JPH10162242A - ロッカーシステム - Google Patents

ロッカーシステム

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JPH10162242A
JPH10162242A JP32130396A JP32130396A JPH10162242A JP H10162242 A JPH10162242 A JP H10162242A JP 32130396 A JP32130396 A JP 32130396A JP 32130396 A JP32130396 A JP 32130396A JP H10162242 A JPH10162242 A JP H10162242A
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JP32130396A
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English (en)
Inventor
Takuya Higuchi
卓也 樋口
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N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
Priority to JP32130396A priority Critical patent/JPH10162242A/ja
Publication of JPH10162242A publication Critical patent/JPH10162242A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物品収納部を不正に開放することを困難にし
て、セキュリティを向上し、近隣地域の居住のみを条件
として不特定の利用者を対象とすることを可能とする。 【解決手段】 受取人が不在であると、ICカードを連
絡票と共に郵便受けに入れて、宅配物を最寄りのロッカ
ー1の物品収納部11に預ける。配達員は、キー群14
により操作入力部23を介して、ICカードに対応する
認識番号をロッカー制御部21に入力する。受取人が、
カード挿入口13にICカードを挿入すると、認識番号
をカード処理部22を介してロッカー制御部21が読み
取り、認識番号に対応する物品収納部のみを開錠し、開
放する。宅配物を取り出すと、ICカードは回収され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、郵便物及び宅配
荷物等の宅配物の授受のための一時預かり機能を有する
ロッカーシステムに係り、特に受取人不在時等の機能向
上を図ったロッカーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、集合住宅及びテナントビル等(以
下、「集合住宅等」と称する)における建物の高層化、
同一建物における住宅数又はテナント数の増加、及び保
安機能の充実等が顕著である。このような集合住宅等で
は、郵便による郵便物の配達及び宅配便による宅配荷物
の配達のような宅配物の配達が日常的に行われる。この
ような宅配物の配達は、前述した高層化、住宅・テナン
ト数の増加、及び保安機能の充実等に伴い、日増しにそ
の困難性を増しつつある。
【0003】すなわち、集合住宅等において、郵便又は
宅配便の配達員が宅配物を確実に配達するには、各住宅
又は各テナントの戸口まで届けることが望ましい。しか
しながら、建物の構造等によっては、宅配物を持って、
各戸口まで行くことが煩雑であることも少なくない。ま
た、届け先が不在の場合には、宅配物を一旦持ち帰った
後に再度配達しなければならないことが多い。この場
合、受取人は、配達員等の業務時間外、すなわち夜間あ
るいは深夜等に宅配物を受け取ることはできず、受取人
の職業等によっては、受け取りが極めて困難になること
もあった。
【0004】さらに、最近では、宅配業者を装った犯罪
等を防止して、保安機能を充実させるために、建物の出
入り自体を制限している場合もある。このような場合に
は、宅配物を戸口まで配達することは一層困難になる。
【0005】通常の場合、建物の出入口近傍に、その建
物の居住者又はテナントの郵便受けを設置してあり、小
さな郵便物等に限っては、その郵便受けに挿入すること
により配達することができる。この場合、配達員は、届
け先の戸口まで直接出向かずに済み、また届け先が不在
であっても郵便物を配達することができる。ところが、
郵便受けに入らない大きな郵便物、あるいは受領印等の
必要な書留便及び宅配荷物等は、各戸口まで届けなけれ
ばならない。このような宅配物の場合、受取人が不在の
際には、宅配物を一旦持ち帰り、再度戸口まで配達を行
わなければならないことになる。
【0006】そこで、扉付きの物品収納部及び操作部を
有し、操作部により特定の操作を行わなければ、該物品
収納部の扉を開閉することができないようにしたロッカ
ーシステムが開発されている。このロッカーシステムで
は、物品収納部の扉を開閉するためには、操作部による
暗証番号等の入力あるいは鍵等が必要である。したがっ
て、暗証番号を知っているか又は鍵等を持っている受取
