JPH11133989A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH11133989A
JPH11133989A JP9298531A JP29853197A JPH11133989A JP H11133989 A JPH11133989 A JP H11133989A JP 9298531 A JP9298531 A JP 9298531A JP 29853197 A JP29853197 A JP 29853197A JP H11133989 A JPH11133989 A JP H11133989A
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lyric
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karaoke
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Hiroki Kimura
広樹 木村
Toshiyuki Ito
敏之 伊藤
Hiroshige Asada
博重 浅田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビモニタ等に表示される歌詞テロップに
よらず、歌唱すべき歌詞を歌唱者に伝えることのできる
カラオケ装置を提供する。 【解決手段】 中央制御装置11は、ハードディスク1
3に記憶された曲データ中の演奏データを読み出し、こ
の演奏データに含まれる伴奏音楽データを演奏音再生回
路31に出力する。この伴奏音楽データは、演奏音再生
回路31によってアナログのカラオケ伴奏信号に変換さ
れ、ミキサアンプ32を介して演奏用スピーカ33から
出力される。また、中央制御装置11は、上述した演奏
データに含まれる出力期間指定データに基づく期間に、
曲データ中の歌詞データを歌詞音声再生回路12に出力
する。この歌詞データは、歌詞音声再生回路12によっ
てアナログの音声信号に変換され、アンプ14を介して
歌詞音声用スピーカ15から出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伴奏音楽に合わせ
歌唱して楽しむことが可能なカラオケ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、指定されたカラオケ曲の演奏
データに基づいてカラオケ演奏を行い、そのカラオケ演
奏に合わせ歌唱して楽しむことが可能なカラオケ装置が
知られている。このようなカラオケ装置では、演奏デー
タと共に利用者が歌う場合に参照する歌詞テロップデー
タも記憶しており、これをテレビモニタ等に表示するこ
とで、利用者は演奏が開始されるとテレビモニタに表示
される歌詞テロップを参照しながら演奏にあわせて歌を
歌うことができるようにされているのが一般的である。
これによって、歌詞を知らない場合にも、また、うろ覚
えである場合にも、メロディラインさえ分かっていれば
歌うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した歌詞
テロップ表示も、以下のような点では問題であった。例
えば、車載用のカラオケ装置では、移動する車の中でテ
レビモニタに表示される歌詞テロップを集中して見るた
め、車酔いを起こすことが多かった。また、運転してい
る者は、テレビモニタを見ることができないため、歌詞
を知らない場合には、歌うことができなかった。
【0004】また、例えば、携帯用のカラオケ装置で
は、小型軽量化や生産コスト削減のためにテレビモニタ
自体を備えているものが少なかった。このため、携帯用
のカラオケ装置では、歌詞を知らない場合、本体とは別
に用意された歌詞カードを参照しなければ、歌うことが
できなかった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、テレビモニタ等に表示される歌
