JP3318094B2 - 暗証番号入力式貸しロッカーシステム及び装置 - Google Patents

暗証番号入力式貸しロッカーシステム及び装置

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JP3318094B2
JP3318094B2 JP01612394A JP1612394A JP3318094B2 JP 3318094 B2 JP3318094 B2 JP 3318094B2 JP 01612394 A JP01612394 A JP 01612394A JP 1612394 A JP1612394 A JP 1612394A JP 3318094 B2 JP3318094 B2 JP 3318094B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は暗証番号入力式貸しロッ
カーシステムに係り、特に、利用者が設定した暗証番号
を記憶し、利用者が入力した番号と暗証番号とが一致し
たとき解錠動作を行う暗証番号入力式の貸しロッカー装
置を多数設け、これらの多数の貸しロッカー装置を管理
人による管理の下で多数の人に例えば1日のような短期
間貸し出すのに適した暗証番号入力式の貸しロッカーシ
ステム及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のシステムはスキー場やゴルフ場
などのスポーツ施設の貸しロッカーシステムに適用され
ている。このシステムでは、ロッカー管理者がいるフロ
ントに管理装置が設置され、ロッカー管理者が利用者に
所定のロッカー装置をその番号を指定して貸し出すと共
に、管理装置において当該ロッカー装置を貸し出したこ
とを入力すると、このことが多数のロッカー装置を設置
したロッカー室に通信ラインを介して伝達され、このこ
とによって、ロッカー室において利用者が当該ロッカー
装置について暗証番号を設定するための入力操作をする
ことができるようになり、一度暗証番号を設定すると、
以後この暗証番号を入力しないと解錠できないようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のシステムでは、フロントの管理装置は、一度貸出した
ロッカーのその後の空き状態を管理するようになってい
ないため、毎日の営業終了時に全ロッカが空き状態にな
ったと判断するしかなかった。このため、営業終了時刻
以前に客が料金精算を行い不使用状態となっているロッ
カー装置があっても、営業終了時刻以前には清掃及び点
検作業に取りかかることができず、営業終了と同時に全
部のロッカー装置に対して集中的に作業を行わなければ
ならないからメンテナンスのための人員配置及び作業効
率上甚だ不都合であった。
【0004】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、管理装置においてロッカー装置の使用終了を入力
し、使用を終了し不使用状態となったロッカー装置を任
意時点で第三者に知らせることができるようにし、使用
済みとなって空いたロッカー装置から逐次清掃及び点検
作業に取りかかることができ、人員配置及び作業効率の
向上を図ることを可能にした暗証番号入力式貸しロッカ
ーシステムを提供することを目的としている。
【0005】また本発明は、上述した従来の問題点に鑑
み、使用を終了し不使用状態となったとき、任意時点で
第3者に知らせることができるようにし、空いたものか
ら逐次清掃及び点検作業に取りかかることができ、人員
配置及び作業効率の向上を図ることを可能にした暗証番
号入力式貸しロッカー装置を提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成された暗証番号入力式貸しロッカーシス
テムは、図1の基本構成図に示すように、キー操作手段
121aと、暗証番号を格納した暗証番号格納手段12
4と、前記キー操作手段121aにより入力した番号と
前記暗証番号格納手段124に格納している暗証番号と
を比較する比較手段122aとを有し、該比較手段12
2aが両者の一致によりロッカー扉に設けた電気錠13
を解錠する解錠信号を出力する複数のロッカー装置1
