JPH1113313A - 穴堀建柱車における柱吊下方法及び装置 - Google Patents

穴堀建柱車における柱吊下方法及び装置

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JPH1113313A
JPH1113313A JP16296597A JP16296597A JPH1113313A JP H1113313 A JPH1113313 A JP H1113313A JP 16296597 A JP16296597 A JP 16296597A JP 16296597 A JP16296597 A JP 16296597A JP H1113313 A JPH1113313 A JP H1113313A
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pole
pulley
suspension
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column
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JP16296597A
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Masashi Muto
正志 武藤
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TECHNO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1本の索条によって2つのフックを吊下できる
ようにするとともに、これら2つのフックの昇降を常に
均等の力で行えるようにすることによって、この種の建
柱作業を、熟練を要することなく短時間で行える柱吊下
方法及び装置を、簡単な構成によって提供すること。 【構成】柱30の周囲に2本の吊下ワイヤ40を巻回
し、これら2本の吊下ワイヤ40の吊下点41が柱30
の重心33より上側で軸心の両側に位置するようにする
とともに、各吊下ワイヤ40のそれぞれを、一本の索条
に支持された第1自由滑車及び第2自由滑車の各フック
11a及び12aにそれぞれ掛けて、これら両第1自由
滑車及び第2自由滑車を吊下するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電柱や支柱等の柱を地
面に建てる際の柱吊下方法、及び穴堀建柱車に設けられ
るべき柱吊下装置に関し、特に電柱や支柱等の柱を2点
で吊下するようにした柱吊下方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】電柱や支柱等の柱を地面等に建てる場合
には、図6に示すような穴堀建柱車が使用される。すな
わち、この穴堀建柱車は、これに搭載してある穴掘機2
3によって地面に電柱30を立設するための穴を掘ると
ともに、この穴内に電柱30の下端を差し込んで立設す
る場合に、図6に示したような柱吊下装置を使用できる
ようにしてある。
【0003】ところで、この従来の穴堀建柱車では、そ
の柱吊下装置が1個のフックしか有していないため、電
柱30の吊下は、その軸心を外れた1つの吊下点41で
しかなされない。従って、従来の柱吊下装置により電柱
30を吊下した場合には、電柱30はどうしても図6に
示したような状態に傾斜してしまい、鉛直方向に建てな
ければならない電柱30の位置調整を人手によって行わ
なければならない。
【0004】すなわち、この種の穴堀建柱車によって、
例えば電柱30を鉛直方向に建てるためには、この電柱
30を柱吊下装置によって吊下しなければならないので
あるが、この電柱30の吊下は、まずその周囲に吊下ワ
イヤ40を巻回しておいて、この吊下ワイヤ40の一部
を柱吊下装置のフックによって吊り下げなければならな
い。電柱30の重心はその内部にあるが、吊下ワイヤ4
0の吊下点41は軸心から外れた位置となって、吊下し
た電柱30は、図6に示したように、どうしても傾斜し
てしまうのである。
【0005】柱として電柱30を例にとった場合には、
これを埋め込むべき穴の深さは、通常2m〜3m必要で
あり、このような穴を正確に掘ったとしても、電柱30
が斜めに挿入されれば、穴上部の土が内部に落ち込み、
深さ調整が困難となるだけでなく、そうならないように
