JP5225902B2 - 容器入り柔軟剤 - Google Patents

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Description

本発明は容器入り柔軟剤に関する。
近年、香りへの嗜好が高まっており、衣類、髪の毛、硬質表面などに香りを付着させ、また、香りが長時間持続することが望まれている。最近はより強く、長く残る香調を好む傾向が強まっており、繊維処理剤、たとえば柔軟剤などに配合されるときには、より繊維上に残留しやすい香料として、logPowが3以上の疎水性の高い香料を用いることが提案されている。例えば、特許文献1、2には、残香性に優れた柔軟剤用の香料組成物が開示されている。また、特許文献3には、持続性香料を含有する布地軟化剤組成物が開示されている。
一方、環境保護の観点から家庭用品は詰め替え品、特にパウチ形状をした詰め替え品を詰め替えて使用することが一般的となってきており、パウチの包装材料についても様々な提案がなされている。更に環境、資源問題やコスト削減の観点から成型材料の薄肉化がより強く求められるようになってきている。パウチ包装やレトルト包装に使用しうる包装材料として、特許文献4〜6のような積層構造を有するものが知られている。
特開2004−210959号公報 特開2006−124884号公報 特表平11−504994号公報 特開2001−121649号公報 特開2000−280394号公報 特開平6−171034号公報
製品の香り強度を向上させるには、製品中の香料配合量を向上させるのが最も効果的である。しかしながら省資源化の目的で薄肉化した詰め替え容器に香り強度の強い組成物を充填した場合、包装材料を通過して外部にまで香料が拡散してしまう問題がある。外部への香料拡散は内容液の香気安定性を低下させるだけでなく、着香することが望まれていない物品、例えば食品などへ香料が移ってしまうことがあり、好ましくない。また、logPowの低い香料を多量に用いた場合には、期待した高い残香性が得られないといった課題がある。
本発明の課題は、賦香された柔軟剤組成物を収容してなり、外部への香気物質の漏洩防止性に優れ、且つ内容物の香気安定性に優れた、容器入り柔軟剤を提供することである。
本発明は、下記(a)成分を0.5〜20質量%、(b)成分、及び(c)成分を含有する柔軟剤組成物を、
ポリエチレンテレフタレート層、アルミニウム蒸着層が形成されたプラスチックからなる層、及びアルミニウム層から選ばれる厚さ5〜50μmの層を1層以上含む、厚さ100〜250μmの積層材料から形成される袋状容器に充填してなる、
容器入り柔軟剤に関する。
(a)成分:LogPowが3〜30の香料成分を40〜100質量%含有する香料組成物
(b)成分:下記一般式(1)で表される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種の非イオン性化合物
11−O−(R12−O)m−H (1)
〔式中、R11は、炭素数8〜28のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数6〜18のアリール基、又は炭素数7〜20のアルキルアリール基であり、R12は炭素数2〜8のアルキレン基であり、mは、1〜100の数である。〕
(c)成分:柔軟基剤
本発明によれば、賦香された柔軟剤組成物を収容してなり、外部への香気物質の漏洩防止性に優れ、且つ内容物の香気安定性に優れた、容器入り柔軟剤が提供される。
<柔軟剤組成物>
(a)成分は、LogPowが3〜30の香料成分を40〜100質量%含有する香料組成物である。
ここでLogPowとは、化合物の1−オクタノール/水分配係数で、f値法(疎水性フラグメント定数法)により計算で求められた値をいう。具体的には、化合物の化学構造を、その構成要素に分解し、各フラグメントの有する疎水性フラグメント定数(f値)を積算して求めることができ、CLOGP3 Reference Manual Daylight Software 4.34, Albert Leo, David Weininger, Version1, March 1994を参考にすることができる。
