JP2594436B2 - 共同ロッカー装置 - Google Patents

共同ロッカー装置

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JP2594436B2
JP2594436B2 JP62115850A JP11585087A JP2594436B2 JP 2594436 B2 JP2594436 B2 JP 2594436B2 JP 62115850 A JP62115850 A JP 62115850A JP 11585087 A JP11585087 A JP 11585087A JP 2594436 B2 JP2594436 B2 JP 2594436B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は共同ロッカー装置、更に詳しくは集合住宅等
で用いるのに好適なものであり、特に留守にしている居
住者が自己宛の荷物の収納を行なうための空ロッカーの
予約が安全に行なえるようにした共同ロッカー装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来より荷物を受渡す、例えば宅配便等の配達などに
際しては、居住者が在宅していれば良いものの、不在な
ときには、その受渡しができないこととなっていた。
通常はそのような場合、近くの居住者に預ってもらう
とか、あるいは管理人等が居るときには、その管理人等
に預ってもらうとかの手段をとっていた。
しかしながら、最近のいわゆる共稼ぎや、主婦のカル
チャー活動等の増加に伴ない、荷物を預けるべき居住者
が居ない場合もあり、せっかく運んで行った荷物を届け
ることができないことともなっていた。
そこで各居住者毎にそのような荷物を預けるロッカー
を設置することが行なわれていた。
しかしながら、各居住者ごとにロッカーを設置するこ
ととすると、ロッカーの設置個数が多くなり過ぎてしま
い、使用することがまれであるロッカーが多大となって
しまう欠点があった。
更には、各居住者ごとにロッカーを設置することがで
きた場合であっても、ここで使用されるロッカーは、通
常開放状態となっており、荷物を業者が収納した後にそ
の扉を閉めることにより、施錠されるようなものとなっ
ていた。従って、荷物の配達個数が1個であれば良いも
のの、2個、あるいは3個の配達があった時には、2個
目以降の荷物の収納が行なえないこととなっていた。
そこで次に考えられるのが、集合住宅などにおいて
は、各集合住宅で共用する共同ロッカーの設置というこ
とである。
このような共同ロッカーとしては、例えば、通常用い
られているようなコインロッカーのような形式も考えら
れるし、あるいは、前述したように荷物を収納した後
に、扉を閉めることによって施錠されるようなロッカー
も考えられる。
[発明が解決しようとする問題点] ただ、いずれの形式の共同ロッカーとした場合であっ
ても、このような共同ロッカーには下記のようなことが
要求されることとなっていた。
例えば、 どの居住者に対して配達された荷物であるのかという
ことを明確にすること。
収納されている荷物は安全に収納されていること。
配達されるべき居住者だけが、その荷物を取り出せる
こと。
誰に対しての荷物が何番のロッカーに収納されたのか
ということが記録できること。
空ロッカーがないときに配達されると、配達が行なえ
ないこととなるので、あらかじめ荷物の配達が予定され
るときに、あらかじめ空ロッカーの予約が行なえるこ
と。
等が要求されていた。
しかしながら、従来提供されていたような共同ロッカ
ーにあっては、前述したような諸機能を満たしているも
のがなく、およそ実用には適さないものとなっていた。
また更にこのような共同ロッカーにあっては、単に荷
物を収納し、その荷物を居住者が取り出せるだけでな
く、例えばあらかじめ荷物を配達してもらうロッカーボ
ックスを居住者が予約したり、その予約したロッカーボ
ックスに業者が荷物を配達したり、居住者が業者に引き
取ってもらうべき荷物をロッカーにあらかじめ預けてお
いたり、電話による荷物の着便照会が行えたり、あるい
は荷物が届いたことを電話で居住者に知らせることがで
きたりするような広範囲に渡って利用できるようなもの
が期待されていた。
そこで本発明は、このように多機能性を有する共同ロ
ッカーであって、特に空ロッカーがないときに配達され
ると、配達が行なえないこととなるので、あらかじめ荷
物の配達が予定されるときに、あらかじめ空ロッカーの
予約が行なえると共に、この予約したロッカーには居住
者が連絡した特定の業者のみしか荷物の配達が行なえな
いように形成して、空ロッカーの予約及びその予約され
たロッカーの使用が円滑に行なえるような共同ロッカー
装置を提供することを、その目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、施錠装置を備えるとともに内部に荷物セン
サーを設けた複数のロッカーから形成されたロッカー部
と、このロッカー部の開閉及び管理を制御する制御部か
らなり、 制御部には、 居住者に配布された登録カードを識別するカードリー
ダーと、 荷物を届ける居住者の住居番号、ボックス番号、暗証
番号、本人確認番号を入力するためのテンキーと、 荷物の入庫された居住番号を示すための居住番号表示
部、 テンキーの操作により番号を打ち込んだときに表示す
る数字表示部、 荷物を指定のロッカーに収納又は取出したことを記録
するプリンターによる記録手段とを設け、 配達業者等と居住者の荷物の受け渡しをこのロッカー
により無人でなし得るようにするために、 選択ボタンとして、配達業者用のお届け、予約お届け
を、居住者用のものとしては受取り、予約を、共通する
ものとして取り消しボタンを設け、 配達業者は、選択ボタンのお届けを押してから、居住
者の住居番号、ロッカー番号をテンキーにて押してロッ
カーを解錠してロッカー内に荷物を収納し、居住者は住
居番号表示部に自分の居住番号が点灯していることによ
り荷物の到着を知り、選択ボタンの受取りを押してから
登録カードをカードリーダーに差し込むことによりロッ
カーを解錠して荷物を取り出せるように構成し、居住者
が荷物のための空ロッカーを予約するためには選択ボタ
ンの予約を押してから登録カードなどによる本人確認手
段と配達業者に知らせる暗証番号入力手段により行い、
配達業者がロッカーに荷物を届ける場合には暗証番号の
入力を条件とするようにしたコンピュータコントローラ
を備えるようにすることによって、暗証番号をあらかじ
め知らされている配達業者からの荷物のみをロッカー内
部に収納可能として、いたずらあるいは間違い、更には
それらを原因とする種々のトラブルの発生を防止したも
のである。
[作用] このような、本発明に係る共同ロッカー装置におい
て、あらかじめ居住者が空ロッカーを予約する場合につ
いて説明する。
このようなときには、まず居住者が制御部を操作し
て、ロッカー予約である旨、居住者本人である旨、及び
暗証番号を入力することによって空ロッカーの予約を行
なうこととなる。
ここで居住者本人である旨の入力については、各居住
者が有している本人認識カードを制御部に挿入すること
か、あるいは部屋のキーとあらかじめ登録した本人番号
を制御部に入力するかして行なうものである。
またこのようにして空ロッカーの予約を行なった後
は、この空ロッカーに荷物を収納する配達業者に暗証番
号を居住者が知らせ、その暗証番号の配達業者による入
力がない場合にはロッカーが開かないようにすること
で、いたずらの防止が図れるものである。
[実施例] 以下、本発明の実施例を、図示例に従って説明する。
第1図は本発明に係る共同ロッカー装置の全体を示す
正面図であり、第2図はその共同ロッカー装置の操作部
等の詳細を示すための拡大正面図である。
第1図において、本発明に係る共同ロッカー装置は、
ロッカー部10と制御部20とから形成されている。
図示例におけるロッカー部10は、同一の大きさのロッ
カーボックス11を多数配列して形成してある。ただ例え
ばゴルフバック等を収納するための大型のロッカーボッ
クス等を設けることもできる。
なお詳細な説明は省略するが、ロッカー部10中の特定
のロッカーボックスを冷蔵用のロッカーあるいは温蔵用
のロッカーとすると、食品の冷蔵あるいは温蔵用として
用いることもできる。
またこの各ロッカーボックス11には、把手12と表示部
13とが設けてある。この把手12には、ロッカーボックス
11のボックス番号14が表してあると共に、停電時あるい
は故障時等にマスターキーによって解錠するための鍵孔
15が設けてある。また表示部13には、ロッカーボックス
11が使用されているときに点灯する使用ランプ16と、ロ
ッカーボックス11が空いているときに点灯する空ランプ
17と、ロッカーボックス11に荷物が収納されているとき
に点灯する荷ランプ18とが配されている。
制御部20は、ロッカー部10に連続して形成されてお
り、その前面に住居番号表示部30、選択部40、指示表示
部50、数字表示部65、カード挿入口70、テンキー部80、
コイン投入口90、コイン返却口92、キー挿入口93、プリ
ント部94が設けてある。
住居番号表示部30は、例えばこのロッカー装置を集合
住宅等に設置した場合に、どの住居宛の荷物がロッカー
ボックス11に収納されているのかということを表示する
ためのものであり、収納した荷物に対応する住居番号が
点灯するようになっている。
選択部40は、このロッカー装置に対してどのような操
作を行なわせようとしているのかということを選択する
部分であり、荷物の配達人が選択するお届けボタン41、
予約お届けボタン42、荷物引取りボタン43と、住居人が
選択する受取りボタン44、荷物依頼ボタン45、予約ボタ
ン46はもとより、操作ミス等があった時に押す取消しボ
タン47によって形成されている。
指示表示部50は、この指示表示部50に指示された表示
に従って操作を行なうことによって、ロッカー装置の使
用が行なえるようにするためのものであり、スタート表
示部51、カード挿入表示部52、テンキー操作表示部53、
荷物の出し入れ表示部54、扉の閉塞表示部55、プリント
表示部56、終了表示部57とから成っている。またここで
テンキー操作表示部53は、住居番号操作表示部58、ボッ
クス番号操作表示部59、暗証番号操作表示部60、本人確
認番号操作表示部61とから成っている。
数字表示部65は、通常は年月日あるいは時刻等を表示
しているものの、テンキー部80の操作によって、住居番
号、ボックス番号等を打ち込んだときに、その番号を視
覚によって確認するために表示するためのものである。
カード挿入口70は、居住者が有するIDカードを挿入す
るためのものであり、このカードの読み取りによって居
住者か否かということと、その居住者の居住室等を検索
するためのものである。従って、図示は省略するが、こ
のカード挿入口70の裏側にはカードリーダーが位置させ
てある。
テンキー部80は、住居番号、ボックス番号、暗証番
号、本人確認番号等を数字によって入力するためのもの
である。またこのテンキー部80には、所定の数字を打ち
終った後に、その数字が正しい数字か否かを数字表示部
65の表示で確認したのちに押すための確認キー81が設け
てある。
コイン投入口90は、荷物の預け入れ、あるいはロッカ
