JPH0731101Y2 - コンテナ用冷凍装置の電源ケーブル収納構造 - Google Patents

コンテナ用冷凍装置の電源ケーブル収納構造

Info

Publication number
JPH0731101Y2
JPH0731101Y2 JP10935690U JP10935690U JPH0731101Y2 JP H0731101 Y2 JPH0731101 Y2 JP H0731101Y2 JP 10935690 U JP10935690 U JP 10935690U JP 10935690 U JP10935690 U JP 10935690U JP H0731101 Y2 JPH0731101 Y2 JP H0731101Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
opening
power cable
closing plate
outside
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10935690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0468979U (ja
Inventor
剛 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP10935690U priority Critical patent/JPH0731101Y2/ja
Publication of JPH0468979U publication Critical patent/JPH0468979U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0731101Y2 publication Critical patent/JPH0731101Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/40Refrigerating devices characterised by electrical wiring

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば海上輸送用コンテナなどのコンテナ個
々に設置するコンテナ用冷凍装置における電源ケーブル
収納構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種コンテナ用冷凍装置においては、例えば実
開昭57-195083号公報に開示されるように、正面板をコ
ンテナボックスの庫内側となし、該正面板を除く本体を
庫外側となしたケーシングに上下方向略中間部の仕切板
によって庫内側ユニット室と庫外側ユニット室とをそれ
ぞれ区画形成し、上記庫内側ユニット室には少なくとも
蒸発器および庫内側ファン(例えばプロペラファンな
ど)を収納する一方、上記庫外側ユニット室には少なく
とも凝縮器、庫外側ファンおよび圧縮機を収納する。そ
して、上記正面板にはコンテナボックス内の空気を吸入
する庫内空気吸入口およびコンテナボックス内へ空気を
吹出す庫内空気吹出口をそれぞれ設け、上記庫内空気吸
入口と庫内空気吹出口とを、上記庫内側ユニット室内に
おけるケーシングの正面板と本体との間の側方(左右端
側)を上下方向に延びる空気通路によって連通してい
る。この場合、正面板の庫内空気吸入口から庫内側ファ
ンにより吸引された空気は、空気通路を介して正面板の
庫内空気吹出口から吹出された後、コンテナボックス内
(庫内)を上下方向に循環して再び庫内空気吸入口から
吸込まれるようになっている。
そして、このようなコンテナ用冷凍装置の各機器(蒸発
器,庫内側ファン,凝縮器,庫外側ファンおよび圧縮機
など)は、庫外側ユニット室に設けられた,コントロー
ルボックスの密閉ケーシング内に設けられた電気部品に
より制御されている。その場合、コンテナ用冷凍装置
は、港湾基地停止時は陸上の電力を電源に、海上輸送時
やトラック輸送時は発電機などの別電源でそれぞれ運転
されるため、庫内側ユニット室内には、電圧値の異なる
200Vと400Vに対応する2種類の電源ケーブルが収納され
ている。
また、上記2種類の電源ケーブルは、コントロールボッ
クスの薄型化が効果的になされるよう,ケーシングの正
面板に対して略直交する軸心周りに巻回して収納されて
いる。そして、庫外側ユニット室内には、ケーシングの
正面板と略平行で且つケーシングに対して前後方向に回
動自在に枢支された開閉板が設けられ、該開閉板の後面
のポケット内に上記2種類の電源ケーブルのうちの一方