するために相当な注意も払わなければならない。このこ
とは建柱作業が熟練を要するものであることを意味し、
かつ建柱作業に要する時間も多いことを示している。以
上のことは、電柱30だけに限らず、学校の校庭やグラ
ンド等に設けるべき防球ネットの支柱についても同様に
言えることである。
【0006】そこで、本発明者は、穴堀建柱車を使用す
る長所を生かしながら、電柱30等の柱を熟練を要する
ことなく短時間で建てられるようにするにはどうしたら
よいか、について種々検討を重ねてきた結果、要するに
電柱30等の柱の吊下を2点以上の吊下点で行うように
するのが良い結果を生むことに気付き、本発明を完成し
たのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な経緯に基づいてなされたもので、その解決しようとす
る課題は、建柱作業を熟練を要することなく短時間で行
えるようにすることである。
【0008】すなわち、本発明の目的とするところは、
1本の索条によって2つのフックを吊下できるようにす
るとともに、これら2つのフックの昇降を常に均等の力
で行えるようにすることによって、この種の建柱作業
を、熟練を要することなく短時間で行える柱吊下方法及
び装置を、簡単な構成によって提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、まず請求項1に係る発明の採った手段は、後述の
実施の形態の説明中において使用する符号を付して説明
すると、「電柱や支柱等の柱30を地面に建てる際の、
柱を吊下する方法であって、柱30の周囲に2本の吊下
ワイヤ40を巻回し、これら2本の吊下ワイヤ40の吊
下点41が柱30の重心33より上側で軸心の両側に位
置するようにするとともに、各吊下ワイヤ40のそれぞ
れを、一本の索条に支持された第1自由滑車11及び第
2自由滑車12の各フック11a及び12aにそれぞれ
掛けて、これら両第1自由滑車11及び第2自由滑車1
2を吊下するようにしたことを特徴とする柱吊下方法」
である。
【0010】また、この方法を具体的に実施することが
できるようにするのが、請求項2に係る柱吊下装置10
であるが、この柱吊下装置10が採った手段は、同様
に、「電柱30や支柱等の柱を地面に建てるための穴堀
建柱車20において使用される柱吊下装置10であっ
て、穴堀建柱車20の建柱ビーム21の先端に設けられ
て柱30の一部を収納する収納開口を有する装置本体1
0aと、この装置本体10aの一部に先端が固定的に連
結されて穴堀建柱車20に搭載してあるウインチ22に
よって巻取り・巻戻しされる索条16と、この索条16
の先端側近傍に吊下されて第1フック11aを有する第
1自由滑車11と、この第1自由滑車11を吊下した索
条16を装置本体10a内にて案内する複数の第1固定
滑車13と、これらの第1固定滑車13に対して収納開
口10bの反対側となる装置本体10a内に固定される
複数の第2固定滑車14と、これら複数の第2固定滑車
14間に掛装された索条16の一部に吊下されて第2フ
ック12aを有する第2自由滑車12と、装置本体10
a内に設けられて第1及び第2固定滑車13・14のそ
れぞれに索条16を案内する方向変換滑車15とを備え
て、索条16の一端をウインチ22により巻取り・巻戻
しすることにより、第1及び第2自由滑車11・12を
略均等の力で昇降させるようにしたことを特徴とする柱
吊下装置10」である。
【0011】すなわち、本発明に係る柱吊下方法を具体
的に実施する柱吊下装置10は、穴堀建柱車20が有し
ている建柱ビーム21の先端に設けられているととも
に、穴堀建柱車20が本来的に有しているウインチ22
によって巻取り・巻戻しされる索条16を有していて、
この索条16に、第1フック11aを有する第1自由滑
車11と、第2フック12aを有する第2自由滑車12
とを掛装して吊下できるようにしたものである。また、
これらの第1自由滑車11及び第2自由滑車12は、1
本の索条16の巻取り・巻戻しによって略均等の力で昇
降させることができるようにしたものであり、各フック
11a・12aに掛けられる2本の吊下ワイヤ40によ
る電柱30の吊下を、2つの吊下点41を重心33より
離して上側に設置することにより、安定的に行えるよう
にしたものである。
【0012】この柱吊下装置10による電柱30の吊下
作業を具体的に述べると、次の通りである。まず、穴堀
