JP2001061250A - モータの取付構造 - Google Patents
モータの取付構造Info
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- JP2001061250A JP2001061250A JP11233375A JP23337599A JP2001061250A JP 2001061250 A JP2001061250 A JP 2001061250A JP 11233375 A JP11233375 A JP 11233375A JP 23337599 A JP23337599 A JP 23337599A JP 2001061250 A JP2001061250 A JP 2001061250A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】簡単な構成でモータ本体をシャーシに取り付け
る際の位置精度を向上させることができるモータの取付
構造を提供する。 【解決手段】貫通孔2に挿入されたモータ11は折曲部
3によって特定の方向に付勢され、突起部12が貫通孔
2の周面に押し当てられた状態でシャーシ1にモータ1
1を螺子で固定する。したがって、シャーシ1に対する
モータ11の取り付け位置にバラツキが生じない。すな
わち、モータを取り付ける際の位置精度を向上させるこ
とができ、装置本体の信頼性も向上できる。
る際の位置精度を向上させることができるモータの取付
構造を提供する。 【解決手段】貫通孔2に挿入されたモータ11は折曲部
3によって特定の方向に付勢され、突起部12が貫通孔
2の周面に押し当てられた状態でシャーシ1にモータ1
1を螺子で固定する。したがって、シャーシ1に対する
モータ11の取り付け位置にバラツキが生じない。すな
わち、モータを取り付ける際の位置精度を向上させるこ
とができ、装置本体の信頼性も向上できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シャーシにモー
タを取り付けるモータの取付構造に関する。
タを取り付けるモータの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、様々な装置においてモータが
駆動源として利用されている。例えば、インクジェット
プリンタには、用紙を搬送するモータや印字ヘッドを移
動するモータ等、複数のモータが組み込まれている。
駆動源として利用されている。例えば、インクジェット
プリンタには、用紙を搬送するモータや印字ヘッドを移
動するモータ等、複数のモータが組み込まれている。
【0003】図5および図6に、従来のモータの取付構
造を示す。図5はモータを取り付けるシャーシを示して
おり、図6は該シャーシにモータを取り付けた状態を示
している。シャーシ31には、モータ40の取付位置に
貫通孔31が形成されている。モータ41の上面には、
回転軸43の軸受を収納した突起部42がある。なお、
モータ41の上面には螺子溝(タップ)が切られてい
る。また、図5に示す33はモータ41を固定する螺子
を通す穴である。
造を示す。図5はモータを取り付けるシャーシを示して
おり、図6は該シャーシにモータを取り付けた状態を示
している。シャーシ31には、モータ40の取付位置に
貫通孔31が形成されている。モータ41の上面には、
回転軸43の軸受を収納した突起部42がある。なお、
モータ41の上面には螺子溝(タップ)が切られてい
る。また、図5に示す33はモータ41を固定する螺子
を通す穴である。
【0004】シャーシ30へのモータ41の取り付け
は、モータ41の回転軸43を貫通孔32に通し、螺子
を用いてモータ41をシャーシ31に固定するという簡
単な作業である。なお、貫通孔32は図示するようにモ
ータの突起部42よりも若干大きい形状である。
は、モータ41の回転軸43を貫通孔32に通し、螺子
を用いてモータ41をシャーシ31に固定するという簡
単な作業である。なお、貫通孔32は図示するようにモ
ータの突起部42よりも若干大きい形状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようにシャーシ31に形成されている貫通孔32がモ
ータ41の突起部42よりも大きいため、例えばモータ
41が貫通孔32の右側に片寄って取り付けられたり