の電源ケーブルが収納されている一方、開閉板後面のポ
ケットよりも前方(庫内側)のケーシング内の空間に他
方の電源ケーブルが収納されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上記2種類の電源ケーブルを取り出す場合、
開閉板後面のポケット内に収納された一方の電源ケーブ
ルは、開閉板を回動させて開いたのちその後面のポケッ
トから引き出すことにより取り出される一方、開閉板後
面のポケットよりも後方のケーシング内の空間に収納さ
れた他方の電源ケーブルは、開閉板を同様に回動させて
開いたのち手を奥(空間)までに差し入れて引き出すこ
とにより取り出される。また、上記2種類の電源ケーブ
ルを収納する場合、各電源ケーブルは作業者自らの手で
巻回した状態にしてから開閉板後面のポケット内又はポ
ケットよりも後方の空間内にそれぞれ収納される。
すなわち、上記2種類の電源ケーブルを取り出す際に
は、開閉板を必ず開かなければならず、開閉板の回動作
業を伴う上、特に、他方の電源ケーブルを取り出す際に
は手を奥まで差し入れる必要がある。このため、電源ケ
ーブルを取り出す作業が煩わしいものとなる。
また、上記2種類の電源ケーブルを収納する際にも、同
様に開閉板の回動作業を伴う上、作業者自らの手で各電
源ケーブルを適宜巻回した状態にする巻回作業と、巻回
した各電源ケーブルを開閉板後面のポケット内又はポケ
ットよりも後方の空間内に適宜収納する収納作業とが必
要になる。このため、各電源ケーブルを収納する作業は
手間を要して煩わしいものとなる。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、開閉板の回動により2種類の電源ケーブ
ルの収納スペースが外方に露呈しつつ、それらの収納ス
ペース内に各電源ケーブルが巻回しながら収納されるよ
う,開閉板に改良を加えて、各電源ケーブルの取り出し
時および収納時におけるサービス性の向上を図ろうとす
るものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、先ず、請求項(1)に係る考
案が講じた手段は、コンテナ用冷凍装置の電源ケーブル
収納構造として、正面板(11)をコンテナボックス
(1)の庫内側(A)となし、本体(16)を庫外側
(B)となしたケーシング(3)には上下方向略中間部
の仕切板(4)によって庫内側ユニット室(5)と庫外
側ユニット室(6)とがそれぞれ区画形成され、上記庫
内側ユニット室(5)には少なくとも蒸発器(33)およ
び庫内側ファン(32)が収納されている一方、上記庫外
側ユニット室(6)には少なくとも凝縮器(34)、庫外
側ファン(35)および圧縮機(36)が収納されてなるコ
ンテナ用冷凍装置(2)を前提とする。
そして、上記庫外側ユニット室(6)に、電圧仕様の異
なる2種類電源ケーブル(71),(72)を収納する。さ
らに、上記ケーシング(3)の正面板(11)と略平行で
且つケーシング(3)に対して前後方向に回動自在に枢
支された開閉板(75)を設け、該開閉板(75)の前後面
(75a),(75b)に、その前後面(75a),(75b)より
略直交する方向へ延びる複数本の棒(76),…を設ける
とともに、上記開閉板(75)の前面(75a)の棒(7
6),…及び後面(75b)の棒(76),…に、上記2種類
の電源ケーブル(71),(72)をそれぞれ個別に巻回す
る構成としたものである。
また、請求項(2)が講じた手段は、開閉板(75)の前
面(75a)に、その上部の左右で2本の棒(76),(7
6)を設けると共に下部に電源ケーブル(71)を保持す
るためのポケット(77)を設ける一方、開閉板(75)の
後面(75b)に、その上部および下部の左右で4本の棒
(76),…を設ける構成としたものである。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)に係る考案では、2種
類の電源ケーブル(71),(72)を適宜取り出す場合、
開閉板(75)の前面(75a)に収納される一方の電源ケ
ーブル(71)は、開閉板(75)を回動させて開くことな
く複数本の棒(76),…の周りから外して引き出すこと
により取り出される一方、開閉板(75)の後面(75b)
に収納される他方の電源ケーブル(72)は、開閉板(7
5)を回動させて開いたのち複数本の棒(76),…の周
りから外して引き出すことにより取り出される。また、
上記2種類の電源ケーブル(71),(72)を適宜収納す
る場合、一方の電源ケーブル(71)は、開閉板(75)を
