JPH11128057A - 宅配ボックス - Google Patents

宅配ボックス

Info

Publication number
JPH11128057A
JPH11128057A JP30161997A JP30161997A JPH11128057A JP H11128057 A JPH11128057 A JP H11128057A JP 30161997 A JP30161997 A JP 30161997A JP 30161997 A JP30161997 A JP 30161997A JP H11128057 A JPH11128057 A JP H11128057A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delivery box
door
room number
password
delivery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30161997A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Aoyanagi
敬義 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP30161997A priority Critical patent/JPH11128057A/ja
Publication of JPH11128057A publication Critical patent/JPH11128057A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】宅配ボックス10にLCDパネル24を設け、
このLCDパネル24に受取人の部屋番号と滞貨時間と
を表示させることにより、受取人に着荷を知らせて宅配
物品の長期の滞貨を防止する。 【解決手段】本発明は、受取人の部屋番号と滞貨時間と
を表示することができるLCDパネル24を備えた電子
キーユニット16を、宅配ボックス10の扉14に設け
ている。この宅配ボックス10によれば、宅配物品を収
納した後、受取人の部屋番号をテンキーボタン32から
入力すると、MPU28が電子ロック装置19を制御し
て扉14をロックする。扉14がロックされると、タイ
マ38が滞貨時間を計時し始め、そして、LCDパネル
24には、テンキーボタン32で入力された部屋番号と
滞貨時間とが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は宅配ボックスに係
り、特に宅配ボックスに表示手段を設け、この表示手段
に受取人の部屋番号と滞貨時間とを表示させることによ
り受取人に着荷を知らせて宅配物品の長期の滞貨を防止
した宅配ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、マンション等の共同住宅に宅
配ボックスを設置し、受取人の不在時に配達員がその宅
配物品を宅配ボックスに入れて、受取人に後で受け取ら
せるようにしたシステムが利用されている。このような
宅配ボックスのうち、いわゆる分散型と称されるもの
は、宅配ボックス毎にキーユニットが設けられており、
このキーユニットは機械式又は電子式のロック機構(ロ
ック手段)、テンキーボタン(番号入力手段)、及びM
PU(制御手段)等を備えている。
【0003】前記宅配ボックスによれば、配達員が宅配
物品を宅配ボックスに入れた後、予め知らされている受
取人の暗証番号、若しくは任意の複数桁の番号を前記テ
ンキーボタンから入力すると、前記MPUがロック機構
を制御して宅配ボックスの扉をロックする。そして、配
達員は、配達伝票等の連絡票を受取人の郵便ポスト又は
ドアポストに投函して、受取人に着荷があったことを知
らせる。そして、受取人が自分の暗証番号をその宅配ボ
ックスのテンキーボタンから入力すると、前記MPUが
ロック機構を制御して宅配ボックスの扉を解錠する。こ
れにより、受取人は、宅配ボックスから宅配物品を受け
取ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の宅配ボックスは、宅配物品が収納され扉をロックし
てからの滞貨時間が不明なことから、そのまま長期間放
置される場合があり、このような場合には、共有の宅配
ボックスを円滑に利用できなくなるという欠点がある。
【0005】また、前記宅配ボックスは、悪戯で扉がロ
ックされると、扉を解錠するために必要なマスタキーを
保管している管理会社や管理人に連絡しなければなら