と、これらの複数のロッカー装置1と通信ラインLを介
して接続されその管理を行う管理装置3とを備え、前記
管理装置3が、前記複数のロッカー装置1の貸し出し状
況を管理すると共に、貸し出されていないロッカー装置
1のなかから選択したロッカー装置1に宛て貸し出し許
可信号を出力し、かつ、前記ロッカー装置1が前記貸し
出し許可信号の受信に応じて前記キー操作手段121a
により入力した番号を前記暗証番号として前記暗証番号
格納手段124に書き込む書込手段122bを有する暗
証番号入力式貸しロッカーシステムにおいて、前記管理
装置3が、貸し出し中のロッカー装置1のなかの使用を
終了したロッカー装置1に宛て使用終了信号を出力し、
前記ロッカー装置1が、前記使用終了信号の受信に応じ
てロッカー装置1の使用を終了し使用済みとなったこと
を示す表示を行う表示手段121bを有することを特徴
としている。
【0007】上記目的を達成するため本発明により成さ
れた暗証番号入力式貸しロッカー装置は、図1の基本構
成図に示すように、キー操作手段121aと、暗証番号
を格納した暗証番号格納手段124と、前記キー操作手
段121aにより入力した番号と前記暗証番号格納手段
124に格納している暗証番号とを比較し、両者の一致
によりロッカー扉に設けた電気錠13を解錠する解錠信
号を出力する比較手段122aと、外部から貸し出し許
可信号を受信する許可信号受信手段123aと、該許可
信号受信手段123aによる前記貸し出し許可信号の受
信に応じて前記キー操作手段121aにより入力した番
号を前記暗証番号として前記暗証番号格納手段124に
書き込む書込手段122bとを有する暗証番号入力式貸
しロッカー装置において、外部から使用終了信号を受信
する終了信号受信手段123bと、該終了信号受信手段
123bによる前記使用終了信号の受信に応じて使用を
終了し使用済みとなったことを示す表示を行う表示手段
121bを有することを特徴としている。
【0008】
【作用】上記システム構成によれば、管理装置3が貸し
出し中のロッカー装置1のなかの使用を終了し使用済み
となったロッカー装置1に宛て使用終了信号を出力し、
ロッカー装置1の表示手段121bが、この使用終了信
号の受信に応じてロッカー装置1の使用を終了し使用済
みとなったことを示す表示を行うようになっているの
で、営業終了時刻以前であっても、客がチェックアウト
して使用を終了し使用済みとなったロッカー装置1に宛
て使用終了信号を管理装置3に出力させることで、ロッ
カー装置1においてその時点で自身が使用済みとなって
空き状態にあることの表示が行われる。
【0009】従って、多数のロッカー装置のうち使用中
のロッカー装置と空き状態の使用済みロッカー装置とを
容易に識別し、作業者がこの表示が行われているロッカ
ー装置1を例えばマスターキーによって開けることで、
使用済みとなって空き状態となったものから逐次清掃及
び点検作業に取りかかることができる。
【0010】上記装置構成によれば、ロッカー装置の表
示手段121bが、使用終了信号の受信に応じてその使
用が終了し使用済みとなったことを示す表示を行うよう
になっているので、営業終了時刻以前であっても、客が
チェックアウトして使用を終了し使用済みとなったとき
には、使用を終了したことを示す使用終了信号を受信さ
せることで、ロッカー装置1においてその時点で自身が
使用済みとなって空き状態にあることの表示が行われ
る。
【0011】従って、作業者がこの表示が行われている
ロッカー装置1を例えばマスターキーによって開けるこ
とで、使用済みとなって空き状態となったものから逐次
清掃及び点検作業に取りかかることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は例えばゴルフ場に適用した本発明による暗
証番号入力式貸しロッカーシステムの一実施例を示すブ
ロック図である。同図において、システムはキー操作に
よって暗証番号の設定と暗証番号の入力による解錠とを
行える暗証番号入力式の複数のロッカー装置1と、フロ
ントに設置されロッカー管理者の操作により利用者に貸
し出しロッカー装置のロッカー番号を印字したチケット
2の発行などを行う管理装置3と、通信ラインLを介し
