JPH09282531A - ロッカーシステム - Google Patents

ロッカーシステム

Info

Publication number
JPH09282531A
JPH09282531A JP8231079A JP23107996A JPH09282531A JP H09282531 A JPH09282531 A JP H09282531A JP 8231079 A JP8231079 A JP 8231079A JP 23107996 A JP23107996 A JP 23107996A JP H09282531 A JPH09282531 A JP H09282531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locker
medium
operator
article storage
delivery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8231079A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3361433B2 (ja
Inventor
Toshihide Iida
利英 飯田
Takashi Ichihashi
崇 市橋
Shogo Takahashi
昭五 高橋
Mamoru Suzuki
守 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
Priority to JP23107996A priority Critical patent/JP3361433B2/ja
Publication of JPH09282531A publication Critical patent/JPH09282531A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3361433B2 publication Critical patent/JP3361433B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者の認証の確実性が高く、金銭の授受を
伴う配送等にも対応することができるロッカーシステム
を提供することである。 【解決手段】 ロッカー1は、物品収納部10〜19を
有する。操作キー26は、操作者がディスプレイ23を
参照して操作することにより、対話的に情報を入力す
る。カード装置27は、ICカードの記録情報の読み出
しおよび書き込みを行う。ICカードには、本人を認証
するための固有情報及びプリペイド機能のための疑似マ
ネー情報も記録される。ロッカー制御部20は、操作キ
ーに応動し且つカード装置27から得られるICカード
に格納された固有情報と操作キー26から入力された固
有情報とを照合して操作者の認証を行い、操作者が正当
権利者の場合に、物品収納部10〜19の開閉を制御
し、さらに、カード装置27を介してICカードに登録
されている残高から必要な額を引き落とす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無人にて物品の
授受を仲介するロッカーシステムに係り、特にインテリ
ジェント機能の向上を図ったロッカーシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】集合住宅およびテナントビル等において
は、建物の高層化、同一建物における住宅数又はテナン
ト数の増加、保安機能の充実等に伴い、郵便物の配達お
よび宅配荷物の配送等が容易ではなくなってきている。
すなわち、集合住宅又はテナントビルにおいて、郵便局
の配達員又は宅配業者の配送担当者が、郵便物又は宅配
荷物等の物品を確実に配達又は配送するには、各住宅又
は各テナントの戸口まで届けることが望ましい。しかし
ながら、建物の構造等により、物品を持って各戸口まで
行くこと自体が煩雑であることも多い。しかも届け先が
不在であれば、多くの場合、物品を一旦持ち帰った後に
再度届けなければならない。さらに、宅配業者を装った
犯罪等を抑制するため、建物の出入り自体を制限するな
どして、保安機能の充実を図るほど、各戸口まで配達又
は配送することは一層困難になる。
【0003】通常の場合、小さな郵便物等は、建物の出
入口近傍に、その建物の居住者又はテナントの郵便受け
を設置しておくことで対処している。ところが、郵便受
けに入らない大きな郵便物、あるいは受領印等の必要な
書留便および宅配荷物等は、各戸口まで届けなければな
らないことになる。
【0004】そこで、フルタイムロッカーなどと称さ
れ、所定の操作によらなければ開閉することができない
扉付きの物品収納部を有するロッカーシステムが提案さ
れている。
【0005】従来のこの種のロッカーシステムは、建物
の出入口近傍に設置され、磁気記録カード等により、使
用者本人および予め契約した特定の業者の認証を行っ
て、物品収納部の扉を開閉するとともに、必要な配達通
知書、受領書、預り証等を発行することにより、この物
品収納部を介して使用者と配達員および配送業者等との
物品の受け渡しを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のロッカ
ーシステムは、基本的に、物品収納部の開閉制御を無人
にて行うものであり、種々の使用形態への適応性、対応
の柔軟性等については、必ずしも充分ではなかった。例
えば、操作者の認証については、磁気記録カードおよび
いわゆる暗証番号に頼っており、磁気記録カードの不正
使用等に対するセキュリティを向上することは困難であ
った。また、ロッカーシステム自体に、金銭の授受を保
証するための機能もないため、予め業者との間で金融機
関の口座からの引き落としに関する契約を結ぶなどして
おかない限り、代引き(代金引換)配送等のように金銭
の授受を伴う配送に対応することも不可能であった。
【0007】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、操作者の認証の確実性を高め、金銭の授受を
伴う配送等にも柔軟に対処することができて、セキュリ
ティの向上および適用範囲の拡大を可能とするロッカー
システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるロッカーシステム
は、開閉可能な物品収納部を有するロッカーと、情報を
入力する操作手段と、前記操作手段と関連して動作し
て、操作者の認証のための固有情報及び金銭の残高の情
報が予め記録された証拠媒体を処理する媒体処理手段