詞テロップによらず、歌唱すべき歌詞を歌唱者に伝える
ことのできるカラオケ装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
目的を達成するためになされた請求項1に記載のカラオ
ケ装置は、指定されたカラオケ曲の演奏データに基づい
てカラオケ演奏を行なうカラオケ装置において、カラオ
ケ曲に対応した歌詞データを記憶する歌詞データ記憶手
段と、歌詞データ記憶手段に記憶された歌詞データに基
づき、歌詞を音声にした歌詞音声を出力可能な歌詞音声
出力手段と、カラオケ演奏の進行に先んじて歌唱者に次
に歌唱すべき歌詞を伝えるように、歌詞音声出力手段か
らの歌詞音声の出力を制御する出力制御手段とを備えて
いることを特徴とする。
【0007】請求項1に記載のカラオケ装置は、指定さ
れたカラオケ曲の演奏データに基づいてカラオケ演奏を
行う。このとき、このカラオケ装置では、歌詞データ記
憶手段がカラオケ曲に対応する歌詞データを記憶してお
り、歌詞音声出力手段が、この歌詞データに基づき歌詞
音声を出力可能となっている。ここで「歌詞音声」は、
歌詞を構成する語を一音節ずつ順に発音したものであ
る。そして、出力制御手段は、カラオケ演奏の進行に先
んじて歌唱者に次に歌唱すべき歌詞を伝えるように、歌
詞音声出力手段からの歌詞音声の出力を制御するのであ
る。
【0008】従来のカラオケ装置では、歌唱者の歌うべ
き歌詞は、カラオケ演奏に先んじて歌詞テロップとして
テレビモニタ等に順に表示されていた。この場合、歌唱
者は、視覚を通じて歌唱すべき歌詞を知り、歌うことに
なる。従って、車載用のカラオケ装置にあっては、車中
で集中してテレビモニタ等を見るため、いわゆる車酔い
を起こすことがあったし、また、運転している者は、視
覚を通じて道路状況等を把握する必要があるため、歌詞
を知らないと歌うことができなかった。また、携帯用の
カラオケ装置にあっては、歌詞テロップを表示するため
のテレビモニタ自体を有していないため、歌詞を知らな
い場合には歌詞カードを参照しなければ歌うことができ
なかった。
【0009】これに対して、請求項1に記載のカラオケ
装置は、歌詞を音声に変換した歌詞音声を出力する。つ
まり、従来のカラオケ装置における歌詞テロップ表示に
代えて、音声で歌詞を歌唱者に知らせるのである。これ
によって、歌唱者は、視覚ではなく聴覚を通じて歌唱す
べき歌詞を知ることができる。そのため、車載用のカラ
オケ装置に適用した場合、歌詞テロップを見ることによ
って生じる車酔いを防止することができる。さらに、歌
唱者は、車窓からの風景を楽しみながら歌うこともでき
る。また、運転している者も、聴覚を通じて歌詞を知る
ことができるため、歌詞を知らなくても歌唱が可能とな
る。さらにまた、携帯用のカラオケ装置に適用した場
合、歌詞が分からない場合にも歌詞カードを参照せずに
歌唱することができる。
【0010】なお、歌詞データ記憶手段に記憶しておく
歌詞データは、予め歌詞を音声のデータに変換した音声
データであることも考えられるし、従来のような歌詞テ
ロップを表示する場合の文字データであることも考えら
れる。歌詞音声出力手段は、歌詞データが音声データで
ある場合には、その音声データをそのまま再生出力する
手段であるし、一方、文字データである場合には、その
文字データに基づき音声合成を行い、音声データに変換
して再生出力する手段である。
【0011】ところで、カラオケ演奏の進行に合わせて
歌唱者に歌唱すべき歌詞を伝える場合、適度な長さの歌
詞をその該当箇所を歌う直前に伝えることが有効であ
る。例えば請求項2に示すように、出力制御手段は、1
曲が複数のフレーズで構成されている場合には、各フレ
ーズの出だしに合わせ当該各フレーズに対応する歌詞を
伝えるように、歌詞音声出力手段を制御することが考え
られる。
【0012】通常の曲では途中でブレスができるように
複数のフレーズに分かれていることが多い。例えば1フ
レーズが4小節程度であるという具合である。このよう
