JP2724887B2 - タレット型巻糸装置 - Google Patents

タレット型巻糸装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2個のボビンホルダーを同心円上の対称位置
に配設したタレット盤の回動により、満巻ボビンと空ボ
ビンの位置を交互に転換させて連続的に巻糸を行うタレ
ット型巻糸装置に関する。
(従来の技術) 複数のボビンホルダーを配設したタレット盤の回動に
より各ホルダーを公転させて互いにその位置を転換さ
せ、各ホルダーのスピンドルを可変速モータ又はトルク
モータで一斉に駆動し、満巻ボビンと空ボビン間の糸を
切替えて連続的に巻糸を行うタレット型巻糸装置はすで
に提案され、これらは紡糸機等から一定の速さ供給され
る糸の速度にスピンドルの回転数を合せているが、満巻
ボビンと空ボビンの周速は、径の大小によって満巻ボビ
ンの周速が空ボビンの周速に比べて遥かに早く、従って
満巻後の糸の切替え動作時において、この時点まで満巻
ボビンに巻取られた糸が空ボビンの外周に巻つけられた
瞬間から空ボビンの周速の遅れに原因して供給糸が大き
く弛み、この現象は紡糸機等から供給される糸速が速い
程、また空ボビンと満巻ボビンとの直径比が大きい程顕
著となり、このため従来は紡糸機と巻糸部との間に多数
のダンサーローラを設けてその弛みを取り除く必要があ
った。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来手段においてダンサーローラによって糸の弛
みを防止するものは、その装置が大型化し、またダンサ
ーローラの回転抵抗、糸との擦れ合い摩擦によって円滑
に弛みを除去することに難点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記従来の不都合を排除し、糸切替時におけ
る糸掛け作業を円滑にするために満巻ボビンに与える回
転トルクは、正規な巻取張力を得るに必要な巻取トルク
以下に減少させると同時に空ボビンの周速度を満巻ボビ
ンの周速度より早めて空ボビンに巻つく手前の糸の弛み
を取り除くことを目的とするもので、1対のボビンホル
ダーを軸線を互いに平行させてタレット盤の中心を挟ん
で同一円周上の対称位置に配設し、両ボビンホルダーの
スピンドルを1台の原動機により駆動回転させ、一方の
ボビンが満巻になったとき他方のボビンと位置を転換さ
せるようにしたものにおいて、原動機と各スピンドルの
間に、夫々伝達力を段階的に切替可能なクラッチ機構を
設けると共に空ボビン側のホルダーが玉揚動作区間を過
ぎ巻取開始位置に達するまでに該空ボビン側のクラッチ
機構を完全結合状態とし、且つ満ボビンが満巻位置を過
ぎ前記巻取開始位置と対称位置に達する間の適宜位置か
ら該対称位置を含み僅かに該位置を過ぎるまでは該満巻
ボビン側のクラッチ機構の伝達トルクを通常の巻取張力
を維持するに必要なトルクよりも小さくする制御手段を
設けたことを特徴とし、またクラッチ機構の段階的制御
手段として、タレット盤の回転によるスピンドルの公転
軌跡の外方に沿わせた円弧状カムと、これに衝合するカ
ムフォロアを設けたことを特徴とする。
(作 用) 本発明によるタレット型巻糸装置は、実施例の第1図
および第2図で示すように巻取開始位置Aにおいて、紡
糸機等から定速で送り出されて来る糸Yを供給糸とし
て、これを綾振装置(4)の綾振ガイド(5)によりト
ラバースしつつ該巻取開始位置Aに位置して回転するボ
ビンホルダー(1a)上のボビン(3a)上に巻取り、これ
が満巻状態となった時点でタレット盤(2)の公転作動
で対称位置のボビンホルダー(1b)と転換させる。
図示例において上記対称位置Cのホルダー(1b)には
空ボビン(3b)を保持した巻糸作業の開始初期の状態を
示すが、連続巻糸操作中は満巻状態となったボビンが次
々に転換動作を行い巻取開始位置Aと対称の位置Cを過
ぎた位置で満巻ボビンと空ボビンとが交換され、満巻ボ
ビンと交換した空ボビンが巻取開始位置Aに停止したと
きの次の満巻ボビンとの間で糸切替を終った後続いて空
ボビンの巻取が行われる。
定期的なタレット盤(2)の回転に伴なって公転する
両ボビンホルダー(1a)(1b)の各スピンドル(11)
(11)は1台の駆動モータ(23)により同時に夫々自転
するが、満巻ボビンは巻径が最大のためにその周速は大
きく、これに比し空ボビンは最小径のため周速は遥かに
小さく、従って満巻ボビンは更にそのまゝ自転し、一方