と、前記固有情報に対応する操作者の固有情報を入力す
る固有情報入力手段と、前記操作手段に応動し且つ前記
媒体処理手段で得られる前記証拠媒体の固有情報と固有
情報入力手段で得られる固有情報とを照合して操作者の
認証を行い、操作者が正当権利者の場合に、前記ロッカ
ーの物品収納部の開閉を制御し、さらに、前記媒体処理
手段を介して前記証拠媒体に登録された前記残高情報か
ら対応する額を引き落とすロッカー制御手段と、を具備
し、物品の授受及び代金の支払いを仲介することを特徴
とする。
【0009】前記ロッカー制御手段は、通信回線を介し
てホスト処理手段に結合されていてもよい。前記ホスト
処理手段は、通信回線を介して金融機関の取引処理手段
に結合されていてもよい。
【0010】前記ロッカー制御手段は、通信回線を介し
て金融機関の取引処理手段に結合されていてもよい。前
記ロッカー制御手段は、前記操作手段の操作により、ロ
ッカー運用で用いる金銭情報を、前記媒体処理手段を介
して、前記証拠媒体に、予め設定した操作者の金融口座
を用いて、振り込み処理するための振り込み処理手段を
含んでいてもよい。
【0011】前記ロッカー制御手段は、前記操作手段の
操作により、配送先、業者情報および配送に係る集金額
が入力されると、その集金額を記憶するとともに前記ロ
ッカーの対応する物品収納部を開き、前記物品収納部に
物品が収容されてその物品収納部が閉じられると、前記
プリント手段により配送業者への受領書および配送先へ
の配送通知を発行するための決済配送処理手段を含んで
いてもよい。前記ロッカー制御手段は、前記媒体処理手
段に前記証拠媒体がセットされると、前記操作手段およ
び固有情報入力手段との関連動作により、操作者の認証
を行い、集金額の確認操作が完了すると、前記プリント
手段により領収書を発行するとともに前記ロッカーの対
応する物品収納部を開く決済受領処理手段を含んでいて
もよい。
【0012】前記決済付き受領処理手段は、前記集金額
の確認操作時に操作者が受領を否定すると所定の異常処
理を行うための異常処理手段を含んでいてもよい。ま
た、前記ロッカー制御手段は、前記操作手段の操作によ
り、配送先および業者情報が入力されると、前記ロッカ
ーの対応する物品収納部を開き、前記物品収納部に物品
が収容されてその物品収納部が閉じられると、前記プリ
ント手段により配送業者への受領書および配送先への配
送通知を発行するための非決済配送処理手段を含んでい
てもよい。
【0013】前記ロッカー制御手段は、前記媒体処理手
段に前記証拠媒体がセットされると、前記操作手段およ
び固有情報入力手段との関連動作により、操作者の認証
を行い、前記ロッカーの対応する物品収納部を開く非決
済受領処理手段を含んでいてもよい。
【0014】前記ロッカー制御手段は、前記媒体処理手
段に前記証拠媒体がセットされると、前記操作手段およ
び固有情報入力手段との関連動作により、操作者の認証
を行い、発送先情報が入力されると、前記ロッカーの対
応する物品収納部を開き、前記物品収納部に物品が収容
されてその物品収納部が閉じられると、前記プリント手
段により預り証を発行する預入処理手段を含んでいても
よい。
【0015】前記ロッカー制御手段は、前記媒体処理手
段に業者の認証のための業者の固有情報が記録された証
拠媒体がセットされると、前記操作手段および固有情報
入力手段との関連動作により、操作者の認証を行うとと
もに、前記ロッカーの対応する物品収納部を開き、前記
物品収納部から物品が取り出されてその物品収納部が閉
じられると、前記プリント手段により発送伝票を発行す
る発送処理手段を含んでいてもよい。
【0016】また、この発明の第2の観点にかかるロッ
カーシステムは、開閉可能な物品収納部を有するロッカ
ーと、金銭の残高情報が予め記録された証拠媒体を処理
する媒体処理手段と、操作者の固有情報を入力する固有
情報入力手段と、前記固有情報入力手段から入力された
固有情報に基づいて操作者の認証を行い、操作者が正当
権利者の場合に、前記ロッカーの物品収納部の開閉を制
御し、さらに、前記媒体処理手段を介して前記証拠媒体
に登録された前記残高情報から対応する額を引き落とす
ロッカー制御手段と、を具備することを特徴としてい
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1および図2を参照して、この
発明の第1の実施の形態に係るロッカーシステムを説明
する。
【0018】このロッカーシステムは、図1に示すよう
に、ロッカー1、操作制御部2、通信ネットワーク3お
よび管理センタ4により構成される。ロッカー1は、物
品収納部10〜19を有する。物品収納部10〜19
は、それぞれロック付きの扉を備え、この扉の開閉によ
り、物品収納部10〜19内への物品の収容および物品
収納部10〜19からの物品の取出が可能となる。
【0019】操作制御部2は、ロッカー1の一隅部に物
品収納部10〜19と一体的に設けられている。操作制
御部2は、ロッカー制御部20、ビデオカメラ21、ビ
デオモニタ22、ディスプレイ23、スピーカ24、マ
イクロフォン25、操作キー26、カード装置27、帳
票プリンタ28および電話機29を有する。
【0020】ロッカー制御部20は、ビデオカメラ2
1、ビデオモニタ22、ディスプレイ23、スピーカ2
4、マイクロフォン25、操作キー26、カード装置2
7、帳票プリンタ28および電話機29に結合され、操
作制御部2の全体の動作を制御している。このロッカー
制御部20の制御により、ロッカー1の物品収納部10
〜19の扉が個別に開閉される。物品収納部10〜19
の扉は、異常発生時、故障時および保守点検時等の特殊
な場合を除き、ロッカー制御部20の制御によってのみ
開放される。
【0021】ビデオカメラ21は、操作者の主として顔
面の画像を撮像して、画像情報をロッカー制御部20に
入力する。ビデオモニタ22は、ロッカー制御部20に
より制御されて、ビデオカメラ21により撮像された画
像を表示する。
【0022】ディスプレイ23は、ロッカー制御部20
により制御されて、対話式操作入力のための操作情報お
よび入力情報等を表示する。マイクロフォン25は、操
作者の音声を収集し、音声情報をロッカー制御部20に
入力する。操作キー26は、例えば数字キーおよび機能
キー等により構成され、操作者がディスプレイ23を参
照して操作することにより、ロッカー制御部20に対し
て対話的に所要の情報を入力する。
【0023】カード装置27は、IC(集積回路)カー
ドの記録情報の読み出しおよび書き込みを行う。ロッカ
ー制御部20は、カード装置27を介してICカードか