ーボックス11の予約等を行なう際に、コインの投入が必
要であるとした場合に使用するもので、このコイン投入
口90内部には、図示を省略するが、コインセレクターが
位置させてある。またこのコイン投入口90には、コイン
を投入すべき時に点灯するコイン投入口ランプ91が設け
られている。
またコイン返却口92は、コイン投入口90に投入したコ
インが不良コインであった場合等において、この投入さ
れたコインを返却する部分である。
キー挿入口93は、例えば各居住室のキーを、このキー
挿入口93に差し込むことによって、居住室の確認ができ
るので、前述したIDカードを用いなくても所定の検索を
行なうことができる。
プリント部94は、共同ロッカー装置に種々の操作を行
なった後に、日時、住居番号、ボックス番号、マンショ
ン名等をプリントするためのものであり、その前面に伝
票挿入口95が穿設してある。
次に、このような本発明に係る共同ロッカー装置の具
体的な操作及び作動を、各々の目的にわけて、 荷物を配達してきた業者がその荷物をロッカー部10の
内部に収納するための「お届け手段」、 居住者が予約したロッカーボックス11内部に荷物を配
達してきた業者がその荷物を収納するための「予約お届
け手段」、 居住者がロッカーボックス11内部に収納しておいて荷
物を業者が引き取るための「荷物引取り手段」、 配達された荷物を居住者がロッカーボックス11内部か
ら取り出すための「受取り手段」、 居住者が業者に引き取ってもらう荷物をロッカーボッ
クス11内部に収納するための「荷物依頼手段」、 居住者が制御部20の操作によって業者に荷物を入れて
もらうためのロッカーボックス11を予約するための「操
作予約手段」、 居住者が電話によって業者に荷物を入れてもらうため
のロッカーボックス11を予約するための「電話予約手
段」、 居住者が電話によって荷物が届いているか否かを照会
するための「着便照会手段」、 荷物が届いたときに居住者の電話番号に着便通報を行
なうための「電話登録手段」、 荷物が届いたときに居住者が登録してある電話番号に
着便通報を行なうための「電話通報手段」、 の順に説明する。
まず最初に、荷物を配達してきた業者がその荷物をロ
ッカー部10の内部に収納するための「お届け手段」につ
いて、第3図乃至第9図に示したフローチャートに従っ
て説明する。
このお届け手段は第3図に示したように、お届け開始
操作、住居番号操作、ボックス番号操作、荷物入庫操作
と順次操作を行うと共に、荷物入庫操作からは、荷物の
入庫がうまくいった場合のプリント操作と、荷物入庫時
にミスがあった場合の警報操作とにわかれる。
以下、各々の操作を順次説明する。
お届け開始操作は、第4図に示してある。このお届け
開始操作は、まず荷物を配達してきた業者が選択部40に
あるお届けボタン41を押す(ステップ100)。
すると、このお届けボタン41が押されることによって
内部の制御部20が、他の役割をしているか否かが判断さ
れる。この他の役割としては、例えばこの共同ロッカー
装置が他の操作を行っている場合も考えられるが、この
ような他の操作を行っているときには、配達人がその他
の操作が行われていることを知ることができるために、
自分の荷物のお届けは、他の人の操作が終るまで待って
いることとなる。したがって、ここでは他の人が電話を
使っての操作を行っているがために、制御部20がお届け
操作を行えないような場合について判断される。
ここで電話が使用中か否かが判断され(ステップ10
1)、電話が使用中であるときには以下のお届け操作は
行えないこととなり、一連の操作はここで終了する。
また電話が使用中でない場合には、次に荷物を預け入
れるロッカーボックス11が空いているかどうかが判断さ
れる(ステップ102)。
ここでロッカーボックス11に空きがない場合にあって
は例えば「ロッカーボックス11は全て使用中です」とい
うようなアナウンスが行われる(ステップ103)と共
に、以後の操作は終了する。
また空ロッカーボックス11があると判断されたときに
はお届けボタン41が点灯すると共に、次に住居番号操作
へと移行する(ステップ104)。
住居番号操作は第5図に示してある。
まず最初に、前述したお届け開始操作によってお届け
ボタン41が点灯した後は、住居番号操作表示部58が点灯
する(ステップ110)。
更に、例えば「住居番号に続き確認キー81を押して下
さい」というアナウンスが流れる(ステップ111)。
このようなアナウンスに従って荷物を配達してきた業
者は、前記のようなアナウンスがあってから一定時間以
内に配達すべき居住者の住居番号をテンキー部80の操作
によって入力する(ステップ112)。
このような住居番号の入力が一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ113)と共
に、一連の操作はここで終了する。
またあらかじめ定められた一定時間以内に住居番号を
入力したときには、その入力された住居番号に相当する
数字が数字表示部65へ表示される(ステップ114)。
すると配達してきた業者は、この数字表示部65に表示
された数字が正しいか否かを自己の視覚を通じて判断す
る(ステップ115)。
この数字が正しくない場合には再び住居番号入力を行
えることとなるが、このような入力ミスは3回までは許
容される(ステップ116)ものの、3回以上に達したと
きには、例えば「初めからやり直して下さい」等のアナ
ウンスがあった(ステップ117)後に、一連の操作は終
了する。
また数字表示部65に表示された数字が配達業者があら
かじめ入力しようとしていた数字と一致しているときに
は、確認キー81を押して(ステップ118)、その数字を
固定すると共に、住居番号操作表示部58が点灯し(ステ
ップ119)、次のボックス番号操作へと移行する。
このボックス番号操作は、第6図に示してある。
まず最初にボックス番号操作表示部59が点灯する(ス
テップ120)。またこの点灯と共に、例えば「空いてい
るボックス番号に続き確認キー81を押してください。」
等のアナウンスが行われる(ステップ121)。
このようなアナウンスがおこなわれた後一定時間内
に、配達してきた業者はテンキー部80を用いてボックス
番号を入力することとなる(ステップ122)。
このようなボックス番号の入力が一定時間以内に行わ
れなかったときには、例えば「初めからやり直して下さ
い」等のアナウンスが行われた(ステップ123)後に、
その後の一連の操作は終了する。
また一定時間内にボックス番号を入力したときは、こ
の入力したボックス番号が数字表示部65へ表示される
(ステップ124)。
この数字表示部65へ表示されたボックス番号は、荷物
を配達してきた業者が、その数字表示部65に表示された
ボックス番号を視覚で確かめながら、その数字が入力す
るつもりの数字かどうかを判断する(ステップ125)。
またこの判断には、例えば入力されたボックス番号に相
当するロッカーボックス11が使用中であるときには、再
度の荷物の収納は行われないために、そのボックス番号
は正しくなかったものとして判断される。
このようにして入力された数字が判断された結果、そ
の数字は正しくない場合には間違いの回数が3回を限度
として再びボックス番号入力が行える(ステップ12
6)。
また更に間違いの回数が4回を超えたときには、例え
ば「初めからやり直して下さい」等のアナウンスが行わ
れた(ステップ127)後、おの後の一連の操作が終了す
る。
また数字が正しい数字であった場合には確認キー81を
押す(ステップ128)と共に、ボックス番号操作表示部5
9が消灯し、お届けボタン41も消灯し(ステップ129)、
同時に荷物の入庫操作へと移行する。
この荷物の入庫操作は第7図に示してある。
まず最初に所定のロッカーボックス11が解錠され、荷
物の出し入れ表示部54が点灯し、メロディが流れると共
に、解錠されたロッカーボックス11の空ランプ17が点滅
を開始する(ステップ130)。
その後、例えば「表示された番号のロッカーボックス
11があけられます。荷物をロッカーボックス11の中央に
置き、扉をしっかり閉めて下さい」という旨のアナウン
スが行われる(ステップ131)。
このようなアナウンスが行われた後に一定時間以内に
扉を開け(ステップ132)、荷物を収納することとなる
が、例えば一定時間以内に扉を開けなかった場合には、
例えば「初めからやり直して下さい」等のアナウンスが
行われた(ステップ133)後に一連の操作は終了する。
またアナウンスが行われた後、一定時間以内に扉を開
けた場合には、荷物の出し入れ表示部54が消灯し(ステ
ップ134)、代わりに扉の閉塞表示部55が点灯する(ス
テップ135)。このようにして扉を開けたロッカーボッ
クス11内部に荷物を収納した後は、一定時間以内に扉を
閉めたか否かが判断される(ステップ136)。ここで一
定時間以内に扉を閉めなかった場合には、非常事態が発
生したものとして警報操作へと移行する。
また一定時間以内に扉を閉めた場合には、次にロッカ
ーボックス11内部のセンサ、例えば重量センサ、フォト
センサ等の種々のセンサによって荷物の収納があるか否
かが判断される(ステップ137)。
このような判断の結果、荷物の収納がない場合にあっ
ては、再び扉を開けることによって荷物を収納すること
も可能である。
また荷物の収納があると判断されたときには、ロッカ
ーボックス11に施錠され、扉の閉塞表示部55が消灯しメ
ロディが停止すると共に、空ランプ17が消灯する(ステ
ップ138)。更にプリンターによって時刻、住居番号、
ボックス番号等と共に、荷物の入庫がロッカー装置内部
でプリンターによって記録される。またこのプリンター
の記録と共に、使用ランプ16及び荷ランプ18が点灯する
と共に、住居番号差により入力した住居番号に相当する
住居番号表示部30が点灯することとなる(ステップ13
9)。このような荷物入庫操作が終了した後はプリント
操作へと移行する。
プリント操作は、第8図に示してある。
まず最初に、プリント表示部56が点灯し(ステップ14
0)、例えば「受領伝票を預り印発行機に差しこんで下
さい」等のアナウンスが行われる(ステップ141)。
このアナウンスが行われた後に一定時間内に伝票をプ
リント部94の伝票挿入口95に挿入すると受取り票にプリ
ントが行われるものの、この挿入が一定時間以内に行わ
れなかったときには、伝票が不要なものとして一連の荷
物入庫に関するお届け操作が終了する(ステップ14
2)。
また一定時間以内に伝票が咲き込まれたときには、そ
の伝票にプリント部94内部で預り証として、例えば月
日、時間、ルームナンバー、ボックス番号等が印字され
る(ステップ143)後、この伝票が伝票挿入口から返却
される(ステップ144)。
その後プリント表示部56が消灯する(ステップ145)
と共に、例えば「ご苦労さまでした」等のアナウンスが
行われた(ステップ146)等、お届けに関する一連の操
作が終了する。
また、荷物入庫操作で説明した一定時間内に扉を開け
たものの、扉を開けてから更に一定時間以内に、その開
けた扉を閉めなかった場合の警報操作に付いては第9図
に示してある。
ここではまず警報ブザーが鳴り始める(ステップ15
0)。
この警報ブザーが鳴り始めた後に、更に一定時間以内
に扉を閉めたか否かが判断される(ステップ151)。こ
