JPH11129348A - タイヤビードの端末止め装置 - Google Patents

タイヤビードの端末止め装置

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JPH11129348A
JPH11129348A JP9297512A JP29751297A JPH11129348A JP H11129348 A JPH11129348 A JP H11129348A JP 9297512 A JP9297512 A JP 9297512A JP 29751297 A JP29751297 A JP 29751297A JP H11129348 A JPH11129348 A JP H11129348A
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JP
Japan
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bead
tape
beads
die
terminal
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Pending
Application number
JP9297512A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kato
伸一 加藤
Takashi Senbokutani
孝 仙北谷
Noriyuki Iwanaga
憲幸 岩永
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/48Bead-rings or bead-cores; Treatment thereof prior to building the tyre
    • B29D30/50Covering, e.g. by winding, the separate bead-rings or bead-cores with textile material, e.g. with flipper strips

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な機構でビードの端末部にテープ
を巻き付けることで、タイヤビードの端末止め処理工程
の生産性を向上する。 【解決手段】 ビード10、12を把持しているビード
ホルダー14は上下の往復直線連動を行い、ダイ16に
はビード10、12の各端末部10A、12Aが嵌入す
る溝16A、16Bが上面に形成されている。ダイ16
上にはテープ18が溝16A、16Bをまたぐように置
かれており、第1テープ巻き付け手段20、22はエヤ
シリンダー20A、22Aの突出作動により、ダイ16
から起立したテープ18をビード10、12の各端末部
10A、12Aに巻き付けるように作用する。第2テー
プ巻き付け手段30、32はバネの力によりビード1
0、12の各端末部10A、12Aに残ったテープ18
の部位を巻き付けるように作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤビードの端末
止め装置に係り、特にタイヤビードの端末部のビードワ
イヤーがビード本体から離れて跳ね上がるのを防止する
ために、ビードの端末部に自動的にテープを巻き付ける
タイヤビードの端末止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、端末止め処理が行われる以前
のタイヤビードの状態を表した図であり、図14は、端
末止め処理が行われた後のタイヤビードの状態を表した
図である。
【0003】成型された直後のタイヤビードにおいて
は、図13に示すごとく、ビードワイヤー70の各端末
部70A、70Bが、ビードワイヤー70のスプリング
バックのカによりビード本体72に密着せず跳ね上がる
現象が見られる。この様な状態のビードをそのまま使用
してタイヤを製造すると、各ビード端末部とタイヤのゴ
ムとの間にこすれが生じるため、その周辺が剥離する等
の不具合が生じ、タイヤ品質上好ましくない。これを防
止するために、図14に示すごとく、ビード端末部にテ
ープ74を巻き付けることにより、ビードワイヤー70
の各端末部70A、70Bをビード本体72に密着させ
ることができる。この様な、ビード端末部にテープを巻
き付ける装置として、特開昭56−34444号公報が
開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開昭56−34444号公報に開示されている従来の装
置は、機構が複雑であり、テープを巻き付けるための機
械的な動作のステップ数が多く、また、これらのステッ
プ動作を制御するためにプログラム制御と言う複雑な制
御の仕方が必要である。従って、設備費が高価になると
ともに、複雑な機構と動作により速度的な限界があるた
め能率が悪いと言う欠点があった。
【0005】本発明は、上記事実を考慮し、ビードを往
復直線運動させるだけの単純な動作を利用した極めて簡
単な機構で、ビードの端末部にテープを巻き付けること
ができるタイヤビードの端末止め装置を提供するもので
あり、その狙いとするところは、タイヤビードの端末止