(図6(A)参照)、左側に片寄って取り付けられるた
め(図6(B)参照)、図に示すようにモータの取付位
置がXの範囲で変化する。すなわち、シャーシ31に対
するモータ41の取り付け位置にバラツキが生じる。し
たがって、シャーシ31に対してモータ41を取り付け
る位置精度が良くないという問題があった。
たようにシャーシ31に形成されている貫通孔32がモ
ータ41の突起部42よりも大きいため、例えばモータ
41が貫通孔32の右側に片寄って取り付けられたり
(図6(A)参照)、左側に片寄って取り付けられるた
め(図6(B)参照)、図に示すようにモータの取付位
置がXの範囲で変化する。すなわち、シャーシ31に対
するモータ41の取り付け位置にバラツキが生じる。し
たがって、シャーシ31に対してモータ41を取り付け
る位置精度が良くないという問題があった。
【0006】そして、このモータ41の取付精度がモー
タ41を取り付けた装置本体の信頼性に影響する。例え
ば、インクジェットプリンタの場合、モータの取り付け
位置のバラツキによって印字品質が変化することから、
モータの取り付け位置のバラツキを抑えることで製品の
信頼性が向上される(印字品質を確保することができ
る。)。
タ41を取り付けた装置本体の信頼性に影響する。例え
ば、インクジェットプリンタの場合、モータの取り付け
位置のバラツキによって印字品質が変化することから、
モータの取り付け位置のバラツキを抑えることで製品の
信頼性が向上される(印字品質を確保することができ
る。)。
【0007】なお、モータの取付構造についてはこれま
で種々提案されているが(例えば、特開昭62−680
34号公報、実開平2−97847号公報、実開平3−
60857号公報、実開平6−57063号公報等)、
シャーシ31に対するモータ41の取り付け位置のバラ
ツキを効果的に抑制するものではなかった。
で種々提案されているが(例えば、特開昭62−680
34号公報、実開平2−97847号公報、実開平3−
60857号公報、実開平6−57063号公報等)、
シャーシ31に対するモータ41の取り付け位置のバラ
ツキを効果的に抑制するものではなかった。
【0008】この発明の目的は、簡単な構成でモータ本
体をシャーシに取り付ける際の位置精度を向上させるこ
とができるモータの取付構造を提供することにある。
体をシャーシに取り付ける際の位置精度を向上させるこ
とができるモータの取付構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のモータの取付
構造は、上記課題を解決するために以下の構成を備えて
いる。
構造は、上記課題を解決するために以下の構成を備えて
いる。
【0010】(1)シャーシに形成された貫通孔に、モ
ータ本体の上面に軸受が収納された突起部を挿入し、こ
の状態で螺子等を用いてモータ本体を上記シャーシに固
定するモータの取付構造において、上記シャーシは、上
記貫通孔の周囲の一部において切り込み加工を施し、上
記モータ本体の周面に当接するように上記モータ本体を
挿入する側に折り曲げた折曲部を有している。
ータ本体の上面に軸受が収納された突起部を挿入し、こ
の状態で螺子等を用いてモータ本体を上記シャーシに固
定するモータの取付構造において、上記シャーシは、上
記貫通孔の周囲の一部において切り込み加工を施し、上
記モータ本体の周面に当接するように上記モータ本体を
挿入する側に折り曲げた折曲部を有している。
【0011】この構成では、モータの突起部を挿入する
貫通孔の周囲の一部に切り込み加工によって折曲部が形
成されている。そして、突起部が貫通孔に挿入されたモ
ータ本体がこの折曲部によって特定の方向に付勢され
る。したがって、モータの突起部を貫通孔の特定の周面
に押し当てることができる。この状態で螺子等を用いて
モータをシャーシに固定する。
貫通孔の周囲の一部に切り込み加工によって折曲部が形
成されている。そして、突起部が貫通孔に挿入されたモ
ータ本体がこの折曲部によって特定の方向に付勢され
る。したがって、モータの突起部を貫通孔の特定の周面
に押し当てることができる。この状態で螺子等を用いて
モータをシャーシに固定する。
【0012】このように、モータの突起部を貫通孔の特
定の周面に押し当てた状態でモータをシャーシに固定す
るようにしたので、シャーシに対するモータの取り付け
