JP6762594B1 - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6762594B1 JP6762594B1 JP2020039498A JP2020039498A JP6762594B1 JP 6762594 B1 JP6762594 B1 JP 6762594B1 JP 2020039498 A JP2020039498 A JP 2020039498A JP 2020039498 A JP2020039498 A JP 2020039498A JP 6762594 B1 JP6762594 B1 JP 6762594B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- authentication
- program
- free mode
- storage device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 239000000284 extract Substances 0.000 abstract description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 4
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 90
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 235000014214 soft drink Nutrition 0.000 description 5
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000004044 response Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 244000302899 Cassia mimosoides Species 0.000 description 1
- 235000014112 Cassia mimosoides Nutrition 0.000 description 1
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 238000013523 data management Methods 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 208000037805 labour Diseases 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
この種の自動販売機は、一部又は全部の商品を無料で払い出しができる機能(無料モード機能)を備えている。無料モード機能は、元来は災害対応を考慮して開発されたもので、大震災のような災害発生時に無料にて商品を払い出しできるようにし、帰宅困難者や被災者に迅速に提供することを目的とした機能である。
したがって、配線や無線通信を必要とせずに自動販売機に対して認証情報を登録したり履歴情報を抽出したりできる構成が望ましい。また、大規模な施設では無料にて払い出しができる利用者の数も多くなってくるから、登録すべき認証情報や抽出する履歴情報もデータサイズの大きなものとなる。したがって、データサイズが大きくても容易に情報の登録や抽出ができる構成が望ましい。
前面扉を有する筐体と、
筐体内に設けられた商品収容部及び商品払い出し機構と、
前面扉に設けられた複数の商品選択ボタンと、商品取り出し口と、金銭投入部と
を備えた自動販売機である。
筐体内には、商品選択ボタンで選択された商品と金銭投入部から投入された金銭とに従って商品払い出し機構を制御する制御部が設けられている。
制御部は、通常モードと無料モードとを切り替えることが可能であって、無料モードは、特定の商品又は全商品を無料で払い出すモードである。
筐体の外部に露出した位置には、カードリーダライタが設けられており、カードリーダライタは、利用者カード及びID登録用カードを読み取ることが可能であるとともに履歴抽出用カードに情報を書き込むことが可能なリーダライタである。
筐体には、カードリーダライタが接続された無料モード管理ユニットが設けられている。無料モード管理ユニットは記憶部を備えており、記憶部には、認証IDを記録した認証情報ファイルと、履歴情報を記録した履歴情報ファイルとが記憶されている。
無料モード管理ユニットには、
カードリーダライタが利用者カードから認証IDを読み取った際に当該認証IDが認証情報ファイルに記録されている場合、通常モードから無料モードへの切替を行うための無料モード切替信号を制御部に出力する無料モード切替信号出力プログラムと、
無料モード切替信号出力プログラムが無料モード切替信号を制御部に出力した際にその履歴を履歴情報ファイルに記録する履歴情報記録プログラムと、
カードリーダライタがID登録用カードから認証IDを読み取った際に認証IDを認証情報ファイルに記録するID登録プログラムと、
履歴情報ファイルに記録されている履歴情報をカードリーダライタに出力して履歴抽出用カードに書き込む履歴抽出プログラムと
が実装されている。
さらに、筐体において外部に露出していない空間であって鍵で施錠することが可能な開閉扉を備えたボックス内には、携帯型記憶デバイス接続端子が設けられており、携帯型記憶デバイス接続端子は無料モード管理ユニットに接続されている。
