JP2575841B2 - 宅配用ロッカー - Google Patents

宅配用ロッカー

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JP2575841B2 JP63236548A JP23654888A JP2575841B2 JP 2575841 B2 JP2575841 B2 JP 2575841B2 JP 63236548 A JP63236548 A JP 63236548A JP 23654888 A JP23654888 A JP 23654888A JP 2575841 B2 JP2575841 B2 JP 2575841B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、荷物の受け取り,引き渡しのできる宅配用
ロッカーに関し、電気錠の付いた1以上のロッカーを一
個の共通な操作部によって施錠、解錠する技術に関する
ものである。
〔従来の技術〕
最近の傾向として、日中は留守になる家庭が増え、宅
配業者からの荷物の受取や、クリーニング屋への洗濯物
の引き渡しや、宅配業者に荷物を依頼すること等が出来
ず問題になっていた。この解決を図るものとして、錠付
のロッカーを利用した宅配用ロッカーが利用されてい
る。
しかし、従来の宅配用のロッカーは、宅配業者等から
の荷物の受取にみの用いられ、逆に、家人から業者へ荷
物を引き渡すことはできなかった。その理由は、指定さ
れた業者と、それ以外の者との区別をすることが出来
ず、第三者が収容された荷物を持ち去るのを効果的に防
止できなかったためである。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記の事実に鑑みてなされたもので、荷物の
受取は勿論、家人が指定した業者に確実に荷物の引き渡
しのできる宅配用ロッカーを提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明の宅配用ロッカー
は、電気錠を有する宅配用ロッカーであって、電気錠の
施錠,解錠を制御する制御部と、該制御部に信号を入力
する操作部と、該操作部の指示により乱数を発生する乱
数発生器と、収納室内の荷物の有無を検知し上記制御部
に伝達する荷物検知手段と、扉の開閉を検知し上記制御
部に伝達する扉検知手段とからなり、上記操作部に暗証
番号、ロッカーが空のときにのみ解錠できる特定信号、
又は上記乱数発生器で指定される前記暗証番号とは異な
る依頼番号の何れかを入力することによって制御部が解
錠信号を発生する構成としている。
〔実施例〕
本発明の一実施例について、図面に基づいて説明す
る。
第1図は宅配用ロッカーの斜視図である。同図におい
て、1は本体で、上下2個のロッカー1aがある。2は扉
で、把手3の裏側にフック4が設けられ、電気錠5と係
合して施錠する。なお、電気錠5には、不図示であるが
扉2の開閉を検知する扉検知手段が設けられている。6
は非常用のシリンダ錠で、停電,故障の場合でもキー操
作によってロッカーを開けられるようにしている。7は
荷物検知手段で、ロッカー1a内に設けられた検知板を有
している。この上に荷物が置かれると荷物表示部として
の表示灯8を点灯し、この光が扉に設けられたランプレ
ンズ8aを透過して外部に荷物の存在を知らせる。9は操
作部で、テンキー等を有し、電気錠5に解錠信号を送
る。10は表示装置で、液晶表示パネル(LCD)からな
り、ロッカーの使用者に種々のメッセージを表示する。
11はプリンタで、荷物の受取や引き渡しの証明をするレ
シートを発行する。
第2図は操作部9の詳細を示す図である。操作部には
1〜9及び0のテンキーと“C",“受取",“依頼",“発
行”等のファンクションキーが設けられている。
第3図は、本発明のロッカーに使用されている錠装置
の制御系を示す概略ブロック図である。この制御系Hは
ロッカーの本体1内に収納されている。この制御系Hに
は、上述した操作部9、表示装置10、プリンタ11、電気
錠5、荷物検知手段7、荷物表示部8、扉検知手段14及
び、後述する乱数発生器12、モード切換スイッチ13と
が、制御部15を介して接続されて構成されている。第3
図は、ロッカーが1つの場合の図であるが、ロッカーが
複数の場合は、電気錠5、荷物表示部8、荷物検知部
7、扉検知部14もロッカーと同数設けられる。
本発明の宅配用ロッカーは、次の動作が可能である。
即ち、第1に、留守中に宅配業者等が荷物を収容する。
第2に、その荷物を家人が受け取る。第3に、家人の指
定した者だけが受け取ることができるように荷物を収容
する。第4に、その指定された者が荷物を引き取る。
以下第4図から第8図に示すフローチャートによって
各作用の説明をする。各図中に記載された(S○○)は
