JPH04348834A - 微小移動x−yテーブル - Google Patents

微小移動x−yテーブル

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Publication number
JPH04348834A
JPH04348834A JP14944291A JP14944291A JPH04348834A JP H04348834 A JPH04348834 A JP H04348834A JP 14944291 A JP14944291 A JP 14944291A JP 14944291 A JP14944291 A JP 14944291A JP H04348834 A JPH04348834 A JP H04348834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
notch
moving part
parallel leaf
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP14944291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Tsuru
津留 英樹
Tokuo Ando
徳男 安東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
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Publication of JPH04348834A publication Critical patent/JPH04348834A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、微小単位移動するX−
Yテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直交するX−Y軸の座標上で任意
の方向に微小単位移動するX−Yテーブルは、図2に示
すように、箱形の移動部1の4つの角部に、L字状に形
成した4個の平行板バネ2のそれぞれX軸方向に伸びて
Y軸方向に撓むYバネ部材21の端部を固定し、額縁状
の固定部3の内側にY軸方向に伸びてX軸方向に撓むX
バネ部材22の端部を固定してある。平行板バネ2のY
バネ部材21の端部にはY切欠き部23を、Xバネ部材
22の端部にはX切欠き部24を、角部には交差切欠き
部25を設けて撓みを大きくして移動部1に大きな変位
が発生するようにしてある。移動部1のX軸方向に垂直
な側面11およびY軸方向に垂直な側面12にそれぞれ
対向して静電吸引力などによって移動部1を駆動するX
軸駆動装置4およびY軸駆動装置5が固定部3に固定さ
れている(例えば、特開平2−101972号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記構成で
は、Xバネ部材22とYバネ部材21とがL字状に連結
されているため、移動部1をY方向に変位させると、X
バネ部材22に回転モーメントが働いて、Yバネ部材2
1に連動して変形する。移動部1をY軸方向に変位させ
た状態でX軸方向に変位させようとすると、Y軸方向の
変位量によってX軸方向の駆動力が変化する。またこの
逆の場合も同様であり、X,Yの両方の変位量と駆動力
が干渉し合って変位・駆動力制御が複雑になる。また、
移動部1の中心位置とX軸駆動装置4およびY軸駆動装
置5の駆動力中心がずれている場合、移動部1の中心を
基点に駆動力モーメントが発生し、X切欠き部24、Y
切欠き部23に同時に変位を生じ、直線運動すべき移動
部1に回転運動が生じ、移動精度が低下する。さらに、
平行板バネ2を加工する際に生じる加工誤差、例えば、
切欠き部のスパン長の誤差などにより、移動部1を駆動
する時にモーメントが発生し、移動精度が低下するとい
う欠点があった。本発明は、移動部を駆動する際にモー
メントの発生をおさえ、X,Y軸の相互の駆動力による
干渉が発生しないX−Yテーブルを提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動部の4か
所の角部付近を4個の平行板バネによって固定部に支持
し、前記固定部に固定され前記移動部を駆動するX軸駆
動装置およびY軸駆動装置を備えたX−Yテーブルにお
いて、X軸およびY軸に対して垂直の方向に直線状に伸
びる前記平行板バネを設け、前記移動部および前記固定
部に固定される前記平行板バネのそれぞれの端部にX軸
方向およびY軸方向に切り欠いたX切欠き部およびY切
欠き部をそれぞれ隣接して設けたものである。とくに、
前記X切欠き部および前記Y切欠き部の断面形状をそれ
ぞれの前記切欠き部のばね定数が同じ値になるように形
成したものである。
【0005】
【作用】移動部と固定部の間に設けられた平行板バネが
X,Y軸に対して垂直の方向に直線状に伸びているので
、X軸およびY軸駆動装置により移動部に推力を作用さ
せると、平行板バネのX切欠き部およびY切欠き部が互
いに干渉することなく独立して弾性変形し、平行バネの
X軸、Y軸両方向のばね定数に応じた変位を移動部に発
生させる。
【0006】
【実施例】本発明を図に示す実施例について説明する。 図1は本発明の実施例を示す斜視図で、箱形の移動部1
の底面の4か所の角部付近にX,Y軸の両移動方向に対
して垂直に伸びる4本の平行板バネ6の一方端がそれぞ
れ固定され、他方端は固定部3にそれぞれ固定されてい
る。平行板バネ6の両端付近にはX軸方向に切り欠いた
X切欠き部61とY軸方向に切り欠いたY切欠き部62
とを隣接して設け、X切欠き部61とY切欠き部62の
ばね定数が同じ値になるような断面形状にしてある。移
動部1のX軸方向に垂直な側面11およびY軸方向に垂
直な側面12にそれぞれ対向して移動部1を駆動するX
軸駆動装置4およびY軸駆動装置5が設けられ、固定部
3から伸びる支柱31に固定されている。なお、X軸駆
動装置4およびY軸駆動装置5は静電吸引力または圧電
素子あるいはボイスコイルモータなどの推力により移動
部1を駆動するようにしてある。したがって、X軸駆動
装置4により移動部1にX方向推力を作用させると、X
切欠き部61が弾性変形し、平行バネ6のX軸方向のば
ね定数に応じた変位を移動部1に発生させる。このとき
、X軸方向の推力が発生しても平行板バネ6が直線状に
伸びているのでY軸方向には剛性が高く、移動部1をY
軸方向に変位することはない。Y軸駆動装置5により移
動部1にY方向推力を作用させる場合も同様に、移動部
1をX軸方向に変位させることはない。また、移動部1
の中心位置とX軸駆動装置4およびY軸駆動装置5の駆
動力中心がずれたり、平行板バネ2の加工誤差のため、
移動部1の中心を基点に駆動力モーメントが発生する場
合でも、X切欠き部61およびY切欠き部62では駆動
力モーメントの作用するねじり方向の変位は発生しない
ので、移動部1は偏心して変位しない。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、X
,Y方向の駆動装置の推力によって弾性変形し、移動部
に変位を与える平行板バネのX切欠き部およびY切欠き
部は互いに干渉することなく、独立して弾性変形するの
で、それぞれの駆動装置の駆動力と移動部の変位とが誤
差のない比例関係を維持できる。また、移動部に作用す
る推力が中心からずれたり、平行板バネの加工誤差のた
め移動部に回転モーメントが作用しても移動部に変位を
発生せず、移動部は直線運動をするので高精度の位置決
めができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
1  移動部                   
       11、12  側面 2、6  平行板バネ               
   3  固定部31  支柱          
                4  X軸駆動装置 5  Y軸駆動装置                
    61  X切欠き部 62  Y切欠き部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  移動部の4か所の角部付近を4個の平
    行板バネによって固定部に支持し、前記固定部に固定さ
    れ前記移動部を駆動するX軸駆動装置およびY軸駆動装
    置を備えたX−Yテーブルにおいて、X軸およびY軸に
    対して垂直の方向に直線状に伸びる前記平行板バネを設
    け、前記移動部および前記固定部に固定される前記平行
    板バネのそれぞれの端部にX軸方向およびY軸方向に切
    り欠いたX切欠き部およびY切欠き部をそれぞれ隣接し
    て設けたことを特徴とする微小移動X−Yテーブル。
  2. 【請求項2】  前記X切欠き部および前記Y切欠き部
    の断面形状をそれぞれの前記切欠き部のばね定数が同じ
    値になるように形成した請求項1記載の微小移動X−Y
    テーブル。
JP14944291A 1991-05-24 1991-05-24 微小移動x−yテーブル Pending JPH04348834A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1402992A1 (fr) * 2002-09-27 2004-03-31 Sysmelec SA Appareils de haute précision pour imposer ou mesurer une position ou une force
CN104020314A (zh) * 2014-05-29 2014-09-03 西安交通大学 一种通过正弦位移控制的双轴解耦加速度动态标定台
JP2017116514A (ja) * 2015-12-26 2017-06-29 並木精密宝石株式会社 精密傾斜ステージ
KR20180051177A (ko) * 2016-11-08 2018-05-16 한국전기연구원 가변 임피던스 기반 공작기계 축 이동 장치 및 방법

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