ら記録情報を読み出すとともに、ICカードへ新たな情
報を記録する。
【0024】ICカードには、本人を認証するための本
人の顔面の画像情報、および本人の音声情報等の固有情
報が記録される。ICカードに暗証番号が記録されてい
てもよい。ICカードに記録される情報は、本人を識別
するための情報であるから、これらの情報がそのまま記
録されている必要はなく、本人の識別のための照合に使
用し得る情報であればよい。さらに、ICカードには、
プリペイド機能のための疑似マネー情報が記録される。
【0025】ICカードは、通常知られているように、
金融機関、第三者機関等から発行される。ICカードに
登録されているいる疑似マネーカード情報は、図7を参
照して後述するように、ICカード保持者の銀行口座か
らロッカー運用口座に任意の金額を振り替えること等に
より更新(加算)される。
【0026】帳票プリンタ28は、ロッカー制御部20
により制御されて、物品受領書、預り証、配達状、およ
び領収証等をプリントして発行する。電話機29は、操
作制御部2の一部に収容されており、必要に応じて、管
理センタ4と連絡をとるために用いられる。
【0027】ロッカー制御部20は、通信ネットワーク
3を介して管理センタ4に結合されている。通信ネット
ワーク3は、アナログ又はディジタルの公衆電話回線、
専用通信回線等により構成される。
【0028】図2は管理センタ4の詳細な構成を示して
いる。管理センタ4は、サーバ40、ハブ41、コミュ
ニケーションサーバ42、コンソール43、44、カー
ド装置45、46、ディスク装置47、プリンタ48お
よび無停電電源装置(UPS)49を有している。管理
センタ4には、通信ネットワーク3を介して、図1にお
けるロッカー1と同様にそれぞれロッカー制御部2A、
2Bを備えたの複数のロッカー1A、1B…が結合され
ている。
【0029】管理センタ4には、管理担当者等のオペレ
ータが常駐し、ロッカー1A、1Bのトラブルに対し
て、ロッカー制御部2に付属の電話機29による電話連
絡に対して常時対応する。さらに、管理センタ4は、ロ
ッカーシステム自体の運用の補助業務も行い、例えば、
ロッカー1A、1Bの利用状況に応じて、利用者に対し
電話等にて直接アプローチする。このアプローチは、例
えば、配送荷物がロッカーに預け入れられているとき
に、利用者に荷物の取り出しを促すなどの業務を行う。
【0030】サーバ40は、管理センタ4のLAN(ロ
ーカルエリアネットワーク)を構築するホストシステム
を構成し、通信ネットワーク3を介して結合されている
各ロッカー1A、1B…の設置場所および連絡先等のロ
ッカー情報の管理、ロッカー利用者の氏名、ルームナン
バ、電話番号等の利用者情報の管理、およびロッカー1
A、1B…毎の利用状況の把握等を実行する。ロッカー
1A、1B…毎の利用状況の把握のためには、例えば1
日に1回、各ロッカー1A、1B…に対してトランザク
ション情報の収集を行って利用状況を監視する。
【0031】ハブ41は、サーバ40、コミュニケーシ
ョンサーバ42、コンソール43および44を結合し
て、管理センタ4内のLANを構築する。コミュニケー
ションサーバ42は、ハブ41と通信ネットワーク3と
の間の通信を制御し、通信ネットワーク3を介して、サ
ーバ40により構築される管理センタ4内のLANを、
各ロッカー1A、1B…に結合する。
【0032】コンソール43および44は、管理センタ
4のオペレータが操作するための端末である。トラブル
発生時には、オペレータが、コンソールを手動操作する
ことによりロッカー1A、1B…の物品収納部10〜1
9の扉を開放することができる。
【0033】カード装置45および46は、コンソール
43および44に関するICカードの読み出し書き込み
を行い、システムのセキュリティのためコンソール43
および44を操作するオペレータの認証、ゲート管理等
のためにオペレータの社員証等のICカードを読み取
る。
【0034】ディスク装置47は、サーバ40の運用の
ための外部記憶装置であり、プリンタ48は、サーバ4
0による管理情報のハードコピー出力等に用いられる。
無停電電源装置49は、停電等の際に、サーバ40の電
源をバックアップして、サーバ40の急なダウンを防止
し、必要な情報等の退避を行ってシステムの信頼性を高
めるために設けられている。
【0035】図1および図2に示されたロッカーシステ
ムにおける種々の利用形態について具体的に説明する。
図3および図4に、書留郵便の配達および受取をそれぞ
れ説明するフローチャートを示す。
【0036】(1) 書留郵便の配達 まず、郵便配達員による書留郵便の配達について、郵便
配達員の操作の流れを示す図3を参照して説明する。郵
便配達員が、書留郵便の配達に訪れた場合、まず、宛先
者、すなわち受取人が不在か否かを確認する(ステップ
S11)。宛先者が不在でなければ、郵便配達員は、直
ちに宛先者の戸口まで訪れて郵便物を手渡し、受取人の
受領印を受けて配達を完了する(ステップS12)。
【0037】ステップS11で、宛先者が不在であった
場合、従来であれば、郵便配達員は、後に再配達を行っ
ていた。このように、宛先者が不在であった場合、ロッ
カーシステムを利用することができる。すなわち、ステ
ップS11において、宛先者が不在であった場合、ま
ず、郵便配達員は、予め用意しておいたICカードおよ
び暗証番号等により、操作制御部2のディスプレイ23
を参照して操作キー26を操作して、配達者の確認操作
を行い、配達者情報をロッカー制御部20に記録させる
(ステップS13)。ロッカー制御部20は、空いてい
る物品収納部10〜19のいずれかの扉を開放する(ス
テップS14)。郵便配達員は、開いた物品収納部に書
留郵便物を預け入れ(ステップS15)、その物品収納
部の扉を閉じる(ステップS16)。なお、書留郵便物
専用の物品収納部を配置してもよい。
【0038】物品収納部に物品を預け入れる際には、物
品収納部内に設けた物品センサが物品の収容を検知する
ことができるように、物品収納部内の所定の位置に物品
を配置することが指示される。この指示は、例えば、デ
ィスプレイ24による文字表示、又はスピーカ24によ
る音声表示のいずれかによってなされる。また、物品収
納部10〜19の扉は、この場合、手動操作によって閉
じるものとする。
【0039】物品収納部が閉じられると、ロッカー制御
部20は、物品が収納された収納部の番号と預かり証の
番号とを対応付けて記憶する。また、帳票プリンタ28
により、預り証および配達状を発行する(ステップS1
7)。郵便配達員は、発行された預り証および配達状を
