JP2001170790A - 被加工物支持台 - Google Patents

被加工物支持台

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JP2001170790A
JP2001170790A JP35150599A JP35150599A JP2001170790A JP 2001170790 A JP2001170790 A JP 2001170790A JP 35150599 A JP35150599 A JP 35150599A JP 35150599 A JP35150599 A JP 35150599A JP 2001170790 A JP2001170790 A JP 2001170790A
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JP
Japan
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support
support plate
slits
workpiece
supporting
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Pending
Application number
JP35150599A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Kanehara
好秀 金原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被加工物を載せても位置ずれが起きない被加
工物支持台を得る。 【解決手段】 被加工物支持台において、被加工物を支
持する支持板3と、支持板3を嵌合するスリット2を有
する支持台1と、支持板3を嵌合するスリット12を有
し支持台1と隣り合って設けられる可動支持台11と、
可動支持台11を駆動するクランク13とを備え、スリ
ット2及びスリット12と支持板3とが嵌合した状態で
クランク13により支持台1と可動支持台11とを相対
移動させてスリット2とスリット12との位置関係が変
わることにより支持板3を変形させ支持板3をスリット
2及びスリット12に押圧固定させるようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばレーザ加
工機等に用いられる被加工物支持台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6,7に従来の被加工物支持台の要部
概略図を示す。図6は斜視図、図7は平面図である。従
来の被加工物支持台は、平行に置かれた複数の支持台1
にそれぞれ設けられた嵌合部としてのスリット2に、支
持板3を挿入するものである。スリット2の幅は、支持
台1に支持板3を挿入しやすいように支持板3の板厚よ
り広く設定してある。支持板3の上面には被加工物を載
せる支持部4が設けられている。
【0003】支持板3は山形等の形状をしている支持部
4を備え、被加工物をできるだけ小さい面積で支える点
接触の構造をしている。この支持板3は鉄板をレーザ加
工機やターレットパンチプレス機等で切り抜くことで容
易に、低コストで作成できる。鉄板の厚さは、被加工物
の重量により自由に設定できるが、レーザ加工機等にお
いては2〜3mm程度の厚さが使用される。そして、長
さが1〜2m程度であるこの支持板3を支持台1のスリ
ット2に多数挿入するわけである。先にも述べたよう
に、スリット2の幅は、支持台1に支持板3を挿入しや
すいように支持板3の板厚より若干広く設定してある。
このため、本来、支持板3は略垂直に設けられるべきも
のであるが、実際には図8に示すように、支持板3はス
リット2の隙間の範囲内で傾く場合がある。更には、不
安定であるため、振動などによってぐらつく場合もあ
る。
【0004】また、特開平10−263875号公報に
示されるもののように、複数の支持台(スキッド支持
梁)を並べたときに、隣り合う支持台のスリット(溝)
が位相をずらして設けてあり、それらのスリットに嵌合
するように円弧状に弾性変形させた支持板(長尺格子
板)を装着する、といった構成のものもあるが、この場
合、装着する際に支持板を変形させるのであれば、弾性
力に抗して作業を行わねばならず、支持板の着脱作業が
し難いという問題点があり、一方、予め変形させて形状
が円弧状となっている支持板をそのまま装着するのであ
れば、やはり支持板とスリットとの間に、隙間が生じる
ことを免れないものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような被加工物
支持台においては、特に被加工物が重量物である場合、
その重量のかかり方で支持板の傾きが大きくなる。ま
た、十分な固定がされていない為にぐらつく場合があ
る。この被加工物支持台が例えばレーザ加工機等の加工
台であるような場合には、支持板の傾きやぐらつきによ
る被加工物の位置ずれが生じ、高精度の加工ができな
い、といった問題があった。
【0006】この発明は上述のような課題を解決するた
めになされたもので、被加工物を載せても被加工物の位
置ずれの起きない被加工物支持台を得るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る被加工物
支持台は、被加工物を支持する支持板と、この支持板を
嵌合する第一の嵌合部を有する第一の支持台と、前記支
持板を嵌合する第二の嵌合部を有し前記第一の支持台と
隣り合って設けられる第二の支持台と、前記第一の嵌合
部及び前記第二の嵌合部と前記支持板とが嵌合した状態
で前記第二の支持台を駆動し前記第一の支持台と前記第
二の支持台とを相対移動させる駆動手段とを備えたもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態による被加工物支持台を、図1乃至図5を用いて説
明する。図1は、この実施の形態による被加工物支持台
において、支持台1及び可動支持台11に、支持板3を
挿入し組み込んだ状態を示している。図2は、支持板3
を挿入後、可動支持台11をスライドさせて、隣り合っ
た支持台1のスリット2と可動支持台11のスリット1
2との位置関係をずらした状態を示しているものであ
る。なお、この実施の形態による被加工物支持台につい
て、上述の従来例のものと同一または相当の構成部分
は、上述の従来例のものに付した符号と同一の符号を付
してその詳細な説明を省略する。この実施の形態におい
ては支持台1が第一の支持台に、可動支持台11が第二
の支持台にそれぞれ相当するものである。また、支持台
1のスリット2が第一の嵌合部に、可動支持台11のス
リット12が第二の嵌合部にそれぞれ相当するものであ
