JPH09246753A - プリント基板の保持構造 - Google Patents

プリント基板の保持構造

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JPH09246753A
JPH09246753A JP4699396A JP4699396A JPH09246753A JP H09246753 A JPH09246753 A JP H09246753A JP 4699396 A JP4699396 A JP 4699396A JP 4699396 A JP4699396 A JP 4699396A JP H09246753 A JPH09246753 A JP H09246753A
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printed circuit
circuit board
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holding structure
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Hiroyuki Kanazawa
洋之 金澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はパーソナルコンピュータなどで増設
される場合などのプリント基板の保持構造に関わり、振
動や衝撃による抜けを防止するために確実に固定すると
共に、限られたスペースの中で任意の位置に取り付ける
ことを可能にするプリント基板の保持構造を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 本発明プリント基板の保持構造は、プリ
ント基板の一端を装置の側板に設けたコネクタによって
固定し、他端を立設する他の側板に固定する。そのため
帯状の第1の固定手段にプリント基板端部の挟持部を設
け、第2の固定手段に設けた穴に第1の固定手段を嵌入
し、爪状の突起部により固定すると共に、第3の固定手
段に設けた穴により、第2の固定手段を固定するよう構
成し、プリント基板面を装置の基底面と平行に保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータなどで増設される場合などのプリント基板の保持構
造に関わる。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワードプロセ
ッサなどの情報機器には、利用者が機能の拡張を目的に
プリント基板を増設できる構造を持った装置が多い。オ
プションなどで使用されるプリント基板は、装置の出荷
時に工場で増設したり購入者が自宅で増設したりする。
【0003】増設されるプリント基板は基本的な寸法は
決められているものの外形や重量は様々であり、プリン
ト基板の保持構造が不完全であると動作が不安定になる
など障害に結びつき易い。特に工場出荷後の輸送振動や
衝撃によってプリント基板がコネクタから抜けてしまう
と全く動作しなくなったりする。
【0004】そのため従来よりナイロンバンドを用いて
プリント基板を固定したり、特別な金具によってプリン
ト基板をコネクタ側に押さえ込んだりしている。図6を
用いて従来のプリント基板の保持構造を説明する。図6
の5は増設しようとするプリント基板、6はプリント基
板5の一端を接続し固定するためのコネクタである。図
6の7はプリント基板5を増設しようとするパーソナル
コンピュータなどの装置の基底部である。図6の8は装
置の基底部7に立設する側板である。
【0005】図6の(1)に示すようにプリント基板5
をコネクタ6に挿入するだけでは固定が不十分であり、
図6の(2)に示すようにナイロンバンドでプリント基
板5とコネクタ6とを側板8と共に固定してしまった
り、図6の(3)に示すように固定金具によってプリン
ト基板5の端面をコネクタ6側に抑え込むことが行われ
る。
【0006】図6の60はナイロンバンドである。図6
の61はプリント基板5を固定するための固定金具であ
り、図6の62は固定金具61をコネクタ6側に抑え込
むための基底部7に立設する柱状金具である。
【0007】柱状金具62には図では高さ方向にいくつ
かの螺子穴があいており、高さを調整できる。また固定
金具61にはプリント基板の幅調整用の調整穴が設けて
あり、任意の幅のプリント基板に対応できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリント基板の保持構造においては、幅の異なるプリン
ト基板に対応するために固定金具61を大きくする必要
があった。また図6の(3)に示すように固定金具の余
長を吸収するために装置のスペースを大きくしなければ
ならないという問題があった。
【0009】またナイロンバンドを用いた場合は、一度
プリント基板を取り外すと再利用できないという問題が
あった。本発明はこのような点にかんがみて、振動や衝
撃による抜けを防止するためにプリント基板の任意の位
置に確実に固定すると共に、プリント基板を取り付ける
装置に基本的な取り付け構造があれば、限られたスペー
スの中で装置の任意の位置に取り付けることを可能にす
るプリント基板の保持構造を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成された本発明のプリント基板の保持構造によって
解決される。本発明のプリント基板の保持構造は、プリ
ント基板の一端を装置の基底部に立設する側板に設けた
コネクタによって固定し、プリント基板の他端を同じく
装置の基底部に立設する他の側板に固定する。
【0011】そのためプリント基板の端部を挟持する挟
持部を有する帯状の第1の固定手段と、第1の固定手段
を嵌入する穴と第1の固定手段を固定する爪状の突起部
を有する1対の第2の固定手段と、第2の固定手段を他
の側板に固定する穴を有する第3の固定手段とを備え
る。
【0012】第1乃至第3の固定手段によってプリント
基板の一端を固定し、そのプリント基板面をその装置の
基底面と平行に保持する。図1は本発明の原理図であ
る。図1の1は本発明第1の固定手段にあるプリント基
板の端部を挟持する挟持部である。図1の2は本発明第
1の固定手段であり、挟持部1を有し帯状をしている。
【0013】図1の3が第2の固定手段であり、帯状の
第1の固定手段が嵌入する穴と第1の固定手段を固定す
る爪状の突起部を有する。爪状の突起部は図では見えな
い。図1の4が他の側板すなわち第3の固定手段であ
る。1対の第2の固定手段3を他の側板に固定するため
