JPH11117152A - ヤーン供給デバイス用の駆動ローラ - Google Patents

ヤーン供給デバイス用の駆動ローラ

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JPH11117152A
JPH11117152A JP10215659A JP21565998A JPH11117152A JP H11117152 A JPH11117152 A JP H11117152A JP 10215659 A JP10215659 A JP 10215659A JP 21565998 A JP21565998 A JP 21565998A JP H11117152 A JPH11117152 A JP H11117152A
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JP
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gear
drive roller
disk
feeding device
yarn feeding
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JP10215659A
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Inventor
Ernst-Dieter Plath
プラス エルンスト−ディーテル
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Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
Original Assignee
Sipra Patententwicklungs und Beteiligungs GmbH
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    • D04BKNITTING
    • D04B15/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, weft knitting machines, restricted to machines of this kind
    • D04B15/38Devices for supplying, feeding, or guiding threads to needles
    • D04B15/48Thread-feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2403/00Power transmission; Driving means
    • B65H2403/20Belt drives
    • B65H2403/25Arrangement for tensioning
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    • B65H2403/40Toothed gearings
    • B65H2403/42Spur gearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2403/00Power transmission; Driving means
    • B65H2403/40Toothed gearings
    • B65H2403/43Bevel gearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H51/00Forwarding filamentary material
    • B65H51/02Rotary devices, e.g. with helical forwarding surfaces
    • B65H51/04Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements
    • B65H51/06Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements arranged to operate singly
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H51/00Forwarding filamentary material
    • B65H51/32Supporting or driving arrangements for forwarding devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヤーン供給デバイス、特に丸編み機でのヤー
ン供給デバイス用の駆動ローラを提供することを目的と
している。 【解決手段】 駆動ローラは回転可能に装着された第一
ディスク(21)、ディスク(21)と同軸で、該ディ
スク(21)に対して相対回転可能な第二ディスク(2
2)、および前記二つのディスク(21、22)間に配
置され、駆動ローラ(16)の周面を形成するスライド
片(25)から構成され、スライド片(25)は二つの
ディスク(21、22)によって案内され、駆動ローラ
(16)の周面の径の拡大または縮小が二つのディスク
(21、22)の相対回転によって得られるようになっ
ている。駆動ローラ(16)の連続回転中に二つのディ
スク(21、22)の相対回転を容易にする調整デバイ
ス(31)は、本発明によれば、第一ディスク(21)
に連結された駆動部品(36)と、第二ディスク(2
2)に連結された被駆動部品(38)と、調整要素(4