LogPowが3〜30の香料成分としては、i)α−ピネン(4.18)、β−ピネン(4.18)、カンフェン(4.18)、リモネン(4.35)、テルピノーレン(4.35)、ミルセン(4.33)、p−サイメン(4.07)、β−カリオフィレン(6.45)から選ばれる炭化水素系香料、ii)サンダルマイソールコア(3.9)、サンタロール(3.9)、l−メントール(3.2)、シトロネロール(3.25)、ジヒドロミルセノール(3.03)、エチルリナロール(3.08)、ムゴール(3.03)、ネロリドール(4.58)から選ばれるアルコール系香料、iii)アルデヒドC−111(4.05)、グリーナール(3.13)、マンダリンアルデヒド(4.99)、シトラール(3.12)、シトロネラール(3.26)、アミルシンナミックアルデヒド(4.32)、ヘキシルシンナミックアルデヒド(4.85)、リリアール(3.86)、シクラメンアルデヒド(3.5)、セトナール(4.86)、ボロナール(4.72)、マセアール(3.6)、ベルンアルデヒド(4.88)、マイラックアルデヒド(3.87)、ジヒドロジャスモン(3.13)、イオノンα(3.71)、メチルイオノンα(4.24)、メチルイオノンG(4.02)、トリメチルウンデセナール(5.16)から選ばれるアルデヒド、ケトン系香料、iv)ヘプチルアセテート(3.36)、シトロネリルアセテート(4.20)、ゲラニルアセテート(3.72)、リナリルアセテート(3.50)、ヘキシルサリシレート(5.09)、エチルシンナメート(3.0)、ベンジルサリシレート(4.2)、イソブチルサリシレート(3.92)から選ばれるエステル系香料、v)チモール(3.40)、バニトロープ(3.11)から選ばれるフェノール系香料、vi)セドロキサイド(4.58)、シトロネリルエチルエーテル(4.36)、アネトール(3.31)、ネロリンヤラヤラ(3.24)、エステラゴール(3.1)、メチルイソオイゲノール(3.0)、アンブロキサン(5.27)から選ばれるエーテル系香料、テンタローム(5.7)、パールライド(5.7)などを挙げることができる。なお、( )内はLogPow値である(以下、同様)。
本発明の(a)成分は、LogPowが3.0〜30の香料成分、好ましくは香りの持続性の点からLogPowが3.0〜6.5の香料成分を、40〜100質量%、好ましくは50〜100質量%、より好ましくは60〜100質量%含有する。このような(a)成分を用いることで香りの持続性に優れた柔軟剤組成物を得ることができる。
一般に柔軟剤組成物、特に酸性である柔軟剤組成物には使用できる香料素材は安定性の点から限定されることが知られており、特にアルデヒド系香料の使用が難しいとされていたが、本発明に用いられる(a)成分は、このようなアルデヒド系香料を10〜100質量%、好ましくは15〜85質量%、特に好ましくは15〜70質量%含有することが可能であり、調香の自由度を大幅に向上させることが可能である。
アルデヒド系香料としては、上述のLogPowが3〜30のアルデヒド系香料であるアルデヒドC−111(4.05)、グリーナール(3.13)、マンダリンアルデヒド(4.99)、シトラール(3.12)、シトロネラール(3.26)、アミルシンナミックアルデヒド(4.32)、ヘキシルシンナミックアルデヒド(4.85)、リリアール(3.86)、シクラメンアルデヒド(3.5)、セトナール(4.86)、ボロナール(4.72)、マセアール(3.6)、ベルンアルデヒド(4.88)、マイラックアルデヒド(3.87)、トリメチルウンデセナール(5.16)以外に、ヘリオトロピン(1.14)、ヘリオナール(1.387)、バニリン(1.28)、エチルバニリン(1.80)、メチルバニリン(1.35)、クミンアルデヒド(2.92)、ベンズアルデヒド(1.50)、リラール(2.15)、センテナール(0.92)、ペリラアルデヒド(2.63)、ヒドロキシシトロネラール(1.64)などを挙げることができる。
本発明の(a)成分中に含有されるLogPowが3.0〜30の香料成分以外の香料成分としては、テルピネオール(2.6)、ゲラニオール(2.77)、リナロール(2.55)、ミルセノール(2.61)、ネロール(2.77)、シス−ジャスモン(2.64)、フェニルエチルアセテート(2.13)、アリルアミルグリコレート(2.51)、リファローム(2.26)、シス−3−ヘキシルアセテート(2.34)、スチラリルアセテート(2.27)、o−t−ブチルシクロヘキサノン(2.27)、p−t−ブチルシクロヘキサノン(2.27)、アセチルオイゲノール(2.83)、シンナミルアセテート(2.35)、オイゲノール(2.40)、イソオイゲノール(2.58)、モスシンス(2.94)、アニソール(2.06)、メチルオイゲノール(2.78)等を挙げることができる。
なお、本発明で用いた香料素材の名称は、「香料と調香の基礎知識」中島基貴著、産業図書(株)発行 第2刷(1996年5月30日)の記載に従った。
本発明の(a)成分には上記香料成分以外に、希釈剤、保留剤を含有することが出来る。希釈剤、保留剤の好適な例としては、ジプロピレングリコール、パルミチン酸イソプロピルエステル、ジエチルフタレート、ベンジルベンゾエート、流動パラフィン,イソパラフィン、油脂等を挙げることができる。(a)成分中の希釈剤及び保留剤は、0〜80質量%であり、好ましくは、1〜60質量%含有するのが好ましい。