位置のバラツキを無くし、装置本体の信頼性を向上でき
る。
定の周面に押し当てた状態でモータをシャーシに固定す
るようにしたので、シャーシに対するモータの取り付け
位置のバラツキを無くし、装置本体の信頼性を向上でき
る。
【0013】(2)シャーシに形成された貫通孔に、モ
ータ本体の上面に軸受が収納された突起部を挿入し、螺
子等を用いてモータ本体を上記シャーシに固定するモー
タの取付構造において、上記シャーシは、上記貫通孔の
周囲の一部において切り込み加工を施し、上記貫通孔の
内側に先端部を突出させた位置決め部を有している。
ータ本体の上面に軸受が収納された突起部を挿入し、螺
子等を用いてモータ本体を上記シャーシに固定するモー
タの取付構造において、上記シャーシは、上記貫通孔の
周囲の一部において切り込み加工を施し、上記貫通孔の
内側に先端部を突出させた位置決め部を有している。
【0014】この構成では、位置決め部の先端部によっ
てモータ本体が特定の方向に付勢される。したがって、
モータの突起部を貫通孔の特定の周面に押し当てること
ができる。よって、上記(1)の場合と同様にシャーシ
に対するモータの取り付け位置のバラツキを無くし、装
置本体の信頼性を向上させることができる。
てモータ本体が特定の方向に付勢される。したがって、
モータの突起部を貫通孔の特定の周面に押し当てること
ができる。よって、上記(1)の場合と同様にシャーシ
に対するモータの取り付け位置のバラツキを無くし、装
置本体の信頼性を向上させることができる。
【0015】(3)上記位置決め部は、略L字型であ
る。
る。
【0016】(4)上記位置決め部の先端に弾性体を取
り付けている。
り付けている。
【0017】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態である
モータの取付構造を示す図であり、図1(A)はシャー
シの平面図、図1(B)は図1(A)に示すA−A断面
を示す図、図1(C)はモータの取り付け状態を示す図
である。シャーシ1には、モータ11の取付位置に貫通
孔2が形成されているとともに、該貫通孔2の周囲の一
部において切り込み加工を施してシャーシ1の底面側に
折り曲げた折曲部3が形成されている。折曲部3の先端
部は図1(B)に示すように、くの字型に折り曲げられ
ている。なお、図に示す4はモータ11を固定するとき
に、螺子を通す穴である。
モータの取付構造を示す図であり、図1(A)はシャー
シの平面図、図1(B)は図1(A)に示すA−A断面
を示す図、図1(C)はモータの取り付け状態を示す図
である。シャーシ1には、モータ11の取付位置に貫通
孔2が形成されているとともに、該貫通孔2の周囲の一
部において切り込み加工を施してシャーシ1の底面側に
折り曲げた折曲部3が形成されている。折曲部3の先端
部は図1(B)に示すように、くの字型に折り曲げられ
ている。なお、図に示す4はモータ11を固定するとき
に、螺子を通す穴である。
【0018】上記シャーシ1にモータ11を取り付ける
ときには、シャーシ1の裏面側から貫通孔2にモータ1
1の回転軸13の軸受けが収納された突起部12を挿入
する。このとき、折曲部3を外側(図に示す左側)に押
し開いて、突起部12を貫通孔2に挿入する。このた
め、折曲部3は、モータ11が貫通孔2に挿入される前
の状態(図1(B)に示す状態)に戻ろうとする。すな
わち、折曲部3のくの字型に形成された部分(モータ1
1に当接している部分)がモータ11を図に示す右方向
に付勢する。これにより、モータ11は突起部12が貫
通孔2の右側周面に押し当てられた状態となる。この状
態で、シャーシ1にモータ11を螺子で固定できる。な
お、穴4の真下にモータ11の上面に形成されている螺
子溝(タップ)が位置する。
ときには、シャーシ1の裏面側から貫通孔2にモータ1
1の回転軸13の軸受けが収納された突起部12を挿入
する。このとき、折曲部3を外側(図に示す左側)に押
し開いて、突起部12を貫通孔2に挿入する。このた
め、折曲部3は、モータ11が貫通孔2に挿入される前
の状態(図1(B)に示す状態)に戻ろうとする。すな
わち、折曲部3のくの字型に形成された部分(モータ1
1に当接している部分)がモータ11を図に示す右方向
に付勢する。これにより、モータ11は突起部12が貫
通孔2の右側周面に押し当てられた状態となる。この状
