JP3795205B2 - 易開封性複合フィルム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は高温殺菌用易開封性複合フィルムに係り、特に高温状態での耐破袋性に優れ透明性も良好な深絞り包装用蓋材として好適に使用できる易開封性複合フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】
高温殺菌用特に高圧下で行なわれる100〜130℃の殺菌用の深絞り底材用フィルムとしては、ポリエチレン系樹脂では殺菌温度で樹脂が結晶化して白化してしまう問題や、耐破袋性の問題があり、主にポリプロピレン樹脂をシーラントとするフィルムが用いられている。またこのような底材にラミするそのイージーピール性(易開封性)を付与した蓋材としては延伸ポリアミド樹脂フイルムに、ポリプロピレン樹脂層と、ポリプロピレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレンとのブレンド樹脂層とからなるイージーピール材をドライラミネートしたものや、ポリエチレンテレフタレート樹脂フイルムにポリプロピレン樹脂とポリスチレン樹脂とのブレンド樹脂からなるイージーピール材をドライラミネートしたもの等が使用されていた。
【0003】
しかし、ポリプロピレン樹脂とポリスチレン樹脂とのブレンド系では蓋材原反そのものの透明性が悪く、ポリプロピレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレンとのブレンド系では高温殺菌によって白化を生じ易いという問題があった。
【0004】
またこれらイージーピール材は、バリアー層がない為バリアー材とラミネートする必要があり、その際これらイージーピール材はポリプロピレン樹脂面がラミネート面となる為ぬれ性が低く、コロナ処理等の表面処理が必要となる。しかし、これら表面処理は経時的に低下する為、ラミ強度の点でしばしば問題となった。ラミ強度が弱い場合には開封時ラミの所でも剥離が発生してしまい、剥離外観が劣り、極端な場合には内容物が取り出せなくなることがある。
【0005】
また貼合せ基材としてポリエチレンテレフタレート樹脂フイルムを用いた場合は、殺菌後、著しいカールを生じるという問題も発生していた。さらにイージーピール材層の表面凹凸が隣接するポリプロピレン樹脂側に転写し易く、ラミ面であるポリプロピレン樹脂表面が荒れ、ラミ時の気泡だまりの原因になり易いという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記の問題点を解決した新規の易開封性複合フィルムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的は以下の手段によって達成される。
【0008】
すなわち、本発明は、最外層となるポリアミド樹脂層と、イージーピール層となるポリプロピレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とのブレンド樹脂層とを有する共押出複合フイルムであって、当該ブレンド樹脂層の配合比率が70:30〜40:60であると共に該ブレンド樹脂層の厚みは1〜15μmの範囲であり、前記直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の融点が120〜130℃であることを特徴とする易開封性複合フィルムを提案するものであり、また本発明は前記ポリアミド樹脂層が接着樹脂層を介してまたは介さずに2層以上設けたことを特徴とする易開封性複合フィルム、特に、前記接着樹脂層を介す場合には、前記ポリアミド樹脂層を2層以上設け、前記接着樹脂層を介さない場合には、前記ポリアミド樹脂層として6ナイロン層及び6ナイロンとポリメタキシレンアジパミドとのブレンド樹脂層をこの順に設けたことを特徴とする易開封性複合フィルムを提案するものである。
【0009】
更に本発明は、前記の複合フィルムの外側に無地あるいは印刷された延伸ポリアミド樹脂フィルムをラミネートしたことを特徴とする易開封性複合フィルムを提案するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0011】
本発明に用いるポリアミド樹脂(以下Nyという。)は6ナイロン(以下6Nyという)、6−66ナイロン(以下6−66Nyという。)、12ナイロン(以下12Nyという。)、ポリメタキシレンアジパミド(以下、MX−D6Nyという。)、66ナイロン(以下66Nyという。)の単一あるいはそれらのブレンド物が考えられ、特に表面の耐熱性が高い6Ny、66Nyを用いた方がシール時熱板へのとられがなく、良好なシールが可能となる。
【0012】
また延伸ナイロン(以下0Nyという。)とのラミネート用の場合もぬれ性の高い6Ny、66Nyが有利となる。
上記Nyに隣接してポリプロピレン樹脂層設けることが好ましく、更に接着樹脂を介在して設ければよく、Nyとポリプロピレン樹脂(以下、PPという。)を接着する接着樹脂としては、主には、不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ばれた少なくとも一種のモノマーをグラフトした酸変性ポリオレフィン樹脂が好適に使用でき、層間を強固に接着できる。
【0013】
PP層に用いられる樹脂としては、ホモ並びにポリプロピレン−ポリエチレンランダムコーポリマーが考えられるが、透明性の点から後者の方がより好適と考える。
【0014】
イージーピール層は耐熱性の関係でPPと直鎖状低密度ポリエチレン(以下、LLDPEという。)とのブレンド樹脂を使用する。ここで用いるPPはホモ並びにポリプロピレン−ポリエチレンランダムコーポリマーが考えられるが、シール性、透明性の点から後者の方がより適当と考える。またLLDPEは融点が120〜130℃の範囲のものを使用する必要があり、120℃未満のものでは耐熱性の点で耐高温殺菌性の問題が生じる可能性がある。また130℃を越えるものはLLDPEでは一般的でない。
【0015】
配合比率はPP:LLDPEが70:30〜30:70の範囲とする必要があり70:30よりPPの比率が高くなるとイージーピール強度が強くなり過ぎ開封しにくく、30:70よりPPの比率が低くなるとイージーピール強度が弱くなり過ぎ耐破袋性の点で問題となる。一般にPP及びLLDPE樹脂の物性によって配合比率は多少異なるが、イージーピール強度は対PP樹脂と適切な温度にてヒートシールを行ない、15mm幅の短冊状に切取り、引張試験機にて200mm/minの速度で引張った時のイージーピール強度が200〜1,000gf/15mm幅に入るよう調整すればよい。特に、本発明では、PP:LLDPEの配合比率を70:30〜40:60の範囲から選択する。