こで一定時間以内に扉を閉めた場合にあっては警報ブザ
ーを停止させる(ステップ152)と共に、前述した荷物
入庫操作のステップ137の荷物の収納有の部分に移行
し、以後の判断が行われる。また更に一定時間以内に扉
を閉めなかった場合にあっては、外部の警報会社等に警
報を発すると共に、警報ブザーを停止させ、メロディを
停止させ、空ランプ17を消灯させ、扉の閉塞表示部55も
消灯させると共に、このような異常事態の発生をプリン
ターによって記録する(ステップ153)。その後、更に
扉を閉めたか否かが判断され(ステップ154)、扉を閉
めなかった場合にあっては、全ての作動を停止させ(ス
テップ155)、例えば管理人等による原状復帰信号がな
い限りは以後の操作が行えないこととなる。
また、扉を閉めた場合にあっては、外部への警報を停
止し、メロディを再開させ、空ランプ17を点滅させ、扉
の閉塞表示部55を点灯させる(ステップ156)の共に、
前述した荷物の収納有の部分に移行し、以後の操作が行
われることとなる。ただ、この場合であっても、内部プ
リンターにおける記録としては残ることとなる。
次に、居住者が予約したロッカーボックス11内部に、
荷物を配達してきた業者がその荷物を収納するための
「予約お届け手段」について、第10図乃至第13図に従っ
て説明する。
この予約お届け手段は、第10図に示したように、予約
お届け開始操作、住居番号操作、ボックス番号操作ある
いは暗証番号操作、荷物入庫操作と順次操作を行うと共
に、荷物入庫操作からは、荷物の入庫がうまくいった場
合のプリント操作と、荷物入庫時にミスがあった場合の
警報操作とにわかれる。
以下、各々の操作を順次説明する。
予約お届け開始操作は、第11図に示してある。
この予約お届け開始操作は、まず荷物を配達してきた
業者が選択部40にある予約お届けボタン42を押す(ステ
ップ160)。
すると、この予約お届けボタン42が押されることによ
って内部の制御部20が、他の役割をしているか否かが判
断される。この他の役割としては、例えばこの共同ロッ
カー装置が他の操作を行っている場合も考えられるが、
このような他の操作を行っているときには、配達人がそ
の他の操作が行われていることを知ることができるため
に、自分の荷物のお届けは、他の人の操作が終るまで持
っていることとなる。したがって、ここでは他の人が電
話が使っての操作を行っているがために、制御部20が予
約お届け操作を行えないような場合について判断され
る。
ここで電話が使用中か否かが判断され(ステップ16
1)、電話が使用中であるときには以下の予約お届け操
作は行えないこととなり、一連の操作はここで終了す
る。
また電話が使用中でない場合には、次に荷物を預け入
れるロッカーボックス11が空いているかどうかが判断さ
れる(ステップ162)。
ここでロッカーボックス11に空きがない場合にあって
は例えば「ロッカーボックス11は全て使用中です」とい
うようなアナウンスが行われる(ステップ163)と共
に、以後の操作は終了する。
また空ロッカーボックス11があると判断されたときに
は予約お届けボタン42が点灯する(ステップ164)と共
に、次に住居番号操作へと移行する。
住居番号操作は第12図に示してある。
まず最初に、前述した予約お届け開始操作によって予
約お届けボタン42が点灯した後は、住居番号操作表示部
58が点灯する(ステップ170)。
更に、例えば「住居番号に続き確認キー81を押して下
さい」というアナウンスが流れる(ステップ171)。
このようなアナウンスに従って、荷物を配達してきた
業者は、アナウンスがあってから一定時間以内に配達す
べき居住者の住居番号をテンキー部80の操作によって入
力する(ステップ172)。
このような住居番号の入力が一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ173)と共
に、一連の操作はここで終了する。
またあらかじめ定められた一定時間以内に住居番号を
入力したときには、その入力された住居番号に相当する
数字が数字表示部65へ表示される(ステップ174)。
すると配達してきた業者は、この数字表示部65に表示
された数字が正しいか否かを自己の視覚を通じて判断す
る(ステップ175)。
この数字が正しくない場合には再び住居番号入力を行
えることとなるが、このような入力ミスは3回までは許
容される(ステップ176)ものの、3回以上に達したと
きには、例えば「初めからやり直して下さい」等のアナ
ウンスがあった(ステップ177)後に、一連の操作は終
了する。
また数字表示部65に表示された数字が配達業者があら
かじめ入力しようとしていた数字と一致しているときに
は、確認キー81を押して(ステップ178)、その数字を
固定すると共に、住居番号操作表示部58が消灯する(ス
テップ179)。
このようにして住居番号の入力が行われると、次にこ
の入力された住居番号に対応する住居番号でロッカーボ
ックス11が予約されているか否かが判断される(ステッ
プ180)。
即ち、居住者が荷物を配達する業者に対しては「ロッ
カーボックス11予約をしてある。」と連絡したとして
も、そのロッカーボックス11予約が勘違いであったりす
ることがある。このような時には、予約お届けとせず
に、第3図乃至第9図に示した通常のお届けとしてのス
テップ120以下によって処理すれば足りるので、ここで
ロッカーボックス11予約の有無が判断されるものであ
る。
従って、ロッカーボックス11予約がない場合には、以
後の操作は単なるお届けを示した第7図のボックス番号
操作から第9図に至る操作を行うこととなる。
また特定のロッカーボックス11に予約がある場合に
は、第13図に示した暗証番号操作へと移行することとな
る。
このようにして暗証番号操作に移行すると、まず最初
に暗証番号操作表示部60が点灯する(ステップ190)。
またここで暗証番号は、ロッカーボックス11を予約し
た居住者が、ロッカーボックス11を予約した旨を荷物を
配達してくれる業者に同時に知らせるもので、ロッカー
ボックス11予約に対応した業者からの配達であることを
確認するためのものである。
このように暗証番号操作表示部60が点灯した後は、例
えば「暗証番号に続き確認キー81を押して下さい」とい
うアナウンスが流れる(ステップ191)。
このようなアナウンスに従って荷物を配達してきた業
者は、アナウンスがあってから一定時間以内に配達すべ
き居住者からあらかじめ知らされている暗証番号をテン
キー部80の操作によって入力する(ステップ192)。
このような暗証番号の入力が一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ193)と共
に、一連の操作はここで終了する。
またあらかじめ定めた一定時間以内に暗証番号を入力
したときには、その入力された暗証番号に相当する数字
が数字表示部65へ表示される(ステップ194)。
すると配達してきた業者は、この数字表示部65に表示
された数字が正しいか否かを自己の視覚を通じて判断す
る(ステップ195)。
この数字が正しくない場合には再び暗証番号入力を行
えることとなるが、このような入力ミスは3回までは許
容される(ステップ196)ものの、3回以上に達したと
きには、例えば「初めからやり直して下さい」等のアナ
ウンスがあった(ステップ197)後に、一連の操作は終
了する。
また数字表示部65に表示された数字が配達業者があら
かじめ入力しようとしていた数字と一致しているときに
は、確認キー81を押して(ステップ198)、その数字を
固定する。
すると、今度はその数字が、あらかじめ居住者に指定
された暗証番号と一致するか否かが判断される(ステッ
プ199)。
その判断の結果、暗証番号が正しくない場合には、例
えば「暗証番号に続き確認キー81を押して下さい」とい
うアナウンスが流れ(ステップ191)、暗証番号の入力
をやり直すこととなる。勿論このような入力のより直し
も、前記した入力ミスと同様に、3回まで許容されるも
のである(ステップ196)。
更にこのような判断の結果、暗証番号が居住者によっ
てあらかじめ届けられている暗証番号と一致した時に
は、暗証番号操作表示部60が消灯すると共に、予約お届
けボタン42が消灯し(ステップ200)、次の荷物入庫操
作へと移行する。
ただ荷物入庫操作から後は、第3図乃至第9図に示し
た通常のお届けしてステップ130以下によって処理すれ
ば足りるので、第7図乃至第9図に至る操作を行うこと
となる。
次に、居住者があらかじめ荷物を収納しておいたロッ
カーボックス11内部から、その荷物を業者が引取る「荷
物引取り手段」について、第14図乃至第18図に従って説
明する。
この荷物引取り手段は、第14図に示したように、荷物
引取り開始操作、住居番号操作、暗証番号操作、荷物引
取り操作とにわかれる。
以下、各々の操作を順次説明する。
荷物引取り開始操作は、第15図に示してある。
この荷物引取り開始操作は、まず荷物を配達してきた
業者が選択部40にある荷物引取りボタン43を押す(ステ
ップ210)。
すると、この荷物引取りボタン43が押されることによ
って内部の制御部20が、他の役割をしているか否かが判
断される。この他の役割としては、例えばこの共同ロッ
カー装置が他の操作を行っている場合も考えられるが、
このような他の操作を行っているときには、配達人がそ
の他の操作が行われていることを知ることができるため
に、自分の荷物引取りは、他の人の操作が終るまで待っ
ていることとなる。したがって、ここでは他の人が電話
を使っての操作を行っているがために、制御部20が荷物
引取り操作を行えないような場合について判断される。
ここで電話が使用中か否かが判断され(ステップ21
1)、電話が使用中であるときには以下の荷物引取り操
作は行えないこととなり、一連の操作はここで終了す
る。
また電話が使用中でない場合には、荷物引取りボタン
43が点灯する(ステップ212)と共に、次に住居番号操
作へと移行する。
住居番号操作は第16図に示してある。
まず最初に、前述した荷物引取り開始操作によって荷
物引取りボタン43が点灯した後は、住居番号操作表示部
58が点灯する(ステップ220)。
更に、例えば「住居番号に続き確認キー81を押して下
さい」というアナウンスが流れる(ステップ221)。
このようなアナウンスに従って荷物を引取りにきた業
者は、アナウンスがあってから一定時間合内に荷物を引
取るべき居住者の住居番号をテンキー部80の操作によっ
て入力する(ステップ222)。
このように住居番号の入力が一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ223)と共
に、一連の操作はここで終了する。
またあらかじめ定めた一定時間以内に住居番号を入力
したときには、その入力された住居番号に相当する数字
が数字表示部65へ表示される(ステップ224)。
すると配達してきた業者は、この数字表示部65に表示
された数字が正しいか否かを自己の視覚を通じて判断す
る(ステップ225)。
この数字が正しくない場合には再び住居番号入力を行
えることとなるが、このような入力ミスは3回までは許
容される(ステップ226)ものの、3回以上に達したと
きには、例えば「初めからやり直して下さい」等のアナ
