JP3235220B2 - カードリーダライタ - Google Patents
カードリーダライタInfo
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- JP3235220B2 JP3235220B2 JP28849492A JP28849492A JP3235220B2 JP 3235220 B2 JP3235220 B2 JP 3235220B2 JP 28849492 A JP28849492 A JP 28849492A JP 28849492 A JP28849492 A JP 28849492A JP 3235220 B2 JP3235220 B2 JP 3235220B2
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- Japan
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- holder
- print head
- face type
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- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端面型サーマル印字ヘ
ッドを備えたカードリーダライタに関するものである。
ッドを備えたカードリーダライタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、端面型サーマル印字ヘッドにより
サーマルカードの一部に印字する印字機能を有するカー
ドリーダライタが次第に普及してきた。従来、この種の
印字機構部は図4および図5に示すような構成が一般的
であった。以下その構成について図4および図5を参照
しながら説明する。
サーマルカードの一部に印字する印字機能を有するカー
ドリーダライタが次第に普及してきた。従来、この種の
印字機構部は図4および図5に示すような構成が一般的
であった。以下その構成について図4および図5を参照
しながら説明する。
【0003】印字機構部は、端面型サーマル印字ヘッド
1を保持したホルダー2、ホルダー2をベース3上に保
持するためにこのホルダー2に挿着されたホルダーシャ
フト4、端面型サーマル印字ヘッド1を上下動させるた
めのプッシュプルソレノイド5、ソレノイドプランジャ
ー6に圧入固定されたソレノイドシャフト7、ソレノイ
ドシャフト7に回転自在に取り付けられたローラー8、
ホルダー2を1方向に付勢するためのホルダーバネ9、
ソレノイドバネ10、端面型サーマル印字ヘッド1に信
号及び電源を供給するためのFPC16、コネクタ1
7、回路基板18からなっている。またホルダーバネ9
は、ベース3と一体のボス19によって位置決めされて
いる。
1を保持したホルダー2、ホルダー2をベース3上に保
持するためにこのホルダー2に挿着されたホルダーシャ
フト4、端面型サーマル印字ヘッド1を上下動させるた
めのプッシュプルソレノイド5、ソレノイドプランジャ
ー6に圧入固定されたソレノイドシャフト7、ソレノイ
ドシャフト7に回転自在に取り付けられたローラー8、
ホルダー2を1方向に付勢するためのホルダーバネ9、
ソレノイドバネ10、端面型サーマル印字ヘッド1に信
号及び電源を供給するためのFPC16、コネクタ1
7、回路基板18からなっている。またホルダーバネ9
は、ベース3と一体のボス19によって位置決めされて
いる。
【0004】上記構成において、ホルダー2をべース3
に保持するために、ホルダーシャフト4の両端はネジ1
1によってベース3に固定されており、ホルダー2はホ
ルダーシャフト4に対し自由に回転できるようになって
いる。ここで、ソレノイドプランジャー6がプッシュプ
ルソレノイド5によって図4の矢印方向Lに動くと、ホ
ルダー2後方の傾斜部15がソレノイドシャフト7に付
いたローラー8で押され、端面型サーマル印字ヘッド1
は上昇する。逆に、ソレノイドバネ10のバネ力によっ
てソレノイドプランジャー6が図4の矢印方向Rに動く
と、ホルダーバネ9のバネ力によって端面型サーマル印
字ヘッド1は下降し、カード12と接触する。13はカ
ード12の搬送用ローラーである。
に保持するために、ホルダーシャフト4の両端はネジ1
1によってベース3に固定されており、ホルダー2はホ
ルダーシャフト4に対し自由に回転できるようになって
いる。ここで、ソレノイドプランジャー6がプッシュプ
ルソレノイド5によって図4の矢印方向Lに動くと、ホ
ルダー2後方の傾斜部15がソレノイドシャフト7に付
いたローラー8で押され、端面型サーマル印字ヘッド1
は上昇する。逆に、ソレノイドバネ10のバネ力によっ
てソレノイドプランジャー6が図4の矢印方向Rに動く
と、ホルダーバネ9のバネ力によって端面型サーマル印
字ヘッド1は下降し、カード12と接触する。13はカ
ード12の搬送用ローラーである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】各部品や組立の精度に
よっては端面型サーマル印字ヘッド1の先端がホルダー
シャフト4に対し傾いてしまうことがある。上記従来の
印字機構部ではFPC16が端面型サーマル印字ヘッド
1の真上方向へ引き出されているために、ホルダーバネ
9(力点)を端面型サーマル印字ヘッド1(作用点)と
ホルダーシャフト4(支点)の間に配置しなければなら
ず、ホルダーバネ9の押圧力が有効に端面型サーマル印
字ヘッド1に加わらないため、そのままでは図5の部分
拡大図に示すように印字時に端面型サーマル印字ヘッド
1とカード12との間にすき間ができ、その部分の印字
品質が低下してしまうという問題点があった。そこで本
発明は、部品や組立の精度によらず、常に安定した印字
品質が得られるカードリーダライタを提供することを目
的とする。
よっては端面型サーマル印字ヘッド1の先端がホルダー
シャフト4に対し傾いてしまうことがある。上記従来の
印字機構部ではFPC16が端面型サーマル印字ヘッド
1の真上方向へ引き出されているために、ホルダーバネ
9(力点)を端面型サーマル印字ヘッド1(作用点)と
ホルダーシャフト4(支点)の間に配置しなければなら
ず、ホルダーバネ9の押圧力が有効に端面型サーマル印
字ヘッド1に加わらないため、そのままでは図5の部分
拡大図に示すように印字時に端面型サーマル印字ヘッド
1とカード12との間にすき間ができ、その部分の印字
品質が低下してしまうという問題点があった。そこで本
発明は、部品や組立の精度によらず、常に安定した印字
品質が得られるカードリーダライタを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ホルダーバネを端面型サーマル印字ヘッド
の真上に配置し、またホルダーシャフトとホルダー穴と
の間にすき間を持たせるようにした。
するために、ホルダーバネを端面型サーマル印字ヘッド
の真上に配置し、またホルダーシャフトとホルダー穴と
の間にすき間を持たせるようにした。
【0007】
【作用】上記構成により、端面型サーマル印字ヘッドの
先端が、ホルダーシャフトに対して傾いていたとして
も、端面型サーマル印字ヘッドの先端がカードと密着す
るようにホルダー全体が回転し、カードとのすき間がな
くなり印字品質が向上する。
先端が、ホルダーシャフトに対して傾いていたとして
も、端面型サーマル印字ヘッドの先端がカードと密着す
るようにホルダー全体が回転し、カードとのすき間がな
くなり印字品質が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0009】図1および図2において、印字機構部は、
端面型サーマルヘッド21が固定されたホルダー22、
このホルダー22のホルダー穴40に挿着されたホルダ
ーシャフト24、ホルダーシャフト24の両端をベース
23に固定するためのネジ41、端面型サーマル印字ヘ
ッド21を上下動させるためのプッシュプルソレノイド
25、ソレノイドプランジャー26に圧入固定されたソ
レノイドシャフト27、ソレノイドシャフト27に回転
自在に取り付けられたローラー28、ホルダー22を1
方向に付勢し、適正な印字圧をかけるためのホルダーバ
ネ29、バネ座39、ソレノイドプランジャー駆動用の
ソレノイドバネ30、端面型サーマル印字ヘッド21に
信号及び電源を供給するためのFPC36、コネクタ3
7、回路基板38からなっている。
端面型サーマルヘッド21が固定されたホルダー22、
このホルダー22のホルダー穴40に挿着されたホルダ
ーシャフト24、ホルダーシャフト24の両端をベース
23に固定するためのネジ41、端面型サーマル印字ヘ
ッド21を上下動させるためのプッシュプルソレノイド
25、ソレノイドプランジャー26に圧入固定されたソ
レノイドシャフト27、ソレノイドシャフト27に回転
自在に取り付けられたローラー28、ホルダー22を1
方向に付勢し、適正な印字圧をかけるためのホルダーバ
ネ29、バネ座39、ソレノイドプランジャー駆動用の
ソレノイドバネ30、端面型サーマル印字ヘッド21に
信号及び電源を供給するためのFPC36、コネクタ3
7、回路基板38からなっている。
【0010】図2に示すように、前記ホルダーシャフト
24は、ホルダー22のホルダー穴40にすき間をもた
せて挿着されている。また図1に示すようにFPC36
を端面型サーマル印字ヘッド21の横方向に引き出すこ
とにより、ホルダーバネ29を端面型サーマル印字ヘッ
ド21の真上に配置している。33はカード32の搬送
用ローラーである。
24は、ホルダー22のホルダー穴40にすき間をもた
せて挿着されている。また図1に示すようにFPC36
を端面型サーマル印字ヘッド21の横方向に引き出すこ
とにより、ホルダーバネ29を端面型サーマル印字ヘッ
ド21の真上に配置している。33はカード32の搬送
用ローラーである。
【0011】次に動作を説明する。カード32に印字を
行なわない場合は、ソレノイドプランジャー26は図3
に示すようにプッシュプルソレノイド25によって吸引
された位置にあり、ソレノイドシャフト27に付いたロ
ーラー28でホルダー22後方の傾斜部35を押すこと
で、ホルダーシャフト24を支点としてホルダー22の
先端部が上昇し、端面型サーマル印字ヘッド21はカー
ド32から離れた状態になっている。
行なわない場合は、ソレノイドプランジャー26は図3
に示すようにプッシュプルソレノイド25によって吸引
された位置にあり、ソレノイドシャフト27に付いたロ
ーラー28でホルダー22後方の傾斜部35を押すこと
で、ホルダーシャフト24を支点としてホルダー22の
先端部が上昇し、端面型サーマル印字ヘッド21はカー
ド32から離れた状態になっている。
【0012】カード32に印字を行なう場合は、プッシ
ュプルソレノイド25の吸引が切れ、ソレノイドバネ3
0によってソレノイドプランジャー26が図3の矢印方
向に動くと、ホルダーバネ29のバネ力によって下方向
へ付勢されたホルダー22はホルダーシャフト24を支
点として回転し、端面型サーマル印字ヘッド21は下降
する。
ュプルソレノイド25の吸引が切れ、ソレノイドバネ3
0によってソレノイドプランジャー26が図3の矢印方
向に動くと、ホルダーバネ29のバネ力によって下方向
へ付勢されたホルダー22はホルダーシャフト24を支
点として回転し、端面型サーマル印字ヘッド21は下降
する。
【0013】このとき、バネ座39に保持されたホルダ
ーバネ29は端面型サーマル印字ヘッド21の真上に配
置されているため、ホルダーバネ29の押圧力が端面型
サーマル印字ヘッド21の先端に有効に作用し、またホ
ルダーシャフト24とホルダー穴40との間にすき間を
持たせているため、端面型サーマル印字ヘッド21の先