【0016】
イージーピール層の厚みは、1〜15μmの範囲とすることが必要である。1μm未満ではシール時シール圧等によりイージーピール層がよけてしまい完全シールとなってしまう部分が生じる可能性がある。また15μmを超えると高温殺菌時、LLDPEの結晶化による白化現象がひどくなる為、イージーピール層厚みは問題のない範囲でより薄く配した方が透明性が良好となりより好適である。
【0017】
本発明では、通常加圧加熱殺菌用フィルムとして用いられる対PPとのイージーピール材の欠点であるラミ適性の悪さを改善すべくラミ面にNyを配することを特徴とし、コロナ処理等の表面処理を行なわなくてもぬれ性が良く、表面硬度が硬い為イージーピール層の転写等がなく平滑でラミネート適性を格段に向上させるもので、ラミ強度の振れが少なく気泡、発泡も防げるラミネート原反を供給するものである。またNy層が同時にバリアー層となる為、無地品の場合、ラミネートしなくとも共押出品そのままで使用することも可能である。ラミネートを行なう基材としては0Nyが適当である。延伸ポリプロピレン樹脂(以下、0PPという。)の場合は、シール温度が一般に170〜190℃となる為、0PPが熱板にとられる為に不可であり、ポリエチレンテレフタレート樹脂(以下、PETという。)の場合、殺菌後、極端なカールとなる為不可である。0Nyであればシール時の適性も良好で殺菌後のカールも良好である為、高温加熱殺菌用の蓋材としては非常に有用である。
【0018】
Ny層は2層以上用いても良く、Ny層の間に接着樹脂(以下ADという。)を用いても良い。特に0Nyをラミネートしないでそのまま蓋材として用いる場合には、ADをはさんで2層以上用いた方が耐ピンホール性が向上して良い。逆にMXD6Nyを用いる場合は、表層は6Ny、次に6NyとMXD6NyとADを介在させない方が殺菌後のMXD6Nyのバリアー性が回復しやすい。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
[実施例1〜5、比較例1〜5]
実施例1
下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、
6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
上記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネートして下記5層の複合フィルムを得た。
【0020】
0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
なお、PPとLLDPEとのブレンド樹脂層はPP60重量部、LLDPE40重量部の混合物を使用した。LLDPEの融点は124℃である。
【0021】
実施例2
下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、
MXD6+6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み 40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
上記MXD6と6Nyとのブレンド樹脂層側に0Nyをドライラミネートして下記5層の複合フィルムを得た。
【0022】
0Ny(厚み15μm)//MXD+6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
なお、MXD6と6Nyとのブレンド樹脂層はMXD6 80重量部、6Ny20重量部の混合物を、またPPとLLDPEとのブレンド樹脂層はPP60重量部、LLDPE40重量部の混合物を使用した。LLDPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0023】
実施例3
4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、下記4層複合フィルムを得た。
6Ny(厚み30μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み30μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
なお、PPとLLDPEとのブレンド樹脂層はPP40重量部、LLDPE60重量部の混合物を使用した。LLDPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0024】
実施例4
6層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、下記6層の複合フィルムを得た。
【0025】
6Ny(厚み5μm)/AD(厚み10μm)/6Ny(厚み25μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み25μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
なお、PPとLLDPEとのブレンド樹脂層はPP60重量部、LLDPEは40重量部の混合物を使用した。LLDPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0026】
実施例5
5層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、下記5層の複合フィルムを得た。
【0027】
6Ny(厚み5μm)/MXD6+6Ny(厚み20μm)/AD(厚み 10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
なお、MXD6と6Nyとのブレンド樹脂層はMXD6 80重量部、6Ny20重量部の混合物を、PPとLLDPEのブレンド樹脂層はPP60重量部、LLDPEは40重量部の混合物を使用した。LLDPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0028】
比較例1
下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、
6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
前記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネートして下記5層の複合フィルムを得た。
【0029】
0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
なお、PPとLLDPEとのブレンド樹脂層はPP80重量部、LLDPE20重量部の混合物を使用した。LLDPEの融点は実施例1と同様のものを用いた。
【0030】
比較例2
下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、
6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
前記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネートして下記5層の複合フィルムを得た。
【0031】
0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み5μm)
なお、PPとLLDPEのブレンド樹脂層はPP20重量部、LLDPE80重量部の混合物を使用した。LLDPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0032】
比較例3
下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、
6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み25μm)/PP+LLDPE(厚み20μm)
前記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネートして下記5層の複合フィルムを得た。
【0033】
0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み25μm)/PP+LLDPE(厚み20μm)
なお、PPとLLDPEのブレンド樹脂層はPP60重量部、LLDPE40重量部の混合物を使用した。LLDPEは実施例1と同様のものを用いた。
【0034】
比較例4
下記4層の複合フィルムを共押出しにより製膜し、
6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み40μm)
前記複合フィルムの6Ny側に0Nyをドライラミネートして下記5層の複合フィルムを得た。
【0035】
0Ny(厚み15μm)//6Ny(厚み10μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み40μm)/PP+LLDPE(厚み40μm)
なお、PPとLLDPEのブレンド樹脂層は配合比率は比較例3と同様であるがLLDPEは融点118℃のものを用いた。
【0036】
比較例5
PP層とPPとLLDPEとのブレンド樹脂層との複合フィルムを共押出しにより製膜し、この複合フィルムのPP側に0Nyをドライラミネートして下記3層の複合フィルムを得た。
【0037】
0Ny(厚み15μm)//PP(厚み55μm)/PP+LLDPE(厚み10μm)
なお、PPとLLDPEのブレンド樹脂層は比較例3と同様である。
【0038】
実施例1〜5、比較例1〜5の複合フィルムを以下の評価方法により評価した。
【0039】
[評価方法]
大森機械工業社製深絞り包装機FV6300を用いて底材として
PP(厚み30μm)/AD(厚み10μm)/6Ny(厚み40μm)/AD(厚み10μm)/PP(厚み60μm)
からなる5層の複合フィルムを用いて前記実施例1〜5及び比較例1〜5の複合フィルムを蓋材として用いてカマボコをシール温度180℃でパックし、評価を行なった。
・開封性
手で開封し、開封し易さを評価した。容易に開封するものを○印とし、開封しにくいものを×印とした。
・イージーピール強度
シール部を15mm幅の短冊状に切り取り、引張試験機にて200mm/minの引張速度で引張った時の応力を測定した。
・シール後の発泡気泡
シールの熱がかかった後に蓋材の層間に気泡や発泡が発生していないかどうかを評価した。気泡や発泡のないものを○印とし、気泡や発泡が発生したものを×印とした。
・シール部の透明性
加圧加熱殺菌後、フィルムが極端に白化しないかどうかを評価した。フィルムの白化のないものを○印とし、フィルムの白化が発生したものを×印とした。
・耐破袋性
殺菌後(特に熱いうち)手で持上げて振って内容物が飛び出さないかどうかを評価した。内容物の飛び出しがないものを○印とし、内容物が飛び出したものを×印とした。
【0040】
【表1】
表1に示すようにPPとLLDPEの配合比率が70:30〜30:70の範囲にあり、ブレンド樹脂層の厚みが1〜15μmの範囲にある実施例1〜5は蓋材用として用いた場合、イージーピール強度が200〜1000gf/15mm幅の範囲内に収まり、イージーピール性が良好であり、またシール後の発泡、気泡もなく、さらに加熱殺菌後も白化することもなく、耐破袋性も良好である。ブレンド樹脂層が70:30〜30:70の範囲外の比較例1、2は開封性又は耐破袋性が悪く、またブレンド樹脂層の厚みが15μmを超えた比較例3はシール部の透明性が悪い。またブレンド樹脂層中のLLDPEの融点が120℃未満の比較例4はシール部の透明性が悪く、複合フイルムのPP側に直接ONyをドライラミネートした比較例5はシール後に発泡気泡が発生した。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば高温殺菌用蓋材に用いた場合、透明性、耐破袋性、開封性に優れ、シール後の発泡気泡もなく易開封性複合フィルムとして極めて優れたものである。
Claims (4)
- 最外層となるポリアミド樹脂層と、イージーピール層となるポリプロピレン樹脂と直鎖状低密度ポリエチレン樹脂とのブレンド樹脂層とを有する共押出複合フイルムであって、当該ブレンド樹脂層の配合比率が70:30〜40:60であると共に、該ブレンド樹脂層の厚みは1〜15μmの範囲であり、前記直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の融点が120〜130℃であることを特徴とする易開封性複合フィルム。
- 前記ポリアミド樹脂層を接着樹脂層を介してまたは介さずに2層以上設けたことを特徴とする請求項1に記載の易開封性複合フィルム。
- 前記接着樹脂層を介す場合には、前記ポリアミド樹脂層を2層以上設け、前記接着樹脂層を介さない場合には、前記ポリアミド樹脂層として6ナイロン層及び6ナイロンとポリメタキシレンアジパミドとのブレンド樹脂層をこの順に設けたことを特徴とする請求項2に記載の易開封性複合フィルム。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の複合フィルムの外側に無地あるいは印刷された延伸ポリアミド樹脂フィルムをラミネートしたことを特徴とする易開封性複合フィルム。
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