め処理工程の生産性向上にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
ビード端末止め装置は、ビードを端末部が真下に来るよ
うに把持し、上下方向に往復直線運動可能なビードホル
ダーと、該ビードホルダーの下方に配置され、前記ビー
ドの端末部が嵌入可能な溝を上面に形成したダイと、該
ダイの上面の所定位置に前記溝をまたぐように所定の長
さのテープを置き、前記ビードホルダーの下降により前
記テープの上から前記ビードの端末部を前記溝に嵌入し
た際に、前記溝から起立するテープの一端側を大部分に
わたりビードの端末部の表面に巻き付ける第1テープ巻
き付け手段と、前記ビードホルダーの上昇によりその途
中でテープの残りの一端をビードの端末部にさらに巻き
付ける一対のロールを有する第2テープ巻き付け手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0007】従って、ビードにテープを巻き付けるサイ
クルの初期状態として、ビードの端末部を真下にしてビ
ードを垂直に把持したビードホルダーが上限位置に待機
している。テープは、例えば、表裏両面に接着カを有し
ており、あらかじめビードの断面周長を100とすると
略125程度の長さに設定切断されている。ダイには、
ビードの断面よりもテープの厚み分だけ幅寸法および深
さ寸法が大きな略ビードの断面と等しい形状をした溝が
上面に形成されている。ダイ上には、定長切断されたテ
ープが、ビードおよびダイの溝の中心線に対し、例えば
3:2の割合で置かれている。
【0008】次に、ビードの端末部にテープを巻き付け
る第lステップとして、ビードホルダーは、ビードの端
末部がちょうどダイの溝に嵌入する中間位置ま下降す
る。このステップにおいて、当該テープの一部がビード
の端末部の表面の一部に巻き付けられる。
【0009】ビードにテープを巻き付ける第2ステップ
として、ビードホルダーはさらに下限位置ま下降する。
このステップにおいて、第1テープ巻き付け手段がダイ
の溝から起立する残りのテープの一端側を大部分にわた
りビードの端末部の残りの表面に巻き付ける。
【0010】ビードにテープを巻き付ける第3ステップ
として、ビードホルダーは、ビードの端末部が、第2テ
ープ巻き付け手段の一対のロール間を通過し、初期状態
である上限位置まで上昇する。このステップにおいて、
第2テープ巻き付け手段の一対のロールはテープを挟持
搬送してテープの残りの一端をビ一ドの端末部に巻き付
け、ビードの端末部へのテープの巻き付けが完了する。
【0011】前述のようにして、ビードホルダーが待機
位置よりステツプ1、2、3を経て再び待機位置に戻る
までの瞬間的な上下一回の往復直線運動のみで、一気に
ビードの端末部に所定の長さのテープを巻き付けること
ができると共に、第3ステップにおいて、一対のロール
がテープを挟持して搬送し、テープの残りの一端をビー
ドの端部に確実強固に巻き付ける。次に再び新しいビー
ドおよびダイ上に置かれた所定の長さのテープが待機位
置に供給され、ビードホルダーが上下直線運動を行うこ
とにより、次の巻き付けサイクルが完了し、この様にし
て次々とビードにテープが巻かれて行く。
【0012】請求項2記載の本発明は、複数本のビード
をこれらの各ビードの端末部が真下に来るように把持
し、上下方向に往復直線運動可能なビードホルダーと、
該ビードホルダーの下方に配置され、前記各ビードの端
末部が嵌入可能な複数本の溝を上面に形成したダイと、
該ダイの上面の所定位置に前記各溝をまたぐように所定
の長さの複数本のテープを置き、前記ビードホルダーの
下降により前記各テープの上から前記各ビードの端末部
を前記各溝に夫々嵌入した際に、前記溝から起立するテ
ープの一端側を大部分にわたりビードの端末部の表面に
巻き付ける複数の第1テープ巻き付け手段と、前記ビー
ドホルダーの上昇によりその途中で各テープの残りの一
端を各ビードの端末部にさらに巻き付ける一対のロール
を有する複数の第2テープ巻き付け手段と、を備えたこ
とを特徴としている。
【0013】従って、複数本のビードにおいても、それ
ぞれのビードの端末部の表面に請求項1記載のビード端
末止め装置と同様にして次々とテープが巻かれて行く。
【0014】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
タイヤビードの端末止め装置において、前記第1テープ
巻き付け手段は、回転自在なロールと、前記ロールを前
進後退させる移動手段と、を有してなることを特徴とし
ている。
【0015】従って、請求項1記載の内容に加えて、第
1テープ巻き付け手段は、移動手段により、回転自在な
ロールを、テープに当接させてダイの溝から起立する残
りのテープの一端側を大部分にわたりビードの端末部の
残りの表面に巻き付ける。
【0016】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
タイヤビードの端末止め装置において、前記第2テープ
巻き付け手段は、前記一対のロールが、当該対向するロ
ール面同志がビードの端末部の両側面よりもビード中心
側に突出するように配設されていることを特徴としてい
る。
【0017】従って、請求項1記載の内容に加えて、ビ