建柱車20の穴掘機23によって地面に掘られた穴の近
くに配置してある電柱30に、図4に示すように、2本
の吊下ワイヤ40を略同一位置となるように巻回する。
この場合、各吊下ワイヤ40の吊下点41となる部分が
電柱30の軸心に対して互いに反対位置でかつ重心33
より上側となるように調整しておく。
【0013】以上の各吊下ワイヤ40に対して第1フッ
ク11a及び第2フック12aをそれぞれ掛けて、穴堀
建柱車20の建柱ビーム21を、例えば図6に示したよ
うにゆっくりと起立・伸長させる。
【0014】穴堀建柱車20の建柱ビーム21を起立さ
せていくと、2つの吊下ワイヤ40の両方が同時に伸び
切ることもあるが、通常はどちらか一方が先に伸び切
る。そうすると、この伸び切った方の吊下ワイヤ40を
掛けていたフックを有する第1自由滑車11または第2
自由滑車12が他方に対して下がることになり、最終的
に、両第1自由滑車11及び第2自由滑車12を吊下し
ている索条16が十分伸び切る。何故なら、この建柱ビ
ーム21の起立時には、索条16の一方は穴堀建柱車側
のウインチ22に固定されており、他端は柱吊下装置1
0を構成している装置本体10aに固定されているから
である。
【0015】両吊下ワイヤ40や索条16が完全に伸び
切れば、当該柱吊下装置10による電柱30の持ち上げ
が始まるのであるが、この時、電柱30は図4にて示し
たように、2つの吊下点41によって持ち上げられるこ
とになる。従って、当該電柱30は、その重心33より
上側で重心33を通る軸心の両側で支持されることにな
り、下端を地面上に当接させた電柱30は、安定した状
態で持ち上げられることになる。
【0016】電柱30が完全に起立状態となれば、さら
に建柱ビーム21やウインチ22を作動させて電柱30
全体を当該柱吊下装置10により吊下する。この吊下時
においても、電柱30は上述した2つの吊下点41によ
って吊下されているから、真直ぐ鉛直方向に吊下される
ことになる。そこで、建柱ビーム21の操作により、電
柱30をその下端が地面に予め掘っておいた穴の直上に
位置するように移動してから、ウインチ22による索条
16の巻戻しを行えば、各第1自由滑車11及び第2自
由滑車12は共に同量ずつ降下していき、穴内への電柱
30の挿入が入口を壊すことなくなされるのである。
【0017】勿論、この電柱30の降下の際には、第1
固定滑車13及び第2固定滑車14は当然のこと、方向
変換滑車15も装置本体10a側(建柱ビーム21の先
端にあるから、今の作業中は地面に対して動くことがな
いものである)に対して取り付けてあるから、電柱30
の位置変化を引き起こすような動きはしない。
【0018】従って、この柱吊下装置10によれば、電
柱30の起立時は勿論、穴掘機23によって予め掘って
おいた穴に対する収納時においても、穴の破壊を引き起
こすことなく作業が行え、特に電柱30お略鉛直に保ち
つつ、その下端32が穴の底面に着地する直前の状態で
位置決めができるので、熟練を要することなく、また短
時間で、電柱30の建て作業を行えることになるのであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、以上のような構成した各発
明を、図面に示した実施の形態である柱吊下装置10に
ついて説明するが、請求項1に係る柱吊下方法は、実施
形態の柱吊下装置10の使用に具現化されているため、
以下ではこの柱吊下装置10を中心に説明することとす
る。
【0020】この柱吊下装置10は、図1に示したよう
に、穴堀建柱車20の建柱ビーム21の先端に設けられ
る概略箱状の装置本体10aを有していて、この装置本
体10aには電柱30等の柱を挿入できる形状・大きさ
の収納開口10bが形成してある。この収納開口10b
は、当該装置本体10aの先端部に建柱すべき電柱30
等の上部を例えば図4に示すように収納するものであ
り、装置本体10aの上下に開口するとともに、前方に
向けても開口するものである。
【0021】この装置本体10a内には、図1〜図3に
示したように、軸が水平状となる第1固定滑車13及び
第2固定滑車14が収納開口10bを挟んで両側に取付
けてあり、これらの第1固定滑車13及び第2固定滑車
14の収納開口10bにより後方側には、軸が縦方向と
なる方向変換滑車15が取付けてある。本実施形態にお
いては、図2に示したように、索条16の先端をより戻
し16aを介して装置本体10aに取付けてあるため、
