JPH0534177Y2 - - Google Patents

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JPH0534177Y2
JPH0534177Y2 JP14659189U JP14659189U JPH0534177Y2 JP H0534177 Y2 JPH0534177 Y2 JP H0534177Y2 JP 14659189 U JP14659189 U JP 14659189U JP 14659189 U JP14659189 U JP 14659189U JP H0534177 Y2 JPH0534177 Y2 JP H0534177Y2
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socket
wiring
duct body
duct
opening
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JP14659189U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、たとえば工作機械の制御盤におい
て制御用リレーなどの電気機器の取付け及びその
配線を行うための配線用ダクトに関する。
[従来の技術] 従来、この種の配線用ダクトとしては、たとえ
ば第5図で示されている構成のものがある。すな
わちダクト本体52は配線の収容が可能なボツク
ス状に形成され、その前面は開放部53となつて
いる。なお、この開放部53は前板60で開閉さ
れるようになつており、この前板60にはソケツ
ト42が固定されている。またダクト本体52の
一側面(上面あるいは下面)には、複数個の配線
挿通孔54が形成されている。
前記ダクト本体52の内部には複数本の配線が
収容される。これらの配線は前記配線挿通孔54
の一つを通じて外部に引き出され、前記ソケツト
42の所定の端子に接続される。
[考案が解決しようとする課題] 第5図に示されている構成の配線用ダクトにお
いて配線の追加に際しては、前記前板60を開い
てダクト本体52の内部に追加の配線を入れる。
しかし、この前板60を開いたときでも、前記配
線挿通孔54を通じて既に前記ソケツト42の端
子に接続されている配線は、ダクト本体52の前
記開放部53を横切つた状態に位置している。し
たがつて、この既存の配線が追加配線のじやまに
なり、追加の配線をダクト本体52の内部に組み
込むには既存の配線を潜らせる必要がある。この
ため配線の追加作業が非常に困難となる。
また前記ソケツト42は、その両側(第5図の
上下側)において入出力用の端子列を有するが、
両側の端子列におけるそれぞれの一つの端子を中
継線で相互に接続する場合、この中継線はダクト
本体の長手方向に沿つて一方の端部を迂回させて
取り回される。このため中継線が長くなり、かつ
接続端子を変更する度に異なる長さの中継線が必
要となる。
本考案の技術課題は、配線の追加作業を容易に
行え、かつソケツト両側の端子相互を最短の中継
線で接続できる配線用ダクトを提供することであ
る。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために本考案の配線用ダク
トは次のように構成されている。
すなわちダクト本体は、前面に回路構成部品の
接続が可能で、かつその両側に入出力用の端子列
を有するソケツトの支持、及びこのソケツトの端
子列に接続される配線の収容が可能なボツクス状
に形成されている。
そして前記ダクト本体の前面に形成された開放
部と、この開放部の開閉可能にダクト本体に対し
てヒンジによつて取付けられ、かつ前記ソケツト
が挿着されるソケツト取付台と、このソケツト取
付台に対し前記ソケツトの両端子列の側で、それ
ぞれダクト本体の内部に通じるように形成された
配線挿通用の開口とを備えている。
[作用] 前記構成によれば、ダクト本体内の配線はソケ
ツト取付台の前記開口を通つて前記ソケツトの端
子列に接続される。また配線の追加などの目的で
ダクト本体の開放部を塞いでいる前記ソケツト取
付台を開いたとき、前記ソケツトの端子列に既に
接続されている配線は、ダクト本体側には何ら拘
束されていない。したがつてダクト本体の内部に
その開放部から追加の配線を容易に組み込むこと
ができる。
また前記ソケツトの両側の端子列におけるそれ
ぞれの一つの端子を中継線で相互に接続する場
合、この中継線はソケツト取付台の両側の開口を
挿通させることで最短距離で接続できる。
[実施例] 次に本考案の一実施例を第1図〜第4図によつ
て説明する。なお以下の実施例は、工作機械など
の電気制御盤に本考案の配線用ダクトを使用した
ものである。
第1図に配線用ダクトの断面図が示され、第2
図に第1図の−線断面図が示されている。ま
ず第1図から明らかなように、制御盤の中板10
にはダクト本体12がボルトによつて固定されて
いる。このダクト本体12は、第2図から明らか
なように制御盤の配線方向(第2図の左右方向)