態で、シャーシ1にモータ11を螺子で固定できる。な
お、穴4の真下にモータ11の上面に形成されている螺
子溝(タップ)が位置する。
【0019】このように、常にモータ11の突起部12
を図における貫通孔2の右側周面に押し当てた状態で、
シャーシ1にモータ11を固定することができる。した
がって、シャーシ1に対するモータ11の取り付け位置
にバラツキが生じない。すなわち、モータを取り付ける
位置のバラツキを抑え、装置本体の信頼性の向上が図れ
る。しかも、折曲部3はシャーシ1に対する切り込み加
工によって形成した部分であり、また、モータ11の取
付作業もその工程が複雑になることもないので、コスト
アップと言う問題も生じない。
を図における貫通孔2の右側周面に押し当てた状態で、
シャーシ1にモータ11を固定することができる。した
がって、シャーシ1に対するモータ11の取り付け位置
にバラツキが生じない。すなわち、モータを取り付ける
位置のバラツキを抑え、装置本体の信頼性の向上が図れ
る。しかも、折曲部3はシャーシ1に対する切り込み加
工によって形成した部分であり、また、モータ11の取
付作業もその工程が複雑になることもないので、コスト
アップと言う問題も生じない。
【0020】次に、この発明の別の実施形態について説
明する。図2はこの実施形態であるモータの取付構造を
示す図であり、図2(A)はシャーシの平面図、図2
(B)は図2(A)に示すA−A断面を示す図、図2
(C)はモータの取り付け状態を示す図である。シャー
シ1には、モータ11の取付位置に貫通孔2が形成され
ているとともに、該貫通孔2の周囲の一部において切り
込み加工を施して位置決め部21が形成されている。位
置決め部21は、図2(B)に示すように先端部分が貫
通孔2に突出した形状である。
明する。図2はこの実施形態であるモータの取付構造を
示す図であり、図2(A)はシャーシの平面図、図2
(B)は図2(A)に示すA−A断面を示す図、図2
(C)はモータの取り付け状態を示す図である。シャー
シ1には、モータ11の取付位置に貫通孔2が形成され
ているとともに、該貫通孔2の周囲の一部において切り
込み加工を施して位置決め部21が形成されている。位
置決め部21は、図2(B)に示すように先端部分が貫
通孔2に突出した形状である。
【0021】上記シャーシ1にモータ11を取り付ける
ときには、シャーシ1の裏面側から貫通孔2にモータ1
1の回転軸13の軸受けが収納された突起部12を挿入
したとき、位置決め部21の先端が貫通孔2に突出して
いるので、位置決め部21がモータ11によって図2
(C)に示すX方向へ押圧する。このため、位置決め部
21が図2(C)に示すY方向への付勢力を持つ。した
がって、貫通孔2に挿入された突起部12は位置決め部
21によって図における右側に押圧される(位置決め部
21が持つY方向への付勢力の分力でモータ11を図に
おける右側に押圧する。)。これにより、モータ11は
突起部12が貫通孔2の右側周面に押し当てられた状態
になる。この状態で、シャーシ1にモータ11を螺子で
固定する。
ときには、シャーシ1の裏面側から貫通孔2にモータ1
1の回転軸13の軸受けが収納された突起部12を挿入
したとき、位置決め部21の先端が貫通孔2に突出して
いるので、位置決め部21がモータ11によって図2
(C)に示すX方向へ押圧する。このため、位置決め部
21が図2(C)に示すY方向への付勢力を持つ。した
がって、貫通孔2に挿入された突起部12は位置決め部
21によって図における右側に押圧される(位置決め部
21が持つY方向への付勢力の分力でモータ11を図に
おける右側に押圧する。)。これにより、モータ11は
突起部12が貫通孔2の右側周面に押し当てられた状態
になる。この状態で、シャーシ1にモータ11を螺子で
固定する。
【0022】このように、この実施形態にかかるモータ
の取付構造においても、常にモータ11の突起部12を
貫通孔2の右側周面に押し当てた状態で、螺子を用いて
シャーシ1にモータ11を固定することができるので、
上記した実施形態と同様にモータ11の取り付け位置に
バラツキを抑制できる。すなわち、シャーシ1に対して
モータ11を取り付ける際の位置精度を向上させること
ができ、結果的に装置本体の信頼性が向上できる。しか
も、位置決め部21はシャーシ1に対する切り込み加工