9)とからなるサミング・ギヤを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヤーン供給デバイ
ス、特に丸編み機でのヤーン供給デバイス用の駆動ロー
ラであって、シャフトを中心に回転可能に当該シャフト
に装着された第一ディスク(円盤)と、前記第一ディス
クと同軸で、該第一ディスクに対して前記シャフトを中
心に相対回転可能に前記シャフトに装着された第二ディ
スクと、前記第一ディスクと第二ディスクとの間に配置
され、駆動ローラの周面を形成するスライド片であっ
て、該スライド片が前記第一ディスクと第二ディスクと
によって案内されて、前記駆動ローラの周面の径の拡大
または縮小が前記第一ディスクと第二ディスクとの相対
回転によって得られるようにしたものと、調整要素を備
えていて、前記駆動ローラの連続回転中に前記第一ディ
スクと第二ディスクとの相対回転を容易にする調整デバ
イスとを備えている種類のヤーン供給デバイス用の駆動
ローラに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の駆動ローラは特に丸編み機で使
用され、ベルト・フィーダと呼ばれるものと関連して使
用されている。駆動ローラはエンドレス(無端)の駆動
ベルトを駆動するのに利用され、このエンドレスの駆動
ベルトは駆動ローラの周面上および複数のヤーン供給ロ
ーラ上をあらかじめ決めた巻き付け角度で支えられ、例
えば、駆動ベルトとその関連する供給ローラ間を案内さ
れるヤーンを無スリップで、確実に供給するのに役立っ
ている(DE−PS 1 143 294)。別の方法
として、供給ロールに取り付けられた駆動ベルトで別々
の追加ローラを駆動することも、あるいは上述したベル
ト・フィーダとは別のヤーン供給デバイスを駆動するこ
とも可能になっている。この場合、ヤーン供給速度の変
更は駆動ローラの径を変更することで行うことができる
が、これを行えるのは、原則として丸編み機が静止状態
にある時だけである(DE−PS 2 411 87
6、DE−PS 1 286 680、DE−PS 2
846 279)。
【0003】さらに、冒頭に示した種類の駆動ローラは
すでに公知であるが、そこでは、その調整デバイスは駆
動ローラの連続回転中でも、つまり、丸編み機が稼働中
でも、二つのディスクの相対回転を可能にしている。し
かし、この種の駆動ローラには、いくつかの欠点があ
る。この種のある公知駆動ローラ(DE−OS 2 0
30 333)では、調整デバイスは、例えば、駆動ロ
ーラに連結され、駆動ローラと一緒に回転するステップ
・モータを含み、二つのディスクの一方を他方のディス
クに対して相対回転できるようにし、この目的のため
に、プログラマブル・コントローラにスリップ・リング
を介して接続されている。このような構造は製造費が高
価になり、常に望ましいとは限らない。なぜならば、丸
編み機などをセットアップするときヤーン速度の手操作
による調整を妨げ、あるいは困難にし、障害を起こす原
因にもなり、またスリップ・リングが必要であるため高
価になっているからである。この種の別の駆動ローラ
(DE 3 931 997A1)では、調整デバイス
は、前記とは対照的に、第二ディスクに固定されたカッ
プリング部品と、軸方向に移動可能な伝達デバイスとを
含み、伝達デバイスは第一ディスクと一緒に回転可能
で、軸に対してある角度をなして設けられた少なくとも
一つの案内溝およびその案内溝に突入する案内ピンによ
ってカップリング部品に連結されている。調整範囲を十
分に大きくするためには、案内ピンは比較的急勾配の案
内溝内を案内される必要があり、カップリング部品は二
つのディスクの一方の比較的急勾配に形成されたスパイ
ラル溝内を案内される必要があり、そのようにすると、
二つの部品の動きが硬直化するという危険がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上に鑑みて、本発明
は、駆動ローラと一緒に回転するモータを不要にし、他
方では、駆動ローラの周面の径の変更を自動的にも、手
操作でも行うことを可能にし、種々の部品を稼動させた
ままにして前記駆動ローラの周面の径の大きな調整範囲
が得られるように、冒頭に示した種類の駆動ローラを設
計することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、駆動ローラ
を構成する調整デバイス、これは、調整要素を備えてい
て、駆動ローラの連続回転中に第一ディスクと第二ディ
スクとの相対回転を容易にする調整デバイスであるが、
当該調整デバイスが第一ディスクに連結された駆動部品
と、第二ディスクに連結された被駆動部品と、調整要素
とからなるサミング・ギヤを含んでいることを特徴とす
る駆動ローラを提供することによって達成されている。
【0006】上記から明らかなように、本発明が提供す
るサミング・ギヤ(summinggear)または差
動ギヤ(differential gear)と呼ば
れるギヤ手段によって、ヤーン供給デバイス用の駆動ロ
ーラの周面の径の調整範囲を任意に大きくし、従って第
一ディスクに対向する第二ディスクの面に設けるスパイ
ラル溝の角度を小さくすることを可能にし、他方では、
二つのディスクの相対回転を調整するための案内溝を完
全に省くことができるため調整デバイスの自在な稼動を
達成できるという利点がある。さらに、調整要素を駆動
ローラと一緒に回転させる必要がないため、調整要素は
手操作またはプログラマブル・コントローラで簡単に調
整することができる。最後に、本発明による駆動ローラ
は、他の駆動ローラに代わるものとして、すでに存在す
るヤーン供給デバイスに容易に取り付けることができ
る。
【0007】本発明のその他の利点のある特徴は請求項
2およびそれ以降に記載されている通りである。
【0008】
【実施例】以下、2つの実施例を示し、丸編み機に関連