人及び配達員のみが、物品収納部の扉を開閉することが
でき、宅配物を出し入れすることができる。
【0007】この種のロッカーシステムには、配達員が
宅配物を物品収納部に預け入れた際に、預り証を発行
し、受取人の受領印の代わりに利用することができるよ
うにしたものもある。したがって、このようなロッカー
システムを利用すれば、受取人が不在の際にも、配達員
が繰り返し足を運ぶ必要がなくなる。
【0008】従来のこの種のロッカーシステムは、集合
住宅等の建物の出入口近傍、いわゆるエントランスに設
置され、暗証番号を入力すること又は鍵等を用いなけれ
ば物品収納部の扉を開放することができないようにして
いる。すなわち、暗証番号及び鍵等により、不正使用を
防止している。また、このようなロッカーシステムは、
集合住宅等の建物のエントランスのみに設置することが
前提となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の宅配物
預かり用のロッカーシステムは、物品収納部に収容し得
る宅配物でさえあれば、受取人が不在であっても宅配物
を配達することができる。しかしながら、従来のロッカ
ーシステムでは、ロッカーの物品収納部の扉を開く際
に、暗証番号や鍵等を使用して開錠するようにしてい
る。そのため、暗証番号の盗用又は合い鍵の使用等で不
正に開錠することによる物品収納部内の宅配物の窃盗
を、効果的に防ぐことはできない。すなわち、従来のロ
ッカーシステムには、セキュリティ上の問題が存在す
る。
【0010】また、従来のロッカーシステムは、集合住
宅等の建物のエントランス近傍に設置されるため、当該
集合住宅等の居住者やテナントに利用者が限定され、公
衆の利益に寄与しているとは言い難い。
【0011】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、物品収納部を不正に開放することを困難にし
て、セキュリティを向上し、不特定の利用者を対象とす
ることが可能なロッカーシステムを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るロッカーシステムは、
配達先が配達物を受領できない時に配達物を預かり、所
定操作により該配達先が該配達物を受け取ることを可能
とするためのロッカーシステムであり、開閉及び施錠可
能で、配達物を収納するための複数の物品収納部を有す
るロッカー手段と、配達先に投函された媒体に記憶され
ている識別情報に対応する識別情報を入力するための入
力手段と、配達物を収納した前記物品収納部に施錠する
閉制御手段と、前記閉制御手段により施錠された物品収
納部を示すデータと前記入力手段から入力された識別情
報とを関連付けて記憶する記憶手段と、配達先で回収さ
れた前記媒体が装着され、該媒体が記憶している識別情
報を読み出す媒体処理手段と、前記媒体処理手段が読み
出した識別情報に対応する識別情報を前記記憶手段上で
索出し、索出された識別情報に対応付けられている前記
物品収納部を判別し、該物品収納部を解錠することによ
り、前記配達物の取り出しを可能とする開制御手段と、
を具備することを特徴とする。
【0013】この構成によれば、郵便物及び宅配荷物等
の配達者は、配達先が不在等のために配達物を直接配達
できない場合には、媒体を配達先に投函し、配達物をロ
ッカー手段の物品収納部に収納して、例えば、投函した
媒体に予め割り付けられている識別情報を入力部より入
力する。これにより、配達物をロッカーに預けることが
できる。一方、その配達物の受取人、即ち、配達先は、
投函されていた媒体を回収すると、媒体処理手段に装着
する。これにより、開制御手段が対応する物品収納部の
錠を解く。従って、受取人は、配達物を受領することが
できる。従って、このロッカーシステムを介した配達物
の間接的な配達が可能となる。
【0014】また、この発明の第2の観点に係るロッカ
ーシステムは、開閉及び施錠可能な複数の物品収納部を
有するロッカー手段と、識別情報を入力するための入力
手段と、物品を収納した前記物品収納部を施錠する閉制
御手段と、前記閉制御手段により施錠された前記物品収
納部と前記入力手段から入力された識別情報を記憶する
記憶手段と、識別情報を記憶した媒体が装着され、該媒
体が記憶している識別情報を読み出す媒体処理手段と、
前記媒体処理手段により読み出された識別情報に対応す
る識別情報を前記記憶手段上で索出し、索出された識別
情報に対応する前記物品収納部を判別し、該物品収納部
を解錠する開制御手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0015】この構成によれば、例えば、物品を直接渡
すことができない場合には、媒体をメッセージ等と共に
相手の郵便受け等に投函し、物品を物品収納部に収納し
て、投函した媒体に予め割り付けられている識別情報を
入力部より入力する。閉制御手段はその物品収納部に施
錠する。これにより、物品をロッカーに預けることがで
きる。一方、その物品の受取人は、投函されていた媒体
を媒体処理手段に装着する。これにより、開制御手段が
対応する物品収納部の錠を解く。従って、受取人は、物
品を受領することができる。従って、このロッカーを介