ず、非常に煩わしいという欠点がある。本発明はこのよ
うな事情に鑑みてなされたもので、宅配物品の長期の滞
貨を防止することができる宅配ボックスを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
するために、マンション等の共同住宅に設置される宅配
ボックスにおいて、前記共同住宅の部屋番号を入力する
番号入力手段と、前記宅配ボックスに収納された宅配物
品の滞貨時間を計時するタイマと、前記番号入力手段で
入力された部屋番号と、前記タイマで計時された滞貨時
間とを表示する表示手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0007】また、本発明は、前記目的を達成するため
に、マンション等の共同住宅に設置される宅配ボックス
の扉に、該扉を施錠/解錠するキーユニットが設けられ
た宅配ボックスにおいて、前記キーユニットは、前記宅
配ボックスの扉をロックするロック手段と、部屋番号と
暗証番号とを入力する番号入力手段と、部屋番号と暗証
番号とを記憶する記憶手段と、前記番号入力手段から入
力された部屋番号と前記記憶手段に記憶された部屋番号
とを照合し、一致した時に前記ロック手段を制御して扉
をロックすると共に、前記番号入力手段から入力された
暗証番号と前記記憶手段に記憶された暗証番号とを照合
し、一致した時に前記ロック手段を制御して扉のロック
を解除する制御手段と、前記宅配ボックスに収納された
宅配物品の滞貨時間を計時するタイマと、前記タイマで
計時された滞貨時間と、前記番号入力手段で入力された
部屋番号とを表示する表示手段と、を備えたことを特徴
としている。
【0008】請求項1記載の発明によれば、番号入力手
段で受取人の部屋番号を入力して宅配物品を宅配ボック
スに収納すると、タイマによる滞貨時間の計時が開始さ
れ、そして、表示手段には、タイマで計時された滞貨時
間と前記部屋番号とが表示される。したがって、本発明
は、表示手段に受取人の部屋番号と滞貨時間とを表示さ
せて受取人に着荷を知らせるようにしたので、宅配物品
の長期の滞貨を防止することができる。また、受取人が
着荷に気づかない場合でも、マンションの管理人は表示
手段を見るだけで受取人を知ることができるので、管理
人が受取人に着荷を知らせることによって宅配物品の長
期の滞貨を防止できる。
【0009】請求項2記載の発明によれば、宅配ボック
スの扉を開いて宅配物品を収納した後、受取人の部屋番
号を番号入力手段から入力すると、制御手段がキーユニ
ットのロック手段を制御して扉をロックする。この場
合、部屋番号以外の番号が入力された場合には、記憶手
段に記憶されている部屋番号と一致しないため、扉はロ
ックされない。
【0010】前記扉がロックされると、タイマが滞貨時
間を計時し始め、そして、表示手段には、前記番号入力
手段で入力された受取人の部屋番号と滞貨時間とが表示
される。これによって、受取人は着荷を容易に知ること
ができるので、宅配物品の長期の滞貨を防止できる。ま
た、外部から宅配ボックスの滞貨時間を把握することが
できるので、例えば、滞貨時間が長期に及んだ宅配ボッ
クスの扉をマスタキーで解錠して、宅配ボックスに収納
されている宅配物品を取り出せば、宅配ボックスを円滑
に共同使用することができると共に、宅配物品の毀損を
防ぐこともできる。
【0011】次に、宅配ボックスから宅配物品を受け取
る場合には、受取人が自分の暗証番号を番号入力手段か
ら入力する。この番号が入力されると、制御手段がキー
ユニットのロック手段を制御して扉を解錠する。これに
より、宅配ボックスから宅配物品を受け取ることができ
る。この場合、受取人の暗証番号以外の番号が入力され
た場合には、その番号が記憶手段に記憶されている暗証
番号に一致しないため、扉は解錠されない。
【0012】また、本発明の宅配ボックスは、悪戯で扉
がロックされた場合でも、容易にその扉を解錠すること
ができる。即ち、前記表示手段には、悪戯で入力した部
屋番号が表示されているため、その部屋番号の住人に依
頼さえすれば、扉を容易に解錠することができる。これ
により、管理会社や管理人への連絡や長時間の待機とい
う煩わしさや不便を無くすことができる。
【0013】請求項3記載の発明は、扉がロックされた
時にタイマによる計時が開始されるので、滞貨時間が明
瞭になる。請求項4記載の発明は、記憶手段として、電
気的消去書き込み可能な読み出し専用の記憶手段を適用
することにより、暗証番号を変更できるようにしたの
で、住人の転居があった場合でも対応することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る宅配ボックスの好ましい実施の形態について詳説す
る。図1は、本発明の実施の形態に係る宅配ボックスの
全体図である。同図に示す宅配ボックスは、2種類のサ
イズからなる6台の宅配ボックス10、10…が一体に
組み付けられたボックスユニット12であり、主として
マンション等の共同住宅のエントランスに設置される。
このタイプの宅配ボックスは、各宅配ボックス10の各
扉14に設けられた電子キーユニット(キーユニット)
16を操作することにより、各宅配ボックス10を独立
して利用することができる、いわゆる分散型と称される
ものである。前記各扉14の左上隅部には、ボックス番
号が1〜6の順に付されている。
【0015】前記電子キーユニット16は図2に示すよ
うに、本体18の前面に電子ロック装置(ロック手段)
19のノブ20、キーパネル(番号入力手段)22、及
びLCDパネル(表示手段)24等が設けられている。
この電子キーユニット16は、本体18に内蔵された図
示しない乾電池の電力によって駆動される。なお、乾電
池に限らず、AC電源でも良い。
【0016】前記ノブ20の近傍の本体18には、『O
PEN』文字と『CLOSE』文字とが印刷され、前記
ノブ20は『OPEN』位置と『CLOSE』位置との
範囲内で回動自在に設けられている。ノブ20を『CL
OSE』位置に回動すると、電子ロック装置19の図2
上二点鎖線で示すロック爪26が本体18の側面から突
出し、このロック爪26が図1に示した宅配ボックス1
0の本体側に形成されたロック溝(図示せず)に係合す
る。これによって、扉14がロックされる。また、図2
のノブ20を『OPEN』位置に回動させると、前記ロ
ック爪26が本体18に収容され、宅配ボックス10の
本体側との係合が解除される。これによって、扉14が
解錠される。
【0017】更に、前記電子ロック装置19は、前記キ
ーパネル22で部屋番号(例えば4桁の番号)が入力さ
れた時にのみ、ノブ20を『OPEN』位置から『CL
OSE』位置へ回動させることができ、且つ、キーパネ
ル22で暗証番号(例えば4桁の番号)とが入力された
時にのみ、ノブ20を『CLOSE』位置から『OPE
N』位置へ回動させることができるように、図3に示す
MPU(制御手段)28に制御されている。
【0018】前記MPU28には、EEPROM30が
搭載されている。このEEPROM30には、そのマン
ションの総戸数に対応した複数の部屋番号と、これらの
部屋番号に対応した複数の暗証番号とが予め記憶されて
いる。これらの部屋番号と暗証番号は、キーパネル22
の操作時にMPU28から読み出され、キーパネル22
から入力された部屋番号や暗証番号と照合される。そし
て、一致した場合には、MPU28が電子ロック装置1
9を制御して扉14の施錠/解錠を行う。
【0019】前記キーパネル22は『0〜9』までのテ
ンキーボタン32、『C』で示すクリアボタン34、
『M』で示すメモリボタン36から構成されている。前
記テンキーボタン32によって部屋番号や暗証番号を入
力することができ、ミス入力した場合には前記クリアボ
タン34でその番号をクリアすることができ、前記メモ
リボタン36よって暗証番号を変更することができる。
【0020】前記LCDパネル24は、MPU28に制
御され、例えば図4に示すように4桁の部屋番号『03
03』と滞貨時間『24h』とが表示される。前記部屋
番号は、扉14をロックする時に入力した受取人の部屋
番号である。また、前記滞貨時間はタイマ38で計時さ
れた時間であり、1時間毎に加算して表示される。な
お、本実施の形態では滞貨を時間表示したが、これに限
られるものではなく、『1Day』、『1.5Day』
のように日表示しても良い。
【0021】前記タイマ38は、扉14をロックした時
から計時し始めるようにMPU28で制御されている。
したがって、図4に示したLCDパネル24を見れば、
受取人が0303号室の住人で滞貨時間が24時間であ
ることが外部から把握できる。なお、LCDパネル24
には、部屋番号と滞貨時間とを一緒に表示させても良
く、交互に表示させても良い。
【0022】図3に示すブザー40は、電子キーユニッ
ト16に内蔵されたブザーであり、多種類の音色の電子
音を発生するものが適用されている。このブザー40
は、キーパネル22が操作されると、その操作の種類に
応じた音色の電子音を発生するようにMPU28によっ
て制御されている。また、図2に示すように電子キーユ
ニット16の本体18には、非常解錠キー用挿入口42
が形成されている。この挿入口42に非常解錠キー44