にフレーズ単位の適度な長さの歌詞がそのフレーズの出
だしに伝えられることによって、次に歌おうとするフレ
ーズの歌詞が歌唱者の耳に残り、その結果、歌唱者はス
ムーズに歌うことができる。
【0013】なお、カラオケ曲に歌唱部分が多い場合に
は、例えば上述のようにフレーズの出だしに合わせて歌
詞を伝えようとすると、歌詞音声が直前のフレーズにお
ける歌唱者の歌唱を邪魔することも考えられる。そこ
で、請求項3に示すように、歌詞音声出力手段は、歌詞
音声の出力スピードを変更可能に構成するとよい。ここ
で「歌詞音声の出力スピード」とは、歌詞を構成する語
を一音節ずつ順に発音していく速度をいう。従って、
「変更」とは、「各音節の発音の長さ」や「ある音節の
発音の終了から次の音節の発音の開始までの時間間隔」
を変更することをいう。つまり、この場合、ある一連の
歌詞音声を短い時間間隔で出力したり、長い時間間隔で
出力したりすることができるのである。これによって、
カラオケ曲に歌唱部分が多い場合には、歌詞音声の出力
スピードを大きくすることによって一連の歌詞音声の出
力時間が短くなり、歌唱者の歌唱を邪魔しない歌詞音声
の出力が可能となる。逆に、カラオケ曲全体の中で歌唱
部分が少ない場合には、歌詞音声の出力スピードを小さ
くすることによって一連の歌詞音声の出力時間が長くな
り、歌詞音声を聞き取り易くすることもできる。
【0014】また、歌詞音声の出力スピードを変更する
方法によっては、歌詞音声のアナログ波形が時間軸方向
に変形し、歌詞音声のピッチが変わることが考えられ
る。このとき、歌詞音声のピッチが上がり過ぎたり、逆
に下がり過ぎたりすると、歌詞音声が聞き取り難くな
る。また、歌詞音声のピッチが適度な範囲にあったとし
ても、1曲の中で歌詞音声のピッチが大きく変わると、
やはり聞き取り難くなる。そこで、請求項4に示すよう
に、歌詞音声出力手段は、歌詞音声のピッチを変更する
ことなく、歌詞音声の出力スピードを変更可能に構成す
ることが好ましい。例えば、TDHS(Time Domain Ha
rmonic Scale)方式による時間軸圧縮をすることが考え
られる。この場合、歌詞音声の出力スピードが変わって
も、一定のピッチで歌詞音声が出力されるため、歌唱者
は歌詞を聞き取り易く、その結果、歌い易くなる。
【0015】ところで、この歌詞音声の出力スピード
は、歌唱者の指示に基づいて変更されるように構成して
もよいし、出力制御手段によってカラオケ曲に合わせて
自動的に変更されるようにしてもよい。出力制御手段
が、歌詞音声の出力スピードを自動的に変更することを
考えた場合、例えば請求項5に示すように、出力制御手
段が、1曲が複数のフレーズで構成されている場合に
は、歌詞音声の出力スピードを変更して、フレーズの終
わりから次のフレーズの出だしまでの歌唱の邪魔になら
ない期間に、当該次のフレーズに対応する歌詞音声を出
力するように前記歌詞音声出力手段を制御することも考
えられる。この場合、出力制御手段は、フレーズの終わ
りから次のフレーズの出だしまでの歌唱の邪魔にならな
い期間に当該歌唱対象となるフレーズに対応する歌詞音
声が出力されるように、歌詞音声出力手段を制御する。
例えば、演奏データに基づき出力期間を取得し、歌詞デ
ータに基づいて該当する歌詞音声の音節の数を取得し
て、単位時間あたりの音節数を算出し歌詞音声の出力ス
ピードを決定するという具合である。ここで「フレーズ
の終わり」は、厳密にフレーズの終了を意味せず、歌唱
の邪魔にならないフレーズの終了時点に近い部分を含む
ものとする。これによって、歌詞音声の出力が歌唱の邪
魔になることをさらに防止することができる。
【0016】なお、歌唱を妨げないタイミングで歌詞音
声を出力する場合であっても、歌詞音声の音量が大きい
と、カラオケ演奏自体を邪魔することも考えられる。そ
こで、請求項6に示すように、歌詞音声の音量がカラオ
ケ演奏の音量に比べて小さく設定されているものを用い
てもよい。例えば、カラオケ演奏の音量を基準として、
常にその音量の70パーセントの音量設定が自動的に行