回動させることなくその前面(75a)の複数本の棒7
6),…の周りを巻回させて収納される一方、他方の電
源ケーブル(72)は、開閉板(75)を回動させてその後
面(75b)の複数本の棒(76),…の周りを巻回させた
のち開閉板(75)を回動させて閉じることにより収納さ
れる。
このため、上記2種類の電源ケーブル(71),(72)の
うち、開閉板(75)前面(75a)の複数本の棒(76),
…の周りに巻回された一方の電源ケーブル(71)を取り
出す際には開閉板(75)を回動させる作業が不要となる
一方、開閉板(75)後面(75b)の複数本の棒(76)の
周りに巻回された他方の電源ケーブル(72)を取り出す
際には作業者が手を奥まで差し入れて引き出す作業が不
要となる。
また、請求項(2)に係る考案では、2種類の電源ケー
ブル(71),(72)を適宜取り出す場合、開閉板(75)
の前面(75a)に収納される一方の電源ケーブル(71)
は、開閉板(75)を回動させることなく2本の棒(7
6),(76)の周りから外してポケット(77)より引き
出すことによって容易に取り出される一方、開閉板(7
5)の後面(75b)に収納される他方の電源ケーブル(7
2)は、開閉板(75)を回動させたのちその後面(75b)
上下部の左右で4本の棒(76),…により形成される,
取り外し及び巻き取りの容易な軸を構成する四角柱の周
りから外して引き出すことにより容易に取り出される。
また、上記2種類の電源ケーブル(71),(72)を適宜
収納する場合、一方の電源ケーブル(71)は、開閉板
(75)を回動させることなくその前面(75a)の2本の
棒(76),(76)の周りを巻回させながらその巻回下部
をポケット(77)内に収めることにより容易に収納され
る一方、他方の電源ケーブル(72)は、開閉板(75)を
回動させてその後面(75b)の4本の棒(76),…(四
角柱の軸)の周りを巻回させたのち開閉板(75)を回動
させて閉じることにより容易に収納される。
また、一方の電源ケーブル(71)は、その巻回下部が開
閉板(75)前面(75a)のポケット(77)内に収められ
ているので、振動・衝撃などによって上記一方の電源ケ
ーブル(71)がずれ落ちることが確実に防止される。
(考案の効果) 以上の如く、請求項(1)に係る考案によれば、開閉板
(75)前面(75a)の一方の電源ケーブル(71)を取り
出したり収納したりする際に開閉板(75)の回動作業が
不要となる上、開閉板(75)後面(75b)の他方の電源
ケーブル(72)を取り出したり収納したりする際に作業
者が手を奥まで差し入れて引き出す作業や作業者自らの
手で巻回した電源ケーブルを奥まで差し入れて収納する
作業が不要となり、2種類の電源ケーブル(71),(7
2)のサービス性を向上させることができる。
また、請求項(2)に係る考案によれば、開閉板(75)
前面(75a)の一方の電源ケーブル(71)を取り出した
り収納したりする際にはその巻回下部をポケット(77)
より引き出したり収めたりすることによって容易に行わ
れる一方、他方の電源ケーブル(72)を取り出したり収
納したりする際には4本の棒(76),…により取り外し
及び巻き取りの容易な軸を構成する四角柱によって容易
に行われて、2種類の電源ケーブル(71),(72)のサ
ービス性をさらに向上させることができる。しかも、上
記一方の電源ケーブル(71)の巻回下部を開閉板(75)
前面(75a)のポケット(77)内に収めて、振動・衝撃
などによる一方の電源ケーブル(71)のずれ落ちを確実
に防止することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図ないし第5図は本考案に係るコンテナ用冷凍装置
の実施例を示し、(1)はコンテナボックス、(2)は
冷凍装置であって、該冷凍装置(2)は、上記コンテナ
ボックス(1)の一端開口部(開口面)を封ずるように
据付けられている。また、(3)は、上記冷凍装置
(2)のアルミニウム製のケーシングであって、このケ
ーシング(3)の正面板(11)を上記コンテナボックス
(1)の庫内側(A)となし、この正面板(11)を除く
本体(16)(後述する)を庫外側(B)となしている。
さらに、上記ケーシング(3)内の上下方向略中央部に
は仕切板(4)が設けられており、該仕切板(4)によ
って、ケーシング(3)に上方に庫内側ユニット室
(5)と下方の庫外側ユニット室(6)とがそれぞれ区
画形成されている。
上記ケーシング(3)は、上述した庫内側(A)の正面
板(11)と、庫外側(B)となる,天板(12)、底板
(13)、両側面板(14),(14)、背面板(15)からな