転換作動によって巻取開始位置Aに停止した空ボビンに
よる糸の巻取は遅れるため供給糸Yにたるみを生じて糸
切替えに支障を生ずる。
しかるに本発明装置では、満巻ボビン(3a)が転換作
動によってその位置を過ぎた後適宜の位置から前記満巻
ボビンと空ボビンとを交換する玉揚終了位置Eまでの区
間は、該満巻ボビン(3a)のスピンドル(11)のクラッ
チ機構(33)を伝動力が減少した状態、所謂、半クラッ
チ状態として回転トルクを通常の巻取張力を維持させる
に必要なトルクよりも小さくするように、例えば実施例
で示すスピンドル(11)の公転軌跡外に設けた円弧状板
カム(45)と、これに衝合するカムフォロア(44)によ
る制御手段で伝達トルクを自動制御し、一方満巻ボビン
(3a)の公転と同期して玉揚終了位置Eから巻取開始装
置Aに向い公転する空ボビン(3b)は、以後巻取りを開
始して満巻となるまで、そのスピンドル(11)のクラッ
チ機構(33)を完全結合状態として駆動モータ(33)に
より該空ボビン(3b)を加速し前記満巻ボビン(3a)に
巻取られる糸の速度より早く回転させて供給糸Y側にた
るみの生ずることを阻止し、且つ糸切替作動を容易的確
にした。
尚、この加速作動は、前記円弧状板カム(45)に対す
るカムフォロア(44)の離脱によって自動的に制御され
る。
又、上記両スピンドル(11)の自転用駆動モータ(2
3)として、可変速モータを使用する場合は、糸Yの供
給路中に設けたダンサーアームにより巻取張力が一定と
なるように該モータの回転数を制御し、従って満巻ボビ
ン(3a)のクラッチ機構(33)の伝達トルクを前記のよ
うに板カム(45)に対するカムフォロア(44)の衝合動
作で低下させると、ダンサーアームがん増速側に変位
し、可変速モータの回転数を上げて空ボビン(3b)を加
速させる。又、駆動モータ(23)としてトルクモータを
使用する場合、トルク特性が決まっているので、負荷が
減少すれば回転数は逆に上昇し、従って満巻ボビン(3
a)が半クラッチ状態として該ボビンへの動力伝達を小
さくしてモータの負荷を減少させたとき該モータの速度
は上昇して他方の空ボビン(3b)の回転を加速する。
(実施例) タレット型巻糸装置としては、巻糸作業において巻玉
径の増大に伴ない綾振装置に対し巻玉が離反方向に動く
もの、又は定位置で巻糸を行う巻玉に対し綾振装置が離
反移動するものが存するも、実施例として前者の形式の
ものについて説明する。
2個のボビンホルダー(1a)(1b)をタレット盤
(2)に対し同心円上の対称位置に回転自在に配置して
設け、その一方のボビンホルダー(1a)を定位置に固設
した綾振装置(4)に対向する巻取開始位置Aに位置さ
せて、第1図で示すように供給糸Yを綾振ガイド(5)
でトラバースさせつつホルダー(1b)上のボビン(3a)
に巻取るようにした。
タレット盤(2)は固定機枠(6)に設けた透孔(6
a)内で、周縁を小転子(7)で支承させて回転自在に
設け、その後部に一体に連設した軸受部材(2a)と支持
部材(2b)の後部に固着した大歯車(8)に、ステッピ
ングモータ(9)に減速歯車列を介して連動する原動歯
車(10)を噛合せて、第1図で矢示方向に駆動回転させ
るようにし、又両ボビンホルダー(1a)(1b)の各スピ
ンドル(11)(11)はタレット盤(2)の背面から軸受
部材(2a)を挿通支持させて、夫々その端末にプーリ
(12)を固着し、大歯車(8)の中心を回転自在に緩通
させて支持部材(2b)に支持した伝動軸(14)に固着し
たプーリ(15)と前記スピンドルのプーリ(12)(12)
とをテンションプーリ(16)を介在させてタイミングベ
ルト(13)で駆動させるようにし、伝動軸(14)の他端
に固着したプーリ(17)と中間軸(18)のプーリ(19)
とをタイミングベルト(20)で連動させ、更に中間軸
(18)他端のプーリ(21)と綾振装置(4)のカム軸の
駆動用プーリ(22)とを駆動モータ(23)の原動プーリ
(24)からタイミングベルト(25)により連動し、該駆
動モータ(23)によってボビンホルダー(1a)(1b)の
各スピンドル(11)並びに綾振装置(4)を所定の関係
速度で駆動させる。
尚、該駆動モータ(23)としては可変速モータ又はト
ルクモータを使用する。巻取開始位置Aにおいてホルダ
ー(1a)上のボビン(3a)には、中間を軸支しばね力を
作用させた揺動部材(26)先端のローラ(27)と接圧状
態で回転させて糸Yを巻取るが、その巻層の増大により
ばね圧の抗して変位する接圧ローラ(27)を揺動部材
(26)の変傾により近接スイッチ(28)で検出して前記
タレット盤(2)の公転用ステッピングモータ(9)に
起動と停止を繰返えさせつつ巻取中のボビンホルダー
(1a)を公転方向に歩進させて巻取開始位置Aから離反
移動させ、巻層が所定径に達する満巻位置Bに至ったと
き、タレット盤(2)上の突片(29a)が作動するリミ
ットスイッチ(30)を固定機枠(6)に設け、その検出
信号によりステッピングモータ(9)を連続公転させて
他方のボビンホルダー(1b)と転換し、巻取開始位置A
に他方ホルダー(1b)の空ボビン(3b)が位置したと
き、タレット盤(2)の設けた別の突片(31b)がリミ
ットスイッチ(32)に作用してモータ(9)を停止して
満巻ボビン(3a)と空ボビン(3b)を夫々の転換位置
C、Aに停止させ、この位置で両ボビン(3a)(3b)間
の糸切替えを行なった後、前述のように空ボビン(3b)
による巻取作業が行われ、続いて他側に転換した満巻ボ
ビン(3a)は取り出されて空ボビンとの交換が行われる
もので、これを繰返えしてタレットの公転とスピンドル
の自転により連続した巻取作業が行われる。
ボビンホルダーの各スピンドル(11)は、前記したよ
うに1台の駆動モータ(23)により駆動自転するが、モ
ータ(23)と各スピンドル間には夫々クラッチ機構を設
ける。該クラッチ機構(33)は段階的に伝達トルクの切
替可能な例えば第5図で示すような摩擦係合クラッチと
し、各スピンドル(11)の端部に結着する伝動プーリ
(12)をこれと一体の中空ボス(12a)でスピンドル(1
1)に対しベアリング(34)を介して回転自在に取付
け、該中空ボス(12a)の端部内周を円錐テーパ(35)
として、これに内接係合する円錐面(37)を有する円筒
状クラッチ部材(36)をスピンドル(11)にキー係合さ
せてスピンドル(11)と一体に回転するが、軸線方向に
移動可能に設けると共に主ばね(38)により常に円錐テ
ーパ(35)に向って付勢し、又中空ボス(12a)の空洞
内には上記テーパ部分を挟んでクラッチ部材(36)に対
向させたクラッチ円板(39)を設けて、これを主ばね
(38)よりも弱い副ばね(40)でクラッチ部材(36)に
向って付勢させた。
更にクラッチ部材(36)を囲繞してベアリング(42)
を介して相対的に回転し、且つ支持部材(26)に固定し
た軸片(43)に従ってクラッチ部材(35)と一体的に軸
方向にのみ移動する従動環(41)を設け、これに小転子
(44)を取付けてカムフォロアとし、タレット盤(2)
の公転によるスピンドル(11)の回転軌跡に沿って円弧
状の板カム(45)との衝合によるカムフォロア(44)の
シフト作動に伴なって従動環(41)と共にクラッチ部材
(36)を軸方向に移動させるようにした。
円弧状板カム(45)は第3図で示すように満巻ボビン
(3a)が満巻位置Bを過ぎた適当な位置から巻取開始位
置Aと対称の位置Cを経て更に満巻ボビンを取り出して
空ボビンとの交換を終了する玉揚終了位置Eまでの区間
中カムフォロア(44)が衝合する長さの弧状長さとし
て、これを固定枠板(46)に取付け、且つ満巻位置Bを
過ぎた適宜の位置から転換対称位置Cを過ぎた玉揚開始
位置Dまで区間に対応する長さ(45a)の板厚h1に対
し、該玉揚開始位置Dから玉揚終了位置Eまでの板厚h2
を厚く形成した。
かくて満巻時の転換作動において満巻位置Bを過ぎた
適宜の位置から転換対称位置Cで一旦停止し、引続いて
玉揚終了位置Eまでの公転において、Bを過ぎCを経て
Dまでの区間はカムフォロア(44)と板カム(45)との
衝合作用によりカムフォロア(44)が、第5図(ロ)で
示すように板圧h1により主ばね(38)に抗して移動し、
そのシフト量によってクラッチ部材(41)の円錐面(3
7)は円錐テーパ(35)から離脱して非係合となるが、
クラッチ円板(39)は副ばね(40)による付勢でクラッ
チ部材(36)に圧接されるためクラッチ機構(33)は半
クラッチ状態となり、従ってスピンドル(11)と伝動プ
ーリ(12)は滑りを生ずる伝動態勢となり、この間満巻
ボビン(3a)の回転トルクを通常の巻取張力を維持する
に必要なトルクよりも小さくし、次いでD位置を越えて
E位置に至る区間ではカムフォロア(44)は板カム(45
a)の板厚h2により更に大きくシフトされるため第5図
(ハ)で示すようにクラッチ部材(36)は更に後退して