本発明に係る柔軟剤組成物は、(a)成分を0.5〜20質量%、好ましくは0.5〜15質量%、より好ましくは1〜10質量%、特に好ましくは2〜10質量%、含有する。
また、(b)成分は、下記一般式(1)で表される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種の非イオン性化合物である。
11−O−(R12−O)m−H (1)
〔式中、R11は、炭素数8〜28のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数6〜18のアリール基、又は炭素数7〜20のアルキルアリール基であり、R12は炭素数2〜8のアルキレン基であり、mは、1〜100の数である。〕
(b)成分の好ましい具体例としては、下記の(b−1)成分、(b−2)成分及び(b−3)成分から選ばれる一種以上の化合物が挙げられる。
(b−1)成分:下記一般式(1−1)で表される化合物
13−O−(C24O)m1−H (1−1)
〔式中、R13は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜24、好ましくは10〜20のアルキル基又はアルケニル基である。m1は4〜80、好ましくは8〜60、更に好ましくは10〜50の数である。〕
(b−2)成分:下記一般式(1−2)で表される化合物
14−O−[(C24O)m2/(C36O)m3]−H (1−2)
〔式中、R14は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜24、好ましくは10〜20のアルキル基又はアルケニル基数である。m2及びm3はそれぞれ独立に2〜40、好ましくは5〜40の数であり、(C24O)と(C36O)はランダムあるいはブロック付加体であってもよく、ブロック付加体が好ましい。〕
(b−3)成分:下記一般式(1−3)で表される化合物
15−O−(C24O)m4−H (1−3)
〔式中、R15は炭素数6〜18のアリール基、又は炭素数7〜20のアリールアルキル基、好ましくはフェニル基であり、m4は1〜20、好ましくは1〜15、より好ましくは1〜10の数である。〕
(b−1)成分の含有量は、柔軟剤組成物中に0.5〜20質量%、更に1〜15質量%、より更に2〜10質量%が好ましい。また、(b−2)成分の含有量は、柔軟剤組成物中に0.5〜20質量%、更に1〜15質量%、より更に2〜10質量%が好ましい。また、(b−3)成分の含有量は、柔軟剤組成物中に0.5〜30質量%、更に1〜25質量%、より更に2〜20質量%が好ましい。また、(b−1)〜(b−3)成分は、それぞれ単独、もしくは組み合わせて使用しても良い。組み合わせて使用した場合には、(b−1)〜(b−3)成分の合計含有量〔(b−1)+(b−2)+(b−3)〕が、柔軟剤組成物中に1〜40質量%、更に2〜35質量%、特に3〜30質量%であることが好ましい。
本発明に係る柔軟剤組成物は、液安定性の観点から(b)成分を1〜40質量%、更に2〜35質量%、より更に2〜30質量%含有することが好ましい。(b)成分を配合しない場合、液の著しい増粘や不均一化等を生じ、液安定性が悪くなることがある。
また、本発明に係る柔軟剤組成物では、保存安定性の観点から、(a)成分と(b)成分の質量比は、(b)成分の質量/(a)成分の質量=1〜50であることが好ましく、更に1.3〜35、より更に1.5〜20、特に2〜15であることが好ましい。
また、本発明に係る柔軟剤組成物は、柔軟基剤〔以下、(c)成分という〕を含有する。(c)成分の含有量は、柔軟剤組成物中、5〜35質量%、更に10〜30質量%が好ましい。柔軟基剤としては、下記一般式(2)で表される化合物が好適である。
Figure 0005225902
〔式中、
21は、エステル基、アミド基もしくはエーテル基で分断されていてもよい、炭素数14〜26のアルキル基又は炭素数14〜26のアルケニル基であり、
22は、エステル基、アミド基もしくはエーテル基で分断されていてもよい、炭素数14〜26のアルキル基又は炭素数14〜26のアルケニル基であるか、あるいは炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基であり、
23は、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基であり、