前記ID登録プログラムは、携帯型記憶デバイス接続端子に携帯型記憶デバイスが接続されることで認証IDが入力された場合に当該認証IDを認証情報ファイルに記録するプログラムでもあるか、又は携帯型記憶デバイス接続端子に携帯型記憶デバイスが接続されることで認証IDが入力された場合に当該認証IDを認証情報ファイルに記録する別のID登録プログラムが無料モード管理ユニットに実装されている。
また、前記履歴抽出プログラムは、携帯型記憶デバイス接続端子に携帯型記憶デバイスが接続された際に履歴情報ファイル内の履歴情報を出力するプログラムでもあるか、又は携帯型記憶デバイス接続端子に携帯型記憶デバイスが接続された際に履歴情報ファイル内の履歴情報を出力する別の履歴抽出プログラムが無料モード管理ユニットに実装されている。
上記課題を解決するため、自動販売機は、前記ボックスが筐体であり、前記開閉扉が筐体の前面扉であるという構成を持ち得る。
上記課題を解決するため、自動販売機は、前記ボックスが前面扉の外面又は筐体の外面に固定されたボックスであるという構成を持ち得る。
上記課題を解決するため、認証IDは、一意に識別されるカード固有情報を付与して他のサービスにおいて発行されるカードの当該カード固有情報であり得る。
この際、筐体において外部に露出していない空間であって鍵で施錠することが可能な開閉扉を備えたボックス内に携帯型記憶デバイス接続端子が設けられているので、携帯型記憶デバイス接続端子が風雨に晒されることはなく、故障や早期劣化の問題はない。また、イタズラや情報の盗み取りの問題もない。
また、携帯型記憶デバイス接続端子が筐体内に設けられている構成では、別途鍵を管理する必要はなく、この点で簡便である。
また、携帯型記憶デバイス接続端子が前面扉の外面又は筐体の外面に固定されたボックス内に設けられていると、前面扉の解錠と関わりなく携帯型記憶デバイス接続端子を使用することができるので、無料モードの管理がよりやり易くなる。
また、認証IDが、一意に識別されるカード固有情報を付与して他のサービスにおいて発行されるカードの当該カード固有情報であると、当該他のサービスで発行されるカードを利用して無料モードに切り替えることができるので、無料モードを利用させる際のコストを小さくできる。
図1は、実施形態の自動販売機の斜視概略図である。図2は、図1に示す自動販売機において前面扉を開けた状態を示した斜視概略図である。
図1及び図2に示すように、筐体1と、筐体1の前面に設けられた前面扉11とを備えている。図2は、図1に示す自動販売機において前面扉11を開けた状態の斜視概略図である。実施形態の自動販売機は、清涼飲料水の自動販売機となっており、筐体1内には、販売する缶入り又はPETボトル入りの清涼飲料を収容した商品収容部2が設けられている。図1に示すように、前面扉11には、商品の見本を展示した展示部111、購入する商品を選択する各商品選択ボタン112、購入のための硬貨や紙幣を投入する金銭投入部113、購入した商品を取り出す取り出し口114などが設けられている。
実施形態の自動販売機は、災害対応の自動販売機となっており、通常モードと無料モードとを切り替えることが可能なものとなっている。
図3に示すように、実施形態の自動販売機は、モード切替機構31と、モード切替機構31に電気的に又は機構的に接続されている無料モード用錠機構311とを備えている。無料モード用錠機構311は、図1及び図2では不図示であるが、前面扉11又は筐体1内に設けられている。無料モード用錠機構311は、無料モード用キー312を差し込む鍵穴を含んでおり、無料モード用キー312を差し込んで操作することによりモード切替機構31に通常モード(有料モード)から無料モードへの切替信号を出力させることができるようになっている。モード切替機構31は、制御部3に接続されており、切替信号は制御部3に送られるようになっている。
図2に示すように、無料モード管理ユニット4は、ユニットボックス41内に設けられている。ユニットボックス41は、前面扉11に設けられた開口に嵌め込まれる形で装着、固定されている。ユニットボックス41の前面板411は前面扉11の側で露出しており、そこにカードリーダライタ5が装着されている。前面板411は、取り付け用開口を有しており、そこに嵌め込まれる形でカードリーダライタ5が接続されている。カードリーダライタ5は、不図示の配線により無料モード管理ユニット4に接続されている。
無料モード管理ユニット4は、図3に示すように、プロセッサ42、各種プログラムやファイルを記憶したメモリ(RAM)のようなユニットユニット記憶部43、入出力インターフェース44等を備えた小型のコンピュータである。
尚、図1に示すように、ユニットボックス41の前面板411には、小さなディスプレイ(以下、前面ディスプレイ)412が設けられている。前面ディスプレイ412は、利用者カードの読み取り結果等を表示するためのものである。前面ディスプレイ412は、入出力インターフェース44に接続されている。
また、無料モード管理ユニット4には、無料モード切替信号出力プログラム421、履歴情報記録プログラム422、ユニットID登録プログラム423、ユニット履歴抽出プログラム424が実装されている。即ち、これらプログラム421〜424は、ユニット記憶部43に記憶されていてプロセッサ42で実行可能とされている。
ユニット認証情報ファイル431は、CSVのような簡易データベースファイルである。図5に示すように、ユニット認証情報ファイル431は、認証ID、発行ポイント数、残ポイント数から成るレコードを認証IDの数だけ記録したデータベースファイルである。残ポイントは、当該認証IDにより無料で払い出される商品の個数(無料モードの利用が可能な残回数)を意味する。
図5は、ユニット履歴情報ファイルの構造について示した概略図である。ユニット履歴情報ファイル432も簡易データベースファイルであり、認証IDと利用年月日を1対1で対応させて記録したファイルである。利用年月日は、無料モード切替信号が出力された年月日である。
この実施形態では、利用者カードC1は、交通系ICカードを兼用することが想定されている。交通系ICカードでは、カードの製造元においてカードを一意に識別できる製造番号を各カードに記憶している。Felicaカード(Felicaはソニー株式会社の登録商標)の場合、IDmがそれである。この実施形態では、このようなカード自体の識別情報(以下、カード固有情報という。)を認証IDとして利用する。
例えばFelicaカードの場合、最初に読み取られる2バイトの情報はシステムコードであり、ここに何のサービスに使用されているかを特定する定数が与えられる。交通系ICカードも、サービスを特定する定数が与えられており、改札口等に設置されているリーダライタは、読み取った定数から自社(又は相互融通性のある他社)の交通系ICであるとして情報の読み取りや書き込みを行う。実施形態におけるID登録用カードC2や履歴抽出用カードC3は、サービスコードとして交通系ICカード以外の定数を無料モード管理用として記録している。
図7に示すように、カード初期プログラム425は、カードC1〜C3から初期的に読み出されるデータに従ってカードの種別を特定し、それに応じていずれかのプログラムを実行するようプログラミングされている。即ち、カードが利用者カードC1であれば、無料モード切替信号出力プログラムを実行する。また、カードがID登録用カードC2であれば、ユニットID登録プログラム423を実行する。また、カードが履歴抽出用カードC3であれば、ユニット履歴抽出プログラム424を実行する。無料モード管理ユニット4のユニット記憶部43には、カードC1〜C3の種別を識別するためのファイル(不図示)が記憶されている。
履歴情報記録プログラム422は、無料カード切替信号を出力した際の認証IDを引数にして実行されるプログラムであり、ユニット履歴情報ファイル432に新たにレコードを追加し、認証IDとプログラムの実行年月日を記録するプログラムである。
管理用コンピュータ6は、デスクトップPCのような汎用コンピュータである。管理用コンピュータ6は、USB端子のような管理用携帯型記憶デバイス接続端子61を備えている他、管理用カードリーダライタ62を周辺機器として備えている。
管理用コンピュータ6には、認証発行プログラム63や管理用履歴抽出プログラム64等がインストールされている。また、管理用コンピュータ6の管理用記憶部600には、発行済みID情報ファイル601、管理用履歴情報ファイル602等が記憶されている。
発行済みID情報ファイル601は、図9に示すように、「管理No.」、「氏名」、「認証ID」、「発行ポイント数」「発行日」、「出力日」等のフィールドから成るレコードを記録したデータベースファイルであり、いわゆる表計算ソフトで扱われるファイルとされることもある。
「管理No.」は、認証IDとは別に管理される番号で、自動販売機がオフィスや工場等の事業所に設置される場合、社員番号が記録される。フィットネスクラブのような会員制の施設に設置された自動販売機の場合、会員番号が「管理No.」のフィールドに記録される。「発行ポイント数」は、リセットされるまでに可能な無料払い出しの回数を記録したフィールドである。1ポイント=1回である。「発行日」には、プログラムの実行日が記録される。
認証出力プログラム65の図示は省略するが、認証出力プログラム65は、発行済みID情報ファイル601の各レコードのうち、出力日が記録されていないレコードの認証IDを読み出し、ID登録用カードC2に記録するプログラムである。ID登録用カードC2には、空のデータベースファイルとしてカード認証情報ファイルC21が記憶されており、出力日が記録されていない全てのレコードについて、「認証ID」、「発行ポイント数」を読み出しカード認証情報ファイルC21に記録する。それとともに、発行済みID情報ファイル601の当該レコードの「出力日」にプログラムの実行日を記録する。
ユニット履歴抽出プログラム424は、ユニット履歴情報ファイル432の各レコードを履歴抽出用カードC3のカード履歴情報ファイルC31に転記するプログラムである。即ち、各レコードの「認証ID」の値と「利用年月日」の値が履歴抽出用カードC3のカード履歴情報ファイルC31に記録される。この際、抽出単位が引数としてユニット履歴抽出プログラム424に渡されるようになっている。抽出単位は、履歴抽出用カードC3の記憶容量に応じて予め決められる。例えば、1週間単位とか1ヶ月単位とかである。この範囲で情報を抽出するようユニット履歴抽出プログラム424はプログラミングされている。
非接触ICカードの容量は、一般的には2〜6キロバイト程度である。例えば交通系ICカードに応用されている非接触ICカードをID登録用カードC2に使用した場合、300個程度の認証IDを一度に記憶することができる。したがって、300個程度までであれば、管理用コンピュータ6上の発行済みID情報ファイル601から読み込んで無料モード管理ユニット4上のユニット認証情報ファイル431に一回に転記することができる。履歴情報については、利用年月日があるためにこれよりは少し少なく、250件程度のレコード(履歴情報)までであれば、無料モード管理ユニット4上のユニット履歴情報ファイル432から読み出して履歴抽出用カードC3経由で管理用コンピュータ6上の管理用履歴情報ファイル602に転記することができる。
実施形態の自動販売機は、この点を考慮し、追加の情報入出力部を実装している。具体的に説明すると、実施形態の自動販売機は、カードリーダライタ5に加え、携帯型記憶デバイス接続端子7を備えている。携帯型記憶デバイス接続端子7は、この実施形態ではUSB端子となっている。
より具体的に説明すると、図2に示すように、ユニットボックス41は、筐体1内に位置する側面413を有する。携帯型記憶デバイス接続端子7は、この側面413に取り付けられている。図3に示すように、携帯型記憶デバイス接続端子7は、無料モード管理ユニット4の入出力インターフェース44に接続されている。
無料モード管理ユニット4には、携帯型記憶デバイス接続端子7への携帯型記憶デバイスの接続を検知した際に初期的に実行されるプログラム(以下、端子初期プログラム)426が実装されている。端子初期プログラム426は、認証ID登録を行うか履歴情報抽出を行うかのメッセージを表示部414に表示するプログラムである。メッセージを表示した状態で、表示部414での入力により認証情報登録が選択された場合、端子初期プログラム426はID登録プログラム423を呼び出して実行する。また、履歴情報抽出が選択された場合、ユニット履歴抽出プログラム424を実行する。尚、ユニット履歴抽出プログラム424には抽出期間が引数として渡されるが、端子初期プログラム426は、履歴抽出用カードC3の場合よりも長い期間を引数として渡すようになっている。
実施形態の自動販売機は、前述したように、オフィスや工場等の企業の事業所、フィットネスクラブのような会員制の施設のように、定常的に活動する者がいる施設に好適に設置される。そして、そのように定常的に活動する者(この明細書において、定常活動者という。)を管理する管理者がいる。管理者は、企業であれば総務部等の担当者であり得るし、会員制の施設であれば会員の庶務を担当する者である。
実施形態の自動販売機も、通常の自動販売機と同様、商品の販売を行う事業会社の担当者(ルートサービスマン)が商品の補充や代金の回収を行うことが想定されている。ルートサービスマンは、定期的に施設を訪問し、自動販売機のところに行って専用の鍵で前面扉11を開ける。そして、商品の補充と代金の回収とを行う。
尚、上記実施形態において、携帯型記憶デバイス接続端子7は、携帯型記憶デバイスを有線接続する端子である。携帯型記憶デバイスを近距離無線接続する構成も考えられるが、前面扉11を開けなくても情報のやりとりができてしまう可能性もあり、情報の盗み取りの恐れが生じる。このため、有線接続であることが望ましい。
実施形態において、「発行ポイント数」の値は一定期間内に利用できる無料モードの回数として付与される。例えば、ある認証IDについて1日に1回利用できる設定(発行ポイント数=1)の場合、1日経つとリセットプログラムが自動実行され、当該認証IDについて「残ポイント数」を1に更新する。
図11及び図12は、第二の実施形態の自動販売機の概略図である。図11及び図12に示すように、第二の実施形態では、ユニットボックス41は前面扉11の外面に固定されている。ユニットボックス41内の無料モード管理ユニット4は、前面扉11に設けられた配線用の開口を通して筐体1内の制御部3や不図示の電源ユニットに接続されている。
ユニットボックス41の固定位置は、この例では金銭投入部113の上側の位置である。第一の実施形態と同様、ユニットボックス41の前面板411には、カードリーダライタ5と前面ディスプレイ412が設けられている。
図11は開閉扉415を閉めた状態を示し、図12は開けた状態を示す。図12に示すように、開閉扉415を開けると、携帯型記憶デバイス接続端子7が露出するようになっている。即ち、開閉扉415が開閉される開口を臨むユニットボックス41内の位置に、携帯型記憶デバイス接続端子7が設けられている。
実施形態の自動販売機において、携帯型記憶デバイスを使用する場合、解錠して開閉扉415を開け、携帯型記憶デバイス接続端子7に接続する。その他の動作は、第一の実施形態と同様である。情報のやり取りが終了したら、携帯型記憶デバイスを抜き取った後、開閉扉415を閉め、施錠する。
但し、第一の実施形態と比べると、管理担当者が開閉扉415の鍵を紛失しないように管理する必要があり、この点では手間が増える。また、ユニットボックス41のコストとしては、開閉扉415と錠機構の分だけコストが増える。したがって、これら手間やコストが発生しないという点では第一の実施形態の方が好ましい。
尚、第二の実施形態において、ユニットボックス41は水密の構造とされることが好ましい。具体的には、開閉扉415が開閉する開口の縁又は開閉扉415の縁にパッキン等の封止部材を設け、雨水が浸入しないようにすることが好ましい。
また、他のサービスで発行されているカードではない専用のカードを利用者カードC1として用いる場合もあり得る。この場合、利用者カードC1は、管理担当者が発行する形で各定常活動者に渡すことになるので、定常活動者が保有するカードを預かる必要がない。この点で簡便で煩わしさがなく、また定常活動者にとって安心である。
また、認証登録用カードC2と履歴抽出用カードC3についても、一つのカード(管理用カード)で兼用される場合もあり得る。この場合、カード初期プログラム425は、管理用カードであると認識すると、ユニットID登録プログラム423とユニット履歴抽出プログラム424とを順次自動実行する。