クラッチ円板(3a)から離脱するためクラッチ機構(3
3)は完全に非係合状態となり、伝動プーリ(12)によ
るスピンドル(12)への伝動を断ってスピンドル(12)
を停止させ得るからこの間に満巻ボビンを取り出し空ボ
ビンとの交換を安易に行い得る。
上記の作動中玉揚を終って交換された空ボビン(3b)
は、該終了位置Eから巻取開始位置Aに向って公転する
が、該ボビン(3b)のクラッチ機構(33)のカムフォロ
ア(44)は板カム(45)と関係なく公転するため第5図
(イ)で示すようにクラッチ部材(36)は主ばね(38)
の付勢により進出して円錐面(37)は円錐テーパ(35)
に圧接し、又クラッチ円板(39)も副ばね(40)でクラ
ッチ部材(36)に圧接するためクラッチ機構(33)は完
全結合状態となり、従って空ボビン(3b)は該完全結合
のクラッチ機構を介して駆動モータ(23)で加速され、
巻取開始位置Aにおける糸切替へ後の巻取りを早くし供
給糸Yにたるみの生ずることを防止した。
尚、図示例においては、満巻ボビン(3a)の回転トル
クの満巻直後から低下させるように円弧状板カム(45)
の始端部を位置づけした場合を示すが、該始端部の位置
を公転方向に変位させることにより満巻状態を過ぎた
後、対称位置Cまでの間の任意位置から回転トルクの低
下作動を行わせ、これによって空ボビン(3b)が少なく
とも巻取開始位置に到達する以前に加速を完了するのが
好ましい態様である。
(発明の効果) 本発明によるときは満巻時における満巻ボビンと空ボ
ビンとの転換において、満巻ボビンのスピンドルの回転
トルクを通常の巻取時のトルクよりも小さくする一方空
ボビンのスピンドルの回転トルクを、該満巻ボビン側の
スピンドルのトルクよりも大きくするので、空ボビンに
巻取る直前の供給糸のたるみを除去し得られ、従って糸
のたるみを除去するためダンサーローラ等を設備を省略
し得られて設備を簡素化し、トルクの制御手段として段
階的に切替可能なクラッチ機構によりスピンドルの回転
を制御するため特別の速度制御機構を必要とすることな
く、従って操作が容易で、例えばカム作動等により自動
化ができ、又、満巻時の糸切替動作の終るまで満巻ボビ
ンを巻取時より小さいトルクで巻取方向に回転させるこ
とにより、空ボビンに渡る糸に適度の張力を与え糸切替
動作を的確に行うことができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は正面図、
第2図は平面図、第3図は第2図のIII−III線截断面
図、第4図は円弧状板カムの斜視図、第5図(イ)
(ロ)(ハ)は夫々クラッチ機構の作動態様を示す截断
側面図である。 (1a)(1b)……ボビンホルダー (2)……タレット盤 (3a)……満巻ボビン (3b)……空ボビン (4)……綾振装置 (9)……タレット盤公転用モータ (11)……スピンドル (23)……スピンドル自転用モータ (33)……クラッチ機構 (44)……カムフォロア (45)……円弧状板カム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1対のボビンホルダーを軸線を互いに平行
    させてタレット盤の中心を挟んで同一円周上の対称位置
    に配設し、両ボビンホルダーのスピンドルを1台の原動
    機により駆動回転させ、一方のボビンが満巻になったと
    き他方のボビンと位置を転換させるようにしたものにお
    いて、原動機と各スピンドルとの間に、夫々伝達力を段
    階的に切替可能なクラッチ機構を設けると共に空ボビン
    側のホルダーが玉揚動作を終って巻取開始位置に達する
    までに該空ボビン側のクラッチ機構を完全作動状態と
    し、且つ満巻ボビンが満巻位置を過ぎ前記巻取開始位置
    と対称の位置までの適宜位置から該対称位置を含み僅か
    に該位置を過ぎるまでは該満巻ボビン側のクラッチ機構
    の伝達トルクを通常の巻取張力を維持するに必要なトル
    クよりも小さくする制御手段を設けたことを特徴とする
    タレット型巻糸装置。
  2. 【請求項2】クラッチ機構の段階的制御手段として、タ
    レット盤の回転によるスピンドルの公転軌跡の外周に沿
    わせた円弧状カムと、これに衝合するカムフォロアを設
    けて成る請求項1記載のタレット型巻糸装置。
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