した物品の授受が可能となる。
【0016】入力手段により入力される識別情報と記憶
手段が記憶する識別情報は完全に一致する必要はなく、
入力された識別情報を加工して、記憶してもよい。ま
た、媒体から読み出された識別情報と記憶手段に記憶さ
れている識別情報は完全に一致する必要はなく、一定の
関数に基づいて一方から他方を特定できるような関係に
あるものでもよい。
【0017】前記閉制御手段は、例えば、入力手段より
識別情報が入力され、収納部に荷物等が収納されると、
自動的に施錠するようにしてもよい。また、前記媒体処
理手段は、装着された媒体から前記識別情報を読み出し
た後、該媒体を取り込んで回収してもよい。このような
構成により、媒体の再利用が可能になると共に悪用を防
止できる。
【0018】前記閉制御手段に応答し、収納時に収納情
報を記録した帳票をプリント出力するためのプリント出
力手段を配置してもよい。このような構成により、例え
ば、配達物や物品をこのロッカーシステムに預けたこと
を証明するための預かり書等を印刷することができる。
【0019】前記媒体は、例えば、前記識別情報を記憶
したICチップを備えるICカードから構成される。
【0020】前記入力手段は、入力操作時に入力情報を
表示するための表示手段を含んでも良い。
【0021】前記閉制御手段は、例えば、物品収納部内
に物品が存在することを示すセンサを備え、前記閉制御
手段は、前記センサが物品の存在を示す時にのみ施錠を
行う。この構成によれば、物品が収納されていないにも
かかわらず物品収納部を施錠するような事態を防止でき
る。
【0022】前記入力手段は、例えば、このロッカーシ
ステムを使用することを認証されていることを証明する
ための証明情報を入力する手段と入力された証明情報か
らこのロッカーシステムを使用することができるもので
あるか否かを判別する判別手段を備え、前記閉制御手段
及び前記開制御手段は、前記判別手段が使用できるもの
であることを判別した際にのみ、前記施錠及び解錠を行
う。この構成によれば、例えば、誤って媒体等が投函さ
れた際等に、権限なきものが物品収納部を開くような事
態を防止できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1〜図6を参照して、この発
明の第1の実施の形態に係るロッカーシステムを説明す
る。
【0024】図1に示すように、このロッカーシステム
は、ロッカー1と操作制御部2とから構成される。ロッ
カー1は、収納部11及びロッカー操作部12を有す
る。収納部11は、それぞれ錠付きの扉を備えた複数の
物品収納部からなり、この扉の開閉により、各物品収納
部への物品(配達物等)の収納及び物品収納部からの物
品の取出が可能となる。各物品収納部には、扉の開閉を
検出する開閉センサ、ならびに物品による遮光及び物品
の荷重等により、荷物の有無を検出する荷物有無センサ
等が設けられている。
【0025】ロッカー操作部12は、図2に示すよう
に、カード挿入口13、キー群14及び帳票取出口15
を有し、ロッカー1の一隅部に収納部11と一体的に設
けられている。カード挿入口13は、IC(集積回路)
カードの挿入口である。キー群14は、テンキー等を含
み認識番号等を入力するために用いられる。帳票取出口
15は、プリントされた帳票を取り出すための取り出し
口である。このロッカー操作部12は、操作制御部2の
制御下に動作する。
【0026】操作制御部2は、ロッカー1のロッカー操
作部12の内部に、又はロッカー1とは別体として設け
られている。操作制御部2は、ロッカー制御部21、カ
ード処理部22、操作入力部23及びプリンタ部24を
有する。
【0027】ロッカー制御部21は、操作制御部2の全
体の動作を制御するために、カード処理部22、操作入
力部23及びプリンタ部24に結合されている。このロ
ッカー制御部21の制御により、ロッカー1の収納部1
1の各物品収納部の扉が個別に開閉される。ロッカー制
御部21には、各物品収納部の扉の開閉情報が開閉セン
サから常時供給され、また、各物品収納部の荷物の有無
を示す情報が荷物有無センサから常時供給されている。
物品収納部の扉は、異常発生時、故障時及び保守点検時
等の特殊な場合を除き、ロッカー制御部21の制御によ
ってのみ開放される。
【0028】カード処理部22は、カード挿入口13に
挿入された認証媒体としてのICカードの記録情報の読
み出し及びICカードの回収を行う。ロッカー制御部2
1は、カード挿入口13にICカードが挿入されると、
カード処理部22を介してICカードに記録された認識
番号等の識別情報を読み出すとともに、該識別情報に基
づいて、収納部11の対応する物品収納部を開放する。
また、ロッカー制御部21は、物品の取り出しが完了し
た時点、例えば物品収納部を開放し、物品が取り出され
て、再度扉が閉じられた時点でカード処理部22により
ロッカー操作部12の内部にICカードを回収させる。
【0029】図3に示すように、ICカード4は、内部
に記憶部を備えたICチップ41を備える。このICチ
ップ41には、予め認識番号等の識別情報が記録されて
いる。ICチップ41に記録される情報は、収納部11
の特定の物品収納部を開ける権利を認証するための認証
