JP2887494B2 - 錦糸線予備ハンダ付装置 - Google Patents

錦糸線予備ハンダ付装置

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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本第1発明及び第2発明は、スピーカのボイスコイル
に通電する可撓性のある中継用導線の錦糸線の予備加工
のハンダ付工程に、検査装置を付加して、質の均一なハ
ンダ付けを行い得て、次段工程におけるトラブルを減少
せしめることを可能ならしめた錦糸線予備ハンダ付装置
に関するものである。
<従来の技術> 従来この種のスピーカのボイスコイルと、入力端子間
を通電する中継用導線は、ボイスコイルの巻き線の両端
との接続点が振動するために、機械的振動抵抗が少な
く、軽くて、可撓性を有し、かつ電気抵抗が少ないこと
を要求され、通常銅箔の細いリボンを数本撚り合わせた
錦糸線が用いられる。
そして、スピーカ組み立て工程にインプツトされるま
でに、所要の長さに切断(第6図(b)に示す)され、
コンベヤ上で端に接続ハンダ付け時、ハンダがのり易い
ように一端または両端に予備ハンダ付け(第6図(a)
に示す)をされる。
従来の自動機においては、第8図及び第9図に示すよ
うに、送りローラ(01a)と受けローラ(02a)間にテン
シヨンをかけて張られた錦糸線(K)のハンダ付装置
(第0I装置(0I))は、第0II装置(0II)のハンダ鏝
(03a)とハンダ(03b)を錦糸線(K)の引っ張り方向
に対して直角で、水平方向に錦糸線(K)のそれぞれ反
対方向から錦糸線(K)に接近して、作動するように設
置されている。そして、錦糸線(K)のハンダ付けの際
は、ハンダ鏝(03a)及びハンダ(03b)が同時に反対方
向から錦糸線(K)に接近して、ハンダ付け作業を行い
ながら、第0III装置(0III)のシリンダ(3d)によって
錦糸線(K)に接近して、ハンダ付作業を行いながら、
第0III装置(0III)のシリンダ(3e)によって錦糸線
(K)の進行方向に同一速度で所定長さ移動してハンダ
付け作業を完了する。
ハンダ付けされた錦糸線(K)は、ハネ上げ装置(0
4)(第IV装置(IV))によって過剰に付着したハンダ
を振り落とした後、第0VIII装置(0VIII)の把握及び引
っ張り機構(08a)によって所定長さ移動される。そし
て、受けローラ(02a)から巻き取りリール(2r)に巻
き取られる(第7図)。
<発明が解決しようとする課題> 従って、従来のこの種の予備ハンダ付装置において、
何かの原因で錦糸線(K)にハンダ付け量が不足してい
る場合、或いは過剰付着したハンダ(S)が充分振り落
とされていなかった場合、そのまま次段に移動していく
と、次工程で予備段階でのハンダ付着状態が不良のた
め、コンベア上でのハンダ付けが完全にできないことに
原因するトラブルが発生するという問題があった。
そこで、本発明はかかる従来の問題点を解決して、大
量生産に向くハンダ付着量の均一なスピーカ部品の錦糸
線の供給姿勢を確立することを目的として、錦糸線の予
備ハンダ付け作業の均質化、工程の自動化、機械化を図
る装置を提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 該目的を達成するための本発明の構成を、実施例に対
応する第1図乃至第7図を用いて説明すると、本第1発
明は、下記の(イ)〜(チ)の構成より成る錦糸線の予
備ハンダ付装置である。
(イ)送りローラ(1a)と巻き取りローラ(2a)の間に
張設した錦糸線(K)を所定速度で移動させる錦糸線供
給移動装置(第I装置(I))。
(ロ)ハンダ鏝(3a)及びハンダ供給機(3b)より成る
予備ハンダ付装置(第II装置(II))。
(ハ)ハンダ鏝(3a)を錦糸線(K)に接近させ、移動
方向に移動させるシリンダ(3d),(3e)装置(第III
装置(III))。
(ニ)ハンダ付加工された錦糸線(K)の余分のハンダ
を振り落とすハネ上げ(4)装置(第IV装置(IV))。