づけて添付図面を参照して、本発明について詳しく説明
する。
【0009】図1に示す丸編み機は、ベース・プレート
2をもつフレーム1と、フレーム1上に回転可能に装着
されたニードル・シリンダ3とを備えている。ヤーン・
スプール5用のクリール(creel)4はフレーム1
に沿って取り付けられ、ヤーン6はそこから引き出さ
れ、ニードル・シリンダ3に装着された編み針に矢印方
向(図1)に供給されている。
【0010】ヤーン供給デバイスはサポート7および/
またはサポート7に設けられたサポート・リング8によ
ってフレーム1上に支持されている。このデバイスはベ
ース・プレート2に固定されたチュブラ・サポート・セ
クション9を含み、そこにシャフト10が回転可能に取
り付けられ、その両端がチュブラ・サポート・セクショ
ン9から突出している。ギヤ11は図1に示すように、
シャフト10の下端に取り付けられ、ギヤ12を介して
駆動可能にギヤ14に接続されている。ギヤ14は駆動
シャフト15に取り付けられ、駆動シャフト15は詳細
を図示していない方法で丸編み機に装着され、ニードル
・シリンダ3と同期してあらかじめ決めた伝達比で駆動
されている。ヤーン供給デバイスは、さらに、シャフト
10の他端に取り付けられた駆動ローラ16を含み、エ
ンドレスな駆動ベルト17はあらかじめ決めた角度にわ
たって駆動ローラ16の周面に支えられ、さらに少なく
とも一部が複数の供給ロール18の周面に支えられ、供
給ロール18はサポート7またはサポート・リング8に
回転可能に装着されている(図1、図2)。詳細は図示
していないが、ヤーン・ガイド(yarn eye)は
これらの供給ロール18に関連づけられ、例えば、公知
のようにヤーン6を案内してヤーンの各々が供給ロール
18の回りに数回巻き付けられるか、あるいは関連の供
給ロール18の周面と駆動ベルト17の間に置かれるよ
うにして、図1図示の矢印方向に確実にまたは強制的に
供給されるようにする働きをする。
【0011】この種のヤーン供給デバイスとその機能は
一般に公知であるので(DE−PS1 143 29
4、DE 3 931 997A1またはEP 0 2
85828 A1)、これ以上詳しく説明することは省
略する。
【0012】図2に詳しく示すように、駆動ローラ16
上を走行するエンドレスな駆動ベルト17は好ましくは
自動的に動作するテンショニング・デバイスによって、
例えは、移動可能に装着されたテンショニング・ローラ
19によって緊張状態に保つことができる。このテンシ
ョニング・ローラ19は力の作用、特にテンショニング
・ローラに接触するテンショニング・スプリング20ま
たはそこに作用する重りの作用を受けて、駆動ローラ1
6の径が変更されたときエンドレスな駆動ベルト17の
緊張状態が自動的に補正されるようにしている。
【0013】駆動ベルト17が巻き付けられている駆動
ローラ16の周面の径を変更するために、駆動ローラ1
6は図3に示すように、第一の、好ましくは平坦なディ
スク21を備え、この第一ディスク21は、例えば、キ
ーまたは類似手段によってシャフト10に固定されシャ
フトと一緒に回転するようになっている。図3に示すよ
うに、第一ディスク21と同軸の第二のディスク22、
好ましくは同じく平坦な第二ディスク22は第一ディス
ク21の下に間隔を置いて配置され、第一ディスク21
に対して相対回転可能になっている。第一ディスク21
には、シャフト10に対して半径方向に延びた溝23が
第二ディスク22に面するその下面に設けられ、他方、
第二ディスク22には、第一ディスク21に面するその
上面に少なくとも一つのスパイラル溝24が設けられて
いる。スライド片25は第一ディスク21と第二ディス
ク22の間に配置され、駆動ローラ16の周囲または周
面を形成し、駆動ベルト17を支える働きをしている。
駆動ローラ16の周面の径は、ピン26、27、突起ま
たは類似手段によって溝23、スパイラル溝24内に装
着されたスライド片25が、第一ディスク21と第二デ
ィスク22の相対回転によって半径方向に内側または外
側に移動することにより変更することができる。
【0014】この種の駆動ローラ16はしばしば調整デ
ィスクとも呼ばれており、その機能は一般に公知である
ので(DE−PS 1 286 680およびDE−P
S2 846 279)、これ以上詳しく説明すること
は省略する。重複することを避けるために、最後に引用
した2公知文献、およびDE−PS 1 14329
4、DE 3 931 997 A1およびEP 0
285 828 A1は引用により本明細書の主題とな
るものである。
【0015】図3は、調整デバイス31を備えた本発明
のヤーン供給デバイス用の駆動ローラ16の第1実施例
を示したものである。調整デバイス31は固定のカップ
形状のハウジング32を含み、このハウジングは断面が
円筒形で、一端側が開いていて、他端側がスリーブ状の
延長部分に入り込んでいる。この延長部分は図1に示す
ようにチュブラ・サポート・セクション9を形成し、そ
こにシャフト10が回転可能に取り付けられている。第
二ディスク22は開いた一端側を取り巻くハウジング3
2の前縁にカバーのように回転可能に装着され、この目
的のために、例えば、前縁を受け入れる円筒状の凹部3
3が設けられている。他方、第一ディスク21はハウジ
ング32から離れて対面する第二ディスク22の側に設
けられ、第二ディスク22と同軸になっている。
【0016】第一ディスク21と第二ディスク22はそ
れぞれ中央に中間開口をもち、シャフト10の一端が中
央開口を通り抜けている。シャフト10のこの一端側
は、一方では、自由回転可能に第二ディスク22を貫い
ている。第一ディスク21は軸方向に不動ではあるがシ
ャフト10と共に回転可能にシャフト10の端に固定さ
れている。この固定のために、例えば、第一ディスク2