ステップ番号を示す。
第4図は、上記4つの動作に先立ってなされるもの
で、暗証番号の設定、時刻の設定、及び氏名,電話番号
等のプリントアウトをする動作を示すフローチャートで
ある。スタートの前に、制御部15のモード切換スイッチ
13をセットモードに切り換えておく。制御系Hは操作部
9の“2"及び“C"のキーが押されるのを待つ(S1)。
“2C"が押されると、表示装置10に予め記憶されている
氏名,電話番号が表示される(S2)。この状態でCキー
を押すと電話番号表示の次の桁に“*”を表示し、暗証
番号入力待ち状態になる。ここで操作部9より暗証番号
として4桁の数字を入力すると、順次その数字を表示
し、4桁入力された時点で暗証番号として設定記憶する
(S3)。
次に、操作部9で“3C"が押されるのを待つ。これが
押されると、表示装置10は年月日、時刻の設定待ちの状
態になる。テンキーの数字により西暦○○○○年○○月
○○日○○時○○分を順次入力する。1つのキー入力毎
に順次表示装置10にその数字を表示し、“分”のデータ
が入力された時点で設定記憶する。
次に、操作部9の“4C"が押されるのを待つ。これが
押されると、表示装置10にそれまで表示されていた表示
が消える。ここで、操作部9で暗証番号を入力し、第2
図に示す“発行”キーを押すと設定されている氏名,電
話番号,現在の年月日,時刻をプリントアウトする。入
力された暗証番号が不一致又は暗証番号が設定されてい
ない場合は、ブザー音により警告しキーが押されるのを
待つ。
次に、第5図のフローチャートによって留守中に宅配
業者等が届けにきた荷物を収容する場合の動作を説明す
る。この場合宅配業者は、先ず操作部9のファンクショ
ンキーである“受取”を押す(S31)。制御部15は、ロ
ッカーが空きであるか否か判断し(S32)、空きのロッ
カーがなければ、表示装置10に“荷物預かり中”の表示
をし、エラー音を鳴らし待機状態に戻る(S33)。空き
のロッカーがあれば、解錠する(S34)。この場合、両
方とも空きの場合は何れか一方のみを解錠する。即ち、
“受取”を押すことは、ロッカーが空のときにのみ解錠
できる特定信号を操作部9に入力することで、制御部15
は、電気錠5に対して解錠信号を出すことになる。
解錠後、30秒以内に扉が開かれない場合(S39)は、
施錠して(S40)待機状態に戻る。扉が開かれた後、荷
物が挿入されると、荷物検知手段7がオンされ(S3
6)、扉が閉められたら扉検知手段14が検知して(S3
7)、施錠する(S38)。扉が開かれた後、荷物が挿入さ
れないで扉が閉められた(扉が閉じた後、荷物検知手段
14がオフ状態)場合、その時点から30秒以内に再び扉が
開かれないときは、施錠して待機状態に戻る。この間に
扉が開かれるとS36〜S38の動作をする。 なおこの場
合、“受取”の代わりに、操作部9の一部として別個に
キーを設け、そのキー操作によって同様の信号を発生す
るようにしてもよい。その場合、荷物の配達ができるの
は、キーを有する者に限定できる。
荷物挿入後、表示装置10は受領証が必要か否かの質問
を表示する。30秒以内に“発行”キーを押すと、表示を
消灯してプリンタ11を作動し、受領証としてのレシート
の発行を行う。プリントアウト終了後、ブザーによる断
続音を数回鳴らし、待機状態に戻る。
次に第6図によって、その荷物を家人が受け取る場合
の動作を説明する。
家人は荷物の有無を荷物表示部8の点灯によって知
り、操作部に4桁の暗証番号を入力する(S61)。入力
した暗証番号が設定されている番号と一致していなけれ
ば、エラー音を鳴らして待機状態に戻る。暗証番号が一
致すれば、荷物の預けられているロッカーを解錠する
(S62)。両方のロッカーに荷物が預けられている場合
は、両方の荷物表示部8が点灯しているが、その場合は
タイミングを0.5秒程度ずらして、両方とも解錠する。
全てのロッカーに荷物が無い場合は解錠せず、荷物が入
っていないことを表示装置10に表示して、待機状態に戻
る。又、解錠後30秒以内に扉が開けられない場合には
(S67)、施錠して(S68)待機状態に戻る。扉が開かれ
(S63)荷物が取り出され(S64)た後、扉が閉じられた
ら(S65)、施錠する(S66)。扉が開かれた後、荷物が
取り出されない内に扉が閉められたら、その時点から30
秒以内は再び開くが、30秒以内に扉が開かれないときは
施錠して待機状態に戻る。施錠後に他のロッカーが解錠
している場合は、そのロッカーについても上記動作を行
う。
次に、第7図によって、家人が指定した者に受け取ら
せるように荷物を収容する場合の動作を説明する。
先ず、操作部9の“依頼”を押し(S91)、暗証番号
を入力する(S92)。暗証番号の入力が30秒以内にない