へ長く形成されている。またダクト本体12の前
面は開放部13になつているとともに、その内部
は隔壁14により上部及び下部の配線収納部1
6,18に区画されている。これらの配線収納部
16,18は、例えばその一方に直流用リレー配
線を収納し、他方に交流用リレー配線を収納する
ことで使い分けられる。
前記ダクト本体12の前面開放部13にはソケ
ツト取付台26が、この開放部13の開閉可能に
取付けられている。すなわちソケツト取付台26
は、ダクト本体12に対し第2図の左右方向に関
する複数箇所においてヒンジ部材28で固定され
ている。これらのヒンジ部材28は、第1図の上
下両側においてそれぞれ取付けられており、しか
も各ヒンジ部材28はダクト本体12及びソケツ
ト取付台28に対して着脱可能となつている。
したがつて第2図の上下両側のヒンジ部材28
のいずれか一方を取外すことにより、他方のヒン
ジ部材を回動支点として、ソケツト取付台26を
回動させることができる。これよりダクト本体1
2の開放部13を開閉することができる。
前記ソケツト取付台26の前面には、第1図で
示されているように金属製の支持レール40がビ
スなどによつて固定される。この支持レール40
は、ダクト本体12の長手方向(第2図の左右方
向)に沿つて長く形成されている。そしてこの支
持レール40には、その長手方向に沿つて複数個
のソケツト42が装着される。これらのソケツト
42には周知のようにリレー46などの回路構成
部品が接続され、しかもその両側(第1図の上下
両側)には入出力用の端子列44を備えている。
さて前記ソケツト取付台46において第1図の
上下両側、すなわち前記ソケツト42の両端子列
44側にはそれぞれソケツト取付台46の内外に
通じる配線挿通用の開口30が形成されている。
またこれらの開口30は第2図から明らかなよう
に、ダクト本体12の長手方向に沿つて一定の間
隔で形成されている。
ソケツト取付台26の内部には、ダクト本体1
2の内部とソケツト取付台26の内部とを区画す
る第一セパレータ32が組込まれている。この第
一セパレータ32は、これを単独で表した第3図
から明らかなように、ダクト本体12の長手方向
に沿つて延びる平板状に形成されている。この第
一セパレータ32の両側(第3図の上下両側)に
は、複数個の突片33が一定の間隔で形成されて
いる。これらの各突片33は、第1図及び第2図
で示されているようにソケツト取付台26の各開
口30に係合され、ソケツト取付台26に対する
第一セパレータ32の位置決め機能を果たす。
第3図から明らかなように前記第一セパレータ
32は、ダクト本体12の各配線収納部16,1
8と対応する箇所で、かつ第一セパレータ32の
長手方向に沿つて複数個の配線用挿通口34が形
成されている。さらに第一セパレータ32には、
第二セパレータ38のための取付孔36が形成さ
れている。これらの取付孔36に第1図で示され
ているプレート形状の第二セパレータ38を取付
けることにより、ソケツト取付台26の内部はそ
の長手方向に沿つて複数個の空間に区画される。
この第二セパレータ38で区画された各空間に
は、ソケツト取付台26の前記開口30及び第一
セパレータ32の挿通口34がそれぞれ位置して
いる。
また前記ダクト本体12における第1図の上下
の箇所には、保護壁20,22がそれぞれ一体に
形成されている。これらの保護壁20,22は前
記ソケツト42の両端子列44とほぼ対応する位
置まで張出しており、かつダクト本体12の長手
方向に沿つて延びている。
前記構成の配線用ダクトにおいて、ダクト本体
12の両配線収納部16,18には、すでに説明
したように直流用及び交流用の配線がそれぞれ個
別に分けられて収納される。そして、このように
各配線収納部16,18に収納されている配線
は、第1図のC1で示されているように前記第一
セパレータ32の挿通口34を通つてソケツト取
付台26の内部に導かれ、そこからソケツト取付
台26の開口30を通つて外部に引出される。こ
の外部に引出された配線C1の端部は、前記ソケ
ツト42の端子列44のうちの所定の端子に接続
される。なお、このように接続される配線C1
は、ダクト本体12の長手方向に沿つた複数箇所
において存在し、それら複数箇所の配線C1は前
記第二セパレータ38によつて個々に区分され
る。
前記ソケツト42の上下の端子列44における
それぞれの一つの端子を互いに中継線で接続する
場合には、第1図のC2で示されているようにソ
ケツト取付台26の上下両側の開口30を利用
し、このソケツト取付台26の内部を通じて最短
距離で接続される。
ダクト本体12の配線収納部16,18のいず
れか一方に新たな配線を追加する場合には、第1
図の上下両側に位置するヒンジ部材28のいずれ
かを取外してソケツト取付台26を開く方向へ回
動させる。例えば図面下部の配線収納部18に新
たな配線を追加する場合には、下側のヒンジ部材
28を取外してソケツト取付台26を第4図で示
されているように回動させる。これによつてダク
ト本体12の前面開放部13が開放される。