で形成した部分であることから高精度で加工でき、ま
た、モータ11の取付作業もその工程が複雑になること
もないので、コストアップと言う問題も生じない。
の取付構造においても、常にモータ11の突起部12を
貫通孔2の右側周面に押し当てた状態で、螺子を用いて
シャーシ1にモータ11を固定することができるので、
上記した実施形態と同様にモータ11の取り付け位置に
バラツキを抑制できる。すなわち、シャーシ1に対して
モータ11を取り付ける際の位置精度を向上させること
ができ、結果的に装置本体の信頼性が向上できる。しか
も、位置決め部21はシャーシ1に対する切り込み加工
で形成した部分であることから高精度で加工でき、ま
た、モータ11の取付作業もその工程が複雑になること
もないので、コストアップと言う問題も生じない。
【0023】また、上記実施形態における位置決め部2
1を図3に示すようにL字型に形成してもよい。このL
字型の位置決め部21もシャーシ1に対する切り込み加
工で形成できる。なお、位置決め部21の先端部につい
ては図3(B)に示すように貫通孔2に突出させてい
る。このように、位置決め部21をL字型に形成する
と、貫通孔2にモータ11の回転軸13の軸受けが収納
された突起部12を挿入したとき、位置決め部21の先
端が貫通孔2に突出しているので、位置決め部21がモ
ータ11によって図3(C)に示すX方向へ押圧する。
このため、位置決め部21が図3(C)に示すY方向へ
の付勢力を持つ。したがって、貫通孔2に挿入された突
起部12は位置決め部21によって図における右側に押
圧され、モータ11は突起部12が貫通孔2の右側周面
に押し当てられた状態になる。
1を図3に示すようにL字型に形成してもよい。このL
字型の位置決め部21もシャーシ1に対する切り込み加
工で形成できる。なお、位置決め部21の先端部につい
ては図3(B)に示すように貫通孔2に突出させてい
る。このように、位置決め部21をL字型に形成する
と、貫通孔2にモータ11の回転軸13の軸受けが収納
された突起部12を挿入したとき、位置決め部21の先
端が貫通孔2に突出しているので、位置決め部21がモ
ータ11によって図3(C)に示すX方向へ押圧する。
このため、位置決め部21が図3(C)に示すY方向へ
の付勢力を持つ。したがって、貫通孔2に挿入された突
起部12は位置決め部21によって図における右側に押
圧され、モータ11は突起部12が貫通孔2の右側周面
に押し当てられた状態になる。
【0024】このように、位置決め部21をL字型に構
成すると、位置決め部21がモータ11を水平方向(図
3(C)に示すY方向)に押圧する付勢力を持つため、
位置決め部21を上記の実施形態のもの(図2に示した
もの)よりも小さくできる。すなわち、シャーシ1に対
して切り込み加工を行う領域を小さくなり、シャーシ1
の強度の低下が抑制できる。
成すると、位置決め部21がモータ11を水平方向(図
3(C)に示すY方向)に押圧する付勢力を持つため、
位置決め部21を上記の実施形態のもの(図2に示した
もの)よりも小さくできる。すなわち、シャーシ1に対
して切り込み加工を行う領域を小さくなり、シャーシ1
の強度の低下が抑制できる。
【0025】さらに、位置決め部21の先端部にゴム等
の弾性体22を張りつけてもよい(図4参照)。この場
合も上記した実施形態のものと同等の効果を奏する。
の弾性体22を張りつけてもよい(図4参照)。この場
合も上記した実施形態のものと同等の効果を奏する。
【0026】なお、上記実施形態は2本の螺子でシャー
シ1にモータ11を固定する例であったが、モータ11
を固定するのに用いる螺子の本数によって本願発明が限
定されることはない。また、シャーシ1は板金であって
もよいし、また樹脂であってもよい。
シ1にモータ11を固定する例であったが、モータ11
を固定するのに用いる螺子の本数によって本願発明が限
定されることはない。また、シャーシ1は板金であって
もよいし、また樹脂であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、シャ
ーシに形成した貫通孔に挿入されたモータを特定の方向
に付勢するようにしたので、シャーシに対するモータの
取り付け位置のバラツキを抑制することができる。これ
により、モータを取り付ける際の位置精度が向上でき、
装置本体の信頼性も向上できる。
