JP2956873B2 - 電線集束装置 - Google Patents
電線集束装置Info
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- JP2956873B2 JP2956873B2 JP6852094A JP6852094A JP2956873B2 JP 2956873 B2 JP2956873 B2 JP 2956873B2 JP 6852094 A JP6852094 A JP 6852094A JP 6852094 A JP6852094 A JP 6852094A JP 2956873 B2 JP2956873 B2 JP 2956873B2
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Description
関し、とくに電線の端末に端子金具を圧着する自動切断
圧着機に装備するに好適な電線集束装置に関する。
9−196511号公報に、図8に示すような電線集束
装置が提案されている。図8に示す電線集束装置の作動
については、前記公報に次のように記載されている。
が製品移送装置1の搬送爪2によって位置Rまで移送さ
れ、ここで搬送爪2が開放すると同時に払出し爪3が下
向して製品wを持ち上げ、仮束ね装置4側に移動し、次
に製品受4側(下方)に下げて把持子3aを開放し、製
品wを製品受4aに載置する。この製品受4aに製品w
が所定本数たまった時点で、電線集束装置5の製品束移
動爪16をスプロケット21、21′の回転によるチェ
ーン22の作動により案内ロッドに沿って製品受4a上
に移動させる。
16を下降させて把持子17、17により、所定本数の
製品wをまとめた製品束Wを把持した後、上昇させる。
そして、製品束移動爪16を持ち上げた状態で装置本体
6側に移動させると、該製品束Wは、ピン9で回転可能
に支持されたテープドラム7、8間に張設された粘着テ
ープTを横切るように移動し、図9に示すように、テー
プTを上、下の押型10、10′間に引き込む状態とな
る。
10′をシリンダ11により作動させれば、製品束Wは
粘着テープTにより囲繞されつつクッション部材12、
12′の凹部13、13間に挟持され、テープTの開口
側T1 はテープカッタ14がカッタ受け15に進入する
際に切断されると共に互いに密着し、テープTによって
集束された製品束Wが形成される。次いで、押型10、
10′を上下に開き、製品束移動爪16を搬送コンベヤ
24側に移動させ、把持子17、17を開放すれば、粘
着テープTで集束された製品束Wをコンベヤ24により
所定の位置に運ぶことができるようにしてある。
が、テープドラム7、8間に張設された粘着テープTを
横切るように移動して押型10、10′間に製品束Wを
引き込んでテープTで囲繞するようにしているが、製品
束移動爪16の把持子17は製品束Wを一か所でを把持
しているため、図11に示すように、テープTの張力に
よって製品束Wが湾曲するので囲繞するテープTと製品
wの間に、図12に示すような空隙sが生じ、図13に
示すような完全な集束状態とならず、集束が不完全とな
って移動の際などに製品wが脱落する障害が発生し易い
欠点がある。また、押型10、10′間で製品束Wを押
圧して集束するようにしているため、製品束Wを構成す
る電線の本数や形状によって決定される適切な押型を用
いなければならず、多種類の製品束に対応するには煩雑
な交換作業や調整作業を頻繁に行う必要があるなどの問
題点を有している。
点に着目してなされたもので、製品束の集束が確実で信
頼性が高く、多品種生産に好適な電線収束装置を提供す
ることを課題とする。
め、本発明は、所定の本数の電線を適宜間隔をおいて把
持する二基の製品移送爪と、対向する一対の粘着テープ
ドラムと、互いに弾圧的に接しかつ接離自在に設けられ
た一対の押さえロールとを備え、該二基の製品移送爪に
把持された製品束の前記二基の製品移送爪によって把持
された中間部分が粘着テープドラム間に張設された粘着
テープを横切って、該押さえロール相互間を通過するよ
うに該製品移送爪を移動可能に設置すると共に、該テー
プドラムと該押さえロールとの間にテープカッタを設け
てなることを特徴とする。
ムに回転自在に支持することが好ましい(請求項2)。
形成することもできる(請求項3)。
適宜間隔をおいて把持する二基の電線把持爪を備えると
共に、互いに弾圧的に接しかつ接離自在に設けられた一
対の押さえロールを設けているため、製品束を二ヶ所で
把持して移送することができ、製品束が少量で細い場合
においても安定した状態で粘着テープ間に移送すること
が可能となると共に、弾圧的に接する押さえロールによ
って製品束の形状に対応して押圧が加えられるので製品
束の集束が確実となり、粘着テープで集束された製品束
から個々の製品の脱落を防止することができる。また、
製品の本数、種類および形状が異なる製品束であって
も、押さえロールが弾圧的に接して集束するので、装置
の諸条件を変えることなく種類の異なる製品束を集束す
ることが可能となり多品種生産に好適である。
置Aの正面図であり、図2はその側面図である。電線集
束装置Aの装置本体25の上部には、移送ヘッド26が
設けられ、移送ヘッド26の前面に案内ロッド27が横
設され、背面にも案内ロッド27に並行して案内ロッド
27′が並設されている。案内ロッド27,27′に
は、駆動シリンダ28a,28a′を備えた製品移送爪
28,28′がそれぞれスプロケット29,29′で駆
動されるチェーン30,30′によって移動可能に装着
されている。製品移送爪28,28′は、駆動シリンダ
28a,28a′によって昇降自在に設けられており、
先端部にはそれぞれ一対の把持子28b,28b′が開
閉自在に装着されている。
は、粘着テープTを巻いた上下一対の粘着テープドラム
31、31′がピン32、32′により回転可能に軸支
されており、粘着テープドラム31、31′に並列し
て、一組のテープカッタ33とカッタ受け34、および
一対の押さえロール35、35′が設けられている。
点36a、36a′を中心に回動可能な支持アーム3
6、36′の先端部に回転自在に装着されており、支持
アーム36、36′の中間部に連結されたエアシリンダ