一旦受領し(ステップS18)、配達状を、宛先者の郵
便受けに投函して(ステップS19)、書留郵便の配達
を完了する。郵便配達員が、配達の証明のために持ち帰
る預り証には、図5に示すように、預り証であること、
ロッカー1が預かった日付、ICカードを用いて郵便物
をロッカー1に預けたこと、ロッカーシステムの管理会
社名および預り証番号等が記入されている。また、配達
状には、書留が収納されている物品収納部の番号、預か
り証の番号などが記録される。
【0040】なお、他の方法、例えば、電話連絡などに
より、書留郵便物がロッカー1に預けられていることを
告知することも可能であるである。なお、例えば電話連
絡等により受取人に告知される場合には、ステップS1
7〜19における配達状の発行、受領および投函は不要
である。また、配達状は、ロッカー制御部20の制御に
より発行せず、予め郵便配達員が持参するようにしても
よい。
【0041】(2) 書留郵便の受取 次に、利用者つまり受取人による書留郵便の受取につい
て、受取人の操作の流れを示す図4を参照して説明す
る。まず、利用者が自分の郵便受けを調べて、配達状の
有無を確認する(ステップS21)。郵便受けに配達状
が入っていない場合には、何もしないで終了する。ステ
ップS21で、郵便受けに配達状が入っていた場合に
は、利用者は、操作キー26を操作して預かり証に記載
された収納部の番号、預り証の番号等を入力すると共に
ICカードをカード装置27にセットする。続いて、ロ
ッカー制御部20の制御によるディスプレイ23および
スピーカ24を介しての案内に従い、ICカードの情報
に基づく個人の特定、即ち、認証を行う(ステップS2
2)。
【0042】ステップS22では、ビデオカメラ21に
よりとらえられた顔面の画像、マイクロフォン25によ
り収集された音声等がICカードから読み出された個人
の固有情報と照合される。ステップS22で本人が特定
できなかった場合には、他人がICカードを悪用してい
ると判断されるので、直ちに異常処理を行って、管理セ
ンタ4に通報するなどする(ステップS23)。
【0043】ステップS22で、本人を特定することが
できた場合には、ロッカー制御部20は、ロッカー1の
物品収納部10〜19の対応する扉を開放する(ステッ
プS24)。受取人は、開いた物品収納部から書留郵便
物を取り出して受領し(ステップS25)、その物品収
納部の扉を閉じる(ステップS26)。物品収納部の扉
が閉じられると、ロッカー制御部20は、郵便局に受領
書を発行する(ステップS27)。この受領書は、IC
カードに予め記録された情報に基づき、図6に示すよう
に、受領書であること、ロッカー1に預け入れられた日
付、預り証番号、郵便物をロッカー1から取り出して受
け取った日付、受取人の住所、氏名、印鑑の画像、受け
取ったことおよびロッカーシステムの管理会社名等が記
入されている。この受領書は、コンピュータ通信又はコ
ンピュータ通信を介したFAX通信により、ネットワー
ク3を介して郵便局に送付される。したがって、帳票プ
リンタ28により受領書を印刷し、管理者が印刷された
受領書を郵便、FAX等により郵便局に送付するように
してもよい。
【0044】また、郵便局の配達員のICカードに預か
り情報を書き込んでおき、配達員が再度ロッカー1を利
用した時点で、既に受領されていれば、電子的な受領
印、いわゆる電子署名、ディジタル署名をそのICカー
ドに書き込むようにしてもよい。コンピュータ通信によ
る受領連絡の際に、情報の改ざんや、不正が行われる危
険を防止するためには、受領連絡のデータを暗号化して
送信し、郵便局側で特定者により解読するようにする。
ファクシミリの場合、改ざんは、紙上修正となるので、
改ざんが行われても発見することが可能である。ファク
シミリの場合、コピーと区別することが難しいので、改
ざんを防ぐためには、原本に赤色等の色スタンプにより
マーキングするようにすれば、改ざんを防止することが
できる。
【0045】次に、電子決済を伴う配送について説明す
る。電子決済を利用するには、ICカードに予め金銭を
チャージすなわち登録(プリペイ)しておくことが必要
である。この場合、図7に示すように、ロッカー1の操
作制御部2のロッカー制御部20、ディスプレイ23、
操作キー26、カード装置27等を用いた端末機能によ
り、通信回線(および管理センタ4)を介して、金融機
関の利用者の預金口座から、例えば1,000円を予め用意
したロッカー運用口座(例えば、ロッカー管理者の口
座)へ振り替える。この振り替えた金額が、カード装置
27にセットされたICカードに疑似マネーとして登録
される。このようにしておけば、ロッカーを利用した物
品の授受に要する料金等を、ロッカー制御部20を介し
て、このICカードに登録した1,000円から電子的に引
き出すことができる。
【0046】代引き配送等のように、決済を伴う荷物の
配送および受取の典型的な一例を図8に模式的に示す。
この場合の荷物の預け入れおよび受取の操作の流れを、
決済を伴わない場合と比較して図9および図10に示
す。
【0047】(3) 決済型配送 図8において、決済を伴う荷物の配送を行う場合、運送
業者は、ロッカー1の操作制御部2を操作して、パスワ
ードならびにICカードによる認証により、予め登録し
た業者であることの確認を行う。そして、請求金額を入
力して、配送荷物をロッカー1の物品収納部に預け入れ
る。ロッカー1の操作制御部2からは、受領書および配
達状を発行する。運送業者は受領書を持ち帰り、荷物が
届いていることを示す配達状および請求金額(例えば1,
000円)が表示された納品書を宛先者すなわち受取人の
郵便受けに投函する。
【0048】ロッカーの利用者である受取人は、自己の
ICカードをカード装置27に装着し、預け入れ番号、
収納部番号等を入力すると共にICカードに登録された
固有情報による認証により本人の確認を行う。認証が確
認されると、請求金額を確認し、所定の処理によりIC
カードによる代金支払いを指示する。ロッカー制御部2
0は、ICカードの疑似マネーから、予め登録されてい
る代金を減算し、領収書を発行し、さらに、対応するロ
ッカー1の扉を開く。受取人は荷物を取り出す。
【0049】受取人が荷物を取り出すと、ロッカー制御
部20は、預け入れ番号、預け入れ日時、取り出し日
時、請求金額および支払金額等の取出情報が、例えばバ
ッチ処理によって、管理センタ4に送られる。管理セン
タ4からA金融機関に振込依頼が自動的に送られ、A金
融機関の受取人のシステム運用口座からB金融機関の運
送業者の企業口座に代金(1,000円)が振り込まれる。
【0050】図9に配送時の預入および集金額設定の際
の運送業者の具体的な操作の流れを示す。まず、操作制
御部2の操作キー26の開始ボタンを操作すると(ステ
ップS31)、操作メニューが表示され、メニュー内か
ら処理内容、「4.お届け物(集金)」を選択する(ス
テップS32)。次に、届け先部屋番号を入力し(ステ
ップS33)、運送業者の業者番号を入力して(ステッ
プS34)、運送業者の確認が行われた後に(ステップ
S35)、集金額の設定を行う(ステップS36)。以
上の操作が正常に終了すると、ロッカー1の物品収納部
の扉が開くので、荷物を預け入れて、扉を閉める(ステ
ップS37)。その後、先に述べた、受領書および配達
状が発行される(ステップS38)。
【0051】図9では、決済型の配送の手順を実線の矢
印で示したが、非決済型の場合は、図9に破線の矢印で
示すように、ステップS36の集金額の設定をスキップ
するだけで、その他は決済型の場合と同様である。
【0052】図10にロッカーに預入られた荷物の受け
取りおよび代金引き落としの際の受取人の具体的な操作
の流れを示す。
【0053】まず、ICカードをカード装置27にセッ
トすると(ステップS41)、本人の認証が行われた
後、納品書と画面表示の金額との比較により、集金額に
相違がないかを確認する(ステップS42)。ステップ
S42の比較の結果、両者が一致していれば(OK)、
ICカードの疑似マネーから代金の引き落としを行い
(ステップS43)、受領書を発行するとともに(ステ
ップS44)、ロッカー1の物品収納部の扉を開放し、
荷物を引き取る(ステップS45)。
【0054】ステップS42で、両者が一致していなけ
れば(NG)、それまでの操作をキャンセルし(ステッ
プS46)、管理センタ4へ連絡する(ステップS4
7)。管理センタ4は、ロッカーの強制開放等の処置を
行う(ステップS48)。
【0055】図10では、決済型の配送の手順を実線の
矢印で示したが、非決済型の場合は、図10に破線の矢
印で示すように、ステップS42〜S44の処理をスキ
ップする。
【0056】なお、上述したロッカーシステムにおいて
は、ICカードのセキュリティ機能を用いて、暗証番号
等の重要なデータは、キーを設定して暗号化し、不正な
アクセスを防止する。また、通信ネットワーク3を介し
て送受する電文はスクランブルして送受することによ
り、不正なアクセスを防ぐようにする。
【0057】また、上述のロッカーシステムは、荷物お
よび郵便物の配送に加えて、ほぼ同様にして、予め契約
した宅配業者への荷物の発送および予め契約したクリー
ニング店との洗濯物の授受等にも有効に利用することが
できる。
【0058】(第2の実施の形態)次に、図11および
図12を参照して、この発明の第2の実施の形態に係る
ロッカーシステムを説明する。図11および図12は、
ICカードとして、磁気ストライプ記録部およびICメ
モリに加えて、光学的記録部も備えた光ICハイブリッ
ドカードを用いている。
【0059】郵便配達員による書留郵便の配達につい
て、郵便配達員の操作の流れを示す図11を参照して説
明する。この場合、図11は、図3とほぼ同様の書留郵
便の配達の場合の流れを示しており、図3と同一の部分
には同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0060】郵便配達員が、書留郵便の配達に訪れた場
合、受取人が不在か否かを確認し、(ステップS1
1)、不在でなければ、郵便配達員は、直ちに戸口まで
訪れて郵便物を手渡し、受取人の受領印を受けて配達を
完了する(ステップS12)。受取人が不在であった場
合、郵便配達員は、予め用意しておいた光ICハイブリ
ッドカードおよび暗証番号等により、配達者の確認操作
を行い、配達者情報を、システム、すなわちロッカー制
御部20に記録させる(ステップS51)。
【0061】ロッカー制御部20の制御により、ロッカ
ー1の物品収納部10〜19のいずれかの扉が開放され
(ステップS14)、郵便配達員は、開いた物品収納部
に書留郵便物を収納させて預け入れ(ステップS1
5)、その物品収納部の扉を閉じる(ステップS1
6)。
【0062】物品収納部が閉じられると、ロッカー制御
部20は、帳票プリンタ28により、預り証および配達
状を発行するとともに、預り証情報を光ICハイブリッ
ドカードの光学的記録部にも記録する(ステップS5
2)。郵便配達員は、発行された預り証および配達状
と、記録が済んだ光ICハイブリッドカードを受領し
(ステップS53)、配達状を、宛先者の郵便受けに投
函して(ステップS19)、書留郵便の配達を完了す
る。
【0063】この書留郵便物の受取については、図4の
場合と全く同様であるが、光ICハイブリッドカードを
用いる場合は、受領の確認のために郵便配達人が再訪問
することが望ましい。
【0064】次に、この再訪問の際の、郵便配達員の操
作の流れを図12を参照して説明する。郵便配達人は、
再訪問した際に、ロッカーシステムのカード装置27に
光ICハイブリッドカードをセットする(ステップS6
1)。すると、直ちに、預り証が発行済みであるか否か
が確認され(ステップS62)、預り証が発行されてい
なければ、ロッカー制御部20は、光ICハイブリッド
カードをそのまま返却する(ステップS63)。預り証
が発行されている場合、すなわち以前に、ロッカー1に
荷物を預けた場合、受取人が郵便物を受け取った際に発
行された受領書の内容を、光ICハイブリッドカードに
記録して(ステップS64)、郵便配達員に返却する
(ステップS65)。
【0065】なお、上述のロッカーシステムにおいて、
本人の認証を行うのに、画面の画像、音声以外の固有情
報、例えば指紋の画像情報、サインの画像による筆跡情
報等を利用してもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るロ
ッカーシステムにおいては、金銭の授受にかかわる決済
を可能として、金銭の授受を伴う配送等にも柔軟に対処
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るロッカーシ
ステムの主要部の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のロッカーシステムのシステム全体の構成
および管理センタの具体的な構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1のロッカーシステムの書留郵便配達時の郵
便配達員の操作の流れを示すフローチャートである。
【図4】図1のロッカーシステムの書留郵便配達時の受