ーシに形成した貫通孔に挿入されたモータを特定の方向
に付勢するようにしたので、シャーシに対するモータの
取り付け位置のバラツキを抑制することができる。これ
により、モータを取り付ける際の位置精度が向上でき、
装置本体の信頼性も向上できる。
【図1】この発明の実施形態であるモータの取付構造を
示す図である。
示す図である。
【図2】この発明の別の実施形態であるモータの取付構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図3】この発明の別の実施形態であるモータの取付構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図4】この発明の別の実施形態であるモータの取付構
造を示す図である。
造を示す図である。
【図5】モータを取り付ける従来のシャーシの形状を示
す図である。
す図である。
【図6】従来のモータの取付構造を示す図である。
1−シャーシ 2−貫通孔 3−折曲部 11−モータ 12−突起部 13−回転軸 21−位置決め部 22−弾性体
Claims (4)
- 【請求項1】 シャーシに形成された貫通孔に、モータ
本体の上面に軸受が収納された突起部を挿入し、この状
態で螺子等を用いてモータ本体を上記シャーシに固定す
るモータの取付構造において、 上記シャーシは、上記貫通孔の周囲の一部において切り
込み加工を施し、上記モータ本体の周面に当接するよう
に上記モータ本体を挿入する側に折り曲げた折曲部を有
するモータの取付構造。 - 【請求項2】 シャーシに形成された貫通孔に、モータ
本体の上面に軸受が収納された突起部を挿入し、螺子等
を用いてモータ本体を上記シャーシに固定するモータの
取付構造において、 上記シャーシは、上記貫通孔の周囲の一部において切り
込み加工を施し、上記貫通孔の内側に先端部を突出させ
た位置決め部を有するモータの取付構造。 - 【請求項3】 上記位置決め部は、略L字型である請求
項2に記載のモータの取付構造。 - 【請求項4】 上記位置決め部の先端に弾性体を取り付
けた請求項2または3に記載のモータの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11233375A JP2001061250A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | モータの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11233375A JP2001061250A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | モータの取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001061250A true JP2001061250A (ja) | 2001-03-06 |
Family
ID=16954129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11233375A Pending JP2001061250A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | モータの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001061250A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100432498B1 (ko) * | 2002-06-28 | 2004-05-20 | 삼성전기주식회사 | 모터용 스프링 및 이를 적용한 광 디스크 드라이버 |
-
1999
- 1999-08-20 JP JP11233375A patent/JP2001061250A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100432498B1 (ko) * | 2002-06-28 | 2004-05-20 | 삼성전기주식회사 | 모터용 스프링 및 이를 적용한 광 디스크 드라이버 |
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