また、携帯型記憶デバイス接続端子7に携帯型記憶デバイスが接続された際、端子初期プログラム426はユニットID登録プログラム423やユニット履歴抽出プログラム424を実行するプログラムであり、カードC2,C3が使用された場合のプログラムを兼用していたが(引数は異なり得る)、別のプログラムを実行する構成であっても良い。つまり、携帯型記憶デバイス接続端子7が使用された場合には別の(専用の)ユニットID登録プログラムが実行され、別の(専用の)ユニット履歴抽出プログラムが実行される構成であっても良い。
また、自動販売機としては清涼飲料の自動販売機には限られず、食品その他の商品の自動販売機であっても良い。
11 前面扉
3 制御部
4 無料モード管理ユニット
41 ユニットボックス
411 前面板
415 開閉扉
6 管理用コンピュータ
7 携帯型記憶デバイス接続端子
C1 利用者カード
C2 認証登録用カード
C3 履歴抽出用カード
Claims (4)
- 前面扉を有する筐体と、
筐体内に設けられた商品収容部及び商品払い出し機構と、
前面扉に設けられた複数の商品選択ボタンと、商品取り出し口と、金銭投入部と
を備えた自動販売機であって、
筐体内には、商品選択ボタンで選択された商品と金銭投入部から投入された金銭とに従って商品払い出し機構を制御する制御部が設けられており、
制御部は、通常モードと無料モードとを切り替えることが可能であって、無料モードは、特定の商品又は全商品を無料で払い出すモードであり、
筐体の外部に露出した位置には、カードリーダライタが設けられており、
カードリーダライタは、利用者カード及びID登録用カードを読み取ることが可能であるとともに履歴抽出用カードに情報を書き込むことが可能なリーダライタであり、
筐体には、カードリーダライタが接続された無料モード管理ユニットが設けられており、
無料モード管理ユニットは記憶部を備えており、
記憶部には、認証IDを記録した認証情報ファイルと、履歴情報を記録した履歴情報ファイルとが記憶されており、
無料モード管理ユニットには、
カードリーダライタが利用者カードから認証IDを読み取った際に当該認証IDが認証情報ファイルに記録されている場合、通常モードから無料モードへの切替を行うための無料モード切替信号を制御部に出力する無料モード切替信号出力プログラムと、
無料モード切替信号出力プログラムが無料モード切替信号を制御部に出力した際にその履歴を履歴情報ファイルに記録する履歴情報記録プログラムと、
カードリーダライタがID登録用カードから認証IDを読み取った際に当該認証IDを認証情報ファイルに記録するID登録プログラムと、
履歴情報ファイルに記録されている履歴情報をカードリーダライタに出力して履歴抽出用カードに書き込む履歴抽出プログラムと
が実装されており、
さらに、
筐体において外部に露出していない空間であって鍵で施錠することが可能な開閉扉を備えたボックス内には、携帯型記憶デバイス接続端子が設けられており、
携帯型記憶デバイス接続端子は無料モード管理ユニットに接続されており、
前記ID登録プログラムは、携帯型記憶デバイス接続端子に携帯型記憶デバイスが接続されることで認証IDが入力された場合に当該認証IDを認証情報ファイルに記録するプログラムでもあるか、又は携帯型記憶デバイス接続端子に携帯型記憶デバイスが接続されることで認証IDが入力された場合に当該認証IDを認証情報ファイルに記録する別のID登録プログラムが無料モード管理ユニットに実装されており、
前記履歴抽出プログラムは、携帯型記憶デバイス接続端子に携帯型記憶デバイスが接続された際に履歴情報ファイル内の履歴情報を出力するプログラムでもあるか、又は携帯型記憶デバイス接続端子に携帯型記憶デバイスが接続された際に履歴情報ファイル内の履歴情報を出力する別の履歴抽出プログラムが無料モード管理ユニットに実装されていることを特徴とする自動販売機。 - 前記ボックスは前記筐体であり、前記開閉扉は前記前面扉であることを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
- 前記ボックスは、前記前面扉の外面又は前記筐体の外面に固定されたボックスであることを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
- 前記認証IDは、一意に識別されるカード固有情報を付与して他のサービスにおいて発行されるカードの当該カード固有情報であることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020039498A JP6762594B1 (ja) | 2020-03-09 | 2020-03-09 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020039498A JP6762594B1 (ja) | 2020-03-09 | 2020-03-09 | 自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6762594B1 true JP6762594B1 (ja) | 2020-09-30 |
JP2021140623A JP2021140623A (ja) | 2021-09-16 |
Family