24は、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基であり、
-は陰イオン基
である。〕
一般式(2)の化合物の具体例としては、下記一般式(3)の化合物を挙げることができる。
Figure 0005225902
〔式中、
31は、炭素数14〜24、好ましくは16〜20のアルキル基又は炭素数14〜24、好ましくは16〜20のアルケニル基であり、
32は、炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基、又はR36−[B−R37d−で示される基(ここで、R36は、炭素数14〜24のアルキル基又はアルケニル基であり、R37は炭素数1〜6のアルキレン基である。)であり、
33は、水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基であり、
34は、炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基であり、
35は、炭素数1〜6のアルキレン基であり、
A、Bは、それぞれ独立に、−COO−、−OCO−、−CONH−及び−NHCO−から選ばれる基であり、
c及びdは、それぞれ独立に、0又は1の数であり、
-は陰イオン基
である。〕
一般式(3)の化合物において、R31は、好ましくは16〜20のアルキル基又はアルケニル基であり、R32は、R36−[B−R37d−で示される基が好ましい(ここで、R36は、好ましくは16〜20のアルキル基又はアルケニル基であり、R37は、好ましくはエチレン基又はプロピレン基である)。
また、一般式(3)の化合物において、R33、R34は、メチル基又はヒドロキシエチル基が好ましく、R35は、エチレン基又はプロピレン基が好ましい。A、Bは−COO−、−CONH−が好適であり、c、dは少なくとも一方が1の数、好ましくは両方が1の数であることが好ましい。X-はハロゲンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数1〜18の脂肪酸イオンが好適である。
(c)成分としては、一般式(3)の化合物において、R31がアルケニル基で、R32がR36−[B−R37d−で示される基で、R36がアルケニル基を含有するものが特に好ましい。
一般式(2)の化合物及び一般式(3)の化合物において、具体的なアルケニル基としては、オレイル基、リノール基、パルミトレイル基から選ばれる基、もしくは牛脂、ナタネ油、ヒマワリ油、綿実油、トーモロコシ油、サフラワー油から選ばれる油脂を加水分解して得られる脂肪酸に由来する基を挙げることができる。
本発明の柔軟剤組成物は、酸化防止剤として、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)及びブチルヒドロキシアニソール(BHA)から選ばれる一種以上の化合物〔以下、(d)成分という〕を含有することが好ましい。その場合、(d)成分と(a)成分とを、柔軟剤組成物中に配合する前に予備混合してプレミックス(A)を形成させる工程を経て柔軟剤組成物を製造することができる。プレミックス(A)中の(a)成分と(d)成分の質量比は、(a)/(d)=3〜200が好ましく、4〜100が更に好ましく、5〜80がより好ましく、8〜70がより更に好ましい。このプレミックス(A)は、一般に香料の安定性に用いる場合より、(d)成分を大幅に増量した混合物である。(a)成分と(d)成分の混合方法は一般的な方法で差し支えなく、混合時の温度は5〜30℃が好ましい。プレミックス(A)は長時間貯蔵しても問題ないが、低温で貯蔵した場合(d)成分が析出する恐れがあるため、貯蔵する場合には20〜30℃が望ましい。
本発明に係る柔軟剤組成物が、金属封鎖剤を含有することが好ましく、金属封鎖剤としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)又はその塩が好ましい。
本発明に係る柔軟剤組成物に配合できる成分として、シリコーン等の性能向上剤、塩酸、硫酸、乳酸、グリコール酸、p−トルエンスルホン酸等無機、あるいは有機酸のpH調整剤、無機あるいは有機電解質、溶剤などの粘度調整剤等が挙げられる。また、必要に応じて染料、顔料、抗菌剤、蛍光増白剤、紫外線吸収剤等を含有することができる。該柔軟剤組成物のpHは、20℃において1.5〜5、更に2〜4.5であることが好ましい。また、本発明に係る柔軟剤組成物は、液体組成物であり、残部の水を含有することが好ましい。
<容器入り柔軟剤>
本発明の容器入り柔軟剤は、上記柔軟剤組成物を、ポリエチレンテレフタレート層、アルミニウム蒸着層が形成されたプラスチックからなる層、及びアルミニウム層から選ばれる厚さ3〜50μmの層〔以下、層(I)という〕を1層以上含む、厚さ100〜250μmの複合積層材料を含んで形成される袋状容器に充填してなる物品(柔軟剤物品)である。本発明の容器入り柔軟剤は、衣料等の繊維製品用として好適であり、柔軟剤組成物も繊維製品用として好適な組成、形態とすることが好ましい。
層(I)のうち、ポリエチレンテレフタレート層は、剛性などについて必要最小限に保持され得る厚さであればよく、厚すぎると製袋加工性が低下し、またコストが上昇するという欠点もあり、逆に薄すぎると強度、剛性などが低下して好ましくないので、厚さは10〜50μmの範囲内であることが好ましく、15〜30μmの範囲内がより好ましい。ポリエチレンテレフタレートは包装材料として公知のものから選択できる。
層(I)のうち、アルミニウム蒸着層が形成されたプラスチックからなる層は、厚さ30μm未満のプラスチックフィルムにアルミニウム金属を真空蒸着させたものが好ましい。厚さ30μm未満のフィルムは単一のフィルムのみからなる単層であってもよく、各種プラスチックフィルムを積層した多層であってもよい。上記30μm未満のフィルムへのアルミニウム蒸着層の形成は、アルミニウム金属を真空蒸着させる方法により行われ、バッチ式でもよく、連続式でもよい。アルミニウム金属を真空蒸着させる前に、該フィルムを耐熱性樹脂でアンカーコート処理してもよい。真空蒸着の金属層の厚さは数百オングストローム程度でよい。アルミニウム蒸着層を形成するプラスチックは包装材料として公知のものから選択できる。
層(I)のうち、アルミニウム層は、厚さ3〜15μmのものが好ましく、容器の開封性(切り裂き性)といった点から、厚さ3〜10μmのものがより好ましい。
積層材料の構造は、上記層(I)を含んで構成されるものであれば、この種の目的に通常使用される構成のいずれもが採用可能である。積層材料からなる袋状容器の好ましい構成としては、
ポリエチレンテレフタレート層、アルミニウム蒸着層が形成されたプラスチックからなる層、及びアルミニウム層から選ばれる厚さが前記範囲の1層以上〔層(I)〕を含んで構成される基材層、あるいは層(I)と延伸ナイロン(ONy)からなる層、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる層より選ばれる1層以上とを含んで構成される基材層と、
無延伸ポリプロピレン(CPP)からなる層、直線状低密度ポリエチレン(L−LDPE)からなる層、及び低密度ポリエチレン(LDPE)からなる層より選ばれる1層以上からなるシーラント層と、
及び、必要に応じて、それらの基材層とシーラント層との間に、更に延伸ポリプロピレン(OPP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、金属蒸着ポリエチレンテレフタレート(VM−PET)、金属フィルム(好ましくはアルミニウム層)より選ばれる材料からなる層と、
を積層した構造を有する袋状容器である。この場合、基材層は最外層(柔軟剤組成物と接する層から一番遠い層)側に配置される構成が好ましい。各層の積層は、一般的に、ポリウレタン系、エステル系等の接着剤や、カゼインなどの水溶性接着剤などの糊材を用いて行われる。
積層材料は複合フィルム基材であってよく、例えば以下の複合フィルム基材(1)〜(3)のようなものが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
・複合フィルム基材(1):PET(12μm)/ONy(15μm)/L−LDPE(130μm)
・複合フィルム基材(2):ONy(15μm)/アルミニウム蒸着PET(12μm)/L−LDPE(130μm)
・複合フィルム基材(3):延伸6Ny(15μm)/OPP(20μm)/アルミニウム箔(7μm)/L−LDPE(130μm)
なお、上記記載において、括弧内はフィルムの厚さを示す。
本発明に用いられる容器は、上述のような複合フィルム基材を、最内層となる層を内側にして重ね合わせ、その周縁部を、ヒートシール等により接着して袋状に成形して得られる。通常、該容器は底部と側部とを有するが、積層材料が層(I)を含むものであれば、底部と側部とで積層材料が異なっていても同一でもよい。
また、本発明の容器入り柔軟剤に収容されている柔軟剤組成物をハードボトル等に詰替えを行い使用することができる。
以下の実施例及び比較例で用いた袋状容器を構成する積層材料を表1に示す。
Figure 0005225902
実施例1及び比較例1
下記配合成分を用いて、表3に示す柔軟剤組成物を、下記調製方法に従い調製し、袋状容器に充填して容器入り柔軟剤を得た。得られた容器入り柔軟剤の柔軟性、残香性(容器外への漏洩防止性及び内容物の香気安定性)を下記の方法で評価した。結果を表3に示す。
<(a)成分>
(a−1):表2に示す組成の香料組成物
Figure 0005225902
<(b)成分>
(b−1):エチレンオキシド(以下、EOと表記する)平均付加モル数20のポリオキシエチレンラウリルエーテル
<(c)成分>
Figure 0005225902
上記(c−1−1)〜(c−1−2)の化合物は公知の方法、又は特開平11−229273号公報記載の方法により製造した。
<その他の成分>
・シリコーン:高重合ジメチコンエマルジョン
25℃における動粘度が500,000mm2/sのジメチルポリシロキサン60質量%、平均EO付加モル数5モルのポリオキシエチレンラウリルエーテル1.5質量%、平均EO付加モル数23モルのポリオキシエチレンラウリルエーテル4.5質量%、ラウリル硫酸ナトリウム0.1質量%、水 残部のエマルジョン、分散粒子の平均粒子径500nm
<柔軟剤組成物の調製方法>
300mLビーカーに、柔軟剤組成物の出来あがり質量が200gになるのに必要な量の95%相当量のイオン交換水と(b)成分、塩化カルシウム、抗菌剤(サニゾールC、花王(株)製)を入れ、ウォーターバスで70℃に昇温した。一つの羽根の長さが2cmの攪拌羽根が3枚ついたタービン型の攪拌羽根で攪拌しながら(300r/min)、所要量の(c)成分を溶解させた。そのまま5分攪拌後、pH調整剤として塩酸と48%水酸化ナトリウム水溶液を用いて目標のpHに調整し、出来あがり質量にするのに必要な量の70℃のイオン交換水を添加した。その後に、該混合物にシリコーン、BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、及び(a)成分を添加した。その後10分間攪拌し、5℃の水を入れたウォーターバスにビーカーを移し、攪拌しながら混合物を30℃に冷却して、柔軟剤組成物を得た。pHは0.1N塩酸水溶液又は0.1N水酸化ナトリウム水溶液により調整した。表2の柔軟剤組成物では、(c−1−1)は、ほぼすべて酸塩の状態で柔軟剤組成物中に存在する。
<評価法>
表1の積層材料からなる袋状容器(パウチ)に、表3の組み合わせで液体柔軟剤組成物を500ml充填し、ヒートシーラーで密封して容器入り柔軟剤を得た。W×D×H=216×309×300(mm)(約12L)の密閉できるポリプロピレン製容器に、各容器入り柔軟剤1袋を入れ、室温にて1週間保管した。
所定の期間保存後、保存容器の蓋を開け、容器内のニオイを10人のパネラー(30代男性10人)により下記の基準で判定し、平均点を求め、外部への香気物質漏洩防止性及び内容物の香気安定性を以下の基準で評価した。
(1)外部への香気物質漏洩評価(容器外への漏洩防止性)
無臭・・・3
僅かに香気がある・・・2
内容物の香気がわかる・・・1
内容物の香気がはっきりわかる・・・0
この評価において、平均点が2.2点以上は漏洩防止性が良好であり、2.6点以上は漏洩防止性が非常に良好であると判定される。
(2)内容物の香気安定性評価
変化無し・・・3
殆ど変化無し・・・2
やや変化あり・・・1
明らかな変化あり・・・0
この評価において、平均点が2.2点以上は香気安定性が良好であり、2.6点以上は香気安定性が非常に良好であると判定される。
Figure 0005225902
実施例2及び比較例2
<ポリマー1の合成>
以下に、本例で用いたポリマー1の合成例を示す。
(合成例1)
メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル(分子量:157.21)42.37g、ラウリルメタクリレート(分子量:254.41)7.62g、エタノール180gを均一に混合し、内容量300mLのガラス製セパラブルフラスコに入れ、窒素雰囲気下で一定時間攪拌した。そこに2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)(V−65;和光純薬工業(株)製)1.41gをエタノール20gに溶解した溶液を添加し、60℃付近まで昇温した。60〜70℃付近で合計8時間保持することで重合・熟成した。そこにエタノール100gを加えて希釈した後、室温まで降温した。この反応溶液をイオン交換水4000g中に滴下して再沈殿精製し、沈殿物を乾燥してポリマー1を得た。ポリマー1のMw及びMn、Mw/Mnはそれぞれ11000、2800、3.9であった。(水/エタノール=7/3系、ポリエチレンオキシド換算)また1H−NMRにより分析したポリマー1の組成は仕込みモノマー組成どおり(メタクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル/ラウリルメタクリレート=9/1(モル比))であった。
なお、該ポリマーの重量平均分子量(Mw)及び数平均分子量(Mn)は、(1%酢酸/エタノール):水=3:7(質量比)の混合溶媒で調製したLiBrの50mmol/L溶液を溶媒として、極性溶媒用GPCカラム「α−M(東ソー(株)製)」を2本直列して用い、ポリエチレングリコール換算の分子量により算出したものである。この値に基づきMw/Mnを求めた。
<(c)成分の合成>
以下に、本例で用いた(c)成分の柔軟基剤〔(c−2−1)〜(c−2−2)〕の合成例を示す。
(合成例I)
ヨウ素価90gI2/100g、酸価201mgKOH/gのナタネ油由来の原料脂肪酸とトリエタノールアミンとを反応モル比1.85/1(脂肪酸/トリエタノールアミン)で定法に従って脱水縮合反応を行い、縮合物を得た。次に、溶媒不在下で、この縮合物に対してジメチル硫酸を0.95当量用い、定法にて4級化を行った後、エタノールで90%に希釈することにより、目的の第4級アンモニウム塩混合物〔以下、(c−2−1)混合物ともいう〕を得た。
上記で用いた原料脂肪酸並びに脱水縮合物の酸価及びヨウ素価、並びに、上記で得られた第4級アンモニウム塩混合物の物性及び組成をまとめて表4に示す。ここで、表4中のアミン〔化合物(c−2−1−3)〕、アミンモノメチル硫酸塩〔化合物(c−2−1−2)〕、脂肪酸及び第4級アンモニウム塩〔化合物(c−2−1−1)〕の含有量(何れも、質量%、単に%で示した)は、次に示す方法で求めた。
<アミンの含有量(%)>
自動電位差滴定装置(京都電子工業株式会社 AT−510)を用いてエタノール溶媒に溶かしたサンプルを0.2N−HClで滴定することにより全アミン価を求め、下記式を用いてアミン含有量を算出した。
Figure 0005225902
<アミンモノメチル硫酸塩及び脂肪酸の含有量(%)>
自動電位差滴定装置(京都電子工業株式会社 AT−510)を用いてエタノール溶媒に溶かしたサンプルを0.1N−KOHで滴定し、それぞれの酸価を求めた。それぞれの酸価から下記式を用いてアミンモノメチル硫酸塩及び脂肪酸の含有量を算出した。
Figure 0005225902
Figure 0005225902
<第4級アンモニウム塩の含有量(%)>
第4級アンモニウム塩の含有量(%)は、上記の方法で算出したアミン、アミンモノメチル硫酸塩、及び脂肪酸の含有量と下記の固形分の含有量との差分を用いて算出した。
<エタノール含有量>
エタノール含有量は、揮発分測定装置を用いて測定した。
<固形分の含有量>
固形分の含有量は、第4級アンモニウム塩混合物とエタノールの含有量の差分として算出した。
Figure 0005225902
(合成例II)
ステアリン酸とN,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミンとの脱水アミド化反応により合成した。すなわち、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン161gとステアリン酸284.5gを攪拌機、温度計、脱水管のついた4つ口フラスコに入れ、180℃まで昇温した。次に、その温度で約5時間生成する水を留去しながら酸価が2mgKOH/gになるまで加熱撹拌した。その後、120℃に冷却し、減圧下、未反応のアミンを留去し、目的とするN−アルカノイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミンを得た。尚、酸価は自動電位差滴定装置(京都電子工業株式会社 AT−510)を使用し、イソプロパノールと少量の水に溶解したサンプルを0.1規定KOH水溶液で滴定した。
本例で用いた配合成分を以下にまとめて示す。
・(a)成分
(a−2−1)〜(a−2−5):下記表5に示す香料組成物
・比較の香料組成物
(a−2−6):下記表5に示す香料組成物
Figure 0005225902
・(b)成分
(b−2−1):ポリオキシエチレン(平均付加モル数19)モノラウリルエーテル
(b−2−2):ポリオキシエチレン(平均付加モル数8)モノアルキル(炭素数9〜10)エーテル
・(c)成分
(c−2−1):合成例Iで得た第4級アンモニウム塩混合物〔(c−2−1)混合物〕
(c−2−2):合成例IIで得たN−アルカノイルアミノプロピル−N,N−ジメチルアミン
・その他の成分
ポリマー1:合成例1で得たポリマー1
POE(3)モノフェニルエーテル:ポリオキシエチレン(平均付加モル数3)モノフェニルエーテル
C24ゲルベAS:2−デシル−1−テトラデシル硫酸エステル
上記配合成分を用いて、表6、7に示す柔軟剤組成物を、下記調製方法に従い調製し、袋状容器に充填して容器入り柔軟剤を得た。得られた容器入り柔軟剤の柔軟性、残香性(容器外への漏洩防止性及び内容物の香気安定性)を、実施例1と同様に評価した。結果を表6、7に示す。
<液体柔軟剤組成物の調製方法>
300mLビーカーに、柔軟剤組成物の出来あがり質量が200gになるのに必要な量の95%相当量のイオン交換水を入れ、ウォーターバスで60℃に昇温した。一つの羽根の長さが2cmの攪拌羽根が3枚ついたタービン型の攪拌羽根で攪拌しながら(300r/m)、所要量の(b−2−1)又は(b−2−2)成分、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)と、下記に必要量以外のフェノキシエタノール、POE(3)モノフェニルエーテル、2−メチル−2,4−ペンタンジオール及び1,4−シクロヘキサンジメタノールを溶解させた。次に、所要量の(c)成分と、2−デシル−1−テトラデシル硫酸エステル(C24ゲルベAS)を予め溶解するのに必要なフェノキシエタノール、POE(3)モノフェニルエーテル、2−メチル−2,4−ペンタンジオール及び1,4−シクロヘキサンジメタノールと、C24ゲルベASとを混合した混合品(40℃)を添加した。そのまま5分攪拌後、順次、塩化マグネシウム又は安息香酸ナトリウム、(b−2−3)成分、ポリマー1を添加し、5分攪拌後、62%パラトルエンスルホン酸水溶液と48%水酸化ナトリウム水溶液で目標のpHに調整し、出来あがり質量にするのに必要な量の60℃のイオン交換水と(a)成分又は比較の香料組成物(もしくは香料成分)を添加した。その後10分間攪拌し、5℃の水を入れたウォーターバスにビーカーを移し、攪拌しながら20℃に冷却した。なお、表6、7に示すpHは冷却後(20℃)のpHであり、表6、7に示す例は配合直後、全て透明もしくは半透明の外観を有している。
Figure 0005225902
Figure 0005225902

Claims (5)

  1. 下記(a)成分を1〜10質量%、(b)成分、及び(c)成分を含有する柔軟剤組成物を、ポリエチレンテレフタレート層、アルミニウム蒸着層が形成されたプラスチックからなる層、及びアルミニウム層から選ばれる厚さ3〜50μmの層を1層以上含む、厚さ100〜250μmの積層材料から形成される袋状容器に充填してなる、容器入り柔軟剤。
    (a)成分:LogPowが3〜30の香料成分を60〜100質量%含有する香料組成物
    (b)成分:下記一般式(1)で表される非イオン性化合物から選ばれる少なくとも1種の非イオン性化合物
    11−O−(R12−O)m−H (1)
    〔式中、R11は、炭素数8〜28のアルキル基もしくはアルケニル基、炭素数6〜18のアリール基、又は炭素数7〜20のアルキルアリール基であり、R12は炭素数2〜8のアルキレン基であり、mは、1〜100の数である。〕
    (c)成分:柔軟基剤
  2. 前記柔軟剤組成物が、更に酸化防止剤として、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)及びブチルヒドロキシアニソール(BHA)から選ばれる一種以上の化合物を含有する請求項1記載の容器入り柔軟剤。
  3. 前記柔軟剤組成物が、更に金属封鎖剤として、エチレンジアミン四酢酸又はその塩を含有する請求項1又は2記載の容器入り柔軟剤。
  4. 上記積層材料が複合フィルム基剤である請求項1〜3のいずれかに記載の容器入り柔軟剤。
  5. 袋状容器が、
    ポリエチレンテレフタレート層、アルミニウム蒸着層が形成されたプラスチックからなる層、及びアルミニウム層から選ばれる厚さ3〜50μmの層を1層以上と、延伸ナイロン(ONy)からなる層、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる層より選ばれ る1層以上とを含んで構成される基材層と、
    無延伸ポリプロピレン(CPP)からなる層、直線状低密度ポリエチレン(L−LDPE)からなる層、及び低密度ポリエチレン(LDPE)からなる層より選ばれる1層以上からなるシーラント層と、
    及び、必要に応じて、それらの基材層とシーラント層との間に、更に延伸ポリプロピレン(OPP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、金属蒸着ポリエチレンテレフタレート(VM−PET)、金属フィルムより選ばれる材料からなる層と、
    を積層した構造を有する袋状容器である、請求項1〜4のいずれかに記載の容器入り柔軟剤。
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