JPS6278059A - 防湿性多層袋 - Google Patents
防湿性多層袋Info
- Publication number
- JPS6278059A JPS6278059A JP21875185A JP21875185A JPS6278059A JP S6278059 A JPS6278059 A JP S6278059A JP 21875185 A JP21875185 A JP 21875185A JP 21875185 A JP21875185 A JP 21875185A JP S6278059 A JPS6278059 A JP S6278059A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- paper
- film
- moisture
- lld
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は防湿袋に係るものであり、詳しくは本発明は最
内層に線状低密度ポリエチレンを用いた包材からなる内
袋に紙層からなる外袋を組合せた防湿性多層袋に係るも
のである。
内層に線状低密度ポリエチレンを用いた包材からなる内
袋に紙層からなる外袋を組合せた防湿性多層袋に係るも
のである。
(従来の技術)
ナイロン樹脂原料(ナイロンチップ)、ポリエステル樹
脂原料(特に、PETチップ)、吸湿性の粉状または粒
状の肥料など高い防湿性の要求される防湿袋として、ア
ルミニウム箔と紙とを接着したアルミカD工紙を内袋と
し、これに積層紙からなる外袋を組合せた多層袋が知ら
れている。上記刀0工紙の最内層には、それ自身高度に
水蒸気透過率の低い樹脂フィルムが積層されており、例
えば、塩化ビニ+Jデン系樹脂フィルム、エチレン・ア
クリル酸共重合体の金1’A 架橋樹呵旨フィルム(ア
イオノマー樹I旨)、ナイロン樹脂フィルム等が用いら
れている。
脂原料(特に、PETチップ)、吸湿性の粉状または粒
状の肥料など高い防湿性の要求される防湿袋として、ア
ルミニウム箔と紙とを接着したアルミカD工紙を内袋と
し、これに積層紙からなる外袋を組合せた多層袋が知ら
れている。上記刀0工紙の最内層には、それ自身高度に
水蒸気透過率の低い樹脂フィルムが積層されており、例
えば、塩化ビニ+Jデン系樹脂フィルム、エチレン・ア
クリル酸共重合体の金1’A 架橋樹呵旨フィルム(ア
イオノマー樹I旨)、ナイロン樹脂フィルム等が用いら
れている。
また、単層袋(一層袋)としては、アルミニウム箔に1
強度に優れ、かつ水蒸気透過率の小さいポリエチレンテ
レフタレートフィルムと延伸ナイロンフィルムの両者を
積層した包材を用いたものが知られている。更に、この
単層袋の外側にクラフト紙からなる外袋を組合せた多層
袋も知られている。(実開昭jt9−/r3g’llり
(充明が解決しようとする問題点) 従来の防湿袋は、水蒸気透過率が実質的にゼロであるア
ルミニウム箔を基体とし、万一アルミニウム箔にピンボ
ールが発生した場合には水蒸気透過率の低い前記した樹
脂フィルム層で水蒸父を遮断するという思想のもとで製
造されていた、 近年、透明性、機械的強度、伸び、成形加工GWに優れ
たポリエチレンとして、金底系触媒を使用する低圧法低
密度ポリエチレン、すなわち線状低密度ポリエチレン(
以下、LLDと略称する)が広い用途に用いられるよう
になった。
強度に優れ、かつ水蒸気透過率の小さいポリエチレンテ
レフタレートフィルムと延伸ナイロンフィルムの両者を
積層した包材を用いたものが知られている。更に、この
単層袋の外側にクラフト紙からなる外袋を組合せた多層
袋も知られている。(実開昭jt9−/r3g’llり
(充明が解決しようとする問題点) 従来の防湿袋は、水蒸気透過率が実質的にゼロであるア
ルミニウム箔を基体とし、万一アルミニウム箔にピンボ
ールが発生した場合には水蒸気透過率の低い前記した樹
脂フィルム層で水蒸父を遮断するという思想のもとで製
造されていた、 近年、透明性、機械的強度、伸び、成形加工GWに優れ
たポリエチレンとして、金底系触媒を使用する低圧法低
密度ポリエチレン、すなわち線状低密度ポリエチレン(
以下、LLDと略称する)が広い用途に用いられるよう
になった。
しかしLLDは、その水蒸気透過率が、前記した槍脂よ
り約10倍も大きくカスバリヤー性の要求される分野に
は利用することができなかった。
り約10倍も大きくカスバリヤー性の要求される分野に
は利用することができなかった。
本発明者らは、LI、Dの新しい用途として。
それ自体水蒸気透過率が宣いにもかかわらす他ス
の累月と組合せることによってガIバリヤー性を確保し
、もって防湿袋に適用せんとして種々検討を重ねた結果
1本発明を完成するに至った。
、もって防湿袋に適用せんとして種々検討を重ねた結果
1本発明を完成するに至った。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、最内層をLLIIとし、順次、接着層、アル
ミニウム箔、接着層および紙を一体化した包装からなる
内袋と1層以上の紙層からなる外袋とから構成される防
湿性多層袋である。
ミニウム箔、接着層および紙を一体化した包装からなる
内袋と1層以上の紙層からなる外袋とから構成される防
湿性多層袋である。
以下、本発明の構成要素につき説明する。
LLDとは、金属@媒を使用して常圧ないしA 00
”、kまでの低圧1でおいて液相または気相において製
造される線状(直鎖状)低密度ポリエチレンである。酸
素または有機過酸化物を触媒として1ooo〜3000
〜の高圧下で製造される分岐状の低密度ポリエチレン(
高圧法ポリエチレン)とは明らかに区別されるものであ
る。具体的には、エチレンとエチレン以外の他のa −
オレフィンたとえばブテン、ヘキセン、オクテン、テセ
ン、グーメチルペンテン−7等を≠〜77重量係、好ま
しくは!〜!!重量係共重合したものである。前記金属
触媒としては中低工法高密度ポリエチレン製造に用いら
れているチーグラー型触媒またはフィリップス型触媒あ
るいはこれらの変形触媒が使用される。LLDの密度と
しては、通常9.91〜0.りj f/cril 、好
ましくはθ、り/j〜0.り3 j ?/cr!の範囲
から適宜に選択される。また、LI、Dのメルトインデ
ックスは/、39710分以下のものが好ましい。
”、kまでの低圧1でおいて液相または気相において製
造される線状(直鎖状)低密度ポリエチレンである。酸
素または有機過酸化物を触媒として1ooo〜3000
〜の高圧下で製造される分岐状の低密度ポリエチレン(
高圧法ポリエチレン)とは明らかに区別されるものであ
る。具体的には、エチレンとエチレン以外の他のa −
オレフィンたとえばブテン、ヘキセン、オクテン、テセ
ン、グーメチルペンテン−7等を≠〜77重量係、好ま
しくは!〜!!重量係共重合したものである。前記金属
触媒としては中低工法高密度ポリエチレン製造に用いら
れているチーグラー型触媒またはフィリップス型触媒あ
るいはこれらの変形触媒が使用される。LLDの密度と
しては、通常9.91〜0.りj f/cril 、好
ましくはθ、り/j〜0.り3 j ?/cr!の範囲
から適宜に選択される。また、LI、Dのメルトインデ
ックスは/、39710分以下のものが好ましい。
LLDを原料としてこれをフィルム化するには、T−ダ
イ法、インフレーション法など公知の方・去が用いられ
、フィルムの厚さはSO〜200μ、好せ(2くは60
〜/j0μの範囲から選択される。
イ法、インフレーション法など公知の方・去が用いられ
、フィルムの厚さはSO〜200μ、好せ(2くは60
〜/j0μの範囲から選択される。
LLDフィルムをアルミニウム箔と又はアルミニウム箔
と紙とを接着するための接着層としては、高圧法低密度
ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、ポリ酢酸ビニルなどがあげられる。これはうiネー
トまたは塗布型接着剤の形で用いることができるが、好
ましい態様は厚さ10〜35μの高圧法低密度ポリエチ
レンフィルムをラミネートとして用いる方法である。
と紙とを接着するための接着層としては、高圧法低密度
ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、ポリ酢酸ビニルなどがあげられる。これはうiネー
トまたは塗布型接着剤の形で用いることができるが、好
ましい態様は厚さ10〜35μの高圧法低密度ポリエチ
レンフィルムをラミネートとして用いる方法である。
これらの接着層にはポリエチレン、ポリプロピレン等に
不飽和カルボン酸又はその無水物をグラフト反応させた
所謂変性ポリオレフィンを混合したり、又は変性ポリオ
レフィンをそのまま接着層として用いても良い。接着層
に変性ポリオレフィンを適用する1局合、接着層中の不
飽和カルボン酸又はその無水物の奇は10 ないし3
重量%程度とされるのが望ましい。
不飽和カルボン酸又はその無水物をグラフト反応させた
所謂変性ポリオレフィンを混合したり、又は変性ポリオ
レフィンをそのまま接着層として用いても良い。接着層
に変性ポリオレフィンを適用する1局合、接着層中の不
飽和カルボン酸又はその無水物の奇は10 ないし3
重量%程度とされるのが望ましい。
アルミニウム箔としては、厚さj−isμのものが用い
られる。
られる。
内袋およびlA袋を構成する紙としては、特に限定され
るものではなく一般の産業包装資材用の紙はいづれも本
発明に使用できる。なかでもクラフト紙、伸張紙(クル
パンク紙)などは好適である。これら紙の秤量(単位面
精あたりの重量で厚さの指標)はJ工Sで定められてお
り、73〜gIf/lr?のものが用いられる。
るものではなく一般の産業包装資材用の紙はいづれも本
発明に使用できる。なかでもクラフト紙、伸張紙(クル
パンク紙)などは好適である。これら紙の秤量(単位面
精あたりの重量で厚さの指標)はJ工Sで定められてお
り、73〜gIf/lr?のものが用いられる。
次に図面を用いて本発明の内袋用包装およびその製法を
説明する。第7図は内袋用便利の断面図であり、図中l
はLLDフィルム、コは接着層、3はアルミニウム箔、
qは紙を示す。第1図はアルミ加工紙をラミネート法で
製造する一fllである。図中、Aは接着層用フィルム
を供給するための押出機、Bはラミネート用圧着ローラ
を示す。J、3およびグは第7図に示すものと同様であ
り、jは、アルミニウム箔と紙が接着層を介して一体化
されたアルミ加工紙を示す。第3図は、第1図で製造さ
れたアルミ加工紙に更にLLDフィルムをラミネートし
て内袋用便利を製造する一例である。アルミ加工紙のア
ルミ側に接着層を介在させLLDフィルムがラミネート
されることにより内袋用包、IJが得られる。
説明する。第7図は内袋用便利の断面図であり、図中l
はLLDフィルム、コは接着層、3はアルミニウム箔、
qは紙を示す。第1図はアルミ加工紙をラミネート法で
製造する一fllである。図中、Aは接着層用フィルム
を供給するための押出機、Bはラミネート用圧着ローラ
を示す。J、3およびグは第7図に示すものと同様であ
り、jは、アルミニウム箔と紙が接着層を介して一体化
されたアルミ加工紙を示す。第3図は、第1図で製造さ
れたアルミ加工紙に更にLLDフィルムをラミネートし
て内袋用便利を製造する一例である。アルミ加工紙のア
ルミ側に接着層を介在させLLDフィルムがラミネート
されることにより内袋用包、IJが得られる。
本発明においては、上記した内袋用便利から、同包材の
LLD側が最内層となるように内袋が製作され、内袋の
外側に外袋をとりつけることにより一体化された多層袋
とされる。外袋は7層以上、通常は5〜6層以下であり
、好ましくは、2〜3層の紙層から構成される。かめ・
ろ紙層は単に重ね合わせたものでも、複数層を接着剤に
より接箔一体化したものでもよい。第を図はである。
LLD側が最内層となるように内袋が製作され、内袋の
外側に外袋をとりつけることにより一体化された多層袋
とされる。外袋は7層以上、通常は5〜6層以下であり
、好ましくは、2〜3層の紙層から構成される。かめ・
ろ紙層は単に重ね合わせたものでも、複数層を接着剤に
より接箔一体化したものでもよい。第を図はである。
外袋は内袋と独立した形で、内袋の周囲を保護するよう
にしてもよいが、通常はシール部において内袋と外袋を
一体化させる方法がとられる。内袋の最内層はLLDフ
ィルムであるので内袋内にナイロンチップ等を充填した
後は、単に内袋を熱圧着することにより容易にシールす
ることができる。内袋をシールした後はシール部におい
て外袋の一部を折り曲げたり、外袋にシール用バンドを
張りつけることにより完全な多重シールを行なうことが
できる。
にしてもよいが、通常はシール部において内袋と外袋を
一体化させる方法がとられる。内袋の最内層はLLDフ
ィルムであるので内袋内にナイロンチップ等を充填した
後は、単に内袋を熱圧着することにより容易にシールす
ることができる。内袋をシールした後はシール部におい
て外袋の一部を折り曲げたり、外袋にシール用バンドを
張りつけることにより完全な多重シールを行なうことが
できる。
次に本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発
明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定される
ものではない。
明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定される
ものではない。
(実施例))
厚さりμのアルミニウム箔と秤量が7 r ?/rn”
のクルパンク紙を、厚さ−jμの高圧法低密度ポリエチ
レンを接着層としてラミネート什し、アルミ加工紙をf
A造した。このアルミ加工紙に市販品AのLLDを用い
てTダイ法により製膜した厚さ70μのLI、Dフィル
ムを上記同様の接着層を用いてラミネート化し、内袋用
便利を製造した。
のクルパンク紙を、厚さ−jμの高圧法低密度ポリエチ
レンを接着層としてラミネート什し、アルミ加工紙をf
A造した。このアルミ加工紙に市販品AのLLDを用い
てTダイ法により製膜した厚さ70μのLI、Dフィル
ムを上記同様の接着層を用いてラミネート化し、内袋用
便利を製造した。
上記包材で最内層がLLDになるように内容積、2!峠
の内袋を作り、その外側にクルパック紙3贋からなるl
A袋をとりつけ多層袋を製造した。
の内袋を作り、その外側にクルパック紙3贋からなるl
A袋をとりつけ多層袋を製造した。
この多層袋に乾燥したナイロン−6(水分含有量0.0
27%)のチップλjkgを充填しダブルピンチタイプ
でまず内袋をヒートシールし、次いで外袋の一部を折り
曲げて二重シールした。
27%)のチップλjkgを充填しダブルピンチタイプ
でまず内袋をヒートシールし、次いで外袋の一部を折り
曲げて二重シールした。
このようにしてナイロンチップを充填した多層袋10個
について下記に示す落下テストおよび吸湿テストを実施
し、下記の結果を得た。
について下記に示す落下テストおよび吸湿テストを実施
し、下記の結果を得た。
(1)試験方法
■ 落下テスト
多層袋の表裏61回、合計70回、13mの高さよりコ
ンクリート面に水平落下させる。落下テスト後の袋につ
いて、肉眼観察およびインクを用いるピンホール検査に
より異常の有無をチェックする。
ンクリート面に水平落下させる。落下テスト後の袋につ
いて、肉眼観察およびインクを用いるピンホール検査に
より異常の有無をチェックする。
■ 吸湿テスト
落下テストを実柳したのち、温度aO℃、相対湿度りO
チのボックス内に/ケ月放貨し、その後開封してナイロ
ンチップの水分含有量を測定する。910個の平均値で
示す。
チのボックス内に/ケ月放貨し、その後開封してナイロ
ンチップの水分含有量を測定する。910個の平均値で
示す。
(2)試験結果
■ 落下テスト いづれも異常なし
■ 吸湿テスト 0.03ハI
(参考例)
実施例/において、最内層のLLDを厚さ70μの塩化
ビニリデンのTダイフィルムに代えた以外は実施例1と
同様にして多層袋を製造し、以下同様に試験したところ
下記の結果が祷られた。
ビニリデンのTダイフィルムに代えた以外は実施例1と
同様にして多層袋を製造し、以下同様に試験したところ
下記の結果が祷られた。
落下テスト 異常なし
吸湿テスト o、oクコ2チ
(実施例−〜l)
実施例1で用いたLLDフィルムの代りに、下記の’L
LDフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして多層
袋を製造し、以下同様に試験したところ下品3の結果が
得られた。表には、実だ91ノおよび参場例の結果を併
記した。
LDフィルムを用いた以外は実施例1と同様にして多層
袋を製造し、以下同様に試験したところ下品3の結果が
得られた。表には、実だ91ノおよび参場例の結果を併
記した。
上表から明らか々ように、袋に充填する前の乾燥ナイロ
ンチップの水分含有f60.027%に対してわずかば
かりの水分増力口がみられるが、ナイロンチップの水分
含有量についての保証値は通常品で0.7%以下とされ
ているので、充分実用に耐えることがわかる。
ンチップの水分含有f60.027%に対してわずかば
かりの水分増力口がみられるが、ナイロンチップの水分
含有量についての保証値は通常品で0.7%以下とされ
ているので、充分実用に耐えることがわかる。
また、LLDO牲類およびフィルムの製造法によって吸
湿テストの結果に若干の差がみられるが、いづれも実用
VC耐えることが明らかである。
湿テストの結果に若干の差がみられるが、いづれも実用
VC耐えることが明らかである。
なお、市販品Aおよび市販品BのLLD物性は下記の通
りである。
りである。
市販品A二線状低密度ポリエチレン
市販品B:線状低密度ポリエチレン
また、Tダイフィルムおよびインフレーションフィルム
の製造条件は概略下記の通りである。
の製造条件は概略下記の通りである。
Tダイフィルム:
インフレーションフィルム:
(比較4PJ)
実JfM 例/で用いたLLDフィルムの代りに、高圧
法低密度ポリエチレンフィルム(メルトイ以外は実施例
1と同様にして多層袋を製造した。
法低密度ポリエチレンフィルム(メルトイ以外は実施例
1と同様にして多層袋を製造した。
実施例1と同様に落下テストをしたところIO袋中7〜
2の袋にピンホールの発生が認められた。また、内袋の
シール部強度は、実施例1の場合の52%しかなく実用
化するには不充分と認められた。
2の袋にピンホールの発生が認められた。また、内袋の
シール部強度は、実施例1の場合の52%しかなく実用
化するには不充分と認められた。
(発明の作用および効果)
楽内層にLLDフィルムを用いた内袋に紙からなる外袋
を組合せることにより優れた防湿性多層袋を製造するこ
とができる。I、LDフィルムそれ自体は水蒸気透過性
の大きいものであるが、本発明の構成をとることにより
多層袋とした場合には、接清層やアルミニウム箔と相互
に作用して、機械的外力に対して大きな抵抗力をもち、
アルミニウム箔を強固に保護し、ピンホールの発生を未
然に防止している。このように複合化することにより、
全体として水蒸気の透過を充分に防止しているものと考
えられる。
を組合せることにより優れた防湿性多層袋を製造するこ
とができる。I、LDフィルムそれ自体は水蒸気透過性
の大きいものであるが、本発明の構成をとることにより
多層袋とした場合には、接清層やアルミニウム箔と相互
に作用して、機械的外力に対して大きな抵抗力をもち、
アルミニウム箔を強固に保護し、ピンホールの発生を未
然に防止している。このように複合化することにより、
全体として水蒸気の透過を充分に防止しているものと考
えられる。
シート状便利を製袋加工する際、また製袋加工した袋を
貯蔵・輸送する際、便利に折線のつくことが避けられな
いが、アルミニウム箔はこの折線に対して脆弱であり従
来品では多少のピンホールの発生は避けられ々かった。
貯蔵・輸送する際、便利に折線のつくことが避けられな
いが、アルミニウム箔はこの折線に対して脆弱であり従
来品では多少のピンホールの発生は避けられ々かった。
それ故に、か力・るピンホールの発生を考慮してガスバ
リヤ−性の優れたフィルムをラミネートして用いること
が通常であったのである。
リヤ−性の優れたフィルムをラミネートして用いること
が通常であったのである。
LLDは機械的強度、伸び、透明性等に優れ多くの用途
をもつものであるが、本発明によりガスバリヤ−性の要
求される用途の一素利としてもfl用することが可能と
なり、その工業的有用性には顕著なものがある6またL
LDは上記の優れた物性に基づきヒートシールした場合
のシール強度にも優れているので、LLDフィルムを袋
の最内層に用いることの利点はこの点においても大きく
生かされている。
をもつものであるが、本発明によりガスバリヤ−性の要
求される用途の一素利としてもfl用することが可能と
なり、その工業的有用性には顕著なものがある6またL
LDは上記の優れた物性に基づきヒートシールした場合
のシール強度にも優れているので、LLDフィルムを袋
の最内層に用いることの利点はこの点においても大きく
生かされている。
第1図は内袋用便利の断面図、第1図はアルミ加工紙の
製造例、第3図は内袋用便利の製造例、第1図は本発明
の多層袋の一例を示す断面図である。 lはLLI)フィルム、2は接着層、3はアルミニウム
箔、弘は紙をそれぞれ示す。 出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士 長谷用 − 1乏か7名 晃2凹 第3凪 手゛続祁j正2夕;(自発) [1n 和60イTIO月z5日 特訂庁長官 殿 1 手付の表示 昭和GO年特ム′f願第1187
51号2 発明の名)ブJ、 防湿竹子)y’i袋
(596)三菱化成工業株式会社 5 補正の対象 明細舌の「発明の詳細な説明」の欄 6 補正の内容 (1)明細古第6真下から第3行にrJlsで定められ
ており、」とあるのを削除する。 二〇、”、0.26.う
製造例、第3図は内袋用便利の製造例、第1図は本発明
の多層袋の一例を示す断面図である。 lはLLI)フィルム、2は接着層、3はアルミニウム
箔、弘は紙をそれぞれ示す。 出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士 長谷用 − 1乏か7名 晃2凹 第3凪 手゛続祁j正2夕;(自発) [1n 和60イTIO月z5日 特訂庁長官 殿 1 手付の表示 昭和GO年特ム′f願第1187
51号2 発明の名)ブJ、 防湿竹子)y’i袋
(596)三菱化成工業株式会社 5 補正の対象 明細舌の「発明の詳細な説明」の欄 6 補正の内容 (1)明細古第6真下から第3行にrJlsで定められ
ており、」とあるのを削除する。 二〇、”、0.26.う
Claims (3)
- (1)最内層を線状低密度ポリエチレンとし、順次、接
着層、アルミニウム箔、接着層および紙を一体化した包
材からなる内袋と1層以上の紙層からなる外袋とから構
成される防湿性多層袋。 - (2)接着層が高圧法低密度ポリエチレンである特許請
求の範囲第1項記載の防湿性多層袋。 - (3)線状低密度ポリエチレンが密度0.91〜0.9
59/cm^3、メルトインデックス1.5g/10分
以下であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の防湿性多層袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21875185A JPS6278059A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | 防湿性多層袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21875185A JPS6278059A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | 防湿性多層袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6278059A true JPS6278059A (ja) | 1987-04-10 |
Family
ID=16724843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21875185A Pending JPS6278059A (ja) | 1985-10-01 | 1985-10-01 | 防湿性多層袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6278059A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427739U (ja) * | 1990-06-27 | 1992-03-05 | ||
JPH06278754A (ja) * | 1993-03-23 | 1994-10-04 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 詰め替え用パウチ |
CN102493286A (zh) * | 2011-11-23 | 2012-06-13 | 成都东航塑胶有限公司 | 一种双面防水包装纸 |
JPWO2016052446A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2017-07-13 | 日本合成化学工業株式会社 | 包装袋およびそれを用いた活性水素を有する変性基含有ポリビニルアルコール系樹脂の保存方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5867043A (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-21 | Nec Corp | 半導体装置の装造方法 |
-
1985
- 1985-10-01 JP JP21875185A patent/JPS6278059A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5867043A (ja) * | 1981-10-16 | 1983-04-21 | Nec Corp | 半導体装置の装造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0427739U (ja) * | 1990-06-27 | 1992-03-05 | ||
JPH06278754A (ja) * | 1993-03-23 | 1994-10-04 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 詰め替え用パウチ |
JP2682372B2 (ja) * | 1993-03-23 | 1997-11-26 | 東洋製罐株式会社 | 詰め替え用パウチ |
CN102493286A (zh) * | 2011-11-23 | 2012-06-13 | 成都东航塑胶有限公司 | 一种双面防水包装纸 |
JPWO2016052446A1 (ja) * | 2014-09-30 | 2017-07-13 | 日本合成化学工業株式会社 | 包装袋およびそれを用いた活性水素を有する変性基含有ポリビニルアルコール系樹脂の保存方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN112721372B (zh) | 改性聚烯烃复合膜组合物和改性聚烯烃复合膜及其制备方法和应用 | |
US4977022A (en) | Barrier stretch film | |
AU626834B2 (en) | Barrier stretch film | |
US4363841A (en) | Laminated packaging material | |
US4387126A (en) | Laminated packaging material | |
JP5186498B2 (ja) | ポリマー被覆されたヒートシール可能な包装用材料及びこれから製造された封止パッケージ | |
CN1320999C (zh) | 涂布聚合物的可热密封包装材料,制造方法及密封包装件 | |
US4556590A (en) | Laminated packaging material | |
JPS6278059A (ja) | 防湿性多層袋 | |
US6403176B1 (en) | Packaging laminate for bags | |
JP2017193120A (ja) | 積層体、及びそれを用いたスティック状包装袋 | |
US5484654A (en) | Packaging material and method of making a packaging material | |
JPS6294579A (ja) | バルクコンテナ用防湿性内袋 | |
JP3355712B2 (ja) | 加圧加熱殺菌用包装材料及びそれを用いた包装体 | |
JP3043868B2 (ja) | チーズ包装用積層体 | |
CN206416610U (zh) | 层叠树脂薄膜及由其制造的无菌枕形包装袋 | |
JPS6052945B2 (ja) | チユ−ブ状複合フイルム | |
JP4688009B2 (ja) | 包装袋 | |
JPS61177236A (ja) | 写真感光材料用易開封包装材料 | |
KR102449947B1 (ko) | 압축강도가 우수한 친환경 적층 필름 및 이를 이용한 친환경 파우치 | |
JPH0427941B2 (ja) | ||
JPS6119012Y2 (ja) | ||
JPH0428097Y2 (ja) | ||
JPS6140549B2 (ja) | ||
JPH05345390A (ja) | 積層包装材 |