JP2682372B2 - 詰め替え用パウチ - Google Patents

詰め替え用パウチ

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JP2682372B2
JP2682372B2 JP5101747A JP10174793A JP2682372B2 JP 2682372 B2 JP2682372 B2 JP 2682372B2 JP 5101747 A JP5101747 A JP 5101747A JP 10174793 A JP10174793 A JP 10174793A JP 2682372 B2 JP2682372 B2 JP 2682372B2
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義昭 大塚
宏 長谷川
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、詰め替え用の被包装物
を内包したパウチに関する。更に詳しくは耐衝撃性と、
耐環境ストレスクラッキング性に優れ、易開封性の良好
な耐香料性に優れた詰め替え用パウチに関する。特に洗
剤用パウチとして非常に優れた詰め替え用パウチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年省資源化のため、容器を再利用する
試みが広く行なわれている。このような容器再利用のた
め詰め替え用の包装物を簡単な包装により供給すること
が行なわれている。特に洗剤においては使用量の多いこ
とからも詰め替え用のパウチの要求が大きい。この問題
を解決した発明が、本出願人によって出願された特願平
4−97484号と特願平4−129226号の発明で
ある。この発明は優れた効果を奏するが耐香料性が小さ
かった。内容物の香りが放散することを防止効果が必ず
しも充分ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】詰め替え用パウチには
いっくつかの重要な性能が要求される。その1つは耐衝
撃性である。流通過程等の取扱中に落下等の衝撃で包装
が破れることは非常に大きな問題である。取扱い易いこ
とから広く使用されているスタンディング型のパウチの
場合はさらに他の問題がある。スタンディングパウチは
胴部の下端に底部を配設したもので使用時に底部が広く
なり自立性を発揮する。
【0004】特にスタンディングパウチは保存、流通過
程で底部と胴部のシール部に荷重がかかるためシール部
の後退が発生する。底部と胴部のシール部が後退し、シ
ール面積が減少すると耐衝撃強度が小さくなり取扱中に
包装が破れる危険が大きい。また耐環境ストレスクラッ
キング性も重要で、時間の経過特に夏期等の高い気温に
さらされると包装にストレスクラッキングが発生し、包
装が破れる。勿論シールの安定性も必要である。このよ
うな性能は、詰め替え用の包装物が容器より簡単なもの
であるので特に問題となるのである。この他容易開封性
が強く要求される。さらに内容物の香りの放散を防止し
なければならない。このような多くの問題を解決したの
が本発明である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. (a)線状低密度ポリエチレンとエチレン−ブ
テン−1共重合体のブレンド物フイルムと、 (b)赤外2色法による流れ方向の配向度MDと流れ方
向と交叉する方向の配向度TDの比MD/TDが2以上
である延伸ポリオレフィンフイルムと、 (c)赤外2色法による流れ方向の配向度MDと流れ方
向と交叉する方向の配向度TDの比MD/TDが1.2
〜2.5である二軸延伸したナイロンフイルムと、を順
次積層した三層のナイロンフイルム層のつぎに、 (d)逐次二軸延伸した赤外2色法による流れ方向の配
向度MDと流れ方向と交叉する方向の配向度TDの比M
D/TDが1.2〜2.5である延伸ナイロンフイルム
と、 (e)逐次二軸延伸した赤外2色法による流れ方向の配
向度MDと流れ方向と交叉する方向の配向度TDの比M
D/TDが1.2〜3.0である延伸ポリエチレンテレ
フタレートフイルムの第四層と第五層を積層し最内層を
(a)フイルムとした五層積層フイルムで形成した袋内
に被包装物を内包する詰め替え用パウチ。 2. 最内層の(a)フイルムが線状低密度ポリエチレ
ンと低密度ポリエチレンとエチレン−ブテン−1共重合
体のブレンド物フイルムである、1項に記載された詰め
替え用パウチ。 3. 第二層の(b)フイルムがエチレン含有量2重量
%以下のポリプロピレンと、密度が0.945以上の高
密度ポリエチレンとから選んだ1つで形成されたポリオ
レフィンフイルムである、1項または2項に記載された
詰め替え用パウチ。 4. 第二層の(b)フイルムがエチレン含有量2重量
%以下のポリプロピレンと、密度が0.945以上の高
密度ポリエチレンとを80:20以上の割合で混合した
ブレンド物フイルムである、1項または2項に記載され
た詰め替え用パウチ。 5. 第三層の(c)フイルムが螢光配向法による配向
係数が、0.1≦1≦0.90、0≦m≦0.40、0
≦n≦0.90のフイルムである、1項ないし4項のい
ずれか1項に記載された詰め替え用パウチ。 6. 第四層の延伸ナイロンフイルムが螢光配向法によ
る配向係数が、0.10≦1≦0.90、0≦m≦0.