情報であるから、認識番号等に限らず、何らかの識別情
報であればよい。ICカード4は、配達員が、ロッカー
システムへの配達を受取人に連絡するための連絡票等と
ともに予め所持しており、その認識番号等の識別情報も
予め配達員が承知している。
【0030】操作入力部23は、ロッカー操作部12の
キー群14の操作により認識番号等の識別情報を入力す
る。ロッカー制御部21は、配達物が収納部11の物品
収納部に収納され、扉が閉じられた後に、キー群14を
介して操作入力部23から例えば認識番号が入力される
と、該当する物品収納部を施錠し、該認識番号と物品収
納部との対応関係を記憶する。
【0031】プリンタ部24は、ロッカー制御部21に
より制御されて、物品預かり票等の帳票をプリントして
発行する。プリンタ部24により発行された帳票は、図
2に示すように、帳票取出口15から取り出される。
【0032】ロッカー制御部21は、アナログ又はディ
ジタルの公衆電話回線、専用線通信回線等の通信回線を
介して管理センタ3に結合されていてもよい。この場
合、管理センタ3は、ロッカー制御部21と交信して、
利用状況情報等を収集するなどロッカー1の状態を監視
して、ロッカー1の運用を管理する。
【0033】図1及び図2に示されたロッカーシステム
の動作について具体的に説明する。図4及び図5に、宅
配便の配達及び受取における作業をそれぞれ説明するフ
ローチャートを示す。
【0034】(1) 配達 まず、配達員の操作の流れを図4を参照して説明する。
配達員が、宅配便の配達に受取人宅を訪れた場合、ま
ず、宛先者、すなわち受取人が不在か否かを確認する
(ステップS11)。受取人が不在でなければ、配達員
は、直ちに受取人の戸口にて宅配物を手渡し、受取人の
受領印を受けて配達を完了する。
【0035】ステップS11において、宛先者が不在で
あった場合、まず、配達員は、受取人に対する連絡票及
び予め用意しておいたICカードを受取人の郵便受け等
に入れる(ステップS12)。連絡票には、宅配物があ
り、該宅配物を最寄りのロッカー1に預け入れる旨のメ
ッセージ、ロッカー1の設置場所を示す案内及びロッカ
ー1からの宅配物の取り出し方法等が記載されている。
【0036】次に、配達員は、ロッカー1の設置場所に
行って(ステップS13)、収納部11の空いている物
品収納部の扉を開け(ステップS14)、宅配物を物品
収納部に入れて、扉を閉じる(ステップS15)。そし
て、配達員は、ロッカー操作部12のキー群14を操作
して、先に受取人の郵便受けに入れたICカードに予め
記録された識別情報に応じた認識番号を入力して、物品
収納部を施錠する(ステップS16)。この認識番号
は、ICカードに個々に設定されており、対応するIC
カードには、同一の又は対応づけられた識別情報が記録
されている。配達員は、ICカードと対にして認識番号
カードを所持している等して、予めICカードに対応す
る認識番号を承知しているものとする。配達員は、上述
したロッカー1に対する操作によって、ロッカー1のプ
リンタ部24から発行される物品預かり票を帳票取出口
15から取り出して(ステップS17)、配達が完了す
る。
【0037】この物品預かり票は、預かり票であるこ
と、ロッカー1が預かった日付、ICカードの認識番
号、ロッカーシステムの管理会社名及び預り証番号等が
記入されており、後日、配達完了の証明となるものであ
る。
【0038】(2) 受取 次に、受取人の操作の流れを、図5を参照して説明す
る。受取人は帰宅時等に郵便受けを調べ(ステップS2
1)、郵便受けに連絡票及びICカードが入っていなけ
れば、何もしない。
【0039】ステップS21で、郵便受けに連絡票及び
ICカードが入っていた場合には、受取人は、連絡票に
従いICカードを持ってロッカーの設置場所まで出向く
(ステップS22)。受取人が、ロッカー操作部12の
カード挿入口13にICカードをセットすると(ステッ
プS23)、該当する物品収納部、すなわち該ICカー
ドに記録された認識番号等の識別情報に対応する物品収
納部が開錠され、扉が開く(ステップS24)。
【0040】そこで、受取人は、宅配物を物品収納部か
ら取り出し(ステップS25)、該当する物品収納部の
扉を閉じて(ステップS26)、宅配物を持ち帰る(ス
テップS27)。
【0041】上述した配達及び受取の際におけるロッカ
ー1の操作制御部2の動作を、それぞれ図6及び図7を
参照して説明する。 (3) 物品預かり まず、宅配物を預かる際の、操作制御部2の動作の流れ
を示す図6を参照して説明する。ロッカー制御部21
は、荷物有無検出センサの出力から、各物品収納部に荷
物が入れられたか否かを常時チェックしている(ステッ
プS31)。ステップS31で、ある物品収納部に荷物
が入れられたと判定されると、ロッカー制御部21は、
開閉センサの出力から、該当する物品収納部の扉が閉じ
たか否かを監視する(ステップS32)。
【0042】ステップS32で該当する物品収納部の扉
が閉じたと判定されると、ロッカー制御部21は、ロッ
カー操作部12のキー群14により操作入力部23を介
して認識番号が入力されたか否かを監視する(ステップ
S33)。ステップS33で、認識番号が入力される
と、ロッカー制御部21は、該認識番号を該当する物品
収納部の番号と対応付けて内部メモリに記憶するととも
に、該当する物品収納部を施錠する(ステップS3
4)。
【0043】物品収納部の施錠が完了すると、ロッカー
制御部21は、プリンタ部24を制御して物品預かり票
をプリントし発行して(ステップS35)、処理を終了
する。ロッカー制御部21が、管理センタ3に結合され
ている場合には、例えば、(物品収納部の番号、認識番
号等を含む)物品の預かり情報及び時刻情報等が管理セ
ンタ3に送信され、管理センタ3にて記録される。
【0044】(4) 取り出し 次に、宅配物の取り出し時の操作制御部2の動作を図7
を参照して説明する。ロッカー制御部21は、ロッカー
操作部12のICカード挿入口13にICカードがセッ
トされたか否かをカード処理部22を介して定期的又は
不定期にチェックしている(ステップS41)。ステッ
プS41で、ICカードがセットされたと判定される
と、ロッカー制御部21は、カード処理部22によりI
Cカードの記録情報を読み出して、認識番号を読み取る
(ステップS42)。
【0045】次に、ロッカー制御部21は、読み取った
認識番号が正常であるか否か、事故カードリストに登録
されているか否か等を判別する。これらの判別をクリア
すると、ロッカー制御部21は、内部メモリに、該認識
番号に対応する識別番号とこれに対応付けて記憶されて
いる物品収納部の番号とを索出する(ステップS4
3)。物品収納部の番号が索出されると、その番号が付
されている物品収納部を解錠し、扉を開放する(ステッ
プS44)。
【0046】そして、ロッカー制御部21は、宅配物す
なわち物品が取り出されたか否かをチェックし(ステッ
プS45)、物品が取り出されたことが確認されると、
内部メモリに記憶されていた認識番号と物品収納部の番
号の対を消去し、さらに、カード処理部22によりIC
カードをロッカー操作部12内に回収し(ステップS4
6)、処理を終了する。
【0047】なお、ロッカー制御部21が管理センタ3
に結合されていれば、宅配物が取り出された旨及びその
時刻等の情報が管理センタ3に送信され、管理センタ3
において記録される。
【0048】一方、ステップS43で、ロッカー制御部
21が、読み取った認識番号が正常でない、読み取った
認識番号が事故カードリストに登録されている、内部メ
モリに、該認識番号に対応する識別番号と物品収納部の
番号とが記憶されていない、等の場合には、ロッカー制
御部21は、ステップS43で、物品収納部の番号が索
出できなかったと判別し、エラー処理を行う(ステップ
S47)。ステップS47のエラー処理においては、例
えば、ICカードをカード挿入口13から排出し、プリ
ンタ部24により、認証不備である旨及び対処方法等を
記載した帳票を発行するなどの処置を施す。対処方法に
は、例えば管理センタ3へ連絡するなどの方法がある。
【0049】ロッカー制御部21が管理センタ3に結合
されている場合には、認証エラーとなった旨、その認証
エラーの内容及びその時刻等の情報が管理センタ3に送
信され、管理センタ3において記録されるとともに、管
理センタ3において警報等により常駐者等を呼び出し、
認証エラー内容の解析を促す。常駐者は、認証エラー内
容が犯罪等に関連する可能性がないかチェックし、犯罪
等の可能性があれば直ちに警察あるいは警備会社等に通
報し、犯罪等の可能性がない場合には、事務的な対処に
備える。
【0050】以上説明したように、この実施の形態のロ
ッカーシステムによれば、配達員は、宅配時に受取人が
不在であると、認証媒体としてのICカードを連絡票と
共に郵便受けに入れて、宅配物を最寄りのロッカー1の
物品収納部に預ける。このとき、配達員は、ロッカー1
にICカードに対応する認識番号を入力する。受取人
が、ロッカー1に設けられているカード挿入口13にI
Cカードを挿入すると、ICカードに記録されている認
識番号をカード処理部22を介してロッカー制御部21
が読み取り、認識番号に対応する物品収納部のみを自動
的に開錠し、扉を開放する。そして、宅配物を物品収納
部から取り出して、扉を閉じると、カード挿入口13に
挿入されていたICカードは、ロッカー操作部12の内
部に回収され、再び取り出すことはできなくなる。
【0051】したがって、ロッカー1の物品収納部の鍵
としてICカードを使用することにより、暗証番号の盗
用や合い鍵の使用による不正開錠を防止することができ
る。また、ICカード自体の偽造は、非常に困難であ
り、信頼性及び安全性等、セキュリティが大幅に向上す
る。さらに、受取人が不在の際、施錠された郵便受け等
を介してICカードを受取人に渡すことができるため、
特定の利用者に限らず、配達地域周辺の地域毎にロッカ
ー1を設置することにより、同一地域の居住者が共通に
利用することができる。このように、地域毎にロッカー
1を設置すれば、夜間であっても、不在時に届いた宅配
物を受け取ることが可能となる。
【0052】この実施の形態では、使用者を限定してい
ないが、使用者を限定することも可能である。この場
合、例えば、使用者(配達者及び受取人)は、予め登録
してID番号の交付を受けると共にパスワード等を登録
する。ロッカー制御部21又は管理センタ3にこのID
番号とパスワードのリストを登録しておく。このロッカ