われるようにすることが考えられる。これによって、歌
詞音声がカラオケ演奏自体を邪魔することも防止でき
る。
【0017】また、請求項7に示すように、歌詞音声の
みを取り出し可能なイヤホン端子を備えた構成としても
よい。カラオケ演奏も歌詞音声も同時にスピーカ等によ
って外部に発音されると、特に歌詞音声がカラオケ演奏
に対して相対的に小さな音量に設定されている場合に
は、聞き取り難いことがある。そうかといってあまり大
きくすると、上述したように、今度はカラオケ演奏自体
が聞き取り難くなってしまう可能性がある。従って、こ
のようにイヤホン端子で歌詞音声のみを取り出して聞け
ば、歌唱者は、より確実に歌詞を聞き取ることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照して説明する。図1は車載用カラオケ装
置10の概略構成を示すブロック図であり、図1に示す
ように、本実施形態のカラオケ装置10は、カラオケ装
置10全体を制御する「出力制御手段」としての中央制
御装置11と、歌詞を音声に変換した歌詞音声を出力す
る「歌詞音声出力手段」としての歌詞音声再生回路12
と、「歌詞データ記憶手段」としてのハードディスク1
3と、アンプ14と、歌詞音声用スピーカ15と、イヤ
ホン16と、演奏データに基づき演奏音の再生を行う演
奏音再生回路31と、ミキサアンプ32と、演奏用スピ
ーカ33と、マイク42と、歌唱者がカラオケ曲の選択
指示を行うためのカラオケ選曲装置41とを備えてい
る。
【0019】上述したハードディスク13には、曲デー
タが記憶されている。この曲データは、車載用カラオケ
装置10が、曲データを記憶した配信センタから図示し
ない通信装置を介して受信し記憶したものである。ここ
で、図2に示すように、曲データD1は、演奏データD
3と、歌詞データD5を含んでいる。演奏データD3
は、MIDI規格等の伴奏音楽データに加えて、歌詞デ
ータD5の出力期間を指定する出力期間指定データを含
んでいる。また、歌詞データD5は、カラオケ曲を構成
する各フレーズに対応する歌詞の音声データであり、フ
レーズ「1」に対応する歌詞の音声データ、フレーズ
「2」に対応する歌詞の音声データ、フレーズ「3」に
対応する歌詞の音声データという具合に各フレーズ毎の
音声データとして記憶されている。
【0020】そして、演奏音再生回路31は、曲データ
D1に含まれる演奏データD3における伴奏音楽データ
をアナログのカラオケ伴奏信号に変換するものであり、
この伴奏信号はミキサアンプ32に入力される。ミキサ
アンプ32は、このカラオケ伴奏信号と、歌唱者による
マイク42からの歌唱音声信号とをミキシングして増幅
し、演奏用スピーカ33に出力する。
【0021】また、歌詞音声再生回路12は、曲データ
D1に含まれる歌詞データD5をアナログの音声信号に
変換するものであり、この音声信号はアンプ14で増幅
され歌詞音声用スピーカ15から出力されて歌詞音声と
なる。また、歌詞音声再生回路12には、可変速再生回
路12aが設けられており、再生出力する歌詞音声のピ
ッチを変えずに、その歌詞音声の再生出力スピードを変
えることができるようになっている。そして、この歌詞
音声は、カラオケ演奏の音量に比べて小さな音量で出力
されるようになっている。なお、アンプ14にはイヤホ
ン端子14aが設けられており、このイヤホン端子14
aにイヤホン16を接続すれば、歌詞音声はイヤホン1
6にのみ出力される。
【0022】次に、本実施形態の車載用カラオケ装置1
0の動作について図3のフローチャートに基づいて説明
する。図3は、中央制御装置11におけるカラオケ演奏
処理を示すフローチャートである。このカラオケ演奏処
理は、中央制御装置11に予め記憶されたプログラムに
基づき実行され、利用者がカラオケ選曲装置41よりカ
ラオケ曲を選曲した場合に実行されるものである。
【0023】まず最初のステップS100において、演
奏データD3を読み出す。この処理は、ハードディスク