40、0≦n≦0.90のフイルムであり、第五層の延
伸ポリエチレンテレフタレートフイルムが螢光配向法に
よる配向係数が、0.10≦1≦0.90、0≦m≦
0.40、0.10≦n≦0.90のフイルムである、
1項ないし5項のいずれか1項に記載された詰め替え用
パウチ。 7. 第四層の延伸ナイロンフイルム層と第五層の延伸
ポリエチレンテレフタレートフイルム層の積層順が逆で
あり、第四層が延伸ポリエチレンテレフタレートフイル
ム層であって第五層が延伸ナイロンフイルム層である、
1項ないし6項のいずれか1項に記載された詰め替え用
パウチ。 8. 被包装物が詰め替え用の洗剤である、1項ないし
5項に記載された詰め替え用パウチ。 9. A.(a)線状低密度ポリエチレンとエチレン−
ブテン−1共重合体のブレンド物フイルムと、 (b)赤外2色法による流れ方向の配向度MDと流れ方
向と交叉する方向の配向度TDの比MD/TDが2以上
である延伸ポリオレフィンフイルムと、 (c)赤外2色法による流れ方向の配向度MDと流れ方
向と交叉する方向の配向度TDの比MD/TDが1.2
〜2.5である二軸延伸したナイロンフイルムと、を順
次積層した三層のナイロンフイルム層のつぎに、 (d)逐次二軸延伸した赤外2色法による流れ方向の配
向度MDと流れ方向と交叉する方向の配向度TDの比M
D/TDが1.2〜2.5である延伸ナイロンフイルム
と、 (e)逐次二軸延伸した赤外2色法による流れ方向の配
向度MDと流れ方向と交叉する方向の配向度TDの比M
D/TDが1.2〜3.0である延伸ポリエチレンテレ
フタレートフイルムを積層し最内層を(a)フイルムと
した五層積層フイルムで形成した胴部と、 B.胴部下端に融着して配設した (f)線状低密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンの
ブレンド物フイルムを最内層とし、 (g)二軸延伸したナイロンフイルムを最外層として積
層したフイルムで形成した底部とからなる詰め替え用ス
タンディングパウチ。 10. 胴部最内層の(a)フイルムが線状低密度ポリ
エチレンと低密度ポリエチレンとエチレン−ブテン−1
共重合体のブレンド物フイルムである、9項に記載され
た詰め替え用スタンディングパウチ。 11. 胴部最内層の(a)フイルムが線状低密度ポリ
エチレンと高密度ポリエチレンを共押出し線状低密度ポ
リエチレン層を被包装物と接触する面としたフイルムで
ある、9項に記載された詰め替え用スタンディングパウ
チ。 12. 胴部最内層の(a)フイルムが線状低密度ポリ
エチレンと高密度ポリエチレンの各一層からなる共押出
しフイルムである、9項または10項に記載された詰め
替え用スタンディングパウチ。 13. 胴部最内層の(a)フイルムが線状低密度ポリ
エチレンの二層の間に高密度ポリエチレンの一層を配置
した共押出しフイルムである、9項または10項に記載
された詰め替え用スタンディングパウチ。 14. 胴部第二層の(b)フイルムがエチレン含有量
2重量%以下のポリプロピレンと、密度が0.945以
上の高密度ポリエチレンとから選んだ1つで形成された
ポリオレフィンフイルムである、9項ないし13項のい
ずれか1項に記載された詰め替え用スタンディングパウ
チ。 15. 胴部第二層の(b)フイルムがエチレン含有量
2重量%以下のポリプロピレンと、密度が0.945以
上の高密度ポリエチレンとを80:20以上の割合で混
合したブレンド物フイルムである、9項ないし1項の
いずれか1項に記載された詰め替え用スタンディングパ
ウチ。 16. 胴部第三層の(c)フイルムが螢光配向法によ
る配向係数が、0.1≦1≦0.90、0≦m≦0.4
0、0≦n≦0.90のフイルムである、9項ないし1
5項のいずれか1項に記載された詰め替え用スタンディ
ングパウチ。 17. 胴部第四層の延伸ナイロンフイルムが螢光配向
法による配向係数が、0.10≦1≦0.90、0≦m
≦0.40、0≦n≦0.90のフイルムであり、第五
層の延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムが螢光配
