JPH0329158Y2 - - Google Patents

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JPH0329158Y2
JPH0329158Y2 JP1984162867U JP16286784U JPH0329158Y2 JP H0329158 Y2 JPH0329158 Y2 JP H0329158Y2 JP 1984162867 U JP1984162867 U JP 1984162867U JP 16286784 U JP16286784 U JP 16286784U JP H0329158 Y2 JPH0329158 Y2 JP H0329158Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は印字行に沿つて並べて設けられた複数
個の印字ハンマを支持したハンマバンクを印字行
に沿つて往復動させて印字するシヤトルプリンタ
に使用され、ハンマバンクを往復動させるシヤト
ル装置に関するものである。
〔考案の背景〕
従来のシヤトル駆動装置を第2図に示す。
図示しないモータ等を介して駆動される偏心カ
ム1の外周に接触する2個のカムホロワ2はプレ
ート状の支持部材3に取り付けられている。該支
持部材3は軸受5を介してフレーム4にスライド
可能に支持された2本のシヤフト6上にネジ8に
より取り付けられている。一方のシヤフト6の一
端には前記ハンマバンク7が装着されている。偏
心カム1を回転させると支持部材3すなわちシヤ
フト6が往復動し、ハンマバンク7が往復動して
印字動作が行われる。
かかる構成において、カム1とホロワ2間の隙
間によりハンマバンクの位置誤差及び騒音が発生
するという問題があつた。
前記隙間は、静的状態で、カム1の加工精度、
ホロワ2間の距離設定及び支持部材3に対するホ
ロワ2の設定誤差等によつて発生し、動的状態
で、ホロワ2に作用する慣性力により支持部材3
が変形しホロワ2が変位して発生する。
このため支持部材3の剛性を高めて前記動的隙
間をなくすようにしていたが、支持部材3の剛性
を高めると静的隙間をなくすことが困難となる。
すなわち、支持部材3に装着したホロワ2をカム
1の外周面に接触させる時、支持部材3はほとん
ど変形せずホロワ2の間隔は不変であるから、ホ
ロワ2の間隔設定及びカム1に対するホロワ2の
配置を、前記隙間を発生させないために高い精度
で行わければならない。従つて作業が面倒になり
前記隙間をなくすことが甚だ困難であつた。また
仮にホロワ2の距離設定を高精度で行えたとして
も、カム1の加工精度の誤差によつて前記隙間が
発生するため、カム1の精度を高く維持しなけれ
ばならないから、製造コストが増加するという問
題がある。更に上述したように支持部材3に対す
るホロワ2の設定精度によつても隙間が発生する
ので、ホロワ2の取り付けと同様、作業が面倒で
あるから、それに伴つて取り付け作業時間の増加
によりコストが増加するという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、前記カムとカムホロワ間の隙間を容易にな
くすことができるシヤトル駆動装置を提供するこ
とである。
〔考案の概要〕
本考案は、カムに接触するカムホロワを取り付
けた支持部材が、カムホロワをカムに押し付ける
ことができるよう弾性変形する構成としたことを
特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案装置の一実施例を示した第1図を参
照して本考案を説明する。
金属薄板からなる支持部材30は、前記シヤフ
ト6に装着するためにその両側に上方に折れ曲つ
た起立部31、該起立部31の両端に設けられた
切欠32及びカム1が装着される部分に設けられ
た大径の孔33が設けられている。以上の如く、
支持部材30は、薄板からなりかつ4個の切欠3
2及び大径の孔33が設けられているので、その
剛性は上記した第1図の支持部材3より小さくな
つている。
次に本考案シヤトル駆動装置の組立について説
明する。
まず一対のホロワ2を、その間隔がカム1の外
径より若干小さい値となるように治具等を用いて
支持部材30上に装着する。次に該支持部材30
をネジ8を介してシヤフト6上に装着すると共に
ホロワ2間にカム1を挿入する。この際、支持部
材30は上記した如く剛性が小さくなつており、
支持部材30が弾性変形するのでカム1をホロワ
2間に隙間を発生することなく挿入できるように
なる。
従つて、ホロワ2間の寸法精度及び支持部材3
0の組立精度が多少低くとも、支持部材30の変
形によつてカム1の外径より小さい間隔で位置し
ているホロワ2間にカム1を挿入するようにした
ので、カム1とホロワ2間に静的隙間が発生する
ことはない。
動的隙間について説明する。カム1を駆動する
と、上記した如く、支持部材30が往復動する。
この際ホロワ2に慣性力が作用してその間隔が広
がろうとするが、この慣性力以上である支持部材
30の弾性力によつてホロワ2をカム1に押し付
けているので、カムとホロワ2間に隙間が発生す
ることはない。
上記実施例において、支持部材30の剛性を小
さくするために、4個の切欠32及び孔33を設
けるとしたが、支持部材30のホロワ2の周辺に
複数の孔を設けるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、カムとホロワ間
の静的隙間及び動的隙間をなくすことができるの
で、ハンマバンクの位置誤差が発生しなくなると
共に騒音が発生しないという効果を奏することが
できる。またこの結果、カムの加工精度やカムと
カムホロワの組立精度があまり要求されないの
で、製造コストを低減できるという効果も奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す斜視図、
第2図は従来装置の一例を示す斜視図である。図
において、1は偏心カム、2はカムホロワ、3,
30は支持部材、6はシヤフト、7はハンマバン
クである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 モータ等の駆動源により駆動される偏心カム
    と、該偏心カムの外周に接触する少なくとも2個
    のカムホロワと、該カムホロワが取り付けられる
    ほぼ4角形状の支持部材と、該支持部材が装着さ
    れ、一方の一端にハンマバンクを取り付けて該ハ
    ンマバンクを往復移動させる2個のシヤフトとを
    備えたシヤトルプリンタのシヤトル駆動装置であ
    つて、 前記支持部材の偏心カムが設置される位置に大
    径の孔を設けると共に4隅部を切り欠き、支持部
    材の剛性を小さくしたことを特徴とするシヤトル
    駆動装置。
JP1984162867U 1984-10-26 1984-10-26 Expired JPH0329158Y2 (ja)

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JP1984162867U JPH0329158Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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JP1984162867U JPH0329158Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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Publication Number Publication Date
JPS6177251U JPS6177251U (ja) 1986-05-23
JPH0329158Y2 true JPH0329158Y2 (ja) 1991-06-21

Family

ID=30720733

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JP1984162867U Expired JPH0329158Y2 (ja) 1984-10-26 1984-10-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60180854U (ja) * 1984-05-10 1985-11-30 富士通株式会社 回転運動を直進運動に変換する装置

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Publication number Publication date
JPS6177251U (ja) 1986-05-23

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