る。
【0009】図1及び図2に示す被加工物支持台におい
て、平行に設けられた複数の支持台のうち、支持台1は
固定され、可動支持台11は駆動手段としてのクランク
13により図中の矢印の方向へスライドする可動構造に
なっている。図3に支持台1を、図4に可動支持台11
を示す。可動支持台11はその端部にクランク13と接
続するためのクランク取り付け部14を設けている。
【0010】図2は、クランク13を回して可動支持台
11を移動させ、同時に支持板3を交互に屈曲させた状
態を示している。また、図5は、図2の補足説明をする
ための部分拡大図である。図2及び図5に示すように、
支持板3はその長手方向に亘って、2つの側面を支持台
1のスリット2には当接部2a及び2bにおいて、また
同様に可動支持台11のスリット12には当接部12a
及び12bにおいて押し付けられる。このことにより支
持板3は傾くことなく固定され、被加工物をより安定に
支持できる。また、屈曲することにより、重量の大きい
被加工物に対しても強い支持板3を構成できる。
【0011】なお、この実施の形態では、クランク13
を回すことにより可動支持台11をスライド移動させた
が、モータや油圧シリンダー等、他の動力を使用しても
良く、移動させる構造は、カム等を利用して圧力を加え
るようにしても良い。また、クランク13を回し、可動
支持台11を移動させ支持板3を交互に屈曲させた状態
で、クランク13が固定できるよう、適宜、クランクの
固定手段を設けてもよい。また、支持板3は消耗が激し
いので、容易に交換ができる必要がある。この実施の形
態のものでは、クランク13をゆるめると支持板3には
力が加わらなくなり、平面状に戻り、スリット2及び1
2との隙間ができるので、支持板3が容易に着脱できる
等の効果がある。
【0012】また、この実施の形態では、可動の支持台
は図中の可動支持台11のみとしたが、もう一方の支持
台1も可動としてもよく、例えば2種の支持台を互いに
逆方向へスライドさせるようにしてもよく、同様の効果
を奏する。さらに、全ての支持台を可動の支持台とし
て、各々の支持台のスライド量を変えるようにしてもよ
く、同様の効果を奏する。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたようにこの発明によれば、
第一の支持台の第一の嵌合部及び第二の支持台の第二の
嵌合部と支持板とが嵌合した状態で駆動手段により第一
の支持台と第二の支持台とを相対移動させ第一の嵌合部
と第二の嵌合部との位置関係が変わることにより支持板
を変形させ支持板を第一の嵌合部又は第二の嵌合部に押
圧固定させることによって、支持板の第一の支持台の第
一の嵌合部及び第二の支持台の第二の嵌合部における、
傾きやぐらつきを大幅に低減することができ、その結
果、支持板に支持される被加工物の位置ずれを防止し、
安定に支持することができる、という効果を奏する。ま
た、押圧固定を解除した状態においては支持板と第一及
び第二の嵌合部との間には隙間が生じるため、支持板の
着脱・交換が容易となる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態による被加工物支持台
を示す図。
【図2】 この発明の実施の形態による被加工物支持台
の動作を示す図。
【図3】 この発明の実施の形態による支持台を示す
図。
【図4】 この発明の実施の形態による可動支持台を示
す図。
【図5】 この発明の実施の形態による被加工物支持台
の動作を示す部分拡大図。
【図6】 従来の被加工物支持台の斜視図。
【図7】 従来の被加工物支持台の平面図。
【図8】 従来の被加工物支持台の要部説明図。
【符号の説明】
1 支持台 2,12 スリット 3 支持板 4 支持部 11 可動支持台 13 クランク 14 クランク取り付け部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を支持する支持板と、この支持
    板を嵌合する第一の嵌合部を有する第一の支持台と、前
    記支持板を嵌合する第二の嵌合部を有し前記第一の支持
    台と隣り合って設けられる第二の支持台と、前記第一の
    嵌合部及び前記第二の嵌合部と前記支持板とが嵌合した
    状態で前記第二の支持台を駆動し前記第一の支持台と前
    記第二の支持台とを相対移動させる駆動手段とを備えた
    ことを特徴とする被加工物支持台。
JP35150599A 1999-12-10 1999-12-10 被加工物支持台 Pending JP2001170790A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1731256A1 (de) * 2005-05-30 2006-12-13 Hans Dietle Laser-Bearbeitungstisch mit bewegbaren Werkstückauflagen
WO2007134628A1 (de) * 2006-05-24 2007-11-29 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co.Kg Werkstückauflage zur aufnahme eines insbesondere tafelförmigen werkstücks in einer bearbeitungsanlage mit bewegbaren, tragpunktspitzen aufweisenden auflageelemten
WO2009024163A1 (de) 2007-08-20 2009-02-26 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co.Kg Werkstückauflage zur aufnahme eines insbesondere tafelförmigen werkstücks in einer bearbeitungsanlage
CN101862929A (zh) * 2010-06-24 2010-10-20 上海电气核电设备有限公司 试板防变形工装
US8455787B2 (en) 2007-07-04 2013-06-04 Mitsubishi Electric Corporation Laser processing apparatus, process control apparatus, and processing apparatus
CN109048096A (zh) * 2018-10-18 2018-12-21 无锡洲翔激光设备有限公司 一种龙门式激光切割机切割平台

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