向法による配向係数が、0,10≦1≦0,90、0≦
m≦0.40、0.10≦n≦0.90のフイルムであ
る、9項ないし16項のいずれか1項に記載された詰め
替え用パウチ。 18. 胴部第四層の延伸ナイロンフイルム層と第五層
の延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム層の積層順
が逆であり、第四層が延伸ポリエチレンテレフタレート
フイルム層であって第五層が延伸ナイロンフイルム層で
ある、9項ないし16項のいずれか1項に記載された詰
め替え用パウチ。 19. 底部最内層の(f)フイルムが線状低密度ポリ
エチレンと低密度ポリエチレンとエチレン−ブテン−1
共重合体のブレンド物である、9項ないし18項のいず
れか1項に記載された詰め替え用スタンディングパウ
チ。 20. 底部最内層の(f)フイルムが線状低密度ポリ
エチレンと高密度ポリエチレンの共押出しフイルムであ
る、9項ないし18項のいずれか1項に記載された詰め
替え用スタンディングパウチ。 21. 被包装物が詰め替え用の洗剤である9項ないし
20項のいずれか1項に記載されたスタンディングパウ
チ。」に関する。
【0006】
【作用】詰め替え用パウチに重要な性能は詰め替え易
さ、保存安定性、取扱い性、包装物の香りの放散防止、
等である。
【0007】まず詰め替え易さの問題について触れる。
フイルムをヒートシールして形成した袋状体は最も普通
の包装体であり、強度的な理由から二軸延伸フイルムが
使用される。ところが二軸延伸フイルムを重ねてヒート
シールした袋状体は開封のためフイルムを引き裂くと重
ねた二枚のフイルムの引き裂き方向にズレが発生し、良
好な開口が形成出来ない。この問題は理論的に解明出来
ないことである。つまり、二軸延伸したフイルムは巾方
向の端部と中心部では二軸方向延伸の度合いが異なるこ
と等が原因となると考えられるが、フイルムの流れ方向
の延伸度が高いと重ねた場合でも上下フイルムの引き裂
き方向のズレが小さくなる。ところがこの場合でも反対
面から引き裂くと引き裂き方向のズレが発生するなどま
だその原因の学問的解明は充分ではない。
【0008】つぎに、保存安定性について説明する。包
装体は保存環境によりストレスクラッキングを発生し、
包装は破れ易くなる。このため特に詰め替え用パウチ
は、耐環境ストレスクラッキング性(ESCという)を
大きくする必要がある。つぎに、耐衝撃強度を大きくす
る必要がある。取扱い中に落としたりして包装が破れる
と周囲の汚染をも発生するので大きな問題となる。
【0009】また被包装物に接する面は被包装物に対し
不活性である必要がある。また被包装物の香りが放散す
ると一種の変質が発生したことになるので、香りの放散
は絶対に防止しなければならない。特に洗剤用として
は、洗剤と接する面が洗剤に対し不活性であることが絶
対に必要である。そして洗剤の香りは洗剤の重要な効果
であるので香りを保持しなければならない。そのため本
発明においては、次に説明する五層積層フイルムを使用
して包装体とする。
【0010】胴部も底部も最内層の洗剤に接触する面は
線状低密度ポリエチレン(LLDPEという)でなけれ
ばならない。胴部と底部の最内層フイルムにおいてLL
DPEは粘りがあり、破断の伝搬が少なく耐衝撃性を向
上させる。HDPEは剛性を向上する。しかしながらH
DPEは洗剤による環境ストレスクラック性が大きい欠
点があるので洗剤に接触させないように配置するのであ
る。またEt−Buは、耐環境ストレスクラッキング及
び容器開封性付与の効果があるが、耐熱性が劣るため、
この量が多いと夏期や熱帯地方等の気温の高い地域では
シールの安定性が劣化する傾向がある。このEt−Bu
は底部に用いると特別の効果が奏される。底部フイルム
の最内層と胴部フイルムの最内面とが融着され袋となる
のであるが、その際底部フイルムの最内面にEt−Bu
が存在するとシールの後退が良好に防止出来る。胴部と
底部の両方に存在させることがシールの後退防止には最
適である。
【0011】具体的に説明すると、胴部の最内層に、線
状低密度ポリエチレン(以下LLDPEという)エチレ