ウンスがあった(ステップ227)後に、一連の操作は終
了する。
また数字表示部65に表示された数字が業者があらかじ
め入力しようとしていた数字と一致しているときには、
確認キー81を押して(ステップ228)、その数字を固定
する。
このようにして住居番号の入力及び確認が行われる
と、次にこの入力された住居番号に対応する住居番号の
居住者が、ロッカーボックス11に荷物を入庫しているか
否かが判断される(ステップ229)。
即ち、居住者が荷物を引取る業者に対しては「荷物を
ロッカーボックス11に入庫してある。」と連絡したとし
ても、うっかりしてロッカーボックス11への入庫を忘れ
る場合があるからである。
その判断の結果、住居番号が正しくない場合には、例
えば「住居番号に続き確認キー81を押して下さい」とい
うアナウンスが流れ(ステップ221)、住居番号の入力
をやり直すこととなる。勿論このような入力のやり直し
も、前記した入力ミスと同様に、3回まで許容されるも
のである(ステップ226)。
また判断の結果、その入力した住居番号が正しい場合
には、住居番号操作表示部58が消灯して(ステップ23
0)、次の暗証番号操作表示部60が点灯して、第17図に
示す暗証番号操作にと移行する。
ここで暗証番号は、ロッカーボックス11に荷物を入庫
した居住者が、ロッカーボックス11に荷物を入庫した旨
を荷物を引取ってくれる業者に知らせる時に、その業者
に同時に知らせるもので、引き取りを依頼した業者であ
ることを確認するためのものである。
暗証番号操作表示部60が点灯した(ステップ240)後
は、例えば「暗証番号に続き確認キー81を押して下さ
い」というアナウンスが流れる(ステップ241)。
このようなアナウンスに従って荷物を引取りにきた業
者は、アナウンスがあってから一定時間以内に荷物を引
取るべき居住者からあらかじめ知らされている暗証番号
をテンキー部80の操作によって入力する(ステップ24
2)。
このような暗証番号の入力が一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ243)と共
に、一連の操作はここで終了する。
またあらかじめ定めた一定時間以内に暗証番号を入力
したときには、その入力された暗証番号に相当する数字
が数字表示部65へ表示される(ステップ244)。
すると引取りにきた業者は、この数字表示部65に表示
された数字が正しいか否こ自己の視覚を通じて判断する
(ステップ245)。
この数字が正しくない場合には再び暗証番号入力を行
えることとなるが、このような入力ミスは3回までは許
容される(ステップ246)ものの、3回以上に達したと
きには、例えば「初めからやり直して下さい」等のアナ
ウンスがあった(ステップ247)後に、一連の操作は終
了する。
また数字表示部65に表示された数字が引取り業者があ
らかじめ入力しようとしていた数字と一致しているとき
には、確認キー81を押して(ステップ248)、その数字
を固定する。
すると、今度はその数字が、あらかじめ居住者に指定
された暗証番号と一致するか否かが判断される(ステッ
プ249)。
その判断の結果、暗証番号が正しくない場合には、例
えば「暗証番号に続き確認キー81を押して下さい」とい
うアナウンスが流れ(ステップ241)、暗証番号の入力
をやり直すこととなる。勿論このような入力のやり直し
も、前記した入力ミスと同様に、3回まで許容されるも
のである(ステップ246)。
更にこのような判断の結果、暗証番号が居住者によっ
てあらかじめ届けられているあと一致した時には、暗証
番号操作表示部60が消灯すると共に、荷物引取りボタン
43が消灯し(ステップ250)、次の荷物引取り操作へと
移行する。
この荷物引取り操作は第18図に示してある。
まず最初に所定のロッカーボックス11が解錠され、荷
物の出し入れ表示部54が点灯し、メロディが流れると共
に、解錠されたロッカーボックス11の荷ランプ18が点滅
を開始する(ステップ260)。
その後、例えば「表示された番号のロッカーボックス
11があげられます。荷物を取り出し、扉をしっかり閉め
て下さい」という旨のアナウンスが行われる(ステップ
261)。
このようなアナウンスが行われた後に一定時間以内に
扉を開けて荷物を取り出す(ステップ262)こととなる
が、一定時間以内に扉を開けなかった場合には、例えば
「初めからやり直して下さい」等のアナウンスが行われ
た(ステップ263)後に、一連の操作は終了する。
またアナウンスが行われた後、一定時間以内に扉を開
けた場合には、荷物の出し入れ表示部54が消灯し(ステ
ップ264)、代わりに扉の閉塞表示部55が点灯する(ス
テップ265)。このようにして扉を開けたロッカーボッ
クス11内部から荷物を取り出した後は、一定時間以内に
扉を閉めたか否かが判断される(ステップ266)。ここ
で一定時間以内に扉を閉めなかった場合には警報操作へ
と移行する。
また一定時間以内に扉を閉めた場合には、次にロッカ
ーボックス11内部のセンサ、例えば重量センサ、フォト
センサ等の種々のセンサによって荷物の引取りがあった
か否かが判断される(ステップ267)。
このような判断の結果、荷物の引取りがない場合にあ
っては、再び扉を開けることによって荷物の引取りを行
うことも可能である。
また荷物の引取りがあったと判断されたときには、ロ
ッカーボックス11に施錠され、扉の閉塞表示部55が消灯
しメロディが停止すると共に、荷ランプ18が消灯する
(ステップ268)。更にプリンターによって時刻、住居
番号、ボックス番号等と共に、荷物の入庫がロッカー装
置内部でプリンターによって記録される。またこのプリ
ンターの記録と共に、使用ランプ16が消灯し、空ランプ
17が点灯すると共に、住居番号操作により入力した住居
番号に相当する住居番号表示部30が消灯することとなる
(ステップ269)。
このような荷物引取り操作が終了した後は、更に引取
るべき他の荷物があるか否かが判断される(ステップ27
0)。
ここで更に引取るべき他の荷物がある場合は、再び例
えば「表示される番号のロッカーボックス11があけられ
ます。荷物を取り出し、扉をしっかり閉めて下さい」と
いう旨のアナウンスが行われ(ステップ261)、ステッ
プ262以下の動作を行うこととなる。
また他の荷物がない場合には、例えば「ごくろうさま
でした。」等のアナウンスを行った(ステップ271)
後、一連の荷物引取り操作が終了する。
またここでいう他の荷物がある場合とは、暗証番号操
作を共通にすることから、同一の居住者による同一の業
者に荷物引取りを依頼した荷物が他にあるか否かという
ことであって、例えば居住者が異なるものの同一業者に
引取りを依頼した場合、あるいは異なる業者に荷物の引
取りを依頼した同一の居住者がいる場合は含まれない。
次に業者によって配達された荷物を居住者がボックス
内部から取り出すための「受取り手段」について、第19
図乃至第24図に示したフローチャートに従って説明す
る。
この受取り手段は第19図に示したように、受取り開始
操作、カード操作またはキー操作及び本人確認番号操
作、コイン投入操作、受取り操作とにわかれる。
以下、各々の操作を順次説明する。
受取り開始操作は、第20図に示してある。
この受取り開始操作は、まず荷物を受取りにきた居住
者が選択部40にある受取りボタン44を押す(ステップ28
0)。
すると、この受取りボタン44が押されることによって
内部の制御部20が、他の役割をしているか否かが判断さ
れる。この他の役割としては、例えばこの共同ロッカー
装置が他の操作を行っている場合も考えられるが、この
ような他の操作を行っているときには、居住者がその他
の操作が行われていることを知ることができるために、
自分の荷物の受取りは、他の人の操作が終るまで待って
いることとなる。したがって、ここでは他の人が電話を
使っての操作を行っているがための、制御部20が受取り
操作を行えないような場合について判断される(ステッ
プ281)。
ここで電話が使用中か否かが判断され、電話が使用中
であるときには、以下の受取り操作は行えないこととな
り、一連の操作はここで終了する。
またここで電話が使用中でない場合には、受取りボタ
ン44が点灯する(ステップ282)と共に、次のカード操
作またはキー操作及び本人確認番号操作に移行する。
ここでカード操作とは、各居住者が有しているIDカー
ド挿入口70に差し込むことによって、そのカードを保有
している人が特定の居住者であると判断して、その後の
操作を行なうためのものである。
またキー操作及び本人確認番号操作とは、住居で使用
しているキーをキー挿入口93に差し込むことによって居
住室を特定すると共に、テンキー部80を用いて本人確認
番号を押すことによって、居住者を特定して、その後の
操作を行うためのものである。
カード操作は第21図に示してある。
まず最初に、前述した受取り開始操作によって受取り
ボタン44が点灯した後は、カード挿入表示部52が点灯す
る(ステップ290)。
更に、例えば「カードを奥まで入れてください。カー
ドを引き抜いてください。カードが無い場合は、キーを
入れて右へ回して下さい。キーを抜いてください。」と
いうアナウンスが流れる(ステップ291)。
このようなアナウンスに従って荷物を受取りにきた居
住者は、アナウンスがあってから一定時間以内にカード
挿入口70にカードを差し込む(ステップ292)。
このようなカードの差し込みが一定時間以内に行われ
なかった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ293)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内にカードを差し込んだときには、そ
の後、前述したアナウンスに従ってカードを引き抜く
(ステップ294)。
するとつぎにこのようにしてカード挿入口70に挿入さ
れたカードが正しいカードであるか否かが判断される
(ステップ295)。
このカードが正しくない場合には再びカード挿入を行
えることとなるが、このようなカード挿入ミスは3回ま
では許容される(ステップ296)ものの、3回以上に達
したときには、例えば「初めからやり直して下さい」等
のアナウンスがあった(ステップ297)後に、一連の操
作は終了する。
またカード挿入口70に挿入されたカードが正しいカー
ドであったときには、カード挿入表示部52が消灯する
(ステップ298)と共に、次のコイン投入操作へと移行
する。
一方、キー操作は第22図に示してある。
まず最初に、前述した受取り開始操作によって受取り
ボタン44が点灯した後は、キー挿入表示部が点灯する
(ステップ300)。
更に、例えば「カードを奥まで入れてください。カー
ドを引き抜いてください。カードが無い場合は、キーを
入れて右に回して下さい。キーを抜いてください。」と
いうアナウンスが流れる(ステップ301)。
このようなアナウンスに従って荷物を受取りにきた居
住者は、アナウンスがあってから一定時間以内にキー挿
入口93にキーを差し込む(ステップ302)。
このようなキーの差し込みが一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ303)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内にキーを差し込んで右に回したとき
には、その後、前述したアナウンスに従ってキーを引き
抜く(ステップ304)。
するとつぎにこのようにしてキー挿入口93に挿入され
たキーが正しいキーであるか否かが判断される(ステッ
プ305)。
このキーが正しくない場合には、例えば「初めからや
り直して下さい」等のアナウンスがあった(ステップ30
6)後に、一連の操作は終了する。
またキー挿入口93に挿入されたキーが正しいキーであ
ったときには、キー挿入表示部が消灯する(ステップ30
7)と共に、第23図に示した次の本人確認番号操作へと
移行する。
このようにして本人確認番号操作に移行すると、まず
本人確認番号操作表示部61が点灯する(ステップ31
0)。
またここで本人確認番号は、各居住者毎に任意に定め
た番号であり、実施例では4ケタの数字から成ってい
る。
このように本人確認番号操作表示部61が点灯した後
は、例えば「本人確認番号に続き確認キー81を押して下
さい」というアナウンスが流れる(ステップ311)。
このようなアナウンスに従って居住者は、自己の番号
としてあらかじめ制御部20に入力してある番号をテンキ
ー部80の操作によって入力する(ステップ312)。
このような本人確認番号の入力が一定時間以内に行わ
れなかった場合には、例えば「初めからやり直してくだ
さい。」等のアナウンスが流れる(ステップ313)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内に本人確認番号を入力したときに
は、その入力された本人確認番号に相当する数字が数字
表示部65へ表示される(ステップ314)。
すると居住者は、この数字表示部65に表示された数字
が正しいか否かを自己の視覚を通じて判断する(ステッ
プ315)。
この数字が正しくない場合には、再び本人確認番号入
力を行えることとなるが、このような入力ミスは3回ま
では許容される(ステップ316)ものの、3回以上に達
したときには、例えば「初めからやり直して下さい」等
のアナウンスがあった(ステップ317)後に、一連の操
作は終了する。
また数字表示部65に表示された数字が居住者があらか
じめ入力しようとしていた数字と一致しているときに
は、確認キー81を押して(ステップ318)、その数字を
固定する。
すると、制御部20は、今度はその数字が、あらかじめ
居住者が登録した本人確認番号と一致するか否かが判断
される(ステップ319)。
その判断の結果、本人確認番号が正しくない場合に
は、例えば「本人確認番号に続き確認キー81を押して下
さい」というアナウンスが流れ(ステップ311)、ステ
ップ312以下の本人確認番号の入力をやり直すこととな
る。勿論このような入力のやり直しも、前記した入力ミ
スと同様に、3回まで許容される(ステップ316)もの
である。
更にこのような判断の結果、本人確認番号が居住者に
よってあらかじめ届けられている本人確認番号と一致し
た時には、本人確認番号操作表示部61が消灯すると共
に、受取りボタン44が消灯し(ステップ400)、次のコ
イン投入操作へと移行する。
コイン投入操作は第24図に示してある。
このコイン投入操作になると、まずコイン投入口ラン
プ91が点滅する(ステップ410)と共に、例えば「100円
硬貨を1枚入れてください。」等のアナウンスが行われ
る(ステップ411)。
このコイン投入は一定時間内に行う(ステップ412)
ものであるが、一定時間以内に行われなかった時には、
例えば「最初からやり直してください。」等のアナウン
スが行われる(ステップ413)と共に、その後の操作が
行えないこととなる。
また一定時間以内にコインが投入され、かつそのコイ
ンが正しいコインであると判断されたときには、コイン
投入口ランプ91が消灯する(ステップ414)と共に、次
の受取り操作へと移行する。
この受取り操作は、第18図にステップ260以下として
示した荷物引取り操作と同様なので、説明を省略する。
次に居住者が業者に引き取ってもらうための荷物をあ
らかじめボックス内部に収納するための「荷物依頼手
段」について、第25図乃至第31図に従って説明する。
この荷物依頼手段は第25図に示したように、荷物依頼
開始操作、カード操作またはキー操作及び本人確認番号
操作、暗証番号投入操作、コイン投入操作、荷物入庫操
作、警報操作及びプリント操作とにわかれる。
荷物依頼開始操作は第26図に示してある。
この荷物依頼知操作は、まず荷物をボックス内に入庫
しにきた居住者が選択部40にある荷物依頼ボタン45を押
す(ステップ420)。
すると、この荷物依頼ボタン45が押されることによっ
て内部の制御部20が、他の役割をしている否かが判断さ
れる。この他の役割としては、例えばこの共同ロッカー
装置が他の操作を行っている場合も考えられるが、この
ような他の操作を行っているときには、配達人がその他
の操作が行われていることを知ることができるために、
自分の荷物の依頼は、他の人の操作が終るまで待ってい
ることとなる。したがって、ここでは他の人が電話を使
っての操作を行っているがために、制御部20が受取り操
作を行えないような場合について判断される。
ここで電話が使用中か否かが判断され(ステップ42
1)、電話が使用中であるときには以下の荷物依頼操作
は行えないこととなり、一連の操作はここで終了する。
また電話が使用中でない場合には、次に荷物を預け入
れるロッカーボックス11が空いているかどうかが判断さ
れる(ステップ422)。
ここでロッカーボックス11に空しがない場合にあって
は例えば「ロッカーボックス11は全て使用中です。」と
いうようなアナウンスが行われる(ステップ423)と共
に、以後の操作は終了する。
逆にロッカーボックス11に空ロッカーボックス11があ
る場合には、荷物依頼ボタン45が点灯する(ステップ42
4)と共に、次のカード操作またはキー操作及び本人確
認番号操作に移行する。
ここでカード操作とは、各居住者が有しているIDカー
ドをカード挿入口70に差し込むことによって、そのカー
ドを保有している人が特定の居住者であると判断して、
その後の操作を行なうためのものである。
またキー操作及び本人確認番号操作とは、住居で使用
しているキーをキー挿入口93に差し込むことによって居
住室を特定すると共に、テンキー部80を用いて本人確認
番号を置くことによって、居住者を特定して、その後の
操作を行うためのものである。
カード操作は第27図に示してある。
まず、前述した荷物依頼開始操作によって荷物依頼ボ
タン45が点灯した後は、カード挿入表示部52が点灯する
(ステップ430)。
更に、例えば「カードを奥まで入れてください。カー
ドを引き抜いてください。カードが無い場合は、キーを
入れて右に回して下さい。キーを抜いてください。」と
いうアナウンスが流れる(ステップ431)。
このようなアナウンスに従って荷物をロッカーボック
ス11内部に収納しにきな居住者は、アナウンスがあって
から一定時間以内にカード挿入口70にカードを差し込む
(ステップ432)。
このようなカードの差し込みが一定時間以内に行われ
なかった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ433)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内にカードを差し込んだときには、そ
の後、前述したアナウンスに従ってカードを引き抜く
(ステップ434)。
するとつぎにこのようにしてカード挿入口70に挿入さ
れたカードが正しいカードであるか否かが判断される
(ステップ435)。
このカードが正しくない場合には再びカード挿入を行
えることとなるが、このようなカード挿入ミスは3回ま
では許容される(ステップ436)ものの、3回以上に達
したときには、例えば「初めからやり直して下さい」等
のアナウンスがあった(ステップ437)後に、一連の操
作は終了する。
またカード挿入口70に挿入されたカードが正しいカー
ドであったときには、カード挿入表示部52が消灯する
(ステップ438)と共に、次の暗証番号操作へと移行す
る。
一方、キー操作は第28図に示してある。
まず最初に、前述した荷物依頼開始操作によって荷物
依頼ボタン45が点灯した後は、キー挿入表示部が点灯す
る(ステップ440)。
更に、例えば「カードを奥まで入れてください。カー
ドを引き抜いてください。カードが無い場合は、キーを
入れて右に回して下さい。キーを似いてください。」と
いうアナウンスが流れる(ステップ441)。
このようなアナウンスに従って荷物をロッカーボック
ス11内部に収納しにきた居住者は、アナウンスがあって
から一定時間以内にキー挿入口93にキーを差し込む(ス
テップ442)。
このようなキーの差し込みが一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ443)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内にキーを差し込んで右に回したとき
には、その後、前述したアナウンスに従ってキーを引き
抜く(ステップ444)。
するとつぎにこのようにしてキー挿入口93に挿入され
たキーが正しいキーであるか否かが判断される(ステッ
プ445)。
このキーが正しくない場合には、例えば「初めからや
り直して下さい」等のアナウンスがあった(ステップ44
6)後に、一連の操作は終了する。
またキー挿入口93に挿入されたキーが正しいキーであ
ったときには、キー挿入表示部が消灯する(ステップ44
7)と共に、第29図に示した次の本人確認番号操作へと
移行する。
このようにして本人確認番号操作に移行すると、まず
本人確認番号操作表示部61が点灯する(ステップ45
0)。
またここで本人確認番号は、各居住者毎に任意に定め
た番号であり、実施例では4ケタの数字から成ってい
る。
このように本人確認番号操作表示部61が点灯した後
は、例えば「本人確認番号に続き確認キー81を押して下
さい」というアナウンスが流れる(ステップ451)。
このようなアナウンスに従って居住者は、自己の番号
としてあらかじめ制御部20に入力してある番号をテンキ
ー部80の操作によって入力する(ステップ452)。
このような本人確認番号の入力が一定時間以内に行わ
れなかった場合には、例えば「初めからやり直してくだ
さい。」等のアナウンスが流れる(ステップ453)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内に本人確認番号を入力したときに
は、その入力された本人確認番号に相当する数字が数字
表示部65へ表示される(ステップ454)。
すると居住者は、この数字表示部65に表示された数字
が正しいか否かを自己の視覚を通じて判断する(ステッ
プ455)。
この数字が正しくない場合には再び本人確認番号入力
を行えることとなるが、このような入力ミスは3回まで
は許容される(ステップ456)ものの、3回以上に達し
たときには、例えば「初めからやり直して下さい」等の
アナウンスがあった(ステップ457)後に、一連の操作
は終了する。
また数字表示部65に表示された数字が居住者があらか
じめ入力しようとしていた数字と一致しているときに
は、確認キー81を押して(ステップ458)、その数字を