13に記憶された曲データD1を構成する演奏データD
3を読み出すものである(図2参照)。続くS110で
は、歌詞データD5を読み出す。この処理は、ハードデ
ィスク13に記憶された曲データD1を構成する歌詞デ
ータD5を読み出すものである(図2参照)。
【0024】そして、S120では、歌詞音声の出力タ
イミングであるか否かを判断する。この処理は、S10
0にて読み出した演奏データD3に含まれる出力期間指
定データに基づき歌詞音声の出力タイミングを判断する
ものである。ここで歌詞音声の出力タイミングであると
判断された場合(S120:YES)、S130へ移行
する。一方、歌詞音声の出力タイミングでないと判断さ
れた場合(S120:NO)、S180へ移行する。
【0025】S130では、演奏データD3に含まれる
出力期間指定データに基づき、歌詞音声の出力期間を取
得する。S140では、歌詞データD5に基づき、出力
対象の歌詞音声に係る音声データのデータ長を取得す
る。そして、S150では、S130で取得した歌詞音
声の出力期間に、S140で取得した出力対象の歌詞音
声の音声データを丁度再生出力できるような出力スピー
ドを指定する。この出力スピードの指定は、図1中の歌
詞音声再生回路12の可変速再生回路12aに対してな
される。可変速再生回路12aでは、指定された出力ス
ピードに基づき、TDHS方式による時間軸圧縮を行
い、歌詞音声を一定のピッチに保持しつつ歌詞音声の出
力スピード、すなわち歌詞を一音節ずつ順に発音してい
く速度を変更する。
【0026】S160では、歌詞データD5の中の出力
対象の音声データを歌詞音声再生回路12に出力し、S
170にて、歌詞音声の出力指示を行う。これによっ
て、歌詞音声再生回路12は、可変速再生回路12aを
介して音声データの再生出力を行う。再生された音声デ
ータは、アンプ14で増幅され歌詞音声用スピーカ15
によって歌詞音声となる。また、上述したようにイヤホ
ン端子14aにイヤホン16が接続されている場合には
イヤホン16により歌詞音声が出力される。
【0027】S180では、演奏データD3の中の出力
対象の伴奏音楽データを出力する。出力された伴奏音楽
データは、上述したように、演奏音再生回路31によっ
てアナログのカラオケ伴奏信号に変換され、ミキサアン
プ32を介して演奏用スピーカ33から出力される。
【0028】S190では、曲データの演奏終了を判断
する。ここで演奏が終了したと判断された場合(S19
0:YES)、本カラオケ演奏処理を終了する。一方、
演奏が終了していないと判断された場合(S190:N
O)、S120からの処理を繰り返す。これによって、
演奏データD3に基づくカラオケ演奏の進行に合わせ
て、歌詞が音声による歌詞音声として出力されることに
なる。
【0029】次に、図4の説明図に基づいて、歌詞音声
の出力タイミングについて詳しく説明する。図4は、横
軸を時間軸としており、カラオケ演奏の進行に合わせた
歌詞音声の出力期間を示している。図4では、演奏開始
時点を時刻「0」として、時刻s1,s2,s3がそれ
ぞれフレーズ「1」,フレーズ「2」,フレーズ「3」
の出だしとなっている。従って、時刻s1,s2,s3
をフレーズ「1」,フレーズ「2」,フレーズ「3」に
それぞれ対応する歌詞音声の出力終了時刻とする。一
方、フレーズ「2」に対応する歌詞音声の出力開始時刻
は、フレーズ「1」の終わりである時刻t2とし、フレ
ーズ「3」に対応する歌詞音声の出力開始時刻は、フレ
ーズ「2」の終わりである時刻t3とする。また、フレ
ーズ「1」に対応する歌詞音声の出力開始時刻は、特に
フレーズ「1」以前に他のフレーズがないため、適当な
時刻t1とする。このようにすると、フレーズ「1」に
対応する歌詞音声の出力期間が期間T1[t1,s
1],フレーズ「2」に対応する歌詞音声の出力期間が
期間T2[t2,s2],フレーズ「3」に対応する歌
詞音声の出力期間が期間T3[t3,s3]として決定
される。このように歌詞音声の出力期間T1、T2及び
T3を決定すれば、歌唱者の歌唱を邪魔することなく、
しかも各フレーズの出だしに合わせて歌唱者に歌詞を伝
えることができる。なお、本実施形態では、歌詞音声の
出力開始時刻t1,t2,t3及び出力期間T1,T
2,T3を示すデータが、演奏データD3に含まれる出
力期間指定データである(図2参照)。また、上述した
ように、曲データD1中の歌詞データD5は、フレーズ
毎の歌詞に対応した音声データとして記憶されている。
従って、この音声データによる歌詞音声が、期間T1,
T2,T3というようなそれぞれの出力期間に対応して
出力されるように出力スピードを調整するのである(図
3中のS130〜S150)。
【0030】次に、本実施形態の車載用カラオケ装置1
0の発揮する効果を説明する。なお、ここでの説明に対
する理解を容易にするために、最初に従来の問題点を間
単に繰り返し説明する。従来のカラオケ装置では、歌唱
者の歌うべき歌詞は、カラオケ演奏に合わせ歌詞テロッ
プとしてテレビモニタ等に順に表示されていた。この場
合、歌唱者は、視覚を通じて歌唱すべき歌詞を知り、歌
うことになる。従って、車載用のカラオケ装置にあって
は、車中で集中してテレビモニタ等を見るため、いわゆ
る車酔いを起こすことがあったし、また、運転している
者は、視覚を通じて道路状況等を把握する必要があるた
め、歌詞を知らないと歌うことができなかった。
【0031】これに対して、本実施形態の車載用カラオ
ケ装置10は、歌詞を音声に変換した歌詞音声を出力す
る(図3中のS160及びS170)。つまり、従来の
カラオケ装置における歌詞テロップ表示に代えて、音声
で歌詞を歌唱者に知らせるのである。これによって、歌
唱者は、視覚ではなく聴覚を通じて歌唱すべき歌詞を知
ることができる。そのため、車載用のカラオケ装置に適
用した車載用カラオケ装置10によれば、歌詞テロップ
を見ることによって生じる車酔いを防止することができ
る。さらに、歌唱者は、車窓からの風景を楽しみながら
歌うこともできる。また、運転している者も、聴覚を通
じて歌詞を知ることができるため、歌詞を知らなくても
歌唱が可能となる。
【0032】また、本実施形態の車載用カラオケ装置1
0では、曲データD1中の歌詞データD5は各フレーズ
毎の音声データとなっており(図2参照)、曲データD
1中の演奏データD3に含まれる出力期間指定データに
基づいて出力される(図4参照)。このとき、出力期間
指定データは、各フレーズの終わり、例えば図4中の時
刻t2,t3から、次のフレーズの出だし、例えば図4
中の時刻s2,s3までの歌唱者の歌唱の邪魔にならな
い期間、例えば図4中の期間T2,T3を指定するデー
タとなっている。これによって、歌詞音声が歌唱者の歌
唱を邪魔することがなくなると共に、フレーズ単位の適
度な長さの歌詞がそのフレーズの出だしに伝えられるこ
とによって、次に歌おうとするフレーズの歌詞が歌唱者
の耳に残り、その結果、歌唱者はスムーズに歌うことが
できる。
【0033】このとき、本実施形態の車載カラオケ装置
10では、この指定された期間に、該当するフレーズに
対応する歌詞音声を出力するように、上述の指定された
期間を取得し(図3中のS130)、該当するフレーズ
に対応する歌詞音声に係る音声データのデータ長を取得
して(図3中のS140)、出力スピードを歌詞音声再
生回路12の可変速再生回路12aへ指定する(図3中
のS150)。この可変速再生回路12aは、歌詞音声
の再生出力スピードを変更するのであるが、TDHS方
式等による時間軸圧縮を行うことによって、一定のピッ
チで歌詞音声を出力する。これによって、歌詞音声の出
力スピードが変わっても、一定のピッチで歌詞音声が出
力されるため、歌唱者は歌詞を聞き取り易く、その結
果、歌い易くなる。
【0034】さらにまた、本実施形態の車載用カラオケ
装置10では、カラオケ演奏の音量に比べて、歌詞音声
の音量が小さく設定されている。例えば、カラオケ演奏
の音量を基準として、常にその音量の70パーセントの
音量設定が自動的に行われるという具合である。これに