る本体(16)とで形成されている。また、上記正面板
(11)の上部には横方向に延びる細長い庫内空気吸入口
(17)が設けられているとともに、正面板(11)の下部
には横方向に延びる細長い庫内空気吹出口(18)が設け
られている。さらに、上記庫内側ユニット室(5)のケ
ーシング(3)はその庫内側(A)面にFRP(強化プラ
スチック)製の裏板(19)が設けられて、グラスファイ
バもしくは発泡製合成樹脂等の断熱材(20)を介在させ
たハウジング(21)によって形成されている。
また、上記庫内側ユニット室(5)内には、4個のモー
タ(31),…4個の庫内側ファン(32),…、および蒸
発器(33)がそれぞれ収納されている。一方、上記庫外
側ユニット室(6)内には、凝縮器(34)、庫外側ファ
ン(35),(35)、圧縮機(36)、および密閉ケーシン
グ(37)内に各種電気部品(38),…を配置してなるコ
ントロールボックス(39)などが収納されている。そし
て、上記蒸発器(33)、凝縮器(34)、および圧縮機
(36)などは、図示しない冷媒配管によって冷媒の循環
可能に接続されていて、圧縮機(36)の容量制御や各フ
ァン(32),(35)の風量制御などの冷凍装置(2)の
制御および運転状態の記録が上記コントロールボックス
(39)内の各種電気部品(38),…によりなされてい
る。この場合、コントロールボックス(39)の密閉ケー
シング(37)は耐蝕アルミニウムにより成形されて、各
種電気部品(38)のねじ止めが不可能であるために、コ
ントロールボックス(39)の密閉ケーシング(37)の底
面に対して10mm程度の隙間を有して取付けられた鉄製の
電気部品取付板(40)に各種電気部品(38)を取付けて
いる。
上記ケーシング(3)(庫内側ユニット室(5))内の
天板(12)と仕切板(4)との間には、蒸発器室(41)
が設けられており、該蒸発器室(41)の上下方向略中央
位置には、上述した蒸発器(33)が設けられている。該
蒸発器(33)は、その吸入面(33a)が上記天板(12)
に対向するように上向き状態で配置されている。そし
て、上記蒸発器室(41)は、上記庫内空気吸入口(17)
を介してコンテナボックス(1)内に連通しており、庫
内空気吸入口(17)を介して蒸発器(33)を通過したコ
ンテナボックス(1)内の空気は蒸発器(33)で熱交換
し、ドレン水は下方に滴下して図示しないドレンパンに
貯溜され、コンテナボックス(1)外へのドレン水の排
出はドレンパイプ(図示せず)によってなされている。
また、上記蒸発器室(41)の左右側方には、上記庫内側
ユニット室(5)(冷凍装置(2))の左右側端部を上
下方向へ延びて,上記正面板(11)の左右側端部と裏板
(19)(背面板(15))の左右側端部とから形成された
第1および第2空気通路(51),(52)の上流端が連通
されている。上記蒸発器室(41)と各空気通路(51),
(52)との間には、蒸発器室(41)の左右側部に取付け
られた側部遮蔽板(53),(53)が設けられている。該
側部遮蔽板(53),(53)は、上方へ延びて上記庫内空
気吸入口(17)の左右側端部に取付けられている。ま
た、上記蒸発器(33)の中央部には、上方へ延びて上記
庫内空気吸入口(17)の左右中間位置に連結された中央
遮蔽板(54)が設けられていて、庫内空気吸入口(17)
を介したコンテナボックス(1)内の空気を蒸発器(3
3)の左右にそれぞれ配分するようにしている。
上記各遮蔽板(53),(54)により仕切られた庫内空気
吸入口(17)と蒸発器(33)との間には、上述のモータ
(31),…が2つずつ設けられていて、該各モータ(3
1)の軸(61)は、上記ケーシング(3)の上下方向
(ケーシング(3)の正面板(11)および背面板(15)
に対して平行な方向)に延びている。また、上記各モー
タ(31)の軸(61)には、上記庫内側ファン(32)…が
それぞれ取付けられている。上記各庫内側ファン(32)
はプロペラファンであって、モータ(31)は左右一対の
ステー(62),(62)を介して取付けられており、上記
各庫内側ファン(32)によって、上記庫内空気吸入口
(17)を介して導かれた庫内空気が上記仕切板(14)中
央部の盛り上がった山型の傾斜面(4a)に沿って各空気
通路(51),(52)に導かれるようになっている。上記
各庫内ファン(32)の外側には、上記各遮蔽板(53),
(54)間に亘るように水平方向へ延びて設けられた水平
遮蔽板(63)によって吸込口(64a)側と吹出口(64b)
側とに区画され、該水平遮蔽板(63)に庫内側ファン