固定する。
すると、今度はその数字が、あらかじめ居住者が登録
した本人確認番号と一致するか否かが判断される(ステ
ップ459)。
その判断の結果、本人確認番号が正しくない場合に
は、例えば「本人確認番号に続き確認キー81を押して下
さい」というアナウンスが流れ(ステップ451)、暗証
番号の入力をやり直すこととなる。勿論このような入力
のやり直しも、前記した入力ミスと同様に、3回まで許
容される(ステップ456)ものである。
更にこのような判断の結果、本人確認番号が居住者に
よってあらかじめ届けられている本人確認番号と一致し
た時には、本人確認番号操作表示部61が消灯すると共
に、荷物依頼ボタン45が消灯し(ステップ500)、第30
図に示した次の暗証番号投入操作へと移行する。
このようにして暗証番号投入操作に移行すると、まず
暗証番号操作表示部60が点灯する(ステップ510)。
またここで暗証番号は、ロッカーボックス11内部に荷
物を収納した居住者が、この荷物の引き取りを依頼した
業者に知らせる時に、その業者に同時に知らせるもの
で、依頼された業者からの荷物引き取りであることを確
認するためのものである。
このように暗証番号操作表示部60が点灯した後は、例
えば「暗証番号に続き確認キー81を押して下さい」とい
うアナウンスが流れる(ステップ511)。
このようにアナウンスに従って居住者は、アナウンス
があってから一定時間以内に暗証番号をテンキー部80の
操作によって入力する(ステップ512)。
このような暗証番号の入力が一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ513)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内に暗証番号を入力したときには、そ
の入力した暗証番号に相当する数字が数字表示部65へ表
示される(ステップ514)。
すると居住者は、この数字表示部65に表示された数字
が自分が考えていた暗証番号であるか否かを自己の視覚
を通じて判断する(ステップ515)。
この数字が正しくない場合には、取消しボタン47を押
して(ステップ516)、再び暗証番号入力を行う(ステ
ップ512)こととなる。
また数字表示部65に表示された数字が居住者があらか
じめ入力しようとしていた数字と一致しているときに
は、確認キー81に押して(ステップ517)、その数字を
固定する。
すると、暗証番号操作表示部60及び荷物依頼ボタン45
が消灯し(ステップ518)、次のコイン投入操作へと移
行する。
コイン投入操作は第31図に示してある。
このコイン投入操作になると、まずコイン投入口ラン
プ91が点滅する(ステップ520)と共に、例えば「100円
硬貨を1枚入れてください。」等のアナウンスが行われ
る(ステップ521)。
このコイン投入は一定時間以内に行う(ステップ52
2)ものであるが、一定時間以内に行われなかった時に
は、例えば「最初からやり直してください。」等のアナ
ウンスが行われる(ステップ523)と共に、その後の操
作が行えないこととなる。
また一定時間以内にコインが投入され、かつそのコイ
ンが正しいコインであったときには、コイン投入口ラン
プ91が消灯する(ステップ524)と共に、次に荷物入庫
操作へと移行する。
この荷物入庫操作から後は、お届け操作を説明したス
テップ130以下で示した第7図乃至第9図と同様なので
説明を省略する。
次に、本発明の要旨に係る居住者が制御部20を操作す
ることによって業者に荷物を入れてもらうためのロッカ
ーボックス11を予約するための「操作予約手段」につい
て、第32図乃至第37図に従って説明する。
その操作予約手段は第32図に示したように、予約開始
操作、カード操作またはキー操作及び本人確認番号操作
による本人確認手段、暗証番号操作投入による暗証番号
入力手段とにわかれる。
予約開始操作は、第33図に示してある。
この予約開始操作は、まず居住者が選択部40にある予
約ボタン46を押す(ステップ530)。
すると、その予約ボタン46が押されることによって内
部の制御部20が、他の役割をしているか否かが判断され
る。この他の役割としては、例えばこの共同ロッカー装
置が他の操作を行っている場合も考えられるが、このよ
うな他の操作を行っているときには、配達人がその他の
操作が行われていることを知ることができるため、自分
の荷物の依頼は、他の人の操作が終るまで持っているこ
ととなる。したがって、ここでは他の人が電話を使って
の操作を行っているがために、制御部20が受取り操作を
行えないような場合について判断される。
ここで電話が使用中か否かが判断され(ステップ53
1)、電話が使用中であるときには以下の操作予約操作
は行えないこととなり、一連の操作はここで終了する。
また電話が使用中でない場合には、次に荷物を預け入
れるロッカーボックス11が空いているかどうかが判断さ
れる(ステップ532)。
ここでロッカーボックス11に空きがない場合にあって
は例えば「ロッカーボックス11は全て使用中です。」と
いうようなアナウンスが行われる(ステップ533)と共
に、以後の操作は終了する。
逆に、ロッカーボックス11に空ロッカーボックス11が
ある場合には、予約ボタン46が点灯する(ステップ53
4)と共に、次のカード操作またはキー操作及び本人確
認番号操作による本人確認番号手段の入力に移行する。
ここでカード操作とは、各居住者が有しているIDカー
ドをカード挿入口70に差し込むことによって、そのカー
ドを保有している人が特定の居住者であると判断して、
その後の操作を行なうためのものである。
またキー操作及び本人確認番号操作とは、住居で使用
しているキーをキー挿入口93に差し込むことによって居
住室を特定すると共に、テンキーを用いて本人確認番号
を押すことによって、居住者を特定して、その後の操作
を行うためのものである。
カード操作は第34図に示してある。
まず最初に、前述した予約開始操作によって予約ボタ
ン46が点灯した後は、カード挿入表示部52が点灯する
(ステップ540)。
更に、例えば「カードを奥まで入れてください。カー
ドを引き抜いてください。カードが無い場合は、キーを
入れて右に回して下さい。キーを抜いてください。」と
いうアナウンスが流れる(ステップ541)。
このようなアナウンスに従って、業者によって荷物を
収納してもらうロッカーボックス11を予約しにきた居住
者は、アナウンスがあってから一定時間以内にカード挿
入口70にカードを差し込む(ステップ542)。
このようなカードの差し込みが一定時間以内に行われ
なかった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ543)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内にカードを差し込んだときには、そ
の後、前述したアナウンスに従ってカードを引き抜く
(ステップ544)。
するとつぎにこのようにしてカード挿入口70に挿入さ
れたカードが正しいカードであるか否かが制御部20によ
って判断される(ステップ545)。
このカードが正しくない場合には再びカード挿入を行
えることとなるが、このようなカード挿入ミスは3回ま
では許容される(ステップ546)ものの、3回以上に達
したときには、例えば「初めからやり直して下さい」等
のアナウンスがあった(ステップ547)後に、一連の操
作は終了する。
またカード挿入口70に挿入されたカードが正しいカー
ドであったときには、カード挿入表示部52が消灯する
(ステップ548)と共に、次の暗証番号操作へと移行す
る。
一方、キー操作は第35図に示してある。
まず最初に、前述した予約開始操作によって予約ボタ
ン46が点灯した後は、キー挿入表示部が点灯する(ステ
ップ550)。
更に、例えば「カードを奥まで入れてください。カー
ドを引き抜いてください。カードが無い場合は、キーを
入れて右に回して下さい。キーを抜いてください。」と
いうアナウンスが流れる(ステップ551)。
このようなアナウンスに従って荷物を収納するロッカ
ーボックス11を予約しにきた居住者は、アナウンスがあ
ってから一定時間以内にキー挿入口93にキーを差し込む
(ステップ552)。
このようなキーの差し込みが一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ553)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内にキーを差し込んで右に回したとき
には、その後、前述したアナウンスに従ってキーを引き
抜く(ステップ554)。
するとつぎにこのようにしてキー挿入口93に挿入され
たキーが正しいキーであるか否かが判断される(ステッ
プ555)。
このキーが正しくない場合には、例えば「初めからや
り直して下さい」等のアナウンスがあった(ステップ55
6)後に、一連の操作は終了する。
またキー挿入口93に挿入されたキーが正しいキーであ
ったときには、キー挿入表示部が消灯する(ステップ55
7)と共に、第36図に示した次の本人確認番号操作へと
移行する。
このようにして本人確認番号差に移行すると、まず本
人確認番号操作表示部61が点灯する(ステップ560)。
またここで本人確認番号は、各居住者毎に任意に定め
た番号であり、実施例では4ケタの数字から成ってい
る。
このように本人確認番号操作表示部61が点灯した後
は、例えば「本人確認番号に続き確認キー81を押して下
さい」というアナウンスが流れる(ステップ561)。
このようなアナウンスに従って居住者は、自己の番号
としてあらかじめ制御部20に入力してある番号をテンキ
ー部80の操作によって入力する(ステップ562)。
このような本人確認番号の入力が一定時間以内に行わ
れなかった場合には、例えば「初めからやり直してくだ
さい。」等のアナウンスが流れる(ステップ563)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内に本人確認番号を入力したときに
は、その入力された本人確認番号に相当する数字が数字
表示部65へ表示される(ステップ564)。
すると居住者は、この数字表示部65に表示された数字
が正しいか否かを自己の視覚を通じて判断する(ステッ
プ565)。
この数字が正しくない場合には再び本人確認番号入力
を行えることとなるが、このような入力ミスは3回まで
は許容される(ステップ566)ものの、3回以上に達し
たときには、例えば「初めからやり直して下さい」等の
アナウンスがあった(ステップ567)後に、一連の操作
は終了する。
また数字表示部65に表示された数字が居住者があらか
じめ入力しようとしていた数字と一致しているときに
は、確認キー81を押して(ステップ568)、その数字を
固定する。
すると、今度はその数字が、あらかじめ居住者が登録
した本人確認番号と一致するか否かが判断される(ステ
ップ569)。
その判断の結果、本人確認番号が正しくない場合に
は、例えば「本人確認番号に続き確認キー81を押して下
さい」というアナウンスが流れ(ステップ561)、暗証
番号の入力をやり直すこととなる。勿論このような入力
のやり直しも、前記した入力ミスと同様に、3回まで許
容される(ステップ566)ものである。