第1固定滑車13は2個であるが、図3に示したよう
に、索条16の他端を建柱ビーム21上のウインチ22
に連結しているために、第2固定滑車14は合計4個の
ものとしてある。
【0022】すなわち、穴堀建柱車20側のウインチ2
2により巻取り・巻戻しされる索条16は、まずその先
端を、図2に示したように、装置本体10aに取付けた
より戻し16aに連結するとともに、第1自由滑車11
に挿通してから各第1固定滑車13に掛装されるもので
ある。そして、第1固定滑車13からの索条16は、図
1に示したように、2つの方向変換滑車15を介して第
2固定滑車14側に掛装されるのである。各第2固定滑
車14は合計4個あったのであるが、図3に示したよう
に、装置本体10aの前部に設けた2個の第2固定滑車
14に方向変換滑車15側からきた索条16を掛装し、
この索条16はこれを第2自由滑車12に挿通した後
に、装置本体10aの後部に設けた2個の第2固定滑車
14に掛装し、その端部を建柱ビーム21上のウインチ
22に巻回してあるのである。
【0023】なお、この種の穴堀建柱車20において
は、その建柱ビーム21の伸縮が自由に行えるようにな
っており、この建柱ビーム21の伸縮に応じて、例えば
ウインチ22が連動して柱吊下装置10側の索条16が
移動しないようにしてある。
【0024】各第1自由滑車11及び第2自由滑車12
は、図2及び図3に示したように、その下端となる部分
に吊下ワイヤ40を掛けるための第1フック11a及び
第2フック12aをそれぞれ有しているものであり、索
条16を介して装置本体10aに吊下される文字通りの
自由滑車となっているものである。勿論、これら第1自
由滑車11及び第2自由滑車12は、図2または図3に
示した状態のまま、当該柱吊下装置10を搭載した穴堀
建柱車20が走行することになれば、自由なものである
ため振れ易くなるから、当該柱吊下装置10の不使用時
においては、索条16をウインチ22に十分巻き取って
おき、自由にならないようにされるものであることは言
うまでもない。
【0025】以上のように構成した本発明の柱吊下装置
10は、その装置本体10aを穴堀建柱車20の建柱ビ
ーム21の先端に取付けるとともに、第1自由滑車11
及び第2自由滑車12を用意してこれらと他の各滑車に
索条16を前述したように掛装すればよいから、従来よ
り使用されている穴堀建柱車20にそのまま適用するこ
とができるのであり、穴堀建柱車20側全体を変える必
要がないものである。
【0026】なお、本発明に係る柱吊下装置10につい
ては、図5に示したように、センサーS及びガイド17
を設けて実施してもよいものである。すなわち、この柱
吊下装置10においては、その収納開口10bの両側
に、センサーS及びガイド17をそれぞれ設けてあるも
のであり、図5の(b)に示すように、柱吊下装置10
に対して電柱30が大きく傾斜した場合に、これをセン
サーSが検知して、建柱ビーム21やウインチ22の作
動を停止させるようにしてある。これにより、柱吊下装
置10自体や電柱30の破損を防止するとともに、建柱
作業の安全性をより高めるようにしているのである。こ
の場合、ガイド17は、大きく傾斜した電柱30を支持
するものであり、電柱30からの力が柱吊下装置10の
装置本体10aに直接掛からないようにしているもので
ある。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明においては、
上記実施形態にて例示した如く、「電柱や支柱等の柱3
0を地面に建てる際の、柱を吊下する方法であって、柱
30の周囲に2本の吊下ワイヤ40を巻回し、これら2
本の吊下ワイヤ40の吊下点41が柱30の重心33よ
り上側で軸心の両側に位置するようにするとともに、各
吊下ワイヤ40のそれぞれを、一本の索条に支持された
第1自由滑車11及び第2自由滑車12の各フック11
a及び12aにそれぞれ掛けて、これら両第1自由滑車
11及び第2自由滑車12を吊下するようにしたこと」
また、「電柱30や支柱等の柱を地面に建てるための穴
堀建柱車20において使用される柱吊下装置10であっ
て、穴堀建柱車20の建柱ビーム21の先端に設けられ
て柱30の一部を収納する収納開口を有する装置本体1
0aと、この装置本体10aの一部に先端が固定的に連
結されて穴堀建柱車20に搭載してあるウインチ22に
よって巻取り・巻戻しされる索条16と、この索条16
の先端側近傍に吊下されて第1フック11aを有する第
1自由滑車11と、この第1自由滑車11を吊下した索
条16を装置本体10a内にて案内する複数の第1固定
滑車13と、これらの第1固定滑車13に対して収納開
口10bの反対側となる装置本体10a内に固定される
複数の第2固定滑車14と、これら複数の第2固定滑車
14間に掛装された索条16の一部に吊下されて第2フ
ック12aを有する第2自由滑車12と、装置本体10
a内に設けられて第1及び第2固定滑車13・14のそ
れぞれに索条16を案内する方向変換滑車15とを備え
て、索条16の一端をウインチ22により巻取り・巻戻
しすることにより、第1及び第2自由滑車11・12を
略均等の力で昇降させるようにしたことを特徴とする柱
吊下装置10」にその特徴があり、これにより、2つの
フックの昇降を常に均等の力で行えるようにすることが
できるとともに、建柱作業を熟練を要することなく短時
間で行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る柱吊下装置を建柱ビームの先端
に設けた状態の一部破断平面図である。
【図2】 図1中の1−1線に沿ってみた部分縦断面図
である。
【図3】 図1中の2−2線に沿ってみた部分縦断面図
である。
【図4】 本発明の柱吊下装置によって電柱を建ている
時の正面図である。
【図5】 同柱吊下装置の他の実施例を示すもので、
(a)は部分平面図、(b)は正面図である。
【図6】 従来の穴堀建柱車を示す側面図である。
【符号の説明】
10 柱吊下装置 10a 装置本体 10b 収納開口 11 第1自由滑車 11a 第1フック 12 第2自由滑車 12a 第2フック 13 第1固定滑車 14 第2固定滑車 15 方向変換滑車 16 索条 16a より戻し 17 ガイド 20 穴堀建柱車 21 建柱ビーム 22 ウインチ 23 穴掘機 30 電柱 31 上端 32 下端 33 重心 40 吊下ワイヤ 41 吊下点 S センサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電柱や支柱等の柱を地面に建てる際の、
    前記柱を吊下する方法であって、 前記柱の周囲に2本の吊下ワイヤを近接して巻回し、こ
    れら2本の吊下ワイヤの吊下点が前記柱の重心より上側
    で軸心の両側に位置するようにするとともに、 前記各吊下ワイヤのそれぞれを、一本の索条に支持され
    た第1自由滑車及び第2自由滑車の各フックにそれぞれ
    掛けて、これら両自由滑車を吊下するようにしたことを
    特徴とする柱吊下方法。
  2. 【請求項2】 電柱や支柱等の柱を地面に建てるための
    穴堀建柱車において使用される柱吊下装置であって、 前記穴堀建柱車の建柱ビームの先端に設けられて前記柱
    の一部を収納する収納開口を有する装置本体と、この装
    置本体の一部に先端が固定的に連結されて前記穴堀建柱
    車に搭載してあるウインチによって巻取り・巻戻しされ
    る索条と、この索条の前記先端側近傍に吊下されて第1
    フックを有する第1自由滑車と、この第1自由滑車を吊
    下した前記索条を前記装置本体内にて案内する複数の第
    1固定滑車と、これらの第1固定滑車に対して前記収納
    開口の反対側となる前記装置本体内に固定される複数の
    第2固定滑車と、これら複数の第2固定滑車間に掛装さ
    れた前記索条の一部に吊下されて第2フックを有する第
    2自由滑車と、前記装置本体内に設けられて前記第1及
    び第2固定滑車のそれぞれに前記索条を案内する方向変
    換滑車とを備えて、 前記索条の一端を前記ウインチにより巻取り・巻戻しす
    ることにより、前記第1及び第2自由滑車を略均等の力
    で昇降させるようにしたことを特徴とする柱吊下装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105484555A (zh) * 2015-10-28 2016-04-13 国网山东省电力公司潍坊供电公司 多功能电力线杆校正抢修工具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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