(32)が各ステー(62)により取付けられている。さら
に、上記各モータ(31)および各庫内側ファン(32)が
対応するケーシング(3)の背面板(15)には、蓋部材
(65),(65)により外方側(庫外側(B))から覆わ
れた開孔部(66),(66)が設けられていて、各モータ
(31)および各庫内側ファン(32)がケーシング(3)
(コンテナボックス(1))の外方側から点検又は交換
されるようにしている。そして、上記各空気通路(5
1),(52)の下流端(下端)は、上記庫内空気吹出口
(18)に連通されていて、該各空気通路(51),(52)
によって、庫内空気吸入口(17)と庫内空気吹出口(1
8)とが連通されている。尚、上記コンテナボックス
(1)内の底面部(1a)には、上記ケーシング(3)の
正面板(11)に対して直交する方向に延びるH鋼(6
7),…が所定間隔置きに敷設されている。
そして、第1図および第2図にも示すように、上記庫外
側ユニット室(6)内におけるコントロールボックス
(39)の密閉ケーシング(20)の下方には、電圧仕様の
異なる2種類の第1電源ケーブル(71)および第2電源
ケーブル(72)がそれぞれ収納されている。該各電源ケ
ーブル(71),(72)は、ISO(国際標準化機構)規定
の二重定格電源つまり200V又は400V切換用の電源ケーブ
ルであって、港湾基地停止時には陸上の電力を電源に、
海上輸送時やトラック輸送時には発電機などの別電源に
各電源ケーブル(71),(72)のコネクタ(71a),(7
2a)が適宜接続されて冷凍装置(2)が運転されるよう
にしている。また、上記庫外側ユニット室(6)前端の
周縁部には、上記ケーシング(3)の正面板(11)と略
平行な化粧板(73)が設けられている。さらに、上記密
閉ケーシング(20)の下方に対応するケーシング(3)
の側面板(14)には、正面板(11)と略平行で且つ側面
板(14)に対して上下一対のヒンジ(74),(74)によ
り外開き可能(回動自在)に枢支された開閉板(75)が
設けられている。上記開閉板(75)の前後面(75a),
(75b)には、その前後面(75a),(75b)より略直交
する方向(略水平方向)へ延びる複数本の棒(76),…
がそれぞれ設けられている。上記開閉板(75)の前面
(75a)には、その上部の左右で2本の棒(76),(7
6)が設けられているとともに下部に上記化粧板(73)
と前端面が面一状となる断面略コ字状のポケット(77)
が設けられている。一方、上記開閉板(75)の後面(75
b)には、その上部および下部の左右で4本の棒(7
6),…が設けられている。そして、上記開閉板(75)
の前面(75a)の2本の棒(76),(76)を繋ぐ上辺の
周りには上記200V用の第1電源ケーブル(71)が巻回さ
れており、その巻回下部には上記ポケット(77)内に収
められて収納されている。また、上記開閉板(75)の後
面(75b)の4本の棒(76),…で囲まれた略四角柱の
周りには上記400V用の第2電源ケーブル(72)が巻回さ
れて収納されている。
尚、上記庫外側ユニット室(6)では、庫外側ファン
(35)により吸込まれたコンテナボックス(1)外の空
気が凝縮器(34)で熱交換されるように成っている。
次に、冷凍動作について説明するが、正面板(11)(ケ
ーシング(3))の庫内空気吸入口(17)から蒸発器室
(41)内の4つの庫内側ファン(32),…によって吸引
されたコンテナボックス(1)内の空気は、蒸発器(3
3)を通過して低温となった後、庫内側ユニット室
(5)内の左右側方を上下方向に延びる各空気通路(5
1),(52)側へ仕切板(4)の傾斜面(4a)に沿って
導かれる。そして、この冷却空気は、上記各空気通路
(51),(52)を通って、正面板(11)の庫内空気吹出
口(18)からH鋼(67)を介してコンテナボックス
(1)内(庫内)に吹出される。
一方、2種類の第1および第2電源ケーブル(71),
(72)を適宜取り出す場合、開閉板(75)の前面(75
a)に収納される第1電源ケーブル(71)は、開閉板(7
5)を回動させて開くことなく2本の棒(76),(76)
の周りから外してポケット(77)より引き出すことによ
って容易に取り出される一方、開閉板(75)の後面(75
b)に収納される第2電源ケーブル(72)は、開閉板(7
5)を回動させて開いたのちその後面(75b)上下部の左
右で4本の棒(76),…により形成される,取り外し及
び巻き取りの容易な軸を構成する四角柱の周りから外し
て引き出すことにより容易に取り出される。また、上記
2種類の第1および第2電源ケーブル(71),(72)を
適宜収納する場合、第1電源ケーブル(71)は、開閉板
(75)を回動させて開くことなくその前面(75a)の2
本の棒(76),(76)の周りを巻回させながらその巻回
下部をポケット(77)内に収めることにより容易に収納
される一方、第2電源ケーブル(72)は、開閉板(75)
を回動させて開き、その後面(75b)の4本の棒(7
6),…(四角柱の軸)の周りを巻回させたのち開閉板
(75)を回動させて閉じることにより容易に収納され
る。
このため、上記2種類の第1および第2電源ケーブル
(71),(72)のうち、開閉板(75)前面(75a)の2
本の棒(76),(76)の周りに巻回された第1電源ケー
ブル(71)を取り出す際には開閉板(75)を回動させる
作業が不要となる一方、開閉板(75)後面(75b)の4
本の棒(76),…の周りに巻回された第2電源ケーブル
(72)を取り出す際には作業者が手を奥まで差し入れて
引き出す作業が不要となる。この結果、2種類の第1お
よび第2電源ケーブル(71),(72)のサービス性を効
果的に向上させることができる。
また、第1電源ケーブル(71)は、その巻回下部が開閉
板(75)前面(75a)のポケット(77)内に収められて
いるので、振動・衝撃などによって上記第1電源ケーブ
ル(71)がずれ落ちることを確実に防止することができ
る。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、そ
の他種々の変形例を包含するものである。例えば、上記
実施例では、開閉板(75)の前面(75a)下部にポケッ
ト(77)を設けたが、ポケットを設けずに棒のみで第1
電源ケーブルが巻回されて収納されるようにしても良
い。また、開閉板の後面下部にポケットが設けられるよ
うにしてもよい。
また、上記実施例では、開閉板(75)の前後面(75
a),(75b)にその前後面(75a),(75b)に対して略
直交する水平方向へ延びる棒(76),…を設けたが、開
閉板の前後面上部に位置する棒がその先端を若干上向に
して設けられるようにしても良く、この場合には各電源
ケーブルの振動・衝撃によるずれ落ちを効果的に防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は庫外側よ
り視た各電源ケーブルの収納部付近の斜視図、第2図は
上方より視た各電源ケーブルの収納部付近の平面図、第
3図は冷凍装置を庫外側から視たコンテナボックスの背
面図、第4図は第5図のIV-IV線における断面図、第5
図は正面板を取外した状態のコンテナボックスの縦断正
面図である。 (1)……コンテナボックス (2)……冷凍装置 (3)……ケーシング (4)……仕切板 (5)……庫内側ユニット室 (6)……庫外側ユニット室 (11)……正面板 (16)……本体 (31)……モータ (32)……庫内側ファン (33)……蒸発器 (34)……凝縮器 (35)……庫外側ファン (36)……圧縮機 (37)……密閉ケーシング (38)……電気部品 (39)……コントロールボックス (71)……第1電源ケーブル (72)……第2電源ケーブル (75)……開閉板 (76)……棒 (77)……ポケット (A)……庫内側 (B)……庫外側

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面板(11)をコンテナボックス(1)の
    庫内側(A)となし、本体(16)を庫外側(B)となし
    たケーシング(3)には上下方向略中間部の仕切板
    (4)によって庫内側ユニット室(5)と庫外側ユニッ
    ト室(6)とがそれぞれ区画形成され、上記庫内側ユニ
    ット室(5)には少なくとも蒸発器(33)および庫内側
    ファン(32)が収納されている一方、上記庫外側ユニッ
    ト室(6)には少なくとも凝縮器(34)、庫外側ファン
    (35)および圧縮機(36)が収納されてなるコンテナ用
    冷凍装置(2)において、 上記庫外側ユニット室(6)には、電圧仕様の異なる2
    種類電源ケーブル(71),(72)が収納されており、上
    記ケーシング(3)の正面板(11)と略平行で且つケー
    シング(3)に対して前後方向に回動自在に枢支された
    開閉板(75)が設けられ、該開閉板(75)の前後面(75
    a),(75b)には、その前後面(75a),(75b)より略
    直交する方向へ延びる複数本の棒(76),…が設けられ
    ているとともに、上記開閉板(75)の前面(75a)の棒
    (76),…及び後面(75b)の棒(76),…には、上記