(ホ)ガイド溝(5a)及び近接センサ(5b)を備えたハ
ンダ付検査装置(第V装置(V))。
(ヘ)チエツク用溝部(6a)を備えたハンダ太さ検査装
置(第VI装置(VI))。
(ト)装置全体を停止させるフオトマイクロセンサ(7
b)を具備したスイツチ(7a)を制御する装置(第VII装
置(VII))。
(チ)錦糸線(K)を把握し、引っ張る装置(第VIII装
置(VIII))。
また、第2発明は、第1発明に記載の錦糸線供給移動
装置(第I装置(I))が、予備ハンダ付装置(第II装
置(II))へ送り込む錦糸線(K)に、往復捻転動を与
えるツイスタ(10)を配備した構成としたものである。
<作用> 本第1発明は、このような構成としたものであるか
ら、錦糸線(K)を第I装置(I)の送りローラ(1a)
から巻き取りローラ(2a)までテンシヨンをかけて引っ
張り走行させる。その間に加熱したハンダ鏝(3a)とハ
ンダ(3b)を供給する第II装置(II)でハンダ付けを行
い、第III装置(III)のシリンダ(3d),(3e)でハン
ダ鏝(3a)を移動させる。
第IV装置(IV)で余分のハンダを振り落とし、第VIII
装置(VIII)で錦糸線(K)を引っ張って次段の検査装
置まで導き、第V装置(V)でガイド溝(5a)を通して
ハンダの厚さ、付着の均一さを検査して次の段階第VI装
置(VI)で、ハンダの直径をチエツクして、何れかの検
査で不良と判断された場合、第VII装置(VII)の装置停
止スイツチ(7a)をオンするとセンサ(7b)を作動させ
ることができるのである。
第2発明においては、前記の第1発明の第I装置
(I)に配設したツイスタ(10)によって、第II装置
(II)に入力する錦糸線(K)に往復捻転動を与えるの
で、ハンダ鏝(3a)に圧接される錦糸線(K)は転動し
て熔融したハンダが全周に亘って均一に浸透することが
できる。
<実施例> 以下本発明の実施例について図面に基づいて説明す
る。
図中第1図乃至第7図は、本第1及び第2発明の一実
施例を示す図で、(1a),(1b)は錦糸線送り出しリー
ル(1r)をセツトした送り出しローラで、(2a)は錦糸
線巻き取りリール(2r)をセツトした巻き取りローラ
で、両者間の錦糸線(K)を引っ張って各第I〜VIII装
置(I),(II),(III),(IV),(V),(V
I),(VII),(VIII)に供給する。
ハンダ付装置(第III装置(III))のハンダ鏝(3a)
は、シリンダ機構(3d),(3e)によって、間欠的に錦
糸線(K)に近接する動作と長さ方向に一定距離移動し
て、ハンダ供給機(3b)から供給されるハンダを溶かし
て錦糸線(K)に圧着して、錦糸線(K)の素線(銅リ
ボン)にハンダ付けする。
ついで、ハンダ付けされた錦糸線(K)は第IV装置
(IV)のハネ上げ装置(4)によって余分なハンダを振
り落として、外形を整える。
次に、第V装置(V)の検査装置において、ガイド溝
(5a)の直前で一旦停止した錦糸線(K)のハンダ付け
部(S)が、近接センサ(5b)によって検出される。近
接センサ(5b)は銅(錦糸線素材)には感度が低く、ハ
ンダ(S)には高感度であるので、ハンダ(S)の付着
量を検査して、もし、ハンダ(S)が十分に付着してい
ないときは、センサ(7b)が作動して装置全体を停止さ
せる。また、(5b)は錦糸線(K)の太さと略等しい幅
のガイド溝で、その中を錦糸線(K)が通過するとき、
直径の大きなハンダ部分がきたときは、ガイド溝(5a)
につかえて通過できず、ガイドが検査装置(第V,VI装
置)全体を押して移動させる。その移動距離が一定以上
になると、フオトマイクロセンサ(7b)が作動して装置
全体を停止させる。
第2発明においては、ツイスタ(10)が第I装置
(I)に配設されてある。ツイスタ(10)は第5図に示
されるように、間にハンダ付装置(第II装置(II)に入
力される錦糸線(K)を挟んで保持する2個の接触爪
(11),(12)を、2個並列して互いに逆方向に往復運
動をするシリンダ(13),(14)に取り付けてある。こ
のようなツイスタ(10)により、錦糸線(K)は往復捻
転駆動されながら各装置I〜VIIIを移動することができ
る。
以上本発明の代表的と思われる実施例について説明し
たが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定
されるものではなく、本発明にいう構成要件を備え、か
つ本発明にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する
範囲内において適宜改変して実施することができるもの
である。
<発明の効果> 以上の説明から既に明らかなように本第1発明は、錦
糸線が、ハンダ付検査装置(第V装置)、ハンダ太さ検
査装置(第IV装置)を通過する際ハンダ付着量不足、ハ
ンダ過剰付着による径大等の不良が検出されて、装置全
体が停止するので、次工程においてハンダ仕上がり寸法
不良に基づくトラブルが皆無になるという顕著な効果を
期待することができる。
更に、第2発明においては、移動中の錦糸線に往復捻
転力を加えることができるので、全周に亘って均一なハ
ンダ付けが可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1発明の配置を示す平面図、第2図は同正
面図、第3図は第2発明の配置を示す平面図、第4図は
同正面図、第5図は同ツイスタの構造を示す側面図、第
6図(a),(b)はそれぞれ錦糸線のハンダ付け後
と、同切断後の外観図、第7図は本発明装置により完成
した錦糸線の図、第8図は従来例の平面図、第9図は同
正面図である。 図中(1a)は送りローラ、(2a)は巻き取りローラ、
(3a)はハンダ鏝、(3b)はハンダ供給機、(3d),
(3e)はシリンダ、(4)ハネ上げ装置、(5a)はガイ
ド溝、(5b)は近接センサ、(6a)はチエツク用溝部、
(7a)はスイツチ、(7b)はフオトマイクロセンサ、
(10)はツイスタ、(K)は錦糸線、(I)は第I装
置、(II)は第II装置、(III)は第III装置、(IV)は
第IV装置、(V)は第V装置、(VI)は第VI装置、(VI
I)は第VII装置、(VIII)は第VIII装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 淳 大阪府寝屋川市日新町2番1号 オンキ ヨー株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04R 9/04 H04R 31/00 B23K 1/20 B23K 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の(イ)〜(チ)の構成より成る錦糸
    線の予備ハンダ付装置。 (イ)送りローラ(1a)と巻き取りローラ(2a)の間に
    張設した錦糸線(K)を所定速度で移動させる錦糸線供
    給移動装置(第I装置(I))。 (ロ)ハンダ鏝(3a)及びハンダ供給機(3b)より成る
    予備ハンダ付装置(第II装置(II))。 (ハ)ハンダ鏝(3a)を錦糸線(K)に接近させ、移動
    方向に移動させるシリンダ(3d),(3e)装置(第III
    装置(III))。 (ニ)ハンダ付加工された錦糸線(K)の余分のハンダ
    を振り落とすハネ上げ(4)装置(第IV装置(IV))。 (ホ)ガイド溝(5a)及び近接センサ(5b)を備えたハ
    ンダ付検査装置(第V装置(V))。 (ヘ)チエツク用溝部(6a)を備えたハンダ太さ検査装
    置(第VI装置(VI))。 (ト)装置全体を停止させるフオトマイクロセンサ(7
    b)を具備したスイツチ(7a)を制御する装置(第VII装
    置(VII))。 (チ)錦糸線(K)を把握し、引っ張る装置(第VIII装
    置(VIII))。
  2. 【請求項2】請求項記載の錦糸線供給移動装置(第I
    装置(I))が、予備ハンダ付装置(第II装置(II))
    へ送り込む錦糸線(K)に、往復捻転動を与えるツイス
    タ(10)を配備したものである錦糸線予備ハンダ付装
    置。
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