1に取り付けられたハブ34がグラブねじ35または類
似手段によってシャフト10に取り付けられている。
【0017】調整デバイス31は図3に示すようにサミ
ング・ギヤまたは差動ギヤと呼ばれるギヤ手段の形式と
して形成され、ハウジング32内に取り付けられ、図3
の実施例ではスパーギヤ(spur gearwhee
l−平歯車)から構成されている。
【0018】駆動部品として働く第一ギヤ36はこの目
的のためにシャフト10上にチュブラサポート・セクシ
ョン9の付近に配置され、図示のキー37によってシャ
フト10と一緒に回転するようにシャフト10に固定さ
れている。さらに、被駆動部品として働く第二ギヤ38
はハウジング32の開いた端側の付近にシャフト10上
で遊嵌回転するように取り付けられている。この第二ギ
ヤ38は第二ディスク22側に設けられたカラー40上
に取り付けられ、ハウジング32内に突入しているカラ
ー39を第二ディスク22に対面するように備えると共
に、グラブねじ41によってカラー40上にシャフト1
0に対して回転可能にかつ軸方向に不動に固定されてい
る。
【0019】駆動部品であるところの第一ギヤ36はそ
の周面で第三ギヤ42とかみ合い、この第三ギヤ42は
シャフト10に平行に設けられた支承ピン43に回転可
能に装着されている。支承ピン43の方はコンポーネン
ト44上に偏心して取り付けられており、コンポーネン
ト44はチュブラ・サポート・セクション9と第一ギヤ
36の間の位置でシャフト10上に回転可能に装着さ
れ、第三ギヤ42が遊星ホイールのように第一ギヤ36
の周囲を回る周回運動を引き起こし、その周面上を転動
できるようにしている。この目的のために、コンポーネ
ント44は、好ましくは、シャフト10に回転可能に装
着されたスリーブ45と、スリーブ45から半径方向に
突出し、支承ピン43を支えているアーム46とを含ん
でいる。
【0020】前記の周回運動を引き起こすために、コン
ポーネント44は第四ギヤ47に固着されており、この
第四ギヤ47は、例えば、コンポーネント44とチュブ
ラサポート・セクション9の間に設けられ、例えば、ス
リーブ45上に配置され、グラブねじ48によってスリ
ーブ45に取り付けられている。別の方法として、コン
ポーネント44と第四ギヤ47は一体にすることも、あ
るいは一部品として1つに結合することも可能である。
第四ギヤ47は別のギヤの形の調整要素49とかみ合っ
ている。この調整要素49はシャフト10に平行に設け
られた支承ピン50に取り付けられている。この支承ピ
ン50はハウジング32内に回転可能に取り付けられ、
ハウジング32の外側に設けられたハンドホイールを備
えているが(図示していない)、図3に示すように、ハ
ウジング32内またはハウジング32上に固定された電
気モータ51の出力シャフトの形体にすることもでき、
電気モータ51は、好ましくは、相反方向に選択的に回
転駆動できる可逆モータの形体にすることができる。
【0021】駆動部品であるところの第一ギヤ36はさ
らに、シャフト10に装着された遊び回転しているトラ
ンスファ・ギヤ52を介して被駆動部品であるところの
第二ギヤ38に連結されている。この目的のために、ト
ランスファ・ギヤ52は、例えば、一方では第三ギヤ4
2とかみ合い、他方では中間ギヤ53とかみ合い、この
中間ギヤ53はハウジング32内の定位置に、シャフト
10に平行に設けられた支承ピン54に回転可能に取り
付けられ、さらに、被駆動部品である第二ギヤ38とか
み合っている。
【0022】この実施例では、トランスファ・ギヤ52
は第一ギヤ36と第二ギヤ38の間にシャフト10に回
転可能に装着されたスリーブからなり、別々のギヤ52
aと52bがその両端に形成され、その一方は第三ギヤ
42とかみ合い、他方は中間ギヤ53とかみ合ってい
る。中間ギヤ53は、ギヤ52a、52bの間隔と同じ
ように、シャフト10に平行して第3ギヤ42から間隔
が置かれている。さらに、第三ギヤ42、中間ギヤ53
は、その各々の半径方向の厚さが、軸方向に間隔が置か
れている第一ギヤ36、ギヤ52aとギヤ52b、第二
ギヤ38のそれぞれと同時にかみ合うことができるよう
な厚さになっている。
【0023】しかし、例えば、トランスファ・ギヤ52
は半径方向の全長にわたるギヤで構成し、第三ギヤ4
2、中間ギヤ53の各々は軸方向に間隔が置かれている
が、相互に固定接続された2つのギヤで構成できるの
で、他の構成にすることも可能である。同様に、ギヤ5
2a、52bを別々にして、それらを回転に対して不動
になるように1つに結合することも可能である。
【0024】図3の実施例では、第一ギヤ36、第二ギ
ヤ38、第三ギヤ42、第四ギヤ47、調整要素49、
ギヤ52a、ギヤ52bおよび中間ギヤ53はいずれも
スパーギヤ(平歯車)からなっている。第一ギヤ36と
第二ギヤ38は同径で、歯数が同じであるので、等しい
モジュールになっている。トランスファ・ギヤ52また
は二つのギヤ52a、52bは好ましくは第一ギヤ3
6、第二ギヤ38と同径であるが、歯数は若干異なって
いる。第三ギヤ42と中間ギヤ53は好ましくは径と歯
数に関して相互に同一であり、そのモジュールは好まし
くは第一ギヤ36、第二ギヤ38のそれに相当し、ギヤ
52a、52bのそれにも相当している。さらに、第一
ギヤ36、第二ギヤ38およびトランスファ・ギヤ52
(またはギヤ52a、ギヤ52b)は好ましくはすべて
が軸方向に配置されている。第四ギヤ47、ギヤ形式の
調整要素49の歯数はそれ自体は任意であるが、そのモ
ジュールは同じにしておく必要がある。
【0025】次に、図3を参照して説明してきたサミン
グ・ギヤの形式からなる調整デバイス31の動作方法に
ついて説明する。
【0026】丸編み機が稼働している間、シャフト10
(従って第一ディスク21も)は駆動シャフト15(図
1)から得た回転速度で駆動されており、その間、シャ
