JP2002372362A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JP2002372362A
JP2002372362A JP2001183678A JP2001183678A JP2002372362A JP 2002372362 A JP2002372362 A JP 2002372362A JP 2001183678 A JP2001183678 A JP 2001183678A JP 2001183678 A JP2001183678 A JP 2001183678A JP 2002372362 A JP2002372362 A JP 2002372362A
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JP2001183678A
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Inventor
Koichi Murakami
公一 村上
Masaru Hirozawa
優 広沢
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械室の前面パネルを天板との間に隙間を設
けることなく装着する。 【解決手段】 機械室15の天板32は機械室15の前
面15Aよりも手前に突出し、その突出端に垂下部34
が曲げ形成され、その裏側に取付用空間35が確保され
ている。前面パネル22は背面の開口された浅い箱形に
形成され、その上面22Aの後縁に、内側に向けて被掛
止部37が直角曲げされている一方、機械室15の出入
口16の上縁に掛止部38が形成されている。前面パネ
ル22を装着する場合は、その上縁を垂下部34と掛止
部38との間を通して取付用空間35に差し込み、その
のち前面パネル22を少し下げつつ被掛止部37を掛止
部38に引っ掛けるとともに、下縁をネジ41で止め
る。前面パネル22は、上面22Aが垂下部34の下端
よりも寸法tだけ上方に位置して取り付けられ、天板3
2との間の隙間(取付用空間35)の前方が、垂下部3
4で完全に塞がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷却貯蔵庫に関し、
特に機械室における前面パネルの装着部分の構造の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、いわゆるテーブル型冷蔵庫して、
貯蔵物が収容される背の低い横長の貯蔵庫本体を備え、
この貯蔵庫本体の側方に、冷凍装置等が収容された機械
室を設けたものが知られている。この機械室の前面の開
口には通常、凝縮器を冷却すべく冷気を吸引し、また冷
却後の排熱を排出するための吸排気口等の形成された前
面パネルが装着されている。この前面パネルは、例えば
背面の開口された浅い箱形に形成され、機械室の天板を
少し前方に出しておいてその下方に装着されるが、メン
テナンス時等において簡単に着脱ができるように、例え
ば機械室の前面の上部にフックを設け、前面パネルの上
縁をフックに掛止する一方、下縁側を嵌め込み、あるい
はねじ止めして取り付けるようになっている。なお、こ
の種の前面パネルの装着構造は、特開平7−22507
6号公報等に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記構造で
は、前面パネルの上縁をフックに着脱するために、天板
の前縁の突出部の下方に取付用の空間を設ける必要があ
り、言い換えると、図7に示すように、前面パネル1が
装着された後では、その上面と天板2の突出部2Aとの
間に隙間sが残る構造であった。そのため、正面から見
た場合の見栄えが悪く、また隙間sを通して機械室3内
に水や埃が侵入しやすいという問題があった。
【0004】また、図8(A)に示すように、前面パネ
ル4を揺動開閉式にしたものも後から提案されたが、こ
の揺動開閉式のものでも、同じく着脱が簡単にできるよ
うに、同図(B)に示すように、ヒンジ部5を上方から
抜き差しする形式を採用しており、そうすると前面パネ
ル4を閉じた場合において、上記の図7に示すように、
前面パネル4と、天板2の突出部2Aとの間に同様に隙
間sができることになり、上記と同じ問題を孕んでい
た。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたも
のであって、その目的は、機械室の前面パネルを天板と
の間に隙間を設けることなく装着できるようにするとこ
ろにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、貯蔵物が収容され
る本体に隣接して冷凍装置等が収容された機械室が設け
られ、この機械室の前面の開口に、空気の吸排気口等が
形成された前面パネルが装着された冷却貯蔵庫におい
て、前記機械室の天板の前縁が機械室の前面よりも突出
してその突出端に垂下部が屈曲形成されるとともに、前
記機械室の前面には、前記天板との間に取付用空間を隔
てて前記前面パネルの上縁を掛止可能な掛止部が設けら
れている構成としたところに特徴を有する。請求項2の
発明は、請求項1に記載のものにおいて、掛止された前