ーシステムを使用する者は、一旦ID番号及びパスワー
ドを入力する。ロッカー制御部21又は管理センタ3
は、そのID番号及びパスワードが登録されている場合
には、このロッカーシステムの使用を許可して、以後の
操作を可能とする。一方、登録されていない場合には、
以後の操作を禁止する。この場合には、配達用のICカ
ードを誤って投函した場合等でも、配達物が不正に取り
出される事態を防止できる。なお、ID番号の入力は、
操作部の操作によらず、IDカード(操作者固有のIC
カード等)で行っても良い。
【0053】識別情報と認識情報とは同一の値でもよい
が、例えば、識別情報に所定の定数を乗算した値を認識
情報とする等、識別情報と認識情報とが互いに対応付け
られる関係にあればよい。即ち、操作部から入力された
識別情報とロッカー制御部21の内部メモリに格納され
ている識別情報とが対応関係にあり、一方から他方を特
定できる関係にあればよい。同様に、操作部から入力さ
れた識別情報(認証情報)を加工して、内部メモリに収
納部の番号等と共に記憶させても良い。
【0054】次に、図8及び図9を参照して、この発明
の第2の実施の形態に係るロッカーシステムを説明す
る。
【0055】図8に示すロッカー1Aは、図1に示した
ロッカー1のロッカー操作部12にさらに表示部16を
設けたロッカーシステムの主要部の構成を模式的に示
す。この場合、ロッカーシステムは、ロッカー1A及び
操作制御部2Aにより構成される。
【0056】ロッカー1Aは、収納部11及びロッカー
操作部12Aを有する。収納部11は、図1の場合と同
様に、それぞれ錠付きの扉を備えた複数の物品収納部か
らなり、この扉の開閉により、各物品収納部への物品の
収納及び物品収納部からの物品の取出が可能となる。
【0057】ロッカー操作部12Aは、図9に示すよう
に、図2と同様のカード挿入口13、キー群14及び帳
票取出口15に加えて、表示部16を有し、ロッカー1
Aの一隅部に収納部11と一体的に設けられている。
【0058】操作制御部2Aは、ロッカー制御部21
A、カード処理部22、操作入力部23、プリンタ部2
4及び表示制御部25を有する。ロッカー制御部21A
は、操作制御部2Aの全体の動作を制御するために、カ
ード処理部22、操作入力部23、プリンタ部24及び
表示制御部25に結合されている。このロッカー制御部
21Aの制御により、ロッカー1Aの収納部11の各物
品収納部の扉が個別に開閉される。また、ロッカー制御
部21Aには、各物品収納部の扉の開閉情報及び収納さ
れた荷物の有無の情報が各センサから常時与えられてい
る。物品収納部の扉は、異常発生時、故障時及び保守点
検時等の特殊な場合を除き、ロッカー制御部21Aの制
御によってのみ開放される。
【0059】このロッカーシステムでも、受取人が不在
であった場合、配達員はICカードを連絡票と共に郵便
受けに入れて、宅配物を最寄りのロッカー1Aの物品収
納部に預け、ロッカー1AにICカードに対応する認識
番号を入力する。ロッカー制御部21Aは、入力した認
識番号を表示制御部25を介して、表示部16に逐次表
示させる。このため、配達員は認識番号を確認しながら
入力することができ、識別番号の確実な入力が可能とな
る。さらに、キー群14に修正用のキーを用意しておけ
ば、識別番号を誤って入力した際に、入力時に直ちに修
正することもできる。
【0060】受取人が、ロッカー1Aに設けられている
カード挿入口13にICカードを挿入すると、ロッカー
制御部21Aは、ICカードに記録されている認識番号
をカード処理部22を介して読み取り、認識番号に対応
する物品収納部を解錠し、扉を開放する。宅配物を物品
収納部から取り出して、扉を閉じると、カード挿入口1
3に挿入されていたICカードは、ロッカー操作部12
の内部に回収され、再び取り出すことはできなくなる。
【0061】また、ロッカー制御部21Aより、表示制
御部25を介して表示部16にメッセージ等を表示させ
ることも可能であるので、配達員又は受取人とより複雑
なやりとりを行って、複雑な操作を行わせることも可能
となる。このことにより、配達員又は受取人の認証を一
層確実に行うようにすることもできる。
【0062】次に、図10及び図11を参照して、この
発明の第3の実施の形態に係るロッカーシステムを説明
する。図10及び図11は、図1及び図2に示したロッ
カーシステムから、認識番号等のキー入力のための構成
を省いたロッカーシステムの構成を示している。
【0063】図10に示すロッカー1Bは、収納部11
及びロッカー操作部12Bを有する。収納部11は、図
1及び図8の構成と同一である。ロッカー操作部12B
は、図11に示すように、図1及び図2と同様のカード
挿入口13及び帳票取出口15を有し、ロッカー1Bの
一隅部に収納部11と一体的に設けられている。このロ
ッカー操作部12Bは、キー群を有していない。カード
挿入口13及び帳票取出口15は、いずれも図1の場合
と同様に構成されている。操作制御部2Bは、ロッカー
1Bのロッカー操作部12Bの内部に、又はロッカー1
Bとは別体として設けられている。操作制御部2Bは、
ロッカー制御部21B、カード処理部22及びプリンタ
部24を有する。
