JP2002050880A - 衝撃吸収構造 - Google Patents

衝撃吸収構造

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JP2002050880A
JP2002050880A JP2000231930A JP2000231930A JP2002050880A JP 2002050880 A JP2002050880 A JP 2002050880A JP 2000231930 A JP2000231930 A JP 2000231930A JP 2000231930 A JP2000231930 A JP 2000231930A JP 2002050880 A JP2002050880 A JP 2002050880A
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screw
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shock absorbing
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】内機部品とシャーシの締結構造において、内機
部品に衝撃が加わっても内機部品の抑える衝撃吸収構造
を提供すること。 【解決手段】ねじ孔21が形成された内機部品20と、
該ねじ孔21に対応する位置に取付孔26が形成された
シャーシ24,25がねじ15により締結された締結部
の衝撃吸収構造において、前記取付孔は前記ねじ15が
挿通するねじ挿通孔と、該ねじ挿通孔と隣接して設けら
れた予備孔がねじ15の外径寸法よりやや小さい寸法の
溝で接続されており、前記ねじ15により締結された前
記内機部品またはシャーシ24,25のいずれかに所定
の締結力を越える衝撃が加わった際に該ねじ15を予備
孔の方へ移動させ、内機部品20の内部に収納された電
子部品10に衝撃が加わるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子機器等
の内機部品とシャーシのねじ締結部の衝撃吸収構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の内機部品とシャーシの締結構造を
図9を用いて説明する。
【0003】図9は従来の内機部品とシャーシの締結構
造を示す概略斜視図である。
【0004】70は電子機器の一部で、内機部品80、
シャーシ84およびシャーシ85により構成されてい
る。
【0005】内機部品80は、電子機器の例えば液晶表
示部品が構成された前面ユニットで、内部には電子部品
等が収納されており、内機部品80の外筐は例えばめっ
き鋼板で形成されており両側面には、シャーシ84およ
びシャーシ85を取り付けるためのねじ孔81が形成さ
れている。
【0006】シャーシ84、シャーシ85は、内機部品
80の外筐の側面に取り付けられる側板で、内機部品8
0の外筐に形成されたねじ孔81に対応する位置に取付
孔86が形成されている。シャーシと84、シャーシ8
5の材料には例えばめっき鋼板が用いられプレス加工に
より形成される。
【0007】また、シャーシ84およびシャーシ85を
内機部品80に取り付けるには、内機部品80に形成さ
れたねじ孔81に、シャーシ84およびシャーシ85の
取付孔86の位置を合わせ、ねじ75により所定の締結
力によりねじ止め固定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の内機部
品80とシャーシ84、シャーシ85の締結構造によれ
ば、内機部品80に矢印方向へ内機部品80とシャーシ
84、シャーシ85の締結力を越える衝撃が加わった場
合には、内機部品80にその殆どの衝撃力が加わるの
で、内機部品80がひどく破壊される(外観部品も内部
部品も)おそれがある。
【0009】本発明は上述の問題を解決するもので、内
機部品とシャーシの締結部に衝撃が加わっても内機部品
の破壊を抑える衝撃吸収構造を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、ねじ孔が形成された第1部品と、該ねじ
孔に対応する位置に取付孔が形成された第2部品とがね
じにより締結された締結部の衝撃吸収構造において、前
記取付孔に隣接して予備孔が設けられており、前記ねじ
により締結された前記第1部品または第2部品のいずれ
かに所定の締結力を越える衝撃が加わった際に該ねじが
予備孔の方へ移動可能になっていることを特徴とするも
のである。
【0011】また、前記予備孔は、前記ねじ挿通孔の両
側に設けられていることを特徴とするものである。
【0012】また、前記取付孔と予備孔は連結している
ことを特徴とするものである。
【0013】また、前記取付孔と予備孔の間は、幅が前
記ねじの径より狭くなっていることを特徴とするもので
ある。
【0014】また、前記取付孔と予備孔の間には、該取
付孔側が円弧状の突出部が形成されていることを特徴と
するものである。
【0015】また、前記取付孔と予備孔の連絡部分に隣
接して補助孔が形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0016】また、前記予備孔は、前記取付孔の周縁に
複数設けられていることを特徴とするものである。
【0017】また、前記予備孔は、前記取付孔の外周部
の近傍に円弧状に形成されていることを特徴とするもの
である。
【0018】また、前記予備孔は、前記取付孔の外周部
の近傍に該取付孔を略囲うように円弧状に形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0019】また、前記予備孔は、前記取付孔の近傍の
衝撃が加わる可能性の高い方向に方形状に形成されてい
ることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
を用いて説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態に係る内
機部品とシャーシの締結部の衝撃吸収構造を示す概略図
で、(a)斜視図、(b)取付孔の詳細図である。
【0022】10は衝撃吸収構造を有する電子機器の一
部で、内機部品20、シャーシ24およびシャーシ25
により構成されている。
【0023】内機部品(第1部品に相当)20は、電子
機器の例えば液晶表示部品が構成された前面ユニット
で、内部には電子部品等が収納されており、内機部品2
0の外筐は例えばめっき鋼板で形成されており両側面に
は、シャーシ24および シャーシ25を取り付ける
ためのねじ孔26が形成されている。
【0024】シャーシ24、シャーシ25は、内機部品
20の外筐の側面に取り付けられる側板で、内機部品2
0の外筐に形成されたねじ孔21に対応する位置に取付
孔26が形成されている。取付孔26は、瓢箪形状をし
ておりねじ挿通孔(円孔)27と突出部(取付孔26の
括れ部)29によりL寸法隔てられて予備孔(円孔)2
8が形成されている。尚、対向する突出部29の先端部
の間隔は、ねじ15の直径よりもやや小さい寸法に形成
されている。シャーシ24、シャーシ25の材料には例
えばめっき鋼板が用いられプレス加工により形成され
る。
【0025】また、シャーシ24およびシャーシ25を
内機部品20に取り付けるには、内機部品20に形成さ
れたねじ孔21に、シャーシ24およびシャーシ25の
取付孔26のねじ挿通孔27の位置を合わせ、ねじ15
により所定の締結力によりねじ止め固定する。
【0026】以上説明したように本発明の第1の実施の
形態に係る締結部の衝撃吸収構造を有する電子機器10
によれば、取付孔26が瓢箪形状をしているので内機部
品20に、矢印方向へ締結力を越える衝撃が加わった場
合には、内機部品20にねじ込まれたねじ15が取付孔
26の突出部(括れ部)29を通過して(変形させる)
隣接する予備孔28の方へ最大L寸法移動することがで
きるのでこの移動により衝撃が吸収される。従って、内
機部品20に加わる衝撃を緩和することができる。ま
た、取付孔26が瓢箪形状をしているので、ねじ15を
挿入する時の位置決めが略円孔と同じようにできる。
尚、本実施の形態ではねじ挿通孔27および予備孔28
を円孔にしたが、これに限らず多角形の孔例えば正方形
の孔にしてもよい。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態を図2を
用いて説明する。
【0028】図2は本発明の第2の実施の形態に係る内
機部品とシャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示
す詳細図である。尚、第2の実施の形態は第1の実施の
形態の取付孔の形状を変更したもので、その他について
は第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成につ
いては同じ符号を付し説明を省略する。
【0029】30は取付孔で、瓢箪形状をしておりねじ
挿通孔31と突出部(取付孔30の括れ部)33に隔て
られて予備孔32が形成されている。尚、対向する突出
部33の先端部の間隔は、ねじ15の直径よりもやや小
さい寸法に形成されている。また、突出部33の近傍部
分には補助孔34が形成されている。
【0030】以上説明したように本発明の第2の実施の
形態に係る締結部の衝撃吸収構造を有する電子機器10
の取付孔30においても、第1の実施の形態と同じよう
に内機部品20に、矢印方向へ締結力を越える衝撃が加
わった場合には、内機部品20にねじ込まれたねじ15
が取付孔33の突出部(括れ部)33を通過して隣接す
る予備孔32の方へ最大L寸法移動する。この際に突出
部33の部分に補助孔34が形成されているので、突出
部33がより変形し易くなるので衝撃がより吸収されや
すくなり、内機部品20に加わる衝撃を緩和することが
できる。尚、本実施の形態では補助孔34を円孔にした
が、これに限らず多角形の孔例えば正方形の孔にしても
よい。
【0031】次に、本発明の第3の実施の形態を図3を
用いて説明する。
【0032】図3は本発明の第3の実施の形態に係る内
機部品とシャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示
す詳細図である。尚、第3の実施の形態は第1の実施の
形態の取付孔の形状を変更したもので、その他について
は第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成につ
いては同じ符号を付し説明を省略する。
【0033】35は取付孔で、ねじ挿通孔36とねじ挿
通孔36の水平方向の中心線上にスリット37が形成さ
れている。
【0034】以上説明したように本発明の第3の実施の
形態に係る締結部の衝撃吸収構造を有する電子機器10
の取付孔35においても、第1の実施の形態と同じよう
に内機部品20に、矢印方向へ締結力を越える衝撃が加
わった場合には、内機部品20にねじ込まれたねじ15
がスリット37の方へ移動するので(スリット37を押
し広げるように変形させながら移動)衝撃が吸収され
る。従って、内機部品20に加わる衝撃を緩和すること
ができる。その他に、取付孔35の形状が簡潔で加工性
がよく、ねじ15の位置決め性もよい。尚、本実施の形
態ではねじ挿通孔36を円孔にしたが、これに限らず例
えば多角形の孔にすることもできる。また、スリット3
7を片側(図示右側)に設けたが反対側(図示左側)あ
るいは両側にも設けてもよい。(予想される衝撃方向に
応じた方向、即ち力の方向と同じ方向にスリットが延び
る)。
【0035】次に、本発明の第4の実施の形態を図4を
用いて説明する。
【0036】図4は本発明の第4の実施の形態に係る内
機部品とシャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示
す詳細図である。尚、第4の実施の形態は第1の実施の
形態の取付孔の形状を変更したもので、その他について
は第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成につ
いては同じ符号を付し説明を省略する。
【0037】40は取付孔で、両端の円の中心間隔がL
寸法の楕円形形状をしており、L寸法の略中間部に円弧
状の突出部43が形成されており、ねじ挿通孔41と突
出部43に隔てられて予備孔42が形成されている。
【0038】以上説明したように本発明の第4の実施の
形態に係る締結部の衝撃吸収構造を有する電子機器10
の取付孔40においても、第1の実施の形態と同じよう
に内機部品20に、矢印方向へ締結力を越える衝撃が加
わった場合には、内機部品20にねじ込まれたねじ15
が、ねじ挿通孔41を形成している突出部43を予備孔
42の方へ変形させて移動するので衝撃が吸収される。
従って、内機部品20に加わる衝撃を緩和することがで
きる。その他に、ねじ15の位置決め性がよく、しか
も、突出部43が片持ち状態に形成されているので、比
較的小さい衝撃にも対応することができる。
【0039】尚、本実施の形態では突出部43を片側の
方(図示上部)に設けたが、その他に両側(図示上下
部)から中央部近傍まで円弧状の突出部を設けてもよ
い。また、本実施の形態では取付孔40を楕円形形状に
したが、これに限らず例えば長方形の孔とし、ねじ挿通
孔41相当部が正方形となるように垂直方向に突出部を
設けてもよい。
【0040】次に、本発明の第5の実施の形態を図5を
用いて説明する。
【0041】図5は本発明の第5の実施の形態に係る内
機部品とシャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示
す詳細図である。尚、第5の実施の形態は第1の実施の
形態の取付孔の形状を変更したもので、その他について
は第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成につ
いては同じ符号を付し説明を省略する。
【0042】45は取付孔で、内歯車に似た形状をして
おり凸部46の内接円がねじ挿入孔47となる。
【0043】以上説明したように本発明の第5の実施の
形態に係る締結部の衝撃吸収構造を有する電子機器10
の取付孔45においても、第1の実施の形態と同じよう
に内機部品20に、締結力を越える衝撃が加わった場合
には、内機部品20にねじ込まれたねじ15が、衝撃の
加わった方向の取付孔45の凸部46を変形させて移動
するので衝撃が吸収される。その他に、凸部46取付孔
45の全方向に突出しているので、内機部品20に加わ
る全方向の衝撃を緩和することができる。尚、凸部46
をを細くまた長くすることにより衝撃の吸収効果が増
す。
【0044】次に、本発明の第6の実施の形態を図6を
用いて説明する。
【0045】図6は本発明の第6の実施の形態に係る内
機部品とシャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示
す詳細図である。尚、第6の実施の形態は第1の実施の
形態の取付孔の形状を変更したもので、その他について
は第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成につ
いては同じ符号を付し説明を省略する。
【0046】50は取付孔で、ねじ挿通孔(円孔)51
の外周に沿って円弧状溝52、53が形成されている。
尚、ねじ挿通孔51部は接続部54の2箇所で保持され
ている。
【0047】以上説明したように本発明の第6の実施の
形態に係る締結部の衝撃吸収構造を有する電子機器10
の取付孔50においても、第1の実施の形態と同じよう
に内機部品20に、矢印方向へ締結力を越える衝撃が加
わった場合には、内機部品20にねじ込まれたねじ15
が、ねじ挿通孔51の外側に形成された円弧状溝52の
方へ移動(変形)するので衝撃が吸収される。従って、
内機部品20に加わる衝撃を緩和することができる。そ
の他に、ねじ挿通孔51が円孔となっているのでねじ1
5の位置決め性がよい。尚、本実施の形態ではねじ挿通
孔51を円孔としたが、これに限らず例えば正方形の孔
とし、孔の外周に沿ってコ字状の溝(円弧状溝52、5
3に相当)を向かい合わせた状態に設けてもよい。
【0048】次に、本発明の第7の実施の形態を図7を
用いて説明する。
【0049】図7は本発明の第7の実施の形態に係る内
機部品とシャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示
す詳細図である。尚、第7の実施の形態は第1の実施の
形態の取付孔の形状を変更したもので、その他について
は第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成につ
いては同じ符号を付し説明を省略する。
【0050】55は取付孔で、ねじ挿通孔(円孔)56
の外周に沿って円弧状溝57が形成されている。尚、ね
じ挿通孔56部は接続部58の1箇所で保持されてい
る。
【0051】以上説明したように本発明の第7の実施の
形態に係る締結部の衝撃吸収構造を有する電子機器10
の取付孔55においても、第1の実施の形態と同じよう
に内機部品20に、矢印方向へ締結力を越える衝撃が加
わった場合には、内機部品20にねじ込まれたねじ15
が、接続部58で保持されたねじ挿通孔56部が円弧状
溝57の方へ移動(変形)するので衝撃が吸収される。
従って、内機部品20に加わる衝撃を緩和することがで
きる。その他に、ねじ挿通孔56が円孔となっているの
で、ねじ15の位置決め性がよく、また、ねじ挿通孔5
6が接続部58で保持されているので、比較的小さい衝
撃にも対応することができる。
【0052】尚、本実施の形態ではねじ挿通孔51を円
孔としたがこれに限らず例えば正方形の孔とし、孔の外
周に沿って溝(円弧状溝57に相当)を設けてもよい。
【0053】次に、本発明の第8の実施の形態を図8を
用いて説明する。
【0054】図8は本発明の第8の実施の形態に係る内
機部品とシャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示
す詳細図である。尚、第8実施の形態は第1の実施の形
態の取付孔の形状を変更したもので、その他については
第1の実施の形態と略同じであるので、同じ構成につい
ては同じ符号を付し説明を省略する。
【0055】60は取付孔で、ねじ挿通孔(円孔)61
の外周の近傍に垂直方向に方形孔62が形成されてい
る。
【0056】以上説明したように本発明の第8の実施の
形態に係る締結部の衝撃吸収構造を有する電子機器10
の取付孔60においても、第1の実施の形態と同じよう
に内機部品20に、矢印方向へ締結力を越える衝撃が加
わった場合には、内機部品20にねじ込まれたねじ15
が、ねじ挿通孔61と方形孔62との隔壁部63を方形
孔62の方へ変形させて移動するので衝撃が吸収され
る。従って、内機部品20に加わる衝撃を緩和すること
ができる。その他に、ねじ挿通孔61が円孔となってい
るので、形状が簡潔で加工性がよく、ねじ15の位置決
め性もよい。
【0057】尚、本実施の形態ではねじ挿通孔51の近
傍に方形孔62を1箇所設けたが、これに限らず垂直方
向の2箇所または水平方向を含めた4箇所に設けてもよ
い。また、ねじ挿通孔51を円孔としたがこれに限らず
例えば正方形の孔(多角形)としてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
機部部品とシャーシの締結部に締結力を越える衝撃が加
わった場合に、締結ねじが衝撃が加わった方向へ移動す
るので、内機部品に衝撃が加わっても内機部品内に収納
された電子部品に衝撃が加わるのを緩和することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内機部品とシ
ャーシの締結部の衝撃吸収構造を示す概略図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る内機部品とシ
ャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示す詳細図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る内機部品とシ
ャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示す詳細図で
ある。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る内機部品とシ
ャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示す詳細図で
ある。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る内機部品とシ
ャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示す詳細図で
ある。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る内機部品とシ
ャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示す詳細図で
ある。
【図7】本発明の第7の実施の形態に係る内機部品とシ
ャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示す詳細図で
ある。
【図8】本発明の第8の実施の形態に係る内機部品とシ
ャーシの締結部の衝撃吸収構造の取付孔を示す詳細図で
ある。
【図9】従来の内機部品とシャーシの締結構造を示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
10・・電子機器 15・・ねじ 20・・内機部品 21・・ねじ孔 24,25・・シャーシ 26,30,35,40,45,50,55,60・・
取付孔 27,31,36,41,47,51,56,61・・
ねじ挿通孔 28,32,42・・予備孔 29,33,43・・突出部 34・・補助孔 37・・スリット 46・・凸部 52,53,57・・円弧状溝 54,58・・接続部 62・・方形孔 63・・隔壁部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ孔が形成された第1部品と、該ねじ
    孔に対応する位置に取付孔が形成された第2部品とがね
    じにより締結された締結部の衝撃吸収構造において、 前記取付孔に隣接して予備孔が設けられており、 前記ねじにより締結された前記第1部品または第2部品
    のいずれかに所定の締結力を越える衝撃が加わった際に
    該ねじが予備孔の方へ移動可能になっていることを特徴
    とする衝撃吸収構造。
  2. 【請求項2】 前記予備孔は、前記ねじ挿通孔の両側に
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の衝撃吸
    収構造。
  3. 【請求項3】 前記取付孔と予備孔は連結していること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の衝撃吸収構
    造。
  4. 【請求項4】 前記取付孔と予備孔の間は、幅が前記ね
    じの径より狭くなっていることを特徴とする請求項3記
    載の衝撃吸収構造。
  5. 【請求項5】 前記取付孔と予備孔の間には、該取付孔
    側が円弧状の突出部が形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の衝撃吸収構造。
  6. 【請求項6】 前記取付孔と予備孔の連絡部分に隣接し
    て補助孔が形成されていることを特徴とする請求項3、
    請求項4または請求項5記載の衝撃吸収構造。
  7. 【請求項7】 前記予備孔は、前記取付孔の周縁に複数
    設けられていることを特徴とする請求項1記載の衝撃吸
    収構造。
  8. 【請求項8】 前記予備孔は、前記取付孔の外周部の近
    傍に円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の衝撃吸収構造。
  9. 【請求項9】 前記予備孔は、前記取付孔の外周部の近
    傍に該取付孔を略囲うように円弧状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の衝撃吸収構造。
  10. 【請求項10】 前記予備孔は、前記取付孔の近傍の衝
    撃が加わる可能性の高い方向に方形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の締結部の衝撃吸収構
    造。
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