37、37′の連結杆37a、37a′によって、互い
に弾圧的に接すると共に接離自在に支持されている。
製ロール、あるいは金属製のロールの表面に硬質ゴムを
被覆して形成したものであるが、スポンジローラと呼ば
れるゴムや合成樹脂材などの弾性素材の発泡体で形成し
た柔軟性の高い発泡弾性体を使用することもできる。こ
の場合は、回動可能な支持アーム36、36′を省略し
て、発泡弾性体ロールの回転軸を装置本体25に直接固
定してもよい。
ないし図7を参照して説明する。先ず、図3に示すよう
に、粘着テープドラム31、31′からそれぞれ粘着テ
ープT、Tを引き出し、押さえロール35、35′間に
供給して互いにその末端部を接着させた状態にしてお
く。そして、図2に示したように、製品束Wを適宜間隔
をおいて二基の製品移送爪28、28′(28′は背面
のため以下図示せず)の把持子28b、28b′によっ
て把持して、図4の矢印に示すように、案内ロッド2
7、27′に沿って移送する。
って把持された状態のまま、その中間部が粘着テープド
ラム31、31′間に張設された粘着テープT、T間を
横切り、図5に示すように、互いに接した状態の押さえ
ロール35、35′を押し開いて移送される。このと
き、製品束Wは、押さえロール35、35′の弾圧力に
よって粘着テープTでその周囲を囲繞され集束される。
ール35、35′を通過すると、粘着テープTが互いに
密着すると共に、テープカッタ33が作動して、粘着テ
ープT相互の接着部分がテープカッタ33とカッタ受け
34の間で切断され、粘着テープTによって集束された
製品束Wが形成される。
束Wを把持したまま、さらに移送を継続して所定の位置
に到達すると、図7に示すように、把持子28b、28
b′を開いて製品束Wを落下させる。そして、元の位置
に戻り次の製品束Wの移送を繰り返す。
の電線を適宜間隔をおいて把持する二基の電線把持爪を
備えると共に、互いに弾圧的に接しかつ接離自在に設け
られた一対の押さえロールを設けているため、製品束を
二ヶ所で把持して安定した状態で粘着テープ間に移送す
ることが可能となると共に、弾圧的に接する押さえロー
ルによって製品束の形状に対応して押圧が加えられるの
で製品束の集束が確実となり、粘着テープで集束された
製品束から個々の製品の脱落を防止することができる。
また、製品の本数、種類および形状が異なる製品束であ
っても、装置の諸条件を変えることなく製品束を集束す
ることが可能であるため、多品種生産に好適であるなど
の利点がある。
ある。
説明図である。
明図である。
明図である。
明図である。
明図である。
る。
説明図である。
る状態を示す説明図である。
品束の空隙を示す断面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の本数の電線を適宜間隔をおいて把
持する二基の製品移送爪と、対向する一対の粘着テープ
ドラムと、互いに弾圧的に接しかつ接離自在に設けられ
た一対の押さえロールとを備え、該二基の製品移送爪に
把持された製品束の前記二基の製品移送爪によって把持
された中間部分が粘着テープドラム間に張設された粘着
テープを横切って、該押さえロール相互間を通過するよ
うに該製品移送爪を移動可能に設置すると共に、該テー
プドラムと該押さえロールとの間にテープカッタを設け
てなることを特徴とする電線集束装置。 - 【請求項2】 前記押さえロールが、回動可能な支持ア
ームに回転自在に支持されている請求項1に記載の電線
集束装置。 - 【請求項3】 前記押さえロールが、発砲弾性体ロール
で形成されている請求項1に記載の電線集束装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6852094A JP2956873B2 (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 電線集束装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6852094A JP2956873B2 (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 電線集束装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07277305A JPH07277305A (ja) | 1995-10-24 |
JP2956873B2 true JP2956873B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=13376087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6852094A Expired - Lifetime JP2956873B2 (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 電線集束装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2956873B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105883039A (zh) * | 2016-06-25 | 2016-08-24 | 广东明华机械有限公司韶关分公司 | 新型导爆管在线分切捆扎设备控制系统 |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP6852094A patent/JP2956873B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105883039A (zh) * | 2016-06-25 | 2016-08-24 | 广东明华机械有限公司韶关分公司 | 新型导爆管在线分切捆扎设备控制系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07277305A (ja) | 1995-10-24 |
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