てロッカー装置1と管理装置2との間でデータ通信を行
うロッカーコントロール装置4とからなっている。管理
装置3は、パーソナルコンピュータ(PC)31とこの
PC31によって制御されるチケット印刷装置32とで
構成されている。
【0013】管理装置3においては、管理者がPC31
のCRT画面を見て空きロッカー装置を知り、PC31
のキーボードにより利用者を特定する情報や、利用者に
貸し出すロッカー装置のロッカー番号などを入力するこ
とで、チケット印刷装置32が貸し出すロッカー番号を
印刷したチケットを発行する。また、上記貸し出しロッ
カー番号などの入力に応じて管理装置3は通信ラインL
を介してロッカーコントロール装置4に対して通信を行
い、利用者情報や貸し出しロッカー番号などの情報を伝
達する。
【0014】ロッカー装置1には、ロッカー扉11の裏
側に、マイクロコンピュータなどから構成された制御装
置12と、該制御装置12からの制御信号に基づいてロ
ッカー扉11を施解錠するためのソレノイドなどを内蔵
する電気錠13と、ロッカー扉11の開閉状態を検出す
るための扉開閉検出スイッチ14とがそれぞれ取り付け
られ、ロッカー扉11の表側に、制御装置12のキー操
作兼表示部121、ロッカー番号を記した銘板15、把
手16及びマスターキー挿入孔17が配設されている。
なお、電気錠13及び扉開閉検出スイッチ14は制御装
置12に接続されている。
【0015】図3はロッカー装置1の回路構成を示し、
同図において、制御装置12は、上記キー操作兼表示部
121の他に、制御用マイクロコンピュータ(CPU)
122、通信用マイクロコンピュータ(CPU)123
を有する。CPU122及び123はROMとRAMを
内蔵し、ROMに格納された制御プログラムに従って動
作する。制御用CPU122には、電気錠13、扉開閉
検出スイッチ14、キー操作手段としてのタッチパネル
121a及び表示手段としての液晶表示器(LCD)1
21bからなるキー操作兼表示部121、E2 PROM
などからなり記憶した暗証番号をバックアップ電源なし
に保持する暗証番号格納手段としての不揮発メモリ12
4がそれぞれ接続されている。
【0016】通信用CPU123は、外部から貸し出し
許可信号を受信する許可信号受信手段123aと、外部
から使用終了信号を受信する終了信号受信手段123b
として働き、これには、ロッカー番号及びロッカーアド
レスを設定するディップスイッチなどからなるアドレス
設定器125、及び通信ラインLを介して図示しないロ
ッカーコントロール装置、管理装置が接続されている。
【0017】キー操作兼表示部121は、LCD121
bに図4(a)〜(c)、図5(a)〜(c)及び図6
(a)〜(d)に示すような表示を行うことによって、
テンキー121cと、テンキー121cにより入力した
番号を訂正するときに操作する訂正キー121dと、確
認を行うための確認キー121eと、操作の開始を指示
するためのスタートキー121fとを構成する。
【0018】以上の構成により、管理装置3のチケット
印刷装置32で発行されたチケット2を受け取った利用
者はチケット2を持ってロッカー装置1が設置されてい
るロッカー室に行き、チケット2に印刷されている番号
のロッカー装置1を探し出す。貸し出されたロッカー装
置1は、管理者が管理装置3におけるPC31のキーボ
ード操作により貸し出し指令を入力することによって、
これが当該ロッカー装置1に伝送される。この貸し出し
指令を通信用CPU123を介して受け取った制御用C
PU122は電気錠13を解錠させる解錠信号を電気錠
13に対して出力すると共に、キー操作兼表示部121
に、図4(a)に示すように、利用者の氏名、スタート
の予約時間、コース名とIN・OUTの別の他、「ロッ
カーの扉を開けて下さい。」というメッセージ表示を行
わせる。
【0019】このメッセージに従って利用者が貸し出さ
れたロッカー装置1の扉11を開けると、制御用CPU
122はこれを扉開閉検出スイッチ14により検出して
キー操作兼表示部121に、図4(b)に示すように、
氏名と「扉を閉めて下さい。」というメッセージ表示を
行わせる。利用者がロッカー装置内に荷物を入れて扉を