更にこのような判断の結果、本人確認番号が居住者に
よってあらかじめ届けられている本人確認番号の一致し
た時には、本人確認番号操作表示部61が消灯し(ステッ
プ570)、次の第37図の暗証番号投入操作へと移行す
る。
このようにして暗証番号投入操作に移行すると、まず
暗証番号操作表示部60が点灯する(ステップ580)。
またここで暗証番号は、業者によって荷物を収納して
もらうロッカーボックス11を予約した居住者が、このロ
ッカーボックス11の予約を依頼した業者に知らせる時
に、その業者に同時に知らせるもので、そのロッカーボ
ックス11の荷物の受取りを依頼された業者による荷物受
取りであることを確認するためのものである。
このように暗証番号操作表示部60が点灯した後は、例
えば「暗証番号に続き確認キー81を押して下さい」とい
うアナウンスが流れる(ステップ581)。
このようにアナウンスに従って居住者は、アナウンス
があってから一定時間以内に暗証番号をテンキー部80の
操作によって入力する(ステップ582)。
このような暗証番号の入力が一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ583)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内に暗証番号を入力したときには、そ
の入力した暗証番号に相当する数字が数字表示部65へ表
示される(ステップ584)。
すると居住者は、この数字表示部65に表示された数字
が自分が考えていた暗証番号であるか否かを自己の視覚
を通じて判断する(ステップ585)。
この数字が正しくない場合には、取消しボタンを押し
て(ステップ586)、再び暗証番号入力を行う(ステッ
プ582)こととなる。
また数字表示部65に表示された数字が居住者があらか
じめ入力しようとしていた数字と一致しているときに
は、確認キー81を押して(ステップ587)、その数字を
固定する。
すると、暗証番号操作表示部60が消灯すると共に、予
約ボタン46が消灯し(ステップ588)、同時にその予約
したロッカーボックス11の使用ランプが点灯し、住居番
号表示部も点灯すると共に、プリンタによって記録され
(ステップ589)、かつ例えば「ロッカーボックス11の
予約を受けつけました。」等のアナウンスがあって(ス
テップ590)、一連の予約操作が終了する。
次に居住者が電話によって種々の操作あるいは連絡等
を行う場合について説明する。
このような場合居住者は、自己の電話と、制御部20に
連結された電話回線との間で、連絡あるいは操作指令を
行うこととなっている。
具体的には居住者が電話によって業者に荷物を配達し
てもらうためにボックスを予約するための「電話予約手
段」について第38図乃至第41図に示したフローチャート
に従って説明する。
この電話予約手段は第38図に示したように、電話予約
開始操作、本人確認番号操作による本人確認手段、暗証
番号操作による暗証番号の入力とにわかれる。
以下、各々の操作を順次説明する。
この電話予約開始操作は、第39図に示すように、まず
荷物を収納するロッカーボックス11を電話で予約する居
住者が制御部20に連結している番号に電話をかける(ス
テップ600)。
すると、この電話によって内部の制御部20が、他の役
割をしているか否かが判断される。この他の役割として
は、例えばこの共同ロッカー装置に他の電話がかかって
いる場合、あるいは他の操作が行われている場合があ
る。このような場合には、制御部20が操作を行えないこ
ととなる。
ここで制御部20が操作中か否かが判断され(ステップ
601)、操作中であるときには以下の電話予約操作は行
えないこととなり、一連の操作はここで終了する。
次に制御部20が操作中でない場合には、例えば「機能
番号に続き、イゲタマークを押してください。」という
アナウンスが流れる(ステップ602)と共に、一定時間
以内に電話を用いて機能番号を押したか否かが判断され
る(ステップ603)。
ここで機能番号とは、外部から電話をかけたときに、
その電話がロッカーボックス11の電話予約についての電
話であるか、あるいは着便照会等の電話であるかが不明
であることから、まず最初にこの電話がロッカーボック
ス11の電話予約である旨を入力するために押すものであ
る。従って、機能番号としては、例えば1,2,3,4の内の
1つの番号とすることができる。
ここで一定時間以内に電話器を用いて機能番号を押さ
なかった時には、例えば「始めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスがあった(ステップ604)後に、
一連の操作が終了する。
また一定時間以内に機内番号を押した場合には、次に
荷物を預け入れるためのロッカーボックス11が空いてい
るかどうかが判断される(ステップ605)。
ここでロッカーボックス11に空きがない場合にあって
は例えば「ロッカーボックス11は全て使用中です。」と
いうようなアナウンスが行われる(ステップ606)と共
に、以後の操作は終了する。
逆にロッカーボックス11に空ロッカーボックス11があ
る場合には、予約ボタン46が点灯する(ステップ607)
と共に、次の第40図に示した本人確認番号操作に移行す
る。
このようにして本人確認番号操作に移行すると、まず
本人確認番号操作表示部61が点灯する(ステップ61
0)。
またここで本人確認番号は、各居住者毎に任意に定め
た番号であり、実施例では4ケタの数字から成ってい
る。
このように本人確認番号操作表示部61が点灯した後
は、例えば「本人確認番号に続きイゲタマークを押して
下さい」というアナウンスが流れる(ステップ611)。
このようなアナウンスに従って居住者は、自己の番号
としてあらかじめ制御部20に入力してある番号を電話器
のテンキーの操作によって入力し、その後電話器のイゲ
タマークを押す(ステップ612)。
このような本人確認番号の入力が一定時間以内に行わ
れなかった場合には、例えば「初めからやり直してくだ
さい。」等のアナウンスが流れる(ステップ613)と共
に、一連の操作はここで終了する。
本人確認番号の入力が一定時間以内に行われたときに
は、その数字があらかじめ居住者が登録した本人確認番
号と一致するか否かが判断される(ステップ614)。
その判断の結果、本人確認番号が正しくない場合に
は、例えば「番号が違います。もう一度正しく押して下
さい。」というアナウンスが流れ(ステップ615)、確
認番号の入力をやり直すこととなる。このような入力の
やり直しは、3回まで許容される(ステップ616)もの
である。
また4回の入力ミスがあったときは、例えば「初めか
らやり直してください。」等のアナウンスが流れる(ス
テップ617)と共に、一連の操作はここで終了する。
更にこのような判断の結果、本人確認番号が居住者に
よってあらかじめ届けられている本人確認番号の一致し
た時には、本人確認番号操作表示部61が消灯し(ステッ
プ618)、次の第41図に示した暗証番号操作へと移行す
る。
このようにして暗証番号挿入操作に移行すると、まず
暗証番号操作表示部60が点灯する(ステップ620)。
またここで暗証番号は、業者によって荷物を収納して
もらうロッカーボックス11を予約した居住者が、ロッカ
ーボックス11の予約を依頼した業者に知らせる時に、そ
の業者に同時に知らせるもので、そのロッカーボックス
11への荷物の収納を依頼された業者による荷物収納であ
ることを確認するためのものである。
このような暗証番号操作表示部60が点灯した後は、例
えば「暗証番号に続きイゲタマークを押して下さい」と
いうアナウンスが流れる(ステップ621)。
このようなアナウンスに従って居住者は、アナウンス
があってから一定時間以内に暗証番号を電話器のテンキ
ー操作によって入力する(ステップ622)。
このような暗証番号の入力が一定時間以内に行われな
かった場合には、例えば「初めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスが流れる(ステップ623)と共
に、一連の操作はここで終了する。
また一定時間以内に暗証番号を入力したときには、暗
証番号操作表示部60が消灯すると共に、予約ボタン46が
消灯し、同時にその予約したロッカーボックス11の使用
ランプ16が点灯し、プリンタによって記録され(ステッ
プ624)、かつ例えば「ロッカーボックス11の予約を受
けつけました。」等のアナウンスがあって(ステップ62
5)、一連の予約操作が終了する。
このように本発明にあっては、制御部を直接操作して
空ロッカーの予約を行なう場合であっても、あるいは電
話を用いて空ロッカーの予約を行なう場合であっても、
本人確認手段と、暗証番号の入力手段とが必要とされ
る。
従って、空ロッカーの予約に本人確認手段が必要であ
ることから、居住者以外の人によって空ロッカーの予約
が行なえないだけでなく、第10図乃至第13図に示した
「予約お届手段」の操作時に暗証番号の入力が必要とさ
れることから、荷物の収納に伴なう事故も生じない。
次に居住者が電話によって荷物が届いているか否かを
照会するための「着便照会手段」について、第42図に従
って説明する。
この着便照会手段は、まず最初に着便照会を行なう居
住者が制御部20に連結している番号に電話をかける(ス
テップ630)。
すると、この電話によって内部の制御部20が、他の役
割をしているか否かが判断される(ステップ631)。こ
の他の役割としては、例えばこの共同ロッカー装置に他
の電話がかかっている場合、あるいは他の操作が行われ
ている場合がある。このような場合には、制御部20が操
作を行えないこととなる。
また制御部20が操作中であるときには、以下の電話予
約操作は行えないこととなり、一連の操作はここで終了
する。
次に制御部20が操作中でない場合には、例えば「機能
番号に続き、イゲタマークを押してください。」という
アナウンスが流れ(ステップ632)、次いで一定時間以
内に機能番号を押したか否かが判断される(ステップ63
3)。
ここで機能番号とは、外部から電話をかけたときに、
その電話がロッカーボックス11の電話予約についての電
話であるか、あるいは着便照会等の電話であるかが不明
であることから、まず最初にこの電話がロッカーボック
ス11の着便照会である旨を入力するために押すものであ
る。従って、機能番号としては、例えば9とすることが
できる。
ここで一定時間以内に機能番号を押さなかった時に
は、例えば「初めからやり直してください。」というの
アナウンスがあった(ステップ634)後に、一連の操作
が終了する。
また一定時間以内に機能番号を押した場合には、住居
番号操作表示部58が点灯する(ステップ635)と共に、
例えば「住居番号に続き、イゲタマークを押してくださ
い。」とアナウンスがある(ステップ636)。
ここで一定時間以内に電話器を用いて住居番号を押せ
ば(ステップ637)良いものの、住居番号を押さなかっ
た時には、例えば「始めからやり直してください。」等
のアナウンスがあった(ステップ638)後に、一連の操
作が終了する。
また一定時間以内に住居番号を電話器のテンキーによ
って押し、かつイゲタマークを押した場合には、次にそ
の住居番号が正しい住居番号か否かが判断される(ステ
ップ639)。