ードホルダーは、ビードの端末部が、対向するロール面
同志がビードの端末部の両側面よりもビード中心側に突
出した一対のロール間を通過し、初期状態である上限位
置まで上昇する。
【0018】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
タイヤビードの端末止め装置において、前記第1テープ
巻き付け手段は、テープをビード端末部とダイへ押圧す
る力を前記ロールに付与する付勢手段を有することを特
徴としている。
【0019】従って、請求項3記載の内容に加えて、第
1テープ巻き付け手段は、付勢手段により、回転自在な
ロールでテープをビード端末部とダイへ押圧しつつ、ダ
イの溝から起立する残りのテープの一端側を大部分にわ
たりビードの端末部の残りの表面に巻き付ける。
【0020】請求項6記載の本発明は、請求項4記載の
タイヤビードの端末止め装置において、前記第2テープ
巻き付け手段は、テープをビード端末部の両側面へ押圧
する力を前記一対のロールに付与する付勢手段を有する
ことを特徴としている。
【0021】従って、請求項4記載の内容に加えて、第
2テープ巻き付け手段は、付勢手段により、一対のロー
ルでテープをビードの端末部の両側面へ押圧する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のタイヤビードの端
末止め装置の第1実施形態を図1〜図10を参照して説
明する。図1は、本発明の装置の構成を示した説明図で
ある。
【0023】まず最初に本発明の装置の構成について述
べる。図1において符号10、12は円環状のビードで
あり、符号14は、図示していない磁石あるいはクラン
プ装置のような把持手段によりビード10、12を把持
しているビードホルダーである。このビードホルダー1
4は、図示していないエヤシリンダーあるいはリンク機
構により、矢印Aに示す方向に上下の往復直線連動を行
うようになっている。ビード10、12は、ビードホル
ダー14に垂直にビード10、12の各端末部10A、
12Aが真下になるように把持されている。さらに、ビ
ード10、12の各端末部10A、12Aの真下にはダ
イ16が配置され、このダイ16には、各ビード10、
12の断面と巻き付けられるテープ18の厚み分とが十
分入る幅寸法および深さ寸法の余裕を持った大きさの略
ビード断面と等しい形状をした溝16A、16Bが上面
に形成されている。
【0024】ダイ16は、ビードホルダー14が下降す
ることにより、ビードホルダー14に把持されているビ
ード10、12の各端末部10A、12Aがちょうどダ
イ16の溝16A、16Bに嵌入する位置に配置されて
いる。ダイ16上に置かれているテープ18は、表裏両
面に接着力を有しており、あらかじめビード10、12
の断面周長を100とすると略125程度の長さに定長
切断されている。またテープ18は、ダイ16上に溝1
6A、16Bをまたぐように、ビード10、12及びダ
イ16の溝16A、16Bの中心線C1、C2を基準と
し、寸法L1対寸法L2の割合が3:2の長さとなるよ
うに置かれている。
【0025】符号20、22は、2種類あるテープ巻き
付け手段のうちの第1テープ巻き付け手段である。本実
施形態では、第1テープ巻き付け手段20、22の構成
を下記としている。
【0026】すなわち、ロール20B、22Bを回転自
在に支着したブラケット20C、22Cが、移動手段と
してのエヤシリンダー20A、22Aのロッド20D、
22Dの先端に固着されている。エヤシリンダー20
A、22Aは、シリンダーヘッドの部分で支点20G、
22Gを中心として回転自在となるようブラケット20
E、22Eに支着されている。エヤシリンダー20A、
22Aの尾部には付勢手段としてのバネ20F、22F
が取り付けられており、エヤシリンダー20A、22A
が支点20G、22Gを中心にバネ20F、22Fを圧
縮するように回転した時、バネ20F、22Fの力で反
力を与えるようになっている。
【0027】メカニカルバルブ24は、ビードホルダー
14が下限位置まで下降してメカニカルバルブ24を押
すことにより作動し、エヤ供給口24Aからエヤシリン
ダー20A、22Aにエヤが供給される。また、ビード
ホルダー14が上昇すると、メカニカルバルブ24は元
の位置に戻り、エヤは排気される。エヤシリンダ一20
A、22Aは、この供給されるエヤのカによりロッド2
0D、22Dを突出させ、エヤが排気されるとエヤシリ
ンダー20A、22A内の図示していないバネのカによ
りロッド20D、22Dは元に戻るようになっている。
また、エヤシリンダー20A、22Aの突出作動によ
り、ロール20B、22Bは、バネ20F、22Fのカ
によりビード10、12の各端末部10A、12Aとダ
イ16を押圧するように作用する。なお、第1テープ巻
き付け手段20、22のブラケット20E、22Eは、
図示していない架台に固着されている。
【0028】符号30、32は、2種類あるテープ巻き
付け手段のうちの第2テープ巻き付け手段である。本実
施形態では、第2テープ巻き付け手段30を図2に示す
構成としている。なお、第2テープ巻き付け手段32も
同様の構成となっているため、第2テープ巻き付け手段
32については、説明を省略する。
【0029】すなわち、第2テープ巻き付け手段30で
は、中心線C1を挟んで対向配置されたロール30A、
30Bを回転自在に支着したブラケット30C、30D
が、互いに接近する方向へく字状に屈曲したアーム30
E、30Fの上端に固着されている。なお、各ロール3
0A、30Bは、図7に示すビードの端末部10Aの両
側面よりもビードの中心側に突設されている。アーム3
0E、30Fは屈曲部が軸36、38によって、ダイ1
6に支着されており、ロール30Aとロール30Bとが
接近する方向(図2の矢印B方向)及びロール30Aと
ロール30Bとが離間する方向(図2の矢印C方向)に
揺動自在に支着されている。アーム30E、30Fの下
端近傍は、付勢手段としてのバネ40、42を介してダ
イ16に連結されている。これらのバネ40、42は、
ロール30Aとロール30Bとが、初期位置から離間す
る方向へ移動した場合には、伸びるように配設されてお
り、伸びた状態では、ロール30Aとロール30Bとを
互いに接近する方向(図2の矢印B方向)へ付勢するよ
うになっている。
【0030】なお、付勢手段を設ける代わりに、ロール
30A、30Bの間隔を一定とし、ロール表面に弾性パ
ッドを巻き付けてテープを強固に密着させるようにして
も良い。
【0031】次に、本実施形態のタイヤビードの端末止
め装置により、ビードの端末部にテープを巻き付ける作
業についで説明する。
【0032】図3、図4、図5は、ビード10、12に
テ一ブ18を巻き付けるステップを示した装置の動作図
であり、図6、図7、図8は、ビード10にテープ18
が巻き付けられる各ステップの状態を示した詳細図であ
る(ビード12においてはビード10の場合と図面の左
右が逆になる他は同じであるため、図示を省略した)。
なお、図6、図7、図8においてはビード10の断面は
略4角形で示してあるが、円形でも、多角形でもかまわ
ない。なお、図3は図6と、図4は図7と、図5は図8
と対応している。
【0033】まず最初に、テープを巻き付けるサイクル
の初期状態を説明する。既に述べたごとく、ビード1
0、12の各端末部10A、12Aを真下にしてビード
10、12を垂直に把持したビードホルダー14が上限
位置に待機している。ダイ16上には、所定の長さに定
長切断されたテープ18が、ビード10、12及びダイ
16の溝16A、16Bの中心線C1、C2に対し寸法
L1:L2=3:2の割合で、ダイ16の溝16A、1
6Bを跨ぐように置かれている。
【0034】次に、ビードの端末部にテープを巻き付け
る第1ステップを図3、図6を参照して説明する。
【0035】図3に示すごとく、ビードホルダー14
は、矢印A1の示す方向にビード10、12の各端末部
10A、12Aがちょうどダイ16の溝16A、16B
に嵌入する中間位置まで下降する。ビード10、12の
各端末部10A、12Aがダイ16の溝16A、16B
に嵌入するカにより、溝16A、16Bの中心線C1、
C2に対しL1:L2=3:2の割合で置かれていたテ
ープ18は、図6に示すごとき状態にビード10、12
の各端末部10A、12Aの表面の略3/4に相当する
下側面および左右の側面に巻き付けられる。
【0036】次に、ビード10、12の各端末部10
A、12Aにテープ18を巻き付ける第2ステップを図
4、図6、図7を参照して説明する。
【0037】図4に示すごとく、ビードホルダー14
は、矢印A1の示す方向にビード10、12の各端末部
10A、12Aがダイ16の溝16A、16Bに嵌入し
た中間位置からさらにメカニカルバルブ24を押す下限
位置まで下降する。メカニカルバルブ24を押すことに
より、エヤ供給口24Aから第1テープ巻き付け手段2
0、22のエヤシリンダー20A、22Aにエヤが供給
され、エヤシリンダー20A、22Aが作動し、エヤシ
リンダ一20A、22Aのロッド20D、22Dの先端
に支着されているロール20B、22Bにより、図6に
示す矢印Dの方向にダイ16の溝16A、16Bから起
立する残りのテープ18の一端側を大部分にわたりビー
ド10、12の各端末部10A、12Aの残りの表面に
巻き付け、テープ18は図7に示す状態となる。
【0038】この時、エヤシリンダー20A、22Aの
尾部に取り付けられているバネ20F、22Fのカがテ
ープ18をビード10、12の各端末部10A、12A
とダイ16を押圧するように作用するため、テープ18
は極めて強固に密着される。そしてビードホルダー14
は、この下限位置からビード10、12の各端末部10
A、12Aがダイ16の溝16A、16Bに嵌入した中
間位置まで、矢印A1と反対方向に上昇して戻る。この
時点でエヤは排気され、エヤシリンダー20A、22A
内の図示していないバネのカによりロッド20D、22
Dは元に戻る。
【0039】なお、ビードホルダー14が、図3に示す
ビード10、12の各端末部10A、12Aがダイ16
の溝16A、16Bに嵌入した中間位置と図4に示すメ
カニカルバルブ24を押す下限位置の間を往復する間、
ビード10、12の各端末部10A、12Aは、ダイ1
6の溝16A、16Bに嵌入されたままの状態となって
いる。
【0040】図9は、図3に示す中間位置におけるビー
ド10、12の状態を矢印Eの方向から見た図であり、
図10は、図4に示す下限位置におけるビードl0、1
2の状態を矢印Eの方向から見た図である。これらの図
から明らかなように、図3に示す中間位置にあっては、
ビード10、12はほぼ円形の状態をしており、ビード
10、12の各端末部10A、12Aはダイ16の溝1
6A、16Bに嵌入しいる。図4に示す下限位置にあっ
ては、ビードホルダー14がさらに下降するため、ビー
ド10、12は楕円形の状態に変形するが、ビード1
0、12の各端末部10A、12Aはダイ16の溝16
A、16Bに嵌入した状態となっている。
【0041】再びビードホルダー14が中間位置まで戻
っても、ビード10、12は自らの弾性力により再びほ
ぽ円形に復帰するので、ビード10、12の各端末部1
0A、12Aはダイ16の溝16A、16Bに嵌入した
ままである。この作用により、第1テープ巻き付け手段
20、22によるテープ18の巻き付けが確実に行われ
る。
【0042】次に、ビード10、12にテープ18を巻
き付ける第3ステップを図5、図7、図8を参照して説
明する。
【0043】図5に示すごとく、ビードホルダー14
は、矢印A2の示す方向へ初期状態である上限位置まで
上昇する。この移動で、ビード10、12の各端末部1
0A、12Aが第2テープ巻き付け手段30、32の各
ロール30A、30B、32A、32Bの各間を通過す
る。第2テープ巻き付け手段30、32の各ロール30
A、30B、32A、32Bは、図7に示すビードの各
端末部10A、12Aの両側面よりもビードの中心側に
突設されているので、ロール30A、30B、32A、
32Bの間をビード10、12の各端末部10A、12
Aが通過する時に、図7に示す矢印Fの方向にテープ1
8をバネ40、42のカで押さえ付け、テープ18の残
りの一端をビード10、12の各端末部10A、12A
に巻き付けることにより、図8に示す如き状態となる。
このステップにより、ビード10、12の各端末部10
A、12Aへのテープ18の巻き付けが完了する。
【0044】以上述べてきた第1ステップから第3ステ
ップの動作時において、テープ18はビード10、12
の各端末部10A、12Aに極めて素早く巻き付けられ
るので、ビードホルダー14は、それぞれの中間位置で
一旦停止をするのではなく、実際は瞬時に通過する。す
なわち、ビードホルダー14が待機位置より第1ステッ
プから第3ステップを経て再び待機位置に戻るまでの瞬
間的な上下一回の往復直線運動により、一気にビード1
0、12の各端末部10A、12Aに所定の長さのテー
プ18を巻き付けるサイクルが完了する。
【0045】この様にして、ビード10、12の各端末
部10A、12Aにテープ18が巻き付けられたビード
10、12は、ビードホルダー14より除去されるか、
または、ビードホルダー14ごと他の位置に移動する。
次のビードにテープを巻き付けるために、待機位置にあ
るビードホルダーに新しいビードが供給されるか、また
は、新しいピ一ドを把持した別のビードホルダーがビー
ドホルダーの待機位置に移動する。同様にして、所定の
長さに定長切断された新しいテープがダイの所定の位置
に再び載置されるか、または、所定の長さに定長切断さ
れた新しいテープを載置した別のダイが所定の位置に供
給される。そして、次のテープを巻き付けるサイクルに
入り、ビ一ドホルダーが上下直線連動を行うことによ
り、次の巻き付けサイクルが完了し、この様にして次々
とビードにテープが巻かれて行く。
【0046】従って、本実施形態のタイヤビードの端末
止め装置では、ビードを往復直線運動させるだけの単純
な動作を利用した極めて簡単な機構で、2本のビードの
夫々にテープを巻き付けることができる。このため、タ
イヤビードの端末止め処理工程の生産性が向上する。
【0047】また、本実施形態のタイヤビードの端末止
め装置では、ビード10、12の各端末部10A、12
Aにテープ18を巻き付ける第2ステップにおいて、各
テープ18は、バネ20F、22Fによって付勢された
ロール20B、22Bに押圧されるため、テープ18は
極めて強固に密着される。また、第3ステップにおい
て、各テープ18は、バネ40、42によって付勢され
た一対のロール30A、30B、32A、32Bに挟持
搬送されてテープ18の残りの一端がビード10、12
の各端末部10A、12Aに巻き付けられるため、ビー
ド10、12の各端末部10A、12Aへのテープ18
の巻き付けが確実且つ強固に行われる。
【0048】次に、本発明のタイヤビードの端末止め装
置の第2実施形態を図11を参照して説明する。
【0049】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0050】図11に示される如く、本実施形態のタイ
ヤビードの端末止め装置では、ダイ16の溝16Aが一
本となっており、第1テープ巻き付け手段20及び第2
テープ巻き付け手段30が各一となっている。
【0051】従って、本実施例では、テープ18を巻き
付けるビード10が一本であるが、第1実施形態と同様
に、ビードホルダー14、第1テープ巻き付け手段20
及び第2テープ巻き付け手段30が作用するため、ビー
ドを往復直線運動させるだけの単純な動作を利用した極
めて簡単な機構で、ビード10にテープ18を巻き付け
ることができる。このため、タイヤビードの端末止め処
理工程の生産性が向上する。また、本実施形態のタイヤ
ビードの端末止め装置では、ビード10の端末部10A
にテープ18を巻き付ける第2ステップにおいて、テー
プ18は、バネ20Fによって付勢されたロール20B
に押圧されるため、テープ18は極めて強固に密着され
る。また、第3ステップにおいて、テープ18は、バネ
40、42によって付勢された一対のロール30A、3
0Bに挟持搬送されてテープ18の残りの一端がビード
10の端末部10Aに巻き付けられるため、ビード10
の端末部10Aへのテープ18の巻き付けが確実且つ強
固に行われる。
【0052】次に、本発明のタイヤビードの端末止め装
置の第3実施形態を図12を参照して説明する。
【0053】なお、第1実施形態と同一部材に付いて
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0054】図12に示される如く、本実施形態のタイ
ヤビードの端末止め装置では、ビードホルダー14に3
本のビード10、12、13(中心線C3)が把持され
ており、ダイ16の溝16A、16B、16Cが3本と
なっている。また、第1テープ巻き付け手段20、22
が2、第2テープ巻き付け手段30、32、33が3と
なっている。なお、本実施形態では、第2テープ巻き付
け手段33は、他の第2テープ巻き付け手段30、32
と同じ構成となっている。また、第1テープ巻き付け手
段20のエヤシリンダー20Aのストロークは、第1テ
ープ巻き付け手段22のエヤシリンダー22Aのストロ
ークより長く設定されており、第1テープ巻き付け手段
20によって、溝16Aと溝16Cの双方から起立する
残りのテープ18の一端側をビード10、13の各端末
部10A、13Aの残りの表面に巻き付けるようになっ
ている。
【0055】従って、本実施例では、テープ18を巻き
付けるビード10、12、13が3本であるが、第1実
施形態と同様に、ビードホルダー14、第1テープ巻き
付け手段20、22及び第2テープ巻き付け手段30、
32、33が作用するため、ビードを往復直線運動させ
るだけの単純な動作を利用した極めて簡単な機構で、ビ
ード10、12、13に各テープ18を巻き付けること
ができる。このため、タイヤビードの端末止め処理工程
の生産性が向上する。また、本実施形態のタイヤビード
の端末止め装置では、ビード10、12、13の端末部
10A、12A、13Aに各テープ18を巻き付ける第
2ステップにおいて、各テープ18は、バネ20F、2
2Fによって付勢されたロール20B、22Bに押圧さ
れるため、テープ18は極めて強固に密着される。ま
た、第3ステップにおいて、各テープ18は、バネ4
0、42によって付勢された一対のロール30A、30
B、32A、32B、33A、33Bに挟持搬送されて
各テープ18の残りの一端がビード10、12、13の
端末部10A、12A、13Aに巻き付けられるため、
ビード10、12、13の端末部10A、12A、13
Aへの各テープ18の巻き付けが確実且つ強固に行われ
る。
【0056】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは明らかである。例えば、
各実施形態では、移動手段としてエヤシリンダー20
A、22Aを使用したが、エヤシリンダー20A、22
Aに代えて、油圧シリンダ、ソレノイド、モータ等の他
の移動手段を使用しても良い。また、各実施形態では、
第1テープ巻き付け手段20、22の付勢手段としてバ
ネ20F、22Fを使用したがバネ20F、22Fに代
えて、ゴム等の弾性体を使用しても良い。また、各実施
形態では、第2テープ巻き付け手段30、32、33の
付勢手段としてバネ40、42を使用したがバネ40、
42に代えて、ゴム等の弾性体を使用しても良い。
【0057】さらに、本発明のタイヤビードの端末止め
装置は、4本以上のビードの各端末部へテープを巻き付
けるタイヤビードの端末止め装置にも適用可能である。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のタイヤビードの
端末止め装置は、ビードを端末部が真下に来るように把
持し、上下方向に往復直線運動可能なビードホルダー
と、ビードホルダーの下方に配置され、ビードの端末部
が嵌入可能な溝を上面に形成したダイと、ダイの上面の
所定位置に溝をまたぐように所定の長さのテープを置
き、ビードホルダーの下降によりテープの上からビード
の端末部を溝に嵌入した際に、溝から起立するテープの
一端側を大部分にわたりビードの端末部の表面に巻き付
ける第1テープ巻き付け手段と、ビードホルダーの上昇
によりその途中でテープの残りの一端をビードの端末部
にさらに巻き付ける一対のロールを有する第2テープ巻
き付け手段と、を備えたため、簡単な機構で、ビードに
テープを確実強固に巻き付けることができ、タイヤビー
ドの端末止め処理工程の生産性を向上できるという優れ
た効果を有する。
【0059】請求項2記載の本発明のタイヤビードの端
末止め装置は、複数本のビードをこれらの各ビードの端
末部が真下に来るように把持し、上下方向に往復直線運
動可能なビードホルダーと、ビードホルダーの下方に配
置され、各ビードの端末部が嵌入可能な複数本の溝を上
面に形成したダイと、ダイの上面の所定位置に各溝をま
たぐように所定の長さの複数本のテープを置き、ビード
ホルダーの下降により各テープの上から各ビードの端末
部を各溝に夫々嵌入した際に、溝から起立するテープの
一端側を大部分にわたりビードの端末部の表面に巻き付
ける複数の第1テープ巻き付け手段と、ビードホルダー
の上昇によりその途中で各テープの残りの一端を各ビー
ドの端末部にさらに巻き付ける一対のロールを有する複
数の第2テープ巻き付け手段と、を備えたため、簡単な
機構で、複数のビードにテープを確実強固に巻き付ける
ことができ、タイヤビードの端末止め処理工程の生産性
を更に向上できるという優れた効果を有する。
【0060】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
タイヤビードの端末止め装置において、第1テープ巻き
付け手段は、回転自在なロールと、ロールを前進後退さ
せる移動手段と、を有してなるため、請求項1記載の効
果に加えて、極めて簡単な機構で、テープをビードの端
末部に確実に巻き付けることができるという優れた効果
を有する。
【0061】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
タイヤビードの端末止め装置において、第2テープ巻き
付け手段は、一対のロールが、当該対向するロール面同
志がビードの端末部の両側面よりもビード中心側に突出
するように配設されているため、請求項1記載の効果に
加えて、極めて簡単な機構で、テープをビードの端末部
に確実に巻き付けることができるという優れた効果を有
する。
【0062】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
タイヤビードの端末止め装置において、第1テープ巻き
付け手段は、ロールにテープをビード端末部とダイへ押
圧する力を付与する付勢手段を有するため、請求項3記
載の効果に加えて、テープをビードの端末部に隙間無く
巻き付けることができるという優れた効果を有する。
【0063】請求項6記載の本発明は、請求項4記載の
タイヤビードの端末止め装置において、第2テープ巻き
付け手段は、一対のロールにテープをビード端末部の両
側面へ押圧する力を付与する付勢手段を有するため、請
求項4記載の効果に加えて、テープをビードの端末部に
隙間無く巻き付けることができるという優れた効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタイヤビードの端
末止め装置を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るタイヤビードの端
末止め装置の第2テープ巻き付け手段を示す概略構成図
である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るタイヤビードの端
末止め装置におけるヒードにテープを巻き付けるステッ
プ1を示した装置の動作図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るタイヤビードの端
末止め装置におけるヒードにテープを巻き付けるステッ
プ2を示した装置の動作図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るタイヤビードの端
末止め装置におけるヒードにテープを巻き付けるステッ
プ3を示した装置の動作図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るタイヤビードの端
末止め装置におけるヒードにテープを巻き付けるステッ
プ1の状態を示した詳細図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係るタイヤビードの端
末止め装置におけるヒードにテープを巻き付けるステッ
プ2の状態を示した詳細図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係るタイヤビードの端
末止め装置におけるヒードにテープを巻き付けるステッ
プ3の状態を示した詳細図である。
【図9】本発明の第1実施形態に係るタイヤビードの端
末止め装置における中間位置におけるヒードの状態を示
した図である。
【図10】端末止め処理が行われる以前のタイヤヒード
の状態を表した図本発明の第1実施形態に係るタイヤビ
ードの端末止め装置における下限位置におけるヒードの
状態を示した図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るタイヤビードの
端末止め装置を示す概略構成図である。
【図12】本発明の第3実施形態に係るタイヤビードの
端末止め装置を示す概略構成図である。
【図13】端末止め処理が行われる以前のタイヤヒード
の状態を表した図である。
【図14】端末止め処理が行われた後のタイヤヒードの
状態を表した図である。
【符号の説明】
10 ビード 10A ビードの端末部 12 ビード 12A ビードの端末部 13 ビード 13A ビードの端末部 14 ビードホルダー 16 ダイ 16A ダイの溝 16B ダイの溝 18 テープ 20 第1テープ巻き付け手段 20A エヤシリンダー(移動手段) 20B ロール 20F バネ(付勢手段) 22 第1テープ巻き付け手段 22A エヤシリンダー(移動手段) 22B ロール 22F バネ(付勢手段) 24 メカニカルバルブ 30 第2テープ巻き付け手段 30A ロール 30B ロール 32 第2テープ巻き付け手段 32A ロール 32B ロール 40 バネ(付勢手段) 42 バネ(付勢手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビード(10)を端末部(10A)が真
    下に来るように把持し、上下方向に往復直線運動可能な
    ビードホルダー(14)と、 該ビードホルダー(14)の下方に配置され、前記ビー
    ドの端末部が嵌入可能な溝(16A)を上面に形成した
    ダイ(16)と、 該ダイの上面の所定位置に前記溝をまたぐように所定の
    長さのテープ(18)を置き、前記ビードホルダーの下
    降により前記テープの上から前記ビードの端末部を前記
    溝に嵌入した際に、前記溝から起立するテープ(18)
    の一端側を大部分にわたりビードの端末部の表面に巻き
    付ける第1テープ巻き付け手段(20)と、 前記ビードホルダーの上昇によりその途中でテープの残
    りの一端をビードの端末部にさらに巻き付ける一対のロ
    ール(30A、30B)を有する第2テープ巻き付け手
    段(30)と、 を備えたことを特徴とするタイヤビードの端末止め装
    置。
  2. 【請求項2】 複数本のビード(10、12)をこれら
    の各ビードの端末部(10A、12A)が真下に来るよ
    うに把持し、上下方向に往復直線運動可能なビードホル
    ダー(14)と、 該ビードホルダー(14)の下方に配置され、前記各ビ
    ードの端末部が嵌入可能な複数本の溝(16A、16
    B)を上面に形成したダイ(16)と、 該ダイの上面の所定位置に前記各溝をまたぐように所定
    の長さの複数本のテープ(18)を置き、前記ビードホ
    ルダーの下降により前記各テープの上から前記各ビード
    の端末部を前記各溝に夫々嵌入した際に、前記溝から起
    立するテープ(18)の一端側を大部分にわたりビード
    の端末部の表面に巻き付ける複数の第1テープ巻き付け
    手段(20、22)と、 前記ビードホルダーの上昇によりその途中で各テープの
    残りの一端を各ビードの端末部にさらに巻き付ける一対
    のロール(30A、30B)(32A、32B)を有す
    る複数の第2テープ巻き付け手段(30、32)と、 を備えたことを特徴とするタイヤビードの端末止め装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1テープ巻き付け手段(20)
    は、 回転自在なロール(20B)と、 前記ロール(20B)を前進後退させる移動手段(20
    A)と、 を有してなることを特徴とする請求項1記載のタイヤビ
    ードの端末止め装置。
  4. 【請求項4】 前記第2テープ巻き付け手段(30)
    は、 前記一対のロール(30A、30B)が、当該対向する
    ロール面同志がビードの端末部(10A)の両側面より
    もビード中心側に突出するように配設されていることを
    特徴とする請求項1記載のタイヤビードの端末止め装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1テープ巻き付け手段(20)
    は、 テープ(18)をビード端末部(10A)とダイ(1
    6)へ押圧する力を前記ロール(20B)に付与する付
    勢手段(20F)を有することを特徴とする請求項3記
    載のタイヤビードの端末止め装置。
  6. 【請求項6】 前記第2テープ巻き付け手段(30)
    は、 テープ(18)をビード端末部(10A)の両側面へ押
    圧する力を前記一対のロール(30A、30B)に付与
    する付勢手段(40、42)を有することを特徴とする
    請求項4記載のタイヤビードの端末止め装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218404A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Sumitomo Rubber Ind Ltd ビードコアの製造装置
JPWO2013150650A1 (ja) * 2012-04-06 2015-12-14 不二精工株式会社 ビードリングの把持装置
JP2016088259A (ja) * 2014-11-04 2016-05-23 東洋ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
WO2018105419A1 (ja) * 2016-12-08 2018-06-14 株式会社ブリヂストン 重荷重用タイヤ及び重荷重用タイヤの製造方法
JP2020124859A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 住友ゴム工業株式会社 ビードコア保管装置

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