取人の操作の流れを示すフローチャートである。
【図5】図1のロッカーシステムの書留郵便配達時に用
いられる預り証の図である。
【図6】図1のロッカーシステムの書留郵便受取時に用
いられる受領書の図である。
【図7】図1のロッカーシステムの決済処理に用いられ
る疑似マネーのICカードへのチャージを説明するため
のブロック図である。
【図8】図1のロッカーシステムの決済を伴う配送処理
の手順を説明するための図である。
【図9】図1のロッカーシステムの決済を伴う配送時の
運送業者の操作の流れを示すフローチャートである。
【図10】図1のロッカーシステムの決済を伴う配送時
の受取人の操作の流れを示すフローチャートである。
【図11】この発明の第2の実施の形態に係るロッカー
システムの書留郵便配達時の郵便配達員の操作の流れを
示すフローチャートである。
【図12】図11のロッカーシステムの書留郵便配達後
の再訪問時の郵便配達員の操作の流れを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1,1A,1B ロッカー 2,2A,2B 操作制御部 3 通信ネットワーク 4 管理センタ 10〜19 物品収納部 20 ロッカー制御部 21 ビデオカメラ 22 ビデオモニタ 23 ディスプレイ 24 スピーカ 25 マイクロフォン 26 操作キー 27,45,46 カード装置 28 帳票プリンタ 29 電話機 40 サーバ 41 ハブ 42 コミュニケーションサーバ 43,44 コンソール 47 ディスク装置 48 プリンタ 49 無停電電源装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 守 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉可能な物品収納部を有するロッカー
    と、 情報を入力する操作手段と、 前記操作手段と関連して動作して、操作者の認証のため
    の固有情報及び金銭の残高情報が予め記録された証拠媒
    体を処理する媒体処理手段と、 前記固有情報に対応する操作者の固有情報を入力する固
    有情報入力手段と、 前記操作手段に応動し且つ前記媒体処理手段で得られる
    前記証拠媒体の固有情報と固有情報入力手段で得られる
    固有情報とを照合して操作者の認証を行い、操作者が正
    当権利者の場合に、前記ロッカーの物品収納部の開閉を
    制御し、さらに、前記媒体処理手段を介して前記証拠媒
    体に登録された前記残高情報から対応する額を引き落と
    すロッカー制御手段と、 を具備し、物品の授受及び代金の支払いを仲介すること
    を特徴とするロッカーシステム。
  2. 【請求項2】前記ロッカー制御手段は、通信回線を介し
    て、複数の前記ロッカーシステムを制御するホスト処理
    手段に結合されており、 前記ホスト処理手段は、通信回線を介して金融機関の取
    引処理手段に結合されており、 前記ホスト処理手段は、前記証拠媒体に登録された金額
    から引き落とした額を金融機関の対応する口座に振り込
    むことを特徴とする請求項1に記載のロッカーシステ
    ム。
  3. 【請求項3】前記ロッカー制御手段は、通信回線を介し
    て、金融機関の取引処理手段に結合されており、前記証
    拠媒体に登録された金額から引き落とした額を金融機関
    の対応する口座に振り込むことを特徴とする請求項1に
    記載のロッカーシステム。
  4. 【請求項4】前記ロッカー制御手段は、前記操作手段の
    操作により、ロッカーの運用で用いる金銭を、前記媒体
    処理手段を介して、前記証拠媒体に、予め設定した操作
    者の金融口座から振り込む振り込み手段を含む、ことを
    特徴とする請求項1又は2に記載のロッカーシステム。
  5. 【請求項5】さらに、帳票を印刷するプリント手段を備
    え、 前記ロッカー制御手段は、 前記操作手段から配送先、業者情報および配送に係る集
    金額が入力されると、その集金額を記憶するとともに前
    記ロッカーの対応する物品収納部を開き、前記物品収納
    部に物品が収容されてその物品収納部が閉じられると、
    前記プリント手段により配送業者への受領書および配送
    先への配送通知を発行する決済配送処理手段と、 前記ロッカー制御手段は、前記媒体処理手段にセットさ
    れた前記証拠媒体に記憶された固有情報及び前記固有情
    報入力手段により入力された固有情報に基づいて操作者
    の認証を行い、認証された場合に、前記集金額を前記証
    拠媒体に記憶された残高情報から減算し、前記プリント
    手段により領収書を発行し、前記ロッカーの対応する物
    品収納部を開く決済付き受領処理手段と、 を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つ
    に記載のロッカーシステム。
  6. 【請求項6】前記決済付き受領処理手段は、前記集金額
    の確認操作時に操作者が受領を否定すると所定の異常処
    理を行う異常処理手段を含むことを特徴とする請求項5
    に記載のロッカーシステム。
  7. 【請求項7】さらに、帳票を印刷するプリント手段を備
    え、 前記ロッカー制御手段は、 前記操作手段から配送先および業者情報が入力される
    と、前記ロッカーの対応する物品収納部を開き、前記物
    品収納部に物品が収容されてその物品収納部が閉じられ
    ると、前記プリント手段により配送業者への受領書およ
    び配送先への配送通知を発行する非決済配送処理手段
    と、 前記媒体処理手段に前記証拠媒体がセットされると、前
    記操作手段および固有情報入力手段との関連動作によ
    り、操作者の認証を行い、前記ロッカーの対応する物品
    収納部を開く非決済受領処理手段と、 を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つ
    に記載のロッカーシステム。
  8. 【請求項8】さらに、帳票を印刷するプリント手段を備
    え、 前記ロッカー制御手段は、前記媒体処理手段に前記証拠
    媒体がセットされると、前記操作手段および固有情報入
    力手段との関連動作により、操作者の認証を行い、発送
    先情報が入力されかつ前記ロッカーの対応する物品収納
    部に物品が収納されると、前記プリント手段により預り
    証を発行すると共に前記媒体処理手段を介して前記証拠