フト10に遊嵌している第二ディスク22の駆動はサミ
ング・ギヤによって行われている。第一ディスク21、
第二ディスク22が共に同じ速度で回転していれば、駆
動ローラ16の周面の径の調整は未変更のままである。
第二ディスク22と第一ディスク21とが異なる速度で
回転していれば、すなわち相対回転していれば、この径
は変更される。
【0027】実際の実施例では、駆動部品としての第一
ギヤ36と被駆動部品としての第二ギヤ38は各々歯数
が例えば50であり、他方、トランスファ・ギヤ52ま
たはそのギヤ52a、52bは各々歯数が51になって
いる。この若干の違いは、第一ギヤ36、第二ギヤ38
およびトランスファ・ギヤ52(又はギヤ52a、52
b)が同径であり、第三ギヤ42、中間ギヤ53とかみ
合っているにもかかわらず問題とはならず、これは歯プ
ロフィールを変更することで容易に達成することができ
る。従って、第一ギヤ36が第一ディスク21の速度に
対応する速度で回転するようにシャフト10に固定され
ていれば、トランスファ・ギヤ52あるいはギヤ52a
は、第三ギヤ42を介して、1回転当たり1歯だけ第一
ギヤ36よりも遅く回転される。第一ギヤ36とギヤ5
2aの回転方向は同一である。他方、第二ギヤ38はギ
ヤ52bのそれより1歯数だけ速く、中間ギヤ53を介
してギヤ52bによって駆動される。この場合も、第二
ギヤ38とギヤ52bの回転方向は同一である。従っ
て、第一ギヤ36とギヤ52aのペアによって生じた比
率の変化はギヤ52bと第二ギヤ38のペアによって生
じた比率の変化によって打ち消されるので、第一ギヤ3
6と第二ギア38、従って第一ディスク21と第二ディ
スク22も、シャフト10に適用されるのと同じ速度で
同じ方向に回転される。このようにして駆動ローラ16
の周面の径が設定されると、前記のように、第一ディス
ク21と第二ディスク22が同じ速度で同じ方向に回転
している限り、駆動ローラ16の径は一定に保たれる。
【0028】駆動ローラ16の周面の径を変更するに
は、調整要素49が回転状態にされるが、これは手操作
で行うことも、電気モータ51の助けで行うこともでき
る。これにより、コンポーネント44のアーム46、支
承ピン43、従って第三ギヤ42も、第一ギヤ36、ト
ランスファ・ギヤ52(又は、ギヤ52a)の周りを周
回する運動を行う。第一ギヤ36が静止しているとき
は、その結果、トランスファ・ギヤ52(又は、ギヤ5
2a)は、第一ギヤ36に比べて歯数が異なるので、こ
の第三ギヤ42の周回運動の回転方向に応じて第一ギヤ
36に対して若干回転することになる。同じことは第一
ギヤ36が回転しているときにも適用されるので、この
場合には、運動が重なり合うことになる。従って、トラ
ンスファ・ギヤ52(又はギヤ52a)は、第三ギヤ4
2の支承ピン43が静止状態にある場合よりも、第四ギ
ヤ47、ギヤ形式の調整要素49によって第一ギヤ36
に対して速くも、あるいは遅くも回転させることができ
る。
【0029】このようにしてトランスファ・ギヤ52に
伝達された回転運動は中間ギヤ53を介して第二ギヤ3
8にも、従って第二ディスク22にも伝えられる。これ
により、第一ディスク21と第二ディスク22の相対回
転を行うこと、従って調整要素49を回すことによって
駆動ローラ16の周面の径を変更することが可能になる
が、これはシャフト10がそのとき回転しているか、静
止しているかとは無関係に行うことができる。径の変更
量は、第一ギヤ36、トランスファ・ギヤ52および第
二ギヤ38の歯数が異なることのほかに、アーム46の
角度または回転の大きさによって決まる。アーム46ま
たは調整要素49が駆動ローラ16の周面の径の適切な
変更の後、停止されると、駆動ローラ16の径はその時
点以降一定に保たれる。
【0030】上述したサミング・ギヤと呼ばれるギヤ手
段における駆動回転速度n38は次式のようになる。 n38=[(n36−n46)・Z36/Z52a +n46]・Z
52b /Z38
【0031】上記において、nx は種々のギヤの回転速
度であり、xとZx は対応する歯数を示し、n46はアー
ム46と支承ピン43が第三ギヤ42と一緒にシャフト
10を中心に回転するときの速度である。Z36=Z38
50およびZ52a =Z52b =51のとき、n36=300
rpmおよびn46=±10rpmとすると、周回運動の
方向に応じて、n38=300.20rpmおよびn38
299.80rpmとなる。駆動ローラ16の径の選択
した変更を行うために電気モータ51を回転させる継続
時間はこれから計算することができる。
【0032】電気モータ51が静止しているときコンポ
ーネント44または第三ギヤ42が誤って回転するのを
防止するために、第四ギヤ47をウォームホイールに
し、調整要素49をウォームにすることが好ましく、そ
うすれば自己ロッキングが得られる。
【0033】必要ならば、例えば、ローラベアリングの
形体をした特殊なベアリングを設けると、種々のギヤを
フリーランするように取り付けることができる。これ
は、高速で駆動されるギヤ用のニードル・ベアリング5
5で図3に示されている。
【0034】図3に示すように、第四ギヤ47、第一ギ
ヤ36およびトランスファ・ギヤ52は、例えば、シャ
フト10上にほぼ軸方向に不動に保持されているのは、
これらのギヤがシャフト10に取り付けられた第三ギヤ
38と同様にシャフト10に取り付けられたスリーブ5
6の間に設けられているためである。
【0035】図4に示す実施例では、図3で説明したも
のと同一部品は同一参照符号で示されているが、調整デ
バイス57はサミング・ギヤまたは差動ギヤの形体にな
っており、これはベベルギヤ(かさ歯車)を用いて設計
されている。図3の実施例とは異なり、トランスファ・
ギヤ58は2つの同軸のギヤ58aと58bからなり、