閉めると、制御用CPU122はこれを扉開閉検出スイ
ッチ14により検出してキー操作兼表示部121に、図
4(c)に示したように、「暗証番号4桁を押して下さ
い。」というメッセージ表示の他、テンキー121c及
び訂正キー121dの表示、及び入力した桁を示す桁表
示を行わせる。
【0020】図4(c)の表示が行われているときに、
利用者が一定時間を経過しても4桁の暗証番号の入力が
行われないときには、制御用CPU122はキー操作兼
表示部121の表示を上記図4(a)の表示に戻す。4
桁の暗証番号の入力が終わると、制御用CPU122は
次にキー操作兼表示部121に、図5(a)に示すよう
に、「番号が正しければ確認を正しくなければ訂正を押
して下さい。」というメッセージ表示、訂正キー121
d、確認キー121eの他、「お客様の暗証番号123
4」という入力した暗証番号の案内表示を行わせる。
【0021】図5(a)の表示が行われているときに、
訂正キー121dの操作が行われると、制御CPU12
2はキー操作兼表示部121の表示を上記図4(c)の
表示に戻す。また、確認キー121eの操作が行われる
と、制御用CPU122は扉開閉検出スイッチ14によ
り扉11の閉を確認して電気錠13を施錠させる施錠信
号を出力すると共に、利用者が設定した暗証番号を不揮
発メモリ124に格納させる。そして、制御用CPU1
22はキー操作兼表示部121に、図5(b)に示すよ
うに、扉11を施錠したことを知らせる「CLOSE
D」及び「施錠されました。」という表示を行わせる。
【0022】またこのとき、制御用CPU122が扉開
閉検出スイッチ14により扉11が閉じていないことを
検出すると、キー操作兼表示部121に、図5(c)に
示すように、「扉を閉じて下さい。」というメッセージ
表示を行わせる。このメッセージに応じて利用者が扉1
1を閉じ、制御用CPU122がこれを扉開閉検出スイ
ッチ14により検出すると、電気錠13を施錠させる施
錠信号を出力すると共に、キー操作兼表示部121に、
上記図5(b)の表示を行わせる。なお、上記図5
(a)の表示の状態で、一定時間を過ぎても何らのキー
操作も行わないときには、制御用CPU122は扉開閉
検出スイッチ14により扉11の閉を確認して電気錠1
3を施錠させる施錠信号を出力すると共に、キー操作兼
表示部121に、上記図5(b)の表示を行わせる。
【0023】以上により、ロッカー装置への荷物の収納
と暗証番号の設定入力とが終了すると、制御用CPU1
22は、キー操作兼表示部121に、図6(a)に示す
ような表示を行わせるようになる。すなわち、制御用C
PU122は、キー操作兼表示部121に、利用者の氏
名、スタートの予約時間、コース名とIN・OUTの
別、暗証番号の入力開始を入力するためのスタートキー
121fの他、「スタートボタンを押して下さい。」と
いうメッセージ表示を行わせる。このような表示状態に
おいて、利用者が新たに荷物をロッカー装置に入れた
り、或いは入れた荷物を出すことが生じたとには、スタ
ートキー121fを押せばよい。
【0024】利用者がスタートキー121fを押圧操作
したことを制御用CPU122が検出すると、キー操作
兼表示部121に、図4(c)に示したと同じ表示を行
わせる。利用者が既に設定した4桁の暗証番号をメッセ
ージに従ってテンキー121cにより入力すると、制御
用CPU122はこの入力した暗証番号と、不揮発メモ
リ124に格納されている暗証番号とを比較し、両者が
一致しているかどうかを判断する。両者が一致したとき
には、制御用CPU122は電気錠13を解錠させる解
錠信号を電気錠13に対して出力すると共に、キー操作
兼表示部121に、図6(b)に示すように、扉11を
解錠されたことを知らせる「OPEN」及び「扉を開け
て下さい。」という表示を行わせる。なお、上記図4
(c)の表示の状態で、一定時間を過ぎても何らのキー
操作も行わないときには、制御用CPU122は、キー
操作兼表示部121の表示を図6(a)の表示に戻す。
【0025】利用者が設定した暗証番号と一致しない番
号を入力したときには、制御用CPU122は、キー操
作兼表示部121に、図6(c)に示すように、「暗証
番号が、違います。もう一度、入力し直して下さい。」