ン−ブテン−1−共重合体(以下Et−Buという)の
二成分からなるブレンド物または更に低密度ポリエチレ
ン(以下LDPEという)を加えた三成分からなるブレ
ンド物の一軸延伸フイルムを配置する。このブレンド物
の組成は、LLDPE10〜80重量%好ましくは20
〜60重量%、LDPE10〜50重量%、Et−BU
10〜40重量%である。そしてメルトインデックスは
LLDPE 1.0〜7.0、LDPE 0.5〜7.
、Et−Bu 1.0〜7.0比重は、LLDPE
0.900〜0.940、LDPE 0.917〜0.
930、Et−Buのブテン−1含有量5.0〜30重
量%である。そしてブレンド物のメルトインデックスは
1.0〜7.0である。また、共押出しフイルムを用い
る場合は最内層に、線状低密度ポリエチレンと高密度ポ
リエチレン(以下HDPEという)を共押出し、LLD
PEを最内面としたフイルムを配置する。最内層のフイ
ルムは、LLDPEとHDPEの各一層からなる共押出
しフイルムでもよく、LLDPEの二層の間にHDPE
を配置した共押出しフイルムでもよい。更に層の数を増
加してもよいが最内面、特に洗剤用に用いるパウチは洗
剤と接触する面はLLDPEを含有する層(以下LLD
PE層という)でなければならない。HDPEは洗剤に
接触すると耐環境ストレスクラッキング性(以下ESC
という)が劣化するからである。二層のLLDPEの間
にHDPEを配置した共押出しフイルムの場合は両層の
LLDPEの厚みは同一でもよく、洗剤と接する方の層
の厚みを大きくしてもよい。洗剤と接触するLLDPE
層は20μ以上の厚みがあるとESCが良好となる。L
LDPE層としてLLDPEにエチレン−ブテン−1−
共重合体(以下Et−Buという)をブレンドしたブレ
ンド物も使用出来る。このブレンド物を用いると耐衝撃
強度が向上する。ブレンドはLLDPE40〜90重量
%、Et−Bu10〜60重量%である。HDPEを共
押出しフイルムの構成とすると剛性が大きくなり姿勢維
持性が良好となるので、消費者の詰め替えが容易となり
さらに店頭での取扱いが便利となる。また、詰め替えス
タンディングパウチへの洗剤の充填が容易となり作業性
が良好となった。HDPE層は20μ以下では剛性が充
分向上しないので20μ以上とすることが好ましい。こ
こで重要なことは、HDPEは共押出しフイルムとして
存在することである。ブレンドフイルムは好ましくな
い。共押出しすると、HDPEの性能とLLDPEの性
能は夫々維持されて特有の効果が奏される。そしてメル
トインデックスはLLDPE 1.0〜7.0、HDP
E 0.5〜7.0、Et−Bu 1.0〜7.0比重
は、LLDPE 0.900〜0.940、HDPE
0.917〜0.930、Et−Buのブテン−1含有
量5.0〜30重量%である。
【0012】胴部の次の層にはエチレン含有量2.0重
量%以下のポリプロピレンまたは密度が0.945以上
の高密度ポリエチレン若しくは、前記ポリピロピレンと
高密度ポリエチレンの100/0〜80/20のブレン
ド物の強度にフイルムの流れ方向MDに強く延伸した延
伸フイルムであって、赤外2色法による配向度比MD/
TD≧2.0(MD:流れ方向、TD:巾方向、)破断
強度比MD/TD≧2.0であるフイルムを配置する。
このフイルム層は、引き裂き方向のずれを防止する作用
を奏する。
【0013】胴部の次の層には、螢光配向法による配向
係数が、0.1≦1≦0.90、0≦m≦0.40、0
≦n≦0.90であり、赤外2色法による配向度比MD
/TD=1.2〜2.5である、二軸延伸した配向の流
れ方向に近いナイロンフイルムを配置する。ナイロンフ
イルムは耐衝撃性を良好にする。
【0014】第4番目の層に逐次延伸した二軸延伸ナイ
ロンフイルムを配置し、最外層に逐次延伸した二軸延伸
ポリエチレンテレフタレートフイルムを配置する。この
外層の二層のフイルム奏は逐次延伸したフイルム層でな
いと開封性を悪化する傾向があるので逐次延伸フイルム
を用いることが好ましい。 各層の作用を順次説明す
る。
【0015】最内層フイルムにおいてLLDPEは粘り