ここで住居番号が正しくない場合には、例えば再度
「住居番号に続き、イゲタマークを押してください。」
とアナウンスがあって(ステップ636)、再度住居番号
を押すこととなる(ステップ637)。
ただこのような間違いは、3回までは許容される(ス
テップ640)ものの、4回目になると、例えば「始めか
らやり直してください。」等のアナウンスがあった(ス
テップ641)後に、一連の操作が終了する。
また住居番号が正しい場合には、住居番号操作表示部
58が消灯する(ステップ642)と共に、次にその居住者
宛の荷物があるか否かが判断される(ステップ643)。
その判断の結果、荷物が届いている場合には、例えば
「荷物が届いています。」とアナウンスがされ(ステッ
プ644)、一連の操作が終了する。
また逆に、荷物が届いていない場合には、例えば「あ
なたの荷物はまだ到着していません。」とアナウンスが
され(ステップ645)、一連の操作が終了する。
次に荷物が届いたときに居住者の電話番号に制御部20
から着便通報を行なうための「電話登録手段」につい
て、第43図に従って説明する。
この電話登録手段は、まず最初に電話登録を行なう居
住者が制御部20に連結している番号に電話をかける(ス
テップ650)。
すると、この電話によって内部の制御部20が、他の役
割をしているか否かが判断される(ステップ651)。こ
の他の役割としては、例えばこの共同ロッカー装置に他
の電話がかかっている場合、あるいは他の操作が行われ
ている場合がある。このような場合には、制御部20が操
作を行えないこととなる。
また制御部20が操作中であるときには、以下の電話登
録操作は行えないこととなり、一連の操作はここで終了
する。
次に制御部20が操作中でない場合には、例えば「機能
番号に続き、イゲタマークを押して下さい。」というア
ナウンスが流れ(ステップ652)、次いで一定時間以内
に機内番号を押したか否さが判断される(ステップ65
3)。
ここで機能番号とは、外部から電話をかけたときに、
その電話がロッカーボックス11の電話登録についての電
話であるか、あるいは着便照会等の電話であるかが不明
であることから、まず最初にこの電話がロッカーボック
ス11の電話登録である旨を入力するために押すものであ
る。従って、機能番号としては、例えば8とすることが
できる。
ここで一定時間以内に電話器を用いて機能番号を押さ
なかった時には、例えば「始めからやり直してくださ
い。」等のアナウンスがあった(ステップ654)後に、
一連の操作が終了する。
また一定時間以内に機能番号を押した場合には、住居
番号操作表示部58が点灯する(ステップ655)と共に、
例えば「住居番号に続き、イゲタマークを押してくださ
い。」とアナウンスがある(ステップ656)。
ここで一定時間以内に住居番号を押せば(ステップ65
7)良いものの、住居番号を押さなかった時には、例え
ば「始めからやり直してください。」等のアナウンスが
あった(ステップ658)後に、一連の操作が終了する。
また一定時間以内に住居番号を電話器のテンキーによ
って押し、かつイゲタマークを押した場合には、次にそ
の住居番号が正しい住居番号か否かが判断される(ステ
ップ659)。
ここで住居番号が正しくない場合には、例えば再度
「住居番号に続き、イゲタマークを押してください。」
とアナウンスがあって(ステップ656)、再度住居番号
を押すこことなる(ステップ657)。
ただこのような間違いは、3回までは許容される(ス
テップ660)ものの、4回目になると、例えば「始めか
らやり直してください。」等のアナウンスがあった(ス
テップ661)後に、一連の操作が終了する。
また住居番号が正しい場合には、住居番号操作表示部
58が消灯する(ステップ662)と共に、例えば「あなた
の電話番号をどうぞ。」とアナウンスがある(ステップ
663)。
次いでこのアナウンスに従って、着便があったときに
連絡してもらう電話番号を、電話器のテンキーによって
入力する(ステップ664)。
このようにして電話番号を登録した後は、例えば「登
録しました。」とアナウンスがあって(ステップ66
5)、一連の操作が終了する。
次に荷物が届いたときに居住者が登録してある電話番
号に制御部20から着便通報を行なうための「電話通報手
段」について、第44図に従って説明する。
この電話通報手段は、まず最初に電話登録を行なって
ある居住者の電話番号に、制御部20から電話をかける
(ステップ670)。
この電話に対して、一定時間以内に居住者が出た(ス
テップ671)場合は、例えば「荷物が到着していま
す。」とアナウンスがあって(ステップ672)電話連絡
が終了することとなる。
ただ居住者が一定時間以内に電話に出ない場合には、
更に一定時間おいた後に、再び電話をかけることとな
る。
なお以上の説明において、制御部20は常に単一の操作
しか行なえないものとして、各手段を行なう際の最初
で、制御部20が操作中か否かを判断してきた。
ただ例えば制御部20を大型化して、一度に複数の制御
が行なえるように形成すると、電話と制御部20に対面し
た操作とが同時に行なえることとなる。
また更に、このような各種の操作において、一部の操
作ではコイン投入操作を含めて説明した。
ただこのようなコイン投入操作は、ロッカーボックス
11を維持管理するための資金として投入されたコインを
使用しようとするものであるために、例えば共益費等に
よって維持管理する費用を負担する場合等にあっては、
不要な操作である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、このような多機能性
を有する共同ロッカーであって、特に空ロッカーがない
ときに配達されると、配達が行なえないこととなるの
で、あらかじめ荷物の配達が予定されるときに、あらか
じめ空ロッカーの予約が行なえると共に、この予約した
ロッカーには居住者が連絡した特定の業者のみしか荷物
の配達が行なえないように形成して、空ロッカーの予約
及びその予約されたロッカーの使用が円滑に行なえるよ
うにしたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は全
体の正面図、第2図は操作部等の詳細を示すための拡大
正面図、第3図乃至第9図は「お届け手段」を示すフロ
ーチャートであり、各々第3図は全体を示すブロック
図、第4図はお届け開始操作、第5図は住居番号操作、
第6図はボックス番号装置、第7図は荷物操作、第8図
はプリント操作、第9図は警報操作、第10図乃至第13図
は「予約お届け手段」を示すフローチャートであり、各
々第10図は全体を示すブロック図、第11図は予約お届け
開始操作、第12図は住居番号操作、第13図は暗証番号操
作、第14図乃至第18図は「荷物引取り手段」を示すフロ
ーチャートであり、各々第14図は全体を示すブロック
図、第15図は荷物引取り開始操作、第16図は住居番号操
作、第17図は暗証番号操作、第18図は荷物入庫操作、第
19図乃至第24図は「受取り手段」を示すフローチャート
であり、各々第19図は全体を示すブロック図、第20図は
受取り開始操作、第21図はカード操作、第22図はキー操
作、第23図は本人確認番号操作、第24図はコイン投入操
作、第25図乃至第31図は「荷物依頼手段」を示すフロー
チャートであり、各々第25図は全体を示すブロック図、
第26図は荷物依頼開始操作、第27図はカード操作、第28
図はキー操作、第29図は本人確認番号操作、第30図は暗
証番号投入操作、第31図はコイン投入操作、第32図乃至
第37図は「操作予約手段」を示すフローチャートであ
り、各々第32図は全体を示すブロック図、第33図は予約
開始操作、第34図はカード操作、第35図はキー操作、第
36図は本人確認番号操作、第37図は暗証番号投入操作、
第38図乃至第41図は「電話予約手段」を記すフローチャ
ートであり、第38図は全体のブロック図、第39図は電話
予約開始操作、第40図は本人確認番号操作、第41図は暗
証番号操作、第42図は「着便照会手段」を示すフローチ
ャート、第43図は「電話登録手段」を示すフローチャー
ト、第44図は「電話通報手段」示すフローチャートであ
る。 10……ロッカー部、11……ロッカーボックス、12……把
手 13……表示部、14……ボックス番号、15……鍵孔 16……使用ランプ、17……空ランプ、18……荷ランプ 20……制御部、30……住居番号表示部 40……選択部、41……お届けボタン、42……予約お届け
ボタン 43……荷物引取りボタン 44……受取りボタン、45……荷物依頼ボタン、46……予
約ボタン 47……取消しボタン、50……指示表示部、51……スター
ト表示部 52……カード挿入表示部 53……テンキー操作表示部、54……荷物の出し入れ表示
部 55……扉の閉塞表示部、56……プリント表示部、57……
終了表示部 58……住居番号操作表示部、59……ボックス番号操作表
示部 60……暗証番号操作表示部、61……本人確認番号操作表
示部 65……数字表示部、70……カード挿入口 80……テンキー部、81……確認キー 90……コイン投入口、91……コイン投入口ランプ 92……コイン返却口、93……キー挿入口 94……プリント部、95……伝票挿入口

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】施錠装置を備えるとともに内部に荷物セン
    サーを設けた複数のロッカーから形成されたロッカー部
    と、このロッカー部の開閉及び管理を制御する制御部か
    らなり、 制御部には、 居住者に配布された登録カードを識別するカードリーダ
    ーと、 荷物を届ける居住者の住居番号、ボックス番号、暗証番
    号、本人確認番号を入力するためのテンキーと、 荷物の入庫された住居番号を示すための住居番号表示
    部、 テンキーの操作により番号を打ち込んだときに表示する
    数字表示部、 荷物を指定のロッカーに収納又は取出したことを記録す
    るプリンターによる記録手段とを設け、 配達業者等と居住者の荷物の受け渡しをこのロッカーに
    より無人でなし得るようにするために、 選択ボタンとして、配達業者用のお届け、予約お届け
    を、居住者用のものとしては受取り、予約を、共通する
    ものとして取り消しボタンを設け、 配達業者は、選択ボタンのお届けを押してから、居住者
    の住居番号、ロッカー番号をテンキーにて押してロッカ
    ーを解錠してロッカー内に荷物を収納し、居住者は住居
    番号表示部に自分の住居番号が点灯していることにより
    荷物の到着を知り、選択ボタンの受取りを押してから登
    録カードをカードリーダーに差し込むことによりロッカ
    ーを解錠して荷物を取り出せるように構成し、居住者が
    荷物のための空ロッカーを予約するためには選択ボタン
    の予約を押してから登録カードなどによる本人確認手段
    と配達業者に知らせる暗証番号入力手段により行い、配
    達業者がロッカーに荷物を届ける場合には暗証番号の入
    力を条件とするようにしたコンピュータコントローラを
    備えた共同ロッカー装置。
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