    媒体より対応する金額を引き落とす預入処理手段と、 前記ロッカー制御手段は、前記媒体処理手段に業者の認
    証のための業者の固有情報が記録された証拠媒体がセッ
    トされると、前記操作手段および固有情報入力手段との
    関連動作により、操作者の認証を行うとともに、前記ロ
    ッカーの対応する物品収納部を開き、前記物品収納部か
    ら物品が取り出されてその物品収納部が閉じられると、
    前記プリント手段により発送伝票を発行する発送処理手
    段と、 を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つ
    に記載のロッカーシステム。
  9. 【請求項9】開閉可能な物品収納部を有するロッカー
    と、 金銭の残高情報が予め記録された証拠媒体を処理する媒
    体処理手段と、 操作者の固有情報を入力する固有情報入力手段と、 前記固有情報入力手段から入力された固有情報に基づい
    て操作者の認証を行い、操作者が正当権利者の場合に、
    前記ロッカーの物品収納部の開閉を制御し、さらに、前
    記媒体処理手段を介して前記証拠媒体に登録された前記
    残高情報から対応する額を引き落とすロッカー制御手段
    と、 を具備するロッカーシステム。
JP23107996A 1996-08-30 1996-08-30 ロッカーシステム Expired - Fee Related JP3361433B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23107996A JP3361433B2 (ja) 1996-08-30 1996-08-30 ロッカーシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23107996A JP3361433B2 (ja) 1996-08-30 1996-08-30 ロッカーシステム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08086921 Division 1996-04-09 1996-04-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09282531A true JPH09282531A (ja) 1997-10-31
JP3361433B2 JP3361433B2 (ja) 2003-01-07

Family

ID=16917966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23107996A Expired - Fee Related JP3361433B2 (ja) 1996-08-30 1996-08-30 ロッカーシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3361433B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002024733A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 New System Technology:Kk トランクルームシステム
US6456900B1 (en) 2000-10-10 2002-09-24 Fujitsu Limited Locker type merchandise delivering system
JP2003085661A (ja) * 2001-06-14 2003-03-20 Yamauchi Jimusho:Kk セキュリティシステム
JP2003090156A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Ntt Data Corp 施錠制御装置
US6715669B2 (en) 2001-03-16 2004-04-06 Kabushiki Kaisha Fulltime System Delivery box capable of handling registered mails
JP2005293037A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nec Software Kyushu Ltd 取引決済システム及び取引決済方法
US7477132B2 (en) 2001-10-09 2009-01-13 Deutsche Post Ag Electronic device for packet boxes and related operating method
JP2018202019A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 日本宅配システム株式會社 物品収受システム
CN109272671A (zh) * 2018-12-03 2019-01-25 陕西科技大学 一种基于人脸识别兼指纹识别的多选本地实时储物柜及其进行存取物品的方法
JP2021109047A (ja) * 2020-01-15 2021-08-02 日本宅配システム株式會社 物品収受システム
JP2021171300A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 日本宅配システム株式會社 物品収受システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431264A (en) * 1987-07-28 1989-02-01 Towa Fudousan Kk Locker for sharing delivery and receiving for delivered matter
JPH04114891A (ja) * 1990-08-27 1992-04-15 Sanpourotsuku:Kk 宅配ボックス装置
JPH0589327A (ja) * 1991-09-30 1993-04-09 Sanyo Electric Co Ltd ロツカー装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431264A (en) * 1987-07-28 1989-02-01 Towa Fudousan Kk Locker for sharing delivery and receiving for delivered matter