(図3参照)が挿入されると、MPU28によって電子
ロック装置19による扉14のロックが強制的に解錠さ
れる。
【0023】次に、前記の如く構成された宅配ボックス
10の使用方法について説明する。まず、宅配ボックス
10に宅配物品を預け入れる場合について説明する。こ
の場合、キーユニット16のノブ20は『OPEN』位
置で回動が規制されているので、扉14はロックされず
開いた状態となっている。また、LCDパネル24に
は、宅配ボックス10が空であることを示す『−−−−
−−−−』の記号が点滅表示されている。
【0024】上記の空の宅配ボックス10に配達員が宅
配物品を入れ、この後、その宅配物品の受取人の部屋番
号をテンキーボタン32から入力すると、MPU28が
EEPROM30に記憶している部屋番号を順次読み出
し、テンキーボタン32から入力された部屋番号と照合
する。そして、前記部屋番号が一致すると、MPU28
が電子ロック装置19を制御してノブ20の回動規制を
解除すると共に、ブザー40を制御して部屋番号が一致
したことを示す電子音を発生させ、更に、LCDパネル
24を制御してLCDパネル24に『CLOSE』の文
字を点滅表示させる。この後に、配達員が扉14を閉め
てノブ20を『CLOSE』位置に回動すると、扉14
が電子ロック装置19によりロックされる。このロック
状態において、ノブ20は『CLOSE』位置で回動が
規制されるので、扉14を勝手に開くことはできない。
以上で宅配物品の預け入れが終了する。そして、LCD
パネル24には図4に示すように、部屋番号と滞貨時間
とが表示される。
【0025】なお、前記滞貨時間は1時間経過後に初め
て表示され、その1時間の間は、滞貨時間に代えて『C
LOSED』の文字を表示させるようにすれば良い。ま
た、本実施の形態では、配達員が入力した部屋番号が、
EEPROM30に記憶されている部屋番号と一致しな
い場合に、MPU28がブザー40を制御して不一致を
示す音色の電子音を発生させる。そして、4回続けて不
一致の場合には、MPU28がLCDパネル24を制御
してLCDパネル24に『Error』の文字を点灯表
示させ、1分間キー入力不可状態にする。
【0026】次に、宅配ボックス10に預け入れられた
宅配物品を受け取る場合について説明する。この場合、
キーユニット16のノブ20は『CLOSE』位置で回
動が規制されているので、扉14は開放されず閉じた状
態となっている。また、LCDパネル24には、部屋番
号と滞貨時間とが表示されている。受取人がLCDパネ
ル24上で、又は配達伝票等で自分に着荷があったこと
を確認すると、その宅配ボックス10のテンキーボタン
32を操作して自分の暗証番号を入力する。暗証番号が
入力されると、MPU28がEEPROM30に記憶し
ている暗証番号を順次読み出し、テンキーボタン32か
ら入力された暗証番号と照合する。そして、両方の番号
が一致すると、MPU28が電子ロック装置19を制御
してノブ20の回動規制を解除すると共に、ブザー40
を制御して暗証番号が一致したことを示す電子音を発生
させ、更に、LCDパネル24を制御してLCDパネル
24に『OPEN』の文字を点滅表示させる。この後
に、受取人がノブ20を『OPEN』位置に回動して扉
14を解錠することにより、宅配ボックス10から宅配
物品を受け取ることができる。なお、LCDパネル24
に表示されていた部屋番号と滞貨時間は、扉14が解錠
された時に消去される。そして、LCDパネル24に
は、宅配ボックス10が空であることを示す『−−−−
−−−−』の記号が点滅表示される。
【0027】以上説明したように、本実施の形態の宅配
ボックス10によれば、LCDパネル24に受取人の部
屋番号と滞貨時間とを表示させて受取人に着荷を知らせ
るようにしたので、宅配物品の長期の滞貨を防止するこ
とができる。また、外部から宅配ボックスの滞貨時間を
把握することができるので、例えば、滞貨時間が長期に
及んだ宅配ボックス10の扉14をマスタキーで解錠し
て、宅配ボックス10に収納されている宅配物品を取り
出せば、宅配ボックス10を円滑に共同使用することが
できる。更に、悪戯で扉14がロックされた場合でも、
容易にその扉を解錠することができる。即ち、LCDパ
ネル24には、悪戯で入力した部屋番号が表示されてい
るため、その部屋番号の住人に依頼さえすれば、扉14
を容易に解錠することができる。したがって、管理会社
や管理人への連絡や長時間の待機という煩わしさや不便
を無くすことができる。また、前記宅配ボックス10
は、扉14が電子ロック装置19でロックされた時にタ
イマ38による計時が開始されるので、滞貨時間が明瞭
になる。
【0028】次に、暗証番号の登録、消去方法について
説明する。まず、暗証番号を登録する場合には、キーパ
ネル22のメモリボタン36を例えば3秒間押すと、登
録モードに切り換えられたことを示す『EEEEEEE
E』の文字がLCDパネル24に表示される。そして、
テンキーボタン32で部屋番号を最初に押した後、登録
する暗証番号を押す。この番号は、LCDパネル24に
表示される。そして、番号入力後にメモリボタン36を
3秒間押すと、ブザー40から電子音が発生し、その暗
証番号がEEPROM30に記憶されたことを知らせ
る。以上の操作で暗証番号を登録することができる。な
お、EEPROM30にその部屋番号の暗証番号が予め
記憶されている場合には、新たな暗証番号は記憶され
ず、旧暗証番号が存在することを示す『DOUBLE』
文字がLCDパネル24に表示される。
【0029】次に、暗証番号を消去する場合には、キー
パネル22のクリアボタン34を例えば3秒間押すと、
消去モードに切り換えられたことを示す『CCCCCC
CC』の文字がLCDパネル24に表示される。そし
て、テンキーボタン32で部屋番号を最初に押した後、
消去する暗証番号を押す。この番号は、LCDパネル2
4に表示される。そして、番号入力後にクリアボタン3
4を3秒間押すと、ブザー40から電子音が発生し、暗
証番号がEEPROM30から消去されたことを知らせ
る。以上の操作で暗証番号を消去することができる。な
お、消去する暗証番号がEEPROM30に記憶されて
いる暗証番号と一致しない場合には、その暗証番号は消
去されず、暗証番号が不一致であることを示す『Err
or』文字がLCDパネル24に表示される。
【0030】本実施の形態は、記憶手段としてEEPR
OM30を適用することにより、暗証番号の登録、消去
ができるので、住人の転居があった場合でも対応するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の宅配ボック
スによれば、宅配ボックスのキーユニットに表示手段を
設け、この表示手段にタイマで計時された滞貨時間と受
取人の部屋番号とを表示させることにより、受取人に着
荷を知らせるようにしたので、宅配物品の長期の滞貨を
防止することができる。
【0032】また、本発明は、受取人の部屋番号で宅配
ボックスの扉をロックするようにし、その部屋番号を表
示手段に表示するようにしたので、悪戯で扉がロックさ
れた場合でも、容易にその扉を解錠することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る宅配ボックスの全体斜
視図
【図2】宅配ボックスに設けられた電子キーユニットの
正面図
【図3】図2に示した電子キーユニットの制御系を示す
ブロック図
【図4】図2に示した電子キーユニットのLCDパネル
に表示された部屋番号と滞貨時間とを示す説明図
【符号の説明】
10…宅配ボックス 14…扉 16…電子キーユニット 19…電子ロック装置 20…ノブ 22…キーパネル 24…LCDパネル 28…MPU 30…EEPROM 38…タイマ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンション等の共同住宅に設置される宅配
    ボックスにおいて、 前記共同住宅の部屋番号を入力する番号入力手段と、 前記宅配ボックスに収納された宅配物品の滞貨時間を計
    時するタイマと、 前記番号入力手段で入力された部屋番号と、前記タイマ
    で計時された滞貨時間とを表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする宅配ボックス。
  2. 【請求項2】マンション等の共同住宅に設置される宅配
    ボックスの扉に、該扉を施錠/解錠するキーユニットが
    設けられた宅配ボックスにおいて、 前記キーユニットは、 前記宅配ボックスの扉をロックするロック手段と、 部屋番号と暗証番号とを入力する番号入力手段と、 部屋番号と暗証番号とを記憶する記憶手段と、 前記番号入力手段から入力された部屋番号と前記記憶手
    段に記憶された部屋番号とを照合し、一致した時に前記
    ロック手段を制御して扉をロックすると共に、前記番号
    入力手段から入力された暗証番号と前記記憶手段に記憶
    された暗証番号とを照合し、一致した時に前記ロック手
    段を制御して扉のロックを解除する制御手段と、 前記宅配ボックスに収納された宅配物品の滞貨時間を計
    時するタイマと、 前記タイマで計時された滞貨時間と、前記番号入力手段
    で入力された部屋番号とを表示する表示手段と、 を備えたことを特徴とする宅配ボックス。
  3. 【請求項3】前記タイマは、前記扉がロックされた時に
    計時が開始されることを特徴とする請求項2記載の宅配
    ボックス。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、電気的消去書き込み可能
    な読み出し専用の記憶手段であり、前記暗証番号を変更
    可能としたことを特徴とする請求項2記載の宅配ボック
    ス。
JP30161997A 1997-11-04 1997-11-04 宅配ボックス Pending JPH11128057A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30161997A JPH11128057A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 宅配ボックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30161997A JPH11128057A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 宅配ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11128057A true JPH11128057A (ja) 1999-05-18

Family

ID=17899134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30161997A Pending JPH11128057A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 宅配ボックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11128057A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102793455A (zh) * 2012-08-20 2012-11-28 李良杰 自动短信提醒信箱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102793455A (zh) * 2012-08-20 2012-11-28 李良杰 自动短信提醒信箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6570488B2 (en) Locking mechanism for use with one-time access code
US8509944B1 (en) Self-storage kiosk
US20060181392A1 (en) Method and apparatus for accessing safe deposit box
JPH0625992B2 (ja) 配達物等の発着共用ロッカ−
JPS62281100A (ja) 品物の一時保管方法及び装置
JP3318094B2 (ja) 暗証番号入力式貸しロッカーシステム及び装置
JP3261293B2 (ja) 共同利用宅配受け取り装置
JPH09282531A (ja) ロッカーシステム
JPH11128057A (ja) 宅配ボックス
JPH11146829A (ja) 取次兼用宅配ボックス
JPH0598857A (ja) 共同ロツカー装置
JP2000197557A (ja) 宅配ボックス装置の作動制御方法
JP2641135B2 (ja) 共用ロッカーのデータ入力方法
JP2826732B2 (ja) ロッカー
JPS63236878A (ja) ロツカ−管理システム
JP2002121943A (ja) カード式金銭ロッカー
JP2001349111A (ja) コインロッカー・システム
JP2589581B2 (ja) 集合住宅用ロッカー
JPH1059487A (ja) 宅配ロッカー
JP2575841B2 (ja) 宅配用ロッカー
JP3061878B2 (ja) 共同ロッカーのボックスローテーション装置
JPH0639392Y2 (ja) 無人用荷物の受け渡し装置
JPH05112392A (ja) 荷物自動受渡し装置
JPS6142095A (ja) 暗証開閉形コインロツカ−
JPS58120971A (ja) ホテル等における入室制御方法