よって、歌詞音声がカラオケ演奏自体を邪魔することも
防止できる。
【0035】また、本実施形態の車載用カラオケ装置1
0では、アンプ14に歌詞音声を取り出し可能なイヤホ
ン端子14aを備えており、イヤホン16を接続するこ
とによって、歌詞音声用スピーカ15からの歌詞音声の
出力をカットして、歌詞音声をイヤホン16にのみ出力
することができる。このようにイヤホン16を使用すれ
ば、歌詞音声がカラオケ演奏自体を邪魔することを防止
すると共に、歌詞音声の聞き取り難さを解消することも
でき、より確実に歌詞を聞き取ることが可能となる。
【0036】以上、本発明はこのような実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において種々なる形態で実施し得る。例えば、上記実
施形態の車載用カラオケ装置10では、歌詞データD5
は、音声をそのまま記録した音声データであった。この
場合、音声に抑揚を付けることが簡単であるという点で
有利であるが、歌詞データD5のデータ量も多くなる。
そこで、歌詞データD5は、文字データとしておき、音
声合成回路を用い歌詞音声を合成して出力するようにし
てもよい。この場合、音声をそのまま記録した音声デー
タに比べて、データ量を少なくすることができる。
【0037】なお、上記実施形態では車載用カラオケ装
置10の構成を示したが、別実施形態として、持ち運び
のできる携帯用カラオケ装置50の構成を図5に示し
た。すなわち、その構成は、図5に示すように、「出力
制御手段」としての中央制御装置11、「歌詞音声出力
手段」としての歌詞音声再生回路12、「歌詞データ記
憶手段」としてのハードディスク13、演奏音再生回路
31、カラオケ選曲装置41、マイク42、ミキサアン
プ51、兼用スピーカ52、イヤホン16からなってい
る。ここで、上記実施携帯の車載用カラオケ装置10と
同様の構成要素に対しては、同じ符号を付して示した。
つまり、中央制御装置11、歌詞音声再生回路12、ハ
ードディスク13、演奏音再生回路31、カラオケ選曲
装置41、マイク42は同様の構成である。
【0038】一方、別実施形態の携帯用カラオケ装置5
0では、図1に示した車載用カラオケ装置10のミキサ
アンプ32及びアンプ14を1つにして、ミキサアンプ
51とし、このミキサアンプ51へ演奏音再生回路31
からのカラオケ伴奏信号及び歌詞音声再生回路12から
の音声信号を入力している。そして、ミキサアンプ51
により増幅された伴奏信号及び音声信号は、兼用スピー
カ52により出力される。また、ミキサアンプ51に
は、イヤホン端子51aが設けられており、歌詞音声の
みをイヤホン16に出力することもできるように構成さ
れている。なお、携帯用カラオケ装置50の動作は、車
載用カラオケ装置10で説明した動作と同様となるた
め、ここでの説明は省略する。
【0039】従来、携帯用のカラオケ装置、例えばスピ
ーカ等を含むカラオケ演奏機能全体がマイクと一体に形
成されているような携帯用のカラオケ装置の場合には、
コンパクト・低価格に設計されるため、歌詞テロップを
表示するようなテレビモニタを備えるようなものは一般
的でなかった。そのため、歌唱者は、歌詞を知らない場
合、カラオケ装置本体とは別に用意された歌詞カードを
参照しなければならなかった。これに対して、別実施形
態の携帯用カラオケ装置50では、歌唱者の歌唱すべき
歌詞が音声で出力されるため、歌詞カードは不要とな
り、簡単にカラオケを楽しむことができる。
【0040】そして、車載用カラオケ装置10では、ア
ンプ14や歌詞音声用スピーカ15がカラオケ演奏用の
ミキサアンプ32や演奏用スピーカ33とは別設けられ
ており、例えば、歌詞音声用スピーカ15を歌唱者に近
い位置に配置することにより、歌詞を聞き取り易くでき
るという点で有利な構成となっていたのに対し、別実施
形態の携帯用カラオケ装置50は、1台のミキサアンプ
51、1台の兼用スピーカ52で構成されており、装置