の穴を有するが図では見えない。
【0014】本発明では、このように第1の固定手段2
が帯状をしていること、および第2、第3の固定手段
3、4の取り付け位置が任意に選択されることによっ
て、プリント基板の挟持部1によってプリント基板の任
意の位置を挟持する。また第2乃至第3の固定手段3、
4が装置の任意の位置に固定する役目を果たしているの
で、プリント基板を装置の任意の位置に取り付けること
が可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて詳細に説明する。図5の5は増設しようとする
プリント基板、6はプリント基板5の一端を接続し固定
するためのコネクタである。図5の7はプリント基板5
を増設しようとするパーソナルコンピュータなどの装置
の基底部である。図5の8は装置の基底部7に立設する
側板である。図5の9はプリント基板5の他端を固定す
るための、装置の基底部7に立設する他の側板である。
【0016】図2は本発明の第1の固定部材を説明する
ための図である。図2の1は図1の1と同じプリント基
板の端部を挟持する挟持部であり、図2の20と21は
図1の第1の固定手段2に対応する本発明の第1の固定
部材である。
【0017】図2の10と11は挟持部1の実施例を示
し挟持部1のA−A’断面の形状を示す。このような断
面形状にすることにより厚さの異なるプリント基板を保
持することが可能になる。
【0018】第1の固定部材20と21は固定位置を調
整するために帯状をしている。また部材を固定後、位置
ずれが発生しないように固定部材20ではローレットを
設けており、固定部材21ではマル穴を設けている。こ
の構造により帯状部材の余長を吸収するためのスペース
を必要としない。
【0019】図3は本発明の第2の固定部材を説明する
ための図である。図3の30は図1の第2の固定手段3
に対応する本発明の第2の固定部材である。第2の固定
部材30は、図に示すように第1の固定部材20乃至2
1を嵌入する穴を有する。
【0020】図3の31は第1の固定部材20乃至21
を固定する爪状の突起部である。突起部31により、第
1の固定部材20乃至21のローレット乃至マル穴を固
定する。
【0021】図3の32と33はそれぞれ第2の固定部
材30を固定するための爪状の突起部と係合部である。
図4は本発明の第3の固定部材を説明するための図であ
る。図4の40は図1の第3の固定手段4に対応する本
発明の第3の固定部材である。第3の固定部材40は、
図に示すように第2の固定部材30を固定する穴を有す
る。
【0022】図4の42と43はそれぞれ第2の固定部
材30を固定するための爪状の突起部32と係合部33
に対応する係合穴である。係合穴42に爪状の突起部3
2を、係合穴43の2箇所に係合部33の2箇所をそれ
ぞれ係合することにより、第2の固定部材30を第3の
固定部材40に固定する。
【0023】尚、部品の加工性を良くするために、挟持
部1を第1の固定部材20や21とは別部品として、第
1の固定部材20や21に取り付ける構造にしても一向
に差支えない。
【0024】また第1の固定部材20や21の素材はナ
イロン等の比較的強靱な樹脂を用いたが、帯状部は弾性
力を強めるために、金属製板バネを用いてもよい。また
第2の固定部材30を第3の固定部材40に固定する場
合は、螺着してもよい。この場合は、第2の固定部材3
0の取り付け範囲であれば、第3の固定部材40のどこ
にでも自由に螺穴を設定すればよい。
【0025】螺着にしても、本発明の実施の形態のよう
に係合にしても、第1および第2の固定部材は、脱着が
可能であるので再利用されることに変わりない。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、長さや厚さの異なるプリント基板を保持するこ
とが可能である、余分なスペースを必要としない、更に
容易に取外しと取り付けができるので、固定部材の再利
用を可能にするという様々な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の第1の固定部材
【図3】 本発明の第2の固定部材
【図4】 本発明の第3の固定部材
【図5】 プリント基板の保持構造
【図6】 従来のプリント基板の保持構造
【符号の説明】
1 挟持部 2 第1の固定手段 3 第2の固定手段 4 第3の固定手段 5 プリント基板 6 コネクタ部 7 装置の基底部 8、9 側板 10、11 挟持部の形状 20、21 第1の固定部材 30 第2の固定部材 31、32 爪状の突起部 33 係合部 40 第3の固定部材 42、43 係合穴 60 ナイロンバンド 61 固定金具 62 柱状金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板の一端を装置の基底部に立
    設する側板に設けたコネクタによって固定し、該プリン
    ト基板の他端を前記立設する他の側板に固定するプリン
    ト基板の保持構造であって、 該プリント基板の端部を挟持する挟持部を有する帯状の
    第1の固定手段と、 前記第1の固定手段を嵌入する穴と前記第1の固定手段
    を固定する爪状の突起部を有する1対の第2の固定手段
    と、 前記第2の固定手段を前記他の側板に固定する穴を有す
    る第3の固定手段とを備え、 該プリント基板面を該装置の基底面と平行に保持するこ
    とを特徴とするプリント基板の保持構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004303844A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Contec Co Ltd 板状体保持装置
JP2006122577A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Seiko Epson Corp 画像表示装置
US8009423B2 (en) 2007-08-09 2011-08-30 Fujitsu Limited Electronic device

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JP2006122577A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Seiko Epson Corp 画像表示装置
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