JPH1111685A - 運搬台車駆動システムおよび運搬台車 - Google Patents

運搬台車駆動システムおよび運搬台車

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JPH1111685A
JPH1111685A JP16017297A JP16017297A JPH1111685A JP H1111685 A JPH1111685 A JP H1111685A JP 16017297 A JP16017297 A JP 16017297A JP 16017297 A JP16017297 A JP 16017297A JP H1111685 A JPH1111685 A JP H1111685A
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JP
Japan
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transport
transport container
carriage
driving
lifting
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JP16017297A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Higuchi
達也 樋口
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輸送容器の吊り上げ操作時に輸送容器を通過さ
せる床開口をより小さく、建築設計、配置設計上の制約
を大きく緩和することが可能な運搬台車駆動システムを
提供する。 【解決手段】運搬台車に搭載された輸送容器のクレーン
61による吊り上げ動作に連動させて台車本体5aをD
2 方向に移動させ、上記輸送容器55の頂部側の吊り耳
部58における輸送容器軸方向と一致するD方向の移動
量を少なくすることによって、クレーン61のD方向の
移動を不要とし、さらに、輸送容器通過用の床開口74
のD方向の長さもできる限り小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸送容器を運搬す
る運搬台車の構造、および、上記運搬台車を駆動する運
搬台車駆動システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、原子力施設に於ける使用済み燃料
輸送容器等の大型輸送容器を建屋の階上に運び込む場
合、輸送容器を搭載した運搬台車を建屋内に搬入後、建
屋クレーンにより上記運搬台車上の輸送容器を、一旦、
起立させ、上部階の床開口部を通過させて引き上げ、上
部階に運びむ。以下、その搬入と荷降ろし動作状態につ
いて、図5の従来の運搬台車の一例による輸送容器の荷
降ろし状態図を用いて詳細に説明する。
【0003】図5に示すように下部階床面71に配設さ
れた軌道75に沿って、輸送容器55を搭載した運搬台
車51が搬入され、上部階床面72の床開口部73の下
方位置に固定して設置される。なお、輸送容器55は、
上記運搬台車51の2つの支持部52,53によって輸
送容器55の底部側軸56と頂部側軸57を介して水平
姿勢で支持されている。
【0004】輸送容器55を上部階82へ引き上げる場
合、図示していない運送台車浮き上がり防止金具で運搬
台車を固定し、建屋クレーン61のフック62に取り付
けられた吊り具63を降下させ、吊り具63を輸送容器
55側の吊り耳58に懸架する。その状態で建屋クレー
ン61のフックを引き上げながらD1 方向に移動させ
る。輸送容器55は、底部側軸56を回動軸として、図
5の水平姿勢P21 から傾斜姿勢P22,P23に順次立ち
上がって行き、直立姿勢P24まで立て起こされる。その
後、フック62を引き上げると、輸送容器55は、上部
階床面72の床開口73を通過し、上部階82に吊り上
げられ、指示された位置まで移動させて搬入作業を終了
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
運搬台車51を用いた輸送容器55の積み降ろし動作で
の輸送容器55の立て起こし作業は、上述したように建
屋クレーン61はフック62を引き上げると同時にD1