【0064】ロッカー制御部21Bは、操作制御部2B
の全体の動作を制御するために、カード処理部22及び
プリンタ部24に結合されている。このロッカー制御部
21Bの制御により、ロッカー1Bの収納部11の各物
品収納部の扉が個別に開閉される。
【0065】ロッカー制御部21Bは、収納部11の物
品収納部に荷物が収納され、扉が閉じられた後に、カー
ド挿入口13にICカードが挿入されると、カード処理
部22を介してICカードに記録された認識番号等の識
別情報を読み出し、その識別情報が既に記憶されている
か否かを判別する。記憶されていない場合には、前記識
別情報及び収納部11の対応する物品収納部を記憶す
る。ロッカー制御部21Bは、情報の記憶が完了した時
点でカード処理部22によりロッカー操作部12Bの内
部にICカードを回収させる。
【0066】一方、ロッカー制御部21Bは、ICカー
ドから読み出された該識別情報が既に内部メモリに記憶
されている場合には、該識別情報に対応付けて記憶され
ている番号の物品収納部を開放する。そして、ロッカー
制御部21Bは、物品の取り出しが完了した時点、例え
ば、物品が取り出されて、再度扉が閉じられた時点でカ
ード処理部22によりロッカー操作部12Bの内部にI
Cカードを回収させる。
【0067】この場合、ICカードは、配達員が、ロッ
カーシステムへの配達を受取人に連絡するための連絡票
等とともに予め2枚一組として所持しており、両者に同
一の認識番号等の識別情報が記録されている。配達員
は、受取人不在時には、一対のICカードの一方と連絡
票とを受取人の郵便受けに入れておく。
【0068】配達員は、配達物を収納部11の物品収納
部に収納した後に、一対のICカードの他方を、ICカ
ード挿入口13に挿入する。このとき、ロッカー制御部
21Bは、上述したように、カード処理部22を介して
ICカードの認識番号等の識別情報を読み取って該当す
る物品収納部を施錠し、該認識番号と物品収納部との対
応関係を記憶する。その後、このICカードは、ロッカ
ー操作部12の内部に回収され、再び取り出すことはで
きなくなる。
【0069】受取人が、郵便受けに入れられていたIC
カードを、ロッカー1Bのカード挿入口13にICカー
ドを挿入すると、ICカードに記録されている認識番号
をカード処理部22を介してロッカー制御部21Bが読
み取り、認識番号に対応する物品収納部を開錠し、扉を
開放する。受取人が、宅配物を物品収納部から取り出し
て、扉を閉じると、挿入されていたICカードは、ロッ
カー操作部12の内部に回収され、再び取り出すことは
できなくなる。
【0070】ロッカー制御部21Bが、通信回線を介し
て管理センタ3に結合されている場合には、管理センタ
3は、ロッカー制御部21Bと交信して、利用状況情報
等を収集するなどロッカー1Bの状態を監視して、ロッ
カー1Bの運用を管理する。
【0071】なお、識別情報を配達員からの連絡に基づ
き管理センタ3から入力するなどすれば、ICカードは
1枚でよい。
【0072】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、ロッ
カー制御部21、21A、21B又は管理センタ3に事
故カードリスト等を登録しておき、装着されたICカー
ドの識別情報がこのリストに登録されているか否かを判
別し、登録されている場合には、物品収納部の扉の開閉
(施錠、解錠)を禁止するようにしてもよい。このよう
な構成とすることにより、ロッカーシステムの信頼性を
高めることができる。
【0073】また、上記実施の形態では、配達物(物
品)を物品収納部に収納し且つ認識情報を入力し、扉が
閉じられると、ロッカー制御部21、21A、21Bが
該当する扉を施錠するようにしたが、扉が閉じられた時
点で自動的に(認識情報の入力等が無くとも)施錠する
ような、オートロック機構を採用してもよい。
【0074】
【発明の効果】このロッカーシステムでは、暗証番号や
鍵でなく、投函等された認証媒体をセットすることによ
り、物品収納部を開けるので、物品収納部を不正に開放
することが困難となる。このため、地域毎に設置して、
不特定の利用者を対象とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係るロッカーシ
ステムの主要部の模式的構成を示すブロック図である。
【図2】図1のロッカーシステムの操作部の構成の詳細
を模式的に示す外観図である。
【図3】ICカードの構成の一例を示す図である。
【図4】図1のロッカーシステムの宅配便配達時の配達
員の操作の流れを示すフローチャートである。
【図5】図1のロッカーシステムの宅配物受け取り時の
受取人の操作の流れを示すフローチャートである。
【図6】図1のロッカーシステムの宅配便配達時の操作
制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】図1のロッカーシステムの宅配物受け取り時の
操作制御部の処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】この発明の第2の実施の形態に係るロッカーシ
ステムの主要部の模式的構成を示すブロック図である。
【図9】図8のロッカーシステムの操作部の構成の詳細