端がホルダーシャフト24に対して傾いていたとして
も、端面型サーマル印字ヘッド21の先端がカード32
と密着するようにホルダー22全体が回転する。一方、
カード32は搬送用ローラー33によって一定の速度で
移動しており、端面型サーマル印字ヘッド21に所定の
信号を送ることでカード32に印字が行なわれる。
ーバネ29は端面型サーマル印字ヘッド21の真上に配
置されているため、ホルダーバネ29の押圧力が端面型
サーマル印字ヘッド21の先端に有効に作用し、またホ
ルダーシャフト24とホルダー穴40との間にすき間を
持たせているため、端面型サーマル印字ヘッド21の先
端がホルダーシャフト24に対して傾いていたとして
も、端面型サーマル印字ヘッド21の先端がカード32
と密着するようにホルダー22全体が回転する。一方、
カード32は搬送用ローラー33によって一定の速度で
移動しており、端面型サーマル印字ヘッド21に所定の
信号を送ることでカード32に印字が行なわれる。
【0014】このようにこの印字機構によれば、部品精
度や組立精度により端面型サーマル印字ヘッド21の先
端がホルダーシャフト24に対して傾いていたとして
も、ホルダーバネ29で押されることで端面型サーマル
印字ヘッド21の先端がカード32と密着するようにホ
ルダー22全体が回転し、カード32とのすき間がなく
なり印字品質の向上ができる。
度や組立精度により端面型サーマル印字ヘッド21の先
端がホルダーシャフト24に対して傾いていたとして
も、ホルダーバネ29で押されることで端面型サーマル
印字ヘッド21の先端がカード32と密着するようにホ
ルダー22全体が回転し、カード32とのすき間がなく
なり印字品質の向上ができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ホルダー
バネは端面型サーマル印字ヘッドの真上に配置されてお
り、ホルダーバネの押圧力が端面型サーマル印字ヘッド
の先端に有効に作用するため、端面型サーマル印字ヘッ
ドとカードとの密着性が良く、簡潔で印字品質のよい印
字機構を実現できる。
バネは端面型サーマル印字ヘッドの真上に配置されてお
り、ホルダーバネの押圧力が端面型サーマル印字ヘッド
の先端に有効に作用するため、端面型サーマル印字ヘッ
ドとカードとの密着性が良く、簡潔で印字品質のよい印
字機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例カードリーダライタの印字機
構を示す縦断面図
構を示す縦断面図
【図2】本発明の一実施例カードリーダライタの印字機
構を示す横断面図
構を示す横断面図
【図3】本発明の一実施例カードリーダライタの印字機
構を示す縦断面図
構を示す縦断面図
【図4】従来のカードリーダライタの印字機構を示す縦
断面図
断面図
【図5】従来のカードリーダライタの印字機構を示す横
断面図
断面図
21 端面型サーマル印字ヘッド 22 ホルダー 24 ホルダーシャフト 29 ホルダーバネ 40 ホルダー穴
Claims (1)
- 【請求項1】 ホルダーと、前記ホルダーの先端部に保
持された端面型サーマル印字ヘッドと、前記端面型サー
マル印字ヘッドの真上に配置され、前記ホルダーをカー
ド側に付勢するバネと、前記ホルダーのホルダー穴にカ
ードへの離接方向にすき間を持たせて挿着されたホルダ
ーシャフトとを備え、前記ホルダーに保持された端面型
サーマル印字ヘッドは、前記ホルダーシャフトを支点に
してカードに離接し、カードに印字を行うカードリーダ
ライタであって、前記ホルダーは後端部に傾斜部を備え、前記ホルダーの
傾斜部を押すローラーを有するプッシュソレノイドを設
け、前記プッシュソレノイドが左右方向に移動すること
によって、前記端面型サーマル印字ヘッドは、前記ホル
ダーシャフトを支点にして昇降してカードに離接するこ
とを特徴とするカードリーダライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28849492A JP3235220B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | カードリーダライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28849492A JP3235220B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | カードリーダライタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06135086A JPH06135086A (ja) | 1994-05-17 |
JP3235220B2 true JP3235220B2 (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=17730946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28849492A Expired - Fee Related JP3235220B2 (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | カードリーダライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3235220B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28849492A patent/JP3235220B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06135086A (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |