JPH11115128A - 易開封性複合フィルム - Google Patents

易開封性複合フィルム

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JPH11115128A JP9288528A JP28852897A JPH11115128A JP H11115128 A JPH11115128 A JP H11115128A JP 9288528 A JP9288528 A JP 9288528A JP 28852897 A JP28852897 A JP 28852897A JP H11115128 A JPH11115128 A JP H11115128A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透明性、耐破袋性、開封性に優れた高温殺菌
用易開封性複合フィルムを提供する。 【解決手段】 最外層がポリアミド樹脂層とイージーピ
ール層が、ポリプロピレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂とのブレンド樹脂層とからなる共押複合フイル
ムであって当該ブレンド樹脂層の配合比率が70:30
〜30:70であると共にり、該ブレンド樹脂層の厚み
は1〜15μmの範囲であり、前記直鎖状低密度ポリエ
チエン樹脂の融点が120〜130℃であることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高温殺菌用易開封性
複合フィルムに係り、特に高温状態での耐破袋性に優れ
透明性も良好な深絞り包装用蓋材として好適に使用でき
る易開封性複合フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】高温殺菌用特に高圧下で行なわれる10
0〜130℃の殺菌用の深絞り底材用フィルムとして
は、ポリエチレン系樹脂では殺菌温度で樹脂が結晶化し
て白化してしまう問題や、耐破袋性の問題があり、主に
ポリプロピレン樹脂をシーラントとするフィルムが用い
られている。またこのような底材にラミするそのイージ
ーピール性(易開封性)を付与した蓋材としては延伸ポ
リアミド樹脂フイルムに、ポリプロピレン樹脂層と、ポ
リプロピレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレンとのブレ
ンド樹脂層とからなるイージーピール材をドライラミネ
ートしたものや、ポリエチレンテレフタレート樹脂フイ
ルムにポリプロピレン樹脂とポリスチレン樹脂とのブレ
ンド樹脂からなるイージーピール材をドライラミネート
したもの等が使用されていた。
【0003】しかし、ポリプロピレン樹脂とポリスチレ
ン樹脂とのブレンド系では蓋材原反そのものの透明性が
悪く、ポリプロピレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレン
とのブレンド系では高温殺菌によって白化を生じ易いと
いう問題があった。
【0004】またこれらイージーピール材は、バリアー
層がない為バリアー材とラミネートする必要があり、そ
の際これらイージーピール材はポリプロピレン樹脂面が
ラミネート面となる為ぬれ性が低く、コロナ処理等の表
面処理が必要となる。しかし、これら表面処理は経時的
に低下する為、ラミ強度の点でしばしば問題となった。
ラミ強度が弱い場合には開封時ラミの所でも剥離が発生
してしまい、剥離外観が劣り、極端な場合には内容物が
取り出せなくなることがある。
【0005】また貼合せ基材としてポリエチレンテレフ
タレート樹脂フイルムを用いた場合は、殺菌後、著しい
カールを生じるという問題も発生していた。さらにイー
ジーピール材層の表面凹凸が隣接するポリプロピレン樹
脂側に転写し易く、ラミ面であるポリプロピレン樹脂表
面が荒れ、ラミ時の気泡だまりの原因になり易いという
問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の問題点
を解決した新規の易開封性複合フィルムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的は以下の手段
によって達成される。
【0008】すなわち、本発明は、最外層がポリアミド
樹脂層と、ポリプロピレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチ
レン樹脂とのブレンド樹脂層とからなる共押出複合フイ
ルムであって、当該ブレンド樹脂層の配合比率が70:
30〜30:70であると共に該ブレンド樹脂層の厚み
は1〜15μmの範囲であり、前記直鎖状低密度ポリエ
チレン樹脂の融点が120〜130℃であることを特徴
とする易開封性複合フィルムを提案するものであり、ま
た本発明は前記ポリアミド樹脂層が接着樹脂層を介して
または介さずに2層以上設けたことを特徴とする易開封
性複合フィルムを提案するものである。
【0009】更に本発明は、前記の複合フィルムの外側
に無地あるいは印刷された延伸ポリアミド樹脂フィルム
をラミネートしたことを特徴とする易開封性複合フィル
ムを提案するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
る。
【0011】本発明に用いるポリアミド樹脂(以下Ny
という。)は6ナイロン(以下6Nyという)、6−6
6ナイロン(以下6−66Nyという。)、12ナイロ
ン(以下12Nyという。)、ポリメタキシレンアジパ
ミド(以下、MX−D6Nyという。)、66ナイロン
(以下66Nyという。)の単一あるいはそれらのブレ
ンド物が考えられ、特に表面の耐熱性が高い6Ny、6
6Nyを用いた方がシール時熱板へのとられがなく、良
好なシールが可能となる。
【0012】また延伸ナイロン(以下0Nyという。)
とのラミネート用の場合もぬれ性の高い6Ny、66N
yが有利となる。上記Nyに隣接してポリプロピレン樹
脂層設けることが好ましく、更に接着樹脂を介在して設
ければよく、Nyとポリプロピレン樹脂(以下、PPと
いう。)を接着する接着樹脂としては、主には、不飽和
カルボン酸またはその誘導体から選ばれた少なくとも一
種のモノマーをグラフトした酸変性ポリオレフィン樹脂
が好適に使用でき、層間を強固に接着できる。
【0013】PP層に用いられる樹脂としては、ホモ並
びにポリプロピレン−ポリエチレンランダムコーポリマ
ーが考えられるが、透明性の点から後者の方がより好適
と考える。
【0014】イージーピール層は耐熱性の関係でPPと
直鎖状低密度ポリエチレン(以下、LLDPEとい
う。)とのブレンド樹脂を使用する。ここで用いるPP
はホモ並びにポリプロピレン−ポリエチレンランダムコ
ーポリマーが考えられるが、シール性、透明性の点から
後者の方がより適当と考える。またLLDPEは融点が
120〜130℃の範囲のものを使用する必要があり、
120℃未満のものでは耐熱性の点で耐高温殺菌性の問
題が生じる可能性がある。また130℃を越えるものは
LLDPEでは一般的でない。
【0015】配合比率はPP:LLDPEが70:30
〜30:70の範囲とする必要があり70:30よりP
Pの比率が高くなるとイージーピール強度が強くなり過
ぎ開封しにくく、30:70よりPPの比率が低くなる
とイージーピール強度が弱くなり過ぎ耐破袋性の点で問
題となる。一般にPP及びLLDPE樹脂の物性によっ
て配合比率は多少異なるが、イージーピール強度は対P
P樹脂と適切な温度にてヒートシールを行ない、15m
m幅の短冊状に切取り、引張試験機にて200mm/m
inの速度で引張った時のイージーピール強度が200
〜1,000gf/15mm幅に入るよう調整すればよ
い。
【0016】イージーピール層の厚みは、1〜15μm
の範囲とすることが必要である。1μm未満ではシール
時シール圧等によりイージーピール層がよけてしまい完
全シールとなってしまう部分が生じる可能性がある。ま
た15μmを超えると高温殺菌時、LLDPEの結晶化
による白化現象がひどくなる為、イージーピール層厚み
は問題のない範囲でより薄く配した方が透明性が良好と
なりより好適である。
【0017】本発明では、通常加圧加熱殺菌用フィルム
として用いられる対PPとのイージーピール材の欠点で
あるラミ適性の悪さを改善すべくラミ面にNyを配する
ことを特徴とし、コロナ処理等の表面処理を行なわなく
てもぬれ性が良く、表面硬度が硬い為イージーピール層
の転写等がなく平滑でラミネート適性を格段に向上させ
るもので、ラミ強度の振れが少なく気泡、発泡も防げる
ラミネート原反を供給するものである。またNy層が同
時にバリアー層となる為、無地品の場合、ラミネートし
なくとも共押出品そのままで使用することも可能であ
る。ラミネートを行なう基材としては0Nyが適当であ
る。延伸ポリプロピレン樹脂(以下、0PPという。)
の場合は、シール温度が一般に170〜190℃となる
為、0PPが熱板にとられる為に不可であり、ポリエチ
レンテレフタレート樹脂(以下、PETという。)の場
合、殺菌後、極端なカールとなる為不可である。0Ny
であればシール時の適性も良好で殺菌後のカールも良好
である為、高温加熱殺菌用の蓋材としては非常に有用で
ある。
【0018】Ny層は2層以上用いても良く、Ny層の
間に接着樹脂(以下ADという。)を用いても良い。特
に0Nyをラミネートしないでそのまま蓋材として用い
る場合には、ADをはさんで2層以上用いた方が耐ピン
ホール性が向上して良い。逆にMXD6Nyを用いる場
合は、表層は6Ny、次に6NyとMXD6NyとAD
を介在させない方が殺菌後のMXD6Nyのバリアー性
が回復しやすい。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。 [実施例1〜5、比較例1〜5] 実施例1 下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、 6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP
(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm) 上記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネー
トして下記5層の複合フィルムを得た。
【0020】0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み1
0μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μ
m)/PP+LLDPE(厚み5μm) なお、PPとLLDPEとのブレンド樹脂層はPP60
重量部、LLDPE40重量部の混合物を使用した。L
LDPEの融点は124℃である。
【0021】実施例2 下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、 MXD6+6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μ
m)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み
5μm) 上記MXD6と6Nyとのブレンド樹脂層側に0Nyを
ドライラミネートして下記5層の複合フィルムを得た。
【0022】0Ny(厚み15μm)//MXD+6Ny
(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み
40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm) なお、MXD6と6Nyとのブレンド樹脂層はMXD6
80重量部、6Ny20重量部の混合物を、またPP
とLLDPEとのブレンド樹脂層はPP60重量部、L
LDPE40重量部の混合物を使用した。LLDPEは
実施例1と同様のものを用いた。
【0023】実施例3 5層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、下記5層
複合フィルムを得た。 6Ny(厚み30μm)/AD(厚み10μm)/PP
(厚み30μm)/PP+LLDPE(厚み5μm) なお、PPとLLDPEとのブレンド樹脂層はPP40
重量部、LLDPE60重量部の混合物を使用した。L
LDPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0024】実施例4 6層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、下記6層
の複合フィルムを得た。
【0025】6Ny(厚み5μm)/AD(厚み10μ
m)/6Ny(厚み25μm)/AD(厚み10μm)
/PP(厚み25μm)/PP+LLDPE(厚み5μ
m) なお、PPとLLDPEとのブレンド樹脂層はPP60
重量部、LLDPEは40重量部の混合物を使用した。
LLDPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0026】実施例5 5層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、下記5層
の複合フィルムを得た。
【0027】6Ny(厚み5μm)/MXD6+6Ny
(厚み20μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み
40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm) なお、MXD6と6Nyとのブレンド樹脂層はMXD6
80重量部、6Ny20重量部の混合物を、PPとL
LDPEのブレンド樹脂層はPP60重量部、LLDP
Eは40重量部の混合物を使用した。LLDPEは実施
例1と同様のものを用いた。
【0028】比較例1 下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、 6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP
(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm) 前記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネー
トして下記5層の複合フィルムを得た。
【0029】0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み1
0μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μ
m)/PP+LLDPE(厚み5μm) なお、PPとLLDPEとのブレンド樹脂層はPP80
重量部、LLDPE20重量部の混合物を使用した。L
LDPEの融点は実施例1と同様のものを用いた。
【0030】比較例2 下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、 6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP
(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm) 前記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネー
トして下記5層の複合フィルムを得た。
【0031】0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み1
0μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μ
m)/PP+LLDPE(厚み5μm) なお、PPとLLDPEのブレンド樹脂層はPP20重
量部、LLDPE80重量部の混合物を使用した。LL
DPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0032】比較例3 下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、 6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP
(厚み25μm)/PP+LLDPE(厚み20μm) 前記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネー
トして下記5層の複合フィルムを得た。
【0033】0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み1
0μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み25μ
