JP2000134865A - 超細筒型コアレス振動モータ - Google Patents

超細筒型コアレス振動モータ

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Publication number
JP2000134865A
JP2000134865A JP10305355A JP30535598A JP2000134865A JP 2000134865 A JP2000134865 A JP 2000134865A JP 10305355 A JP10305355 A JP 10305355A JP 30535598 A JP30535598 A JP 30535598A JP 2000134865 A JP2000134865 A JP 2000134865A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
case
magnet
motor
ultra
Prior art date
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Pending
Application number
JP10305355A
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English (en)
Inventor
Tadao Yamaguchi
忠男 山口
Manabu Shindo
学 新藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Parts Ind Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Parts Ind Co Ltd filed Critical Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの実質的な外径を大にしてしまうよう
なホルダなどを用いないようにして搭載時の占有容積を
少なくするように取り付けできるようにし、内蔵するマ
グネットを精度よく取り付けできるようにする。 【解決手段】 筒型ケース(1)とこのケースの開口縁
に配されたエンドブラケット(2)とでハウジング
(0)を構成し、内部にマグネットホルダ(3)を配
し、出力軸に偏心ウエイト(11)を配し、セット側に
おいて寝かせて載置してなる細筒型小形コアレスモータ
において、前記マグネットホルダの端部(3a)を前記
筒型ケースの端部(1a)から外方に突き出して印刷配
線板取り付け用脚部(3b)にし、偏心ウエイトに前記
取り付け用脚部が逃げる段部(11a)を形成すれば達
成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯無線通信装
置の無音報知手段として用いられる円筒型コアレスモー
タの改良に係り、特に超細筒型にして搭載時の占有容積
を少なくできるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より図4の斜視図に示すように円筒
型直流モータMの出力軸Sに断面が半月型の偏心ウエイ
トWを取り付けて回転時にこの偏心ウエイトに発生する
遠心力により振動を発生させ、この振動による無音報知
手段として用いられるものがある。また、このようなモ
ータMは図5に示すように通常印刷配線板などに寝かせ
て半田付けされて用いるためにホルダHがさらに取り付
けされる。したがってホルダHを取り付けるために占有
容積が大きくなってしまう嫌いがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】円筒型コアレスモータ
は後述するように内蔵するマグネットをモータケースと
同軸にする必要があるが、細筒になればなるほど空隙が
少なくなるので、均一な空隙を得るのは至難の技になっ
てしまう。
【0004】この発明の目的は、モータの実質的な外径
を大にしてしまうようなホルダなどを用いないようにし
て搭載時の占有容積を少なくするように取り付けできる
ようにし、内蔵するマグネットを精度よく取り付けでき
るようにする細筒型コアレスモータを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記のような問題点
を解決するには、請求項1に示すように筒型ケースとこ
のケースの開口縁に配されたエンドブラケットとでハウ
ジングを構成し、内部にマグネットホルダを配し、出力
軸に偏心ウエイトを配し、セット側において寝かせて載
置してなる細筒型小形コアレスモータにおいて、前記マ
グネットホルダの端部を前記筒型ケースの端部から外方
に突き出して印刷配線板取り付け用脚部にし、偏心ウエ
イトに前記取り付け用脚部が逃げる段部を形成すれば達
成できる。これにより搭載時の占有容積を少なくでき、
外径を大にすることなく取り付けでき、偏心ウエイトの
回転に取り付け用脚部が邪魔にならないので全体として
軸方向の長さが犠牲にならない。また、請求項2に示す
ように前記取り付け用脚部はモータの軸方向に突き出さ
れ、ハウジング外径より外に突き出ないようにするのが
よい。このようにすると、径方向に突起のない細筒のモ
ータとなる。そして、請求項3に示すように前記マグネ
ットホルダは前記筒型ケースに溶着されているのがよ
い。このようにすると、マグネットホルダはカシメなど
と違って互いの精度を追うことなく、ジグを用いて精度
よくケース固着でき、強度も確保できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施の形態とし
て出力軸に偏心ウエイト配した超細筒型コアレス振動モ
ータの要部縦断面図、図2は同モータの平面図、そして
図3はマグネットホルダをケースに固着する説明図であ
る。
【0007】同図において、ハウジング0は4mm程度
の直径を有する円筒状のケース1とこのケース1の開口
部に嵌着された摺動性樹脂からなるエンドブラケット2