記前面パネルの上縁が、前記垂下部の下縁よりも高位置
に位置する設定となっているところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>前面パネル
は、その上縁が掛止部と垂下部との間を通って取付用空
間に入れられ、そののち下げられつつ掛止部に掛止され
て取り付けられる。取付用空間の前方が垂下部で覆われ
ているから、見栄えもよく、また水や埃等が機械室に侵
入することも防がれる。しかも垂下部の裏側には取付用
空間が確保されているから、前面パネルの着脱も容易に
行える。 <請求項2の発明>前面パネルの上縁と天板との隙間の
前方が完全に塞がれる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。この実施形態では、ビ
ール瓶Bを収容して冷蔵することに用いる冷蔵ショーケ
ースに適用した場合を例示している。図1及び図2にお
いて、符号10はショーケースの本体であって、前面に
開口した横長の断熱箱体により形成されて内部が冷蔵室
11となっており、前面開口に引き違い式のガラス戸1
2が嵌められているとともに、底面の四隅に設けられた
脚13によって支持されている。
【0008】本体10の正面から見た左側には、機械室
15が連設されている。この機械室15は、本体10側
から延出されたものを含めてパネルを組み付けることに
より、前面15Aに出入口16(図5参照)を設けた箱
形に形成されている。機械室15内には、図3に示すよ
うに、本体10の左側面の上部から張り出すようにして
冷却室18が形成され、冷却室18内には冷却器19と
庫内ファン20とが装備されている。一方、機械室15
内の主に下部側には、凝縮器、圧縮機等からなる冷凍ユ
ニット(図示せず)が収容され、上記した冷却器19と
の間で冷媒配管が循環接続されて周知の冷凍サイクルが
構成されている。なお、機械室15の出入口16には、
詳しくは後記する前面パネル22が装着され、前面パネ
ル22の下部側に吸気口23が、上部の左側に排気口2
4がそれぞれ形成されている。
【0009】冷蔵室11内のほぼ中央高さ位置には、図
3及び図4に示すように棚網26が張られ、冷蔵室11
内がこの棚網26を挟んで上下2室27A,27Bに分
けられており、上下各室27A,27Bには、それぞれ
ビール瓶Bが高さ方向に丁度嵌まりつつ並んで収容でき
るようになっている。上室27Aにおける左側面には、
その上部で奥行き方向の中央部に吹出口29が開口さ
れ、この吹出口29の外方(冷却室18内)に上記した
庫内ファン20が臨んでいる。一方、下室27Bの左側
面には、その上部位置に全幅にわたって吸込口30が形
成され、この吸込口30は冷却器19の吸込側に対応し
ている。
【0010】したがって、冷凍ユニット並びに庫内ファ
ン20が駆動されると、冷却器19の近傍で生成された
冷気が、図3の矢線で示すように吹出口29から上室2
7A内に吹き出され、上室27A内の各ビール瓶Bの細
い首部の間を通って右方に流通し、右端に至ると下室2
7B側に回り込んで、同じように下室27B内の各ビー
ル瓶Bの首部の間を通って左方に流通し、吸込口30か
ら冷却器19側に戻されるといった循環流が生じる。そ
れとともに、上室27Aを右方に流れる冷気の一部が、
ビール瓶Bの間を通って棚網26から下室27B側に向
かうとともに、下室27Bを左方に流れる冷気の一部が
ビール瓶Bを間を通って沈むという現象を呈する。
【0011】以上の冷気の循環流を得ることにより、例
え上下両室27A,27Bにビール瓶Bが満杯となって
収容されたとしても、上下位置さらには左右位置のビー
ル瓶Bによらず、ほぼ均一の冷却温度で冷蔵することが
可能となる。またこの間、凝縮器(図示せず)に付設さ
れた凝縮器ファンが駆動されることで、前面パネル22
の吸気口23から機械室15内に外気が吸引されて凝縮
器等が冷却され、冷却に供された後の排熱は、機械室1
5の左側面の排気口25(図2)、さらには前面パネル
22の排気口24から外部に排出されるようになってい
る。
【0012】次に、機械室15の出入口16に前面パネ
ル22を装着する部分の構造について説明する。機械室
15の天板32は、本体10の天板から左方に延出して
形成されていて、図5及び図6に示すように、機械室1
5の前面15Aよりも所定寸法手前に突出している。そ
して、この突出端が角に丸みを付けつつ下方に向けて曲
げ加工され、垂下部34が形成されている。垂下部34
の下端は、機械室15の出入口16の上縁の少し上方に
まで達している。これにより、垂下部34の裏側に取付
用空間35が設けられている。なお、垂下部34の下端
は裏側に二重に折り曲げられている。
【0013】前面パネル22は、機械室15の出入口1
6の全域を覆える大きさで、背面の開口された浅い箱形
に形成されている。前面パネル22の上面22Aの後縁
には、内側に向けて被掛止部37が直角曲げされて形成
されている。一方、機械室15の出入口16の上縁から
は、手前側の斜め上方に向けて突出した掛止部38がほ
ぼ全幅にわたって形成されている。また、前面パネル2
2の下面22Bの後縁からは、外側に向けて取付板40
が直角曲げされて形成されており、その取付板40の中