全体を小型化、軽量化した構成となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の車載用カラオケ装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】 ハードディスクに記憶された曲データのデー
タ構成を示す説明図である。
【図3】 中央制御装置におけるカラオケ演奏処理を示
すフローチャートである。
【図4】 歌詞音声の出力タイミングを示す説明図であ
る。
【図5】 別実施形態の携帯用カラオケ装置の概略構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…車載用カラオケ装置 11…中央制御装置 12…歌詞音
声再生回路 12a…可変速再生回路 13…ハード
ディスク 14…アンプ 14a…イヤ
ホン端子 15…歌詞音声用スピーカ 16…イヤホ
ン 31…演奏音再生回路 32…ミキサ
アンプ 33…演奏用スピーカ 41…カラオ
ケ選曲装置 42…マイク 50…携帯用カラオケ装置 51…ミキサアンプ 51a…イヤ
ホン端子 52…兼用スピーカ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定されたカラオケ曲の演奏データに基
    づいてカラオケ演奏を行なうカラオケ装置において、 前記カラオケ曲に対応した歌詞データを記憶する歌詞デ
    ータ記憶手段と、 該歌詞データ記憶手段に記憶された歌詞データに基づ
    き、歌詞を音声にした歌詞音声を出力可能な歌詞音声出
    力手段と、 カラオケ演奏の進行に先んじて歌唱者に次に歌唱すべき
    歌詞を伝えるように、前記歌詞音声出力手段からの前記
    歌詞音声の出力を制御する出力制御手段とを備えている
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラオケ装置におい
    て、 前記出力制御手段は、1曲が複数のフレーズで構成され
    ている場合には、各フレーズの出だしに合わせ当該各フ
    レーズに対応する歌詞を伝えるように、前記歌詞音声出
    力手段を制御することを特徴とするカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のカラオケ装置に
    おいて、 前記歌詞音声出力手段は、歌詞音声の出力スピードを変
    更可能に構成されていることを特徴とするカラオケ装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のカラオケ装置におい
    て、 前記歌詞音声出力手段は、歌詞音声のピッチを変更する
    ことなく、歌詞音声の出力スピードを変更可能に構成さ
    れていることを特徴とするカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載のカラオケ装置に
    おいて、 前記出力制御手段は、1曲が複数のフレーズで構成され
    ている場合には、歌詞音声の出力スピードを変更して、
    フレーズの終わりから次のフレーズの出だしまでの歌唱
    の邪魔にならない期間に、当該次のフレーズに対応する
    歌詞音声を出力するように前記歌詞音声出力手段を制御
    することを特徴とするカラオケ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のカラオ
    ケ装置において、 前記歌詞音声の音量がカラオケ演奏の音量に比べて小さ
    く設定されていることを特徴とするカラオケ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のカラオ
    ケ装置において、 前記歌詞音声のみを取り出し可能なイヤホン端子を備え
    たことを特徴とするカラオケ装置。
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