を模式的に示す外観図である。
【図10】この発明の第3の実施の形態に係るロッカー
システムの主要部の模式的構成を示すブロック図であ
る。
【図11】図10のロッカーシステムの操作部の構成の
詳細を模式的に示す外観図である。
【符号の説明】
1,1A,1B ロッカー 2,2A,2B 操作制御部 3 管理センタ 11 収納部 12,12A,12B ロッカー操作部 13 カード挿入口 14 キー群 15 帳票取出口 16 表示部 21,21A,21B ロッカー制御部 22 カード処理部 23 操作入力部 24 プリンタ部 25 表示制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配達先が配達物を受領できない時に配達物
    を預かり、所定操作により該配達先が該配達物を受け取
    ることを可能とするためのロッカーシステムであり、 開閉及び施錠可能で、配達物を収納するための複数の物
    品収納部を有するロッカー手段と、 配達先に投函された媒体に記憶されている識別情報に対
    応する識別情報を入力するための入力手段と、 該配達物を収納した前記物品収納部に施錠する閉制御手
    段と、 前記閉制御手段により施錠された前記物品収納部を示す
    データと前記入力手段から入力された識別情報とを関連
    付けて記憶する記憶手段と、 配達先で回収された前記媒体が装着され、該媒体が記憶
    している識別情報を読み出す媒体処理手段と、 前記媒体処理手段が読み出した識別情報に対応する識別
    情報を前記記憶手段上で索出し、索出された識別情報に
    対応付けられている前記物品収納部を判別し、該物品収
    納部を解錠することにより、配達物の取り出しを可能と
    する開制御手段と、を具備することを特徴とするロッカ
    ーシステム。
  2. 【請求項2】開閉及び施錠可能な複数の物品収納部を有
    するロッカー手段と、 識別情報を入力するための入力手段と、 物品を収納した前記物品収納部を施錠する閉制御手段
    と、 前記閉制御手段により施錠された前記物品収納部と前記
    入力手段から入力された識別情報を記憶する記憶手段
    と、 識別情報を記憶した媒体が装着され、該媒体が記憶して
    いる識別情報を読み出す媒体処理手段と、 前記媒体処理手段により読み出された識別情報に対応す
    る識別情報を前記記憶手段上で索出し、索出された識別
    情報に対応する前記物品収納部を判別し、該物品収納部
    を解錠する開制御手段と、を具備することを特徴とする
    ロッカーシステム。
  3. 【請求項3】前記閉制御手段は、前記入力手段により識
    別情報が入力されると、物品を収納した前記物品収納部
    を施錠する手段を含む、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロッカーシス
    テム。
  4. 【請求項4】前記媒体処理手段は、装着された前記媒体
    から識別情報を読み出した後、該媒体を取り込んで回収
    する手段を含む、ことを特徴とする請求項1、2又は3
    に記載のロッカーシステム。
  5. 【請求項5】前記閉制御手段に応答し、収納時に収納情
    報を記録した帳票をプリント出力するためのプリント出
    力手段をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1項に記載のロッカーシステム。
  6. 【請求項6】前記媒体は、前記識別情報を記憶したIC
    チップを備えるICカードから構成され、 前記媒体処理手段は、前記ICカードの前記ICチップ
    から識別情報を読み出す手段から構成される、ことを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のロッカ
    ーシステム。
  7. 【請求項7】前記入力手段は、入力操作時に入力情報を
    表示するための表示手段をさらに含むことを特徴とする
    請求項1乃至6のうちのいずれか1項に記載のロッカー
    システム。
  8. 【請求項8】前記閉制御手段は、前記物品収納部内に物
    品が存在することを示すセンサを備え、前記閉制御手段
    は、前記センサが物品の存在を示す時にのみ施錠を行
    う、ことを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか
    1項に記載のロッカーシステム。
  9. 【請求項9】前記入力手段は、このロッカーシステムを
    使用することを証認されていることを証明するための証
    明情報を入力する手段と入力された証明情報からこのロ
    ッカーシステムを使用することができるものであるか否
    かを判別する判別手段を備え、 前記閉制御手段及び前記開制御手段は、前記判別手段が
    使用できるものであることを判別した際にのみ、前記施
    錠及び解錠を行う、ことを特徴とする請求項1乃至8の
    うちのいずれか1項に記載のロッカーシステム。
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