ときは待機状態に戻る(S99)。暗証番号が記憶したも
のと不一致の場合は、エラー音を鳴らしてやはり待機状
態に戻る。暗証番号が一致した場合は、乱数発生器12で
4桁の依頼番号(暗証番号とは異なる番号)を発生さ
せ、表示装置10に表示する(S93)。このとき前の依頼
番号が記憶されていれば、それをクリアする。尚、依頼
番号を暗証番号とは異なる番号としたのは、指定された
者が依頼番号を入力した場合に、引き渡すべき荷物の入
っていないロッカーまで解錠してしまうおそれがあるこ
と、及び荷物の受け取りを依頼した家人以外の家人が暗
証番号を入力した場合に、この家人が誤って指定された
者が受け取るべき荷物まで受け取ってしまうおそれを回
避するためである。次に、現在空きのロッカーを解錠す
る(S94)。その後(S95)から(S98)までは第5図で
説明した(S35)から(S38)までと同じである。
解錠後、30秒以内に扉が開かれない場合は(S100)、
依頼番号をクリアして(S101)施錠し(S102)、待機状
態に戻る。(S101)と(S102)は逆の順序にしてもよ
い。
扉が開かれた後、荷物が挿入され、扉が閉められたら
施錠する。このとき依頼番号はそのまま記憶される。扉
が開かれた後、荷物が挿入されないで扉が閉められた場
合、その時点から30秒以内に扉が開かれなければ施錠
し、依頼番号の記憶もクリアする。
このようにして依頼番号が決まったら、家人は電話等
によって指定した者に知らせておく。
次に、第8図によって、その指定された者が荷物を引
き取る場合の動作を説明する。
指定された者は、予め知らされた依頼番号を操作部9
に入力する(S121)。入力された依頼番号が設定されて
いる依頼番号と一致していない場合は、エラー音を鳴ら
して待機状態に戻る。依頼番号が一致していれば、引き
渡す荷物の入っているロッカーを解錠する。複数のロッ
カーに荷物が入っていても依頼番号が同じになることは
なく、該当するロッカーのみ解錠される。(S122)以降
は第6図の(S62)以降と同様で、荷物は指定された者
に渡される。
その後、表示装置10は依頼証が必要か否かの質問を表
示する。30秒以内に“発行”キーを押すと、表示を消灯
してプリンタを作動し、依頼証の発行を行う。プリント
アウト終了後、ブザーにより断続音を数回鳴らし、待機
状態に戻る。30秒以内に“発行”キーの入力がない場合
は、タイムアップ後に待機状態に戻る。待機状態に戻る
時点から10分間は、依頼番号を記憶し、10分後に自動的
にクリアする。但し、解錠→施錠したロッカーに該当す
る依頼番号のみクリアされる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の宅配用ロッカーは制御系
の操作部に暗証番号、ロッカーが空のときにのみ解錠で
きる特定信号、又は上記乱数発生器で指定される前記暗
証番号とは異なる依頼番号の何れかを入力することによ
って制御部が解錠信号を発生する構成としたので、留守
中に宅配業者等から荷物を受け取ることができるばかり
でなく、指定した者に間違いなく荷物を渡すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の宅配ロッカーの斜視図、 第2図は操作部の詳細を示す正面図、 第3図は宅配ロッカーの制御系のブロック図、 第4図はセットモード時の動作を示すフローチャート、 第5図は荷物受取の場合の動作を示すフローチャート、 第6図は荷物を取り出す場合の動作を示すフローチャー
ト、 第7図は指定者に荷物を渡すために収容する場合の動作
を示すフローチャート、 第8図は指定者が荷物を受取る場合の動作を示すフロー
チャートである。 1a……ロッカー、2……扉、5……電気錠、7……荷物
検知手段、8……荷物表示部、9……操作部、10……表
示装置、12……乱数発生器、14……扉検知手段、15……
制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気錠を有する宅配ロッカーであって、電
    気錠の施錠,解錠を制御する制御部と、該制御部に信号
    を入力する操作部と、該操作部の指示により乱数を発生
    する乱数発生器と、収納室内の荷物の有無を検知し上記
    制御部に伝達する荷物検知手段と、扉の開閉を検知し上
    記制御部に伝達する扉検知手段とからなり、上記操作部
    に暗証番号、ロッカーが空のときにのみ解錠できる特定
    信号、又は上記乱数発生器で指定される前記暗証番号と
    は異なる依頼番号の何れかを入力することによって制御
    部が解錠信号を発生することを特徴とする宅配用ロッカ
    ー。
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