というメッセージ表示を例えば3秒行わせてから、図4
(c)の表示に戻す。そして、連続して4回不一致が生
じると、制御用CPU122は、キー操作兼表示部12
1に、図6(d)に示すように、「暗証番号の入力受付
を、中止致しました。」という表示を例えば1分間行わ
せた後、図4(c)の表示に戻す。
【0026】また、図6(b)の表示を行わせている状
態において、制御用CPU122が扉開閉検出スイッチ
14により利用者が扉11を開けたことを検出すると、
キー操作兼表示部121に、「扉を開けて下さい。」と
いうメッセージを「扉を閉じて下さい。」に変更した表
示を行わせる。そして、このメッセージに従って利用者
が扉を閉じたことを扉開閉検出スイッチ14により制御
用CPU122が検出すると、図5(b)に示す表示を
一度行わせてから、上記図6(a)の表示に戻す。
【0027】ところで、利用者がプレーを終了してフロ
ントで会計の精算を行った場合、その後ロッカー装置1
を再度利用することがない。このことに着目し、管理者
が管理装置3におけるPC31のキーボード操作によ
り、会計の精算が終わったことを入力すると、当該ロッ
カー装置についての利用が終了したと判断し、PC31
は当該ロッカー装置に宛てて精算コマンドを通信ライン
Lを介してロッカーコントロール装置4に送出する。こ
の精算コマンドは最終的には当該ロッカー装置の通信用
CPU123を介して制御用CPU122に伝送され、
これに応じて制御用CPU122は、キー操作兼表示部
121の図6(a)に示すような表示の全てを消し、そ
の代わりに「ロッカーの使用を終了致しました。」とい
うメッセージ表示を行わせる。
【0028】よって、この表示を見た作業者がマスター
キーにより解錠し、扉11を開けるて掃除やメンテナン
ス作業を行うことができる。なお、作業を終えて扉を閉
じると、制御用CPU122は扉開閉検出スイッチ14
によりこれを検出し、キー操作兼表示部121のLCD
の表示を消すと共に、そのバックライトを消灯させる。
この状態は、当該ロッカー装置が例えば次の日に利用者
に対してフロントにおいて貸し出されるまで保持され
る。
【0029】なお、図6(a)及び(b)中のメッセー
ジは、1〜2行の各種メッセージに変えることができ
る。また、管理装置3におけるPC31のキーボードの
操作により、ロッカー装置でのテンキー受付を禁止する
コマンドを送出させ、キー操作兼表示部121に「ただ
今の時間ロッカーは使用できません。ご使用の場合に
は、ロッカー受付までお願いします。」というメッセー
ジ表示を行わせることもできる。更に、管理装置3にお
けるPC31のキーボードの操作により、テンキー受付
禁止状態を解除し、ロッカー装置でのテンキー受付を許
可するコマンドを送出させ、キー操作兼表示部121の
表示を図6(a)に示すような表示に戻すようにもでき
る。
【0030】以上概略説明したロッカー装置1の動作の
詳細を、制御用CPU122が予め定めた制御プログラ
ムに従って行う処理を示す図7のフローチャートを参照
して以下説明する。制御用CPU122は電源の投入に
よって動作を開始し、その最初のステップS1におい
て、管理装置3から通信ラインL、ロッカーコントロー
ル装置4及び通信用CPU123を介して入力する貸し
出し指令(コマンド)を受信するのを待つ。許可信号と
しての貸し出しコマンドを受信してステップS1の判定
がYESになるとステップS2に進み、ここで扉11が
開するのを扉開閉検出スイッチ14を監視することによ
り待つ。
【0031】扉開閉検出スイッチ14により扉が開した
ことを検出してステップS2の判定がYESになるとス
テップS3に進み、ここで扉11が閉するのを扉開閉検
出スイッチ14を監視することにより待つ。扉開閉検出
スイッチ14により扉が閉したことを検出してステップ
S3の判定がYESになるとステップS4に進み、ここ
でキー操作兼表示部121からテンキーの操作により4
桁の番号、すなわち、設定する暗証番号が入力されるの
を待つ。
【0032】設定する4桁の暗証番号が入力されてステ
ップS4の判定がYESになるとステップS5に進み、
ここでキー操作兼表示部121から確認キーの操作によ
る確認入力を待つ。確認入力があってステップS5の判
定がYESになるとステップS6に進んで扉が閉してい
るか否かを判定し、このステップS6の判定がYESの
ときにはステップS7に進んで施錠信号を電気錠13に
対して出力すると共に、4桁の設定された暗証番号を不
揮発メモリ124に書き込み格納してからステップS8
に進む。
【0033】ステップS8においては、管理装置3から
通信ラインL、ロッカーコントロール装置4及び通信用
CPU123を介して精算コマンドを受信したか否かを
判定し、この判定がNOのときにはステップS9に進
む。ステップS9においては、キー操作兼表示部121
からスタートキーの操作により暗証番号の入力開始を示
す入力があるか否かを判定し、このステップS9の判定
がNOのときには上記ステップS8に戻り、ステップS
8又はS9の一方の判定がYESになるのを待つ。
【0034】キー操作兼表示部121からスタートキー
の操作により暗証番号の入力開始を示す入力があってス
テップS9の判定がYESになるとステップS10に進
み、ここでキー操作兼表示部121からテンキーの操作
により4桁の番号が入力されるのを待つ。キー操作兼表
示部121から4桁の番号の入力がありステップS10
の判定がYESになるとステップS11に進み、入力さ
れた4桁の番号と不揮発メモリ124に格納している暗
証番号とを比較し、両者が一致しているか否かを判定す
る。ステップS11の判定がYESのときにはステップ
S12に進んで解錠信号を電気錠13に対して出力して
からステップS13に進み、判定がNOのときには上記
ステップS8に戻る。
【0035】ステップS13においては、扉11が開す
るのを扉開閉検出スイッチ14を監視することにより待
つ。扉開閉検出スイッチ14により扉が開したことを検
出してステップS13の判定がYESになるとステップ
S14に進み、ここで扉11が閉するのを扉開閉検出ス
イッチ14を監視することにより待つ。扉開閉検出スイ
ッチ14により扉が閉したことを検出してステップS1
4の判定がYESになるとステップS15に進み、ここ
で施錠信号を電気錠13に対して出力してから上記ステ
ップS8に戻る。
【0036】ロッカー装置が管理装置3から通信ライン
L、ロッカーコントロール装置4及び通信用CPU12
3を介して精算コマンドを受信し、ステップS8の判定
がYESになるとステップS16に進み、ここでマスタ
ーキー挿入孔17にマスターキーを挿入して解錠してか
ら扉11が開されるのを扉開閉検出スイッチ14を監視
することにより待つ。扉開閉検出スイッチ14により扉
が開したことを検出してステップS16の判定がYES
になるとステップS17に進む。ステップS17におい
ては、扉を開いて清掃やメンテナンスを終えて作業者が
扉を閉じることを扉開閉検出スイッチ14を監視するこ
とにより待つ。
【0037】扉開閉検出スイッチ14により扉が閉した
ことを検出してステップS17の判定がYESになると
ステップS18に進んでキー操作兼表示部121の表示
を消す。その後ステップS19に進んで上記ステップS
7において不揮発メモリ124に格納した暗証番号を消
去してから上記ステップS1に戻り、管理装置3から通
信ラインL、ロッカーコントロール装置4及び通信用C
PU123を介して入力する貸し出し指令(コマンド)
を受信するのを待つ。
【0038】図7のフローチャートに基づいて行った説
明から明らかなように、制御用CPU122は、ステッ
プS11の実行により、キー操作兼表示部121のタッ
チパネル121aにより入力した番号と不揮発メモリ1
24に格納している暗証番号とを比較する比較手段12
2aとして働き、両者の一致によりロッカー扉に設けた
電気錠13を解錠する解錠信号を出力する。また、ステ
ップS7の実行により、貸し出し許可信号の受信に応じ
てキー操作兼表示部121のタッチパネル121aによ
り入力した番号を暗証番号として不揮発メモリ124に
書き込む書込手段122bとして働く。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
数のロッカー装置のうち使用中のロッカー装置と空き状
態の使用済みロッカー装置とを容易に識別し、作業者が
この表示が行われているロッカー装置を例えばマスター
キーによって開けることで、空き状態となったものから
逐次清掃及び点検作業に取りかかることができるので、
毎日の営業終了とほぼ同時に全部のロッカ−に対する
掃及び点検作業も終了することになり、ロッカ−室のメ
ンテナンス担当人員の運用効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による暗証番号入力式貸しロッカーシス
テム及び装置の基本構成を示す図である。
【図2】本発明による暗証番号入力式貸しロッカーシス
テムの全体の概略構成を示す図である。
【図3】図2中のロッカー装置の回路構成を示す図であ
る。
【図4】図3中のキー操作兼表示部に行われる表示の一
例を示す図である。
【図5】図3中のキー操作兼表示部に行われる表示の他
の例を示す図である。
【図6】図3中のキー操作兼表示部に行われる表示の更
に他の例を示す図である。
【図7】図3中の制御用CPUが行う処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 ロッカー装置 121a キー操作手段(タッチパネル) 121b 表示手段(液晶表示器) 122a 比較手段(制御用CPU) 122b 書込手段(制御用CPU) 123a 許可信号受信手段(通信用CPU) 123b 終了信号受信手段(通信用CPU) 124 暗証番号格納手段(不揮発メモリ) 13 電気錠 L 通信ライン 3 管理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 17/12 B65D 91/00 E05B 49/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キー操作手段と、暗証番号を格納した暗
    証番号格納手段と、前記キー操作手段により入力した番
    号と前記暗証番号格納手段に格納している暗証番号とを
    比較する比較手段とを有し、該比較手段が両者の一致に
    よりロッカー扉に設けた電気錠を解錠する解錠信号を出
    力する複数のロッカー装置と、これらの複数のロッカー
    装置と通信ラインを介して接続されその管理を行う管理
    装置とを備え、前記管理装置が、複数のロッカー装置の
    貸し出し状況を管理すると共に、貸し出されていないロ
    ッカー装置のなかから選択したロッカー装置に宛て貸し
    出し許可信号を出力し、かつ、前記ロッカー装置が前記
    貸し出し許可信号の受信に応じて前記キー操作手段によ
    り入力した番号を前記暗証番号として前記暗証番号格納
    手段に書き込む書込手段を有する暗証番号入力式貸しロ
    ッカーシステムにおいて、 前記管理装置が、貸し出し中のロッカー装置のなかの使
    用を終了したロッカー装置に宛て使用終了信号を出力
    し、 前記ロッカー装置が、前記使用終了信号の受信に応じて
    ロッカー装置の使用を終了し使用済みとなったことを示
    す表示を行う表示手段を有することを特徴とする暗証番
    号入力式貸しロッカーシステム。
  2. 【請求項2】 キー操作手段と、暗証番号を格納した暗
    証番号格納手段と、前記キー操作手段により入力した番
    号と前記暗証番号格納手段に格納している暗証番号とを
    比較し、両者の一致によりロッカー扉に設けた電気錠を
    解錠する解錠信号を出力する比較手段と、外部から貸し
    出し許可信号を受信する許可信号受信手段と、該許可信
    号受信手段による前記貸し出し許可信号の受信に応じて
    前記キー操作手段により入力した番号を前記暗証番号と
    して前記暗証番号格納手段に書き込む書込手段とを有す
    る暗証番号入力式貸しロッカー装置において、 外部から使用終了信号を受信する終了信号受信手段と、 該終了信号受信手段による前記使用終了信号の受信に応
    じて使用を終了し使用済みとなったことを示す表示を行
    う表示手段を有することを特徴とする暗証番号入力式貸
    しロッカー装置。
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