ID=72614596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020039498A Active JP6762594B1 (ja) | 2020-03-09 | 2020-03-09 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6762594B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7007519B1 (ja) * | 2021-09-28 | 2022-01-24 | サントリーホールディングス株式会社 | 自動販売機、商品排出方法、およびプログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4872532B2 (ja) * | 2006-08-23 | 2012-02-08 | 株式会社デンソーウェーブ | 自動販売機管理システム |
JP5506996B1 (ja) * | 2013-11-22 | 2014-05-28 | 株式会社日本マシンサービス | 事業所内自動販売機システム |
JP6771210B2 (ja) * | 2016-07-08 | 2020-10-21 | 株式会社日本マシンサービス | 自動販売機 |
-
2020
- 2020-03-09 JP JP2020039498A patent/JP6762594B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021140623A (ja) | 2021-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6367694B1 (en) | Device and method for secure data updates in a self-checkout system | |
JP5506996B1 (ja) | 事業所内自動販売機システム | |
US6712266B2 (en) | Network transaction and cash-accepting add-value station | |
US20030225713A1 (en) | Prepayment system for power distribution using RFID technology | |
WO1997010562A1 (en) | Programming interface for a smart card kiosk | |
JPH07507647A (ja) | 物または用役を提供する端末に介入する方法 | |
CN102609678A (zh) | 人脸辨识智能型自助服务系统 | |
US20020161650A1 (en) | Tabletop terminal for point of sale purchases | |
JP6762594B1 (ja) | 自動販売機 | |
US20040046018A1 (en) | System and method for electronic lock access | |
JPH09282531A (ja) | ロッカーシステム | |
RU2368014C2 (ru) | Автомат для продажи табачных изделий | |
JP4668353B1 (ja) | 課金システム | |
JP2006053641A (ja) | 自動取引装置 | |
JP3364884B2 (ja) | 現金受取システム及び現金受取方法 | |
JP2001312752A (ja) | 駐車場と自動販売機の決済方法とその装置 | |
JP2004326509A (ja) | キャッシュカードによる金融取引システム | |
JP3521350B2 (ja) | カード式錠およびカードホルダ | |
JP2000207613A (ja) | カ―ド支払システム | |
JPS60191362A (ja) | 商品予約システム | |
JP2004178331A (ja) | Icカードのサービス管理システム | |
JPH10275183A (ja) | 図書館システム | |
JP2006185350A (ja) | 現金自動預払機、取引処理システム、携帯端末、取引処理方法、およびプログラム | |
JPH10134255A (ja) | 電子貨幣用支払い処理装置および電子貨幣用支払い処理方法 | |
JPS6055490A (ja) | 自動フロント・システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200312 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200312 |
|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20200401 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20200601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200609 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200825 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6762594 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |