JPH01238759A - 6自由度精密微動台 - Google Patents

6自由度精密微動台

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Publication number
JPH01238759A
JPH01238759A JP6386888A JP6386888A JPH01238759A JP H01238759 A JPH01238759 A JP H01238759A JP 6386888 A JP6386888 A JP 6386888A JP 6386888 A JP6386888 A JP 6386888A JP H01238759 A JPH01238759 A JP H01238759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable part
piezoelectric elements
fine movement
base
freedom
Prior art date
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Pending
Application number
JP6386888A
Other languages
English (en)
Inventor
Motomi Ozaki
尾崎 元美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、6自由度精密微動台に関する。
〔技術環境〕
近年の電子デバイスや記憶装置は急激に高集積化してお
り、その製造・検査過程においては多自由度で高分解能
な精密微動台(直線方向位置決め精度1nm以下9回転
方向位置決め精度(1,00(101°以下)が必要と
なってきている。
〔従来技術〕
従来の技術としては、例えば、機械設計第27巻第1号
33頁に示されているような精密微動台がある。
第5図は従来の一例を示す側面図である。
可動部1は、ベース2上に固定された2段平行板ばね案
内4によりベース2の上面と平行なχY力方向案内され
ている。一方駆動系である直動アクチュエータ5と回転
支点6とを持つてこを2段に組み合わせた変位縮小機構
7は、2軸分とも2段平行板ばね案内4の周囲に配置さ
れておりベース2に固定されている。このため変位縮小
機構7の作用点部8と可動部側面9は相対的に運動でき
る必要があり、両者の間にニードルローラ10を並べ、
ばね11によりプリロードを与えてがたを取り除いてい
る。
この精密微動台の可動部1をX軸方向に微動させる場合
、X軸周の直動アクチュエータ5により与えられた変位
は、変位縮小機構7により縮小され作用点部8からニー
ドルローラ10を介して可動部側面9に伝えられ可動部
1がX軸方向に微動する。この場合、紙面に垂直な方向
にX軸と同様に配置されているY軸側の作用点部8と可
動部側面9はχ軸の変位量だけニードルローラ10が転
動して相対的に移動している。Y軸方向に微動させる場
合もX軸の場合と全く同様である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の精密微動台は変位縮小機構として回転支
点を持ってこ機構を使用しており、また作用点部の変位
はニードルローラを介して可動部に伝えられている。従
って精密微動台の位置決め精度は、てこ機構の回転支点
および作用点部、ニードルローラ、可動部側面の加工精
度、部品精度に大きく左右される欠点があり、1μm以
下の位置決め精度を得るのは容易ではなかった。
微動の自由度も、微動台として最低限必要な2自由度微
動の機能を持っているに過ぎず、近年の精密微動台に対
する高度な要求を必ずしも満たしていなかった。
また、部品点数が多く構造も複雑で、がっ高い組み立て
精度が要求されるなめ、その製作にあたっては多大な費
用と高度な組立技術が必要であるという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の精密微動台は、上面が平面を成したベースと、
前記ベースの上方に前記ベースと平行に配置された矩形
平板状の可動部と、前記可動部の各辺の両端付近から前
記辺に対して垂直かつ斜め下方に向かって配置され一端
がベースに他端が前記辺に固定されている複数の圧電素
子とを含んて構成される。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に
説明する。第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第
2図および第3図はそれぞれ第1図に示す6自由度精密
微動台の平面図および正面図である。
矩形平板状の可動部1はベース2の上方にベース2と平
行に配置されており、可動部1の四隅は、井げた状かつ
斜め下方に配置された棒状の圧電素子3a〜3hの片端
に接着され圧電素子3a〜3hの他端はベース2に接着
されている。圧電素子3a〜3hは電圧の印加により軸
方向に伸び縮みするものであり、圧電素子3a〜3hの
両端部は、可動部1またはベース2との接着剤による接
合のため、それぞれ約45″切り取られている。この8
本の圧電素子を独立に伸縮させることにより、可動部1
の6自由度微動を行うことができる。
次に、この精密微動台の可動部1をX方向に微動させる
場合について説明する。圧電素子3a・3bを縮め、圧
電素子3e・3fを伸ばすと可動部1は平行にX方向に
動く。この際、伸縮のしない圧電素子3C・3d・3g
・3hの支えにより、可動部1に生じるZ方向変位 φ
方向回転は無視できる。Y方向に微動させる場合もX方
向と同様である。
Z方向に微動させる時は、8本の圧電素子3a・3b 
3c 3d・3e 3f・3g・3hすべてを等しく伸
ばす。
続いて回転について説明する。θ方向に回転させる時は
、圧電素子3a・3c・3e・3gを伸ばし、圧電素子
3b・3d・3f・3hを縮める。
ψ方向の回転は、圧電素子3a・3f・3g3hを伸ば
し、圧電素子3b・3c・3d・3eを縮める。φ方向
の回転も同様である。
本発明において、可動部の変位時に、可動部1およびベ
ース2と圧電素子3a〜3hとの接合部が受ける力が小
さく、無視できるものであることを以下に述べる。6自
由度それぞれに関して、可動部の変位時の変形の形態は
異なるが、接合部の受ける力のオーダはほぼ等しいので
、第4図(a)、(b)に示す変形によって代表させる
第4図(a)、(b)において、片持ちばつの端部に集
中荷重Pと曲げモーメントMとを加え、端部をベースと
垂直に保ったまま長さDだけ変形さ6一 せたとする。この時、この集中荷重Pは、P= (12
EIz/L3) ・D と表させる。Eはヤング率、IZは断面二次モーメント
である。断面形状を一辺Bの正方形とすると、 Iz=(1/12) ・B’ となる。ここで、本発明を実施する際に用いられると思
われる代表的の値として E=IX106kgf/cm2 L= 1cm D=IX10−5cm B=0.1(2) を代入して計算すると P = O,0O1kk g f となり、接合部への影響を無視できるほど小さいもので
あることが示された。
〔発明の効果〕
本発明の精密微動台では、矩形平板状の可動部の四隅か
ら井げた状かつ斜め下方に配置された棒状の圧電素子の
一端がベースに、他端が可動部の四隅に固定されている
。従って従来技術と比較して、部品点数が少なく構造が
単純であるので製作か容易であるという効果があり、ま
た従来技術は2自由度の微動であったが、本発明は微動
台に必要とされる最大の6自由度すべての微動が可能で
あるという効果がある。また、本発明は回転支点やころ
がり接触などがなく、駆動源である圧電素子によって可
動部がベースと接続されているので、剛性・応答性に関
して優れているという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の平面図、第3図は第1図の正面図、第4図は圧電素
子の形態図、第4図(a)、(b)は圧電素子に生じる
変形の模式図、第5図は従来の精密微動台の一例を示す
側面図である。 1・・・可動部、2・・・ベース、3a〜3h・・・圧
電素子、4・・・2段平行板ばね、5・・・直動アクチ
ュエータ、6・・・回転支点、7・・・変位縮小機構、
8・・・作用点部、9・・・可動部側面、10・・・ニ
ードルローラ、11・・・ばね。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  上面が平面を成したベースと、前記ベースの上方に前
    記ベースと平行に配置された矩形平板状の可動部と、前
    記可動部の各辺の両端付近から前記辺に対して垂直かつ
    斜め下方に向かって配置され一端がベースに他端が前記
    辺に固定されている複数の棒状の圧電素子とを含むこと
    を特徴とする6自由度精密微動台。
JP6386888A 1988-03-16 1988-03-16 6自由度精密微動台 Pending JPH01238759A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6386888A JPH01238759A (ja) 1988-03-16 1988-03-16 6自由度精密微動台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6386888A JPH01238759A (ja) 1988-03-16 1988-03-16 6自由度精密微動台

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JPH01238759A true JPH01238759A (ja) 1989-09-22

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ID=13241713

Family Applications (1)

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JP6386888A Pending JPH01238759A (ja) 1988-03-16 1988-03-16 6自由度精密微動台

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JP (1) JPH01238759A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0253544A (ja) * 1988-08-17 1990-02-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 微動機構
JPH0365932U (ja) * 1989-10-28 1991-06-26
JPH054138A (ja) * 1991-06-28 1993-01-14 Canon Inc 位置決め装置

Cited By (4)

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JPH0253544A (ja) * 1988-08-17 1990-02-22 Hitachi Constr Mach Co Ltd 微動機構
JPH0365932U (ja) * 1989-10-28 1991-06-26
JPH088426Y2 (ja) * 1989-10-28 1996-03-06 株式会社堀場製作所 二光束干渉計の駆動装置
JPH054138A (ja) * 1991-06-28 1993-01-14 Canon Inc 位置決め装置

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