このとき配線収納部18からソケツト42の端
子に接続されている前記配線C1は、ダクト本体
12側に対しては何ら拘束されていない。したが
つて追加の配線は、ダクト本体12の開放部13
から配線収納部18へ容易に組込まれる。
一方、ダクト本体12の前記両保護壁20,2
2は、前記ソケツト42の端子列44及びソケツ
ト42に接続されたリレー46を保護する機能を
果す。そして図面下部の保護壁22については、
ソケツト42の端子列44に配線を接続する作業
に際して誤つて落としたビスなどの金属部品を受
止める。したがつて、これらの部品がダクト本体
12の下方に位置するサーボなどの種々の機器類
に落込んで電気的な障害を引起すことが防止され
る。
また図面上部の保護壁20については、その前
端面20aにリレーの種類・名称が表示されたラ
ベルを貼付することができる。この貼付されたラ
ベルによりその箇所に使用されているリレーの名
称などを容易に認識できる。
なお前記ダクト本体12内に収納される配線に
直流及び交流の区分がない場合には、上部の配線
収納部16にはソケツト42の上部の端子列44
に接続される配線を収納し、下部の配線収納部1
8にはソケツト42の下部の端子列44に接続さ
れる配線を収納すればよい。また第一セパレータ
32及び第二セパレータ38は必要に応じて使用
すればよく、特に第二セパレータ38については
第一セパレータ32の各取付孔36のうち必要な
箇所にのみ取付けて使用することができる。
[考案の効果] このように本考案は、配線の追加などの目的で
ダクト本体の開放部を塞いでいる前記ソケツト取
付台を開くことで、その開放部からダクト本体の
内部に追加の配線を容易に組み込むことができ
る。また前記ソケツト両側の端子列におけるそれ
ぞれの一つの端子を中継線で相互に接続する場
合、この中継線はソケツト取付台の両側の開口を
挿通させることで最短距離で接続できる。これら
のことから配線の追加作業が容易てなり、かつソ
ケツト両側の端子相互を接続する中継線が最短寸
法で済むといつた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例を示し、第
1図は配線用ダクトの断面図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は第一セパレータの平面
図、第4図は配線を追加する際の状態を第1図と
の対応によつて表した断面図である。第5図は従
来の配線用ダクトの一例を第1図との対応によつ
て表した断面図である。 12……ダクト本体、13……開放部、26…
…ソケツト取付台、28……ヒンジ部材、30…
…開口、42……ソケツト、44……端子列。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面に回路構成部品の接続が可能で、かつその
    両側に入出力用の端子列を有するソケツトの支
    持、及びこのソケツトの端子列に接続される配線
    の収容が可能なボツクス形状のダクト本体を有す
    る構成において、 前記ダクト本体の前面に形成された開放部と、 この開放部の開閉可能にダクト本体に対してヒ
    ンジによつて取付けられ、かつ前記ソケツトが挿
    着されるソケツト取付台と、 このソケツト取付台に対し前記ソケツトの両端
    子列の側で、それぞれダクト本体の内部に通じる
    ように形成された配線挿通用の開口とを備えた配
    線用ダクト。
JP14659189U 1989-12-20 1989-12-20 Expired - Lifetime JPH0534177Y2 (ja)

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JP14659189U JPH0534177Y2 (ja) 1989-12-20 1989-12-20

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JPH0384573U JPH0384573U (ja) 1991-08-27
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JP2011066160A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Ellenberger & Poensgen Gmbh レール部開閉式ダクトレス配線装置
JP5463430B2 (ja) * 2013-06-10 2014-04-09 エレンベルガー ウント ペンスケン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング レール部開閉式ダクトレス配線装置

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JPH0384573U (ja) 1991-08-27

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