした後一体成形してもよい。
1 印刷配線板
1d 巻き終わり端末
1h スルーホール
1k 結線ランド
1s セグメントランド
1t 長孔
2 軸受
3A 空心電機子コイル
3B 空心電機子コイル
3C 空心電機子コイル
4 偏心ウエイト
4a 舌片
4b 半田
5 樹脂
5a 補強部
6 ケース
6a バーリング孔
6b スラストワッシャ
7 ブラケット
7a バーリング孔
7b 給電端子保持部
7c 角孔
8 軸
9 ブラシ
10 ブラシベース
10a 給電端子
11 印刷配線板
12 マグネット
13 コミュテータセグメント片
33 空心電機子コイル
55 樹脂
a 巻き始め端末
b 巻き始め端末
c 巻き始め端末
C コミュテータ
r 火花消去用印刷抵抗
H ハウジング
L1 レーザスポット
L3 レーザ溶接
R 偏心ロータ
1d 巻き終わり端末
1h スルーホール
1k 結線ランド
1s セグメントランド
1t 長孔
2 軸受
3A 空心電機子コイル
3B 空心電機子コイル
3C 空心電機子コイル
4 偏心ウエイト
4a 舌片
4b 半田
5 樹脂
5a 補強部
6 ケース
6a バーリング孔
6b スラストワッシャ
7 ブラケット
7a バーリング孔
7b 給電端子保持部
7c 角孔
8 軸
9 ブラシ
10 ブラシベース
10a 給電端子
11 印刷配線板
12 マグネット
13 コミュテータセグメント片
33 空心電機子コイル
55 樹脂
a 巻き始め端末
b 巻き始め端末
c 巻き始め端末
C コミュテータ
r 火花消去用印刷抵抗
H ハウジング
L1 レーザスポット
L3 レーザ溶接
R 偏心ロータ
Claims (4)
- 複数の巻線型空心電機子コイルと、一面に前記巻線型空心電機子コイルの端末が結線されると共に他面側にコミュテータが配された印刷配線板と、該印刷配線板の中心に配された軸支承部と、偏心ウエイトとが樹脂で一体化されたもので、前記偏心ウエイトの一部が前記印刷配線板に半田付け固定された軸方向空隙型偏心ロータ。
- 前記印刷配線板は一面に複数のセグメントが印刷形成されたコミュテータであって、他面に前記偏心ウエイトの一部が半田付けされた請求項1に記載の軸方向空隙型偏心ロータ。
- プレス加工された複数のセグメントからなるコミュテータが備えられたもので、該セグメントは平面状摺接部が備えられて前記印刷配線板に接続されるとともに、前記印刷配線板には、さらに前記巻線型空心電機子コイルの端末結線ランドと、該端末結線ランドに接続された複数の透孔とが備えられ、前記コミュテータの反対側で前記偏心ウエイトの一部が半田付けされ、前記印刷配線板の少なくとも一部が樹脂内に埋め込まれている請求項1に記載の軸方向空隙型偏心ロータ。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の軸方向空隙型ロータと、該ロータに電力を供給する正負のブラシと、該ブラシが植設されたブラシベースと、前記ブラシの周囲に配されて前記ロータに磁力を供給するマグネットと、軸を介して前記ロータが回転自在に格納されたハウジングとが備えられた軸方向空隙型コアレス振動モータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007163741A JP2009005491A (ja) | 2007-06-21 | 2007-06-21 | 軸方向空隙型コアレス振動モータ |
KR1020080057384A KR20080112957A (ko) | 2007-06-21 | 2008-06-18 | 축방향 공극형 편심로터와 상기 로터가 구비된 축방향공극형 코어리스 진동모터 |
CNA2008101253952A CN101330242A (zh) | 2007-06-21 | 2008-06-20 | 轴向空隙型偏心转子和具备该转子的轴向空隙型无铁心振动电动机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007163741A JP2009005491A (ja) | 2007-06-21 | 2007-06-21 | 軸方向空隙型コアレス振動モータ |
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Family Applications (1)
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JP2007163741A Pending JP2009005491A (ja) | 2007-06-21 | 2007-06-21 | 軸方向空隙型コアレス振動モータ |
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2007
- 2007-06-21 JP JP2007163741A patent/JP2009005491A/ja active Pending
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2008
- 2008-06-18 KR KR1020080057384A patent/KR20080112957A/ko not_active Application Discontinuation
- 2008-06-20 CN CNA2008101253952A patent/CN101330242A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
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CN101330242A (zh) | 2008-12-24 |
KR20080112957A (ko) | 2008-12-26 |
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