央部には、ネジ41の挿通孔42が開口されている。一
方、機械室15の出入口16の下縁の対応位置には、上
記したネジ41が螺合可能なネジ孔43が形成されてい
る。
【0014】前面パネル22を取り付ける場合は、以下
のようにして行う。まず、図5に示すように、前面パネ
ル22を斜め姿勢にして、同図の矢線Xに示すように、
その上縁を垂下部34と掛止部38との間を通して取付
用空間35に差し込み、続いて、矢線Yに示すように、
前面パネル22を少し下げつつ被掛止部37を掛止部3
8に引っ掛ける。そののち、前面パネル22を垂直姿勢
にしつつ機械室15の前面に当てると、取付板40の挿
通孔42がネジ孔43と整合する。そして、挿通孔42
にネジ41を通してネジ孔43にねじ込むことで、図6
に示すように、前面パネル22が機械室15の出入口1
6を塞いで取り付けられる。特にこの実施形態では、取
り付けられた前面パネル22の上面22Aが、垂下部3
4の下端の位置より寸法tだけ上方に位置する設定とな
っている。なお、メンテナンス等において前面パネル2
2を外す場合は、上記とほぼ逆の手順を踏み、まずネジ
41を外したのち、前面パネル22を取付用空間35内
に向けて上げつつ被掛止部37を掛止部38から抜き、
続いて掛止部38と垂下部34の間を通しつつ斜め下方
に引くことで外すことができる。
【0015】このように本実施形態では、天板32の下
面に取付用空間35を設けてここに前面パネル22の上
面22Aを抜き差ししつつ、掛止部38に引っ掛けるよ
うにしたから、前面パネル22の着脱が容易に行える。
そして、前面パネル22が取り付けられた場合には、前
面パネル22の上面22Aと天板32との間の隙間(取
付用空間35)の前方が、垂下部34で塞がれた状態と
なるから、正面から見た場合の見栄えが良くなる。ま
た、機械室15内に水や埃等が進入することが防止さ
れ、漏電を起こしたり、排熱の排出路を塞ぐといったこ
とも回避される。さらに、前面パネル22の上面22A
に埃が溜まることも避けられる。
【0016】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)前面パネルの着脱をより簡略化するために、前面
パネルの下端側は弾性的な嵌め込み式としてもよい。 (2)本発明は、上記実施形態に例示した冷蔵ビールシ
ョーケースに限らず、テーブル型冷蔵庫等、本体に隣接
して機械室を備えた冷却貯蔵庫全般に広く適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る冷蔵ショーケース
の正面図
【図2】 その側面図
【図3】 冷蔵室内部を示す正面図
【図4】 冷気の吹出口と吸込口の配設箇所を示す部分
斜視図
【図5】 前面パネルの取付動作を示す一部切欠側面図
【図6】 前面パネルの取付状態における一部切欠側面
【図7】 従来例の斜視図
【図8】 他の従来例の斜視図
【符号の説明】
10…本体 15…機械室 15A…(機械室15の)
前面 16…出入口(開口) 22…前面パネル 22
A…(前面パネル22の)上面 23…吸気口24…排
気口 32…天板 34…垂下部 35…取付用空間
37…被掛止部 38…掛止部 41…ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵物が収容される本体に隣接して冷凍
    装置等が収容された機械室が設けられ、この機械室の前
    面の開口に、空気の吸排気口等が形成された前面パネル
    が装着された冷却貯蔵庫において、 前記機械室の天板の前縁が機械室の前面よりも突出して
    その突出端に垂下部が屈曲形成されるとともに、前記機
    械室の前面には、前記天板との間に取付用空間を隔てて
    前記前面パネルの上縁を掛止可能な掛止部が設けられて
    いることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 掛止された前記前面パネルの上縁が、前
    記垂下部の下縁よりも高位置に位置する設定となってい
    ることを特徴とする請求項1記載の冷却貯蔵庫。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030073961A (ko) * 2002-03-14 2003-09-19 삼성전자주식회사 화장품 저장고
JP2009192115A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Hoshizaki Electric Co Ltd 機器の操作パネル取付構造
JP2011137572A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Hoshizaki Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2017203568A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 ホシザキ株式会社 冷却貯蔵庫

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Effective date: 20070511