m)/PP+LLDPE(厚み20μm) なお、PPとLLDPEのブレンド樹脂層はPP60重
量部、LLDPE40重量部の混合物を使用した。LL
DPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0034】比較例4 下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、 6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP
(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み40μm) 前記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネー
トして下記5層の複合フィルムを得た。
【0035】0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み1
0μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μ
m)/PP+LLDPE(厚み5μm) なお、PPとLLDPEのブレンド樹脂層は配合比率は
比較例3と同様であるがLLDPEは融点118℃のも
のを用いた。
【0036】比較例5 PP層とPPとLLDPEとのブレンド樹脂層との複合
フィルムを共押出しにより製膜し、この複合フィルムの
PP側に0Nyをドライラミネートして下記3層の複合
フィルムを得た。
【0037】0Ny(厚み15μm)//PP(厚み55
μm)/PP+LLDPE(厚み10μm) なお、PPとLLDPEのブレンド樹脂層は比較例3と
同様である。
【0038】実施例1〜5、比較例1〜5の複合フィル
ムを以下の評価方法により評価した。
【0039】[評価方法]大森機械工業社製深絞り包装
機FV6300を用いて底材として PP(厚み30μm)/AD(厚み10μm)/6Ny
(厚み40μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み
60μm) からなる5層の複合フィルムを用いて前記実施例1〜5
及び比較例1〜5の複合フィルムを蓋材として用いてカ
マボコをシール温度180℃でパックし、評価を行なっ
た。 ・開封性 手で開封し、開封し易さを評価した。容易に開封するも
のを○印とし、開封しにくいものを×印とした。 ・イージーピール強度 シール部を15mm幅の短冊状に切り取り、引張試験機
にて200mm/minの引張速度で引張った時の応力
を測定した。 ・シール後の発泡気泡 シールの熱がかかった後に蓋材の層間に気泡や発泡が発
生していないかどうかを評価した。気泡や発泡のないも
のを○印とし、気泡や発泡が発生したものを×印とし
た。 ・シール部の透明性 加圧加熱殺菌後、フィルムが極端に白化しないかどうか
を評価した。フィルムの白化のないものを○印とし、フ
ィルムの白化が発生したものを×印とした。 ・耐破袋性 殺菌後(特に熱いうち)手で持上げて振って内容物が飛
び出さないかどうかを評価した。内容物の飛び出しがな
いものを○印とし、内容物が飛び出したものを×印とし
た。
【0040】
【表1】 表1に示すようにPPとLLDPEの配合比率が70:
30〜30:70の範囲にあり、ブレンド樹脂層の厚み
が1〜15μmの範囲にある実施例1〜5は蓋材用とし
て用いた場合、イージーピール強度が200〜1000
gf/15mm幅の範囲内に収まり、イージーピール性
が良好であり、またシール後の発泡、気泡もなく、さら
に加熱殺菌後も白化することもなく、耐破袋性も良好で
ある。ブレンド樹脂層が70:30〜30:70の範囲
外の比較例1、2は開封性又は耐破袋性が悪く、またブ
レンド樹脂層の厚みが15μmを超えた比較例3はシー
ル部の透明性が悪い。またブレンド樹脂層中のLLDP
Eの融点が120℃未満の比較例4はシール部の透明性
が悪く、複合フイルムのPP側に直接ONyをドライラ
ミネートした比較例5はシール後に発泡気泡が発生し
た。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば高温殺菌用蓋材に用いた
場合、透明性、耐破袋性、開封性に優れ、シール後の発
泡気泡もなく易開封性複合フィルムとして極めて優れた
ものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最外層がポリアミド樹脂層とイージーピ
    ール層が、ポリプロピレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチ
    レン樹脂とのブレンド樹脂層とからなる共押出複合フイ
    ルムであって当該ブレンド樹脂層の配合比率が70:3
    0〜30:70であると共に、該ブレンド樹脂層の厚み
    は1〜15μmの範囲であり、前記直鎖状低密度ポリエ
    チレン樹脂の融点が120〜130℃であることを特徴
    とする易開封性複合フィルム。
  2. 【請求項2】 前記ポリアミド樹脂層を接着樹脂層を介
    してまたは介さずに2層以上設けたことを特徴とする易
    開封性複合フィルム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の複合フィルム
    の外側に無地あるいは印刷された延伸ポリアミド樹脂フ
    ィルムをラミネートしたことを特徴とする易開封性複合
    フィルム。
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