    2種類の電源ケーブル(71),(72)がそれぞれ個別に
    巻回されていることを特徴とするコンテナ用冷凍装置の
    電源ケーブル収納構造。
  2. 【請求項2】開閉板(75)の前面(75a)は、その上部
    の左右で2本の棒(76),(76)を有していると共に下
    部に電源ケーブル(71)を保持するためのポケット(7
    7)を有している一方、開閉板(75)の後面(75b)は、
    その上部および下部の左右で4本の棒(76),…を有し
    ている請求項(1)記載のコンテナ用冷凍装置の電源ケ
    ーブル収納構造。
JP10935690U 1990-10-17 1990-10-17 コンテナ用冷凍装置の電源ケーブル収納構造 Expired - Lifetime JPH0731101Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10935690U JPH0731101Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 コンテナ用冷凍装置の電源ケーブル収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10935690U JPH0731101Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 コンテナ用冷凍装置の電源ケーブル収納構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0468979U JPH0468979U (ja) 1992-06-18
JPH0731101Y2 true JPH0731101Y2 (ja) 1995-07-19

Family

ID=31856545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10935690U Expired - Lifetime JPH0731101Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 コンテナ用冷凍装置の電源ケーブル収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0731101Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2564426Y2 (ja) * 1992-09-05 1998-03-09 三菱重工業株式会社 コンテナ用冷凍ユニットの電源ケーブル収納構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0468979U (ja) 1992-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7234320B2 (en) Modular refrigeration unit and refrigerator
US20040134221A1 (en) Modular refrigeration unit and refrigerator
JP2009052833A (ja) トレーラ用冷凍装置
KR920002185B1 (ko) 냉각 쇼우케이스
JPH0731101Y2 (ja) コンテナ用冷凍装置の電源ケーブル収納構造
JP4691144B2 (ja) 電子機器収容ラック
JPH05240460A (ja) 局所冷房機
JPH01139384A (ja) 鉄道用コンテナ冷却装置
JPH0731114Y2 (ja) コンテナ用冷凍装置のコントロールボックス構造
JPH0718951Y2 (ja) コンテナ用冷凍装置の配線構造
JPH0731113Y2 (ja) コンテナ用冷凍装置のスイッチ構造
JP3564436B2 (ja) ポンプ車
JPH09243233A (ja) 冷却貯蔵庫
JP3553771B2 (ja) 断熱箱体における開口形成構造
JPS6320939Y2 (ja)
JPS6230713Y2 (ja)
JP3207350B2 (ja) 保冷庫
JPH0117023Y2 (ja)
JP2564426Y2 (ja) コンテナ用冷凍ユニットの電源ケーブル収納構造
JPH0325271A (ja) 冷却貯蔵庫
JPH0248796Y2 (ja)
JP3649966B2 (ja) 冷蔵庫
JP3030154B2 (ja) 空気調和機
JP2009192118A (ja) 冷却庫
JP3942454B2 (ja) 冷却庫