これらはベベルギヤの形体になっており、向き合う側が
オープンしている。対応する第一ベベルギヤ59はベベ
ルギヤ58aに向き合い、対応する第二ベベルギヤ60
はベベルギヤ58bに向き合っている。2つの第一ベベ
ルギヤ59と第二ベベルギヤ60は図3の第一ギヤ36
と第二ギヤ38に対応し、従ってそれぞれシャフト10
と第二ディスク22に同じ方法で固着されている。すな
わち、第一ベベルギヤ59が駆動部品として働き、第二
ベベルギヤ60が被駆動部品として働く。他方、トラン
スファ・ギヤ58はシャフト10に回転可能に遊嵌され
ている。さらに、一方では、第一ベベルギヤ59とトラ
ンスファ・ギヤ58またはそのギヤ58aは第三ベベル
ギヤ61を介してその周面で動作可能に結合され、第二
ベベルギヤ60とトランスファ・ギヤ58またはそのギ
ヤ58bは中間ベベルギヤ62を介して動作可能に結合
されている。図3の実施例と同様に、第三ベベルギヤ6
1は支承ピン63によってシャフト10とアーム64に
偏心して装着され、このアーム64は第四ギヤ66がシ
ャフト10と共に一部品に作られているシャフト10に
回転可能に装着されているコンポーネント65から半径
方向に突出し、第四ギヤ66はギヤの形式の調整要素4
9とかみ合っている。他方、中間ベベルギヤ62はハウ
ジング32に取り付けられた支承ピン67によって、そ
の上に回転可能であるが、定位置に取り付けられてい
る。
【0036】特に図3に示す実施例との1つの違いは、
支承ピン63、67がシャフト10に対して平行ではな
くほぼ直交して配置されていることである。その結果と
して、シャフト10が回転され、第四ギヤ66が静止し
たままにあるとき、トランスファ・ギヤ58は第一ベベ
ルギヤ59と反対方向に駆動されるので、中間ベベルギ
ヤ62はトランスファ・ギヤ58とは反対に、従って第
一ベベルギヤ59と同じ方向に第二ベベルギヤ60を回
転させる働きをする。第四ギヤ66が静止したままにあ
るとき、第一のベベルギヤ59と第二のベベルギヤ60
と第一ディスク21、第二ディスク22は、同軸配置の
ギヤ58a、58b、59および60が同径で、歯数と
モジュールが同一であるかぎり、同一速度で常に駆動さ
れる。第三ベベルギア61と中間のベベルギヤ62は好
ましくは歯数と径が同じになっている。
【0037】シャフト10が静止していれば、電気モー
タ51を一方向または反対方向に回転させると、コンポ
ーネント65の回転を、従って静止している第一ベベル
ギヤ59の周囲を回る第三ベベルギヤ61の周回または
遊星運動を引き起こすことができる。これにより、トラ
ンスファ・ギヤ58はどの場合も、コンポーネント65
と同じ回転方向で回転する状態に設定されるので、第二
ベベルギヤ60と、従って第二ディスク22がそれぞれ
相反方向に回転することは中間ベベルギヤ62を介して
行われる。従って、第二ディスク22は第一ディスク2
1に対して相対回転するので、駆動ローラ16の周面の
径はそれに応じて変更されることになる。
【0038】径の適当な変更は、この実施例においては
丸編み機が稼働している間に行うことも可能である。そ
の場合、第三ベベルギヤ61の周回運動によって引き起
こされる回転速度は、電気モータ51がスイッチオンさ
れている間、第一ベベルギヤ59の回転によって決まる
トランスファ・ギヤ58の回転速度に重ね合わされる。
図4に示す実施例の動作方法はその他の点では図3の実
施例のそれと大体同じである。
【0039】図4に示すサミング・ギヤと呼ばれるギヤ
手段における駆動回転速度n60は次のようになる。 n60=n59−2・n64
【0040】上記において、n59とn60は第一ベベルギ
ヤ59と第二ベベルギヤ60の回転速度であり、n64
アーム64または第三ベベルギヤ61が周回運動すると
きの回転速度である。
【0041】従って、第一ベベルギヤ59が例えばn59
=300rpmの速度で回転し、アーム64が±10r
pmの速度で回転していれば、第二ベベルギヤ60の回
転速度n60は、アーム64の回転方向に応じて280r
pmまたは320rpmのどちらかになる。他方、図3
の場合と同様に、n64=0のとき、n60=n59となる。
【0042】図3および図4に示すサミング・ギヤと呼
ばれるギヤ手段はプログラム制御デバイスまたは調整デ
バイスの一部として使用すると、特別な利点が得られ
る。プログラム制御デバイスの場合には、調整要素49
は例えば制御部材に接続され、調整要素は丸編み機など
によって作られる編みパターンに応じて制御部材から制
御され、個々の調整運動間で停止されることになる。電
気モータ51はそれ自身をプログラム制御デバイスの一
部にして、丸編み機を制御するパターン・デバイスから
の信号によってオン・オフに切り替えることができる。
調整デバイスの場合には、電気モータ51または調整要
素49は、上記とは対照的に、ヤーン・テンション、ヤ
ーン速度などをモニタする制御回路の設定要素として作
れば、モニタ値を自動的に一定に保つことができる。そ
こでは、この量の実際値は絶えずモニタされ、パターン
で指定された設定点値と比較されることになり、また電
気モータ51を制御する信号は実際値と設定点値との差
から得られることになる。
【0043】本発明は上述した実施例に限定されるもの
ではなく、種々態様に変更することが可能である。この
ことは、例えば、第一ディスク21、第二ディスク22
の溝23、スパイラル溝24の配置に適用され、これら
は入れ替えることも可能である。さらに、図3および図
4に示すサミング・ギヤは単なる例示である。特に、例
示されている歯の数は変更できるので、第一ギヤ36、
第二ギヤ38の歯数は、例えばトランスファ・ギヤ52
の歯数よりも大きくすることが可能である。さらに、歯
数は、アーム46または64が静止状態にあるときのサ
ミング・ギヤのそれぞれの駆動部品36、59と被駆動
部品38、60間の伝達比が1:1となるように選択す
る必要はない。その理由は、伝達比がずれたとき電気モ
ータ51の適当な調整によって1:1の伝達比が通常の
操作で設定されるように構成できるからである。通常の
電気モータに代えて、サーボまたはステップ・モータや
他の電気ドライブを採用することも可能である。さら
に、上述した歯付きギヤに代えて、摩擦ローラ付きのギ
ヤを使用することも、そのギヤにスパーギヤまたはベベ
ルギヤの摩擦ギヤを付けることも可能である。そのほか
に、遊星ギヤの使用が可能である。最後に、種々の特徴
は図示および上述した組み合わせ以外の組み合わせで使
用できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に不可欠である丸編み機の部品をヤーン
供給デバイスと共に示す一部破切正面図である。
【図2】図1に示すヤーン供給デバイスおよびそれに関
連する駆動ローラを、他の部品を省略して示す概略拡大
平面図である。
【図3】本発明による駆動ローラを図1および図2に比
べて拡大して示す軸方向断面図である。
【図4】本発明による駆動ローラの第2実施例を示す、
図3と同じ断面図である。
【符号の説明】
10 シャフト 16 駆動ローラ 17 駆動ベルト 18 供給ロール 19 テンショニング・ローラ 20 テンショニング・スプリング 21 第一ディスク 22 第二ディスク 25 スライド片 31 調整デバイス 32 ハウジング 36 第一ギヤ(駆動部品) 38 第二ギヤ(被駆動部品) 42 第三ギヤ 44 コンポーネント 47 第四ギヤ 49 調整要素 51 電気モータ 52 トランスファ・ギヤ 53 中間ギヤ 57 調整デバイス 58 トランスファ・ギヤ 59 第一ベベルギヤ(駆動部品) 60 第二ベベルギヤ(被駆動部品) 61 第三ベベルギヤ 62 中間ベベルギヤ 65 コンポーネント 66 第四ギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エルンスト−ディーテル プラス ドイツ連邦共和国 ディー−72461 アル ブシュタット イム ベグランガー 5

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヤーン供給デバイス、特に丸編み機での
    ヤーン供給デバイス用の駆動ローラであり、シャフトを
    中心に回転可能に当該シャフトに装着された第一ディス
    ク(21)と、前記第一ディスク(21)と同軸で、該
    第一ディスクに対して前記シャフトを中心に相対回転可
    能に前記シャフトに装着された第二ディスク(22)
    と、前記第一ディスク(21)と第二ディスク(22)
    との間に配置され、駆動ローラ(16)の周面を形成す
    るスライド片(25)であって、該スライド片(25)
    が前記第一ディスク(21)と第二ディスク(22)と
    によって案内されて、前記駆動ローラ(16)の周面の
    径の拡大または縮小が前記第一ディスク(21)と第二
    ディスク(22)との相対回転によって得られるように
    したものと、調整要素(49)を備えていて、前記駆動
    ローラ(16)の連続回転中に前記第一ディスク(2
    1)と第二ディスク(22)との相対回転を容易にする
    調整デバイス(31、57)とを備えているヤーン供給
    デバイス用の駆動ローラにおいて、前記調整デバイス
    (31、57)は、第一ディスク(21)に連結された
    駆動部品(36、59)と、第二ディスク(22)に連
    結された被駆動部品(38、60)と、前記調整要素
    (49)とからなるサミング・ギヤを含んでいることを
    特徴とするヤーン供給デバイス用の駆動ローラ。
  2. 【請求項2】 サミング・ギヤは閉じたハウジング(3
    2)内に配置され、該ハウジング(32)は第二ディス
    ク(22)を形成する回転可能なカバーを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載のヤーン供給デバイス用の
    駆動ローラ。
  3. 【請求項3】 第一ディスク(21)は第二ディスク
    (22)から間隔を置いてハウジング(32)の外側に
    配置され、ハウジング(32)と第二ディスク(22)
    を通り抜ける回転可能なシャフト(10)に固定されて
    いることを特徴とする請求項2記載のヤーン供給デバイ
    ス用の駆動ローラ。
  4. 【請求項4】 サミング・ギヤはスパーギヤ(平歯車)
    を用いて構成されていることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれか一項記載のヤーン供給デバイス用の駆動ロ
    ーラ。
  5. 【請求項5】 サミング・ギヤはベベルギヤ(かさ歯
    車)を用いて構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか一項記載のヤーン供給デバイス用の駆
    動ローラ。
  6. 【請求項6】 駆動部品(36、59)はシャフト(1
    0)に固定された第一ギヤであり、被駆動部品(38、
    60)はシャフト(10)に回転可能に貫装され、第二
    ディスク(22)に固定された第二ギヤであることを特
    徴とする請求項1記載のヤーン供給デバイス用の駆動ロ
    ーラ。
  7. 【請求項7】 サミング・ギヤは駆動部品(36、5
    9)の周囲を同軸に周回運動する第三ギヤ(42、6
    1)を含み、該第三ギヤは駆動部品(36、59)とか
    み合っていて、駆動部品(36、59)と、被駆動部品
    (38、60)に動作可能に連結された少なくとも1つ
    のトランスファ・ギヤ(52、58)とに連結されてい
    ることを特徴とする請求項6記載のヤーン供給デバイス
    用の駆動ローラ。
  8. 【請求項8】 トランスファ・ギヤ(52、58)はシ
    ャフト(10)と同軸で、シャフト(10)に回転可能
    に貫装されていることを特徴とする請求項7記載のヤー
    ン供給デバイス用の駆動ローラ。
  9. 【請求項9】 トランスファ・ギヤ(52、58)はハ
    ウジング(32)内でハウジング(32)に対して定位
    置に固定されている回転軸に回転可能に取り付けられた
    中間ギヤ(53、62)を介して被駆動部品(38、6
    0)に連結されていることを特徴とする請求項7または
    8記載の駆動ローラ。
  10. 【請求項10】 第三ギヤ(42、61)はシャフト
    (10)を中心として回転可能にシャフト(10)に取
    り付けられたコンポーネント(44、65)上に偏心し
    て取り付けられていることを特徴とする請求項7乃至9
    のいずれか一項記載のヤーン供給デバイス用の駆動ロー
    ラ。
  11. 【請求項11】 シャフト(10)に回転可能に取り付
    けられた第四ギヤ(47、66)がコンポーネント(4
    4、65)に組み合わされていることを特徴とする請求
    項10記載のヤーン供給デバイス用の駆動ローラ。
  12. 【請求項12】 調整要素(49)は第三ギヤ(42、
    61)に動作可能に連結されていることを特徴とする請
    求項7乃至11のいずれか一項記載のヤーン供給デバイ
    ス用の駆動ローラ。
  13. 【請求項13】 調整要素(49)は第四ギヤ(47、
    66)とかみ合うギヤであることを特徴とする請求項1
    2記載のヤーン供給デバイス用の駆動ローラ。
  14. 【請求項14】 調整要素(49)はハンドホイールを
    備えていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれ
    か一項記載のヤーン供給デバイス用の駆動ローラ。
  15. 【請求項15】 調整要素(49)は電気モータ(5
    1)に連結されていることを特徴とする請求項1乃至1
    3のいずれか一項記載のヤーン供給デバイス用の駆動ロ
    ーラ。
  16. 【請求項16】 駆動部品(36)と被駆動部品(3
    8)とは同径で、歯数が同じのスパーギヤ(平歯車)で
    あり、他方、トランスファ・ギヤ(52)は駆動部品
    (36)及び被駆動部品(38)と同径であるが、歯数
    が異なるスパーギヤ(平歯車)からなることを特徴とす
    る請求項6乃至15のいずれか一項記載のヤーン供給デ
    バイス用の駆動ローラ。
  17. 【請求項17】 第三ギヤ(42)は駆動部品(36)
    およびトランスファ・ギヤ(52)とかみ合うスパーギ
    ヤ(平歯車)からなり、中間ギヤ(53)はトランスフ
    ァ・ギヤ(52)および被駆動部品(38)とかみ合う
    スパーギヤ(平歯車)からなり、前記二つのスパーギヤ
    (平歯車)はそれぞれが、シャフト(10)に平行の軸
    を中心に回転可能にコンポーネント(44)とハウジン
    グ(32)上に取り付けられていることを特徴とする請
    求項16記載のヤーン供給デバイス用の駆動ローラ。
  18. 【請求項18】 駆動部品(59)と被駆動部品(6
    0)並びにトランスファ・ギヤ(58)とは同径で、歯
    数が同じのベベルギヤ(かさ歯車)からなることを特徴
    とする請求項6乃至15のいずれか一項記載のヤーン供
    給デバイス用の駆動ローラ。
  19. 【請求項19】 第三ギヤ(61)は駆動部品(59)
    およびトランスファ・ギヤ(58)とかみ合うベベルギ
    ヤ(かさ歯車)からなり、中間ギヤ(62)はトランス
    ファ・ギヤ(58)および被駆動部品(60)とかみ合
    うベベルギヤ(かさ歯車)からなり、前記二つのベベル
    ギヤ(かさ歯車)はそれぞれが、シャフト(10)に直
    交する軸上に回転可能にコンポーネント(65)とハウ
    ジング(32)上に取り付けられていることを特徴とす
    る請求項18記載のヤーン供給デバイス用の駆動ロー
    ラ。
  20. 【請求項20】 駆動ベルト(17)が複数のヤーン供
    給ロール(18)を駆動するために駆動ローラ(16)
    の周面に少なくとも部分的に巻き付けられているものに
    おいて、自動的に動作するテンショニング・デバイスが
    駆動ベルト(17)に装着されていることを特徴とする
    請求項1乃至19のいずれか一項記載のヤーン供給デバ
    イス用の駆動ローラ。
  21. 【請求項21】 テンショニング・デバイスは駆動ベル
    ト(17)によって少なくとも部分的に巻き付けられて
    いるテンショニング・ローラ(19)からなることを特
    徴とする請求項20記載のヤーン供給デバイス用の駆動
    ローラ。
  22. 【請求項22】 テンショニング・ローラ(19)は
    力、特にテンショニング・スプリング(20)からの力
    を受けていることを特徴とする請求項21記載のヤーン
    供給デバイス用の駆動ローラ。
JP10215659A 1997-08-01 1998-07-30 ヤーン供給デバイス用の駆動ローラ Pending JPH11117152A (ja)

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SG81934A1 (en) 2001-07-24
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