があり、破断の伝搬が少なく耐衝撃性を向上させる。L
DPEをブレンドすると破断の伝搬が良好となるが、配
合量を少なくすると開封時にフイルムが切れ難くなる。
しかしながらLDPEは洗剤による環境ストレスクラッ
ク性が大きい欠点があるので多量の配合は出来ない。ま
たEt−Buは、耐環境ストレスクラッキング及び容器
開封性付与の効果があるが、耐熱性が劣るため、この量
が多いと夏期や熱帯地方等の等の気温の高い地域ではシ
ールの安定性が劣化する傾向がある。この他、LDPE
に代えて通常のポリエチレンを使用することも出来る。
このブレンドは耐熱性が向上し夏期などには効果が大き
い。
【0016】次の層のポリオレフィンは一方向の延伸が
大きい特定の配向度比と破断強度比を有しているので、
引き裂き方向のズレを防止する作用を有し、容易開封性
を与える。
【0017】第三層のナイロンフイルムは、二軸延伸し
た配向がフイルムの流れ方向に近いフイルムであり、特
定の配向係数と配向度比を有するフイルムであるので、
重ね合わせたときも実験結果から引き裂きズレが非常に
小さい。もっとも引き裂きズレが何故小さくなるのかそ
の学問的理由はまだ必ずしも明らかではない。
【0018】その次の第四層の延伸ナイロンフイルムは
逐次二軸延伸したフイルムであって、赤外2色法による
流れ方向の配向度MDと流れ方向と交叉する方向の配向
度TDの比MD/TDが1.6である。そして配向係数
が1=0.3、m=0.1、n=0.6であるフイルム
である。
【0019】最外層のフイルムは逐次二軸延伸したポリ
エチレンテレフタレートフイルムである。このフイルム
はMD/TDが1.8であり、配向係数が1=0.3
5、m=0.2、n=0.45である。そしてSiO
着した逐次二軸延伸したフイルムを使用することも
出来る。SiO着すると耐香料性は大きくなるが
落下強度がやや低くなる。
【0020】この第4層と第5層を重ねて設けることに
より開封性とESCと落下強度に悪い影響を与えること
なく内容物の香りの放出を防止することが出来るのであ
る。第4層と第5層は配置順序が逆になってもよい。但
し、第4層と第5層に使用する延伸ナイロンフイルムと
ポリエチレンテレフタレートフイルムは逐次二軸延伸し
たフイルムでなければならない。同時二軸延伸したフイ
ルムは開封性に悪影響を与えるからである。
【0021】底部最内層の線状低密度ポリエチレンと低
密度ポリエチレンとEt−Buのブレンド物フイルムは
線状低密度ポリエチレンが全層の20〜80%好ましく
は30〜70%であり低密度ポリエチレンが10〜30
%、Et−Buが10〜40%好ましくは20〜30%
であって、胴部のフイルムより線状低密度ポリエチレン
の量が多く、低密度ポリエチレンの量が少ないのが一つ
の特徴である。またEt−Buを存在させると、耐環境
ストレスクラッキングを良好にするほか、胴部フイルム
と底部フイルムのヒートシール部が安定し、後退するこ
とが防止される。洗剤を詰めたパウチは、輸送、保存、
店頭での展示配列は全て立った状態におかれる。底と胴
のシール部には洗剤の荷重が常にかけられている。この
状態で温度が上昇する夏期になるとシールの後退が著し
く発生するのである。底材として本発明のフイルムを用
いたパウチは自立性も良好でシールの後退がない。底部
最内層の(d)フイルムとして、線状低密度ポリエチレ
ンと高密度ポリエチレンの共押出しフイルムも使用され
る。この共押出しフイルムは剛性が大きい特徴があり底
形状が良好である。
【0022】底部最外層は二軸延伸したナイロンフイル
ムであるが胴部と同じナイロンフイルムを用いてもよ
い。
【0023】胴部を形成する積層フイルムは全ての層が
結合して効果を奏するが、(a)フイルム層が100〜
150μの厚さが好ましく、この層が50μ以下の薄い
層であるとESCが低下する。また(b)フイルム層は
15〜30μの厚さが良好な開封性を示す。(c)フイ
ルム層は15μ〜25μの厚さが優れた落下強度を示
す。底部を形成する積層フイルムは(d)フイルム層は
100〜150μの厚さが好ましく、この範囲が耐シー
ル後退性とESCを示す。(e)フイルム層は15〜2
5μの厚さが良好な落下強度を奏する。
【0024】本発明のスタンディングパウチの製造方法
について説明すると、2枚の胴部成形用フイルムをフイ
ルムの流れ方向に重ね合わせ、一方の開口端部に山折り
した底部成形用フイルムを山折り部を内方に向けて挟み
込む。次いで、底部と胴部のフイルムをヒートシールす
る。これと同時または引き続いて胴部のサイドをヒート
シールして、スタンディングパウチが形成される。この
スタンディングパウチの製法は、よく知られている方法
である。底部のフイルムと胴部のフイルムは底部フイル
ムのシール部が弧状となるようにヒートシールすると開
きが良好となる。被包装物として詰め替え用洗剤を例と
して説明したが、食品等任意の物を包装することが出来
る。また詰め替え用のパウチやスタンディングパウチで
なく、通常の包装用のパウチやスタンディングパウチと
しても使用することが出来る。
【0025】
【実施例】実施例1〜5 表1に示した層構造の詰め替え用のパウチに花王株式会
社製のエッセンシャルシャンプーを充填して試験を行っ
た。 比較例1〜6 表1に示した層構造の詰め替え用のパウチに花王株式会
社製のエッセンシャルシャンプーを充填して試験を行っ
た。試験結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】 (註) (1)開封性:開封力が小さく、袋の表裏のずれが少い
こと。 ○は良好、△はやや不良、×は不良 (2)ESC:65℃に3日保存してクラックの発生を
調べた。 ○は良好、×は漏があり (3)落下強度:各例とも50袋を1.2mの高さから
コンクリート面に垂直に落し、10回行った後の袋の破
れを調べた。 表中の分子は破れた数を示し分母は試験した袋の数を示
す。 ○は良好、×は不良 (4)耐香料性:花王株式会社のエッセンシャルシャン
プー充填後55℃で1月保存後フレーバーの確認を行っ
た。 ◎変化なし、○ややフレーバーは抜けたが実用上問題が
ない、×不良 (5)スティフネス:テーバー式スティフネステスター
により測定。取扱、充填作用性からみて袋剛体として適
性なスティフネス値は11.0〜16.0である。表1
の袋フイルムは、第1層延伸フイルム(最外層フイル
ム)/第2層延伸フイルム/二軸延伸ナイロンフイルム
/延伸ポリオレフィンフイルム/内面フイルムである。
内面フイルムはLDPE/LLDPEとエチレン−ブテ
ン−1共重合体ブレンド物のフイルム(最内層フイル
ム)で、ブレンドの比率は40/30/30である。第
1層と第2層のフイルムを表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】本発明は特別の5層からなる積層フイル
ムを用いたので、スティフネス、開封性、ESC、耐落
下強度、耐香料性のいずれにも優れたパウチを提供する
ことが出来る。

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)線状低密度ポリエチレンとエチレ
    ン−ブテン−1共重合体のブレンド物フイルムと、 (b)赤外2色法による流れ方向の配向度MDと流れ方
    向と交叉する方向の配向度TDの比MD/TDが2以上
    である延伸ポリオレフィンフイルムと、 (c)赤外2色法による流れ方向の配向度MDと流れ方
    向と交叉する方向の配向度TDの比MD/TDが1.2
    〜2.5である二軸延伸したナイロンフイルムと、を順
    次積層した三層のナイロンフイルム層のつぎに、 (d)逐次二軸延伸した赤外2色法による流れ方向の配
    向度MDと流れ方向と交叉する方向の配向度TDの比M
    D/TDが1.2〜2.5である延伸ナイロンフイルム
    と、 (e)逐次二軸延伸した赤外2色法による流れ方向の配
    向度MDと流れ方向と交叉する方向の配向度TDの比M
    D/TDが1.2〜3.0である延伸ポリエチレンテレ
    フタレートフイルムの第四層と第五層を積層し最内層を
    (a)フイルムとした五層積層フイルムで形成した袋内
    に被包装物を内包する詰め替え用パウチ。
  2. 【請求項2】 最内層の(a)フイルムが線状低密度ポ
    リエチレンと低密度ポリエチレンとエチレン−ブテン−
    1共重合体のブレンド物フイルムである、請求項1に記
    載された詰め替え用パウチ。
  3. 【請求項3】 第二層の(b)フイルムがエチレン含有
    量2重量%以下のポリプロピレンと、密度が0.945
    以上の高密度ポリエチレンとから選んだ1つで形成され
    たポリオレフィンフイルムである、請求項1または2に
    記載された詰め替え用パウチ。
  4. 【請求項4】 第二層の(b)フイルムがエチレン含有
    量2重量%以下のポリプロピレンと、密度が0.945
    以上の高密度ポリエチレンとを80:20以上の割合で
    混合したブレンド物フイルムである、請求項1または2
    に記載された詰め替え用パウチ。
  5. 【請求項5】 第三層の(c)フイルムが螢光配向法に
    よる配向係数が、0.1≦1≦0.90、0≦m≦0.
    40、0≦n≦0.90のフイルムである、請求項1な
    いし4のいずれか1項に記載された詰め替え用パウチ。
  6. 【請求項6】 第四層の延伸ナイロンフイルムが螢光配
    向法による配向係数が、0.10≦1≦0.90、0≦
    m≦0.40、0≦n≦0.90のフイルムであり、第
    五層の延伸ポリエチレンテレフタレートフイルムが螢光
    配向法による配向係数が、0.10≦1≦0.90、0
    ≦m≦0.40、0.10≦n≦0.90のフイルムで
    ある、請求項1ないし5のいずれか1項に記載された詰
    め替え用パウチ。
  7. 【請求項7】 第四層の延伸ナイロンフイルム層と第五
    層の延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム層の積層
    順が逆であり、第四層が延伸ポリエチレンテレフタレー
    トフイルム層であって第五層が延伸ナイロンフイルム層
    である、請求項1ないし6のいずれか1項に記載された
    詰め替え用パウチ。
  8. 【請求項8】 被包装物が詰め替え用の洗剤である、請
    求項1ないし5に記載された詰め替え用パウチ。
  9. 【請求項9】 A.(a)線状低密度ポリエチレンとエ
    チレン−ブテン−1共重合体のブレンド物フイルムと、 (b)赤外2色法による流れ方向の配向度MDと流れ方
    向と交叉する方向の配向度TDの比MD/TDが2以上
    である延伸ポリオレフィンフイルムと、 (c)赤外2色法による流れ方向の配向度MDと流れ方
    向と交叉する方向の配向度TDの比MD/TDが1.2
    〜2.5である二軸延伸したナイロンフイルムと、を順
    次積層した三層のナイロンフイルム層のつぎに、 (d)逐次二軸延伸した赤外2色法による流れ方向の配
    向度MDと流れ方向と交叉する方向の配向度TDの比M
    D/TDが1.2〜2.5である延伸ナイロンフイルム
    と、 (e)逐次二軸延伸した赤外2色法による流れ方向の配
    向度MDと流れ方向と交叉する方向の配向度TDの比M
    D/TDが1.2〜3.0である延伸ポリエチレンテレ
    フタレートフイルムを積層し最内層を(a)フイルムと
    した五層積層フイルムで形成した胴部と、 B.胴部下端に融着して配設した (f)線状低密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンの
    ブレンド物フイルムを最内層とし、 (g)二軸延伸したナイロンフイルムを最外層として積
    層したフイルムで形成した底部とからなる詰め替え用ス
    タンディングパウチ。
  10. 【請求項10】 胴部最内層の(a)フイルムが線状低
    密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとエチレン−ブ
    テン−1共重合体のブレンド物フイルムである、請求項
    9に記載された詰め替え用スタンディングパウチ。
  11. 【請求項11】 胴部最内層の(a)フイルムが線状低
    密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンを共押出し線状
    低密度ポリエチレン層を被包装物と接触する面としたフ
    イルムである、請求項9に記載された詰め替え用スタン
    ディングパウチ。
  12. 【請求項12】 胴部最内層の(a)フイルムが線状低
    密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンの各一層からな
    る共押出しフイルムである、請求項9または10に記載
    された詰め替え用スタンディングパウチ。
  13. 【請求項13】 胴部最内層の(a)フイルムが線状低
    密度ポリエチレンの二層の間に高密度ポリエチレンの一
    層を配置した共押出しフイルムである、請求項9または
    10に記載された詰め替え用スタンディングパウチ。
  14. 【請求項14】 胴部第二層の(b)フイルムがエチレ
    ン含有量2重量%以下のポリプロピレンと、密度が0.
    945以上の高密度ポリエチレンとから選んだ1つで形
    成されたポリオレフィンフイルムである、請求項9ない
    し13のいずれか1項に記載された詰め替え用スタンデ
    ィングパウチ。
  15. 【請求項15】 胴部第二層の(b)フイルムがエチレ
    ン含有量2重量%以下のポリプロピレンと、密度が0.
    945以上の高密度ポリエチレンとを80:20以上の
    割合で混合したブレンド物フイルムである、請求項9な
    いし1のいずれか1項に記載された詰め替え用スタン
    ディングパウチ。
  16. 【請求項16】 胴部第三層の(c)フイルムが螢光配
    向法による配向係数が、0.1≦1≦0.90、0≦m
    ≦0.40、0≦n≦0.90のフイルムである、請求
    項9ないし15のいずれか1項に記載された詰め替え用
    スタンディングパウチ。
  17. 【請求項17】 胴部第四層の延伸ナイロンフイルムが
    螢光配向法による配向係数が、0.10≦1≦0.9
    0、0≦m≦0.40、0≦n≦0.90のフイルムで
    あり、第五層の延伸ポリエチレンテレフタレートフイル
    ムが螢光配向法による配向係数が、0.10≦1≦0.
    90、0≦m≦0.40、0.10≦n≦0.90のフ
    イルムである、請求項9ないし16のいずれか1項に記
    載された詰め替え用パウチ。
  18. 【請求項18】 胴部第四層の延伸ナイロンフイルム層
    と第五層の延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム層
    の積層順が逆であり、第四層が延伸ポリエチレンテレフ
    タレートフイルム層であって第五層が延伸ナイロンフイ
    ルム層である、請求項9ないし16のいずれか1項に記
    載された詰め替え用パウチ。
  19. 【請求項19】 底部最内層の(f)フイルムが線状低
    密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンとエチレン−ブ
    テン−1共重合体のブレンド物である、請求項9ないし
    18のいずれか1項に記載された詰め替え用スタンディ
    ングパウチ。
  20. 【請求項20】 底部最内層の(f)フイルムが線状低
    密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンの共押出しフイ
    ルムである、請求項9ないし18のいずれか1項に記載
    された詰め替え用スタンディングパウチ。
  21. 【請求項21】 被包装物が詰め替え用の洗剤である請
    求項9ないし20のいずれか1項に記載されたスタンデ
    ィングパウチ。
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