JPH04114891A (ja) * 1990-08-27 1992-04-15 Sanpourotsuku:Kk 宅配ボックス装置
JPH0589327A (ja) * 1991-09-30 1993-04-09 Sanyo Electric Co Ltd ロツカー装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002024733A (ja) * 2000-07-10 2002-01-25 New System Technology:Kk トランクルームシステム
US6456900B1 (en) 2000-10-10 2002-09-24 Fujitsu Limited Locker type merchandise delivering system
US6715669B2 (en) 2001-03-16 2004-04-06 Kabushiki Kaisha Fulltime System Delivery box capable of handling registered mails
JP2003085661A (ja) * 2001-06-14 2003-03-20 Yamauchi Jimusho:Kk セキュリティシステム
JP2003090156A (ja) * 2001-09-17 2003-03-28 Ntt Data Corp 施錠制御装置
US7477132B2 (en) 2001-10-09 2009-01-13 Deutsche Post Ag Electronic device for packet boxes and related operating method
JP2005293037A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nec Software Kyushu Ltd 取引決済システム及び取引決済方法
JP2018202019A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 日本宅配システム株式會社 物品収受システム
CN109272671A (zh) * 2018-12-03 2019-01-25 陕西科技大学 一种基于人脸识别兼指纹识别的多选本地实时储物柜及其进行存取物品的方法
JP2021109047A (ja) * 2020-01-15 2021-08-02 日本宅配システム株式會社 物品収受システム
JP2021171300A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 日本宅配システム株式會社 物品収受システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3361433B2 (ja) 2003-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3328143B2 (ja) ロッカーシステム
AU2002306307B2 (en) Home delivery box and home delivery baggage collecting delivering system and method therefor
US8509944B1 (en) Self-storage kiosk
US6456900B1 (en) Locker type merchandise delivering system
US6712266B2 (en) Network transaction and cash-accepting add-value station
US20070266081A1 (en) Remotely managed lock or access point, via the Internet, to a distribution receptacle or secure location
JP6619129B2 (ja) コインロッカーを利用した宅配荷物の引き渡し方法
JP3361433B2 (ja) ロッカーシステム
JP2004030159A (ja) ロッカー利用予約システム
JP3543763B2 (ja) 既設ロッカーを利用した物販システムにおける、鍵管理システム及び方法
US20060010069A1 (en) Transaction support method and system using same
JP2019126573A (ja) 収納装置及び収納充電システム
JP2008120473A (ja) メールボックス管理システム及び方法
JP2007153512A (ja) インターネット共用ロッカーシステム
JP2967856B2 (ja) レンタカー貸出返却システム
JP2003232154A (ja) 指紋認証管理システム
JP2004295862A (ja) ロッカー管理装置
JP6762594B1 (ja) 自動販売機
JPH10162242A (ja) ロッカーシステム
JP2002245367A (ja) 物品配送システム、注文受付端末装置、キーロッカー装置及びプログラム
JP2004054302A (ja) 集合住宅等に於ける管理人の無人化システム
JP2004284708A (ja) 宅配物預かり装置管理システム
JP2003196350A (ja) 配送物受領証明方法及び装置
JPH0660092A (ja) 発券装置
JP2004123272A (ja) 代行サービス管理方法およびシステム、プログラム、記録媒体、ならびに代行サービス提供装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071018

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081018

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091018

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101018

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111018

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121018

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131018

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees