JPH11108546A - 断熱箱体における開口形成構造 - Google Patents

断熱箱体における開口形成構造

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JPH11108546A
JPH11108546A JP27578797A JP27578797A JPH11108546A JP H11108546 A JPH11108546 A JP H11108546A JP 27578797 A JP27578797 A JP 27578797A JP 27578797 A JP27578797 A JP 27578797A JP H11108546 A JPH11108546 A JP H11108546A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口を形成すべく枠体に庫内ファンを取り付
けられるようにする。 【解決手段】 外箱21と内箱22と窓孔23,24の
孔縁を塞ぐようにして枠体25が嵌められたのち、両箱
21,22の間に断熱材26を発泡充填することで、断
熱箱体が形成されるとともに、枠体25の内側に開口1
0が形成される。枠体25には、庫内ファン36のファ
ンモータ37に取り付けられたブラケット41を庫内側
から着脱可能に取り付けることができる取付部51が形
成されている。枠体25には、電源側からの配線77
と、ファンモータ37からの配線78との接続部分を収
納し得る収納室61が形成されている。この収納室61
は庫内側にのみ開口している。開口10を形成すべく枠
体25を利用して、庫内ファン36を結線も含めて庫内
側から取り付け取り外しすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却貯蔵庫の外殻
を構成する断熱箱体において開口を形成する部分の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の一例として、内部に貯蔵室を構
成すべく断熱箱体を形成し、この断熱箱体の天井の上に
冷凍装置を載置して、ここで生成された冷気を庫内に供
給する形式のものが知られている。このような形式のも
のでは、断熱箱体の天井壁に冷却用空気を流通させる開
口を形成する必要があり、この開口を形成するために
は、例えば実公平5−22786号公報に記載されてい
るように、内箱と外箱に予め窓孔を対応して形成する一
方、両箱の窓孔の孔縁の間を塞ぐようにしてウインドウ
フレームと称する枠体を嵌め、係る状態で両箱の間に断
熱材を発泡充填することで、断熱箱体とともに開口を形
成するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、庫内の天井部に
は、庫内空気を吸引して上記の開口を通して冷凍装置に
供給する庫内ファンが設けられるが、従来は、庫内の天
井部に上記の開口を覆うようにしてエアダクトが取り付
けられ、このエアダクトに庫内ファンを設けるようにし
ていた。したがって、庫内ファンのモータのメンテナン
スや交換等を行う場合には、大きなエアダクトごと庫内
ファンを外す必要があって、不便であるという事情があ
った。本発明は上記のような事情を背景として完成され
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内箱
と外箱の間に断熱材を発泡充填することで断熱箱体が形
成され、かつこの断熱箱体に、断熱箱体の外部に設置さ
れた冷凍装置と内部とを連通する開口を形成する部分に
おける構造であって、前記内箱と外箱の開口縁の間を閉
鎖する枠体を備え、かつこの枠体に冷却用機器を取り付
ける取付手段を設けた構成としたところに特徴を有す
る。
【0005】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記取付手段は、前記冷却用機器を断熱箱体の内部
側から取り付け可能に設けられているところに特徴を有
する。請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発
明において、前記枠体には、前記冷却用機器から引き出
された配線の接続部分を収納する収納室が設けられてい
るところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>断熱箱体に開口を形成すべく枠体を
利用して冷却用機器を取り付けられるようにしたから、
別個に取付部材を備えて冷却用機器を取り付ける場合と
比較して、構造がすっきりとまとまり、また冷却用機器
の取り付け取り外しも簡単にできるようになって、メン
テナンスを行う場合等に便利となる。
【0007】<請求項2の発明>冷却用機器の取り付け
取り外しを庫内側から行えるので、より使い勝手に優れ
たものとなる。 <請求項3の発明>枠体に設けられた収納室に配線の接
続部分を収納しておくことで、その接続部分に水滴等が
かかることが防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図9に基づいて説明する。まず、本実施形態に係
る冷蔵庫の構造の概略を図1及び図2によって説明す
る。符号1は縦長に形成された断熱箱体からなる本体で
あって、内部に貯蔵室2が構成され、棚網3等を利用し
て貯蔵物が貯蔵されるようになっている。本体1の前面
には出入口4が形成され、上下二段に分かれた開閉扉5
が装着されている。本体1の天井の上には、周囲をパネ
ル7で囲まれることによって機械室8が設けられ、その
中に冷凍装置13が設置されている。
【0009】本体1の天井壁1Aには前後2個の開口が
形成され、前側(図2の右側)が吸引用の開口10、後
側が吐出用の開口11となっており、吸引用の開口10
には、詳しくは後記するように庫内ファン36が装備さ
れている。上記の冷凍装置13は、圧縮機14、凝縮器
15及び蒸発器等を閉ループ状に接続して冷凍サイクル
を構成した周知構造のものであり、蒸発器は密閉状のボ
ックス16内に収容されている。また、上記の両開口1
0,11の上面を覆うようにして下面開放の台座17が
設けられて、その上に上記の蒸発器を収容したボックス
16が設置され、両開口10,11が台座17を介して
ボックス16内と連通されている。
【0010】そして、冷凍装置13並びに庫内ファン3
6が駆動されると、庫内空気が庫内ファン36により吸
引用の開口10を通してボックス16内に吸引され、蒸
発器の部分を通過する間に熱交換により冷気が生成さ
れ、その冷気が吐出側の開口11から貯蔵室2内に吐出
されて循環流通することによって、貯蔵室2内が冷却さ
れるようになっている。なお、機械室8の前面には、各
種電装品等を収納したフロントパネル19が設けられて
いる。
【0011】続いて、上記した本体1の天井壁1Aにお
ける開口10,11の部分の構造を詳細に説明する。ま
ず吸引用の開口10の部分について説明すると、大まか
には、図3に示すように、外箱21と内箱22の天井面
には、それぞれ上記の開口10を設けるべき位置に方形
状の窓孔23,24が対向して形成され、両窓孔23,
24の孔縁の間を塞ぐようにして、ウインドウフレーム
と称する枠体25が嵌められ、係る状態で両箱21,2
2の間に発泡ウレタン等の断熱材26を発泡充填するこ
とにより、断熱箱体が形成され、それとともに枠体25
の内側に開口10が形成される。
【0012】より詳細には、上記の枠体25は、合成樹
脂材によって図4に示すような形状に形成されている。
なお同図では、上下の向きを逆にした状態で示されてい
る。この枠体25は、所定高さの平面方形をなす外枠2
7を備えており、この外枠27の下面(図4では上側)
には、中心に円形孔29の形成された下面板28が張ら
れており、下面板28の周縁には、外枠27から外方に
突出した鍔部30が形成されている。この鍔部30は、
表面側の肉厚が少し薄くされている。一方、外枠27の
上面側(同図では下側)には、外方に出っ張った鍔部3
1が形成されている。また、外枠27の外面における2
つの角部(図4の手前側と向こう側)を除いた部分に
は、中央高さ位置において補強用のリブ33が立てら
れ、長さ方向の途中位置に適宜に縦リブ34が形成され
ている。
【0013】枠体25内には、庫内ファン36が取り付
けられるようになっている。庫内ファン36は、図3に
示すようにファンモータ37の出力軸38にファン39
が連結された構造であって、ファンモータ37を取り付
けたブラケット41が、枠体25に設けられた後記する
取付部51に取り付けられるようなっている。ブラケッ
ト41は、例えばステンレス鋼板をプレス成形すること
によって、図5に示す形状に形成されている。すなわ
ち、細長い基板42の一方の側縁の両端部に一対の立上
り片43が直角曲げされて形成され、各立上り片43の
上端に、一対の第1取付片44が、基板42を横切って
その他側の側縁からさらに突出するようにして形成され
ている。各第1取付片44には2個ずつ取付孔45が形
成され、両第1取付片44に、ファンモータ37がねじ
止めされて固定されるようになっている。また、上記の
両立上り片43の外側の側縁から、それぞれ外側に延出
するようにして腕片46が形成されており、両腕片46
の延出端が上記の第1取付片44と反対方向に直角曲げ
されて、さらにその先端に脚片47が垂下状に形成さ
れ、その垂下端に外側に直角曲げされた第2取付片48
が形成されている。この第2取付片48には、それぞれ
ねじ孔49が切られている。
【0014】一方、枠体25には、上記のブラケット4
1を取り付けるための一対の取付部51が設けられてい
る。この取付部51は、図4に示すように、外枠27内
の4個の隅部のうちで、対角線上に位置する2個の隅部
に対称に設定されている。詳細には、図6にも示すよう
に、下面板28側から、円形孔29に沿った扇形の領域
を画成するようにして区画壁52が所定寸法立ち上がっ
て形成され、その領域における一側の部分では下面板2
8が除去されて、ブラケット41の第2取付片48が表
面側から挿入可能な取付開口53が形成されている。扇
形領域の他側では、下面板28がそのまま残されて取付
板54となっており、この取付板54には取付孔55が
形成されている。また、この取付板54と、区画壁52
のうちの円形孔29に沿った内壁52Aとの間には、図
7に示すように、第2取付片48の板厚にほぼ等しい寸
法の溝58が形成されている。
【0015】したがって、ブラケット41の第2取付片
48を図7(A)の矢線に示すように取付開口53に嵌
めて内壁52Aの同図の上端面に当てたのち、第2取付
片48を溝58に沿って回動すると、同図(B)に示す
ように、ブラケット41の第2取付片48が枠体25の
取付板54の裏面に潜り込んで重なり合うため、取付板
54の取付孔55に通したねじ59を第2取付片48の
ねじ孔49に螺合して締め付けることで、第2取付片4
8すなわちブラケット41を枠体25に取り付けること
ができるようになっている。
【0016】また、外枠27内の隅部のうちで、上記の
取付部51の設定された以外の2つの隅部には、ファン
モータ37から引き出された配線の接続部分を収納する
ための収納室61が形成されている。図3,4に示すよ
うに、上記の隅部において、上面から下面にわたって区
画壁62が形成され、その中が仕切壁63で仕切られ
て、一方が上記の収納室61に、他方が配線室64にな
っている。収納室61は、上面側が塞がれて下面のみが
開放されている一方、配線室64は、上下両面が開放さ
れて貫通状となっている。また、仕切壁63の下端側は
所定寸法切り欠かれて配線通路65が形成されている。
さらに、収納室61の下面側の側壁(外枠27)には、
電線の挿通孔67が開口されている。なお、吐出用の開
口11については、庫内ファン36は取り付けられない
が、同様に上記した枠体25を用いて開口11が形成さ
れる。
【0017】続いて、本実施形態の作用を説明する。断
熱箱体並びに開口は以下のような手順で製造される。ま
ず内箱22が準備されて、開口10の形成部分では、図
3に示すように、内箱22の窓孔24の口縁に、枠体2
5の下面側の鍔部30が嵌められて載せられ、重ね合わ
された部分に紙テープ70が貼られて塞がれる。続い
て、内箱22の外側に外箱21が被せられ、開口10の
形成部分では、外箱21の窓孔23の口縁が枠体25の
上面側の鍔部31にシール材71を挟んで重ねられる。
なお、外箱21における吸引側の開口10の形成用の窓
孔23の近傍には、電線の挿通孔72が予め開口されて
いる。
【0018】次に、枠体25の収納室61の側壁に形成
された挿通孔67や、外箱21の挿通孔72に適宜の閉
塞板73が貼られ、両箱21,22の間に発泡ウレタン
等の断熱材26が発泡充填される。ここで、枠体25の
外枠27にはリブ33,34が立てられて補強されてい
るので、発泡圧により変形するおそれがなく、したがっ
て枠体25の内側を治具等で受けておく必要はない。上
記により断熱箱体(本体1)が形成されるとともに、枠
体25の内側に開口10が形成される。なお、電線の挿
通孔67,72に貼られた閉塞板73は必要に応じて剥
される。また、外箱21の挿通孔72と、収納室61の
挿通孔67の間には、ドリル等を通して断熱材26に穴
を開けることによって電線挿通路75が形成される(図
8参照)。
【0019】さらに、上記のように形成された吸引側の
開口10に庫内ファン36を取り付ける手順について説
明する。まず、フロントパネル19内に設けられた電装
品に接続されたファンモータ37の駆動用の配線77
は、図8に参照して示すように、外箱21の挿通孔7
2、電線挿通路75及び挿通孔67を通り、庫内側に引
き出される。一方、庫内ファン36は、ファンモータ3
7に、図3に示すようにブラケット41が取り付けられ
る。そして、ファンモータ37を上向きにした姿勢で、
同図の矢線に示すように、庫内側から吸引側の開口10
内に挿入される。その際、ファンモータ37から引き出
された配線78は、図8に参照して示すように、枠体2
5の上面側から配線室64に通されて庫内に引き出され
る。そして、図7において説明したように、ブラケット
41の両第2取付片48を、枠体25の対応する取付部
51における取付開口53に嵌めて内壁52Aの下端面
に当てたのち、ブラケット41を下方から見て時計回り
方向に回動すると、両第2取付片48が枠体25の取付
板54の裏面に潜り込んで重なり合うため、取付板54
の取付孔55にねじ59を通して第2取付片48のねじ
孔49に螺合して締め付けることで、ブラケット41が
枠体25に固定される。これにより図8に示すように、
庫内ファン36が開口10内にほぼすっぽりと収まって
取り付けられる。
【0020】次に、ファンモータ37と電装品側から引
き出された配線77,78同士が庫内において接続され
たのち、その接続部分にキャップ79が被せられて、枠
体25に形成された収納室61内に収納される。最後
に、ファン39とともに開口10の下面側を覆うように
して、ファンカバー80がねじ止めして取り付けられ
る。なお、吐出側の開口11の下面にも、見栄え等を考
慮して同様のファンカバー80が取り付けられる。
【0021】以上によって組み付けが完了し、冷凍装置
13並びに庫内ファン36が駆動されると、庫内空気が
庫内ファン36により吸引用の開口10を通して蒸発器
のボックス16内に吸引され、そこで生成された冷気が
吐出側の開口11から貯蔵室2内に吐出されて循環流通
することによって、貯蔵室2内が冷却される。ここで、
庫内ファン36は枠体25内にほぼ収まって配されてい
るので、枠体25がシュラウドの役目をし、ファンモー
タ37の能力が最大限に発揮される。また、配線77,
78の接続部分は、上面の閉鎖された収納室61内に収
納されているので、蒸発器から水滴が滴下したような場
合にも、接続部分が濡れるといったことがない。
【0022】ファンモータ37のメンテナンスや交換を
行うべく庫内ファン36を外す場合は、以下のような手
順で行われる。まず、ねじを緩めてファンカバー80を
外す。続いて、配線77,78の接続部分を収納室61
から庫内側に引き出し、キャップ79を外して接続を解
く。続いて、ねじ59を緩めてブラケット41を枠体2
5の取付板54から外し、ブラケット41を下から見た
反時計回り方向に回動させると、ブラケット41の第2
取付片48が溝58を通って取付開口53側に抜けるた
め、そのまま庫内ファン36を庫内側へ外すことができ
る。庫内ファン36を再度取り付ける際には、上記と逆
の手順によって行える。
【0023】以上説明したように本実施形態によれば、
以下のような数々の利点を得ることができる。断熱箱体
(本体1)に開口10を形成すべく枠体25を利用して
庫内ファン36を取り付けられるようにしたから、エア
ダクト等の別個の取付部材に取り付ける場合と比較し
て、構造が簡単となる。また、庫内ファン36が開口1
0にほぼすっぽりと収まるので、貯蔵室2の容量が大き
く採れ、また貯蔵室2の天井面が意匠的に優れたものと
なる。また、ファンモータ37の配線77,78の接続
部分が、枠体25に形成された庫内側にのみ開口した収
納室61に収納できるようになっているから、接続部分
に水滴等が掛かることが防がれる。さらに、庫内ファン
36の取付取り外しを、配線作業も含めてすべて庫内側
から行えるので、メンテナンスを行う場合等にきわめて
便利となる。
【0024】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明は、断熱箱体の天井壁のみに限らず、他の
側壁に開口を形成する場合にも同様に適用することがで
きる。 (2)枠体内には、庫内ファンに限らず、他の冷却用機
器を取り付けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る冷蔵庫の外観斜視
【図2】 その部分側断面図
【図3】 断熱箱体の成形時の断面図
【図4】 枠体の斜視図
【図5】 ブラケットの斜視図
【図6】 枠体の平断面図
【図7】 ブラケットの取付手順を示す部分斜視図
【図8】 庫内ファンの取付時の断面図
【図9】 ファンカバーを取り付けた後の一部切欠正面
【符号の説明】
1…本体(断熱箱体) 1A…天井壁 10…(吸引側
の)開口 13…冷凍装置 21…外箱 22…内箱
23,24…窓孔 25…枠体 26…断熱材36…庫
内ファン 41…ブラケット 51…取付部 61…収
納室 77,78…配線 79…キャップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内箱と外箱の間に断熱材を発泡充填する
    ことで断熱箱体が形成され、かつこの断熱箱体に、断熱
    箱体の外部に設置された冷凍装置と内部とを連通する開
    口を形成する部分における構造であって、 前記内箱と外箱の開口縁の間を閉鎖する枠体を備え、か
    つこの枠体に冷却用機器を取り付ける取付手段を設けた
    ことを特徴とする断熱箱体における開口形成構造。
  2. 【請求項2】 前記取付手段は、前記冷却用機器を断熱
    箱体の内部側から取り付け可能に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の断熱箱体における開口形成構
    造。
  3. 【請求項3】 前記枠体には、前記冷却用機器から引き
    出された配線の接続部分を収納する収納室が設けられて
    いることを特徴とする請求項1または請求項2記載の断
    熱箱体における開口形成構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008309372A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
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