方向、すなわち、輸送容器55の底部側軸56側の方向
に移動させる必要がある。さらに、床開口73のD1 方
向の長さA1 は、上記輸送容器55の立て起こしのため
に十分な長さを必要とする。一般的に輸送容器55の長
さが長くなる程、また、建屋の下部階81の階高が低い
程、上部階床開口73の長さは、長くなる。
【0006】上述のように、従来の運搬台車51上の輸
送容器55の引き上げを行う場合、建屋クレーンのフッ
クは引き上げ動作と同時に輸送容器軸方向の移動が必要
であり、操作が困難であった。また、建屋に大きな床開
口73を設ける必要があり、建築設計上、また、建屋内
の配置計画上でも大きな制約となっていた。また、上部
階82での作業性を損なうことにもなっていた。なお、
上述の説明は、輸送容器の積み降ろし動作について説明
したが、輸送容器の積み上げ動作についても同様のこと
がいえる。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、輸送容器を運搬する運搬台車、または、
運搬台車駆動システムにおいて、輸送容器の吊り上げ、
または、吊り降ろし操作時にクレーン等を輸送容器の軸
方向に移動させる必要がなく、さらに、輸送容器を通過
させる床開口寸法を小さくすることができ、建築設計、
配置設計上の制約を大きく緩和することが可能な運搬台
車、または、運搬台車駆動システムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
運搬台車は、輸送容器を搭載可能な運搬台車において、
台車本体を支持する車輪と、台車本体を上記車輪を介し
て所定の方向に移動させる被駆動手段とを具備してい
る。上記運搬台車においては、上記運搬台車に対して輸
送容器を吊り上げ、または、吊り降ろし動作に関連し
て、台車本体を移動させて、上記輸送容器の頂部側の吊
り上げ、または、吊り降ろし時の移動量を減じる。
【0009】本発明の請求項2記載の運搬台車駆動シス
テムは、請求項1記載の運搬台車と、上記輸送容器の吊
り上げ、または、吊り降ろしを行うクレーン装置を駆動
するクレーン駆動手段と、上記運搬台車の被駆動手段を
介して台車本体を移動させる台車駆動手段と、上記クレ
ーン駆動手段を制御して上記クレーン装置を駆動し、上
記輸送容器の吊り上げ、または、吊り降ろし動作に関連
して上記台車駆動手段を制御し、運搬台車を駆動する駆
動制御手段とを具備する。上記運搬台車駆動システムに
おいては、上記クレーン駆動手段によりクレーン装置を
駆動して上記輸送容器の吊り上げ、または、吊り降ろし
を行い、台車駆動手段により上記吊り上げ、または、吊
り降ろし動作に関連して運搬台車を移動させる。
【0010】本発明の請求項3記載の運搬台車駆動シス
テムにおいては、上記輸送容器が上記クレーン装置の懸
架により上記輸送容器の底部側軸を中心に回動させるこ
とによって、運搬台車上に水平姿勢で搭載された状態か
ら立ち上げ姿勢に吊り上げるか、または、立ち上げ状態
から水平姿勢に吊り降ろされ、一方、上記運搬台車は、
上記回動動作に関連して上記輸送容器の底部側軸に直交
する輸送容器軸方向に駆動される。そして、上記輸送容
器の頂部側は、略上記立ち上げ姿勢での軸に沿って移動
する本発明の請求項4記載の運搬台車駆動システムは、
請求項2記載の運搬台車駆動システムにおいて、上記台
車駆動手段の駆動部が上記被駆動手段の上側に係合して
配設されており、運搬台車の上下方向のぶれ、または、
浮き上がりが防止されるシステムである。
【0011】本発明の請求項5記載の運搬台車駆動シス
テムは、請求項2記載の運搬台車駆動システムにおい
て、上記台車駆動手段の駆動部が少なくとも2つ設けら
れているシステムである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態
を示す運搬台車駆動システム1のブロック構成図であ
る。本実施の形態を示す運搬台車駆動システム1は、主
に本システム1の全体の駆動を制御する駆動制御手段で
ある駆動制御部2と、例えば、原子力施設に於ける使用
済み燃料輸送容器等の大型輸送容器である輸送容器55
を搭載し、下部階に搬入する運搬台車5と、上記運搬台
車5に搭載された輸送容器55を上部階に吊り上げる建
屋クレーン61と、上記駆動制御部2により制御されて
上記クレーン61を駆動するクレーン駆動手段であるク
レーン駆動部3と、上記駆動制御部2により制御され、
上記クレーンの吊り上げ駆動に連動させて上記運搬台車
5を移動せしめる台車駆動手段である台車駆動部4とで
構成されている。なお、以下の本駆動システム1の説明
において、適用される建屋,建屋クレーン,輸送容器の
符号は、前記図5での従来例に用いたものと同一符号を
付して説明する。
【0013】図2は、運搬台車5と台車駆動部4の輸送
容器頂部側から見た正面図であり、図3は、上記運搬台
車5と台車駆動部4の側面図である。運搬台車5は、台
車本体5aと、車輪軸12aにより支持される車輪12
とを有しており、下部床面71に設けられた軌道である
レール75上を搬送方向Dに移動可能である。そして、
台車本体5aには、円筒状の輸送容器55がその軸方向
を搬送方向Dと一致させた水平姿勢で搭載され、支持さ
れている。その支持構造は、輸送容器55の搬送方向D
に沿って、幅方向に対向して設けられている4つの底部
側軸56,頂部側軸57を台車本体5aの上方から嵌込
させ、離脱可能な軸受け部13,14により支持するも
のである。但し、上記軸受け部13側では底部側軸56
が回動自在であり、その軸受け部13に支持された底部
側軸56の軸心は、輸送容器軸方向、したがって、搬送
方向Dと直交している。さらに、台車本体5aには、上
記軸受け部13,14の下方外側位置に搬送方向Dに沿
って延出する被駆動手段を構成する上面歯部を有するラ
ック15が固設されている。
【0014】台車駆動部4は、駆動軸17に固着され、
上記運搬台車5のラック15と噛合可能な台車駆動ピニ
オン18と、上記駆動軸17を回転駆動する駆動源を内
蔵し、下部階床71に適切な間隔で配設された支柱ブロ
ック16とで構成されており、駆動制御部2の制御に基
づき、輸送容器55の吊り上げに同期させ、運搬台車5
を輸送容器頂部側のD2 方向に駆動する。支柱ブロック
16は、運搬台車5がいかなる位置にあっても駆動ピニ
オン18とラック15が常に片側2箇所以上、両側で4
箇所以上で噛み合う用に配設する。
【0015】上記駆動ピニオン18は、運搬台車5搬入
時点でラック15に対して上方側から噛合するものとす
る。上記駆動ピニオン18の回転量は、ギヤ駆動である
ことから正確にラック15を介して台車車輪12に伝達
され、台車本体5aをレール75に沿ってD2 方向に移
動させる。また、上述のようにラック15に対して駆動
ピニオン15が上方側から噛合しているので、台車本体
5aの上方への浮き上がりが抑えられることになる。
【0016】なお、この台車駆動部4の支柱ブロック1
6は、駆動制御部2により駆動制御され、任意の正逆転
制御が可能である。したがって、運搬台車5には動力源
は設けられていない。また、上記駆動ピニオン18と支
柱ブロック16は、運搬台車5がいかなる位置にあって
も少なくとも片側2箇所、合計4箇所配設されている
が、支柱ブロック16内蔵の駆動源は、少なくとも2組
のブロックに内蔵されていれば、台車本体5aの駆動は
可能である。
【0017】次に、以上のように構成された本実施の形
態の運搬台車駆動システム1を適用した建屋クレーン6
1による輸送容器55の吊り上げ動作を図4の輸送容器
吊り上げ動作状態図を用いて説明する。まず、輸送容器
55を水平姿勢で搭載した運搬台車5をレール75に沿
ってD方向に下部階81に搬入する。そして、輸送容器
55の吊り耳58が上部階床72の床開口部74の略中
央位置に位置するように、運搬台車5を初期位置P1 に
位置決めする。また、建屋クレーン61を床開口部74
の中央上方に位置させる。
【0018】続いて、建屋クレーン61のフック62を
降ろし、吊り具63を吊り耳58に懸架する。この状態
で駆動制御部2によりクレーン駆動部3を介して、建屋
クレーン61の吊り上げ駆動を行う。同時に、台車駆動
部4により運搬台車5を輸送容器吊り耳58側の方向、
すなわち、D2 方向にラック15を介して初期位置P1
かから最終位置P4 まで移動させる。そのとき、輸送容
器55の吊り上げ姿勢の変化は、図4に示すように水平
姿勢P11から直立姿勢P14まで変化する。すなわち、吊
り耳58が建屋クレーン61のワイヤの軸線上を伝って
持ち上がって行くように吊り上げられる。
【0019】上述の姿勢の経過で輸送容器55を吊り上
げるためには、建屋クレーン61の吊り上げ量の変化に
対して運搬台車5を同期駆動する必要がある。すなわ
ち、輸送容器55の底部側軸56と吊り耳58間の寸法
をL0 として、建屋クレーン61のワイヤ巻き上げによ
る水平姿勢P11での吊り耳58の位置を基準とした引き
上げ高さをH、運搬台車5の初期位置P1 からの移動量
をSとした場合、上記駆動制御部2によって上記高さH
と上記移動量Sが次式、すなわち、 H2 =2×S×L0 −S2 ………(1) の関係を略保つように同期駆動を行う必要がある。
【0020】上記引き上げ高さHが底部側軸56と吊り
耳58間の寸法L0 に一致した時点で、輸送容器55
は、床開口74の中心の垂線上に直立姿勢P14で立ち上
がった状態になる。その後は、駆動制御部2による台車
駆動部の駆動は停止され、建屋クレーン61のワイヤの
引き上げ駆動のみがクレーン駆動部3を介してなされ、
輸送容器55は、床開口74を通過し、上部階82に持
ち上げられる。さらに、建屋クレーン61を移動し、上
部階82の所定の格納場所に運ばれる。
【0021】上述の本実施の形態の運搬台車駆動システ
ム1によれば、搬入された輸送容器55を立ち上げる際
に、輸送容器55の吊り耳58の位置が床開口72のほ
ぼ中心の垂線上を立ち上がるので、建屋クレーン61を
搬送方向のD方向に移動させる必要がなく、駆動制御部
2の制御が容易となる。同時に、床開口72の搬送方向
の開口長さA2 が輸送容器55および吊り具63に対し
て最小限に近い寸法でも通過可能となることから、建屋
の建築設計や建屋内の配置計画上での制約が少なくな
る。
【0022】なお、輸送容器55が立ち上がるに従っ
て、運搬台車5と輸送容器55の重心は平面的に見たと
き、次第に運搬台車の底部側軸56の後方へ移動し、前
方の車輪12側が担う荷重と後方の車輪12が担う荷重
が同等でなくなる。このような状態では、車輪12の前
輪と後輪の輪圧が不均一になり、操作の状況によっては
運搬台車5が上下方向にぶれるか、浮き上がるような不
安定動作を示すおそれがある。しかし、本実施の形態に
よる運搬台車駆動システム1の場合は、万一、前方の車
輪12の浮き上がる事象、または、その傾向が生じたと
しても、運搬台車5は、適度な間隔で配置された上記駆
動ピニオン18により運搬台車5側のラック15を介し
て常に浮き上がりが抑えられているので、上述のような
浮き上がりによる不安定動作は防止される。このように
建屋クレーン61による輸送容器55の立て起こしの動
きに追随した安全な吊り上げが実行される。
【0023】なお、上述の実施の形態の運搬台車駆動シ
ステム1の動作説明は、輸送容器55の吊り上げ動作に
ついて説明したが、吊り降ろし動作の場合についても同
様の動作を行わせることが可能である。但し、この場
合、初期状態で運搬台車5の底部側軸用の軸受け部13
側を床開口74の中心下方に位置させる。そして、輸送
容器5の吊り降ろしに連動させて、運搬台車5を底部軸
受け部13側であるD3方向に移動させることになる。
【0024】また、上記実施の形態の運搬台車駆動シス
テム1では、輸送容器55の吊り上げに連動して駆動制
御部2により台車駆動部4を介して運搬台車5を上記自
動的に移動させるようにしたが、上記運搬台車5の駆動
は、手動、または、動力を用いても駆動できるような切
り換え可能なシステムとしてもよい。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の運搬台車によれ
ば、輸送容器の吊り上げ、または、吊り降ろし時に、台
車本体を移動させ、輸送容器の移動量を少なくすること
ができるので、吊り上げ、または、吊り降ろしを行う装
置の操作が容易になり、さらに、上記輸送容器が通過す
る床開口寸法を輸送容器自身、および、吊り具の通過に
必要な寸法に抑えることができ、建屋の建築設計、また
は、配置設計等の制約が少なくなる。
【0026】本発明の請求項2記載の運搬台車駆動シス
テムによれば、クレーン駆動手段によりクレーン装置を
駆動して輸送容器の吊り上げ、または、吊り降ろしを行
い、上記吊り上げ、または、吊り降ろし動作に関連し
て、輸送容器の移動量を少なくするように運搬台車を移
動させるので、請求項1記載の運搬台車の場合と同様の
効果を奏することができる。
【0027】本発明の請求項3記載の運搬台車駆動シス
テムによれば、運搬台車上の輸送容器を底部側軸中心に
回動させることによって、水平姿勢で搭載された状態か
ら立ち上げ姿勢に吊り上げるか、または、立ち上げ状態
から水平姿勢に吊り降ろされ、そのとき、上記回動動作
に関連して上上記輸送容器軸方向に上記運搬台車を移動
させて、輸送容器の移動量を少なくすることができ、請
求項2記載の運搬台車の場合と同様の効果を奏すること
ができる。
【0028】本発明の請求項4記載の運搬台車駆動シス
テムは、請求項2記載の運搬台車駆動システムにおい
て、上記台車駆動手段の駆動部が上記被駆動手段の上側
に係合して配設されていることから、請求項2記載の運
搬台車駆動システムの場合と同様の効果に加えて、運搬
台車の上下方向のぶれ、または、浮き上がりが防止でき
るという効果も有している。
【0029】本発明の請求項5記載の運搬台車駆動シス
テムは、請求項2記載の運搬台車駆動システムにおい
て、上記台車駆動手段の駆動部が少なくとも2組設けら
れているので、請求項2記載の運搬台車駆動システムと
同様の効果に加えて、上記運搬台車の駆動が確実に行わ
れるという効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す運搬台車システム
のブロック構成図。
【図2】図1の本発明の運搬台車システムに適用される
運搬台車と台車駆動部を輸送容器の頂部側から見た正面
図。
【図3】図2の運搬台車と台車駆動部側面図。
【図4】図1の運搬台車システムによる輸送容器の吊り
上げ状態を示す図。
【図5】従来の運搬台車による輸送容器の吊り上げ状態
を示す図。
【符号の説明】
1 ……運搬台車駆動システム 2 ……駆動制御部(駆動制御手段) 3 ……クレーン駆動部(クレーン駆動手段) 4 ……台車駆動部(台車駆動手段) 5 ……運搬台車 5a……台車本体 12……車輪 15……ラック(被駆動手段) 18……駆動ピニオン(台車駆動手段の駆動部) 55……輸送容器 61……クレーン装置 56……底部側軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送容器を搭載可能な運搬台車におい
    て、 台車本体を支持する車輪と、 台車本体を上記車輪を介して所定の方向に移動させる被
    駆動手段と、 を具備しており、上記台車本体に搭載された上記輸送容
    器の吊り上げ、または、吊り降ろし動作に関連して台車
    本体を移動させ、上記輸送容器の頂部側の吊り上げ、ま
    たは、吊り降ろし時の移動量を減じることを特徴とする
    運搬台車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の運搬台車と、 上記輸送容器の吊り上げ、または、吊り降ろしを行うク
    レーン装置を駆動するクレーン駆動手段と、 上記運搬台車の被駆動手段を介して台車本体を移動させ
    る台車駆動手段と、 上記クレーン駆動手段を制御して上記クレーン装置を駆
    動し、上記輸送容器の吊り上げ、または、吊り降ろし動
    作に関連して上記台車駆動手段を制御し、運搬台車を駆
    動する駆動制御手段と、 を具備することを特徴とする運搬台車駆動システム。
  3. 【請求項3】 上記輸送容器は、上記クレーン装置の懸
    架により上記輸送容器の底部側軸を中心に回動させるこ
    とによって、運搬台車上に水平姿勢で搭載された状態か
    ら立ち上げ姿勢に吊り上げるか、または、立ち上げ状態
    から水平姿勢に吊り降ろされ、上記運搬台車は、上記回
    動動作に関連して上記輸送容器の底部側軸に直交する輸
    送容器軸方向に駆動され、上記輸送容器の頂部側が、略
    上記立ち上げ姿勢の軸に沿って移動することを特徴とす
    る請求項2記載の運搬台車駆動システム。
  4. 【請求項4】 上記台車駆動手段の駆動部が上記被駆動
    手段の上側に係合して配設されており、運搬台車の上下
    方向のぶれ、または、浮き上がりが防止されることを特
    徴とする請求項2記載の運搬台車駆動システム。
  5. 【請求項5】 上記台車駆動手段の駆動部が少なくとも
    2組設けれていることを特徴とする請求項2記載の運搬
    台車駆動システム。
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