JPS6320939Y2 - - Google Patents

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JPS6320939Y2
JPS6320939Y2 JP6111183U JP6111183U JPS6320939Y2 JP S6320939 Y2 JPS6320939 Y2 JP S6320939Y2 JP 6111183 U JP6111183 U JP 6111183U JP 6111183 U JP6111183 U JP 6111183U JP S6320939 Y2 JPS6320939 Y2 JP S6320939Y2
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cable
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cables
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JP6111183U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンテナ用冷凍装置、詳しくは蒸発
器を内装した冷却室と、圧縮機及び凝縮器を内装
した機械室とを備え、該機械室に電気部品箱と電
源へのケーブル収納部とを設けたコンテナ用冷凍
装置に関する。
この種コンテナ用冷凍装置は、電圧仕様の異な
る2種類のケーブル、例えば200V、400V仕様の
ケーブルを備え、該各ケーブルを前記機械室に設
けるケーブル収納部に個別に収納させ、前記冷凍
装置の運転時に、前記各ケーブルの内電源の電圧
と対応するケーブルを用いて、該ケーブルを電源
に接続させることにより前記冷凍装置を運転させ
るごとくしている。
しかして前記各ケーブルをケーブル収納部に個
別に収納させるにあたつて、従来では、例えば実
開昭57−195083号公報に示されるごとく、ケーブ
ル収納部を前後2つに区画して、この前、後収納
部にそれぞれ前記各ケーブルを収納させるごとく
している。
即ち、第4図に示すごとく、前記ケーブル収納
部aの前面側に前板bを蝶番cを介して揺動可能
に取付け、前記前板bの内側にケーブル収納ポケ
ツトdを設けると共に、該収納ポケツトdの内壁
で区画される奥内部に収納空間eを形成して、前
記ポケツトd及び収納空間e内にそれぞれ電圧仕
様の異なる第1及び第2ケーブルC1,C2を縦巻
きにして収納させるごとくしている。
ところが前記のごときケーブル収納手段では、
特に前記ポケツトdの奥内部に設けた収納空間e
から第2ケーブルC2を取出すとき、前記前板b
と固定枠fとの間に設ける固定ねじgを取外し
て、前記ポケツトdを蝶番cを中心に前方側に揺
動させ、前記収納空間eを開放させる必要があ
り、従つて前記第2ケーブルC2を取出すのに、
面倒な作業と長時間を必要とする問題があつた。
また、ケーブル収納作業についても、縦巻である
ので適切な径で全長に亘り巻取ることが難しく手
間もかゝり、特に第2ケーブルC2については収
納部a外である程度巻取つた後所定位置eに設置
後残りを巻取らねばならず、別途作業スペースが
必要となり、且つ作業性も極めて悪いという問題
もあつた。また、揺動部を有するため耐久性の面
でも好ましくなかつた。
そこで本考案者は、ケーブル収納部を上下に区
画して、この上下収納部の前面側をそれぞれ開放
させ、該各開放部から各収納部にそれぞれケーブ
ルを出入するごとく構成すると、ケーブルを横巻
きに収納できながら各ケーブルの取出及び収納作
業が簡単に行なえると考えたのである。
しかしてケーブル収納部を上下に区画して、上
下収納部を形成し、この各収納部の前面側に所要
高さの前壁をそれぞれ設けて各収納部に収納する
各ケーブルの脱落を防止するごとくなすと共に、
前記各前壁の上部に各ケーブルの出入れに必要な
空間をそれぞれ形成し、該各空間を介して前記各
ケーブルを各収納部に出入れするごとくしたので
ある。
ところで前記各収納部は、各ケーブルを収納す
るのに必要な充分な深さを確保する必要があり、
しかも前記各前壁の上部には各ケーブルを出入れ
し易いように充分な空間を確保する必要がある。
しかしながら前記ケーブル収納部の大きさは、
冷凍装置に内蔵される各種機器の設置スペースと
の関係で所定大きさに限定されているのであり、
従つて前記上側収納部の深さを深くすれば、該収
納部にケーブルを収納するのに必要な充分な大き
さが確保される反面、この上側収納部の上側前壁
と前記下側収納部の下側前壁との空間、つまり下
側収納部のケーブル出入空間が小さくなつて、ケ
ーブルの出入れに支障をきたすのであり、またこ
の問題に対処すべく前記上側収納部を上方に位置
させて、この収納部の上側前壁と前記下側収納部
の下側前壁との間に形成される下側収納部のケー
ブル出入空間を大きくすれば、ケーブルの出入れ
が行ない易くなる反面、上側収納部が浅くなつ
て、該収納部にケーブルを収納するのに充分な大
きさを確保できない、相矛盾する問題が生じたの
である。
本考案は以上のごとき考察のもとに考案したも
ので、その目的は、ケーブル収納部を上下に区画
する区画棚の配設構造を工夫することにより前記
上下収納部に各ケーブルを収納するのに必要充分
な大きさを確保できながら、しかも各収納部に各
ケーブルを出入れするのに必要充分な大きさの出
入空間を確保でき、ケーブルを収納部前面から簡
易に出入収納できるコンテナ用冷凍装置を提供せ
んとするものである。
しかして斯ゝる目的を達成するため本考案の構
成は、前記ケーブル収納部の上下中間部に、該収
納部を上下に区画する区画棚を設けて、上側収納
部と下側収納部とを形成すると共に、前記区画棚
の前端と下側収納部の底壁前端とに、それぞれ上
側前壁及び下側前壁を設ける一方、前記区画棚を
前端から後端に向かつて下側に傾斜させたのであ
る。
以下本考案にかゝるコンテナ用冷凍装置の実施
例を図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図乃至第3図に示すコンテナ用冷凍装置
は、上部に蒸発器1を内装した冷却室2を配置
し、かつ該冷却室2の下部に圧縮機3及び水冷式
凝縮器4を内装した機械室5を配置すると共に、
この機械室5の一側で上部側に電気部品箱6を外
部に露出させて設ける一方、前記部品箱6の下部
位置にケーブル収納部7を設けている。
しかして前記冷凍装置において、前記ケーブル
収納部7の上下方向中間部に該収納部7を上下に
区画する区画棚8を設けて、該棚8により前記収
納部7に上側収納部7aと下側収納部7bを形成
し、この各収納部7a,7bにそれぞれ電圧仕様
の異なる2種類(例えば200V用と400V用)の第
1及び第2ケーブルC1,C2を巻回させた状態で
横向きに収納するごとくなす。
また前記区画棚8の前端と、前記下側収納部7
bにおける底壁前端とには、それぞれ上側前壁7
a及び下側前壁9bを設けて該各前壁9a,9b
により前記各収納部7a,7bに収納する各ケー
ブルC1,C2の脱落を防止するごとくなすと共に、
前記上側前壁9aの上端と前記電気部品箱6の下
端との間に、前記上側収納部7aのケーブル出入
空間10aを形成する一方、前記上側前壁9aの
下端と下側前壁9bの上端との間に、前記下側収
納部7bのケーブル出入空間10bを形成して、
これらの各出入空間10a,10bから前記各収
納部7a,7bに各ケーブルC1,C2を出入れす
るごとくなすのである。
また前記各収納部7a,7bを上下区画する区
画棚8は、その前端から後端に向かつて下側に傾
斜するごとく取付けるのであり、斯くすることに
より前記各前壁9a,9b間の間隔を拡大して、
前記下側収納部7bのケーブル出入空間10bを
大となし、第2ケーブルC2の出入れを行ない易
くするという利点を得ながら、しかも前記区画棚
8の下方への傾斜によつて前記上側収納部7aの
深さを深くし、つまりケーブル収納空間を増大し
て該収納部7aに第1ケーブルC1を脱落を防止
しながら収納維持するのに必要充分な大きさを確
保することができるのである。
前記下側収納部7bは、区画棚8を前述の如く
その前端から後端に向つて下側に傾斜させて設け
ることにより、収納空間が小となるが、前記区画
棚8は下側収納部7bの上部位置、つまり第2ケ
ーブルC2の収納時に空隙となる上部位置に傾斜
位置させるのであり、従つて下側収納部7bのケ
ーブル収納に必要な収納空間は充分に確保できる
のである。
但し、この場合電気部品箱6と上側収納部7a
との間のケーブル収納空間10aの方が下側の出
入空間10bよりも大きくとりやすいため、上側
収納部7a側へサービス頻度の高い種類のケーブ
ルを収納するようにすれば、作業性の面で実用上
更に有利となる。
本実施例においては、前記ケーブル収納部7を
機械室5の一側下部で、該機械室5の側壁5aと
背面壁5b及び底壁5cで囲まれる空間内に形成
しており、前記機械室5の側壁5aと所定間隔を
置いて対向するごとく、前記底壁5c上にL形の
支持枠11を立設させて、この支持枠11と前記
側壁5a及び背壁5bに、前記区画棚8を傾斜状
に支持させている。
また前記上側前壁9aは、前記区画棚8の前端
に垂直状に固定して、この前壁9aの幅方向両端
を前記側壁5aと支持枠11とに固定すると共
に、前記下側前壁9bは上側前壁9aの下方位置
で、前記側壁5aと支持枠11とに幅方向両端を
固定支持させている。
図中P1,P2は第1,第2ケーブルC1,C2のプ
ラグであつて、このプラグP1,P2の何れかを電
圧仕様に応じて電源に接続することにより、電気
部品箱6内の電気機器に通電して、この電気機器
の作動により圧縮機3その他の冷凍装置内諸機器
を駆動させて冷凍運転を行なうごとくしている。
また図中12は電気部品箱6の前面に設けた操
作パネル、13は機械室5の上部で空気取入口1
4の内方に設けた空冷式凝縮器、15はこの凝縮
器13の送風フアン、16は圧縮機3の側方に設
けたアキユムレータ、17は冷却室2内に設けた
蒸発器1の送風フアンで、該フアン17により冷
却風をコンテナ庫内に送風するごとくしている。
以上説明したごとく本考案にかゝるコンテナ用
冷凍装置は、ケーブル収納部を区画棚により上下
に区画して、この上下収納部の前面にそれぞれ前
壁を設け、この上下収納部に例えば電圧仕様の異
なるような2種類のケーブルを横巻状に収納する
ごとくなし、該各ケーブルを前記各前壁の上部に
形成する出入空間からそれぞれ各ケーブルを前記
上下収納部に出入するごとく構成したから、従来
の縦巻収納構造のように各ケーブルの出入作業時
に、収納ポケツトを揺動させたりする必要がな
く、各ケーブルの出入作業を各収納部の前面側か
ら非常に簡単に、かつ短時間で特別の作業スペー
スも要せず行なうことができる。
しかも前記区画棚をその前端から後端に向かつ
て下側に傾斜させるごとくしたから、上側収納部
の上側前壁と下側収納部の下側前壁との間に、下
側収納部にケーブルを出入れするのに必要充分な
大きな出入空間が確保できてケーブル出入作業が
容易かつ短時間に行えるという利点を得ながら、
しかも上側収納部にケーブルを収納維持するのに
必要充分な収納深さ、すなわち収納空間を確保で
き、ケーブルの脱落を有効に防止できるという実
用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例にかゝるコンテナ用冷凍
装置の正面図、第2図は同要部の拡大正面図、第
3図はその側面図、第4図は従来例を示す図面で
ある。 1……蒸発器、2……冷却室、3……圧縮機、
4……凝縮器、5……機械室、6……電気部品
箱、7……ケーブル収納部、7a……上側収納
部、7b……下側収納部、8……区画棚、9a…
…上側前壁、9b……下側前壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蒸発器1を内装した冷却室2と、圧縮機3及び
    凝縮器4を内装した機械室5とを備え、該機械室
    5に電気部品箱6と電源へのケーブル収納部7を
    設けたコンテナ用冷凍装置において、前記ケーブ
    ル収納部7の上下中間部に前記収納部7を上下に
    区画する区画棚8を設けて、上側収納部7aと下
    側収納部7bとを形成すると共に、前記区画棚8
    の前端と前記下側収納部7bの底壁前端とに、そ
    れぞれ上側前壁9a及び下側前壁9bを設ける一
    方、前記区画棚8を、その前端から後端に向つて
    下側に傾斜させたことを特徴とするコンテナ用冷
    凍装置。
JP6111183U 1983-04-23 1983-04-23 コンテナ用冷凍装置 Granted JPS59167378U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6111183U JPS59167378U (ja) 1983-04-23 1983-04-23 コンテナ用冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6111183U JPS59167378U (ja) 1983-04-23 1983-04-23 コンテナ用冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59167378U JPS59167378U (ja) 1984-11-09
JPS6320939Y2 true JPS6320939Y2 (ja) 1988-06-09

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ID=30191332

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JP6111183U Granted JPS59167378U (ja) 1983-04-23 1983-04-23 コンテナ用冷凍装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2564426Y2 (ja) * 1992-09-05 1998-03-09 三菱重工業株式会社 コンテナ用冷凍ユニットの電源ケーブル収納構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59167378U (ja) 1984-11-09

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