で構成され、このケース1の反エンドブラケット側端部
1aには、内蔵した円筒型マグネットのリターンパスプ
レートを兼ねるマグネットホルダ3が外方よりスポット
溶接されている。このマグネットホルダ3のスポット溶
接部分3aはさらに一部を延設してケース1の外径のと
ころで軸方向に折り曲げて印刷配線板などに半田付けさ
れるような取り付け用脚部3bにしたものである。この
取り付け用脚部3bは、図2に示すようにケース1の外
径より出ないようになっている。この取り付け用脚部3
bのケース内部のリターンパスプレート部3cには円筒
型マグネット4が前記ケースとの間に所定の空隙を介し
て固着されており、スポット溶接部分3aの内側に含油
軸受5が格納され、前記摺動性樹脂からなるエンドブラ
ケット2の軸受孔2aとともに軸6を回転自在に支承さ
せている。この軸6には、前記円筒型マグネット4の磁
界を受けるコアレス巻き線からなる円筒型ロータ7が前
記空隙内において回転時に当たらないように端部に取り
付けられた円筒型コミュテータ8を介して固着されてい
る。この円筒型コミュテータ8には、前記エンドブラケ
ット2に配した給電端子9に基部をスポット溶接した一
対のブラシ10が適切な押圧力で摺接されている。前記
給電端子9は図2に示すようにケース1の外径より出な
いように1対設けられ、かつ、エンドブラケット2より
軸方向外方に突き出されて前述の取り付け用脚部3bと
対応して同様に折り曲げられて取り付けと給電端子9と
なっている。前記出力軸6の出力側6aには、前記取り
付け用脚部3bを逃げるために切り欠き段部11aを設
けた偏心ウエイト11がカシメ等により固着され、回転
時に遠心力により振動を得るようになっている。
【0008】上記ケース1とマグネットホルダ3の固着
方法としては、図3に示すように位置決めジグを兼ねた
電極12をケース1の内側に入れ、中央のガイドピン1
3にマグネットホルダ3をはめ込み上部の可動電極14
を降ろしてスポット溶接するのである。この場合、精度
よく、すなわち均一な空隙になるように固着するにはケ
ース1とマグネットホルダ3は互いに遊嵌させるのがよ
い。
【0009】
【発明の効果】この発明は、上記の請求項1のようにし
たので、これにより搭載時の占有容積を少なくでき、外
径を大にすることなく取り付けできる。また、請求項2
に示すように前記取り付け用脚部はモータの軸方向に突
き出され、ハウジング外径より外に突き出ないようにし
たので、径方向に突起のない細筒のモータとなってセッ
ト側においてもこの取り付け空間を配慮しなくてすむ。
そして、請求項3に示すようにすればマグネットホルダ
はカシメなどと違って互いの精度を追うことなく、ジグ
を用いて精度よくケースに固着でき、強度も確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施の形態として出力軸に偏
心ウエイト配した超細筒型コアレス振動モータの要部縦
断面図である。
【図2】同モータの平面図である。
【図3】この発明の製造方法の一つとしてマグネットホ
ルダをケースに固着する説明図である。
【図4】従来の同モータの斜視図である。
【図5】従来の同モータの使用状態を説明する平面図で
ある。
【符号の説明】
0 ハウジング 1 円筒状のケース 2 エンドブラケット 3 マグネットホルダ 3b 取り付け用脚部 4 円筒型マグネット 5 含油軸受 6 軸 7 円筒型ロータ 8 円筒型コミュテータ 9 給電端子 10 一対のブラシ 11 偏心ウエイト 11a 段部 12 電極 13 ガイドピン 14 可動電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒型ケースとこのケースの開口縁に配さ
    れたエンドブラケットとでハウジングを構成し、内部に
    マグネットホルダを配し、出力軸に偏心ウエイを配し、
    セット側において寝かせて載置してなる細筒型小形コア
    レスモータにおいて、前記マグネットホルダの端部を前
    記筒型ケースの端部から外方に突き出して印刷配線板取
    り付け用脚部にし、偏心ウエイトに前記取り付け用脚部
    が逃げる段部を形成してなる超細筒型コアレス振動モー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記取り付け用脚部はモータの軸方向に
    突き出され、ハウジング外径より外に突き出ないように
    した請求項1に記載の超細筒型コアレス振動モータ。
  3. 【請求項3】 前記マグネットホルダは前記筒型ケース
    に溶着されている請求項1または請求項2に記載の超細
    筒型コアレス振動モータ。
JP10305355A 1998-10-27 1998-10-27 超細筒型コアレス振動モータ Pending JP2000134865A (ja)

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Family

ID=17944127

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JP10305355A Pending JP2000134865A (ja) 1998-10-27 1998-10-27 超細筒型コアレス振動モータ

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JP (1) JP2000134865A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6563242B2 (en) * 2000-02-18 2003-05-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Slim motor and devices mounting the same motor

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